707  ブリーズ生の職場にご挨拶に行きました  2011年06月30日(木)
 今日は朝から、共生推進教室(ブリーズ)2年生が職場実習をしている会社へ、ご挨拶に伺ってきました。昨年とは違う業種ですので、仕事を覚えられるか、製造ラインで他の人の足を引っ張らないかなどいくつか心配があったのですが、それぞれの場所で「まじめによく働いています」とお褒めの言葉をいただいてちょっと安心しました。今日それぞれの会社を訪問して、働いている彼らを見てきましたが、やや緊張しているものの、「昨年より少し大人になったかな」という印象を受けました。「どんな点が大人になった?」といわれると答えようがないのですが、知らない人から見ると、実習生ではなく正社員と見てもらえるような落ち着きがあったように思いました。体調に気をつけて、これまでと変わりなくまじめに、7月8日の終了日まで続けてほしいとおもいます。帰ってから、また実習の様子をまとめて報告してほしいと思います。
 実習中のブリーズ2年生以外は、今日から期末テストが始まりました。なかなかテスト勉強に気が乗らず、学校から帰るとすぐ寝てしまって、夜遅くなって始めるとか、朝早く起きて始めるなどという人は多いと思いますが、不規則な時間帯での勉強はほとんど身につきません。食事と同じで、規則正しい時間で決まった時間勉強するという形が最も効率がいいのだろうと思います。普段から家で勉強しているかしていないのかの差が、期末テストの結果で見えてくると思います。


706  明日からテスト。ブリーズ2年生は職場実習へ  2011年06月29日(水)
 明日から期末考査が始まります。生徒は午前中で授業が終わりました。今日は部活動もなく、グランドは暑い日差しの中で静かに光っています。テストをつくっておられる先生もありますが、今日は採点もないし、ちょっと一息ついておられる先生もおられます。生徒、特に3年生はとにかく家庭での学習をしっかりしてほしいと思います。学校で座って授業を聞いているだけで、大学進学の実力はつきません。どれだけ、自分で学習するかが学力アップのかぎになります。その点で、1学期末テストの勉強はそのよい機会です。テストが終わっても、「終わったーーーーー」と開放的にならないで、テスト勉強の続きで大学入試のための受験勉強に突入するのが一番いいだろうと思います。
共生推進教室(ブリーズ)の2年生は、月曜日から職場実習に行っています。受け入れていただいた会社の就労シフトがあるので、実習開始が火曜日の生徒や、水曜日がお休みで実習がなく学校へ登校する生徒など、少しずつ個人によって違いますが、7月8日まで2週間にわたって実習をしています。昨年はデイケアセンターと製造業にそれぞれ実習に行きました。昨年、製造業で実習した生徒は今年は販売などの業種に、昨年デイケアセンターに行った生徒は製造業にと、職種を変えて実習をすることにしています。明日、それぞれの会社に受け入れていただいたお礼を兼ねて、見学に行かせていただこうと思っています。


705  暑い!!梅雨明け?  2011年06月28日(火)
 沖縄と南九州以外まだ気象庁からの発表はありませんが、梅雨はもう明けたのではないでしょうか。近畿の平年の梅雨明けは7月19日ですから2週間以上早いです。天気図を見ても梅雨前線の南側の高気圧は全く動きません。節電が必要といわれる夏に、早い猛暑がやってきて、このまま暑い7月、8月に突入するのでしょう。例年は9月上旬まで暑いし、昨年は10月になってもエアコンが必要な日がありましたから、これから4ヶ月くそ暑い日に悩まされることになりそうです。これでクマゼミが鳴き出したら、より一層「暑っつぅー」と感じます。節電で風鈴が売れているようですが、風鈴の涼しい音でもクマゼミの声には負けます。セミは数で勝っています。せめてミンミンゼミかヒグラシが鳴いてくれたらちょっとはマシなのですが・・・・・・。地球温暖化といわれますが、春と秋の気候のよい過ごしやすい季節が短くなって、冬と夏が長くなる傾向にあるような気がします。温暖化が進んで、縄文海進の時のようになったら、大阪平野はほとんど水の底です。
 早い猛暑ですが、普通教室はエアコンがあるので、暑くても大丈夫です。ところがほとんどの特別教室にはエアコンがないので暑い!明後日からは期末テストが始まるので、特別教室での授業はありませんが、テスト明けの7月8日からの授業が暑くて心配です。熱中症は炎天下のグランドだけでなく、風の通らない暑い室内で起こることも多いのです。最近は冷たいおしぼりが瞬間にできるグッズも販売されているので、休み時間などに身体を冷やしながら、たくさん水分をとって、熱中症を防ぐ工夫が必要です。
私の机の前には扇風機が立っています。ところが私は扇風機が嫌いで、ほとんどつけません。風で書類は飛ぶし、風に当りすぎると部分的に身体が冷えて風邪をひきそうになります。しかも、止めると汗が急にドッと出てくる。だから、やや温度を高めにしてエアコンをつけています。節電といっても、大阪は世界で一番夏の暑い都市の一つなのですから、仕方がないでしょう。



