学校長だより

629  学校説明会〔平成29年1月28日(土)・2月18日(土)開催〕のご案内  2016年12月31日(土)
 11月19日(土)で、本年度のオープンスクールは終了しましたが、今後、高校受験の志望校を考えていく上で、芦間高校を見学に行きたいと思われる方がきっといらっしゃると思いますので、そのような方々へのご案内です。
  ○学校説明会を平成29年1月28日(土)2月18日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
 ホームページ内の右上のところの「中学生の皆さんへ 学校説明会のご案内」のページに正式なご案内を掲載しておりますので、そちらの方をご確認ください。
  ○また、他の日に見学したいという方は、
    本校の東ア教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 以上、取り急ぎ、ご案内申し上げます。

628  学校長大西からのご連絡  2016年12月31日(土)
 いつもお世話になり、ありがとうございます。学校長の大西でございます。平素は、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
 さて、私大西についてのことなのですが、「がん」を患いまして、現在、入院と通院とを繰り返す形態での「化学療法」という治療方法を継続中、という状況でございます。治療の進み具合によっては、仕事が十分にできる状況にもなり得るし、また、仕事に支障が生じる状況にもなり得る、という現状において、今後のことについて府教育庁及び医師と相談をし続けてまいりました。治療を継続しながらの校長職の継続ということも、可能でないわけではないのですが、リスクマネジメントの観点で考えると、校長職の継続は、様々な意味でリスクを背負うだろう、と思う中で、12月中旬に、校長職の継続にドクターストップがかかったこともあって、やむを得ず、校長職を辞することになりました。
 後任としては、現在、府教育庁の教育総務企画課の首席指導主事を務めている萩原英治氏が、平成29年1月1日付けで着任する予定でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 年度の途中でこのようなことになり、本当に申し訳ございません。ご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。そして、これまでにいただきましたご厚情に改めてお礼を申し上げます。そして、芦間高校の関係の方々には、引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。
 私大西は、こののち、しばらくお休みをいただき、治療に専念いたします。また、のちのち、教育関係の何らかの立場での復帰が叶えられれば、ありがたく存じます。
 以上、よろしくお願いいたします。

627  総合学科教育研究大会  2016年12月17日(土)
 本日12月17日(土)、府立今宮高等学校において、大阪府内の総合学科の高等学校が一堂に会し、第11回大阪府高等学校総合学科教育研究大会が開催されました。
 以下に、芦間高校からの発表の内容等をご紹介いたします。どうぞ、ご一読ください。

1.「発表」−【ジョブカヴァリー】
 1年生は、総合学科の原則履修科目「産業社会と人間」において、生き方や進路について考えを深めるため、インターネットや図書館で職業について調べ、自分が就きたいと思う職業に従事されている方の職場に出向き、インタビューをします。それが、『ジョブカヴァリー』です。5月に職業を調べ、同じ興味をもつ生徒でグループを作り、6月に企業・工場等に自分たちでアポイントメントを取ります。学校では、外部講師を招いてマナー講座を受け、企業等を訪問したときに失礼のないよう練習をします。そして、7月から実際に訪問して、職業についてインタビューをします。その後は、お礼状を出し、インタビューの内容や調べたことをまとめ、9月に報告レポートを作成し、10月にクラスや学年でプレゼンテーションをする、という流れで取り組んでいます。
 今回は、校内で優秀賞に選ばれた、Webデザイナーについて調べたグループの発表をご覧いただきました。
 ちなみに、今回の発表会の司会を務めたのは、芦間高校の放送部の4名でした。発表あり、演奏あり、演技ありのバラエティに富んだ発表会の場を見事に進行してくれました。
2.「合同展示」−【総学論文】
 2年次に、自分が決めたテーマについて4000字の論文を書き上げるのが「総学論文」です。約半年を費やして、論文を完成させます。現2年生はまさに執筆中なので、現3年生が昨年著した論文を展示しました。展示作品は、
 〇3年1組 川口 翔 「頭が良い人は面倒臭がり屋?」
 〇3年1組 高津 ほのか 「超能力を実現させることは可能か」
 〇3年1組 藤田 桃子 「漫画・アニメの2.5次元化」
 〇3年3組 高田 七帆 「命の選択 出生前診断について」
 〇3年3組 榎本 由美 「言葉遣い」
 〇3年5組 伊堂寺 茜 「砂漠に家を建てるには」
 〇3年5組 廣橋 七海 「ストーカー心理」
 〇3年5組 松本 春菜 「ナポレオンから学ぶ短眠法」
 〇3年5組 矢ノ川 らな 「セクシュアル・マイノリティ」
 〇3年6組 寺園 翼 「スクールカウンセラーがいる意味とは」
の10作品です。                                               
3.「学校別ブース」─【国際交流 他】
 今回から新たに実施された学校別ブースでは、個別相談と本校の特色ある取組みの展示を行いました。展示部分では、オーストラリアのアデレードでの語学研修や今年度本校で行われたHamilton Secondary Collegeとの交流会、「手話」や「和太鼓」、「韓国・朝鮮語文化入門」などの特色ある授業の様子を写真や動画で紹介しました。

626  「近総文のテーマ標語の毛筆による表現」において本校生の作品が採用されました。  2016年12月01日(木)
 平成29年度に、第37回近畿高等学校総合文化祭(略して「近総文」)が、大阪で開催されます。このイベントの開催に当たってのテーマ標語が既に「時代を造ろう 文化のチカラ」と決まっておりますが、その毛筆による表現の募集があり、本校3年生の三城蒼衣さんの作品が採用されました。おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 本校は、総合学科ということもあって、生徒の皆さん一人ひとりが、素敵な個性と個々の自分の輝きを示す素晴らしい能力をもっています。今回の功績も、総合学科で磨いた個性と能力が開花したものだと思います。本当に喜ばしいことです。
 今後、近総文のポスターやリーフレットに、三城さんの表現した文字が掲載されます。どうぞ、ご注目ください。よろしくお願いいたします。

625  第2回オープンスクールへのご参加ありがとうございました。  2016年11月19日(土)
 本日、11月19日(土)、本年度の第2回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、約500名の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。10月22日(土)に開催しました第1回と合わせると、参加者数は約1050名となりました。お越しいただきました方々に、厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、吹奏楽部によるオープニング演奏のあと、校長挨拶、校長による学校概要説明、生徒会役員挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。
 全体会のあとは、校内見学を兼ねた恒例の「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。
 第1回と同様に、アンケートでは、ほぼ100%近くの方から肯定的な回答をいただきました。至らない点もあったかとは存じますが、概ね順調に進行することができました。重ね重ねになりますが、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

624  第2回オープンスクールが間近に迫る。  2016年11月07日(月)
 オープンスクール(第2回)が、間近に迫ってきました。11月19日(土)に開催いたします。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。中学3年生の方のみならず、中学1・2年生の方も大歓迎です。また、保護者の方も、ぜひ、お越しください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。皆様、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○国語表現    ○楽しい数学    ○看護
  ○不思議アイ・マジック    ○イオン式電気パン焼き器
  ○地理    ○英会話    ○スクリーン英語
  ○ステンドグラス体験    ○産業社会と人間
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケット部、男子バスケット部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、卓球部、ダンス部、陸上部、空手道部、ソフトテニス部、パソコン部、美術部、書道部、吹奏楽部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。
 オープンスクール(第2回)の詳しい案内については、「中学生の皆さんへ オープンスクールのご案内」をクリックしてください。

623  毎日新聞に本校の避難訓練の記事が掲載されました。  2016年11月05日(土)
 本日11月5日(土)、毎日新聞の「まなびやの宝」のコーナーに、芦間高校の防災避難訓練のことが紹介されました。以下に、記事の全文を載せさせていただきますので、お読みください。

毎日新聞「まなびやの宝」
   芽生えた「守る」意識 〜府立芦間高校、園児と合同避難訓練〜
 府立芦間高校(守口市)は2012年から、近隣にある御幸幼稚園などと一緒に、津波に備えた合同避難訓練を実施している。生徒たちは、園児らが校舎4階まで上るのを手助けする。
 10月27日にあった訓練では震度5の地震が発生、20分後に高校近くの淀川が津波で決壊し、校舎周辺が高さ5mに浸水すると想定した。校内で合図の放送が流れると、園児の誘導役の1・2年生約260人が、校舎前で待機する防災頭巾姿の園児らの手を取って、4階の教室まで階段を一緒に上がった。生徒たちは「手すりにつかまって」「ゆっくりでいいよ」と声を掛け、園児を気遣っていた。
 合同訓練のきっかけは東日本大震災だ。淀川が決壊した場合、周辺地域では高さ最大5mの浸水が予想される。御幸幼稚園は2階建て。避難場所に指定されている守口小学校まで大人の足で約5分だが、山田千枝子園長(60)は「園児が避難に間に合うか不安だった。芦間高校の方が近い。」と考え、当時の校長に相談して合同訓練が始まった。2013年からは外島保育所も加わり、今では園児の参加人数は計300人になった。山田園長によると、保護者の間でも「安心できる」との声が上がっているという。
 生徒にも刺激になっている。1年生の東畑響(ひびき)さん(16)は「自分たちだけの訓練と違って、園児を守らなければ、という意識が生まれた」と振り返る。大西利男校長(58)は「実際に災害が起これば、園児だけでなく近隣住民も来られる。高齢者や体の不自由な人にも、率先して対応できるようになってほしい。」と話している。

622  御幸幼稚園様・外島保育所様と連携して防災避難訓練を実施しました。  2016年10月27日(木)
 本日、10月27日(木)、今年度の第2回目の防災避難訓練を実施しました。第2回目の防災避難訓練は、昨年度と同様、地震・津波に対する取組みとして位置付け、近隣の御幸幼稚園と外島保育所の幼児の皆さんや職員の方々〔計約300名〕と連携して行いました。
 訓練においては、「地震が発生し、津波の襲来が想定される。」との放送を受け、ボランティア生徒〔250名以上〕の皆さんが、幼児の皆さんと手をつないで、階段を上り、4階のそれぞれの集合場所まで行って避難を完了しました。幼児の皆さんにとっては、階段は高くて上りにくかったことと思いますが、ボランティア生徒の皆さんが、よく配慮して、幼児の皆さんを導いてくれました。
 本校生徒の皆さんにとっても、幼稚園・保育所の幼児の皆さんにとっても、有意義な訓練ができたと思っております。幼稚園・保育所の幼児の皆さんや職員の方々には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。来年度以降も、どうぞ、引き続き、連携をお願いできれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

621  オープンスクールへのご参加ありがとうございました。第2回目は11月19日です。  2016年10月22日(土)
 本日、10月22日(土)、本年度の第1回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、約550名の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました方々に厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、吹奏楽部によるオープニング演奏のあと、校長挨拶、校長による学校概要説明、生徒会長挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。
 全体会のあとは、校内見学を兼ねた「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。視聴覚室で行われた保護者説明会には、約90名の保護者の方々が集われ、こちらも大盛況でございました。
 すべてが終わり、参加された方々には、「芦間高校オリエンテーリング」の景品をもらっていただいて、帰路に着いていただきました。参加していただいた皆様、満足度はいかがだったでしょうか。アンケートを読ませていただいた限りでは、ほぼ100%近くの方から、「本校のオープンスクールに来て、参考になった。」「芦間高校には、よい印象をもった。」等の回答をいただいております。至らない点もあったかとは存じますが、私どもとしましては、在校生・教職員すべてが力を合わせて「おもてなし」をさせていただいたところでございます。本当にありがとうございました。
 第2回目は、11月19日(土)に予定しております。今回、お越しいただけなかった方々、どうぞ、次の機会をご利用くださいますようお願いいたします。心よりお待ち申しております。

620  キンモクセイ(金木犀)のかぐわしい香り  2016年10月15日(土)
 本校の校舎に沿って、キンモクセイ(金木犀)の木がたくさん植えられているのは、ご存知でしたしょうか。いま、ちょうど、そのキンモクセイの花が満開で、かぐわしい香りを漂わせてくれています。10月に入り、凌ぎやすい季節になったなと思ったら、いつも、このかぐわしい香りに遭遇します。私は、この香りがとても好きです。何とも言えない爽やかな香りで、とても心が癒され、落ち着いた気持ちになれます。春のサクラよりは地味な木ですが、このキンモクセイも、とても魅力的で、季節感を存分に感じさせてくれます。香っている期間は、それほど長くはないと思いますが、もし、お時間がありましたら、保護者の皆様、ご近所の皆様、どうぞ、本校にお立ち寄りいただき、この素晴らしい香りをお楽しみください。また、10月22日には、オープンスクールがございます。オープンスクールに来られた皆様にも、ぜひ、この素敵な香りを満喫していただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。

619  第1回オープンスクール間近に迫る。  2016年10月09日(日)
 オープンスクール(第1回)が、間近に迫ってきました。10月22日(土)に開催いたします。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。中学3年生の方のみならず、中学1・2年生の方も大歓迎です。また、保護者の方も、ぜひ、お越しください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。皆様、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○国語表現    ○古典で解く「乙姫」の七つの鍵
  ○不思議アイ・マジック    ○イオン式電気パン焼き器
  ○楽しい数学    ○英会話    ○スクリーン英語
  ○映像メディア表現    ○絵手紙入門    ○看護
  ○ピア・サポート講座    ○産業社会と人間
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケット部、男子バスケット部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、卓球部、剣道部、陸上部、ソフトテニス部、パソコン部、書道部、吹奏楽部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。
 オープンスクール(第1回)の詳しい案内については、「中学生の皆さんへ オープンスクールのご案内」をクリックしてください。

618  大学入試センター試験出願締切  2016年10月07日(金)
 本日、10月7日(金)、大学入試センター試験の出願が締め切られ、本校からは128名の生徒が願書を提出しました。本校は、今年で創立15年目を迎え、過去に12回卒業生を送り出していますが、ここ4年間は、131名、132名、125名、128名と、出願者数が学年の所属生徒数の半数を超えるという状態が続いています。
 本校は、「上級学校への進学をめざす総合学科」として開校し、お蔭様で、年々、その実績を充実させながらここまで歩みを進めてきました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。これから、いよいよ、入試の季節へと突入していきますが、進路獲得は個人戦ではなく団体戦であるという気持ちで、みんなで力を合わせて目標の達成を実現してほしいと思います。
 センター試験に出願した128名の生徒の皆さん、どうか、目標を見失わず、しっかりと頑張ってください。期待しています。

617  ASMサポートシステム  2016年09月26日(月)
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして「チューター制度」という制度を設けておりました。本校の「売り」の一つとして、これまで紹介させていただいておりましたので、ご存知の方も多いかと存じます。これは、特に、難関大学への進学を希望していて、一定の条件を満たしている生徒さんに対して、「チューター」と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でした。
 本校では、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところであり、この「チューター制度」についても見直しを行いました。
 これまでの「チューター制度」による進路実現に関する成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、「チューター制度」の利用を希望してもチューター教員が配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、「チューター制度」という取組みは様々な課題を抱えながら実行されていたわけでございます。
 そこで、11期生からは、従来の「チューター制度」に代わるものとして、AO入試対策の頭文字の「A」、小論文指導対策の頭文字の「S」、面接指導の頭文字の「M」を取って、「ASMサポートシステム」と称するシステムを進路指導の中心に据えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別や、長文読解や英文法といった分野別のような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設しています。これまでの「チューター制度」の個別性などの良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを再構築したわけでございます。
 このように、新たなシステムのもと、お子様たちの全員の進路希望が実現できるよう、学校として責任をもって進路保障に取り組んでまいりますので、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

616  中学校訪問  2016年09月12日(月)
 新しい広報誌『芦間ニュース』ができましたので、それをお届けに、また、10月22日(土)と11月19日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、ということを主な目的として、中学校訪問をさせていただいております。8月下旬から9月上旬にかけて、守口市、門真市、寝屋川市、摂津市、大阪市の城東区・東淀川区・西淀川区等を重点的に訪問させていただきました。
 中学校の校長先生や進路指導主事の方と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、とても勉強になります。直接、足を運び、膝を突き合わせてお話をすることの大切さを改めて実感させていただいているところでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるかということを意識して、広報活動を展開させていただいております。
 今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

615  中学校の先生方を対象とする学校説明会  2016年08月23日(火)
 本日、8月23日(火)、本校にて、「中学校の先生方を対象とする学校説明会(共生推進教室説明会を含む)」を開催しましたところ、合計で約60名近くの先生方にご参加いただくことができました。これは、近年で最も多い人数でございます。お忙しい中、たくさんの先生方に本校にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組み〔特に、今年度は、授業力向上(アクティブ・ラーニングの推進)の取組みを強調〕について詳細に説明させていただき、質疑応答の後、校内見学をしていただきました。昨年度同様、新たに作成した学校紹介用イメージDVDを開会前に流すとともに、教員による説明だけでなく、在校生や卒業生に芦間高校のことや自分自身の学校生活のことを述べていただくコーナーを設けました。在校生・卒業生の話が、とてもすばらしく、賞賛に値するものであり、お蔭様で、中学校の先生方にもとても好評でした。説明会全体としても、概ね、ある程度の満足感を持って帰っていただけたのではないかと思っております。お越しいただいた先生方、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらのご意見を今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、中学校の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

614  広報誌『芦間ニュース〔H28夏号〕』発刊  2016年08月17日(水)
 広報誌『芦間ニュース〔H28年度夏号〕』が納品されました。今後、順次、関係中学校様に送付させていただきますので、生徒様への配付または教室掲示または関係者での回覧等をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの1学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受験することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。その意味で、タイムリーな情報を掲載した広報誌『芦間ニュース』がその一助になればと考えておりますので、ぜひお読みいただきたく存じます。
 なお、広報誌『芦間ニュース』の内容については、PDFファイルにさせていただいて、今後、本校のホームページの中にもアップする予定でございますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

613  公立高校進学フェア  2016年07月24日(日)
 本日、7月24日(日)、マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において、大阪府教育庁主催「大阪府公立高校進学フェア2017」が開催されました。この催しは、大阪府教育委員会の肝煎りで平成24年度から始まったもので、大阪府内の公立高校が一堂に会して説明を行うという取組みです。
 本校からは、校長・教頭・首席・指導教諭以下、約10名のスタッフが参加しました。当日は、全体で14000名以上の入場者がありました。本校のブースにおいても、ほとんど空きがない状態で、常に盛況でした。ブースにおいて腰掛けてお話を聞いていただく以外に、立ったままでお話を聞いていただくということもあり、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。ブースにお越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お陰様で、この進学フェアは大成功のうちに終わりました。公立高校へのニーズ・期待の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としても尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

612  第1回学校協議会  2016年07月21日(木)
 本日、7月21日(木)、本年度(平成28年度)の第1回学校協議会を開催いたしました。委員の方々には、学校側から本年度の学校経営計画の内容とこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、今後の取組みの進め方や考え方についてご意見やご提言を賜り、議論を深めました。今回は、開催時期が遅れたため、授業見学をしていただくことができませんでしたので、授業力向上の取組み(特に、アクティブ・ラーニングの推進)や先進校視察で得られた情報等を画像〔動画を含む〕で紹介し、ビジュアル的なプレゼンで詳細説明をさせていただきました。
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、本協議会の詳細な報告書につきましては、後日、本校のホームページに掲載する予定ですので、よろしくお願いいたします。

611  府教育庁支援教育課幹部の方々が本校を視察に来られました。  2016年07月08日(金)
 本日、7月8日(金)、府教育庁支援教育課の幹部の方々が、本校を訪れ、本校の共生推進教室を視察されました。
 本校の共生推進教室においては、今年度、7期生(むらの高等支援学校籍生徒は2期生)を迎え、順調に「ともに学び、ともに育つ」教育を推進しており、ある程度は軌道に乗ってきておりますが、まだまだ、課題もたくさんあります。
 本日、支援教育課の幹部の方々には、本校の共生推進教室の現状と課題を報告し、生徒の皆さんの様子や掲示物・成果物等を見ていただき、状況を把握していただきました。「ともに学び、ともに育つ」の理念はとても重要であり、共生推進教室や自立支援コース等の取組みについては、ますます拡大する方向にあります。府教育庁の幹部の方々には、本校への引き続きの支援を切にお願いしたところでございます。

610  ジョブカバリー  2016年07月01日(金)
 1年生の皆さんが、「ジョブカバリー(一昨年度までの名称は『ジョブクエスト』)」の取組みを本格的に進めています。
 「ジョブカバリー」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として、生徒の皆さんが主体的・協働的に行う取組みです。具体的には、自分たちの興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするというものです。自分たちでアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分たちにとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブカバリー」なのです。
 どうか、生徒の皆さん、「ジョブカバリー」にしっかりと取り組んで、一回りも二回りも成長した自分を実感していただけることを期待しています。
(この取組みは、一昨年度、朝日新聞に掲載されました。〔右の写真を参照〕)

609  学習塾の先生方を対象とした学校説明会  2016年06月24日(金)
 本日、6月24日(金)、本校にて、「学習塾の先生方を対象とする学校説明会」を開催しましたところ、約30名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組み〔特に、アクティブ・ラーニングの推進等、授業内容や授業方法のより一層の充実〕について詳細に説明させていただき、卒業生・在校生のコメントの後、授業見学をしていただきました。説明会の満足度としては、「大変良かった」「まあまあ良かった」がほとんどで、概ね好評であったと思います。また、参加された方のほとんどが「本校は印象のよい学校である。」「学習塾に通う生徒の皆さんに本校を薦めることができる。」と回答していただいており、感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらのご意見を今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、学習塾の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

608  心に残る素晴らしい体育祭  2016年06月03日(金)
 本日、6月3日(金)、天候にも恵まれ、充実した体育祭を挙行することができ、生徒の皆さんはとてもよく頑張ってくれました。結果は1位から6位まで違う順位でしたが、頑張ったことについてはどの団も皆同じです。自分を信じて自分の力で頑張った自分、また、仲間を信じて協力し合って頑張った自分、どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。
 将来の人生においては、うまくいくことばかりではありません。何かに躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失いそうになったとき、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしいと思います。「自分は頑張れるんだ」ということや「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように、「自分の頑張った姿」を蓄えていってほしいと思います。今日の体育祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった1日でした。その意味でとても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、体育祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた体育祭実行委員長をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、団をまとめてリーダーとして引っ張ってきた団長の皆さん、準備や運営に携わってくれた運動部や文化部の部員の皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さん等、すべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、そして、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います
 そして、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。また、この体育祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方にもお礼を申し上げたいと思います。
 さらには、近隣の住民の皆様、今日一日、また、これまでの準備の期間、毎日騒音等でご迷惑をおかけいたしました。お陰様さまで素晴らしい手作りの体育祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

607  PTA総会  2016年05月21日(土)
 本日、5月21日(土)、PTA総会が開催されました。
 総会前に、各学年別の学級委員会を行い、学級委員の専門委員所属先(生活指導、進路指導、教養推進、広報、環境保健)を決定しました。
 そして、総会では、議事として、
  @役員・監査委員の選出
  A平成28年度役員・実行委員・学級委員の承認・紹介・挨拶
  B平成27年度事業報告
  C平成27年度会計決算報告及び会計監査報告
  D平成28年度事業計画案
  E平成28年度会計予算案
  F全国高P連賠償責任補償制度加入
等が承認されました。
 今年度も、昨年度に引き続き、PTA活動が円滑に展開していけることを願っております。本年度の役員・実行委員・学級委員の方々には、様々な場面でお世話になりますが、連携を密にして、生徒の皆さんのために必要なことをしっかりと行っていきたいと思っております。昨年度同様、どうぞよろしくお願いいたします。

606  学習塾訪問  2016年05月07日(土)
 本日5月7日(土)より、例年どおり、学習塾への訪問を開始しました。6月24日(金)に本校で開催予定の「学習塾の先生方を対象とする学校説明会」のご案内をさせていただくとともに、芦間高校に対する評価や芦間高校に期待すること等を伺いました。芦間高校に対する評価としては、概ね良好で、「『行きたい』と言っている生徒が多い。」「選択科目が多く、自由に科目を選べるのでよい。」「キャリア教育が充実している。」等の肯定的なお声をいただきました。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えていますが、一方で、学習塾の先生方とも話をする機会を多く持ち、学習塾の先生方の考えやニーズも大切にしていきたいと考えています。特に、公立の高等学校への忌憚のないご意見やご要望を伺って、より一層実のある学校経営や広報活動を行っていくことが必要だと感じていますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

605  第1学年宿泊学習  2016年04月23日(土)
 4月22日(金)から23日(土)にかけて、1年生の宿泊学習が鉢伏高原で行われました。
 1日目の22日、現地に到着して昼食を済ませたあと、近くの体育館において、本校で学校生活を営む上で必要となる事柄について、オリエンテーションを行いました。そして、その後は、クラスミーティングを行い、「中学校で頑張ってきたこと」「芦間高校で頑張りたいこと」等、生徒の皆さんは2〜3分間程度のスピーチをしました。みんな、それぞれ、自分の思いや決意を自分の言葉で表現できていて、素晴らしいスピーチでした。夕食を済ませたあと、再び、クラスミーティングを行い、引き続いて、クラス活動を行いました。
 2日目の23日、起床後、宿舎前広場で朝の体操を行い、朝食後は、体育館での全体レクリエーションです。司会進行は、すべて、生徒の皆さんが担当してくれました。まずは、いくつかのゲームで体と心をほぐし、寒さも徐々に忘れていきました。そして、次は、メインイベント、クラス対抗の大縄跳び大会です。クラス全員が、気持ちを一つに合わせないと、なかなか跳ぶことはできません。ですから、1回跳べたときの喜び・感激は一入(ひとしお)です。跳べたときの大きな歓声が体育館内に響き渡りました。生徒の皆さんは、集団で一つのことを行う難しさを体得するとともに、集団が一つになるためには何が重要なのかということを学んでくれたように思います。最後は、校歌合唱コンクールで締めくくりました。そして、昼食のバーベキューに舌鼓を打った後、一行は帰路に着きました。
 生徒の皆さんは、この宿泊学習を通じて、昨日のクラスミーティングを含め、とても充実した内容の取組みを行い、今後の学校生活に生かせる何かを確実に掴んでくれたように思います。今後の芦間高校での活躍がとても楽しみです。
 最後になりましたが、宿舎「やまとよ」様のスタッフの方々はじめ現地の方々、写真撮影業者様、バス運行業者様、等々、たくさんの方にお世話になりました。この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。

604  着任式・離任式  2016年04月11日(月)
 4月8日(金)、始業式のあとに、着任式が行われました。新しく芦間高等学校に着任しました教職員の方々をご紹介させていただきます。〔敬称は略します。〕
  教頭 東ア 浩 (咲洲高校より)
  教諭 国語 大谷 桃子 (新規採用)
  教諭 地歴・公民 赤松 徳之 (新規採用)
  教諭 保健体育 中山 英樹 (寝屋川高校より再任用教諭として)
  教諭 芸術 藤井 陽子 (新規採用)
  教諭 英語 市川 香織 (市岡高校より再任用教諭として)
  教諭 英語 河島 七重 (長尾高校より)
  教諭 情報 裏野 健太 (布施北高校より)
  教諭 看護 亀井 絵里 (柴島高校より)
  期限付き講師 国語 生垣 登紀子
  期限付き講師 国語 服部 峰大
  期限付き講師 数学 井本 名美
  期限付き講師 芸術 太田 早織
  養護助教諭 松本 紫帆
  事務長 久森 雅代 (茨木保健所より)
 以上の教職員が芦間高等学校の新しいスタッフとして仲間入りし、生徒の皆さんの成長に寄与させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、4月11日(月)、離任式が行われました。今回の人事異動で芦間高等学校での任を終えた教職員の方々をご紹介させていただきます。〔敬称は略します。〕
  教頭 高橋 雅彦 (北かわち皐ヶ丘高校へ)
  教諭 国語 牧野 純子 (退職)
  教諭 芸術 若林 博行 (府教育庁へ)
  教諭 英語 川島 昌之 (退職)
  教諭 英語 渡邉 鈴予 (公益財団法人大阪観光局へ)
  事務長 山田 英章 (柴島高校へ)
 他に、期限付講師等として、勤務されました、
  国語 浅井 千里
  数学 梶岡 肇
  理科 柑本 雅也
  家庭・福祉 山田 靖代
  情報 本田 恵子
  養護助教諭 浮田 理奈
  臨時実習助手 池田 憲泰
の方々が、それぞれ、本校での任を終えられました。
 それぞれの先生方のお立場は異なりますが、新たな場での活躍を祈念いたしております。本校でのご尽力、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

603  第15回入学式  2016年04月08日(金)
 本日、4月8日(金)、平成28年度入学式が行われ、新1年〔15期生〕の皆さんが、初々しい姿で式に臨んでくれました。天候にも恵まれ、15期生の皆さんの高校生活のスタートにふさわしい式となりました。これからの3年間、しっかりと自分の夢や志に向かって、着実にかつ誠実に高校生活を送っていってほしいと願っています。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞
 春爛漫の今日の佳(よ)き日に、第十五回入学式を挙行いたしましたところ、大阪府教育委員会事務局 改め 大阪府教育庁 ご代表様、大阪府議会議員様、後援会会長様、PTA会長様・副会長様、学校協議会委員様、そして多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
 そして、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本日より三年間、大切なお子様をお預かりすることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、ただいま入学を許可いたしました二百四十三名の新入生の皆さん、入学、おめでとうございます。皆さんの入学を、本校教職員、及び、在校生一同、心より歓迎いたします。
 今日から皆さんは、芦間高等学校の大切な仲間です。芦間高校では、「一人一人が輝くための総合学科」というキャッチフレーズのもとに、それを実現するための仕組みがつくられ、様々な取組みがなされています。でも、もし、皆さんが受け身の姿勢で学校生活を送ろうとしているのであれば、それは「自分が輝ける」ことには繋がりません。自らが積極的に取り組んでこそ、自分の個性や能力を伸ばすことができます。
 そのために、まずは、勉強をしっかりと行ってください。進路を開拓する上で、あるいは、社会に出たときに、必要となる知識や技能をしっかりと身に付けてください。皆さんは、「十年後の自分のあるべき姿」というものを考えていますでしょうか。皆さんは、十年後、どのような大人になっているのでしょうか。「将来このようになりたい」という夢をしっかりと持ってください。そして、その夢の実現を目標として、しっかりと勉強をして、自らを高めていってください。
 二つめには、社会の中で他の人と繋がり、ともに世の中をつくっていく、という社会性を培ってもらいたいと思います。他の人の気持ちを思いやれる人、困っている人がいれば、その人に手を差し伸べることができる人、社会に積極的に参加できる人、に育っていってもらいたいと思っています。
 そのために、皆さんには、お願いしたいことがあります。
 まずは、挨拶を心がけてください。挨拶は、人と人とが繋がるきっかけとなります。友達に、先生方に、そして、学校を訪れる様々な人に、積極的に「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と、笑顔で挨拶をしてください。そして、誰かにお世話になった時には、「ありがとう」と言って、心からの感謝の気持ちを表してください。
 次に、「友達と一緒になって、一つのものをつくり上げる」ということを大切にしてください。芦間高校では、様々な行事があります。楽しさを精いっぱい味わうために、友達と一緒になって知恵を絞り、満足のいくものを作り上げていってください。
 人が成長するためには、「何かを成し遂げる際に、百パーセントの力を出し切る」という経験が必要です。前に立ちふさがる壁を乗り越える経験を通して、人は成長するものです。一人で行わなくてはならないときもあるでしょうが、仲間と一緒になってこそ、そのような経験ができると思います。
 そして、社会には、様々な立場の人がいます。この入学式には、むらの高等支援学校の共生推進教室に入学してこられた、三人の生徒の皆さんもおられます。共生推進教室に入学してこられた皆さんも、期待と不安の中、頑張っていこうという気持ちでいっぱいであろうと思います。私は、共生推進教室に入学してこられた生徒の皆さんと、芦間高校に入学してこられた生徒の皆さんとが、この芦間高校で、ともに学び、ともに育ち、ともに、成長していってほしいと願っています。障がいのある人、ない人が、自分たちのできることを行い、互いに支え合って社会はつくられています。そのことを実感できるということは、とても素晴らしいことだと思います。「それが当たり前のこととして、行動できる人」になってほしいと思います。
 そして、卒業する時には、この芦間高校に入学して、「本当によかった」と思えるようになっていただきたいですし、芦間高校を卒業できたことを誇りに思っていただきたいと思います。どうか、自分の力を思う存分発揮し、勉強に、部活動に、学校行事にと、積極的に取り組んでいってください。
 最後に、保護者の皆様、「私たち教職員」は、心を一つにして、生徒の皆さんの成長のために全力を尽くしていく所存でございます。「保護者の皆様」と「私たち教職員」とが連携を密にして、また、地域の皆様のお力もお借りして、「共に育てていく」という強い意志で臨んでいきたいと考えておりますので、どうか、本校の教育方針にご理解を賜り、ご支援、ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
 改めまして、新入生の皆さん、今日の感激を忘れないで、積極的にいろいろなことに挑戦し、健康で有意義な学校生活を送ってください。この芦間高校で、共に、頑張りましょう。

