62024年04月16日(火)令和6年度挨拶
 令和5年度に引き続き、令和6年度も校長を務めます安田幸一です。どうぞよろしくお願いいたします。
 学校は校長のリーダーシップのもと、学校経営を進めるように示されている中で、昨年度は校長からの発信が十分ではなかったと反省しております。学校はどこの府立学校も同じようで、実は各校運営スタイルに差があります。昨年度は芦間高校のアセスメントに時間を要しました。今年度は校長のリーダーシップを発揮し、課題解決と改革を進めていく所存です。
 「寄り添い」の気持ちをもって生徒と保護者の皆さまに接することは私の学校運営での大前提であります。当たり前のことですが、常に心掛けるべき柱としてとらえております。生徒と保護者の皆さまが安心と安全を感じる学校生活の中で、生徒の成長を促してまいりたいと考えております。
 課題としては進路指導の充実を掲げます。多様な進路希望を叶えることと、進学希望者に対しての高みをめざす進学指導、いわゆる関西主要私立大学への進学指導の両立は困難な課題ではあります。それを解決するために、1年生での「産業社会と人間」、2年生での「総合的な探究の時間」のプログラムを充実していくことにより、1年生次から将来への意識を高めていき志を育んでいきます。そして保護者の皆さまへ進路情報を発信していくことにより、生徒を支える体制を強化することを進めていき、進路指導の充実を図ってまいります。
 また授業における「思考力を高める」という内容をより充実したものにレベルアップしていくことは、進学指導において強みとなるだけでなく、将来に求められる素養として意義があるととらえておりますのでしっかりと取り組んでまいります。
 このように総合学科の良いところをしっかりと活かして学校運営を進めて参ります。
 保護者の皆さま、地域の皆さまにおかれましても、芦間高校の教育にご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。