704  寝屋川市公立高校説明会  2011年06月27日(月)
 先週の金曜日寝屋川市の公立高校説明会に出席しました。毎年この時期に寝屋川市民会館で行われる説明会で、多数の保護者の方が来られます。今年は昨年よりもかなり多くの方が来場されていたようで、650部のパンフレットが全部なくなりました。開館前の自転車の数もかなり多くて、今年は盛況だと感じました。今年から私学無償化に伴って、高校受検の様相が変わり、保護者の方の関心も非常に高いのかもしれません。
 芦間の説明は2時30分ごろから20分間でした。説明会ではパワーポイントを使って網羅的に話をされる学校が多いので、私は最近はパワーポイントを使わず、ポイントを絞って説明するようにしています。その方が逆に目立つような気がします。金曜日も、「総合学科とはどのような学科なのか」「芦間高校が生徒を育てるのに大事にしていること」の2点に絞って話をしました。
 総合学科は英語科(国際教養科)、理数科、看護科、芸術科などの専門学科の集合体だと考えるのが一番わかりやすいかもしれません。専門学科に入学すると、入学後に自分の志向が変わっても変更することが難しいのですが、総合学科は2年生からの選択になるので、時間をかけて自分の志向を考えることができます。だから、まだ将来の進路がはっきり決まっていない人には最適の学科だろうと思います。また、専門学科と違って、一つのことを深く探求するのではなく、たくさんのおもしろそうな科目が用意されているので、興味や関心を広げるのにも向いていると思います。たくさんの面白そうなことから、自分が何に向いているのか、何をしたいのかを考え、それを自分のことばで発信することを芦間高校は大切にしています。


703  学習塾対象説明会  2011年06月24日(金)
 今日は学習塾対象の説明会を開催しました。約20人の方にお集まりいただき、芦間の学習内容の説明など、約1時間にわたって担当者からお話をさせていただきました。今年は、授業料無償化にともなって入試の地図が大きく変わった年でした。幸いにも本校は前期入試であったので約1.6倍の志願者がありました。しかし、来年度に向けて「芦間」を様々なことで紹介することは必要です。特に強調したのは、芦間は生徒に対しての面倒見がいいことです。目標をもち、目標に向かって努力している生徒に対しては、個別にも様々に対応し、きめ細かい指導を続けてきたことについて今年四年制大学に合格した3人の生徒のことを例にして話しました。進学指導というのは講習の時間や割り振り、指導の資料、指定校推薦のルールなど、システムとして機能していることが必要であるのは言うまでもありませんが、もうひとつ先生の「熱意」も重要です。目には見えないものですが、その熱意は生徒に伝わります。それを受け止めてくれた生徒は大きく成長してくれることがあります。その成長を見るのが嬉しいので、どの先生も一生懸命になって、生徒を指導してくれているのだろうと思います。
 今日は学校説明会デーで、これから寝屋川市の学校説明会に行きます。そこでも、芦間のカリキュラムの説明の他に「先生方が一生懸命生徒を指導してくれています」ということを話してこようと思います。