                平成二十八年四月八日
                 大阪府立 芦間 高等学校長 大西 利男

602  「こころの再生」府民運動で本校の取組みが表彰されました。  2016年03月28日(月)
 本校では、年間2回(5月ごろと11月ごろ)、防災避難訓練を実施しています。そのうちの2回目は、本校正門前にある御幸幼稚園様の園児と通用門横にある外島保育所様の児童と合同で行い、地震による津波・洪水の襲来を想定した訓練となっています。
 この訓練は、地震が発生し、その直後に津波警報が発令され、大阪湾から淀川を逆流した津波が襲ってくるという設定で行い、生徒が校舎の3階と4階に避難するタイミングで、御幸幼稚園様の園児約100名と外島保育所様の児童約100名が合流し、あらかじめ募集した約100名の本校のボランティア生徒が、3階や4階の安全な場所まで子どもたちを誘導し、無事に避難を完了させるというものです。
 この取組みが、このたび、「こころの再生」府民運動の推進に大きく貢献したとして、大阪府教育委員会から表彰されました。本校の取組みがこのように評価されましたことは、とても光栄なことでございます。本当にありがとうございました。
 今後も、本校としましては、地域との連携や交流を重視する立場から、この合同避難訓練を継続していくとともに、近隣の住民の方々にも呼び掛けて、地域の避難訓練として発展させていきたいと考えております。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

601  オーストラリア語学研修  2016年03月27日(日)
 本日、3月27日(日)、オーストラリア語学研修を終えた生徒の皆さんが、引率教員とともに、無事に関西国際空港に帰ってきました。長旅で少し疲れたような表情でしたが、生徒の皆さんの元気な姿を目の当たりにし、ほっとしたというのが正直な感想です。この間、現地での元気な姿をHPの写真等で拝見していたので、安心はしていましたが、やはり、生徒の皆さんの姿を見るまでは、何となく落ち着きませんでした。本当に、お疲れ様でした。
 現在は、「グローバル人材の育成」ということが、極めて重要なキーワードになっています。特に、大阪の府立学校においては、『府立学校に対する指示事項』の第2項目に掲げられているとおり、教育の最重要課題の一つとなっています。芦間高校でのこのような海外語学研修の取組みが、不可欠な時代になってきています。この約半月の経験は、参加した生徒の皆さんの将来に大きく影響を及ぼすであろうと思います。ぜひ、今回の体験を大いに生かして、世界に通用するような活躍ができる人になってください。今後のさらなる成長を期待しています。

600  入学者選抜  2016年03月18日(金)
 共生推進教室の選抜が、
  志願者受付:2月15日(月)〜2月16日(火)
  面接:2月22日(月)
  合格者発表:3月1日(火)
という日程で行われ、出願者5名の中から募集人数どおり3名を選抜させていただきました。
 また、総合学科の選抜が、
  志願者受付:3月3日(木)〜3月7日(月)
  学力検査:3月10日(木)
  合格者発表:3月18日(金)
という日程で行われ、出願者292名の中から募集人数どおり240名を選抜させていただきました。
 今年度も、広報誌の発刊に力を入れ、外部での説明会への教員の動員の充実等、中学生の方やその保護者の方、そして、中学校の先生方や教育産業(塾)の先生方への情報提供に尽力してまいりました。また、学校協議会でいただいた有益なアドバイスを今年度も生かし、中学校訪問や塾訪問を充実させることができたと思っています。今年度も、広報活動の成果がはっきり表れたと言えますし、芦間高校は注目度の高い学校だということも堅持できたのではないかと思っています。
 不合格になられた方々には、本当に申し訳ありませんが、今後のご活躍をお祈り申し上げます。合格された方々には、心よりお祝いを申し上げます。合格、誠におめでとうございます。本校の15期生(共生推進教室は7期生(むらの籍としては2期生))として恥じないよう、素晴らしい高校生活を送ってください。そして、芦間をめざしたけれども不合格となった方々がたくさんいたということを忘れないで、その方々の分まで、しっかりと学業を収めてください。合格者の方々の頑張りを期待しています。

599  卒業式  2016年03月01日(火)
 本日、3月1日(火)、午前10時から、平成27年度第12回卒業式が行われ、3年生〔12期生〕の皆さんが、とても成長した姿で巣立っていってくれました。天候にも恵まれ、12期生の皆さんの旅立ちに相応しい式となりました。12期生の皆さんは、これまでの3年間、本当にしっかりと頑張って、自分の夢や志に向かい、着実に誠実に高校生活を送ってくれました。その意味で、今日の卒業式は、とても素晴らしい式となり、私自身も嬉しく、また、感動を覚えました。最後に、お忙しい中、お越しいただきましたご来賓の方々に対しまして、この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞
 本日、ここに、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、守口市立各中学校の校長先生方をはじめとする多数のご来賓の方々、及び、多数の保護者の方のご臨席のもと、大阪府立 芦間 高等学校、第十二回卒業式を挙行できますことは、誠に慶びに耐えません。ご来賓の皆様方には、厚く御礼申し上げます。
 また、保護者の皆様には、3年間の過ぎし日々を思い起こされれば、感慨もまたひとしおのことと推察いたします。お子様のご卒業を心よりお慶び申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、本日、晴れの卒業の日を迎えました。ご卒業、本当におめでとうございます。
 皆さんは、平成25年4月、桜満開の頃、本校に入学し、そして今巣立っていこうとされています。
 思い起こせば、一年生の春、皆さんは、新しい仲間を作ろうという意欲をもって、高校での新しい生活をスタートさせました。校外学習、体育祭、文化祭等の行事、そして、日々の授業、クラブ活動等、戸惑いながらも、意欲をもって、主体的な努力というものを身に付け始めました。
 二年生では、修学旅行。東北での震災学習や農業体験と、東京ディズニーランド。特に、東北の地元の方々とのふれあいは、とても心温まるものでした。日頃は体験できない、様々な事柄に取り組み、クラスや学年の絆を深めることができました。
 そして、三年生。体育祭では、応援団等で見事なリーダーシップを発揮し、皆が全力を出して走り、競技に花を咲かせました。天候に恵まれなかったことが残念でしたが、芦間高校の伝統を創り上げてきた先輩方に負けない、素晴らしい体育祭でした。
 文化祭でも、全クラスが演劇発表をしましたが、練習するたびに上手くなっていくところを目(ま)の当たりにし、皆さんのまじめさ、懸命に努力する姿に私達教員は心を打たれました。それが結果としてレベルの高い演劇となって、クラスの一体感をつくり、芦間高校の生徒の力を、多くの方々に示してくれました。
 進路実現においては、部活動との両立をしながら、最後まで努力を続ける人も多く、さすが芦間高校生だなと思わせてくれました。上級学校への進学をめざしていた人も、また、就職を希望していた人も、努力の成果をしっかりと表してくれました。本当によくがんばったと思います。それぞれ、進む道は異なりますが、自分で勝ち取った進路を大切にして、今後の自己実現に向かって進んでいっていただきたいと思います。
 さて、今日は、私の式辞の中で、皆さんに三つのことを伝えたいと思いますので、よく聞いてください。
 まず、一つめです。それは、本校が総合学科であり、その総合学科で皆さんは学んだのだ、ということです。皆さんは、「産業社会と人間」という授業や「総合的な学習の時間」を中心に、自分というものを見つめ、自分の将来をしっかりと考え、これから先も含め、人生のどの時点においても、自分の目標や意欲を見いだせるようになってくれたことと思います。
 これからの時代は、生産年齢人口の減少、労働生産性の低迷、そして、グローバル化・多極化の荒波に挟まれた厳しい時代だ、と言われています。また、2045年には人工知能が人類を超えるシンギュラリティに到達する、そして、現在の子どもたちの約65%が、将来、「今は存在していない職業」に就くと言われています。世の中の流れは大人が予想するよりもはるかに早く、極めて変化の激しい時代になることでしょう。
 その中にあって、総合学科は、「キャリア教育のトップランナー」と言われ、生徒の皆さんの資質や能力を高めるのに、とても有益な教育システムを備えています。三〜四年前には、大阪府内の総合学科の高校は10校程度でしたが、今や20校近くに増え、さらに今から三〜四年後には25校以上になると予想されています。それだけ、総合学科は、時代のニーズにマッチした、今の時代に求められている学科なのです。どうか、皆さん、総合学科で学んだということを誇りにしていただき、自分の自信に繋げていってほしいと思います。
 次に、二つめです。先ほど本校の校歌を斉唱しましたね。校歌のメロディーは、授業が始まるごとに校舎に流れるメロディーチャイムのおかげでよく聞き慣れていることと思いますが、歌詞の方はいかがですか。歌詞もしっかりと覚えていますよね。
  自分の色彩(いろ)で輝きながら
  優しさと強さの翼をひろげ
  輝きの瞬間(とき)に
と続きます。ここで、覚えていてほしいのは「自分の色彩(いろ)」そして「輝きの瞬間(とき)」というフレーズです。これらの言葉は、総合学科というものを、とてもうまく、また、端的に、表していると言えます。
 最近は、若者の個性が乏しくなった、と言われることがよくあります。また、自分が輝くための夢や志をもつ高校生の割合が少なくなっている、とも言われています。しかし、総合学科である芦間高校で学んだ皆さんは、校歌のこの歌詞のとおり、しっかりと、自分の色彩(いろ)、つまり、自分の個性をもち、自分が輝くための高い志と果てしない夢をもってくれていると信じています。どうぞ、今の社会に大いに貢献できるよう、自分の個性を伸ばし、自分の志をしっかりと持ち続けて、輝く自分というものを実現してほしいと思います。
 最後に、三つめです。それは、本校では、府立たまがわ高等支援学校の共生推進教室の生徒、つまり、Breeze(ブリーズ)の皆さんと、芦間高校の生徒の皆さんとが、一緒に、「ともに学び、ともに育つ。」ということを意識しながら、歩みを進めてきた、ということです。改めて、になりますが、Breezeの皆さんには、芦間高校の生徒の皆さんとともに3年間学んだことを証して、修学証書を交付いたしました、本当に、おめでとうございます。
 Breezeの皆さんは、芦間高校生の皆さんからたくさんのことを学びました。また、一方で、芦間高校生の皆さんも、Breezeの皆さんから、様々なことを学んでくれたことと思います。「ともに生きる」、その素晴らしさ、それを、これからの人生においても、どうか、忘れないでいてほしいと思います。
 以上、三つのことをお話しましたが、皆さんに伝わったでしょうか。一つめは、「総合学科で学んだことを誇りと自信に。」、二つめは、校歌の歌詞の中にあるフレーズ「自分の色彩(いろ)」「輝きの瞬間(とき)」、そして、三つめは、「ともに学び、ともに育つ。」そして「ともに生きる。」ということです。
 さあ、明日からは、新しい世界が皆さんを待っています。順調に進んでいけるときもあれば、悩み苦しむときもあるでしょう。どのようなときでも、自分を信じ、仲間を信じて誠実に生きてください。これまで相談にのってくれたり、支えになってくれたりした家族の方々、先生、友人など周囲の方々への感謝を忘れず、また、3年間この芦間高校で頑張ってきた自分の姿を思い起こし、自らを奮い立たせて一つ一つ着実に努力を積み重ねていっていただきたいと思います。
 最後に、皆さんの今後の活躍と健康を祈念して、私の式辞とさせていただきます。

                   平成28年3月1日

                     大阪府立芦間高等学校
                     校長 大 西 利 男

598  第3回学校協議会  2016年02月13日(土)
 本日、2月13日(土)、本年度(平成27年度)の第3回学校協議会を開催いたしました。お忙しい中、ご出席いただきました委員の方々に、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 会議におきましては、学校側から、「本年度(平成27年度)の学校経営計画」の達成状況等の報告に引き続き、「次年度(平成28年度)の学校経営計画」について説明させていただき、それを踏まえて、これまでの取組みについての評価、今後の取組みの進め方や考え方について、議論を深めました。特に、「生徒の確かな学力の育成及び教員の授業力の向上」「夢と志を育むためのキャリア教育及び確実な進路実現につながる進路指導の充実」「安全・安心で居心地のよい学校環境づくり、カウンセリングマインドを伴った生徒指導の徹底、生徒の生活規律・自己管理の徹底」「広報活動の充実」等、忌憚のないご意見やご提言をいただくことができました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

597  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕総学論文全体発表  2016年02月04日(木)
 2月4日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業において、これまで取り組んできた「総学論文」の全体発表(プレゼンテーション)が本校体育館で行われ、各講座での優秀作品が披露されました。
 以前にも述べましたが、この授業では、生徒の皆さんが、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容をもとにして、約4000字の論文を書いて発表するという取組みを行っています。
 昨年の4月以降取り組んできた論文が完成し、1月下旬の授業で、生徒の皆さんは各講座教室で発表を行い、本日は、その中の優秀作品の発表となっています。本日の発表は、いずれも、内容が豊富で、また、プレゼンも見事で、生徒の皆さんの大いなる努力の跡が伺えました。今後も、今回のプレゼン発表の経験を生かして、さらにプレゼンテーション力に磨きをかけてくれることを期待しています。

596  第55回大阪府立高等学校保健研究発表大会  2016年01月27日(水)
 本日、1月27日(水)、大阪府薬剤師会館において、第55回大阪府立高等学校保健研究発表大会が開催され、府立学校11校の生徒の皆さんが、それぞれのテーマで発表を行いました。本校からは、「ストレスの原因と解消方法について」というタイトルで、生徒保健委員会が、本校生徒にアンケートをとり、それを集約した結果をもとに研究した成果を発表しました。とても見やすいパワーポイントを用いて、落ち着いたプレゼンテーションができていましたし、また、パフォーマンスもとてもよかったです。練習の成果が十分に発揮され、素晴らしい発表であったと思います。
 当日の発表校及びその発表テーマは、以下のとおりです。ここに、ご紹介させていただきます。
 ○中津支援:手洗いの奨励と地域清掃活動
 ○とりかい高等支援:学校生活における保健衛生委員の取組み
 ○長尾高:ケータイとの付き合い方に関する研究
 ○たまがわ高等支援:自立に向けた保健衛生面からの取組み
 ○藤井寺高:ENJOY!おやつ!
 ○りんくう翔南高:食生活を見直そう
 ○箕面高:質のよい睡眠とは
 ○芦間高:ストレスの原因と解消方法について
 ○貝塚高:インフルエンザを知ろう!!
 ○北かわち皐ヶ丘高:地元寝屋の特産品「さつまいも」から「食」の発信
 ○北淀高:北淀高校食育展〜大阪産(もん)〜

595  学校説明会にお越しいただき、ありがとうどざいました。  2016年01月16日(土)
 本日、1月16日(土)、今年度最後の学校説明会を開催(共生推進教室説明会を同時開催)しましたところ、中学生の皆さん、保護者の皆様など、たくさんの方々にお越しいただくことができました。ご参加いただきました皆様方には、心よりお礼を申し上げます。
 期日を設定した学校説明会は今回で終了しましたが、個別の見学希望に対しましては、今後も随時受け付けております。個別の見学を希望される場合には、本校の辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 また、今年度発刊しました「芦間ニュース」をご覧になりたい方は、「広報だより」のコーナーをクリックしてください。そこに、「芦間ニュース」のPDF版を掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。

594  学校説明会〔平成28年1月16日(土)開催〕間近に迫る  2016年01月06日(水)
 学校説明会が間近に迫ってまいりました。1月16日(土)に開催いたします。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。中学3年生の方のみならず、中学1・2年生の方も大歓迎です。また、保護者の方も、ぜひ、お越しください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ち申しております。皆様、お誘い合わせの上、本校にお越しください。以下に、再度、ご案内を掲載させていただきます。
  ○学校説明会を平成28年1月16日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
 ホームページ内の右上のところの「中学生の皆さんへ 学校説明会のご案内」のページに正式なご案内を掲載しておりますので、そちらの方をご確認ください。
  ○また、他の日に見学したいという方は、
    本校の高橋教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 以上、取り急ぎ、ご案内申し上げます。

593  広報誌『芦間ニュース〔H27年度冬号〕』発刊  2015年12月28日(月)
 広報誌『芦間ニュース〔H27年度冬号〕』が納品されました。今後、順次、関係中学校様に送付させていただきますので、生徒様への配付または教室掲示または関係者での回覧等をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの2学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受験することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。その意味で、タイムリーな情報を掲載した広報誌『芦間ニュース』がその一助になればと考えておりますので、ぜひお読みいただきたく存じます。
 なお、広報誌『芦間ニュース』の内容については、PDFファイルにさせていただいて、今後、本校のホームページの中にもアップする予定でございますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

592  平成27年度第2回学校協議会  2015年12月19日(土)
 本日、12月19日(土)、本年度(平成27年度)の第2回学校協議会を開催いたしました。委員の方々には、学校側から本年度の学校経営計画の進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、今後の取組みの進め方や考え方についてご意見やご提言を賜り、議論を深めました。今回の主なテーマは、授業力向上の取組み(特に、「アクティブ・ラーニング」の推進)、1年の「産業社会と人間」での取組み、海外修学旅行、遅刻者減少対策、生徒の生活規律・自己管理、入学者選抜及び広報関連、生徒の心のケアとさせていただき、委員の方々から忌憚のないご意見ご示唆を頂戴いたしました。
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、本協議会の詳細な報告書につきましては、後日、本校のホームページに掲載する予定ですので、よろしくお願いいたします。

591  学校保健委員会  2015年12月09日(水)
 本日、12月9日(水)、学校三師の先生方(ョ学校医様、岡本学校歯科医様、庄司学校薬剤師様)及びPTA役員・実行委員のご代表の方々にご参加いただいて、学校保健委員会を開催しました。
 学校長挨拶の後、学校側から、(1)定期健康診断結果、(2)学校環境検査結果、(3)保健室利用状況、(4)日本スポーツ振興センター申請状況、(5)教育相談担当者会議からの報告、(6)「学校環境改善」への取組み〔@保健部清掃活動、A校内環境整備、BPTA環境保健委員会活動〕、(7)生徒保健委員会活動報告 等の報告をさせていただきました。その後、「最近の学校保健の話題より」ということで、「原因の分かりにくい体調不良について」をテーマに情報交換をさせていただきました。そして、最後に、学校三師の先生方から、貴重な内容の指導・助言をいただきました。
 今後も、引き続き、保健主事、養護教諭を中心として、本校生徒の健康の保持・増進のために、尽力してまいりたいと思っております。学校三師の先生方、PTA役員・実行委員のご代表の方々、本日は、お忙しい中、当会議にご出席いただきまして、誠にありがとうございました。改めて、この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。

590  学校説明会〔平成28年1月16日(土)開催〕のご案内  2015年11月30日(月)
 先日の11月21日(土)で、本年度のオープンスクールは終了しましたが、今後、高校受験の志望校を考えていく上で、芦間高校を見学に行きたいと思われる方がきっといらっしゃると思いますので、そのような方々へのご案内です。
  ○学校説明会を平成28年1月16日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
 ホームページ内の右上のところの「中学生の皆さんへ 学校説明会のご案内」のページに正式なご案内を掲載しておりますので、そちらの方をご確認ください。
  ○また、他の日に見学したいという方は、
    本校の高橋教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 以上、取り急ぎ、ご案内申し上げます。

589  第2回オープンスクールへのご参加ありがとうございました。  2015年11月21日(土)
 本日、11月21日(土)、本年度の第2回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、約480名の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。11月7日(土)に開催しました第1回と合わせると、参加者数は900名以上となりました。お越しいただきました方々に、厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、筝曲部による琴の演奏のあと、校長挨拶、学校概要説明、生徒会役員挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。全体会のあとは、校内見学を兼ねた恒例の「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。
 第1回と同様に、アンケートでは、ほぼ100%近くの方から肯定的な回答をいただきました。至らない点もあったかとは存じますが、概ね順調に進行することができました。重ね重ねになりますが、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

588  大阪模擬選挙  2015年11月18日(水)
 平成27年6月に公職選挙法が改正され、選挙権を有する者の年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられることとなりました。この選挙権年齢の引き下げは、70年ぶりの歴史的改正であり、これを契機に、より一層、若者に対する政治的教養をはぐくむための具体的かつ実践的な教育を進めていくことが求められています。
 こうした状況を踏まえ、総務省が、文部科学省と連携し、政治的教養をはぐくむための教材「私たちが拓く日本の未来 有権者として求められる力を身に付けるために」を作成しました。この教材は、選挙を通じた政治参加がより身近なものとなった高校生に、政治や選挙に関する知識を身に付け、関心を持ってもらえるよう、選挙制度の解説や模擬選挙・模擬議会等の参加実践型の学習事例を掲載するとともに、選挙に際しての留意事項等をとりまとめたものであり、全国の高校生に配付されることとなりました。
 このことを踏まえ、本校では、大阪府知事選挙が行われるこの時期に、1年の「産業社会と人間」の授業において模擬選挙を実施し、政治的教養をはぐくむための実践を行いました。今後、3年の現代社会の授業においても、同趣旨の実践を行う予定にしており、シチズンシップ教育(市民性教育)に繋がる取組みを意識的に行っていきたいと考えています。

587  第2回オープンスクール間近に迫る  2015年11月13日(金)
 第2回オープンスクールが、間近に迫ってきました。11月21日(土)に開催いたします。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。中学3年生の方のみならず、中学1・2年生の方も大歓迎です。また、保護者の方も、ぜひ、お越しください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。皆様、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○国語表現    ○遊んじゃえ漢字で    ○楽しい数学
  ○不思議アイ・マジック    ○イオン式電気パン焼き器
  ○地理    ○英会話    ○福祉    ○看護
  ○ステンドグラス体験    ○書道体験    ○産業社会と人間
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケットボール部、男子バスケットボール部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、卓球部、ダンス部、陸上部、空手道部、ソフトテニス部、パソコン部、美術部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。
 オープンスクール(第2回)の詳しい案内については、「中学生の皆さんへ オープンスクールのご案内」をクリックしてください。

586  オープンスクールへのご参加ありがとうございました。第2回目は11月21日です。  2015年11月07日(土)
 本日、11月7日(土)、本年度の第1回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、約430名の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました方々に厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、筝曲部による琴のオープニング演奏のあと、校長挨拶、校長による学校概要説明、生徒会長挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。
 全体会のあとは、校内見学を兼ねた「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。視聴覚室で行われた保護者説明会には、約75名の保護者の方々が集われ、こちらも大盛況でございました。
 すべてが終わり、参加された方々には、「芦間高校オリエンテーリング」の景品をもらっていただいて、帰路に着いていただきました。参加していただいた皆様、満足度はいかがだったでしょうか。アンケートを読ませていただいた限りでは、ほぼ100%近くの方から、「本校のオープンスクールに来て、参考になった。」「芦間高校には、よい印象をもった。」等の回答をいただいております。至らない点もあったかとは存じますが、私どもとしましては、在校生・教職員すべてが力を合わせて「おもてなし」をさせていただいたところでございます。本当にありがとうございました。
 第2回目は、11月21日(土)に予定しております。今回、お越しいただけなかった方々、どうぞ、次の機会をご利用くださいますようお願いいたします。心よりお待ち申しております。

585  たまがわ高等支援学校10周年記念式典  2015年11月01日(日)
 本日、11月1日(日)、たまがわ高等支援学校の10周年記念式典が同校体育館で開催されました。ご存じのとおり、芦間高等学校はたまがわ高等支援学校の分教室としての共生推進教室を設置しており、現在の3年・2年の共生推進教室生徒はその4期生・5期生に当たります。(現在の1年生からは、共生推進教室生徒は、むらの高等支援学校籍の生徒となっています。)これまでの1期生・2期生・3期生の生徒たちは、立派に就労を実現し、現在もしっかりと仕事を続けています。「ともに学び、ともに育つ」はこれからの社会に不可欠な事柄であり、いま、さらなる共生社会の充実が求められています。その意味で、本校芦間高等学校としましては、共生推進教室の教育内容をさらに充実させていきたいと考えております。併せて、たまがわ高等支援学校様におかれましては、今後、20年、30年と、さらに発展を遂げていかれることと存じます。たまがわ校の分教室という芦間高の位置付けは、来年度末で終了いたしますが、その後も、たまがわ校と芦間高との連携は強固なものとして続いていくものと信じています。たまがわ高等支援学校様のさらなる飛躍をお祈り申し上げます。

584  第1回オープンスクール間近に迫る  2015年10月24日(土)
 オープンスクール(第1回)が、間近に迫ってきました。11月7日(土)に開催いたします。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。中学3年生の方のみならず、中学1・2年生の方も大歓迎です。また、保護者の方も、ぜひ、お越しください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。皆様、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○国語表現    ○遊んじゃえ漢字で    ○楽しい数学
  ○不思議アイ・マジック    ○イオン式電気パン焼き器
  ○英会話    ○スクリーン英語
  ○映像メディア表現    ○絵手紙入門    ○家庭
  ○ピア・サポーター養成講座    ○産業社会と人間
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケット部、男子バスケット部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、バドミントン部、卓球部、剣道部、陸上部、ソフトテニス部、パソコン部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。
 オープンスクール(第1回)の詳しい案内については、「中学生の皆さんへ オープンスクールのご案内」をクリックしてください。

583  フィールド・トリップ  2015年10月16日(金)
◎人間関係形成能力・・・他者の個性を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同してものごとに取り組む能力
◎情報活用能力・・・学ぶこと・働くことの意義や役割及びその多様性を理解し、幅広く情報を活用して、自己の進路や生き方の選択に生かす能力
◎将来設計能力・・・夢や希望を持って将来の生き方や生活を考え、社会の現実を踏まえながら、前向きに自己の将来を設計する能力
◎意思決定能力・・・自らの意志と責任でよりよい選択・決定を行うとともに、その過程での課題や葛藤に積極的に取り組み克服する能力
 これらは、キャリア発達にかかわる諸能力〔将来、自立した社会人・職業人として生きていくために必要な能力や態度や資質〕として、キャリア教育において、生徒に身に付けさせるべき、極めて重要な能力だと言われています。本校は、開校当時から、必履修科目「産業社会と人間」を中心として、常にキャリア教育の充実を意識して教育活動を展開しています
 本日、10月16日(金)、本校のキャリア教育の一環として、「産業社会と人間」の授業と連動させ、1年生の皆さんが、「近畿大学見学班」と「京都産業大学見学班」と「京都光華大学・京都看護大学見学班」に分かれて、フィールド・トリップ〔大学見学〕に取り組みました。
 今回の取組みに対する1年生の皆さんの感想は、肯定的な内容のものがほとんどでした。小・中・高・大というそれぞれの立場や年齢におけるキャリア教育、その中にあって、高校では、1年生から3年生までを見通したキャリア教育の充実が求められています。本校としましては、このフィールド・トリップ〔大学見学〕のような取組みを積み重ねることによって、生徒の皆さんの健全なキャリア発達に寄与していきたいと思っています。
 最後になりましたが、今回の取組みに関しまして、ご尽力いただきました近畿大学、京都産業大学、京都光華大学、京都看護大学の関係者の皆様には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

582  大学入試センター試験出願締切  2015年10月09日(金)
 本日、10月9日(金)、大学入試センター試験の出願が締め切られ、本校からは125名の生徒が願書を提出しました。本校は、今年で創立14年目を迎え、過去に11回卒業生を送り出していますが、ここ3年間は、131名、132名、125名と、出願者数が学年の所属生徒数の半数を超えるという状態が続いています。
 本校は、「上級学校への進学をめざす総合学科」として開校し、お蔭様で、年々、その実績を充実させながらここまで歩みを進めてきました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。これから、いよいよ、入試の季節へと突入していきますが、進路獲得は個人戦ではなく団体戦であるという気持ちで、みんなで力を合わせて目標の達成を実現してほしいと思います。
 センター試験に出願した125名の生徒の皆さん、どうか、目標を見失わず、しっかりと頑張ってください。期待しています。

581  ASMサポートシステム  2015年09月24日(木)
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして「チューター制度」という制度を設けておりました。本校の「売り」の一つとして、これまで紹介させていただいておりましたので、ご存知の方も多いかと存じます。これは、特に、難関大学への進学を希望していて、一定の条件を満たしている生徒さんに対して、「チューター」と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でした。
 本校では、開校以来10年が過ぎ、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところであり、この「チューター制度」についても見直しを行いました。
 これまでの「チューター制度」による進路実現に関する成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、「チューター制度」の利用を希望してもチューター教員が配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、様々な課題を抱えながら、「チューター制度」という取組みがここまで進められてきたわけでございます。
 そこで、11期生(今春の卒業生)からは、従来の「チューター制度」に代わるものとして、新たな取組みを始めることにいたしました。
 具体的には、まずは、AO入試や推薦入試に対応するため、小論文対策や面接対策について、可能な限り、過去のデータを用いて指導を充実させていこうと考えています。これを、本校では、AO入試の頭文字の「A」、小論文指導の頭文字の「S」、面接指導の頭文字の「M」を取って、「ASMサポートシステム」と呼んで、進路指導のシステムの中心に据えていこうと考えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別や、長文読解や英文法といった分野別のような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設しています。これまでの「チューター制度」の個別性などの良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを再構築していこうとしているわけでございます。
 このように、11期生以降の進路指導については、10期生以前とは、少し異なるシステムになっていきますが、お子さまたちの全員の進路希望が実現できるように、学校として責任をもって進路保障に取り組んでまいりますので、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

