ふりかえり(修学旅行)

(女子3)
 肉ばっかり食べていた。ファームステイではずっと食べていた。おいしかったけど、そろそろ胃が苦しいよ。ネイビスさん。
・・・アレックのことで頭がいっぱいなので、吐き出してしまおうと思います。
 向こうの学校にバスが到着し、わくわくしつつ降りて周りを見わたす。かっこいい子とかわいい子がたくさんいて、悶えました。心拍がおかしい。体育館に案内され、向こうの生徒と対面。
 その瞬間、トキメキ☆★ かっこよすぎる少年がいた!!すぐさま名札で名前を確認。
 それがアレックでした。へへへ。偶然にもアレックと同じグループになり、浮かれる私の心。MさんとNさんに「大丈夫?アレックのこと見すぎやで……」と心配される始末。だってかっこいいんだもの。書道を教える時間があり、アレックの指導はもちろん私が♥アレックは2年程日本語を学んでいるらしく、カタカナや簡単な漢字を自分で書いてくれました。上手な字なのだが、書き順がバラバラ!!大を”ノ人大”と書くんです。ちゃんとした下記順を教えましたが、覚えてくれたかな?
 書道も終わり、アレックと二人で話すチャンス到来。待ってました!!気になることがあって、どうしても聞きたかった。
「Do you have a girl friend?」
 聞いたったーーーーーぁぁぁ!!!
 アレックの返答は、、、「me?……Yes(照れながら)」
 かっっっこいい・・・♥♥♥ ガールフレンドいるということまでが素敵。
 このとき私は決めました。国際結婚しようと。
 人生の目標が出来てよかったです。
 帰り際、アレックは眼が合うと笑いかけてくれました私はもうそれだけで幸せです。オーストラリアに来てよかった!!!
 アレックの話はこんな感じで。

 修学旅行というものにたいし、そんなに大きな行事だとは思っていなかった。だが行ってみたらどうだろう。眼に映るすべてが新鮮で、看板の自己主張がはげしい日本とは大違い。
 テレビや写真でしか見たことの無かった木が、目の前にある。草木にもこんなにも感動できるとは思わなかった。
 家族や友達と行く旅行は確かに楽しい。だが、100名を超える団体、しかも高校生ばかりで行くこの旅行は、一生に一度しか味わえない楽しさである。本当に、ここまで楽しいとは思っていなかったため、帰って来て数日たった今も心が満たされている。
私はなんて素敵な体験をしたんだろう。芦間に来てよかった。
そんな思いで胸がいっぱいだ。
たった3泊5日だったが、一生の思い出になった。


(女子2)
 初日、飛行機に乗って、空港に着いたばかりの時は「早く日本に帰りたい。帰って日本食が食べたい…」と思っていました。ファームの人に会うときも、名前がよばれていく度に「どうしようどうしよう私班長だよ英語喋れないよ…!」とパニックを起こしてました。でも、私達の名前が呼ばれて、リンママと会った時に、すごく優しい笑顔で接してくれたことで何割かのパニックは抑まり(原文ママ)ました!車に乗って、私は助手席だったので一番話しかけられやすい位置だったので電子辞書片手に必死に対応してました。今思い返すと、かなりマヌケな図です。(笑)ファーム(私のところはコテージ)に着くまでの会話で、リンママが日本語を喋ってくれた時はものすごく安心しました。英語で言った後に、日本語で何と言うのと聞いてくれたりしたので、車中でシーンとなることはなかったので気まずくならなくて良かったです。家についても、私達が日本語でぽそっとつぶやいたことをわかってくれたりと、とても運の良いところへお邪魔させていただいたなぁと思いました。日本語が少しわかってもらえる、ってことがあっただけで、普段私は英語が大嫌いで、出来れば関わりたくない。という私が、電子辞書片手で、文法メチャクチャで単語単語で話す形でも、喋りかけてみようかなって思いにさせてくれたと思います
(後略)


(女子1)
 家に帰る途中でおじいさんに足がぶつかってしまい、誤って「sorry」って言いそうになった。たった5日間(?)で、けっこうオーストラリアなかんじになるもんやなぁーって思った。
日本に帰ってきて次の日クラブやって、外に出たら、やたら空が狭く感じて、色も青くなくてびっくりした。オーストラリアの恋しい恋しいお話をして、帰って写真を見たら、もっ回行きたくなった。特にファームはめっちゃよかった。お母さんもお父さんもおじいちゃんもみんな優しくて、仲良しで、お家も理想そのものやった。「あこがれの家です」って言いたかったけど、わからんくて言えんかった。家の中にビリヤードがあってあそんだり、朝はジェシー(犬)の散歩行ったり、とにかくゆったりしてて、めっちゃよかった。あたしはオーストラリアに移住することがほんのり夢になった。でも、もう楽しいことがおわってしまって、おべんきょうの季節らしい。まぁ… まぁ。
(後略)


4期生
4期生