702  津波高潮ステーション  2011年06月22日(水)
 私は今年、校長会の健康安全委員会に参加していて、生徒の健康と安全についての情報を得る機会が多くなっています。7月の委員会は阿波座にある大阪府立の「津波高潮ステーション」の見学をすることになりました。3月の東日本大震災で広範囲にわたって津波に襲われ、今もまだ復旧途上にある地域が東北地方に広がっています。また、津波による原発事故で、避難しなければならない地域も広がっています。そのような状態の中で、大阪が地震や津波に襲われたらどうすればいいのか、学校としてどのように対処するべきかを考える機会として、津波高潮ステーションの見学に行くことになりました。
 南海・東南海地震は東海から四国沖のプレート境界で起こる地震ですが、これまでほぼ100年に1回発生してきました。しかも、多くの場合ふたつの地震は連動して起こることが多く、1854年の安政地震は32時間の時間差で南海地震と東南海地震が起こっています。次の1946年の昭和南海地震はその2年前の1944年に東南海地震が起きています。安政地震では大阪は大きな津波に襲われ、安治川や木津川などの大阪の河川に逆流が起こり、大きな船が破壊され、それによって沿岸の町々にも大きな被害がありました。大正橋の東端詰めに安政大津波の被害を記した碑が建っています。100年ごとと考えると、次は2030年〜40年ごろ、あと20~30年後に南海・東南海地震が発生するという可能性が高くなります。
 府立学校でも津波が起こると避けきれない学校はたくさんあります。芦間高校も淀川の逆流を毛馬の大堰で抑えきれなければ、水に浸かる可能性がありますし、もともとの地盤は弱いので液状化による被害も考えられます。どうすれば生徒を守ることができるのかのヒントを津波高潮ステーションで得たいと思います。


701  落語家と行く大阪リバークルーズ  2011年06月21日(火)
 先日の日曜日、PTAの文化行事で大阪の川めぐりに行ってきました。落語家と行くリバークルーズという催しで、湊町船着場をスタートして大阪城近くまでの往復コースを、桂きん太郎さんの楽しい解説で巡ってきました。湊町から西道頓堀をとおり、木津川、堂島川、大川、土佐堀川、再び木津川、西道頓堀のコースで約90分間の楽しい一時でした。残念ながら工事のため東横堀とグリコの看板が見える東道頓堀は通ることができませんでしたが、川からみる大阪は普段見慣れたところでもいつもとは少し違う景色でした。川岸からみることはあるのですが、道頓堀の閘門も初めて通ることができました。淀屋橋や大江橋などもよく渡る橋ですが、川からみると橋と水面の間が非常に狭く、船が通行するのにはぎりぎりの高さで、ガラス張りの船の天井のすぐ上に橋の裏がみえるという光景は船に乗らないとわからないものでした。川口居留地跡の川口教会や阪大病院跡のほたるまち、京セラドーム大阪などは川からみるといつもとは違って見えました。やはり大阪は川の街だなと実感します。また、橋の街だなとも思います。高度成長時代から川が汚れて、悪臭で船に乗って川めぐりをすることなど考えられない時代が長く続きましたが、この頃は水質がよくなって川めぐりもできるようになったのはうれしいことです。幸い天気も曇りで、大川の広いところでは船の天井が全開になり、川風が涼しく気持ちのよい時間でした。雨ではありませんでしたが「大阪は よいところなり 橋の雨」という岸本水府の川柳を思い出しました。