580  中学校訪問  2015年09月07日(月)
 新しい広報誌『芦間ニュース』ができましたので、それをお届けに、また、11月7日(土)と11月21日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、ということを主な目的として、中学校訪問をさせていただいております。8月下旬から9月上旬にかけて、門真市、寝屋川市、大東市、摂津市、大阪市の淀川区・城東区等を重点的に訪問させていただきました。
 中学校の校長先生や進路指導主事の方と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、とても勉強になります。直接、足を運び、膝を突き合わせてお話をすることの大切さを改めて実感させていただいているところでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるかということを意識して、広報活動を展開させていただいております。
 今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

579  中学校の先生方を対象とする学校説明会  2015年08月21日(金)
 本日、8月21日(金)、本校にて、「中学校の先生方を対象とする学校説明会(共生推進教室説明会を含む)」を開催しましたところ、合計で約45名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組み〔特に、今年度は、授業力向上(アクティブ・ラーニングの推進)の取組みを強調〕について詳細に説明させていただき、質疑応答の後、校内見学をしていただきました。昨年度同様、新たに作成した学校紹介用イメージDVDを開会前に流すとともに、教員による説明だけでなく、在校生や卒業生に芦間高校のことや自分自身の学校生活のことを述べていただくコーナーを設けました。在校生・卒業生の話が、とてもすばらしく、賞賛に値するものであり、お蔭様で、中学校の先生方にもとても好評でした。説明会全体としても、概ね、ある程度の満足感を持って帰っていただけたのではないかと思っております。お越しいただいた先生方、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、中学校の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

578  広報誌『芦間ニュース〔H27年度夏号〕』発刊  2015年08月13日(木)
 広報誌『芦間ニュース〔H27年度夏号〕』が納品されました。今後、順次、関係中学校様に送付させていただきますので、生徒様への配付または教室掲示または関係者での回覧等をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの1学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受験することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。その意味で、タイムリーな情報を掲載した広報誌『芦間ニュース』がその一助になればと考えておりますので、ぜひお読みいただきたく存じます。
 なお、広報誌『芦間ニュース』の内容については、PDFファイルにさせていただいて、今後、本校のホームページの中にもアップする予定でございますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

577  第1回学校協議会  2015年07月27日(月)
 本日、7月27日(月)、本年度(平成27年度)の第1回学校協議会を開催いたしました。委員の方々には、学校側から本年度の学校経営計画の内容とこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、今後の取組みの進め方や考え方についてご意見やご提言を賜り、議論を深めました。今回は、開催時期が遅れたため、授業見学をしていただくことができませんでしたので、授業力向上の取組み(特に、アクティブ・ラーニングの推進)や先進校視察で得られた情報等を画像〔動画を含む〕で紹介し、ビジュアル的なプレゼンで詳細説明をさせていただきました。
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、本協議会の詳細な報告書につきましては、後日、本校のホームページに掲載する予定ですので、よろしくお願いいたします。

576  公立高校進学フェア  2015年07月26日(日)
 本日、7月26日(日)、マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において、大阪府教育委員会主催「大阪府公立高校進学フェア2016」が開催されました。この催しは、大阪府教育委員会の肝煎りで平成24年度から始まったもので、大阪府内の公立高校が一堂に会して説明を行うという取組みです。
 本校からは、校長・教頭・首席・指導教諭以下、約10名のスタッフが参加しました。当日は、全体の入場者が16000名以上ということで、これまでよりもさらに増加したとのことです。本校のブースにおいても、ほとんど空きがない状態で、常に盛況でした。ブースにおいて腰掛けてお話を聞いていただく以外に、立ったままでお話を聞いていただくということもあり、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。ブースにお越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お陰様で、この進学フェアは大成功のうちに終わりました。公立高校へのニーズ・期待の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としても尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

575  ピア・サポーター養成講座  2015年07月08日(水)
 本日、7月8日(水)、ピア・サポーター養成講座が開催されました。
 本校では、よりよい人間関係づくりのために「ピア・サポート」に取り組んでいます。「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。日本ピア・サポート研究会においては、「子どもたちの対人関係能力や自己表現能力など、社会に生きる力が極めて不足している現状を改善するための学校教育活動として、教師の指導・援助の下に、子どもたちの相互の人間関係を豊かにするための学習の場を各学校の実態に応じて設定し、そこで得た知識やスキルをもとに、仲間を思いやり、支える実践活動をピア・サポート活動と呼ぶ。」と説明されています。
 歴史的には、「ピア・サポート」は、1970年代にカナダで始まり、いじめ防止や学校風土の改善等に大きな成果を上げて定着し始め、イギリス、アメリカ、オーストラリアでも定着してきています。日本でも、1990年代に、中学校を中心に、いじめ追放の目的で導入され、2000年代に入って実践が拡大しています。
 本校は、総合学科ですから、創立以来ずっと府内全域から進学してこられます。本校に入学される生徒さんの出身中学校数は、1学年当たりおよそ70〜80にも上ります。ですから、「ほとんど知り合いがいない」という状況からの人間関係づくりが大きな課題になっています。そこで、本校では、人間関係づくりをスムーズに行うために、「ピア・サポート」の取組みを重視して、日々の教育活動を行っています。
 今後、このピア・サポーター養成講座は、8月上旬に合宿を行って、より密度の濃い内容の学習へと移行していきます。この養成講座に参加した生徒の皆さんが、リーダー(ピア・サポーター)となって、より一層、「ピア・サポート」の取組みを充実したものにしていっていただけることを期待しています。

574  アクティブ・ラーニング〔ジグソー法〕研修  2015年07月06日(月)
 本校では、喫緊の課題への対応を確実に行うべく、管理職主催の校内教職員研修を適宜実施しています。その一環として、本日、7月6日(月)、埼玉県立総合教育センターの飯窪真也指導主事を講師としてお招きし、「『アクティブ・ラーニング(AL)』の一形態である『知識構成型ジグソー法』の考え方と実践事例」をテーマに、教員の授業力向上のための校内研修を実施しました。
 「知識構成型ジグソー法」は、児童・生徒一人ひとりが主体となって学びながら、他者との関わりを通じて自分の考えをよくしていく「協調学習」を教室の中で引き起こすための授業デザインであり、東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(略称、CoREF)の研究者の方々と、CoREFと連携している教育委員会や関係学校の教員の方々とが、約5年にわたって実践的な取組みを進めてこられました。特に、埼玉県においては、県教育委員会のイニシアティブで、CoREFと連携し、県を挙げて「知識構成型ジグソー法」の手法を授業に取り入れておられます。私自身も、「知識構成型ジグソー法」は、とても「腑に落ちる」授業デザインだと思いますし、生徒の主体的・協働的な学びを促進する上で、とても有効だと思っています。
 本校では、学校経営計画において、「各教科に『AL推進者』を設けてALを推進し、『わかる授業』『生徒が主体性を持って参加する授業』をテーマとして、ALへと質的な転換をめざした研究授業に取り組む」ということを謳っています。今後、「知識構成型ジグソー法」を取り入れるように努め、生徒のより一層の学力向上に寄与してまいりたいと考えています。

573  ジョブカバリー  2015年07月01日(水)
 1年生の皆さんが、「ジョブカバリー(昨年度までの名称は『ジョブクエスト』)」の取組みを本格的に進めています。
 「ジョブカバリー」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として、生徒の皆さんが主体的・協働的に行う取組みです。具体的には、自分たちの興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするというものです。自分たちでアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分たちにとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブカバリー」なのです。
 どうか、生徒の皆さん、「ジョブカバリー」にしっかりと取り組んで、一回りも二回りも成長した自分を実感していただけることを期待しています。
(この取組みは、昨年度、朝日新聞に掲載されました。〔右の写真を参照〕)

572  学習塾の先生方を対象とした学校説明会  2015年06月19日(金)
 本日、6月19日(金)、本校にて、「学習塾の先生方を対象とする学校説明会」を開催しましたところ、約35名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組み〔特に、アクティブ・ラーニングの推進等、授業内容や授業方法のより一層の充実〕について詳細に説明させていただき、卒業生・在校生のコメントの後、授業見学をしていただきました。説明会の満足度としては、「大変良かった」「まあまあ良かった」がほとんどで、概ね好評であったと思います。また、参加された方のほとんどが「本校は印象のよい学校である。」「学習塾に通う生徒の皆さんに本校を薦めることができる。」と回答していただいており、感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、学習塾の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

571  心に残る素晴らしい体育祭  2015年06月05日(金)
 本日、6月5日(金)、悪天候の中でしたが、何とか体育祭を挙行することができ、生徒の皆さんはとてもよく頑張ってくれました。結果は1位から6位まで違う順位でしたが、頑張ったことについてはどの団も皆同じです。自分を信じて自分の力で頑張った自分、また、仲間を信じて協力し合って頑張った自分、どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。
 将来の人生においては、うまくいくことばかりではありません。何かに躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失いそうになったとき、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしいと思います。「自分は頑張れるんだ」ということや「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように、「自分の頑張った姿」を蓄えていってほしいと思います。今日の体育祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった1日でした。その意味でとても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、体育祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた体育祭実行委員長をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、団をまとめてリーダーとして引っ張ってきた団長の皆さん、準備や運営に携わってくれた運動部や文化部の部員の皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さん等、すべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、そして、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います
 そして、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。また、この体育祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方にもお礼を申し上げたいと思います。
 さらには、近隣の住民の皆様、今日一日、また、これまでの準備の期間、毎日騒音等でご迷惑をおかけいたしました。お陰様さまで素晴らしい手作りの体育祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

570  PTA総会  2015年05月23日(土)
 本日、5月23日(土)、PTA総会が開催されました。
 総会前に、各学年別の学級委員会を行い、学級委員の専門委員所属先(生活指導、進路指導、教養推進、広報、環境保健)を決定しました。
 そして、総会では、議事として、
  @役員・監査委員の選出
  A平成27年度役員・実行委員・学級委員の承認・紹介・挨拶
  B平成26年度事業報告
  C平成26年度会計決算報告及び会計監査報告
  D平成27年度事業計画案
  E平成27年度会計予算案
等が承認されました。
 今年度も、昨年度に引き続き、PTA活動が円滑に展開していけることを願っております。本年度の役員・実行委員・学級委員の方々には、様々な場面でお世話になりますが、連携を密にして、生徒の皆さんのために必要なことをしっかりと行っていきたいと思っております。昨年度同様、どうぞよろしくお願いいたします。

569  学習塾訪問  2015年05月09日(土)
 本日5月9日(土)より、例年どおり、学習塾への訪問を開始しました。6月19日(金)に本校で開催予定の「学習塾の先生方を対象とする学校説明会」のご案内をさせていただくとともに、芦間高校に対する評価や芦間高校に期待すること等を伺いました。芦間高校に対する評価としては、概ね良好で、「『行きたい』と言っている生徒が多い。」「選択科目が多く、自由に科目を選べるのでよい。」等の肯定的なお声をいただきました。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えていますが、一方で、学習塾の先生方とも話をする機会を多く持ち、学習塾の先生方の考えやニーズも大切にしていきたいと考えています。特に、公立の高等学校への忌憚のないご意見やご要望を伺って、より一層実のある学校経営や広報活動を行っていくことが必要だと感じていますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

568  第1学年宿泊学習  2015年04月18日(土)
 4月17日(金)から18日(土)にかけて、1年生の宿泊学習が鉢伏高原で行われました。
 1日目の17日、現地に到着して昼食を済ませたあと、近くの体育館において、本校で学校生活を営む上で必要となる事柄について、オリエンテーションを行いました。そして、その後は、クラスミーティングを行い、「中学校で頑張ってきたこと」「芦間高校で頑張りたいこと」等、生徒の皆さんは2〜3分間程度のスピーチをしました。みんな、それぞれ、自分の思いや決意を自分の言葉で表現できていて、素晴らしいスピーチでした。夕食を済ませたあと、再び、クラスミーティングを行い、引き続いて、クラス活動を行いました。
 2日目の18日、起床後、宿舎前広場で朝の体操を行い、朝食後は、体育館での全体レクリエーションです。司会進行は、すべて、生徒の皆さんが担当してくれました。まずは、いくつかのゲームで体と心をほぐし、寒さも徐々に忘れていきました。そして、次は、メインイベント、クラス対抗の大縄跳び大会です。クラス全員が、気持ちを一つに合わせないと、なかなか跳ぶことはできません。ですから、1回跳べたときの喜び・感激は一入(ひとしお)です。跳べたときの大きな歓声が体育館内に響き渡りました。生徒の皆さんは、集団で一つのことを行う難しさを体得するとともに、集団が一つになるためには何が重要なのかということを学んでくれたように思います。最後は、校歌合唱コンクールで締めくくりました。そして、昼食のバーベキューに舌鼓を打った後、一行は帰路に着きました。
 生徒の皆さんは、この宿泊学習を通じて、昨日のクラスミーティングを含め、とても充実した内容の取組みを行い、今後の学校生活に生かせる何かを確実に掴んでくれたように思います。今後の芦間高校での活躍がとても楽しみです。
 最後になりましたが、宿舎「やまとよ」様のスタッフの方々はじめ現地の方々、写真撮影業者様、バス運行業者様、等々、たくさんの方にお世話になりました。この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。

567  着任式・離任式  2015年04月09日(木)
 4月8日(水)、始業式のあとに、着任式が行われました。新しく芦間高等学校に着任しました教職員の方々をご紹介させていただきます。
  教頭    高橋 雅彦 先生(交野高校より)
  社会科   西川 知秀 先生(布施北高校より)
  社会科   山中 祥祐己 先生(新規採用)
  理科    武政 伸哉 先生(新規採用)
  英語科   北野 早苗 先生(枚方高校より)
  英語科   湊谷 早苗 先生(阿武野高校より)
  英語科   飯田 真弓 先生(新規採用)
  数学科   東口 好行 先生(西寝屋川高校より再任用教諭として)
  社会科   大塚 高弘 先生(期限付講師として)
  理科    柑本 雅也 先生(期限付講師として)
  情報科   本田 恵子 先生(期限付講師として)
  養護助教諭 浮田 理奈 先生
  事務室   山野 寿 さん(寝屋川高校より)
  事務室   井本 恵美 さん(佐野工科高校より)
 以上の教職員が芦間高等学校の新しいスタッフとして仲間入りし、生徒の皆さんの成長に寄与させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、4月9日(木)、離任式が行われました。今回の人事異動で芦間高等学校での任を終えた教職員の方々をご紹介させていただきます。
  教頭    山下 尚紀 先生(港南造形高校へ)
  社会科   藤村 彰宏 先生(退職)
  社会科   北川 一馬 先生(退職)
  社会科   三ツ木 透 先生(西寝屋川高校へ)
  社会科   西 禎憲 先生(むらの高等支援学校へ)
  理科    長岡 稔 先生(淀川工科高校へ)
  英語科   斎 佳江 先生(退職)
  事務室   平田 義隆 さん(市岡高校へ事務長として)
  事務室   鈴木 健司 さん(退職)
  事務室   竹中 喜代子 さん(退職)
 他に、期限付講師等として、勤務されました、
  国語科   生垣 登紀子 先生
  数学科   木原 裕紀 先生
  保健体育科 榮山 知里 先生
  英語科   岡田 律子 先生
  養護助教諭 横石 悠菜 先生
が、それぞれ、本校での任を終えられました。
 それぞれの先生方のお立場は異なりますが、新たな場での活躍を祈念いたしております。本校でのご尽力、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

566  第14回入学式  2015年04月08日(水)
 本日、4月8日(水)、平成27年度入学式が行われ、新1年〔14期生〕の皆さんが、初々しい姿で式に臨んでくれました。天候にも恵まれ、14期生の皆さんの高校生活のスタートにふさわしい式となりました。これからの3年間、しっかりと自分の夢や志に向かって、着実にかつ誠実に高校生活を送っていってほしいと願っています。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞
 春爛漫の今日の佳(よ)き日に、第十四回入学式を挙行いたしましたところ、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、後援会会長様、PTA会長様・副会長様、そして多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
 そして、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本日より三年間、大切なお子様をお預かりすることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、ただいま入学を許可いたしました二百四十三名の新入生の皆さん、入学、おめでとうございます。皆さんの入学を、本校教職員、及び、在校生一同、心より歓迎いたします。
 今日から皆さんは、芦間高等学校の大切な仲間です。芦間高校では、「一人一人が輝くための総合学科」というキャッチフレーズのもとに、それを実現するための仕組みがつくられ、様々な取組みがなされています。でも、もし、皆さんが受け身の姿勢で学校生活を送ろうとしているのであれば、それは「自分が輝ける」ことには繋がりません。自らが積極的に取り組んでこそ、自分の個性や能力を伸ばすことができます。
 そのために、まずは、勉強をしっかりと行ってください。進路を開拓する上で、あるいは、社会に出たときに、必要となる知識や技能をしっかりと身に付けてください。皆さんは、「十年後の自分のあるべき姿」というものを考えていますでしょうか。皆さんは、十年後、どのような大人になっているのでしょうか。「将来このようになりたい」という夢をしっかりと持ってください。そして、その夢の実現を目標として、しっかりと勉強をして、自らを高めていってください。
 二つめには、社会の中で他の人と繋がり、ともに世の中をつくっていく、という社会性を培ってもらいたいと思います。他の人の気持ちを思いやれる人、困っている人がいれば、その人に手を差し伸べることができる人、社会に積極的に参加できる人、に育っていってもらいたいと思っています。
 そのために、皆さんには、お願いしたいことがあります。
 まずは、挨拶を心がけてください。挨拶は、人と人とが繋がるきっかけとなります。友達に、先生方に、そして、学校を訪れる様々な人に、積極的に「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と、笑顔で挨拶をしてください。そして、誰かにお世話になったときには、「ありがとう」と言って、心からの感謝の気持ちを表してください。
 次に、「友達と一緒になって、一つのものをつくり上げる」ということを大切にしてください。芦間高校では、様々な行事があります。楽しさを精いっぱい味わうために、友達と一緒になって知恵を絞り、満足のいくものを作り上げていってください。
 人が成長するためには、「何かを成し遂げる際に、百パーセントの力を出し切る」という経験が必要です。前に立ちふさがる壁を乗り越える経験を通して、人は成長するものです。一人で行わなくてはならないときもあるでしょうが、仲間と一緒になってこそ、そのような経験ができると思います。
 社会には、様々な立場の人がいます。この入学式には、むらの高等支援学校の共生推進教室に入ってこられた、三人の生徒の皆さんもおられます。共生推進教室に入学してこられた皆さんも、期待と不安の中、頑張っていこうという気持ちでいっぱいであろうと思います。私は、共生推進教室に入学してこられた生徒の皆さんと芦間高校に入学してこられた生徒の皆さんとが、この芦間高校で、ともに学び、ともに育ち、成長していってほしいと願っています。障がいのある人、ない人が、自分たちのできることを行い、互いに支え合って社会はつくられています。そのことを実感できるということは、とても素晴らしいことだと思います。「それが当たり前のこととして、行動できる人」になってほしいと思います。
 そして、卒業するときには、この芦間高校に入学して、「本当によかった」と思えるようになっていただきたいですし、芦間高校を卒業できたことを誇りに思っていただきたいです。どうか、自分の力を思う存分発揮し、勉強に、部活動に、学校行事にと、積極的に取り組んでいってください。
 最後に、保護者の皆様、「私たち教職員」は、心を一つにして、生徒の皆さんの成長のために全力を尽くしていく所存でございます。「保護者の皆様」と「私たち教職員」とが連携を密にして、また、地域の皆様のお力もお借りして、「共に育てていく」という強い意志で臨んでいきたいと考えておりますので、どうか、本校の教育方針にご理解を賜り、ご支援、ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
 改めまして、新入生の皆さん、今日の感激を忘れないで、積極的にいろいろなことに挑戦し、健康で有意義な学校生活を送ってください。この芦間高校で、共に、頑張りましょう。

                 平成二十七年四月八日
                  大阪府立 芦間 高等学校長 大西 利男

565  オーストラリア語学研修  2015年03月29日(日)
 本日、3月29日(日)、オーストラリア語学研修を終えた生徒の皆さんが、引率教員とともに、無事に関西国際空港に帰ってきました。長旅で少し疲れたような表情でしたが、生徒の皆さんの元気な姿を目の当たりにし、ほっとしたというのが正直な感想です。この間、現地での元気な姿をHPの写真等で拝見していたので、安心はしていましたが、やはり、生徒の皆さんの姿を見るまでは、何となく落ち着きませんでした。本当に、お疲れ様でした。
 現在は、「グローバル人材の育成」ということが、極めて重要なキーワードになっています。特に、大阪の府立学校においては、『府立学校に対する指示事項』の第2項目に掲げられているとおり、教育の最重要課題の一つとなっています。芦間高校でのこのような海外語学研修の取組みが、不可欠な時代になってきています。この約半月の経験は、参加した生徒の皆さんの将来に大きく影響を及ぼすであろうと思います。ぜひ、今回の体験を大いに生かして、世界に通用するような活躍ができる人になってください。今後のさらなる成長を期待しています。

564  卒業式  2015年03月05日(木)
 本日、3月5日(木)、午前10時から、平成26年度第11回卒業式が行われ、3年生〔11期生〕の皆さんが、とても成長した姿で巣立っていってくれました。天候にも恵まれ、11期生の皆さんの旅立ちに相応しい式となりました。11期生の皆さんは、これまでの3年間、本当にしっかりと頑張って、自分の夢や志に向かい、着実に誠実に高校生活を送ってくれました。その意味で、今日の卒業式は、とても素晴らしい式となり、私自身も嬉しく、また、感動を覚えました。最後に、お忙しい中、お越しいただきましたご来賓の方々に対しまして、この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞
 本日、ここに、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、守口市立各中学校の校長先生方をはじめとする多数のご来賓の方々、及び、多数の保護者の方のご臨席のもと、大阪府立 芦間 高等学校、第十一回卒業式を挙行できますことは、誠に慶びに耐えません。ご来賓の皆様方には、厚く御礼申し上げます。
 また、保護者の皆様には、3年間の過ぎし日々を思い起こされれば、感慨もまたひとしおのことと推察いたします。お子様のご卒業を心よりお慶び申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、本日、晴れの卒業の日を迎えました。ご卒業、本当におめでとうございます。
 皆さんは、平成二十四年四月、桜満開の頃、本校に入学し、そして今巣立っていこうとされています。
 思い起こせば、一年生の春、皆さんは、新しい仲間を作ろうという意欲をもって、高校での新しい生活をスタートさせました。校外学習、体育祭、文化祭等の行事、そして、日々の授業、クラブ活動等、戸惑いながらも、意欲をもって、主体的な努力というものを身に付け始めました。
 二年生では、グアムへの修学旅行。地元の高校の生徒の皆さんとの国際交流等、日頃は体験できない、様々な事柄に取り組み、クラスや学年の絆を深めました。
 そして、三年生。体育祭では、応援団等で見事なリーダーシップを発揮し、皆が全力を出して走り、競技に花を咲かせました。芦間高校の伝統を創り上げてきた先輩方に負けない、いえ、それ以上の素晴らしい体育祭でした。
 文化祭でも、全クラスが演劇発表をしましたが、練習するたびに上手くなっていくところを目(ま)の当たりにし、皆さんのまじめさ、懸命に努力する姿に私達教員は心を打たれました。それが結果としてレベルの高い演劇となって、クラスの一体感をつくり、芦間高校の生徒の力を、保護者の皆様をはじめとする会場に来られた多くの方々に、示してくれました。
 進路実現においては、部活動との両立をしながら、最後まで努力を続ける人も多く、これからの芦間高校が進むべき道を教えてくれたように思います。上級学校への進学において、努力の成果をしっかりと表してくれました。また、就職を希望していた人たちには、とても厳しい経済環境でしたが、本当によくがんばったと思います。それぞれ、進む道は異なりますが、自分で勝ち取った進路を大切にして、今後の自己実現に向かって進んでいっていただきたいと思います。
 さて、今日は、私の式辞の中で、皆さんに三つのことを伝えたいと思いますので、よく聞いてください。
 まず、一つめです。それは、本校が総合学科であり、その総合学科で皆さんは学んだのだ、ということです。皆さんは、「産業社会と人間」という授業や「総合的な学習の時間」を中心に、自分というものを見つめ、自分の将来をしっかりと考え、これから先も含め、人生のどの時点においても、自分の目標や意欲を見いだせるようになってくれたことと思います。
 私は、以前に、別の学校で総合学科に関わりをもちました。それは、大阪で初めてできた総合学科高校でした。そのときから、総合学科の教育内容の素晴らしさを実感しました。特に、キャリア教育という点で、「総合学科は、そのトップランナーだ」と言われます。
 私は、総合学科が大好きですし、総合学科は、生徒の皆さんの成長を促すのに、とても有益な教育システムを備えている学科だと思っています。どうか、皆さん、総合学科で学んだということを誇りにしていただき、自分の自信に繋げていってください。
 次に、二つめです。先ほど本校の校歌を斉唱しましたね。校歌のメロディーは、授業が始まるごとに校舎に流れるメロディーチャイムのおかげでよく聞き慣れていることと思いますが、歌詞の方はいかがですか。歌詞もしっかりと覚えていますよね。
  自分の色彩(いろ)で輝きながら
  優しさと強さの翼をひろげ
  輝きの瞬間(とき)に
と続きます。ここで、覚えていてほしいのは「自分の色彩(いろ)」そして「輝きの瞬間(とき)」というフレーズです。
 最近は、若者の個性が乏しくなった、と言われることがよくあります。また、自分が輝くための夢や志をもつ高校生の割合が少なくなっている、とも言われています。特に、大阪の高校生は、そのことが顕著になっている、ということが、意識調査結果のデータから明らかになっています。しかし、総合学科である芦間高校で学んだ皆さんは、校歌のこの歌詞のとおり、しっかりと、自分の色彩(いろ)、つまり、自分の個性をもち、自分が輝くための高い志と果てしない夢をもってくれていると信じています。どうぞ、今の社会に大いに貢献できるよう、自分の個性を伸ばし、自分の志をしっかりと持ち続け、輝く自分というものを実現してほしいと思います。
 最後に、三つめです。それは、本校では、共生推進教室の生徒、つまり、Breeze(ブリーズ)の皆さんと、芦間高校の生徒の皆さんとが、一緒に、「ともに学び、ともに育つ。」ということを意識しながら、歩みを進めてきた、ということです。
 改めて、になりますが、府立たまがわ高等支援学校の共生推進教室、Breeze生の皆さんには、芦間高校の生徒の皆さんとともに3年間学んだことを証して、修学証書を交付いたしました、本当に、おめでとうございます。
 Breeze生の皆さんは、芦間高校生の皆さんからたくさんのことを学びました。また、一方で、芦間高校生の皆さんも、Breeze生の皆さんから、様々なことを学んでくれたことと思います。「ともに生きる」、その素晴らしさ、それを、これからの人生においても、どうか、忘れないでいてほしいと思います。
 以上、三つのことをお話しましたが、皆さんに伝わったでしょうか。一つめは、「総合学科で学んだことを誇りと自信に。」、二つめは、校歌の歌詞の中にあるフレーズ「自分の色彩(いろ)」「輝きの瞬間(とき)」、そして、三つめは、「ともに学び、ともに育つ。」そして「ともに生きる。」ということです。
 さあ、明日からは、新しい世界が皆さんを待っています。順調に進んでいけるときもあれば、悩み苦しむときもあるでしょう。どのようなときでも、自分を信じ、仲間を信じて誠実に生きてください。これまで相談にのってくれたり、支えになってくれたりした家族の方々、先生、友人など周囲の方々への感謝を忘れず、また、3年間この芦間高校で頑張ってきた自分の姿を思い起こし、自らを奮い立たせて一つ一つ着実に努力を積み重ねていただきたいと思います。
 最後に、皆さんの今後の活躍と健康を祈念して、私の式辞とさせていただきます。

                   平成27年3月5日

                        大阪府立芦間高等学校
                        校長 大 西 利 男

563  入学者選抜合格者発表  2015年03月02日(月)
 本日、3月2日(月)、入学者選抜の合格者発表を行い、総合学科芦間高等学校の合格者240名と共生推進教室の合格者3名を発表させていただきました。
 今年も、合格発表会場付近では、悲喜こもごもの姿がありました。不合格になられた方々には、本当に申し訳ありませんが、今後のご活躍をお祈り申し上げます。合格された方々には、心よりお祝いを申し上げます。合格、誠におめでとうございます。本校の14期生(共生推進教室は6期生(むらの籍としては1期生))として恥じないよう、素晴らしい高校生活を送ってください。そして、芦間をめざしたけれども不合格となった方々がたくさんいたということを忘れないで、その方々の分まで、しっかりと学業を収めてください。合格者の方々の頑張りを期待しています。
 なお、合格者説明会が、3月7日(土)の午前9時から、本校体育館で行われます。必要な書類等をお忘れなきよう、ご準備をよろしくお願いいたします。

562  入学者選抜志願書受付  2015年02月17日(火)
 昨日2月16日(月)から本日2月17日(火)にかけて、入学者選抜の志願書受付を行いましたところ、総合学科芦間高校については出願者合計が377名〔志願倍率にして、1.57倍〕、また、共生推進教室については4名の出願者がありました。今年度も、昨年度同様、広報誌の発刊に力を入れ、外部での説明会への教員の動員の充実等、中学生の方やその保護者の方、そして、中学校の先生方や教育産業(塾)の先生方への情報提供に尽力してまいりました。また、昨年度の学校協議会でいただいた有益なアドバイスを今年度も生かし、中学校訪問や塾訪問を充実させることができたと思っています。今年度も、広報活動の成果がはっきり表れたと言えますし、芦間高校は注目度の高い学校だということも堅持できたのではないかと思っています。
 受験生の皆さん、23日の学力検査(共生推進教室は24日の面接)に向けて、体調を万全に整えてください。インフルエンザが流行っていますので、くれぐれもご自愛ください。23日(24日)には、皆さんの元気な姿をお待ちしています。お気を付けてお越しください。

561  第3回学校協議会  2015年02月14日(土)
 本日、2月14日(土)、本年度(平成26年度)の第3回学校協議会を開催いたしました。お忙しい中、ご出席いただきました委員の方々に、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 会議におきましては、学校側から、「本年度(平成26年度)の学校経営計画」の達成状況等の報告に引き続き、「次年度(平成27年度)の学校経営計画」について説明させていただき、それを踏まえて、これまでの取組みについての評価、今後の取組みの進め方や考え方について、議論を深めました。特に、「生徒の確かな学力の育成及び教員の授業力の向上」「夢と志を育むためのキャリア教育及び確実な進路実現につながる進路指導の充実」「安全・安心で居心地のよい学校環境づくり、カウンセリングマインドを伴った生徒指導の徹底、生徒の生活規律・自己管理の徹底」「広報活動の充実」等、忌憚のないご意見やご提言をいただくことができました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

560  大阪国際大学との高大連携協定調印式  2015年02月02日(月)
 このたび、大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部様と本校芦間高等学校との間で、高大連携に関する協定を締結させていただくことになり、本日、2月2日(月)、大阪国際大学守口キャンパスにて調印式が行われました。
 この協定は、大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部様と本校芦間高等学校とが、相互の教育に係る交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学の求める学生像及び教育内容への理解を深め、かつ、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目的として締結するものです。
 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部様には、これまでも、本校から毎年のように進学者がおり、また、本校には、大阪国際大学出身の教員もおりまして、少なからず、ご縁をいただいておりましたので、この協定締結を機に、より一層の連携をさせていただければ幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

559  センター試験直前説明会  2015年01月14日(水)
 本日、1月14日(水)、校内でのセンター試験直前説明会が行われ、センター試験を受験する予定の生徒の皆さんは、阿野進路指導主事からの説明に熱心に聞き入っていました。
 本校は、「上級学校への進学をめざす」新しいタイプの総合学科として開校し、今年の4月には14年目を迎えますが、お陰様で、進路実績は着実に向上し、センター試験出願者数も年々増加する傾向にあり、今回の出願者数は開校以来最多の132名となりました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。国公立大学を受験する生徒の皆さん、センター試験利用で私立大学を受験する生徒の皆さん等、様々な思いをもって生徒の皆さんはこの直前説明会に参加したことと思いますが、いよいよ、本番ということで、これまでの本校での学習の成果が試される時期となりました。ぜひ、自信をもって、高得点を獲得できるよう、悔いの残らないように力を発揮してほしいと思います。期待しています。

558  学校説明会にお越しいただき、ありがとうどざいました。  2015年01月10日(土)
 本日、1月10日(土)、今年度最後の学校説明会を開催(共生推進教室説明会を同時開催)しましたところ、中学生の皆さんと保護者の皆様合わせて、約200名の方にお越しいただくことができました。ご参加いただきました皆様方には、心よりお礼を申し上げます。
 期日を設定した学校説明会は今回で終了しましたが、個別の見学希望に対しましては、今後も随時受け付けております。個別の見学を希望される場合には、本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 また、今年度発刊しました「芦間ニュース」をご覧になりたい方は、「広報だより」のコーナーをクリックしてください。そこに、「芦間ニュース」のPDF版を掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。

557  新広報誌『芦間ニュース』第2号発刊  2014年12月15日(月)
 新しい広報誌『芦間ニュース』の第2号が納品されました。関係中学校様に送付させていただきますので、生徒の皆様への配付をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ1部作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの2学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受験することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。その一環として、広報誌を発刊し、できるだけタイムリーな情報を掲載しておりますので、ぜひ、ご高覧くださいますようお願いいたします。
 なお、この新しい広報誌『芦間ニュース』第2号の内容については、第1号と同様、PDFファイルにさせていただいて、本校のホームページの中にもアップしておりますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

556  授業力向上アクティブ・ラーニング研修  2014年12月04日(木)
 本校では、喫緊の課題への対応を確実に行うべく、今年度は、管理職主催の校内教職員研修を3回予定しています。その第3回目として、本日、12月4日(木)、産業能率大学の小林昭文教授を講師としてお招きし、「アクティブ・ラーニング」をテーマに教員の授業力向上のための校内研修を実施しました。
 昨年末、教育界では、二つの大きなできごとがございました。一つは、下村文部科学大臣から、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」が出され、学習指導要領の改訂に向けての検討が始まったこと、他の一つは、中央教育審議会の高大接続特別部会から、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)」が出され、これまで改善できなかった大学入試の改革に向けて着手されようとしていることでございます。
 答申においては、これからの社会の状況と学校教育の在り方について、「生産年齢人口の急減、労働生産性の低迷、グローバル化・多極化の荒波に挟まれた厳しい時代を迎え、世の中の流れは大人が予想するよりもはるかに早く、将来は職業の在り方も様変わりしている可能性が高い。そうした変化の中で、これまでと同じ教育を続けていては、これからの時代に通用する力を子どもたちに育むことはできない。」と述べています。
 そして、生徒に身に付けさせるべき「確かな学力」の三要素を、社会で自立して活動していくために必要な力という観点から捉え直し、高等学校教育を通じて、(@)これからの時代に社会で生きていくために必要な「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)」を養うこと、(A)その基盤となる「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力」を育むこと、(B)さらにその基礎となる「知識・技能」を習得させること、と整理されています。
 また、高等学校教育については、「生徒が、国家と社会の形成者となるための教養と行動規範を身に付けるとともに、自分の夢や目標を持って主体的に学ぶことのできる環境を整備する。そのために、高大接続改革と歩調を合わせて学習指導要領を抜本的に見直し、育成すべき資質・能力の観点からその構造、目標や内容を見直すとともに、課題の発見と解決に向けた主体的・協働的な学習・指導方法である『アクティブ・ラーニング(AL)』への飛躍的充実を図る。」ということが強調されています。
 芦間高校では、このような社会情勢の変化や教育の質の転換の必要性から、「『協働』と『AL』の推進」をキーワードに、教育内容のさらなる充実に努めていきたいと思っています。

555  オーストラリア語学研修参加決定者説明会  2014年11月29日(土)
 本日、11月29日(土)、来年3月に行われるオーストラリア語学研修の参加決定者への説明会を開催し、旅行社の担当の方から、現地での交流の様子や今後の具体的な手続きについての説明をしていただきました。
 本校では、毎年、3月に、オーストラリアのアデレード(南オーストラリア州の州都。オーストラリアで5番目に大きい都市。)へ語学研修に行っています。参加した生徒の皆さんは、皆、「この研修に行ってよかった。」「充実した中身であった。」「英語の勉強の重要性がよく分かった。」等、極めて肯定的な感想を言ってくれています。
 来年3月の研修も、きっと充実した旅になること、間違いなしです。このあとの約3ヶ月間を有効に活用して、しっかりと準備をし、より一層、国際交流の輪を広げていけるよう、研修参加生徒の皆さんの頑張りを大いに期待しています。

554  第16回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会大阪大会  2014年11月21日(金)
 本日、11月21日(金)、大阪市立咲くやこの花高等学校において、第16回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会大阪大会が開催され、府内の総合学科高校の生徒の皆さんが、それぞれの個性を発揮して、これまで取り組んできたことを展示またはプレゼンの形態で発表しました。本校からは、「産業社会と人間」の授業で取り組んでいる「ジョブクエスト(職業インタビュー)」の中の優秀作品を発表しました。とても落ち着いていて、堂々とした発表でした。各校のプレゼン発表の内容は以下のとおりです。ここにご紹介させていただきます。
 ○扇町総合高:「ニッシンベーカリー 〜絶対に食べたいパンがそこにはある〜」
 ○堺東高:「堺東高校の『看護』の授業について」
 ○芦間高:「『産業社会と人間』の取組み『ジョブクエスト(職業インタビュー)』」
 ○枚岡樟風高:「就職で内定を勝ち取るまで」「探究でカレーパン」
 ○松原高:「岩手県大槌町の震災ボランティアで学んだこと」
 ○貝塚高:「『総合的な学習の時間』のプレゼンテーション講座の発表」
 ○柴島高:「コア・カリキュラム『協働(総合的な学習の時間)』(2年前期)の実践発表」
 ○今宮高:「選択科目『私たちが立っている場所』の成果発表」
 ○咲くやこの花高:「本校総合学科の特色ある6系列の紹介」
 ○千里青雲高:「『幼児教育実技』と『カウンセリング入門』の実践発表」
 ○布施北高「学校と地域社会でのふたつの学び デュアル・システム」

553  第12回共に生きる障がい者展  2014年11月15日(土)
 本日、11月15日(土)、堺市南区茶山台にある国際障害者交流センター「ビッグ・アイ」において、「第12回共に生きる障がい者展」が開催され、本校のBreeze生徒の皆さんが参加しました。このイベントは、障がい者の自立と社会参加の促進並びに障がいに対する理解と認識を深めることを目的として開催されています。
 様々な団体からの作品展示や出店がある中、本校のBreeze生徒の皆さんは、たまがわ高等支援学校の本校生徒の皆さんとともに、「喫茶・休憩コーナー」において、コーヒーやジュースなどを販売しました。たまがわ高等支援学校の授業では、「販売」という授業があり、校内の模擬喫茶店でしばしば練習をしておりますので、その学習の成果を来場者の方々に見ていただくよい機会となりました。来場していただいた皆様、本当にありがとうございました。また、Breeze生徒の皆さんも、一生懸命取り組んでくれていました。本当にご苦労様でした。

552  学校説明会〔平成27年1月10日(土)開催〕のご案内  2014年11月11日(火)
 先日の11月8日(土)で、本年度のオープンスクールは終了しましたが、今後、高校受験の志望校を考えていく上で、芦間高校を見学に行きたいと思われる方がきっといらっしゃると思いますので、そのような方々へのご案内です。
  ○学校説明会を平成27年1月10日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
 ホームページ内の右上のところの「中学生の皆さんへ 学校説明会のご案内」のページに正式なご案内を掲載しておりますので、そちらの方をご確認ください。
  ○また、他の日に見学したいという方は、
    本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 以上、取り急ぎ、ご案内申し上げます。

551  第2回オープンスクールへのご参加ありがとうございました。  2014年11月08日(土)
 本日、11月8日(土)、本年度の第2回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、460名以上の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。9月27日(土)に開催しました第1回と合わせると、参加者数は1060名以上となり、データが明確に残っているH22年度以降、最高の人数となりました。お越しいただきました方々に、厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、書道部によるパフォーマンスの映像の上映のあと、校長挨拶、教頭による学校概要説明、生徒会役員挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。全体会のあとは、校内見学を兼ねた恒例の「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。
 第1回と同様に、アンケートでは、ほぼ100%近くの方から肯定的な回答をいただきました。至らない点もあったかとは存じますが、概ね順調に進行することができました。重ね重ねになりますが、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

550  保護者授業参観  2014年11月08日(土)
 本日、11月8日(土)、保護者の方々に、本校の授業を参観していただきました。本校は、一昨年度までは、このような授業参観の機会を保護者の方々に提供しておらず、本校の課題の一つでしたが、昨年度やっと実現にこぎつけることができ、今年度も継続実施させていただきましたところ、約70名の保護者等の方々にお越しいただくことができました。本当にありがとうございました。
 参観していただいた方々のご意見やご感想としては、「先生がとても熱心に丁寧に教えておられた。」「生徒は静かに集中して授業を受けていた。」「落ち着いた雰囲気で授業が進められていた。」「習熟度別授業は、生徒のレベルに合っていて、生徒は理解しやすく、とてもよいと思う。」など、肯定的なものが多くありました。しかし、一方で、「先生が一人でしゃべっているだけで、生徒が参加していなかった。」「先生の声が小さく、内容も生徒の興味を抱かせるものではなかった。」などのご意見もございました。
 本校では、今年度の学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって主体的に参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを最重要課題として謳っており、「言語活動の充実」「生徒参加型」など、生徒が受け身でなく、生徒が主体性をもって参加する授業をめざして取組みを進めています。本日いただいたご意見を糧にして、さらなる授業改善をめざし、「時代の要請に応じて、本校の授業内容や授業スタイルは大きく改善・変化してきている」ということを本校の「売り」のアピールとして明言することができるよう、より一層、取組みに拍車をかけていきたいと思っています。
 本日、参観にお越しいただいた保護者の方々には、貴重なご意見をいただきましたことに対しまして、改めて、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。また、最後になりましたが、受付のお仕事に携わっていただきましたPTA役員・実行委員の方々には、お忙しい中、本当にありがとうございました。ご協力に対しまして、心より感謝申し上げます。

549  枚方市入試説明会実行委員会〔事務局:京大進研〕主催「高校入試説明会」  2014年11月03日(月祝)
 本日、11月3日(月祝)、枚方市禁野本町にある常翔啓光学園において、枚方市入試説明会実行委員会主催「平成27年度受験高校入試説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、参加させていただいておりまして、当説明会実行委員会様及び事務局である進学塾京大進研様には、平素よりとても感謝いたしております。そして、昨年よりも、ブースのスペースに関して、ご配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。お蔭様で、当日は、21組の方々に本校のブースにお越しいただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今年度のこのような合同説明会も、本校が参加させていただくのは、これが最後でございますが、様々な場で様々な出会いをさせていただくことができましたことに対して心より感謝を申し上げます。そして、本校で行うオープンスクール〔第2回目〕が11月8日に控えております。これまでの合同説明会でご縁をいただいた方のご来場を心よりお待ち申しておりますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

548  大阪・淀川市民マラソン  2014年11月02日(日)
 本日、11月2日(日)、大阪・淀川市民マラソンが行われ、例年同様、本校の陸上競技部の部員たちがボランティアとして参加させていただき、また、本校を駐輪場としてお使いいただけるようご協力をさせていただきました。また、今年は、ダンス部の部員たちと学校設定科目「和太鼓入門」の選択生たちが、沿道でパフォーマンスを行ってランナーの方々を激励するということも行ってくれました。
 あいにくのどんよりとした曇り空で、いつ雨が降ってくるかわからないといった天候でしたが、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんも加わって行われた開会式を皮切りに、10000名を超えるランナーの方々が参加して、フルマラソン、ハーフマラソン等が行われました。ランナーの方々、お疲れ様でした。そして、本校の陸上競技部の部員の皆さん、そして、ダンス部の部員の皆さんや「和太鼓入門」選択生の皆さんもご苦労様でした。来年度もまた、本校関係者ともども、皆さんとともに、この大会を大いに盛り上げて楽しみたいと思っておりますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。

547  11月です。自分の為すべきことを確実に。  2014年11月01日(土)
 本日より、11月です。校庭の木々も、紅葉から落葉へ。一気に冬が近づいてきたという印象です。
 まずは、1年生の皆さん。2学期の期末考査に向けて、この11月は、授業に集中してしっかりと実力を伸ばしてください。この時期の勉強の成果は年度末の単位修得に大きく影響します。全科目の単位を確実に修得できるよう、この1か月を大切にして勉学に励んでください。
 次に、2年生の皆さん。自分の進路のことをしっかりと考えること、勉強のリズムをしっかりとしたものにして3年次に繋いでいくことです。時間を無駄にしないよう、心がけてください。「受験対策は3年になってから」などということを思っている人がいたとしたら、それは大きな誤りですし、それでは遅すぎます。とにかく、早め早めに行動を起こすことが肝要です。
 そして、3年生の皆さん。進路を獲得するための追い込みの時期です。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、以前にも述べましたが、進路獲得は、個人戦ではなく団体戦です。もう既に進路が決まった人もいるかと思いますが、自分の進路が決まったからと言って、自分勝手な行動は慎んでください。クラス全員が進路を獲得するまで、そして、学年全体が進路を獲得するまで、仲間のことを考えて、チームという意識をもって日々の行動をしてください。
 いずれにしても、11月は、次のステップ(卒業、進路獲得、進級 等)に向けて、とても重要な役割を果たす時期です。自分の為すべきことを確実に行って、自分をより一層伸ばすことができるよう、皆さんの頑張りを期待しています。

546  第1学年ジョブクエスト全体発表会  2014年10月30日(木)
 本日、10月30日(木)、1年生の「ジョブクエスト」の全体発表会が行われました。
 「ジョブクエスト」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として取り組むものです。具体的には、自分の興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするという取組みです。自分でアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブクエスト」なのです。
 発表会においては、生徒の皆さんがこの「ジョブクエスト」にしっかりと取り組んだ証だなと思える、とても充実した内容の発表がほとんどでした。そして、パワーポイントに関する知識・技能の基礎・基本も十分に会得し、見事なプレゼンを行うことができていました。発表した生徒の皆さん、聴く立場であった生徒の皆さん、いずれも、今日の発表会の成果を自分たちの糧にしてさらなる飛躍をめざしてください。今日の発表会、とても素晴らしかったです。お疲れ様でした。

545  PTA朝の通学指導  2014年10月29日(水)
 昨日10月28日(火)と本日10月29日(水)の2日間、PTAの生活指導委員会の方々が、正門付近と裏門付近において、府教育委員会が推進している「『こころの再生』府民運動」の関連でいただいた「『あいさつをしましょう』の幟」を掲げて、「PTA朝の通学指導(挨拶運動)」を行っていただきました。昨日・本日ともに、肌寒いあいにくの天候となりましたが、生活指導委員会の方々から、生徒の皆さんに、「おはようございます!」と元気なお声を掛けていただきました。「挨拶をする。」「遅刻しないできちんと登校する。」といった、生活の基礎・基本を、改めて、生徒の皆さんに訴えていただきました。
 生活指導委員会の皆様には、朝のお忙しい中、通学指導にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。心より、感謝申し上げます。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

544  東淀川区PTA協議会主催「高校等進学説明会」  2014年10月25日(土)
 本日、10月25日(土)、東淀川区役所内の区民ホールにおいて、東淀川区PTA協議会主催「高校等進学説明会」が開催されました。地下鉄今里筋線が開通して以来、昨今、東淀川区の中学校出身の方の本校への受験が増えております。そのような経緯もあって、初めて今年お声掛けをいただき、本説明会に参加させていただくことができました。お声を掛けていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 東淀川区には8つの中学校がありますが、その中でも、瑞光・東淀・井高野・新東淀・大桐の5中学校様からは、ここ数年、多くの卒業生の方が本校を受験しておられます。本説明会においても、この5中学校様の生徒の皆さんを中心に、60組近くの方が本校のブースにお越しになられました。とても多くの方々とお話をさせていただくことができ、誠にありがとうございました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お蔭様で、この「進学説明会」は、とても充実したものになりました。東淀川区は、守口市とは川を挟んだ位置関係にありますが、距離的には結構近く、先ほど申し上げた地下鉄今里筋線を使えば、通学にはとても便利です。本説明会を通して、より一層、本校芦間高校への興味・関心が高まっていることを実感させていただきましたので、その期待に応えるべく、本校としましても、より一層尽力していきたいと存じます。今後とも、緊密な中高連携及びPTA協議会様との連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

543  第2学年修学旅行から無事帰阪  2014年10月25日(土)
 本日、10月25日(土)の早朝、2年生の皆さんが、修学旅行を終えて無事に帰阪しました。
 2年生の皆さんは、まず、気仙沼市に行き、震災から3年経ったけれどまだまだ復興途中の街の様子を目の当たりにし、震災というものを実感しました。その後、農家へ泊めていただき、2日間の農業体験に従事しました。農家の方々の「おもてなし」が素晴らしく、生徒の皆さんは、都会では味わえない貴重で楽しい体験をたくさんさせていただいたようです。そして、安比高原へ移動し、体験学習やレクリエーションで盛り上がり、最終日は、東京ディズニーリゾート。閉園まで、夢の国を満喫し、たくさんの思い出ができたとのことです。そして、夜行バスに乗車し、本日の早朝に、無事、守口市駅前に到着しました。
 最初の2日間は、ややお天気に恵まれなかったようですが、その後は、天候も回復し、全体としては、素晴らしい、思い出に残る修学旅行になったようです。生徒の皆さんは、夜行バスでの疲労もあったでしょうが、とても爽やかな笑顔でバスを降りてきました。この思い出を大切にし、また、明日から、新たな高校生活に励んでほしいと思います。

542  第3学年人権教育ホームルーム  2014年10月23日(木)
 本日、10月23日(木)、3年生を対象に、山口照美様を講師としてお招きし、人権教育ホームルーム(人権教育講演会)を実施しました。
 講師の山口照美様は、塾の講師をする中で培った「サービス業としてのノウハウ」や、プロライターとして養った「媒体側の視点」をビジネスに応用し、販売促進・宣伝のコンサルティングを行うとともに、「教える技術」と「モチベーションUP」のプロという立場でセミナー講師として活躍し、学生や保護者・子ども向け等、対象に応じたプログラムで好評を博している「販促・宣伝アドバイザー」「教育ジャーナリスト」です。そして、現在は、これまでの経験を生かして、大阪市立敷津小学校の学校長を務めておられます。
 本日の講演会では、「生きる力を身に付けること」をメインテーマに、
  ○今の時代に男女ともに必要な「稼ぎ力」と「家事力」について
  ○学校で身に付けるべき五つの力
    〔コミュニケーション能力、自己管理能力、知識と情報、思考力、行動力〕
について、お話をしていただきました。
 約半年後に卒業を控えた3年生の皆さんは、今日の山口様のお話をどのように受け止めてくれたでしょうか。3年生の皆さんは、今日の講演の内容をしっかりと胸に秘めていただいて、卒業後の人生が素晴らしいものとなるよう、歩みを進めていってほしいものです。

541  第2学年修学旅行出発  2014年10月21日(火)
 本日、10月21日(火)、2年生が修学旅行〔行き先:東北及び東京TDR〕に出発しました。
 朝の集合時には、私の挨拶の後、今回の旅行のお世話をいただいているトップツアーの方々をご紹介させていただきました。そして、トップツアーの責任者の方から、再度、主な留意点を中心に、最終の確認・点検について生徒の皆さんに訴えていただきました。
 生徒の皆さんには、これまでに説明された内容をよく踏まえて、ルールを守り、お互いに思いやりの気持ちをもって行動し、また、たくさんの方々にお世話になりますので、感謝の気持ちを忘れることのないよう留意をしてほしいと思います。そして、この修学旅行が生徒の皆さんにとって「一生の思い出」として残る素晴らしい旅になることを心より祈っております。健康管理に十分に気を付けて、大いに楽しんできてください。
 なお、本日の朝の集合時には、残念ながら、5分前集合が徹底できていませんでしたね。5分前集合は集団行動の基礎・基本です。これからの行程においては、必ず、5分前集合を徹底していただくようお願いします。

540  授業風景〔2・3年福祉基礎〕車椅子体験実習  2014年10月20日(月)
 本校では、総合学科ということもあって、多様な選択科目を有していますが、その中でも、看護・福祉系の進路を考えている生徒の皆さんのために、「看護T」「看護U」「福祉基礎」「福祉応用」「カウンセリング」等の科目を開設しています。その中の科目「福祉基礎」の受講生たちが、本日、10月20日(月)、校舎内で車椅子体験実習を行いました。
 科目「福祉基礎」は、社会福祉に関する基礎的な知識を習得させ、現代社会における社会福祉の意義や役割を理解させるとともに、人間としての尊厳について認識を深め、社会福祉の向上を図る能力と態度を育てるための入門的な講座です。
 本日の授業では、車椅子体験実習ということで、座る方と押す方とに役割を分けて、受講生徒の皆さんは車椅子で校舎内を巡っていきました。段差のある場所や凸凹のある場所などでは、車椅子を押すのにとても苦労し、バリアフリーの大切さを実感してくれたことと思います。
 本校は、総合選択科目を中心に「体験」を重視しています。机上の勉強も大切ですが、実際に体験することがより一層重要です。生徒の皆さんには、社会に出たときに生きる実学というものをしっかりと学んでほしいと思っています。

539  キンモクセイ(金木犀)のかぐわしい香り  2014年10月19日(日)
 本校の校舎に沿って、キンモクセイ(金木犀)の木がたくさん植えられているのは、ご存知でしたしょうか。いま、ちょうど、そのキンモクセイの花が満開で、かぐわしい香りを漂わせてくれています。10月に入り、凌ぎやすい季節になったなと思ったら、いつも、このかぐわしい香りに遭遇します。私は、この香りがとても好きです。何とも言えない爽やかな香りで、とても心が癒され、落ち着いた気持ちになれます。春のサクラよりは地味な木ですが、このキンモクセイも、とても魅力的で、季節感を存分に感じさせてくれます。香っている期間は、それほど長くはないと思いますが、もし、お時間がありましたら、保護者の皆様、ご近所の皆様、どうぞ、本校にお立ち寄りいただき、この素晴らしい香りをお楽しみください。今年は、耐震工事中で、やや雰囲気がいつもと異なっていますが、どうぞよろしくお願いいたします。

538  第2学年修学旅行事前説明会及び震災募金活動  2014年10月16日(木)
 本日、10月16日(木)、間近に迫ってきました2年生の修学旅行〔行き先:東北及び東京TDR〕の事前説明会が体育館で行われました。
 いよいよ、皆さんが待ちに待った修学旅行です。東北の農家の方々が2年生の皆さんを待ってくれています。農家での体験学習、地元の方々や東北の大自然とのふれあい、そして、震災学習。東北への修学旅行ならではの醍醐味を味わうとともに、人と人との絆の尊さや命の大切さについての理解を深めていただきたいと思います。そして、2年生の皆さんの発案で震災募金活動も行ってくれているようですね。ありがとうございます。きっと、皆さんのまごころが現地の方々に届くと思います。また、最終日は東京ディズニーリゾート(ランド&シー)です。こちらもとても楽しみですよね。ふだんの高校生活では味わうことのできない内容がぎっしり詰まったこの修学旅行をぜひ満喫してください。
 また、学年の仲間たちとの親睦をより一層深め、学年としてのまとまりがよりよいものとなることを願っています。友人たちの日ごろの学校生活では見ることのできない一面を垣間見ることもできるでしょう。皆さんのはじける笑顔が、様々な場面の中でたくさん見られることを期待しています。
 「言わずもがな」のことかもしれませんが、この4日間の旅を楽しいものにするためには、ルールを守り、お互いに思いやりの気持ちをもって行動することが大切です。また、たくさんの方々にお世話になりますから、感謝の気持ちを忘れることのないよう留意してください。
 この修学旅行が皆さんにとって「一生の思い出」になるよう、みんなで協力し合って、また、十分に睡眠を取るなど、健康管理にはくれぐれも気を付けて、楽しい旅にしていきましょう。

537  御幸幼稚園様・外島保育所様と連携して防災避難訓練を実施しました。  2014年10月16日(木)
 本日、10月16日(木)、今年度の第2回目の防災避難訓練を実施しました。第2回目の防災避難訓練は、昨年度と同様、地震・津波に対する取組みとして位置付け、近隣の御幸幼稚園と外島保育所の幼児の皆さんや職員の方々〔計約190名〕と連携して行いました。
 訓練においては、「地震が発生し、津波の襲来が想定される。」との放送を受け、ボランティア生徒〔約100名〕の皆さんが、幼児の皆さんと手をつないで、階段を上り、4階のそれぞれの集合場所まで行って避難を完了しました。幼児の皆さんにとっては、階段は高くて上りにくかったことと思いますが、ボランティア生徒の皆さんが、よく配慮して、幼児の皆さんを導いてくれました。
 本校生徒の皆さんにとっても、幼稚園・保育所の幼児の皆さんにとっても、有意義な訓練ができたと思っております。幼稚園・保育所の幼児の皆さんや職員の方々には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。来年度以降も、どうぞ、引き続き、連携をお願いできれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

536  制服着こなしセミナー〔1年生対象〕  2014年10月16日(木)
 本日、10月16日(木)、制服業者の方を講師としてお招きし、1年生を対象として、「制服着こなしセミナー」を実施しました。
 本校生徒の皆さんは、制服というものに対して、どのような思いをもっているでしょうか。きっと、それぞれ、様々な思いをもっていることと思います。それと同じように、制服を作って皆さんに提供してくれている方々にも、様々な思いがあります。デザイン担当の方、製作担当の方、営業担当の方、販売担当の方、等々、様々な立場の方がそれぞれの思いをもっているはずです。
 生徒の皆さんは、「産業社会と人間」の授業で、世の中には様々な職業があることを学習しましたね。様々な職業があるということは、それぞれの職業に携わっている方々が様々な思いをもって仕事をされているということを意味します。その意味で、とりわけ、本校の制服には、制服製作に携わって仕事をしておられる方々の熱い思いが表現されているのです。そのことに思いを馳せて、改めて、本校の制服を見つめ直していただきたいと思います。
 どうか、今日のセミナーで教えていただいた事柄に留意して、制服を作ってくれている方々の思いを大切にして、生徒の皆さんは制服を着こなしていただきたいと思います。決して、着崩してしまうことのないように、よろしくお願いします。

535  校内教職員人権研修〔発達障がい〕  2014年10月15日(水)
 本日、10月15日(水)、梅花女子大学心理こども学部心理学科教授の伊丹昌一様を講師としてお招きし、「発達障がいのある生徒の困り感の把握と接し方」をテーマとして校内教職員人権研修を実施しました。
 講演の中で、伊丹教授様は、以下のような内容を丁寧に説明してくださいました。
  ・授業のUD(ユニバーサルデザイン)化から学習のUD化へ
  ・発達障がい(ADHD、LD、ASD)について
  ・ADHD、LD、ASDそれぞれによく見られる特性について
  ・DSM−5神経発達症について
  ・「気づき」が「支援」の始まり
  ・生徒の「困り感」は環境との間に生じる
  ・気になる行動の理由を考え、望ましい行動の提案を
  ・注意の仕方は肯定的な言葉で
 本校は、「学校経営計画」の中で「人権教育・特別支援教育・教育相談機能のさらなる充実」を掲げ、日々の教育活動を行っています。今後の本校での教育活動にいかに講演内容を生かしていくことができるかをしっかりと考えていきたいと思います。
 本日の研修は、本校の教職員にとってとても有意義なものとなりました。最後になりましたが、講師としてお越しいただきました伊丹教授様には、この場をお借りして心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

534  城東区PTA協議会主催「進学説明会」  2014年10月12日(日)
 本日、10月12日(日)、大阪市城東区にある城東スポーツセンターにおいて、城東区PTA協議会主催「進学説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、平素より城東区PTA協議会様にはとても感謝いたしております。今年も、気合いを入れて参加させていただきました。
 本校からは、校長・教頭以下、精鋭6名のスタッフが参加し、ご説明をさせていただきました。城東区には、放出・蒲生・城陽・菫・城東・鯰江の6つの中学校があり、例年、いずれの中学校様からも多くの生徒さんが本校を受検していただいております。そのようなこともあって、本校のブースには約80組の方がお越しになられました。立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて申し訳ありませんでしたが、とても多くの方々とお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 例年同様、お蔭様で、この「進学説明会」は、とても充実したものになりました。そして、公立高校へのニーズ・期待の高さ、特に、本校芦間高校への興味・関心の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としましても、より一層尽力していきたいと存じますので、今後とも、緊密な中高連携及びPTA協議会様との連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

533  第2回学校協議会  2014年10月11日(土)
 本日、10月11日(土)、本年度(平成26年度)の第2回学校協議会を開催しました。今回は、委員の方々全員にご出席いただくことができました。まずは、お忙しい中、ご出席いただきました委員の方々に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 会議におきましては、学校側から本年度の学校経営計画に関するこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、これまでの取組みについての評価、今後の取組みの進め方や考え方について議論を深めました。特に、授業力向上・授業改善の取組み、進路指導関連の取組み、遅刻対策に関する取組み等、忌憚のないご意見やご提言をいただくことができました、(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定でございます。)
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