700  土曜日は1年生の保護者集会  2011年06月20日(月)
 土曜日は午後から1年生の保護者集会を開催しました。生徒指導部、教務部、進路指導部の他、学年主任から来年の修学旅行の話もありました。生徒指導からは、遅刻が徐々に増えていること、毛染めやスカート丈の短い生徒が少し認められるようになったことの注意がありました。生徒指導というのは生徒にも保護者の方にも常に小言を言わねばならない部署なのでつらいのですが、生徒指導部が目立たなくてすむように、3年間保護者と教員で協力して生徒を育てていきたいと思います。教務部からは来年度の科目選択について、進路部からは科目選択と将来の進路選択に向けて、重要な点について話をさせていただきました。
 話だけでは少ししんどいので、約10分間、4月に行われた宿泊研修の映像も見ていただきました。生徒がクラスでの自分のことを語るミーティング、クラスレクや飯盒炊さん、キャンプファイヤーなどで生き生きと活動する姿が映し出されて、保護者の方も楽しそうに見ておられました。企画、運営はほとんど生徒の有志が中心になって行い、楽しく意義のある研修ができました。クラスが一体になるという意味で、重要な研修であったと思います。
 最後に学年主任から来年度の修学旅行の簡単な説明があり、あとはクラス別の集会に移りました。それぞれの担任から、クラスの様子などをお聞きいただけたと思います。1年生は秋にまた学年集会を企画します。次回は、進学についてのお金の話を早いうちに保護者の方にも理解していただこうと思っています。
 昨日の日曜日はPTAの文化行事がありましたが、そのことについては明日に書きます。


699  守口市立庭窪中学に行きました  2011年06月17日(金)
今日は芦間高校の説明に守口市立庭窪中学校に行きました。庭窪中からは本校にも入学生があり、来年度もたくさん受検してくれることを期待して約10分お話をしました。強調した点は次の3点です。@非常に生徒が元気で楽しく学校生活を送っている学校で、部活動や行事にも熱心に取り組んでいること。A選択科目が多く、生徒満足度の高い学校であること。B自分の将来の方向が決まっていなくても、高校1年に入学してから「産業社会と人間の授業」など、自分の将来を考えることができる学校で、中学校で考えた進路を高校で変えることも可能であること。です
わかっていただけたと思うのですが、どうでしょうか?ただパンフレットの持参数が少し少なかったので、配布できなかった方もあるようなので、あとで100部を追加で送らせていただこうと思っています。私は今日は庭窪中まで地下鉄大日から歩いて行きましたが、自転車では10〜20分程度で通学できます。地下鉄守口からは徒歩5分のとても便利な学校なので、オープンスクールなどにもどんどんお越しいただきたいとと思います。


698  PTA協議会総会がありました  2011年06月16日(木)
 昨日は午後から大阪府立高等学校PTA協議会の総会が上本町で行われました。事業報告、決算報告、事業計画、予算などの審議が行われましたが、滞りなく終了しました。この協議会は大阪府立高等学校各校の会費で成り立っており、約1,700万円近い大きな予算で動いている会であるため、特に決算については慎重に審議が行われました。
平成22年度の会長は府立高校のPTA会長であるばかりでなく、お坊さんで非常にお話がうまく、昨年の就任のあいさつだけでなく、今年の開会あいさつや、退任あいさつもなかなか面白いお話でした。特に開会のあいさつで話された震災救援のお話は感銘深いものでした。会長さんは東日本大震災後、3月末に何人かの僧侶の方と一緒に現地へ駆けつけられ、支援のため宮城県へ行かれたそうですが、被災地で必要なものを尋ねると、掃除道具がほしいということであったようです。すぐに自衛隊が造った仮設道路を通って、あちこちで掃除道具を買い集め、被災地へ運ばれたそうです。なぜ掃除道具が必要であったかというと、避難所として利用している小学校で授業が再開される。これまで避難所として借りていた小学校を少しでも気持ちよくお返ししたいので、自分たちが入る前よりずっときれいにピカピカにしてお返ししたいということだったそうです。震災で家を失ったり、職を失ったりしても支援してくれた人に「ありがとう」を伝える気持ちに感銘を受けたというお話でした。
危機の時の日本の人の我慢強さや礼儀正しさが海外にも報道され、外国のメディアも驚くようです。確かに状況がよく見え、状況が理解できると私たちは非常に何事にも冷静に対応する力をもっています。「我先き」にではなく、「他人に譲る」というような、他の国では考えられないこともできます。しかし、状況がつかめずパニックになりデマが蔓延するとそのデマに踊らせられやすいという欠点ももっていると思います。これから地震や津波、豪雨などの自然災害はきっとどこかを襲うのでしょうが、状況を早く多くの人に知らせ、パニックやデマが生じないような危機対応のためのインフラ整備が必要となってくるのだろうと思います。