532  大学入試センター試験出願締切  2014年10月09日(木)
 本日、10月9日(木)、大学入試センター試験の出願が締め切られ、本校からは132名の生徒が願書を提出しました。本校は、今年で創立13年目を迎え、過去に10回卒業生を送り出していますが、今回の出願者数132名は、創立以来最多となりました。
 本校は、「上級学校への進学をめざす総合学科」として開校し、お蔭様で、年々、その実績を充実させながらここまで歩みを進めてきました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。これから、いよいよ、入試の季節へと突入していきますが、進路獲得は個人戦ではなく団体戦(以前にも書きましたね)という気持ちで、みんなで力を合わせて目標の達成を実現してほしいと思います。
 センター試験に出願した132名の生徒の皆さん、どうか、目標を見失わず、しっかりと頑張ってください。期待しています。

531  五ツ木書房主催「進学説明会」  2014年10月05日(日)
 本日、10月5日(日)、大阪市中央区にある天満橋OMMビルにおいて、平成26年度中学校・高等学校進学相談会実行委員会主催「平成27年度入試・進学相談会」(いわゆる、五ツ木の進学相談会)が開催されました。本校は、この催しに、毎年、参加させていただいておりまして、当相談会実行委員会様及び事務局である五ツ木書房様には平素よりとても感謝いたしております。そして、今年も、昨年同様、ブースのスペースに関して、より一層のご配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。お蔭様で、約60組の方々に本校のブースにお越しいただき、今年も様々な出会いをさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。来年度以降も、ぜひ、引き続きご縁をいただき、当相談会に参加させていただきたく存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

530  第2回PTA役員会実行委員会  2014年10月04日(土)
 本日、10月4日(土)、本年度の第2回PTA役員会・実行委員会が開催されました。議題は、文化祭バザーやPTA協議会全国大会の報告、会計中間報告、そして、第4ブロック総会等の下半期の行事予定の紹介等が主な内容でした。
 文化祭では、バザーや、休憩室での体育館ステージの模様の上映等、例年どおりの盛況ぶりで、PTA・後援会の方々にはたいへんお世話になりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 今後の対外的な行事としまして、11月15日(土)に大阪府高等学校PTA協議会第4ブロック総会〔第4ブロック18高校のPTA役員・実行委員の方々の集いの第2回目〕が予定されております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、2学期には、校内でも、授業参観、保護者集会(1・2年)などを予定しております。日頃の生徒の皆さんの様子を見聞きできる機会でございますので、保護者の皆様、ぜひ、参加くださいますようお願い申し上げます。

529  人権教育講演会〔橋本恵史氏率いるWMPの音楽パフォーマンス〕  2014年10月02日(木)
 本日、10月2日(木)、人権教育講演会を開催し、生徒の皆さんは、橋本恵史氏率いる「World Music Project」による音楽パフォーマンスを鑑賞しました。
 橋本恵史氏は、府立東寝屋川高等学校出身で、大阪音楽大学大学院終了後、オペラ歌手としてデビュー。オペラ歌手として活躍する傍ら、ドイツ留学中に「World Music Project」を立ち上げ、現在では、世界の音楽教育の普及に尽力されておられます。
 本講演会では、ご自身の専門であるオペラをはじめ、アニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go 〜ありのままで〜」も披露されるとともに、音楽を教えることのできる教師が少ないカンボジアでの活動等を紹介していただきました。生徒の皆さんは、終始、橋本氏の歌やトークに釘付けといった感じで、素晴らしい講演会となりました。
 最後になりましたが、橋本恵史様はじめWorld Music Projectの方々には、とても貴重な音楽パフォーマンスを披露していただき、本当にありがとうございました。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

528  授業風景〔1年数学A〕塩ア指導教諭示範授業  2014年10月01日(水)
 本日、10月1日(水)、大阪府教育センター主催の10年経験者研修が本校芦間高等学校で実施され、本校の塩ア指導教諭が示範授業を行いました。研修には、府内の数学の教諭で今年10年目を迎えられた27名の方が参加されました。今日ご参加の方々は、私 大西が府教育センターに勤務していたころに初任者研修を担当した方々なので、10年ぶりにお会いする方が多く、とても懐かしい思いに駆られました。
 示範授業は、1年の「数学A」の授業で、「反復試行の確率」がテーマでした。この授業は、グループワークを駆使し、生徒の気付きを重視して展開され、「言語活動の充実」をめざした典型的な生徒主体の授業でしたので、研修の受講者の方々には、「いま求められている授業とは?」をしっかりと意識していただき、大いに参考にしていただけたのではないかと思っています。
 10年経験者の方々には、今後、各学校でのミドルリーダーとして、教科指導に、また、学校運営にと活躍していかれることと思います。どうか、元気で、今後も力を発揮していただきたいと思います。

527  オーストラリア語学研修第1回説明会  2014年10月01日(水)
 本日、10月1日(水)、来年3月に行われるオーストラリア語学研修についての第1回説明会を行いましたところ、参加を希望している生徒及びその保護者の皆さんに多数お集まりいただきました。そして、担当旅行業者であるHISの方から、過去の現地での交流の様子を画像で紹介していただき、そのあと、具体的な手続きの説明等をしていただきました。
 本校では、毎年、3月に、オーストラリアのアデレード(南オーストラリア州の州都。オーストラリアで5番目に大きい都市。)へ語学研修に行っています。参加した生徒の皆さんは、皆、「この研修に行ってよかった。」「充実した中身であった。」「英語の勉強の重要性がよく分かった。」等、極めて肯定的な感想を言ってくれています。
 来年3月の研修も、きっと充実した旅になること、間違いなしです。参加を希望する生徒の皆さんは、保護者の方とよくご相談の上、どんどん応募してください。国際交流の輪をますます広げていきましょう。

526  10月です。日々の努力の積み重ねで確実な成長を。  2014年10月01日(水)
 本日より、10月です。厳しかった暑さも影を潜め、爽やかで過ごしやすい季節になってきました。木々は、緑色から暖色系の色へ、そして、落ち葉へ、ということで、冬支度を少しずつ感じさせます。
 1年生の皆さん。2年次の科目選択の正式登録が終わったと思います。自分の進路をしっかりと見つめて、よく考えて科目を選んでくれたことと思います。2年生になったら、選択した科目の授業に対して責任をもって臨んでください。
 次に、2年生の皆さん。修学旅行が迫ってきましたね。有意義な取組みになるよう、準備をしっかりとお願いします。そして、最も大切なことは、自分の進路のことをしっかりと考えること、勉強のリズムをしっかりとしたものにして3年次に繋いでいくことです。時間を無駄にしないよう、心がけてください。
 そして、3年生の皆さん。進路を獲得するための追い込み、頑張るのは今ですよね。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、進路獲得は、個人戦ではなく団体戦です。ややもすると、自分の進路が決まった後、授業に身が入らなくなったり、自分勝手な行動をしたりする人がいます。自分の進路が決まったからと言って、自分勝手な行動は許されません。クラス全員が進路を獲得するまで、そして、学年全体が進路を獲得するまで、仲間のことを考えて、チームという意識をもって日々の行動をしてください。
 そして、すべての生徒の皆さん、この10月には中間考査がありますね。中だるみしたような状態にある人は特に要注意です。この爽やかな清々しい季節と同様、爽やかな清々しい気持ちを大切にして、勉強に取り組んでいただきたいと思います。
 いずれにしても、この爽やかな季節が、生徒の皆さんにとって、実り多いものになるよう祈っています。日々の努力の積み重ねで確実な成長ができるよう、皆さんの頑張りを期待しています。

525  オープンスクールへのご参加ありがとうございました。第2回目は11月8日です。  2014年09月27日(土)
 本日、9月27日(土)、本年度の第1回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、約600名の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。この参加者数は、データが明確に残っているH22年度以降、最高であった昨年度(平成25年度)に迫るものでございまして、大盛況となりました。まずは、お越しいただきました方々に厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、吹奏楽部によるオープニング演奏のあと、校長挨拶、教頭による学校概要説明、生徒会長挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。
 全体会のあとは、校内見学を兼ねた「芦間高校オリエンテーリング」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。視聴覚室で行われた保護者説明会には、約85名の保護者の方々が集われ、こちらも大盛況でございました。
 すべてが終わり、参加された方々には、「芦間高校オリエンテーリング」の景品をもらっていただいて、帰路に着いていただきました。参加していただいた皆様、満足度はいかがだったでしょうか。アンケートを読ませていただいた限りでは、ほぼ100%近くの方から、「本校のオープンスクールに来て、参考になった。」「芦間高校には、よい印象をもった。」等の回答をいただいております。至らない点もあったかとは存じますが、私どもとしては、在校生・教職員すべてが力を合わせて「おもてなし」をさせていただいたところでございます。本当にありがとうございました。
 第2回目は、11月8日(土)に予定しております。今回、お越しいただけなかった方々、どうぞ、次の機会をご利用くださいますようお願いいたします。心よりお待ち申しております。

524  フィールド・トリップ〔立命館大学・近畿大学〕  2014年09月26日(金)
◎人間関係形成能力・・・他者の個性を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同してものごとに取り組む能力
◎情報活用能力・・・学ぶこと・働くことの意義や役割及びその多様性を理解し、幅広く情報を活用して、自己の進路や生き方の選択に生かす能力
◎将来設計能力・・・夢や希望を持って将来の生き方や生活を考え、社会の現実を踏まえながら、前向きに自己の将来を設計する能力
◎意思決定能力・・・自らの意志と責任でよりよい選択・決定を行うとともに、その過程での課題や葛藤に積極的に取り組み克服する能力
 これらは、キャリア発達にかかわる諸能力〔将来、自立した社会人・職業人として生きていくために必要な能力や態度や資質〕として、キャリア教育において、生徒に身に付けさせるべき、極めて重要な能力だと言われています。本校は、開校当時から、必履修科目「産業社会と人間」を中心として、常にキャリア教育の充実を意識して教育活動を展開しています
 本日、9月26日(金)、本校のキャリア教育の一環として、「産業社会と人間」の授業と連動させ、1年生が、立命館大学見学班と近畿大学見学班に分かれて、フィールド・トリップ〔大学見学〕に取り組みました。
 立命館大学においては、
  ○ガイダンス〔「大学での学びとは?」「大学の概要」〕  ○京都衣笠キャンパスツアー
  ○学食体験  ○振り返り、アンケート
 近畿大学においては、
  ○大学の概要の説明  ○近大生との交流  ○施設見学・学食体験  ○振り返り、アンケート
という内容で行われました。
 今回の取組みに対する1年生の皆さんの感想は、肯定的な内容のものがほとんどでした。小・中・高・大というそれぞれの立場や年齢におけるキャリア教育、その中にあって、高校では、1年生から3年生までを見通したキャリア教育の充実が求められています。このフィールド・トリップ〔大学見学〕のような取組みを積み重ねることによって、生徒の皆さんの健全なキャリア発達に寄与していきたいと思っています。
 最後になりましたが、今回の取組みに関しまして、ご尽力いただきました立命館大学と近畿大学の関係者の皆様には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

523  生徒総会・後期生徒会役員選挙立会演説会  2014年09月25日(木)
 9月25日(木)、生徒総会・後期生徒会役員選挙立会演説会が行われました。後期生徒会は、3年生が引退し、2年生が中心になる番です。立候補した生徒及びその応援者の皆さんは、物怖じすることなく、堂々と、自分の思いや決意を述べてくれました。心強く、頼もしかったです。今回は、会長候補者が2名で、その意味でも意義のある立会演説会でした。その後の選挙により、信任・当選が決まり、新しいメンバーでの生徒会がスタートしました。
 後期は、オープンスクールや卒業生を送る会等、前期にも増して、取組み内容が充実しています。新しい生徒会役員の皆さんには、精一杯頑張ってほしいと思います。これからの変化の激しい社会をよりよいものにするためには、高校生等の若い世代の力がとても重要です。どうか、様々な取組みにチャレンジして、芦間高校の活性化、そして、社会への貢献・奉仕をめざして頑張ってください。応援しています。

522  英語スピーチコンテスト準優勝  2014年09月23日(火祝)
 本日、9月23日(火祝)、大阪国際交流センターにおいて、ブリガム・ヤング大学ハワイ校及び全国高校生英語スピーチコンテスト実行委員会主催〔後援:文部科学省、大阪府教育委員会をはじめ関係教育委員会等〕第16回全国高校生英語スピーチコンテストの関西第二地区予選大会(大阪・兵庫・奈良・和歌山)が開催され、本校芦間高等学校2年生の吉満亜衣さんが、見事、準優勝の栄誉に輝きました。
 吉満さんは「Family Support(家族のサポート)」というテーマで、これまでの生い立ちから得られた家族愛について英語で語りました。内容の素晴らしさに加えて、とても流暢な英語で、審査員の方々から高い評価をいただいたとのことです。吉満さんは、英語が得意で、将来、その得意な英語を活かして自分の進路を切り拓いていきたいと意欲的です。今後の活躍を期待しています。

521  全国学習塾協会主催「進学情報展」  2014年09月21日(日)
 本日、9月21日(日)、大阪天満橋OMMビルにおいて、全国学習塾協会主催「進学情報展」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、平素より全国学習塾協会様にはとても感謝いたしております。今年も、私立高校に負けないよう、気を引き締めて参加させていただきました。
 本校からは、校長・教頭・首席以下、精鋭6名のスタッフが参加し、ご説明をさせていただきました。当日は、昨日の鶴見区民センターでの高校説明会と同様に、本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、約50組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 本校は、本年度の学校経営計画において、「平成27年度選抜における志願倍率を1.5倍以上にする。」ということを謳っております。本校は、平成26年度選抜において、志願倍率の「V字回復」を実現しましたので、その勢いを持続させて、日々の教育活動・広報活動を充実させているところでございます。今後、オープンスクールに向けて、より一層拍車をかけていきたいと存じますので、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

520  鶴見区PTA協議会主催「高校説明会」  2014年09月20日(土)
 本日、9月20日(土)、大阪市鶴見区にある鶴見区民センターにおいて、鶴見区PTA協議会主催「高校説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、平素より鶴見区PTA協議会様にはとても感謝いたしております。今年も、気合いを入れて参加させていただきました。
 本校からは、校長・教頭・首席以下、総勢約10名のスタッフが参加し、ご説明をさせていただきました。鶴見区には、茨田・緑・茨田北・今津・横堤の5つの中学校があり、例年、いずれの中学校様からも多くの生徒さんが本校を受検していただいております。そのようなこともあって、本校のブースには約130組の方がお越しになられました。立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて申し訳ありませんでしたが、とても多くの方々とお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 例年同様、お蔭様で、この「高校説明会」は、とても充実したものになりました。そして、公立高校へのニーズ・期待の高さ、特に、本校芦間高校への興味・関心の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としましても、より一層尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

519  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕総学論文  2014年09月18日(木)
 9月18日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業を拝見しました。
 この授業では、生徒の皆さんは、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容を基にして、約4000字の論文を書くという取組みを行っています。本日の授業では、まず、前半で、これまでの進捗状況と今後の構想を発表し合い、後半では、テーマの似かよった者どうしでグループをつくり、今後の取組み内容についてグループ討論を行いました。ぎこちない発表も少しはありましたが、生徒の皆さんが前向きに準備を進めていることがよく分かりました。
 本校では、1年の「産業社会と人間」、2・3年の「総合的な学習の時間」と、一貫性のあるキャリア教育を推進しています。2年での論文作成は、生徒の皆さんにとっては、今後の進路を考える上でとても重要なカギを握る取組みとなっています。自分の個性を十分に発揮して、それぞれの生徒の皆さんの輝いている部分が十分に盛り込まれた論文ができ上がることを期待しています。

518  授業風景〔2・3年世界地誌〕公開授業  2014年09月17日(水)
 本校では、今年度の学校経営計画における具体的な取組計画として、「各教科が、『わかる授業』『生徒が主体性をもって参加する授業』をテーマとした研究授業に取り組む」ことを掲げています。その一環として、本日、9月17日(水)、社会科の研究授業が行われました。
 科目は2・3年生対象の学校設定科目「世界地誌」、担当教員は大村一人教諭で、「国際理解教育」をテーマとし、「偏見」ということをメインテーマとした授業でした。偏見とはどのようなものかということをいくつかのグループワークを通して生徒の皆さんに実感させる内容で授業は進められ、生徒の皆さんはとても熱心にワークに参加し、あっという間に50分間が過ぎました。
 この授業では、指導者である教員があれこれと講釈を述べるのではなく、生徒の皆さんがワークを通して事の本質に気付くことができるよう、教員はコーディネータ役に徹していました。まさに、今の時代に求められている授業のスタイルでした。
 本校では、少しずつではありますが、一斉講義式授業から少しずつ脱却し、生徒の主体性を引き出す工夫が見られ始めています。今後、このような芽吹きを大切にして、授業改善の取組みをより一層進めていきたいと考えています。

517  PTA環境保健委員会花植え  2014年09月13日(土)
 本日、9月13日(土)、PTAの環境保健委員会の方々が中心となり、校舎周りの花壇に花を植えていただきました。まだまだ残暑は厳しく、作業された方々は、さぞ、お疲れになられたことと存じます。皆様ご苦労さまでしたと申し上げますとともに、感謝の意を表したいと存じます。本当にありがとうございました。きっと、生徒の皆さんの心の癒しになることと思います。そして、9月27日(土)にはオープンスクールも予定されておりまして、そのイベントに、文字どおり、花を添えていただくことができました。
 本校のPTAでは、本部役員会をリーダーとして、生活指導委員会、進路指導委員会、教養推進委員会、広報委員会、環境保健委員会の五つの委員会と各学年委員会が積極的に活動されています。本校は、様々な場で、様々なかたちで、PTAの方々に支えられながら学校運営をさせていただいております。この場をお借りして、改めて、PTAの方々のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございます。今後も、保護者の方々と我々教員とが手を携えて、生徒の皆さんの成長のために寄与していきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

516  伏見隆大阪府議会議員様が本校を視察  2014年09月12日(金)
 本日、9月12日(金)、大阪府議会議員の伏見隆様が本校を訪れ、本校の教育内容を視察されました。
 伏見議員様は、枚方市からの選出で、現在、教育常任委員会に所属され、府立学校を広く視察されておられます。本校芦間高校は、総合学科であり、また、共生推進教室を設置しているという特色がありますので、それらの点を中心に視察に来られました。
 総合学科の特色、特に、「幅広い科目選択」とそれを支える「キャリア教育」(「産業社会と人間」「総合的な学習の時間」の内容を中心に)、喫緊の課題である授業力向上に向けた取組み、共生推進教室の理念や現状等について、ご説明をさせていただき、ICTを活用した数学の授業と言語活動を充実させるためにグループワークを取り入れた化学の授業を見学していただきました。
 時間が限られておりましたので、質疑応答の時間をそれほど多くとれなかったのが残念でしたが、これまでに視察された学校とは違う特色があるということで、本校の教育活動にとても興味を示していただきました。
 今回、このようなご訪問の機会を得ましたことをとてもありがたく存じます。これをご縁に、様々なご示唆やご助言を賜りますれば、幸甚に存じます。伏見様の府議会議員としてのご活躍をお祈り申し上げますとともに、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

515  第2学年修学旅行事前学習〔震災学習〕  2014年09月11日(木)
 本日、9月11日(木)、2年生を対象に、修学旅行〔行き先:東北と東京TDR〕の事前学習という位置付けで、宮城県気仙沼市出身の坂口一美様を講師としてお招きし、震災学習を行いました。
 講師の坂口一美様は、箕面市教育委員会教育委員、日本ユネスコ国内委員会委員、日本PTA全国協議会常務理事等を歴任され、現在は、PTAコラボネット大阪理事長、日本ユネスコ協会連盟理事、箕面ユネスコ協会会長をされ、子どもたちの教育に様々な立場で貢献をされている方です。
 本日の講演では、
  ○東日本大震災の実態
  ○突然、身近な人を失ったとき、人はどうなるのか。
  ○当時の大阪の高校生は、どのように動いたか。
  ○現在、どのような活動があるのか。また、私たちに何ができるのか。
といった内容でお話をしていただきました。
 約1ヶ月後に迫った修学旅行に向けて、2年生の皆さんは、今日の坂口様のお話をどのように受け止めてくれたでしょうか。2年生の皆さんは、今日の講演の内容をしっかりと胸に秘めていただいて、修学旅行先の東北での様々な出会いが素晴らしいものとなるよう、準備を進めていってください。有意義な旅行になることを期待しています。

514  センター試験説明会  2014年09月09日(火)
 本日、9月9日(火)、校内でのセンター試験説明会が行われ、150名以上の生徒(3年生)の皆さんが参加し、阿野進路指導主事からの説明に熱心に聞き入っていました。
 本校は、開校時、「上級学校への進学をめざす」新しいタイプの総合学科としてスタートし、今年で13年目を迎えておりますが、お蔭様で、進路実績は着実に向上し、センター試験受験者数も年々増加する傾向にあります。国公立大学を受験する生徒の皆さん、センター試験利用で私立大学を受験する生徒の皆さん等、様々な思いをもって生徒の皆さんはこの説明会に参加したことと思います。いよいよ、受験シーズン到来ということで、これまでの本校での学習の成果が試される時期に入ってきました。ぜひ、自信をもって、それぞれの進路をゲットできるよう、悔いの残らないように力を発揮してほしいと思います。期待しています。

513  澄み切った青空、2学期リスタートの日  2014年09月09日(火)
 本日、9月9日(火)、文化祭も終わって、2学期のリスタートの日と言ってもよいでしょう。澄み切った青空です。少し暑さは残っていますが、とても爽やかです。2学期のリスタートの日に相応しいお天気です。生徒の皆さんには、この爽やかな清々しい気持ちを大切にして、2学期の充実した日々を過ごしていただきたいと思います。
 まずは、1年生の皆さん。2年次の科目選択の正式登録の時期ですよね。締切が9月下旬とお聞きしています。自分の進路をしっかりと見つめて、よく考えて科目を選んでください。自分にとってとても大切なことですから、よろしくお願いします。そして、2年生になったら、責任をもって選択した科目の学習に勤しんでください。
 次に、2年生の皆さん。修学旅行が迫ってきましたね。有意義な取組みになるよう、準備をしっかりとお願いします。そして、最も大切なことは、自分の進路のことをしっかりと考えて3年次の科目選択を適切に行うこと、勉強のリズムをしっかりとしたものにして3年次に繋いでいくことです。この爽やかな季節における時間の費やし方をしっかりと考えて、決して無駄な時間にしないよう、心がけてください。
 最後に、3年生の皆さん。進路を獲得するための最後の追い込み、悔いのないよう、頑張ってください。頑張るのは今しかありません。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、進路が決まった後の時間の過ごし方が、さらに大切です。ややもすると、自分の進路が決まった後、家で勉強しなくなったり、授業に身が入らなくなったりする人がいます。進路が決定した後、来年4月に新しい環境に身を置くまでの期間が、いわゆる「助走」の期間です。この「助走」が大切なのです。走り高跳びでも、あるいは、飛行機の離陸においても、この「助走」がなければ、うまくはいきません。それと同じことを自分自身のこととして意識し、「助走」の期間の過ごし方に留意してください。
 いずれにしても、この爽やかな季節は、生徒の皆さんにとって、実り多いものになるはずです。皆さんの頑張りを期待しています。

512  本日もまた中学校訪問  2014年09月08日(月)
 本日、9月8日(月)も、中学校訪問です。本日は、本校が文化祭の代休日ということもあって、丸1日を使って、大東市内、摂津市内、大阪市都島区内と、広域に中学校を回らせていただきました。各中学校において、校長先生、教頭先生、進路指導主事の先生、3年の担任の先生と、様々なお立場の先生とお話をさせていただくことができました。ありがとうございました。
 その中でいただいたコメントは、「総合学科については、選択科目が多いということは知っていたが、『産業社会と人間』の授業の中で、こんなに丁寧にキャリア教育や科目選択指導を行っているとは知らなかった。今日のお話を聞いて、総合学科の奥深さを知った。」「昨年も、3年の担任をしていた。最終的に大学進学をめざすという生徒には、総合学科は普通科に比べて不利だから、普通科高校を勧めていた。芦間高校がこんなに進学実績を上げているとは知らなかった。今年の3年生には、大学進学希望の生徒にも、芦間高校を勧めてみる。」「芦間高校が美術・工芸・工業デザインに力を入れているとは知らなかった。また、ものづくり実習棟のことも知らなかった。」といった内容でした。まだまだ、「総合学科」の認知度には課題がある、そして、「『進学をめざす総合学科』である芦間高校」の認知度にも課題がある、そのようなことを思いながら帰ってまいりました。本校は、進学実績を着実に向上させ、生徒の皆さんや保護者の皆さんの進路ニーズに応えるべく、全力を注いでおり、一定の実績を残していると自負しております。本校の進路実績をもっともっと正確に広報していかなければいけない、そのことを大いに実感させられました。また、美術・工芸関連の特色についても、より一層の情報提供が必要だと感じました。
 今後も、中学校訪問を充実させて、中学校様の「『芦間高校の教育活動』の受け止め」の実態をより一層把握し、丁寧に広報活動を展開してまいりたいと存じます。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

511  文化祭第2日  2014年09月06日(土)
 昨日・今日と、まずまずのお天気で、文化祭をほぼ予定どおり実施することができました。体育館ステージをはじめとして、とても心に残る、そして、手作りの素晴らしい文化祭を作り上げることができました。
 結果は、賞をもらったところ、そうでなかったところ、いろいろでしたが、頑張ったことについては、どの出し物も皆同じです。自分を信じて、自分の力で頑張った自分がいます。また、仲間を信じて、協力し合って頑張った自分がいます。どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。体育祭のときにも言いましたが、私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。皆さんは、高校生活1日1日を大切にして、一つでも二つでも、たくさん、「頑張った自分」というものを実感して、自分の自信につなげていってほしいと願っています。
 というのも、将来の人生においては、なかなか、うまくいくことばかりではありません。ひょっとしたら、うまくいかないことの方が多いかもしれません。何かに躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失いそうになったとき等、様々に、自分にとって「しんどい」状況というものが巡ってきます。そのようなときに、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしい、そう思うのです。「自分は頑張れるんだということ」「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように「自分の頑張った姿」をたくさん蓄えていってほしいと思います。昨日・今日の文化祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった2日間でした。その意味で、とても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、文化祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた文化祭実行委員長(3年5組平山理子さん・3年2組古川陽一郎さん)をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、クラスや部活動、有志といった参加団体をそれぞれまとめて引っ張ってきてくれた各団体のリーダーの皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さんをはじめ、準備などをお手伝いしてくれた皆さん、そして何より文化祭に参加したすべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います。
 そして、この文化祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方、そして、担任や顧問の先生方にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 また、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様にも、感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。
 さらには、近隣の住民の皆様には、これまでの準備の期間から今日まで、いろいろとご迷惑をおかけしたことと思います。お蔭様さまで素晴らしい文化祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 さて、また来週から通常の学校生活に戻りますが、生徒の皆さんは、遅刻をせず、ちゃんと学校に来て、しっかりとした学校生活を送っていきましょう。よろしくお願いします。

510  文化祭第1日  2014年09月05日(金)
 本日、9月5日(金)、待ちに待った文化祭が始まりました。各クラスや各クラブ等の参加団体の方々は、これまでの練習の成果を遺憾なく発揮して、大いに楽しんでいただきたいと思っています。また、保護者の方々や外部から来られた方々には、どうぞ、生徒の皆さんの頑張った証を十分に鑑賞し堪能していただければ幸甚に存じます。
 本校の文化祭には、守口支援学校の児童・生徒の皆さんの作品を展示させていただいております。そちらの方もぜひご覧ください。本校は、文化祭での連携をはじめとして、守口支援学校の方々とは、年間を通じて、様々なかたちで交流をさせていただいております。この場をお借りして、改めて、感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
 また、本校の文化祭では、各クラスが自分たちの出し物をモチーフに垂れ幕を作成します。右の写真は、その一部ですが、なかなか見応えがあります。本校の文化祭にお越しの際は、ぜひ、この垂れ幕にもご注目ください。
 これらのことを含めて、この2日間が、実り多き文化祭でありますことを願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

509  本日も中学校訪問  2014年09月03日(水)
 本日、9月3日(水)も、新しい広報誌『芦間ニュース』をお届けに、また、9月27日(土)と11月8日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、中学校訪問をさせていただきました。本日は、大阪市の城東区内と旭区内を回らせていただきましたが、どちらの中学校様におきましても、熱心にお話を聞いていただくことができました。その中でも、特に、城陽中学校様については、ここ数年間、芦間高校への受検者が0名という状況が続いていましたが、今春の入学者選抜においては、数名の卒業生の方が本校に合格されました。新たなご縁をいただいたことへの感謝の意も伝えさせていただき、また、本校の新たな取組みについての情報も積極的に提供させていただくことができました。
 このように、中学校の校長先生や進路指導主事の先生等と直にお話をさせていただきますと、本校のことをよく分かっていただけますし、進路指導の充実という点で少しでもお役に立てているのではないかと自負しております。中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等について、より一層しっかりと把握させていただくためにも、今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、中高連携の充実に寄与できるよう努力してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

508  中学校訪問  2014年09月02日(火)
 新しい広報誌『芦間ニュース』ができましたので、それをお届けに、また、9月27日(土)と11月8日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、ということを主な目的として、中学校訪問をさせていただいております。本日は、大阪市の西淀川区内の中学校を訪問させていただきました。
 西淀川区と言えば、今春の入学者選抜において、西淀川区内の歌島中学校様から本校に進学された方の保護者の方のお取り計らいもあって、西淀川区役所において開催〔8月7日〕された西淀川区PTA協議会主催の「高校説明会」に初めて参加させていただきました。このことは、先日、このブログで紹介させていただいたとおりです。そのこともあって、本日は、西淀川区内の中学校に出向かせていただきました。
 中学校の校長先生や進路指導主事の方と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、とても勉強になります。直接、足を運び、膝を突き合わせてお話をすることの大切さを改めて実感させていただいているところでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるかということを意識して、広報活動を展開させていただいております。
 今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

507  芦間高校のことが朝日新聞に紹介されました。  2014年09月02日(火)
 本日、9月2日(火)、朝日新聞の教育関連の記事「まなビバ!」のコーナーに、本校芦間高等学校のことが紹介されました。
 昨年の終わりごろからでしたでしょうか、朝日新聞に「まなビバ!」という高校紹介コーナーができ(これまで、府立高校が多く紹介されてきています)、本校も紹介していただきたいなと思っていたところに、社会部の記者の方からお話をいただき、6〜8月に取材をしていただいて、本日の掲載に至りました。
 「キャリア教育に力」をメインタイトルに、必履修科目「産業社会と人間」における「ジョブクエスト」の取組みをメイン記事として取り上げていただき、その他「自分で時間割を作ること」「陶芸の授業の様子」「アメリカンフットボール部」「共生推進教室の菜園づくりの取組み」「様々にコーディネートできる制服」等の内容の記事を掲載していただきました。
 記者の方には、何度も本校にお越しいただいて取材をしていただきましたこと、また、素晴らしい記事に仕上げていただきましたこと、心よりお礼を申し上げます。
 本校が発刊している広報誌とは一味違った、「記者の方の目」で書いていただいた内容ですので、中学生の方、その保護者の方、また、中学校の先生方、塾の先生方、ぜひ、ご一読ください。よろしくお願いいたします。