697  企業訪問をしています  2011年06月14日(火)
 就職のための企業訪問をしています。企業の就職担当の方とお話しする機会が多いのですが、どの会社も好意的にお話ししていただいています。近年は大学への進学率が上がり、大学も特色のある学部増設などで募集定員が増加しているので、むしろ進学より高卒の就職の方が難しいというのが現状です。特に職種を選び、受けたい企業を絞ると簡単に通らないことが多いようです。そのために総合学習の時間などを使って就職希望者を中心に色々なレクチャーを実施しています。
 企業でお話をしてやはりまだ、芦間高校という名前が認知されていないとこが実感されます。創立10年目を迎えて、中学校には芦間高校という名前は認知されるようになりましたが、一般にはまだまだ知られていないのが現状です。守口高校と守口北高校の統合校である点、総合学科である点などについて説明をしますが、総合学科とはどんなことをしているのかを説明することも必要です。学校のパンフレットなどで説明をすると、選択科目が100科目をこえている点などで、びっくりされる場合もありますが「おもしろそうな学校ですね」という印象が強いようです。プレゼンテーション力のある生徒が多いというようなことも話しています。
今年の3年生は就職希望者が少なく10名未満なので、お話しする場合も「よろしくお願いします」というご挨拶にとどまることが多いのですが、いくつか企業をまわって、芦間高校の認知度を高めたいと思います。


696  3年生はアイーダを観劇(感激?)  2011年06月13日(月)
先週は中間考査も終わり、体育祭も終わり、生徒はちょっと一段落。先生方は中間考査の成績をだしたり、通知票をつけたり、三者懇談の準備をしたりと忙しい日が続いています。奨学金の申請も迫ってきているので、奨学金担当の先生も大忙しです。それぞれの学年の成績会議も先週に開催されました。
そんな中、3年生は先週の金曜日、芸術鑑賞で劇団四季のミュージカル「アイーダ」を大阪四季劇場に鑑賞に行ってきました。本校の芸術鑑賞は3年生だけの行事ですが、その代わり少しお金がかかっても一流のものを見せようということで、ここ数年、大阪か京都に劇団四季を鑑賞に行っています。たぶんたくさんの人が感激して帰ってきたことだろうと思います。この感激が文化祭の舞台につながることが多く、毎年文化祭では3年生はほとんどのクラスが舞台でミュージカルや劇をしています。昨年の文化祭でも、舞台部門優勝のクラスは3年生で、高校生の文化祭の劇としては出色の出来だったと思います。優勝以外のクラスもとてもよくできた舞台で、やはり、芸術鑑賞でミュージカルを見たことが大きな影響を及ぼしているのだろうと思います。文化祭の準備をもう始めているクラスもあるようです。今年はどんな舞台が見られるのかが楽しみです。
私自身は能、狂言、文楽、落語、漫才、吉本新喜劇(先代の渋谷天外と藤山寛美の松竹新喜劇を生で見ることができなかったのがずっと心残りです)は何度か見たことがあるのですが、芝居やミュージカルとは縁がなく、劇団四季の舞台も一度も見たことがありません。宝塚歌劇と一緒で一度見て病みつきになって出し物がかわるたびに四季劇場に足を運んでいる人もあるようなので、きっと華やかな舞台なのだろうと思いますが、一度足を運んでみようと思っています。