506  第1学年ジョブクエスト発表会〔クラスごと〕  2014年09月01日(月)
 本日、9月1日(月)、1年生の「ジョブクエスト」のクラス単位での発表が始まりました。
 「ジョブクエスト」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として取り組むものです。具体的には、自分の興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするという取組みです。自分でアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブクエスト」なのです。
 クラス単位での発表における優秀作品は、後日の全体発表会へと駒を進めていきます。生徒の皆さんは、この「ジョブクエスト」にしっかりと取り組んだ証となる、充実した内容の発表をしてくれることと期待しています。それぞれの発表をしっかりと頑張ってください。

505  大阪・淀川吹奏楽フェスティバルin守口  2014年08月30日(土)
 本日、8月30日(土)、大阪・淀川吹奏楽フェスティバルin守口実行委員会主催(共催:守口市教育委員会、ふるさ都・夢づくり協議会)の「大阪・淀川吹奏楽フェスティバルin守口」が門真ルミエールホールにて開催され、本校の吹奏楽部も参加させていただきました。このイベントは、守口市内で活動する吹奏楽部等の団体が一堂に会し、吹奏楽演奏を通してお互いの交流を図り、音楽のもつ魅力や楽しさを広く伝える機会とするとともに、併せて地域の活性化を目的として開催されたもので、守口市立の9中学校の吹奏楽部等、守口市内にある5高校の吹奏楽部、守口市の消防組合や青少年・ジュニアの吹奏楽団体の合計17団体が参加しました。
 数年前までこれと同程度の規模のイベントが守口市内で開催され、その後、途絶えていたということを以前にお聞きしていました。ですので、改めて、今回のような素晴らしいイベントが開催され、本校もそこに参加させていただくことができたということをとても嬉しく思っております。どうか、来年以降もこのイベントが継続されますことをお祈りいたしますとともに、本校も惜しみない協力をさせていただく所存でございます。どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

504  Breeze3年生2学期目標決意表明  2014年08月28日(木)
 本日、8月28日(木)、3年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてきてくれて、1学期に引き続き、「今年度の2学期の目標」を私に伝えてくれました。「一日一日を大切にし、無駄な時間をつくらないような生活をする。」「今までの実習の経験を生かして、自信をもって次の実習に向かう。」「丁寧な言葉を上手に使えるように一生懸命頑張る。」とそれぞれの思いをしっかりとした口調で述べてくれました。さすがに3年生です。自分の決意を誠実に自分の言葉で表現することができ、より一層頼もしく感じました。3年生として、いまの気持ちを大切にして、就労という自分の目標に向かって実習に励み、今まで以上に努力を積み重ねて、着実に成長していってほしいと思います。また、実習等の様子を見に行かせてもらいます。元気で有意義な学校生活を送ってください。目標達成を大いに期待しています。

503  中学校の先生方を対象とする学校説明会  2014年08月27日(水)
 本日、8月27日(水)、本校にて、「中学校の先生方を対象とする学校説明会(共生推進教室説明会を含む)」を開催しましたところ、合計で約50名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しくださって、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組みについて詳細に説明させていただき、質疑応答の後、校内見学をしていただきました。昨年度同様、新たに作成した学校紹介用イメージDVDを開会前に流すとともに、教員による説明だけでなく、在校生や卒業生に芦間高校のことや自分自身の学校生活のことを述べていただくコーナーを設けました。在校生・卒業生の話が、とてもすばらしく、賞賛に値するものであり、お蔭様で、中学校の先生方にもとても好評でした。説明会全体としても、概ね、ある程度の満足感を持って帰っていただけたのではないかと思っております。お越しいただいた先生方、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、中学校の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

502  広報誌『芦間ニュース〔H26年度夏号〕』発刊  2014年08月25日(月)
 広報誌『芦間ニュース〔H26年度夏号〕』が納品されました。今後、順次、関係中学校様に送付させていただきますので、生徒様への配付または教室掲示または関係者での回覧等をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの1学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。その中にあって、本校は、一昨年度までは、タイムリーな情報を提供することができていませんでしたので、そのことを解消するべく、昨年度から、タイムリーな情報を掲載した広報誌『芦間ニュース』を発刊することにいたしました。2学期末にも、新しい情報を盛り込んだ広報誌を発刊する予定でございます。
 芦間高校では、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。広報誌『芦間ニュース』がその一助になればと考えておりますので、どうぞご一読ください。
 なお、広報誌『芦間ニュース』の内容については、PDFファイルにさせていただいて、今後、本校のホームページの中にもアップする予定でございますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

501  旭区4中学校PTA連絡会主催「合同高校説明会」  2014年08月24日(日)
 本日、8月24日(日)、大阪市立旭区民センターにおいて、旭区4中学校PTA連絡会主催「合同高校説明会」が開催されました。本校は、昨年度は残念ながら不参加でしたが、今年度はお声が掛かり、参加させていただくことができました。PTA連絡会様には、とても感謝いたしております。誠にありがとうございました。
 本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、50組以上の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 旭区には、旭陽・大宮・旭東・今市の4中学校があり、お蔭様で、例年、いずれの中学校様からもたくさんの方が本校を受検していただいています。今後もこのご縁を大切にさせていただきたいと存じますので、引き続き、緊密な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

500  第2学期始業式  2014年08月22日(金)
 本日、8月22日(金)、今年度第2学期の始業式が行われました。学校長式辞の中では、「先日、コンビニエンスストアで客として来られていた一般の方が倒れられた(心肺停止状態であったようです)際に、本校の2年生の生徒が、119番通報をするとともに、周りの人々と協力し合って、近くにあったAEDで蘇生措置を施し、見事、蘇生に成功したことに対して、守口消防署から感謝状が贈呈された」ことを紹介させていただきました。そして、その後、改めて、救急救命処置について、「まずは、反応の確認」「大声で応援を呼ぶ」「119番通報」「AEDの調達の指示」「呼吸をみる」「心臓マッサージ」「AEDの活用」といった一連の基礎・基本となる事柄を生徒の皆さんに伝えました。我々、どのような場面で、どのようなことに出くわすか、予想のつかないことは多いですが、自分のできる範囲で、少しでも人の役に立つことができれば、という気持ちで日々の生活を過ごしていきたいものです。

499  近畿地区高等学校長協会第1回連絡協議会  2014年08月19日(火)
 8月18日(月)から8月19日(火)まで、滋賀県立県民交流センター〔ピアザ淡海〕(滋賀県大津市)において、近畿地区高等学校長協会第1回連絡協議会が開催され、近畿2府4県の公立高等学校長協会の代表が約150名集まりました。私は、現在、大阪府立高等学校長協会の役員をさせていただいている関係もあって、2日間とも、この協議会に参加させていただきました。協議会においては、「高等学校における特別支援教育推進の現状と課題について」「災害発生時の危機管理体制と防災教育・防災対策の実態と課題について」「授業料徴収にともなう就学支援金支給の状況と対応について」をテーマとして、熱心に研究協議が行われました。どの府県においても教育課題が山積しており、課題解決に少しでも近づけるべく、有意義な意見交換・情報交換が続きました。また、全国高等学校長協会事務局長の小栗洋氏からは、文部科学省や教育再生実行会議等での動きや議論等、中央情勢についてのレクチャーがありました。自民党政権になってからの、教育改革のスピードの速いところと滞っているところ等、様々な議論が渦巻いている状況が報告され、国の中枢における教育に関する動きがよく分かりました。この協議会で得られた事柄を大阪に持ち帰って、今後の教育活動に少しでも活かしていきたいと思っております。

498  府教育センター主催教育相談実技研修でのピア・サポートに関する実践指導  2014年08月19日(火)
 8月12日(火)と本日8月19日(火)、大阪府教育センターにおいて、同センター主催の教育相談実技研修が行われ、本校芦間高等学校平尾映子教諭と野崎高等学校古市佳世教諭〔一昨年度まで芦間高等学校教諭〕が、講師として、ピア・サポートに関する講義・実践指導に寄与させていただきました。
 教育相談実技研修という研修は、4回シリーズで、その第2回目と第3回目が、人間関係づくりをテーマとし、ピア・サポートプログラムの活用〔第2回が基礎編、第3回が実践編〕を中心に行われます。研修には、たくさんの意欲ある先生方が参加されました。私もかつて府教育センターに勤務しておりましたが、教育相談実技研修は、毎年、人気やニーズの高い研修となっています。その中のメニューの一つに、本校関係者が深く関わらせていただき、芦間高校の実践が紹介されることは、本校にとってとてもありがたく、また、光栄なことだと思っております。
 ピア・サポートの取組みは、今後、生徒の人間関係づくりに欠かせない、各学校の学校経営においてかなり重要な役割を担う実践になっていくと信じています。ぜひ、より一層、各方面にこの取組みが広まっていくことを願っております。よろしくお願いいたします。

497  咲くなび  2014年08月14日(木)
 大阪府教育委員会のホームページの中に、「大阪府公立高等学校・支援学校検索ナビ『さくっと検索!サクセスナビ』」(愛称『咲くなび』)という検索システムが、昨年(平成26年)の8月に開設され、現在、本格稼働しています。
 大阪府教育委員会では、パソコンやスマートフォン等を使って、学校の所在地や設置学科、部活動等の希望する条件に合う学校を簡単に検索できることを目的として、この検索システムを作成しました。府立高校には、中学生の皆さんが、興味や関心、進路希望等に応じて学習ができるように、特色あるコースを設置した普通科、工業科から国際関係学科、芸能文化科、音楽科、体育科など28の専門学科、また、普通教育と専門教育の両方を学べる総合学科など、様々な特色をもつ学校・学科を設置しています。また、昨年度(平成26年度)の入学者選抜から、全ての大阪府公立高等学校の通学区域が府内全域となり、より多くの学校から入りたい学校を選ぶことができるようになりました。
 ぜひ、この『咲くなび』をご活用いただき、あなたに合った学校を探してください!!もちろん、本校、芦間高校が一番のお勧めです。よろしくお願いいたします。

496  耐震工事本格化  2014年08月13日(水)
 夏季休業に入り、校舎本館の耐震工事が本格化してきました。晩秋の頃にはリニューアルした校舎がお目見えする予定ということで、土日も含めて、鋭意、作業を進めていっていただいております。府教育委員会施設財務課様をはじめ、工事関係業者様には、今後、様々な面でお世話になりますが、安全第一で、どうぞ、よろしくお願いいたします。そして、また、騒音等で近隣住民の方々には、たいへんご迷惑をおかけしますが、どうか、しばらくの間、ご理解をいただければ幸甚に存じます。また、秋に予定している文化祭やオープンスクールについては、この耐震工事の影響で、通常どおりに行うことはできません。関係の方々には、様々なかたちでご迷惑やご心労をおかけすることになると思いますが、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。工事が少し遅れたとしましても、遅くとも、新年には、従前のように円滑な教育活動が行っていけると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

495  授業風景〔3年福祉応用〕介護体験実習  2014年08月09日(土)
 本校では、総合学科ということもあって、多様な選択科目を有していますが、その中でも、看護・福祉系の進路を考えている生徒の皆さんのために、「看護T」「看護U」「福祉基礎」「福祉応用」「カウンセリング」等の科目を開設しています。その中の科目「福祉応用」の受講生たちが、8月5日(火)から8月9日(土)まで、寝屋川市にある清徳デイサービスセンターにおいて介護体験実習を行いました。受講生たちは、昨年度に科目「福祉基礎」を履修し、今年度、さらに学習内容を深めるべく、科目「福祉応用」を履修しています。そして、今回の実習は、福祉施設や介護士の仕事内容について知り、また、高齢者の方々の生活の様子について理解することを目的として行われたものです。受講生たちは、不慣れなことが多く、清徳デイサービスセンターの職員の皆様にはいろいろとご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが、受講生たちは、自分たちなりに努力して実習を終え、高齢者の方々と実際にふれあうことで、高齢者の方々について、そして、介護の仕事の内容について、一定の理解はできたようでございます。これを契機として、より一層、意欲をもって福祉関連の勉強に励んでくれることを期待しています。
 最後になりましたが、生徒の実習を受け入れていただいた清徳デイサービスセンターの施設長様はじめ職員の皆様には、本当にお世話になりました。この場をお借りして、厚く、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

494  ASMサポートシステム  2014年08月08日(金)
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして「チューター制度」という制度を設けておりました。本校の「売り」の一つとして、これまで紹介させていただいておりましたので、ご存知の方も多いかと存じます。これは、特に、難関大学への進学を希望していて、一定の条件を満たしている生徒さんに対して、「チューター」と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でした。
 本校では、開校以来10年が過ぎ、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところであり、この「チューター制度」についても見直しを行いました。
 これまでの「チューター制度」による進路実現に関する成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、「チューター制度」の利用を希望しても配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、様々な課題を抱えながら、「チューター制度」という取組みがここまで進められてきたわけでございます。
 そこで、この11期生(現3年生)からは、従来の「チューター制度」に代わるものとして、新たな取組みを始めることにいたしました。
 具体的には、まずは、AO入試や推薦入試に対応するため、小論文対策や面接対策について、可能な限り、過去のデータを用いて指導を充実させていこうと考えています。これを、本校では、AO入試の頭文字の「A」、小論文指導の頭文字の「S」、面接指導の頭文字の「M」を取って、「ASMサポートシステム」と呼んで、進路指導のシステムの中心に据えていこうと考えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別や、長文読解や英文法といった分野別のような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設しています。これまでの「チューター制度」の個別性などの良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを再構築していこうとしているわけでございます。
 このように、11期生以降については、10期生以前とは、少し異なるシステムになっていきますが、お子さまたちの全員の進路希望が実現できるように、学校として、責任をもって、進路保障・進路指導に取り組んでまいりますので、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

493  芦間カップ〔バスケットボール〕  2014年08月08日(金)
 本日、8月8日(金)、芦間カップ「男子バスケットボールの部」を開催しました。本校は、総合学科ということもあって、比較的男子生徒の少ない学校です。今年度入学した1年生も、243名中、男子は65名で、例年、どの学年も男子は60〜70名といったところです。そこで、より一層、男子の生徒の皆さんに本校を知ってもらいたいということで、男子中学生の方々をお招きし、芦間カップという催しが企画されました。そして、この「男子バスケットボールの部」は、昨年度から、冷房設備の整った守口市民体育館をお借りしての実施となっております。今年度は、8つの中学校からそれぞれ1チームが参加し、合計8チームで熱戦が繰り広げられました。
 芦間高校を知っていただくためには、中学校訪問や学校説明会、オープンスクールといった催しがとても重要ですが、この芦間カップのような地道な取組みも大切にしていきたいと思っています。今後も、たくさんの方々が芦間カップに参加していただければ幸甚に存じます。ぜひ、今後とも、芦間カップをよろしくお願いいたします。

492  本校の生徒が人名救助で守口消防署様から感謝状をいただきました。  2014年08月07日(木)
 去る7月17日(木)の夕刻、コンビニエンスストアで客として来られていた一般の方が倒れられた(心肺停止状態であったようです)際に、本校の2年生の生徒が、119番通報をするとともに、周りの人々と協力し合って、近くにあったAEDで蘇生措置を施し、見事、蘇生に成功したとのことで、本日、8月7日(木)、その行為に対して、守口消防署にて感謝状の贈呈が行われました。
 本校では、毎年、夏の時期に、クラブ員生徒を主たる対象として、心肺蘇生法と熱中症対策の講習会を行っております。ですので、多くの生徒は、心肺蘇生法の基礎・基本をある程度は会得しております。ただ、実際の場面に出くわしたとき、頭では分かっていても、いざ行動に移すということはなかなか難しいのではないかと想像します。そのような中にあって、今回の行為は、とても勇気を伴ったすばらしい行為であり、改めて賞賛の拍手を送りたいと思います。

491  西淀川区PTA協議会主催「高校説明会」  2014年08月07日(木)
 本日、8月7日(木)、西淀川区役所において、西淀川区PTA協議会主催「高校説明会」が開催されました。今春の入学者選抜において、西淀川区内の歌島中学校様から本校に進学された方の保護者の方のお取り計らいもあって、初めて本説明会に参加させていただきました。お声を掛けていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。
 お蔭様で、約40組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。予想以上の人数の方とお話をさせていただくことができまして、本当にありがたく思っております。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 先日の大東市と同様、まだまだ、こちらの地域においては、本校のことを十分に知っていただけていないところがあると当方では分析をしております。その意味で、本日、多くの方に、総合学科のよさ、そして、本校芦間高等学校のよさをより一層知っていただけたことは、とても喜ばしいことですし、また、今後、より一層の情報提供をさせていただきたいと思っておりますので、末永くどうぞよろしくお願い申し上げます。

490  女子バスケ部剣道部等合宿たけなわ  2014年08月05日(火)
 夏季休業に入り、今年度も、クラブ等の合宿が盛んに行われています。
 すでに、
  ○男子バスケットボール部〔7月21〜25日 京都府(宮津)〕
  ○硬式テニス部〔7月27〜30日 兵庫県(養父)〕
  ○ソフトテニス部〔7月27〜30日 兵庫県(養父)〕
  ○ピア・サポート〔8月3〜4日 大阪府(新大阪)〕
が終了し、現在、
  ○女子バスケットボール部〔8月3〜6日 鳥取県(関金)〕
  ○ソフトボール部〔8月3〜7日 兵庫県(篠山)〕
  ○剣道部〔8月4〜7日 兵庫県(養父)〕
  ○サッカー部〔8月5〜7日 滋賀県(今津)〕
が合宿の真っ最中です。今後、
  ○女子バレーボール部〔8月12〜15日 兵庫県(養父)〕
  ○書道部〔8月18〜19日 大阪府(池田)〕
も予定されています。
 本校は、クラブ加入率が8割近くに上っており、各クラブの活躍には本当に目覚ましいものがあります。この合宿で、部員の皆さんは、さらに一回りも二回りも成長していくことと思います。どうか、熱中症対策に万全を期して、やるべきことをしっかりとやり切ってほしいと思います。このブログをご覧の皆様も、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

489  ピア・サポーター養成講座宿泊研修  2014年08月04日(月)
 8月3日(日)から8月4日(月)にかけて、大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)において、「ピア・サポーター養成講座」の宿泊研修が行われ、多くの生徒の皆さんが参加しました。
 以前にも書きましたが、「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。日本ピア・サポート研究会においては、「子どもたちの対人関係能力や自己表現能力など、社会に生きる力が極めて不足している現状を改善するための学校教育活動として、教師の指導・援助の下に、子どもたちの相互の人間関係を豊かにするための学習の場を各学校の実態に応じて設定し、そこで得た知識やスキルをもとに、仲間を思いやり、支える実践活動をピア・サポート活動と呼ぶ。」と説明されています。
 これまで、校内で3回、養成講座が行われましたが、今回の宿泊研修は、以下のような内容で行われ、より一層深いところまで学習が進められました。
  ○PARTT
   @自己紹介〔この合宿でめざすこと。そのためには、・・・・・。よろしく!〕
   Aアイス・ブレーキング  取っておきのワーク
   Bパーソナリティ・スペース〔「境界」について考えよう〕
  ○PARTU
   @傾聴のワーク  A感情のワーク
  ○PARTV
   @GWT〔情報伝達ゲーム〕  Aアサーション〔自己主張のワーク〕  B振り返り
  ○PARTW
   @うれしい言葉は宝物  Aコンセンサス実習
   Bサポーターとして大切なこと・サポーターの限界
  ○PARTX
   @心の花束  A閉校式、振り返り、アンケート
 参加した生徒の皆さんは、みんな、熱心に取り組んでいました。本校では、人間関係づくりに、この「ピア・サポート」はなくてはならないものとなっています。今後も、たくさんの生徒の皆さんが、「ピア・サポート」の奥義を窮めていただけるよう、取組みをより一層進めてまいりたいと思っております。今後とも、様々なお立場で、芦間高校の「ピア・サポート」の取組みを見守っていただければ幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

488  大東市進路指導協議会主催「公立高校説明会」  2014年08月01日(金)
 本日、8月1日(金)、大東市立総合文化センターにおいて、大東市進路指導協議会主催「公立高校説明会」が開催されました。本校は、昨年度は残念ながら不参加でしたが、今年度はお声が掛かり、参加させていただくことができて、とても感謝いたしております。ありがとうございました。
 本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、約60組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お蔭様で、この高校説明会は、とても充実したものになりました。大東市の中学校様の中には、まだまだ、本校のことを十分に知っていただけていないところがあると当方では分析をしております。そして、本校では、高等学校に関する広報活動については、中学校での進路指導の一翼を担わせていただいているという認識をもって取り組んでおります。公立高校のよさ、総合学科のよさ、そして、本校芦間高等学校のよさをより一層知っていただけるよう、今後とも、緊密な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

487  盛夏8月、秋のオープンスクールや学校説明会に向けて準備が本格化  2014年08月01日(金)
 盛夏、8月に入りました。生徒の皆さんは夏休み真っ只中ですが、教員の方は、秋のオープンスクール・学校説明会の準備や、新しいイメージの学校紹介用パンフレットの作成に向けて、取組みに拍車がかかっています。
 5〜6月には守口市内・寝屋川市内・大阪市内の塾への訪問、6〜7月には塾の先生方対象の学校説明会の実施や、八雲中・庭窪中・大久保中・錦中・枚方桜丘中での進路説明会や寝屋川市統一公立高校説明会、7月には塾主催や区PTA協議会主催の進学説明会や、大阪府教育委員会主催の公立高校進学フェア、7〜8月には全教員による中学校訪問、等々、今年度の前半も、昨年度と同様、様々な形で広報活動を展開させていただきました。この勢いで、現在、秋に向けての準備を進めているところでございます。
 今後の説明会関連のスケジュールは、以下のとおりとなっておりますので、ぜひ、多くの方々にご参加いただければ幸甚に存じます。本校のホームページの「オープンスクールのご案内」のページや「広報だより」のページも併せてご覧ください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。ちなみに、右の写真は、過去の芦間高校オープンスクールの様子です。
  ○8月1日(金)大東市進路指導協議会主催「公立高校説明会」〔会場:大東市立総合文化センター〕
  ○8月7日(木)西淀川区4中学校合同高校説明会〔会場:西淀川区役所〕
  ○8月24日(日)旭区PTA協議会主催「進学説明会」〔会場:旭区民センター〕
  ○8月27日(水)中学校の先生方対象の芦間高校学校説明会〔会場:芦間高校〕
  ○9月20日(土)鶴見区PTA協議会主催「高校説明会」〔会場:鶴見区民センター〕
  ○9月21日(日)全国学習塾協会主催「進学ミーティング」〔会場:天満橋OMMビル〕
  ○9月27日(土)第1回芦間高校オープンスクール〔会場:芦間高校〕
  ○10月5日(日) 五ツ木進学相談会〔会場:天満橋OMMビル〕
  ○10月12日(日)城東区PTA協議会主催「進学説明会」〔会場:城東スポーツセンター〕
  ○11月3日(月・祝)京大進研主催「高校入試説明会」〔会場:常翔啓光学園高校〕
  ○11月8日(土)第2回芦間高校オープンスクール〔会場:芦間高校〕
  ○平成27年1月10日(土)芦間高校学校説明会〔会場:芦間高校〕

486  Breeze流しそうめん大会  2014年07月29日(火)
 本日、7月29日(火)、毎年恒例のBreeze流しそうめん大会を行いました。Breeze生の皆さんは、朝から、材料の買い出しに行き、その後は、菜園で育てたトマトやキュウリなど、トッピングするものを準備しました。準備が完了したら、そうめんを茹でる係と、職員室・各準備室や芦間生が集っている教室等に声を掛けにいく係に分かれ、いよいよそうめん大会の始まりです。最初は、流れてくるそうめんをGETするのに苦労していましたが、そのうちに皆うまくなって、たくさんあった食材が見る見るうちになくなっていきました。とてもたくさんの人たちが集まってくれて、楽しくおいしいそうめん大会になりました。
 Breeze生の皆さんは、夏休みといえども、なかなかハードなスケジュールです。どうか、体調管理に気を付けて、自分の力の可能性を信じて、取組みを進めていってほしいと思います。
 その意味で、今日のそうめん大会は、ほっと一息、夏の暑さを忘れるとても爽やかなひとときになりました。Breeze生の皆さん、ありがとうございました。そして、ご苦労様でした。

485  公立高校進学フェア  2014年07月27日(日)
 本日、7月27日(日)、マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において、大阪府教育委員会主催「大阪府公立高校進学フェア2015」が開催されました。この催しは、大阪府教育委員会の肝煎りで一昨年度から始まったもので、大阪府内の公立高校が一堂に会して説明を行うという取組みです。
 本校からは、校長・教頭・首席・指導教諭以下、約10名のスタッフが参加しました。当日は、全体の入場者が15000名以上ということで、一昨年度、昨年度よりもさらに増加したとのことです。本校のブースにおいても、ほとんど空きがない状態で、常に盛況でした。ブースにおいて腰掛けてお話を聞いていただく以外に、立ったままでお話を聞いていただくということもあり、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。ブースにお越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。ただ、お越しいただいた方が予想より多かったため、後半には、パンフレットが足りなくなり、ご迷惑をおかけすることになりました。申し訳ございませんでした。ここに深くお詫び申し上げます。その方々には、後日、パンフレットを郵送させていただきましたが、届きましたでしょうか。本当に申し訳ございませんでした。来年度は、より多くパンフレットを準備させていただこうと思っております。
 お陰様で、この進学フェアは大成功のうちに終わりました。公立高校へのニーズ・期待の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としても尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

484  第68回近畿高等学校卓球選手権大会  2014年07月25日(金)
 7月23日(水)から7月25日(金)にかけて、和歌山ビッグウエーブ(和歌山県和歌山市)において、第68回近畿高等学校卓球選手権大会が開催され、本校の卓球部の選手たちが出場しました。残念ながら、女子学校対抗の部、女子ダブルスの部、女子シングルスの部、いずれも、初戦敗退という結果ではありましたが、近畿大会に出場するだけでもたいしたものだと思います。大いに、賞賛したいと思います。
 本校は、クラブ加入率が8割近くに上り、本校のクラブ活動はとても活性化しています。その中にあって、卓球部は「公立の星」といっても過言ではなく、公立高校の中では、かなりの実力を備えています。昨年度、長年、本校の卓球部の顧問をしてこられた古川教諭が逝去されましたが、部員たちは、その悲しみを乗り越え、それまで以上に頑張ってくれています。
 皆様方には、どうぞ、今後も、本校のクラブ員たちに、温かいお声掛けをいただきまして、その成長を見守っていただければ幸甚に存じます。引き続きのご支援、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

483  中学校訪問  2014年07月25日(金)
 昨日7月24日(木)、本日7月25日(金)と、いくつかの中学校様を訪問させていただきました。
 24日に訪問させていただいたのは、東大阪市内の高井田、盾津、盾津東の各中学校で、これらの中学校様からは、毎年、合計で5名程度(多い年は9名も)の方が入学されています。芦間高校のある守口市までは少し距離があるのですが、意欲をもって本校に進学してこられています。
 25日に訪問させていただいたのは、摂津市内の第一、第二、第四、第五の各中学校で、これらの中学校様からは、毎年、合計で10名程度の方が入学されています。特に、第一中学校様からは、本校開校以来、初めて、今年、1名の方が入学されました。摂津市も、淀川を挟んで、守口市からは少し遠い感じがしますが、モノレール等を使えば、意外と近い地域です。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えています。特に、高等学校は、中学校様のご支援ご協力のおかげで成り立っていると思っています。そして、本校から少し距離のある中学校様からも、しっかりと芦間高校の存在というものを意識していただいていることに対しましては、誠にありがたく、また、光栄に存じます。中学校様の忌憚のないご意見を賜りながら、今後も、実のある学校経営を行っていきたいと思っておりますので、今後とも、どうぞ、末永く、緊密な中高連携・地域連携をよろしくお願い申し上げます。

482  中学校訪問が本格化  2014年07月24日(木)
 夏休み期間に入り、教員による中学校訪問が本格的にスタートしました。毎年、この時期に、本校の全教員が、本校と関係の深い中学校を訪問させていただいておりますが、昨年から訪問学校数を増やし、今年は合計86の中学校に出向かせていただくことになりました。
 訪問においては、
  ○総合学科としての芦間高校の取組みや特色
  ○本校生の頑張っている様子
  ○卒業生の進路状況
  ○共生推進教室の概要や取組み
  ○中学校の先生方対象の学校説明会〔8月27日(水)開催予定〕のご案内
  ○オープンスクール〔9月27日(土)11月8日(土)開催予定〕のご案内
等を各教員が誠実に丁寧にご説明させていただく予定です。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。中学校の先生方には、お忙しい中、時間を割いていただくことになりますが、どうか、本校の教員が訪問させていただいた折りには、ご対応のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

481  守口支援学校との交流  2014年07月23日(水)
 本日、7月23日(水)、毎年恒例の「守口支援学校とのスポーツ交流会」が守口支援学校で実施されました。今回のスポーツは、「シッティング風船バレーボール」というスポーツで、座った状態のまま、風船をボールの代わりにして、バレーボールのようなルールで得点を競うというものです。初めは、コツがつかめずに苦戦していたようですが、回を繰り返すうちに、だんだん慣れてきて、皆で声を掛け合って、一緒に楽しんでいました。その後の茶話会では、お菓子を食べたりジュースを飲んだりして楽しく会話をしました。それぞれの学校のことを紹介し合ったり、趣味や特技を披露し合ったり、また、絵を描いたりして、最後には、参加したみんながとても仲良くなれたようでした。次回の交流も楽しみにしております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。最後になりましたが、守口支援学校の生徒の皆さんや先生方には、とてもお世話になりました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

480  夏期講習始まる  2014年07月22日(火)
 夏休み期間に入り、恒例の夏期講習が始まりました。芦間高校は、「上級学校への進学をめざす」総合学科として13年目を迎え、これまで、確実に進学実績を向上させてきました。進学実績の向上のためには、通常の授業の活性化に加え、この夏期講習が大きな意味を持っています。今年も、教員の努力・熱意に応えるかたちで、多くの生徒の皆さんが受講しています。スケジュールは以下のとおりです。生徒の皆さんの頑張りを期待しています。
 3年生
  国語:7月22日〜7月30日  数学:7月22日〜8月1日
  英語:7月22日〜8月1日  生物:7月22日〜8月1日
  物理:7月23日〜7月31日  化学:7月28日〜7月30日
  地理:7月22日〜7月31日  政経:7月22日〜7月31日  美術:別途実施
 2年生
  国語:7月22日〜7月29日  数学:7月14日〜7月25日  英語:7月22日〜7月29日
  美術:7月18・24・29日
 1年生
  国語:7月22日〜7月30日  数学:7月22日〜7月25日  英語:7月22日〜7月25日
  美術:7月10・15・16日(実施済)