695  3年はAO入試説明会、1年は成績会議  2011年06月09日(木)
 昨日は2、3年生の、そして今日は1年生の教科担当者会議(教科担当者が集まって情報交換する成績会議)を開催しました。中間考査の結果を受けて、成績の伸びなかった生徒などについて担当者が情報共有をする会議です。4月に何クラスか授業見学をし、宿泊研修にも参加しましたが、私から見て今年の1年生は元気がよく、素直な生徒が多い印象です。もちろん宿題を忘れたり、提出物を出さなかったり、個々に見ると問題のある場合もありますが、全体として授業態度もよくて授業中の発言も多いように思いました。今日担任の話や教科担当者の話を聞くと、クラスによって性格がかなり違って、とてもおとなしいクラスととても賑やかなクラスに分かれるようです。成績的にもクラス間に少し差があるようです。明日からの懇談週間でクラスの様子なども担任から聞いてください。
 3年生は放課後にAO入試の説明会を開催しました。本校は生徒一人一人の個性が強くて、「こんなことをしたい」という目標が明確に定まっている生徒がいます。そういう人はAO入試に向いています。昨年も大阪府立大、鳥取大などの国公立大学や関関同立などの私学にAO入試で合格者が出ています。私も毎年AO入試の模擬面接をしますが、AO面接で成功するカギは面接官の大学の先生をおもしろがらせること、「こんなおもしろいことを考えている生徒がいるのだ」と思わせることです。それは練習してできるものではなく、日ごろから、色々な授業から何かを学び取ろうとする姿勢があるかどうかで決まると思います。覚えてきたことを一本調子で話すだけでは、合格しません。日ごろの「学ぶ」という姿勢でAOの結果は決まります。


694  中学校訪問特派員  2011年06月08日(水)
 今日は先生方の面談、教育実習生の授業見学のほかに、4時限に会議があり、午後はハローワーク門真の方が2名来られたのをはじめ、中間テストの結果を受けての2、3年生の教科担当者会議があり、おもいきり忙しい日でした。
ハローワーク門真の方は2年生の共生推進教室(ブリーズ)の生徒の授業などを見学に来られました。ブリーズのうち二人は映像メディア基礎の授業で、もう一人は日本史の授業を受けていました。ハローワークの方の印象は大変よく、パソコンを使っての映像メディア基礎の授業で、ブリーズの生徒がPCを使って授業を受けているのを見て感心しておられました。また、今年の職場実習先などについても情報交換し、卒業後の進路についても協力をお願いしました。なかなかスイスイとはいかないと思いますが、卒業後のことをそろそろ具体的に考え始めなければならないと思います。
放課後は芦間高校中学校訪問特派員の説明会も開催しました。母校へ行って、芦間の宣伝を1年生にお願いして、たくさんの生徒が集まってくれました。芦間生が作った芦間高校の説明プリント「芦Max.jr.」などの資料をもって、近いうちに自分の母校の中学校に芦間生が行くと思います。芦間の楽しいことや勉強のことなどを縷々説明すると思いますが、少し聞いてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。


693  保護者懇談週間  2011年06月07日(火)
 今週後半から懇談週間が始まります。午後の授業を休みにして、保護者を交えた三者懇談をします。生徒の個人面談はもうすでに一回すませた先生もあるようですが、保護者面談は何度も機会がないので、ぜひ担任と会っていただきたいと思います。生徒の様子はおそらく家庭と学校では少し違っていると思います。保護者の方は学校での情報を、担任は家庭での情報を知ることで生徒一人一人の全体像を保護者と担任は共有することができます。情報を共有していることはとても大切なことで、これからの学校生活や進路指導にとって生きてくると思います。担任と会って色々な話をしていただきたいと思います。
保護者懇談の機会をとらえて本校では保護者アンケートを実施しています。内容は比較しやすいように毎年同じもので、保護者面談のあと記入していただいて、玄関にある箱に入れてもらうようになっています。昨年の数字は芦間ホームページの「学校だより」→「公開情報」から見ることができます。表の最後の平均点は「あてはまる」を5点とし、順に4,3,2点を振り当てて加重平均したものです。1年から3年まですべての点数が低いのが、設問5「家庭への連絡や意思疎通を、積極的にきめ細かく行っている」です。できるだけ密接に家庭とのつながりを持ち続けていく必要があります。また、1年に比べて3年生の保護者の方の評価が下がっています。保護者の方も学年進行に伴って、学校に対する見方が厳しくなっているのがわかります。この数値が落ちないようにするのも重要なことだと思っています。


692  体育祭が終わりました  2011年06月06日(月)
 まだ比較的涼しく、教室でも窓を開けると涼しい風が入ってくるので、勉強するのにはよい状態です。雨が降り出して、ジメジメした気温の高い日が続く梅雨の末期になると何となく身体がだるいというような症状を呈する生徒も多くなります。気圧と人間の身体はかなり密接に関係しているようです。体育祭も終わって、ちょっと集中する時期です。
 今日は教育実習の先生の数学の授業を見学しました。それなりに授業の形はできています。もちろんいくつか指摘する点もありますが、何とかわかりやすくしようという努力をしている授業で、好感が持てました。これから毎日、5人いる実習生の授業を順番に見学しようと考えています。