479  八島町会こどもまつり  2014年07月19日(土)
 本日、7月19日(土)、八島町会子どもまつりが八島町さくら公園で開催され、昨年に引き続き、本校の生徒たちがボランティアとして参加しました。輪投げ、スマートボール、ヨーヨーつり、一円玉落とし、金魚すくい等の出し物について、それぞれ2人ずつ本校の生徒が担当するかたちで、ご協力をさせていただきました。開始時刻の午後6時ごろから、小さなお子さんたちが、保護者の方々とともに訪れ、黄色い歓声を上げて、とても楽しそうに遊んでいました。いずれの出し物についても、とても賑わっていて、予想以上の大盛況でした。本校生たちは、小さなお子さんたちが喜んでくれるよう、精一杯、テンション高く、頑張ってくれていました。八島町会の皆様からは、「いつも、協力していただいてありがとう。また、来年もお願いしますね。待ってるから。」と温かいお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。次回の行事を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。

478  ピア・サポーター養成講座  2014年07月18日(金)
 7月15日(火)と本日7月18日(金)、6月10日に引き続いて、第2回・第3回のピア・サポーター養成講座が開催されました。
 以前にも書きましたが、本校では、よりよい人間関係づくりのために「ピア・サポート」に取り組んでいます。「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。日本ピア・サポート研究会においては、「子どもたちの対人関係能力や自己表現能力など、社会に生きる力が極めて不足している現状を改善するための学校教育活動として、教師の指導・援助の下に、子どもたちの相互の人間関係を豊かにするための学習の場を各学校の実態に応じて設定し、そこで得た知識やスキルをもとに、仲間を思いやり、支える実践活動をピア・サポート活動と呼ぶ。」と説明されています。
 歴史的には、「ピア・サポート」は、1970年代にカナダで始まり、いじめ防止や学校風土の改善等に大きな成果を上げて定着し始め、イギリス、アメリカ、オーストラリアでも定着してきています。日本でも、1990年代に、中学校を中心に、いじめ追放の目的で導入され、2000年代に入って実践が拡大しています。
 本校は、総合学科ですから、創立以来ずっと府内全域から進学してこられます。本校に入学される生徒さんの出身中学校数は、1学年当たりおよそ70〜80にも上ります。ですから、「ほとんど知り合いがいない」という状況からの人間関係づくりが大きな課題になっています。そこで、本校は、その人間関係づくりをスムーズに行うために「ピア・サポート」の取組みを重視しているのです。
 今後、このピア・サポーター養成講座は、8月上旬に合宿を行って、より密度の濃い内容の学習へと移行していきます。この養成講座に参加した生徒の皆さんが、リーダーとなって、より一層、「ピア・サポート」の取組みを充実したものにしていっていただけることを期待しています。

477  第1学期終業式  2014年07月18日(金)
 本日、7月18日(金)、今年度第1学期の終業式が行われました。昨年、耐震工事をしていただいて、体育館は、とてもきれいにリニューアルされ、また、照明の明るさも工事前よりも増したように感じます。そのようなきれいな体育館での終業式は、とても清々しく、気持ちのよいものでした。
 私の式辞においては、先日3年生が鑑賞したミュージカル「ライオンキング」のことについて、7月10日付けの本ブログに記載した内容を引用しながら、その魅力の一部を全校生徒の皆さんに紹介しました。そして、今、取り組み始めている文化祭の企画のことに言及し、ミュージカルのように「人に元気を与える」ことができる企画を考えていってほしいということを生徒の皆さんに伝えました。
 明日から、夏休みに入りますが、どうか、生徒の皆さんは、有意義に過ごして、自分の成長につなげてほしいと思います。そして、今までと変わらないさわやかな笑顔で、2学期の始業式を迎えたいと思いますので、健康に留意して、一日一日を大切に過ごしてください。よろしくお願いします。

476  英語検定結果  2014年07月15日(火)
 本日、7月15日(火)、今年度の1学期に生徒の皆さんが受検した英語検定の結果が出ました。合格者は、2級が5名、準2級が29名、3級が16名と、生徒の皆さんはとても頑張りを見せてくれました。
 本校では、生徒の皆さんが、自分の個性や技量に合わせて、英語検定、TOFEL、漢字検定、数学検定、簿記検定、PC検定、ワープロ検定、文書デザイン検定、情報処理技能検定、ITパスポート検定、建築CAD検定等にチャレンジしています。そして、合格すれば、難易度に応じて1〜3単位を学校として単位認定しています。今回、このようにたくさんの合格者の方を輩出できたのは、生徒の皆さんの日ごろの努力が大きく花開いたからだと思います。この場を借りて、大いに賞賛したいと思います。本当におめでとうございます。

475  進学フェアin都島  2014年07月12日(土)
 本日、7月12日(土)、都島区民センター(大阪市都島区)において、都島区PTA協議会主催「進学フェアin都島」が開催されました。本校は、昨年度に引き続き、この催しにお招きいただき、都島区PTA協議会様にはとても感謝いたしております。今年も、充実したスタッフとともに参加させていただきました。
 当日は、本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、80名以上の中学生の方または保護者の方にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お陰様で、この学校説明会は、とても充実したものになりました。都島区の中学校様の中には、まだまだ、本校のことを十分に知っていただけていないところがあると当方では分析をしております。そして、また、本校では、高等学校に関する広報活動については、中学校での進路指導の一翼を担わせていただいているという認識をもって取り組んでおります。公立高校のよさ、総合学科のよさ、そして、本校芦間高等学校のよさをより一層知っていただけるよう、今後とも、緊密な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

474  数学検定  2014年07月12日(土)
 本日、7月12日(土)、本校内で本校生徒を対象に数学検定が行われ、数学を得意とする面々が意欲的に受検しました。
 本校は、総合学科ですから、2年次以降は、全員が共通に履修する科目は全体の約3分の1であり、約3分の2の科目については、それぞれの生徒の皆さんが自由に科目を選びます。ですから、2年次・3年次において、数学U・数学B・数学V及び数学の他の演習科目等、フルに数学を選択する生徒もいれば、2年次・3年次において全く数学関連の科目を選択しない生徒もいます。
 数学は、好き嫌いや得意不得意がはっきりする傾向がある教科です。私は、現在、大阪府の数学教員で構成する研究会組織「大阪高等学校数学教育会」の会長を仰せつかっていますが、「大阪高等学校数学教育会」では、より一層、たくさんの生徒の皆さんに数学の魅力を感じていただけるよう、指導法の研究をしたり、教材開発をしたりしています。因みに、GRAPESというグラフ描画ソフト(ご存知でしょうか?)も本教育会の成果物です。
 本校においても、より一層、たくさんの生徒の皆さんに数学を好きになってもらって、数学関連の科目をたくさん選択していただき、その成果として、数学検定で合格の栄冠を勝ち取っていただければと思っています。ぜひ、生徒の皆さん、頑張ってください。

473  第3学年芸術鑑賞〔劇団四季(ライオンキング)〕  2014年07月10日(木)
 本日、7月10日(木)、3年生の皆さんが、大阪四季劇場で上演されている「劇団四季による『ライオンキング』」を鑑賞しました。
 皆さんは、劇団四季のミュージカルをご覧になったことがおありでしょうか。私は、以前は、まったく観たことがなかったのですが、あるきっかけで1回観てからは、そのスケールの大きさや高度な演技等に魅了され、とてもファンになりました。おそらく、そのようなお気持ちになられた方は多いのではないかと想像します。
 特に、今回3年生の皆さんが鑑賞した「ライオンキング」は、東京での公演を中心に公演回数8000回以上、15年間以上ものロングランという「国民的ミュージカル」です。大阪四季劇場では、3年前から12年ぶりに公演が再スタートし、こちらもロングランに入ろうとする勢いです。
 昨年度もこのブログに書きましたが、劇団四季や「ライオンキング」に関するエピソードを少々紹介しましょう。
 劇団四季の団員の方々は、出勤した朝に、「一音落とす者は去れ」という言葉〔学校で言えば「校訓」ですね〕を必ず見て、一つ一つの音を大切にするということを再確認します。子役以外の俳優の方々は、メイクをすべて自分で行い、衣装はすべて手作りだそうです。「ライオンキング」の中では、動物のマスクやパペット(動物の模型)が多く登場しますが、これらは、とても重く、パペットは数kgの重量があるそうです。そして、日本の浄瑠璃やインドネシアの影絵の手法も取り入れ、舞台には、人類ができ得る限りの舞台装置がすべて詰まっているとのことです。それだけ、全力を注いで公演を行っているということが言えるでしょう。そして、自分たちが表現したことで、観てくださっている方々に対して、「力になりたい」「元気を与えたい」「幸せに貢献したい」「役に立ちたい」、そのような思いで日々の公演を続けているとのことです。
 また、ミュージカルには、「印象的な言葉と出会う場面」「誰かが誰かを勇気付ける場面」がよくあります。これは、観客の皆さんが「勇気をもらった」「明日から頑張ろう」という気持ちになる場面です。「ライオンキング」の中では、父を失って憔悴しきったライオンの子「シンバ」が遠く離れた地に身を隠しているときの場面がそれに当たるでしょう。その地では、「シンバ」以外に2匹の動物が登場します。ミーアキャットの「ティモン」とイボイノシシの「プンバァ」です。この2匹の動物が「シンバ」を徐々に勇気付けていきます。そのときに登場する言葉が「ハクナマタータ」という言葉です。スワヒリ語で「どうにかなるさ、心配ないさ、くよくよしないで元気を出していこう!!」という意味の言葉です。ミュージカルですから、当然、音楽に乗せて高らかに歌い上げられます。この歌がとても印象的で、心に残ります。
 話は少しそれますが、「シンバ」が遠く離れた地に身を隠しているときの場面、この場面だけは、その公演を行っている地域の方言を使用しているのです。ご存知だったでしょうか。大阪公演ならその場面だけが大阪弁、名古屋公演ならその場面だけが名古屋弁、福岡公演ならその場面だけが博多弁、北海道公演ならその場面だけが北海道の方言、といった具合です。これは、原作者であるディズニー側から劇団四季がこの作品を譲り受ける際に、「この場面は、ライオンの子を2匹の動物が次第に勇気付けていく、とても意義深い場面であり、その舞台となる『遠く離れた地』を表現する意味で、この場面に限っては方言を使用してほしい。」というディズニー側の強い思いと要請があったからだと聞いています。等々。
 とにかく、劇団四季のミュージカルは、とても魅力的で奥が深いので、一見の価値があると思います。まだご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ、鑑賞されることをお勧めします。

472  ジョブクエスト  2014年07月09日(水)
 昨日で、期末考査が終了し、本日、7月9日(水)から、1年生の皆さんは「ジョブクエスト」の取組みを本格的に進めていきます。
 「ジョブクエスト」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として取り組むものです。具体的には、自分の興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするという取組みです。自分でアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブクエスト」なのです。
 どうか、生徒の皆さん、「ジョブクエスト」にしっかりと取り組んで、一回りも二回りも成長した自分を実感していただけることを期待しています。

471  クラブ員大清掃  2014年07月09日(水)
 本日、7月9日(水)、クラブ員の生徒の皆さんが校内の大清掃を行ってくれました。本校では、全体の80%近くの生徒の皆さんがクラブに加入し、日々の活動に力を注いでいます。そのクラブ員の生徒の皆さんが一斉に校内を清掃してくれました。本校の生徒の皆さんは、何事にも素直で積極的に取り組んでくれます。今日の清掃活動も、先生方のある程度の指示はあったものの、自分たちでとてもスムーズに作業をしてくれていて、日頃は手を付けない箇所等、かなり広範囲に渡って清掃をしてくれました。自分たちの学校をきれいにしようという気持ちをしっかりと持ってくれている、また、自分たちの学校を愛する気持ちをしっかりと持ってくれている、そのことがとてもよく分かりました。生徒の皆さんには、この場をお借りして、お礼を言いたいと思います。今後も、生徒の皆さんと我々教員とが力を合わせて、より一層、居心地のよい学校にしていきましょう。

470  Breeze3年生職場実習  2014年07月09日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、本校生が施設内の清掃をさせていただいている会社にご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、指導員の方の指示にしたがって、各部屋の掃き掃除・拭き掃除を行った後のベッドメイキングの作業を行っているところでした。面倒を見ていただいている上司の方からは、「昨年来られたとき(昨年もこの会社で実習をさせていただいておりました)とは見違えるようで、丁寧な作業を素直な気持ちで行うことができていますよ。」とのお言葉をいただき、努力の成果がみられました。残りの実習期間においても、ぜひ、頑張って、就労につながる何かをGETしてほしいと思っています。
 暑い日が続く中での実習ですから、たいへんだと思いますが、体調管理をしっかりと行って、ぜひ、自分のチャンスをつかんでいただきたいと思いますし、ここが踏ん張りどころだと思います。自分の人生のために、悔いを残さず、精進してください。よい知らせを待っています。

469  救急講習会  2014年07月08日(火)
 本日、7月8日(火)、職員とクラブ員生徒を対象に、救急講習会を実施し、心肺蘇生法やAED活用についての研修を行いました。
 以前は、気道を確保したのち、マウストゥマウスの方法をとり、それでも効果がない場合に、胸骨圧迫心臓マッサージに移るということを教わっていましたが、最近は、マウストゥマウスの方法をとらず、直ぐに胸骨圧迫心臓マッサージを行う方がよいということを改めて学習しました。
 これから、夏場、クラブの通常の活動に加え、合宿も予定されております。自分のごく身近で、心臓停止を起こして倒れた人に出会う可能性は少なくはありません。心臓停止を起こして倒れた人を助けるための方法を皆が体得しておくことが大切です。昨年の4月でしたか、近隣の府立高校で、適切な方法を施して一命を取り留めたという事例がありましたね。一人一人が、しっかりと、人命を救うという意識と知識・技能を身に付けておくよう、心掛けたいものです。

468  アクティブラーニング研修  2014年07月07日(月)
 本日、7月7日(月)、大阪府立市岡高校(大阪市港区)において開催された、産業能率大学教授で河合塾教育研究開発機構研究員をも務める小林昭文氏による「アクティブ・ラーニング」研修に参加してきました。
 「アクティブ・ラーニング」とは「能動的な学習」のことで、授業者が一方的に学習者に知識伝達をする講義スタイルではなく、課題研究やディスカッション、プレゼンテーションなど、学習者の能動的な学習活動を取り込んだ授業のことであり、現在の教育界において求められている授業スタイルの典型と言っても過言ではないでしょう。
 講師の小林氏は、平成25年3月まで、埼玉県の県立高校の教諭として物理を教えてこられ、教諭時代から今日まで、自分の授業実践を通して、「アクティブ・ラーニング」の普及のために、全国各地で研修活動を実施しておられます。そのようなこともあって、本研修においては、小林氏は、基本的には現場感覚で話をされ、また、一方で、文部科学省の立場や学習指導要領の趣旨についても明確に述べられ、「なぜ、いま、『一方通行型の授業』を見直して、『言語活動の充実』や『アクティブ・ラーニング』が求められているのか。」といったことについて、分かりやすくご教示されました。その意味で、本研修は、とても中身の濃いものであり、しかも、現在の各高校がめざすべき授業改善の方向性というものをしっかりと確認することができる内容のものでした。
 最後になりましたが、市岡高校の上野校長先生はじめ教職員の方々、そして、講師の小林氏には、とてもお世話になり、誠にありがとうございました。ここに、厚く、お礼を申し上げたいと存じます。

467  近畿地区高等学校PTA連合会大会奈良大会  2014年07月06日(日)
 本日、7月6日(日)、なら100年会館において、近畿地区高等学校PTA連合会大会奈良大会が開催され、本校PTAの会長松様、副会長吉本様、会計監査竹本様とともに出席してまいりました。
 9:15からの奈良朱雀高校和太鼓部等による歓迎アトラクションに続き、10:00から開会式が行われ、国歌斉唱、大会会長挨拶、来賓祝辞、広報紙コンクール表彰、感謝状贈呈、大会宣言決議等が滞りなく行われました。
 開会式終了後は、記念行事として、薬師寺管主山田法胤氏による講演が行われました。「家庭教育と佛の教え」というテーマで、約75分間、お話をされました。「親子の絆」にも触れながら、とても分かりやすく感慨深い内容で、終始、お話に引き込まれていきました。とても有益なご講演だったと思います。
 午後は、4つの分科会に分かれ、松会長様らとともに、「家庭教育とPTA」をテーマとする特別分科会に参加しました。本分科会においては、和来教育研究所主宰の和来紘太郎による講演「喜べば生きる力(能力)が花開く!!〜命の現場から〜」が行われ、前向きな気持ちをいかに引き出すかということの重要性について改めて再認識させられました。
 1日を通して、有意義で得るものが多い大会であったと思います。今後、PTAの他の役員の皆様や実行委員の皆様も、お時間が許せば、このような大きな大会にご参加いただければ幸甚に存じます。

466  大阪数学教育会役員幹事会  2014年07月05日(土)
 本日、7月5日(土)、大阪市天王寺区にある大阪教育大学附属天王寺中学校高等学校において、大阪数学教育会の役員幹事会が開催されました。
 大阪数学教育会とは、大阪教育大学の柳本朋子教授を会長とし、大阪府内の算数・数学の各研究会組織を傘下に収める「大阪の算数・数学の研究組織の総体」とも言える組織でございます。私は、大阪高等学校数学教育会の会長を務めさせていただいている関係で、大阪数学教育会の副会長を仰せつかっております。
 役員幹事会においては、今年度の役員及び幹事の選出等、役員幹事会の体制の確認を行った後、秋に予定されている総会の段取り等の話し合いを行いました。総会においては、毎年、小学校代表者、中学校代表者、高等学校代表者による発表が行われた後、大学の先生による講演が行われています。
 本教育会においては、総会での研究発表をはじめとする様々な研究成果が蓄積されています。そして、これらの研究成果は、これまでも、大阪の算数・数学教育の発展に大きく寄与してきました。今後も、本教育会に関与するすべての教員の力を結集し、大阪の児童・生徒の皆さんの「算数・数学の学力」の向上に向けて、より一層精進して取り組んでいきたいと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

465  PTA主催芦間高校陶芸入門教室  2014年07月05日(土)
 本日、7月5日(土)、PTA教養推進委員会主催の芦間高校陶芸入門教室が開催されました。講師は本校の井野智絵教諭が務め、手捻りによる「小鉢」の制作を行いました。当日は、施設・設備の関係もあって、午前10名、午後10名の計20名の保護者の方々が参加されました。最初は思うような形を作ることができなかったようでしたが、黙々と真剣に取り組んでいく中で、徐々に慣れてこられ、それぞれの方の個性がよく表れた作品ができ上がりました。素焼き、釉かけ、本焼きについては、学校側でさせていただき、9月の上旬までに完成させて、本校の文化祭の当日に展示する予定です。
 生徒の皆さんが広範囲から来ておられる関係もあり、保護者の方々の関係も希薄になりがちな中、このような取組みによって、保護者の方々がお知り合いになっていただければとてもありがたいことだと思っております。今後のPTA教養推進委員会主催行事としましては、12月にパソコン教室、来年2月に韓国朝鮮語入門講座を予定しております。ぜひ、こちらの方にも、奮ってご参加いただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

464  枚方市立桜丘中学校進路講演会  2014年07月04日(金)
 本日、7月4日(金)、枚方市立桜丘中学校において、同校の中学3年生の方を対象とする進路講演会があり、本校から首席の辻先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会においては、熱心にお話を聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 桜丘中学校は、昭和58年に、村野中学校と中宮中学校から分離するかたちで開校され、30年近くの歴史と伝統をもつ学校で、めざす生徒像として「自分で考え、判断し、行動できる生徒」を掲げておられ、具体的な事柄として「正義を貫ける生徒 (ルールが守れる生徒)」「感謝の心をもつ生徒 (挨拶ができる生徒)」「主体的に行動できる生徒 (清掃ができる生徒)」を掲げておられます。本校は、桜丘中学校の校区からは少し距離のある高校なので、これまでそれほど多くの方が受検していただいているというわけではありませんが、総合学科という教育システム、本校の取組みの多様性等の魅力を実感していただいて、本校への進学を考えていただけましたら、幸甚に存じます。
 今後、また、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、芦間高校をどうぞよろしくお願い申し上げます。

463  「朝学」と「協働」に関する校内研修  2014年07月04日(金)
 本校では、喫緊の課題への対応を確実に行うべく、今年度は、管理職主催の校内教職員研修を3回予定しています。その第2回目として、本日、7月4日(金)、大阪府立柴島高等学校の小川建治氏(商業科教諭)を講師としてお招きし、「柴島高校の実践に学ぶ 〜『朝学』と『協働』〜 」をテーマに校内研修を実施しました。
 柴島高校は、今宮高校・松原高校と並んで、大阪府で初めてできた総合学科高校であり、いわば、本校の先輩校に当たります。人権教育をベースとして学校づくりをされ、総合学科に替わってから、大きな飛躍を遂げた高校です。全国からたくさん視察に来られているそうで、その飛躍ぶりは全国に轟いているという学校です。柴島高校では、数々の有益な取組みを行っておられますが、その中にあって、本校の課題に関係することとして、「朝学」と「協働」についても積極的に取り組んでおられます。
 「朝学」については、『論理エンジン』という教材を用いて、生徒の国語力、特に、論理力を鍛えておられ、その実際のノウハウを紹介していただきました。また、「協働」の授業については、企業や地域と連携し、実際の社会や世の中と繋がりのある、いわば、真に生きた授業を展開されていることを紹介していただきました。また、関連して、柴島高校での「学力とは」についての議論の経緯や、その議論の中に登場してきたOECDの「キー・コンピテンシー」についての概念や柴島高校での捉え方も紹介していただきました。
 柴島高校の取組みはたいへん参考になるものであり、今回の校内研修において、先輩校の考え方やノウハウをしっかりと学ばせていただきたました。最後になりましたが、今回の研修に関して、ご尽力をいただきました柴島高校の山崎校長先生、そして、講師としてお越しいただきました小川先生には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました。

462  Breeze菜園でみごとに収穫ができました。  2014年07月03日(木)
 7月3日(木)、Breeze生徒の皆さんが取り組んでいる菜園において、みごとにキュウリ等の野菜を収穫することができました。作物を立派に育て、結実させたことは大いに意義のあることです。本当にご苦労様でした。まだ、これから収穫する野菜もあろうかと思いますが、とりあえず、目標達成。頑張った甲斐がありましたね。命あるものを育てるということは、そのこと自体、尊いことです。今回の体験を忘れずに、しっかりと自分の糧にしていってほしいと思います。
 先日も書きましたが、Breeze生徒の皆さんは、就労をめざして、職場実習をはじめとして、今後、様々な頑張りが必要になります。それぞれの立場で、意欲をもって取り組んでいってほしいと思います。この菜園作りを通して得た自信を自分自身の自信につなげ、より一層の努力をしていってください。皆さんの頑張りを期待しています。

461  Breeze2年生職場実習(その2)  2014年07月03日(木)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、先にご紹介した特別養護老人ホーム(昨日とは別の施設)に引き続き、本校生がビル内の清掃をさせていただいている会社にご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、指導員の方の指示にしたがって、階段や廊下の清掃を入念に行っているところでした。面倒を見ていただいている上司の方からは、「先週はぎこちなかったけれど、今週はかなり慣れてきておられますよ。」とのお言葉をいただき、努力の跡が伺えました。この会社は、たまがわ高等支援学校の卒業生の方々も就労されており、ぜひ、実り多き実習をして、自分の自信にしてもらいたいと思います。
 暑い日が続く中での実習ですから、たいへんだと思いますが、体調管理をしっかりと行って、自信をどんどん身に付けていっていただきたいと思いますし、また、仕事をすることの尊さややりがいというものを実感していただきたいと思います。頑張りと成長を期待しています。

460  Breeze2年生職場実習(その1)  2014年07月03日(木)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている特別養護老人ホーム(昨日とは別の施設)にご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、入所されているお年寄りの方に寄り添って、いろいろなお話をしようと積極的に働きかけているところで、とても頑張っている様子が伺えました。指導を担当されている従業員の方からは、「自分の方から積極的に働きかけておられますよ。自分に合っている仕事だと思ってもらえている感じがします。」とのお言葉をいただき、好印象を持っていただいておりました。この施設は、昨年、3年生が実習でお世話になった施設でもあり、ぜひ、実り多きものにしてもらいたいと思います。
 暑い日が続く中での実習ですから、たいへんだと思いますが、体調管理をしっかりと行って、自分の可能性を試してみてほしいと思いますし、また、やりがいというものを実感していただきたいと思います。頑張りと成長を期待しています。

459  Breeze2年生職場実習始まる  2014年07月02日(水)
 Breeze2年生の生徒の皆さんが将来の就労をめざして行う職場実習が、先日から始まっています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている特別養護老人ホームにご挨拶に行かせていただきました。まだ2年生ということもあって、不慣れな点も多いかとは思いますが、とても頑張っている様子を拝見させていただくことができました。
 普段の学校での学習や実習とは違う面が多いと思いますが、自分の就労ということと結び付けて、ぜひ、大きな自信を身に付けてきてほしいと思います。また、そこで働いていらっしゃる従業員の方々とうまくコミュニケーションを取ることが大切です。どの職場であろうと、自分一人で仕事をするということは、ほぼ、あり得ないことですから、コミュニケーションを取るということは不可欠なことです。その点においても、自らの積極的なアプローチで、よりよい人間関係を築くことをぜひ体得してほしいと思います。
 これから、暑さが増す時期ですから、体調管理をしっかりと行っていただいて、この職場実習を通して、心身ともにたくましく成長してくれることを期待しています。

458  塾oneself主催高校進学説明会  2014年07月01日(火)
 5月ごろに多くの塾を訪問させていただいたことは、本ブログでもご紹介させていただいたとおりでございますが、その中で、oneself様という塾から、「本塾主催の高校説明会を開催する予定であるが、説明校として参加していただけないか。」というご依頼がありました。そして、本日、7月1日(火)、鶴見区民センターにおいてその説明会が開催されましたので、私大西が参らせていただき、本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約150名の塾生の皆さんやその保護者の皆様が参加され、熱心に話を聞いていただきました。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えていますが、一方で、塾の先生方とも話をする機会を多く持ち、塾の先生方のお考えやニーズも大切にしていきたいと考えています。特に、公立の高等学校への塾の先生方からの忌憚のないご意見やご要望を伺って、より一層実のある学校経営や広報活動を行っていくことが必要だと感じています。塾の方々とお話をさせていただく中で、今回のようなの説明の機会を頂戴することができましたことは、誠にありがたいことだと思っております。心より感謝申し上げます。今後とも、様々な場で、塾の方々と連携できれば幸甚に存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

457  今日から7月、今日から1学期末考査  2014年07月01日(火)
 太陽が容赦なく照り付ける夏、今日から7月、そして、今日から1学期末考査です。1学期に学習した内容を集大成する時期になりました。悔いのないよう、しっかりと、正々堂々と勉強に取り組んでいただきたいと思います。
 特に、3年生の皆さんにとっては、この期末考査が自分の進路決定にとって、とても重要です。頑張れば、自分の希望する進路先を自分の手元に引き寄せること、間違いなしです。頑張りましょう。
 また、1・2年生の皆さん、日ごろの学習が大切であるということと同様に、通常の定期考査を一つ一つ着実に乗り越えていくことが大切です。その小さな努力の積み重ねが将来の大きな力に結び付きます。どうか、計画的に、そして、諦めることなく、コツコツと取り組んでほしいと思います。
 皆さんの頑張りを期待しています。

456  日本語ワープロ検定・文書デザイン検定  2014年06月28日(土)
 本日、6月28日(土)、本校内で、本校生徒を対象に、日本語ワープロ検定・文書デザイン検定(ともに日本情報処理検定協会主催)が行われ、多くの生徒の皆さんが受検しました。ワープロでの文書作成は、いまや、事務仕事には必要不可欠なことであり、自分の将来に向けての技能習得という意味において、ぜひ、しっかりと取り組んでおいてほしいと思います。本校は、総合学科ということで、様々な科目を開設しておりますが、その中で「ワープロ研究」という学校設定科目〔2・3年対象。今年度は3講座成立。〕を開設し、受講生徒の皆さんはワープロ技術の習得に励んでいます。受検した生徒の皆さんは、これまでのふだんの努力の成果をぜひ発揮していただきたいと思いますし、加えて、今回だけでなく、継続的に検定試験を受けて、さらなる上級合格をめざしていただきたいと思っています。結果を期待しています。

455  耐震工事開始  2014年06月28日(土)
 昨年度の体育館の耐震工事に引き続き、今年度は、校舎本館の耐震工事の実施年度となっておりまして、先日から、その工事が徐々に動き出しました。現在の予定としましては、10月もしくは11月ごろまでという長期に渡る工事になるようでございます。府教育委員会施設財務課様、関係する建築事務所様や各工事請負業者様には、今後、様々な面でお世話になりますが、安全第一で、どうぞ、よろしくお願いいたします。そして、生徒の皆さん、保護者の皆様、そして、近隣の皆様には、多大なご迷惑をおかけすることになると思いますが、どうか、しばらくの間、堪えていただき、ご容赦いただければ幸甚に存じます。
 昨年の体育館の耐震工事では、近年、ずっと悩まされてきた雨漏りに対して、一定の改善が図られ、一安心したところでございます。今回は校舎本館の耐震工事ということですので、やや老朽化した部分の改善も、可能な範囲でお願いできればと思っております。文化祭やオープンスクールは、足場や防音シートで覆われた状態での開催になると思いますが、来春にはリニューアルした校舎で新入生を迎えられることになるでしょうから、そのことを期待しながら、この何ヶ月間かは辛抱あるのみという感じで頑張っていきたいと思っております。

454  寝屋川市統一公立高校説明会  2014年06月27日(金)
 本日、6月27日(金)、寝屋川市民会館において、寝屋川市内12中学校に在籍する中学生の保護者の方を対象とする「寝屋川市統一公立高校説明会」が開催され、私大西が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には数百名の方々が参加され、熱心に話を聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 本校には、毎年、寝屋川市内の中学校様から、多くの方が受検していただいており、まずは、そのことに対してお礼を申し上げたいと存じますし、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思っております。平成26年度選抜から学区が撤廃され、受検生の方々の動向がそれまでと比べてどのように変化するかが懸念されておりましたが、平成26年度選抜においては、本校の志願倍率は1.77倍と跳ね上がり、寝屋川市内の中学校様からも、それまで以上に多くの方が受検されました。誠にありがとうございました。芦間高校は、これまでにも増して、誠実に、生徒の皆さんや保護者の皆様のニーズを敏感に把握し、総合学科の特性を生かして、それらのニーズに対応していきたいと考えております。寝屋川市内の中学校関係者の皆様、今後とも、より一層密接な中高連携をよろしくお願い申し上げます。

453  守口市立錦中学校進路説明会  2014年06月27日(金)
 本日、6月27日(金)、守口市立錦中学校において、同校の中学3年生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会があり、本校から辻首席が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約200名の方々が参加され、熱心に話を聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 錦中学校は、昭和55年に創立され、30年以上の歴史と伝統をもつ学校で、学校教育目標として「自己を含めた、全てのものの生命を尊重する人間の育成」を掲げておられ、それを踏まえた重点努力目標として、「基礎学力の定着・向上を図る」「不登校生を減らすとともに学力保障に努める」「学校への適応を図る取組みを充実させる」「生徒の特性に応じた生徒指導の充実に努める」「落ち着いた教育環境の維持に努める」を掲げておられます。また、「錦はひとつ」というキーワードも印象的でございます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、より一層密接な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