691  今日は体育祭でした  2011年06月03日(金)
 今日は体育祭でした。例年より早い梅雨入りで雨が心配でしたが、雨に降られることもなく、午後からは少し暑いくらいのいい天気に恵まれて無事に終わりました。私は残念ながら午後から外部で会議があって、午前の部しか見ることができませんでした。
 帰ってから担当した先生方に聞くと、やはり生徒ががんばってくれて、いい体育祭ができたということでした。生徒、特に6団の団長は感極まって、やはり最後にウルウルしていたそうです。午前中の最後のプログラムになる団長競技を見て、会議へ出ましたが、団長の6人と大太鼓の7人が力を合わせていた競技はなかなか見ごたえのあるものだったと思います。芦間の良さが十分発揮できた体育祭だったと思います。一生懸命体育祭をつくりあげてくれた生徒も関係の先生方もありがとうございました。中学生の方も、ぜひとも来年の芦間の体育祭に参加してほしいと思います。

690  明日は体育祭  2011年06月02日(木)
 明日は体育祭です。今年は梅雨入りが早く雨が心配されましたが、明日はなんとか実施できそうです。昨日の雨でまだグランドの状態が悪いのですが、今日は雨ではないので何とか乾きそうです。今日の準備やリハーサルは体育館を使ったり、淀川河川敷を使ったりして、グランドを使わないように考えています。テントなども建てて足を折って、グランド周囲の通路に並べた状態で、明日朝から準備をはじめます。生徒はテストが終わってからずっと体育祭の準備と応援の練習をしています。応援の振付を考えたり、ユニフォームをつくったり、立て看板をつくったり一生懸命です。一気に生徒のパワーが爆発して、楽しい体育祭になればいいと思います。私は残念ながら会議があって、体育祭の日は午前中しか学校にいることができません。いつも応援団長が最後に達成感で感極まって泣いてしまうのですが、今年はそれを見ることができないのが少し残念です。保護者の方もたくさんお越しください。写真は31日の合同練習です。

689  花植えをしていただきました。  2011年06月01日(水)
 先週の土曜日は小雨でしたが、PTAの環境保健委員会の方々で玄関前の花植えをしていただきました。学校内外には花が多く、春の桜やモモから始まって、ヒメソバ、フジ、ユキヤナギ、ハナニラなどが咲き、今はマツバギクがもうすぐ終わり、タイサンボクが花をつけ始めました。ビワは実をつけ始めました。アジサイにもつぼみが付き、クチナシももうすぐ咲き始めます。春の花盛りに比べて少し花が少ない時期なので、土曜日に植えていただいたペチュニアやベゴニアなどが一層美しく目立ちます。4月初めに満開で花の雲のようになった桜は今では新緑の緑で木陰をつくっています。もう少し暑くなればこの木陰はとても気持ちのよい空間です。学校前の緑道公園の桜も新緑に変わり、ちょっと深い森のようになっています。森の中ではあちこちで鳥の声が聞こえ、ここもホッとする空間になっています。鳴いている鳥はヒヨドリやムクドリ、スズメなどのどこにでもいる鳥がほとんどで、特にヒヨドリなどはキーキーとうるさい鳴き声ですが、森の中にいるようでちょっとした森林浴です。外は曇っていますが初夏の気もちのよい日です。ここの桜の木にセミの抜け殻がたくさん付き、クマゼミがシャーシャーとうるさく鳴き始めると「夏が来たー!!」と感じることになります。いまはまだブンブンの抜け殻が1,2個あるだけです。
 PTAの方の花植えは、体育祭、文化祭、オープンスクール、卒業式の行事前にしていただけるので、行事の時にはいつも玄関前は花いっぱいになっています。ありがたいことです。花があると何となく心がなごみ、生徒にとっても先生にとっても来客の方にとっても気持ちのいいものです。






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