452  第2学年学問わんだあ☆フィールド〔大学の模擬授業〕  2014年06月26日(木)
 6月26日(木)、本日は、第2学年(12期生)の進路指導の取組みの一環として、「学問わんだあフィールド」と銘打って、大学・短大の先生方にお越しいただき、第2学年の生徒の皆さんに対して、大学で学習する専門分野の内容を模擬講義の形式でご教示していただきました。
 今回の講座は、全部で14講座(外国語学、国際教養学、歴史学、教育学、音楽学、人間健康学、農学、食文化学、理工系、経済・経営学、看護学、理学療法、マンガ学、化粧学)あり、生徒の皆さんは、自分の興味・関心に合った講義を選択して受講しました。
 生徒の皆さんは、大学の講義に触れることによって、進学への意識が強くなり、しっかりと話を聞くことで、高校の普段の授業では得ることのできないような様々な専門分野の内容を吸収できていたように思います。
 本校では、総合学科ということもあり、1年次の「産業社会と人間」を皮切りに、充実したキャリア教育を展開し、出口指導に留まらない、さらに先を見通した進路指導を行っています。このHPを見ていただいている中学生やその保護者の皆様、本校でのキャリア教育・進路指導はとても充実しています。ぜひ、高校選びをされる上で、ご参考にしていただければ幸甚に存じます。

451  授業風景〔1年家庭基礎(被服実習)〕  2014年06月26日(木)
 6月26日(木)、本日は、1年の「家庭基礎」の授業を拝見しました。「家庭基礎」の授業では、このところ、何時間かをかけて、被服実習として、やや小さめの手さげ袋〔「お弁当箱入れの袋」といったイメージでしょうか。〕の作成に取り組んできており、今週で完成ということをお聞きしていましたので、授業を見学させていただきました。
 生徒の皆さんは、担当の先生の丁寧な説明をしっかりと聞いた後、縫っていくポイントを確かめながら、ミシンの操作を的確に行っていました。「最初は、いろいろと戸惑っていた生徒さんが多かったけれど、回を重ねるごとに、テキパキとできるようになり、成長の跡がみられるようになりました。」と担当の先生は生徒の皆さんの努力を褒めてくれていました。生徒の皆さんは、完成した自分の作品を見て、達成感・充実感をもてていたように感じました。
 家庭科の授業については、「年間の授業の半分は、実験や実習に充てなければならない」という規定がありますので、実験・実習がたいへん多いです。生徒の皆さんは、この授業に限らず、集中力を欠かさずに、家庭科の実験・実習に前向きに取り組んでくれているようです。今後も、この調子で、どの教科についても、それぞれの授業において、積極的に取り組んでいってくれることを期待しています。

450  授業風景〔2・3年簿記研究〕  2014年06月26日(木)
 6月26日(木)、本日は、商業の2・3年合同実施の選択科目「簿記研究」の授業にお邪魔させていただきました。秋の簿記検定試験を控え、それに向けて、日々努力を重ねているということをお聞きしていましたので、私の方から激励をさせていただきました。
 最初に、「本校『芦間高校』は、12年前に、二つの高校が再編整備(つまり、統合)されてできたのですが、その二つの高校名を知っているでしょうか。」と受講生徒の皆さんに尋ねたところ、見事、二つの高校名「守口高校」「守口北高校」を答えてくれました。そこで、より歴史の古い「守口高校」のルーツについてお話をさせていただきました。
 ご存知のとおり、「守口高校」は、大正12年に「私立京阪商業学校」として開校し、その後、校名等の変遷があって、昭和41年に「守口高校」になりました。「守口高校」のルーツ、つまり、「芦間高校」のルーツのひとつは商業高校だったのです。受講生徒の皆さんは、驚いていたようでした。
 今、受講生徒の皆さんが学習している「簿記」は、商業高校の中心的な学習内容です。企業のお金の流れを読み取るための最も重要な要素を学ぶ科目だといっても言い過ぎではないでしょう。ぜひ、受講生徒の皆さんには、そのことを知っておいていただいて、秋の簿記検定試験に向けての実践演習に励んでいただきたいと思います。

449  第2学年スタディー・サポート分析説明会  2014年06月24日(火)
 本日、6月24日(火)、ベネッセコーポレーションの安部氏にお越しいただき、第2学年の生徒を対象にスタディー・サポート分析説明会を実施し、スタディー・サポートの結果の分析と今後の学習計画に関するアドバイスについて話をしていただきました。
 本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。その一環として、本校では、受験に関与する外部産業と連携をしています。その一つとして、ベネッセコーポレーションの協力を得て、スタディー・サポートを実施し、きめ細かいデータを生徒の皆さんに提供しています。
 今年度、本校では、学校経営計画において、進路指導に関する目標を明確に掲げています。具体的には、学校教育自己診断における「進路指導の満足度」「進路指導面での家庭との連携のきめ細かさ」の肯定率の向上、国公立大学と難関中堅私立大学への合格者数及びセンター試験出願者数の現状維持または増加等です。
 生徒の皆さんの夢の実現、保護者の方のニーズや満足度等をより一層意識して、ご家庭との連絡を密に取りながら、しっかりとしたアウトカムが出せるよう、尽力してまいりたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

448  守口市立大久保中学校保護者対象進路説明会  2014年06月23日(月)
 本日、6月23日(月)、守口市立大久保中学校において、同校の中学3年生の保護者の方を対象とする進路保護者説明会があり、本校から辻首席が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約150名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 大久保中学校は、教育目標として「人権尊重」「学び力向上」「生きる力」「健康増進」を掲げておられ、また、生徒に育みたい力として「コミュニケーショ力」「主体的に考え判断し行動する力」「学び続けようとする力」「健康と体力を育成し活用する力」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今回の講師依頼は、今年度に入ってすぐの4月早々にいただきまして、真っ先にお受けさせていただきました。ありがとうございました。今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、密接な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

447  第3学年Breeze生徒職場実習  2014年06月20日(金)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が始まっています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているサイクルショップにご挨拶に行かせていただきました。私が行ったちょうどそのときには、店内において、様々な小物を陳列場所に並べていくという作業をしていましたが、落ち着いた、とても様になった作業ぶりを見せていました。
 自転車が好き、サイクリングが好き、ということで、昨年に引き続きこの実習先に決まったとお聞きしていましたが、とても自分に合った仕事に出会えているな、ということを目の当たりにしました。これから、ますます暑さが増す時期ですから、体調管理をしっかりと行って、成長していってくれることを期待していますし、精一杯、自分の力を、そして、可能性を試してみてほしいと思います。

446  漢字検定  2014年06月20日(金)
 本日、6月20日(金)、本校内で本校生徒を対象に漢字検定が行われ、多くの生徒の皆さんが受検しました。
 高等学校においては、昨年度から、新しい学習指導要領による教育課程が全面的に実施されています。新しい学習指導要領において、最も重視されているのが「言語活動の充実」であり、現代の若者に求められている重要なものとして「言語に関する力」が挙げられています。
 「言語に関する力」はすべての学習活動の基盤であり、国語科をはじめすべての教科で記録、説明、批評、論述、討論などの言語を使った活動を行ってその力をはぐくむことが重要だと考えられています。例えば、社会科では、資料を読み取って解釈し、自分の意見をまとめて意見交換をする活動、数学科では、言葉、数、式、図、表、グラフを使って根拠を明らかにして論理的に推論する活動、理科では、仮説を立てて観察・実験を行い分析し、科学的用語を使って日常の現象を説明する活動が大切です。
 また、自分や他者の感情や思いを表現したり受け止めたりするための語彙や表現力の乏しいことが、他者とのコミュニケーションがとれない、あるいは容易にキレてしまうといったことの一因になっていると言われています。その意味では、「言語に関する力」はコミュニケーションや感性・情緒の基盤であり、豊かな人間性をはぐくむ上でもその力を身に付けることはとても重要だと考えられます。
 このようなことから、語彙の獲得は生徒の皆さんにとって不可欠な事柄であり、漢字の学習はそのことと密接に関係していると言えるでしょう。そして、漢字は、単に覚えるものではなく、その意味をしっかりと伴って自分のものにして獲得していくことが重要です。今後も、より一層、漢字の学習に励んで、さらなる上級の漢字検定にチャレンジしてほしいと思います。

445  授業風景〔3年発達と保育(外島保育所での見学・実習)〕  2014年06月20日(金)
 6月20日(金)、本日は、3年の選択科目「発達と保育」の授業において、外島保育所での見学・実習をさせていただくことになっていましたので、同行させていただきました。受講生徒の皆さんは、最初は少し緊張している様子でしたが、徐々に溶け込んでいったように見えました。保育士の仕事の厳しさ、小さい子どもへの接し方の難しさ等、頭で考えているイメージと実際の様子とでは、大きなギャップがあったに違いありません。受講生徒の皆さんの多くは、保育関係の進路をめざしているということで、自分の進路実現のためにも、真剣に見学・実習をすることは不可欠ですが、一般的に「親」という立場を想定した場合は、保育はどの人にとっても学ばなければならない大切なことですよね。
 本日は、小さい子どもさんを相手にする見学・実習でしたが、一方で、高齢者の皆さんとの接し方といったことも体験しなければいけませんよね。広く言えば、異世代交流というものがとても重要です。学校のカリキュラムの中では、なかなか、この異世代交流を教育内容として組み込むことが容易ではありませんが、学校によっては、全校的に取り組んでいる学校もあります。このことは、今後のカリキュラムの見直しをする上で重要な観点であると思いますので、今後、留意していきたいと考えています。
 最後になりましたが、外島保育所の所長様はじめ、職員の皆様には、たいへんお世話になりました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

444  授業風景〔1年社会と情報〕  2014年06月19日(木)
 6月19日(木)、本日は、1年の科目「社会と情報」の授業を拝見しました。この授業は、「情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集、処理、表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養い、情報社会に積極的に参画する態度を育てる」ということを目標に、実習的要素に加え、情報モラルや情報セキュリティ等、理論的な学習の面でも充実が図られています。本日の授業においては、生徒の皆さんは、前半はタイピング練習に、後半は文書作成の練習にと、それぞれ意欲的に取り組んでいました。
 ちなみに、本校は、総合学科ということもあって、コンピュータ関連の機器を設置した教室がたくさん整備され、「第1LAN教室」〔科目「社会と情報」やワープロ実習関連の科目の授業で使用〕、「第2LAN教室」〔科目「情報研究」「CAD入門」で使用〕、「第3LAN教室」〔科目「総合映像メディア表現基礎」「産業社会と人間」「スクリーン英語」で使用〕、「メディア表現室」〔科目「総合映像メディア表現応用A」「総合映像メディア表現応用B」で使用〕等において、コンピュータを活用した授業が展開されています。これからの時代は、コンピュータを使えて当たり前という状況になると思われますので、生徒の皆さんには、コンピュータ関連の実習を様々なかたちで体験していただければと願っています。

443  大阪府立高等学校PTA協議会総会  2014年06月18日(水)
 本日、6月18日(水)、ホテルアウィーナ大阪にて、大阪府立高等学校PTA協議会(略して、「府高P」という。)の総会が開催され、本校PTA会長松真由美様とともに出席してまいりました。
 総会では、府高P会長挨拶、府教育委員会教育監と校長協会会長の祝辞の後、平成25年度の事業報告、決算報告、監査報告があり、その後、平成26年度の役員の選出が行われ、新会長挨拶、平成26年度の事業計画案、予算案の提示がありました。
 また、夜の交流会では、多くの方が参加し、各学校のPTAの方どうしの交流が盛んに行われ、交流会は大いに盛り上がりました。
 今後、府高Pの役員の方々は、近畿大会や全国大会への出席も控えており、多忙になられることと思います。どうか、体調にご留意されて、ご活躍されることをお祈り申し上げます。

442  塾の先生方を対象とした学校説明会  2014年06月18日(水)
 本日、6月18日(水)、本校にて、「塾の先生方を対象とする学校説明会」を開催しましたところ、約35名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しくださって、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組みについて詳細に説明させていただき、卒業生・在校生のコメントの後、授業見学をしていただきました。説明会の満足度としては、「大変良かった」「まあまあ良かった」がほとんどで、概ね好評であったと思います。また、参加された方のほとんどが「本校は印象のよい学校である。」「塾に通う生徒の皆さんに本校を薦めることができる。」と回答していただいており、感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、塾の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

441  朝日新聞の記者の方が本校のアメフト部を取材に来られました。  2014年06月17日(火)
 本日、6月17日(火)、朝日新聞の記者の方が、本校を訪れ、アメリカンフットボール部の活動の様子を取材されました。部員たちは、やや緊張した様子でしたが、記者の方の取材にしっかりと答えてくれていました。
 記者の方の言葉によれば、今後の予定としては、陶芸の授業、卓球部の活動、ジョブクエストの取組み、共生推進教室の取組み、ピア・サポートの様子等、記者の方が興味を示していただいた事柄について取材をしていただけるようです。そして、校長・教頭のコメントも取っていただけるとのことです。
 記者の方には、本校のよいところを十分に取材していただいて、魅力ある記事を作成していただけることを期待しています。滅多にないことですので、学校としても、全力で協力をさせていただきたいと思っておりますので、朝日新聞社様には、感謝を申し上げますとともに、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

440  第1回学校協議会  2014年06月17日(火)
 本日、6月17日(火)、本年度(平成26年度)の第1回学校協議会を開催しました。委員の方々には、第6時限目の授業を見学していただいた後、学校側から本年度の学校経営計画の内容とこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、今後の取組みの進め方や考え方についてご意見やご提言を賜り、議論を深めました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、平成24年度より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

439  授業風景〔3年総合デザイン技術T〕  2014年06月17日(火)
 6月17日(火)、本日は、教科「工業」に属する2・3年の科目「総合デザイン技術T」の授業を拝見しました。
 「総合デザイン技術T」の授業では、「ビジュアル・コミュニケーション・デザイン(視覚伝達デザイン)」の基礎・基本と「色」についての学習をします。特に、色の三要素や色が人に与える色彩心理の効果などの色彩理論をもとに、ポスターカラーを使って、色彩構成や平面構成を行います。そして、実技を通して、様々な表示・表現方法や色彩計画、文字やイラストについての理解を深め、ポスターや広告、シンボルマークなどの平面作品の制作を行います。
 本校では、開校当時、ものづくり実習棟という別棟を建てていただきましたので、美術・工芸・工業(工業デザイン系)の科目に係る設備が充実しています。そのような理由で、「総合デザイン技術T」をはじめ、「総合デザイン技術U」「工業技術入門」「CAD入門」「空間デザイン」「メカトロニクス入門」「セラミック技術」「マルチメディア技術」といった工業デザイン系の科目がとても充実しています。
 このHPを見ていただいている中学生の皆さんの中で、工業デザイン系の進路を考えている方にとっては、本校での工業デザイン系の学習は実り多きものだと確信できますので、ぜひ、進路選択において、そのことにご留意いただければ幸甚に存じます。

438  母校訪問開始  2014年06月16日(月)
 この時期になりますと、毎年恒例の母校訪問が始まります。母校訪問は、今春本校に入学した1年生の生徒たちが、出身中学校を訪ね、本校入学後の近況報告と、学校案内等の広報誌の配付や広報用ポスターの掲示のお願いに上がらせていただいくという取組みです。そのようなかたちで、本校1年生の生徒たちが母校を訪問させていただきますので、中学校の先生方、どうぞ、温かく迎え入れていただきますよう、よろしくお願いいたします。
 本校は、創立13年目を迎え、より一層、意欲をもった生徒さんがたくさん入学してくれています。学校としては、生徒の皆さんが、学力を向上させ、また、居心地よく学校生活を送っていただけるよう、日々、教育活動の改善や環境整備に力を注いでいます。そして、中学校様との連携をより一層充実させてまいりたいと思い、中学校様への広報活動や中学校様から情報収集に励んでいるところでございます。様々な意味で、中学校様と手を携えて、お預かりしている生徒の皆さんの成長に寄与していきたいと存じますので、今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

437  第1学年第1回保護者集会  2014年06月14日(土)
 本日、6月14日(土)、第1学年〔13期〕第1回保護者集会を開催させていただきましたところ、約80名の方にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました保護者の方々に厚くお礼を申し上げます。
 本集会で保護者の方々にお伝えした内容は、校長挨拶の後、「(1)学年の様子、学年目標、修学旅行について〔学年主任より〕」「(2)進路指導について〔進路指導部より〕」「(3)海外語学研修について(国際交流委員会より)」の3点でございました。
 今後も、適宜、このような機会を設けて、保護者の方々に、生徒の皆さんの状況や本校での教育内容についてご報告させていただきますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。また、保護者の方々からのご意見やご助言も、ぜひ、賜りたいと存じますので、そちらの方も、併せて、よろしくお願いいたします。

436  第2学年第1回保護者集会  2014年06月14日(土)
 本日、6月14日(土)、第2学年〔12期〕第1回保護者集会を開催させていただきましたところ、約70名の方にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました保護者の方々に厚くお礼を申し上げます。
 本集会で保護者の方々にお伝えした内容は、校長挨拶の後、「受験生の保護者として知っておきたいこと〔京都産業大学入学アドバイザー秋山美佳・大石有子両氏による講演〕」、「修学旅行について〔第2学年より〕」、「海外語学研修について〔国際交流委員会より〕」の3点でございました。
 進路保障に関する取組みについては、学校としての方針を11期生から改善し、10期生以前とは異なるシステムを取らせていただいていますので、そのことについて(12期生にも該当しますので)、改めて、ここに述べさせていただきます。
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして「チューター制度」という制度を設けておりました。本校の「売り」の一つとして、これまで様々な場で紹介させていただいておりましたから、ご存知の方も多いかと存じます。この制度は、特に、難関大学への進学を希望していて一定の条件を満たしている生徒さんに対して、「チューター」と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でございました。
 本校では、開校以来10年が過ぎ、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところでございまして、この「チューター制度」についても、3年前に見直しをしました。
 これまでの「チューター制度」による進路実現についての成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、「チューター制度」の利用を希望しても配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、様々な課題を抱えながら、「チューター制度」という取組みがここまで進められてきたわけです。
 そこで、11期生からは、従来の「チューター制度」に代わるものとして、新たな取組みを始めることにしました。
 具体的には、まずは、AO入試や推薦入試に対応するため、小論文対策や面接対策を、可能な限り、過去のデータを用いて充実させていこうと考えています。これを、本校では、AO入試の頭文字の「A」、小論文指導の頭文字の「S」、面接指導の頭文字の「M」を取って、ASMサポートシステム(別名、「あしまサポートシステム」)と呼んで、進路指導のシステムの中心に据えていこうと考えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別とか、長文読解や英文法といった分野別とかのような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設します。これまでの「チューター制度」の個別性等の良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを構築していこうとしているわけです。
 このように、11期生以降の生徒さん(もちろん12期生の生徒さんも)につきましては、10期生以前とは、少し異なるシステムになっていきますが、お子さまたちの全員の進路希望が実現できるように、学校として、責任をもって、進路保障・進路指導に取り組んでおりますので、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

435  大阪高等学校数学教育会総会大学入試連絡協議会  2014年06月13日(金)
 本日、6月13日(金)、大阪高等学校数学教育会の総会・大学入試連絡協議会がホテルアウィーナ大阪(大阪市天王寺区)で開催されました。以前にも、ご説明させていただいたとおり、大阪高等学校数学教育会とは、大阪府立の高等学校、大阪市立の高等学校、私立の高等学校の数学の教員が会員となって構成され、数学教育の研究を推進することを趣旨として活動している組織です。そして、私大西は、平成24年度からその組織の会長を務めさせていただいております。
 大学入試連絡協議会は、京都大、大阪大、大阪教育大、神戸大、大阪市立大、大阪府立大、和歌山大の7大学の先生方を招聘して、長年に渡って開催させていただいている、当教育会の恒例行事です。今回も、約140名の高校の数学担当教員の方々の参加を得て、活気ある協議会となり、大学の先生方から、平成26年度大学入試を終えての感想や意見、平成27年度大学入試に向けての展望等、忌憚のないコメントをいただくことができました。
 いずれの高等学校においても、平成25年度から新しい学習指導要領に基づく教育課程がスタート(数学と理科は平成24年度から)し、PISA型学力の育成というものを意識しながら、日々の教育活動に邁進していることと思います。新しい学習指導要領において最も重要視されているのが「言語活動の充実」であり、学習指導要領の総則には「生徒の思考力、判断力、表現力等をはぐくむ観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語に対する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、生徒の言語活動を充実すること。」と記されています。
 大阪高等学校数学教育会では、今回の大学入試連絡協議会で得られた事柄を踏まえ、これまで培ってきた数学教育のノウハウをより一層発展させて、「言語活動の充実」を図り、生徒の皆さんの「確かな学力」の育成につなげていきたいと考えています。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

434  守口市立庭窪中学校進路シンポジウム  2014年06月13日(金)
 本日、6月13日(金)、守口市立庭窪中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路シンポジウムがあり、本校から辻首席が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約350名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 庭窪中学校は、昭和23年に創立され、70年近くの歴史と伝統をもつ学校で、教育目標として「『未来を切り拓く生徒を育む』〜支えあい高めあう集団の中で〜」を掲げておられ、また、基本方針として「自分を大切にし、他者を思いやる心豊かな人間性の育成」「自ら考え、判断し、行動するための確かな学力の育成」「自己実現への強い意志と、社会生活を送るための健康・体力の育成」等を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、本校との連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

433  授業風景〔1年産業社会と人間(テーマ別進路ガイダンス)〕  2014年06月12日(木)
 本日、6月12日(木)、5・6限目の時間帯を利用し、1年の必履修科目「産業社会と人間」において、「テーマ別進路ガイダンス」を行いました。総合学科の大いなる特徴は、選択科目の豊富さ、そして、1年次の「産業社会と人間」での学習を中心としたキャリア教育の充実です。
 本日の授業では、立命館大、関西大、近畿大、龍谷大、甲南大等、14大学の先生方を招聘し、文学、外国語学、教育学、経済学、経営学、理工学、看護学、リハビリテーション学、芸術学等、14テーマを設定して、生徒の皆さんに二つのテーマを選ばせて説明を聞かせるという形式でガイダンスを展開させていただきました。これは、1年のうちから充実したキャリア教育を実践するという本校の方針を如実に表した有意義な取組みでございます。対象生徒の皆さんは、1年生ではありますが、将来の進路希望を考え、そして、その進路希望を実現するという道筋に沿って、真剣に取り組んでいただけるよう、教員はシビアに生徒の皆さんを指導し、生徒の皆さんもそれに応えようと努めてくれていました。
 このように、本校は、生徒一人ひとりの将来を見据え、先取りして、教育を行っています。このホームページをご覧になっている中学生の方々やその保護者の方々、ぜひ、本校の教育活動をご理解いただき、そのよさを実感していただきまして、本校への進学をご検討いただければ幸甚に存じます。

432  守口市立八雲中学校進路説明会  2014年06月11日(水)
 本日、6月11日(水)、守口市立八雲中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会があり、本校から辻首席が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約250名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 八雲中学校は、昭和43年に庭窪中学校から分離するかたちで創立され、50年近くの歴史と伝統をもつ学校で、教育目標として「人としてお互いを尊重できる人間の育成」「体を鍛え、心を磨き、知識を身に付ける人間の育成」「人のために役立つ人間の育成」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。本校からとても近い中学校ですので、今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

431  授業風景〔3年化学応用〕  2014年06月11日(水)
 6月11日(水)、本日は、3年の「化学応用」の授業を拝見しました。本日の授業では、「物質の分類」に関することをテーマとし、「自分で考える」時間をある程度確保した後、「グループを作って考える」場面に移り、その後、各グループの発表により「共有化」を図る、という、いわゆる「『グループワーク』を取り入れた問題解決型学習」の手法で授業が展開されました。そして、随所でICTを活用し、また、演示実験も効果的に取り入れ、生徒にとって、分かりやすく、また、十分に考える場面と有益な気付きのある授業でした。経験年数の少ない若手の教員の授業でしたが、全体として、とても実利のある「生徒参加型」「生徒主体」の授業でした。
 本校では、今年度(平成26年度)の学校経営計画の最重要課題として、「新学習指導要領の趣旨を踏まえ、『わかる授業』『生徒が主体性をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む。特に、昨年度(平成25年度)に設置した『授業力向上プロジェクトチーム』を核として、また、授業アンケート結果を効果的に活用して、研究授業や研修等に組織的に取り組み、『言語活動の充実』『グループワーク』『ICT活用』『反転学習』等を意識しながら授業改善についての研究を進める。」ということを謳っています。「いま求められている授業とは?」ということをしっかりと意識して、今後も、本日の授業のような「グループワーク」「ICT」を取り入れた「生徒参加型」「生徒主体」の授業を推進してまいりたいと存じます。

430  ピア・サポーター養成講座  2014年06月10日(火)
 本日、6月10日(火)、第1回のピア・サポーター養成講座が開催されました。
 本校では、よりよい人間関係づくりのために「ピア・サポート」に取り組んでいます。「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。本校は、総合学科ですから、創立以来ずっと府内全域から進学してこられます。本校に入学される生徒さんの出身中学校数は、1学年当たりおよそ70〜80にも上ります。ですから、「ほとんど知り合いがいない」という状況からの人間関係づくりが大きな課題になっています。そこで、本校は、その人間関係づくりをスムーズに行うために「ピア・サポート」の取組みを重視しているのです。
 このピア・サポーター養成講座は、「人の話を聴くこと、相手を傷つけずに自分の言いたいことをきちんと伝えること、そして、揉め事解決法等」を学ぶことを主な目的として行われ、当日は、平尾先生・谷先生らの教員に加えて、卒業生もこの講座に協力してくれて、多くの生徒の皆さんが参加されました。「ピア・サポート」の取組みは学校全体としてのものですが、この養成講座に参加した生徒の皆さんが、リーダーとなって、より一層、「ピア・サポート」の取組みを充実したものにしていっていただけることを期待しています。

429  教育実習生研究授業  2014年06月10日(火)
 教育実習も終盤に入り、各実習生が研究授業を行う時期となっています。研究授業は、事前に指導案をきちんと書いて、その授業のねらいや授業展開の工夫を明確化しておくこと、また、授業を行った後に、研究協議の場をもつなど、確実に振り返りをして次の授業に生かすことが大切です。
 特に、高等学校では、昨年度から新しい学習指導要領が始まり、生徒参加型の授業をいかに創造するかが大きな課題になっています。今後、教員採用試験を受けるべく教員をめざしていく方々は、そのことを十分に認識して、理論学習に指導実践にと励んでいただきたいと思います。
 そして、最も大切なことは、「授業は『誰のために』『何のために』行うのか」ということをしっかりと確認しておいてほしいと思います。答えは述べなくても分かりますよね。実習生の皆さん、あと残り僅かな実習期間になってきましたが、どうか、最後まで力を抜くことなく、頑張ってほしいと思います。

428  芦間高校開放講座〔漢字の宇宙〕  2014年06月07日(土)
 本日、6月7日(土)、毎年、恒例になっております、芦間高校開放講座〔市民の方の中にはリピーターの方もいる人気講座です。〕を開催しました。講師は本校非常勤講師の山本史也氏が務め、「漢字の宇宙」というテーマで、「漢字の成り立ちを通して、中国古代の精神とそこに広がる豊かな構想力に触れる」という内容で行われました。当日は、市民の方々や保護者の方々が参加され、味わい深い講義を満喫しておられました。
 今年度は、今後、第2回〔9月13日(土)10:00〜11:30〕、第3回〔11月29日(土)10:00〜11:30〕の開催を予定しています。費用は無料、事前申し込みは不要ですので、ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加いただきますれば幸甚に存じます。何かお問い合わせがございましたら、06−6993−7690〔問合せ窓口:山下教頭〕までお願いいたします。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

427  英語検定  2014年06月07日(土)
 本日、6月7日(土)、本校内で本校生徒を対象に英語検定が行われました。2級を46名が、準2級を91名が、3級を24名が、それぞれ受検しました。
 今の時代、「グローバル人材の育成」ということが盛んに言われるようになり、「使える英語」を身に付けているのはもはや当たり前、というのが時代の要請です。本校の生徒の皆さんも、様々な可能性をもっており、将来、大いなる活躍が期待できます。その意味でも、英語力を向上させることは不可欠です。今後、ますます、たくさんの生徒さんが英語検定を受検するようになってほしいと思いますし、大学入学後や企業入社後のことを見通すならば、TOEFLやTOEICにも挑戦してほしいと思います。
 これからの時代において、社会が、そして、企業が求める力というものは、時代の移り変わりとともに、変化していくでしょう。その中にあっては、「生きる力、これからの時代を生き抜く力として、『時代の変化に適切に対応していく力』が重要だ」ということが言えると思います。「使える英語」の重要性がより一層クローズアップされたのも、その一つの表れでしょう。生徒の皆さん、英語力の向上に向けて、ぜひ、頑張ってください。

426  八雲中学校授業研究会  2014年06月05日(木)
 本日、6月5日(木)、近隣にある守口市立八雲中学校様で授業研究会が実施され、本校から塩ア指導教諭が参加させていただきました。
 今回の授業研究会は、平成26年度守口市特別支援教育総合推進事業の一環として、「授業のユニバーサルデザイン」についての講演を伴うかたちで実施されました。中学校の先生方はもちろんですが、校区の小学校の先生方等、たくさんの先生方が熱心に見学・協議をされていたという報告を塩ア指導教諭から受けました。
 昨年度も、八雲中学校様とは、授業研究についての交流をさせていただきました。そして、今回もご案内を頂戴し、本校の教員が参加させていただくことができました。今後も、このような交流をますます発展させていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、八雲中学校様には貴重な機会をご提供いただきましたことを心より感謝申し上げます。今後とも、緊密な中高連携をよろしくお願い申し上げます。

425  授業風景〔1年数学T〕  2014年06月05日(木)
 6月5日(木)、本日は、1年の「数学T」の授業を拝見しました。学習内容は、「関数のグラフの平行移動」に関する事柄です。本校では、1年の数学(「数学T」「数学A」)の授業については、習熟度別少人数指導を取り入れ、きめ細やかな教科指導を行っています。
 「関数のグラフの平行移動」に関する問題については、「x軸方向への平行移動とy軸方向への平行移動に分けて考える」ことが大切なポイントとなります。本日の授業では、ICT機器を活用し、「GRAPES」というソフトを用いて、グラフの平行移動のイメージを生徒にとって分かりやすく説明していました。「GRAPES」は、私が会長を務める大阪高等学校数学教育会のMET委員会が開発したソフトです。まだまだ流布しきれていないというのが実状ですが、本校の教員が活用してくれて、とてもうれしく思っております。
 本校では、今年度(平成26年度)の学校経営計画の最重要課題として、「新学習指導要領の趣旨を踏まえ、『わかる授業』『生徒が主体性をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む。特に、昨年度(平成25年度)に設置した『授業力向上プロジェクトチーム』を核として、また、授業アンケート結果を効果的に活用して、研究授業や研修等に組織的に取り組み、『言語活動の充実』『グループワーク』『ICT活用』『反転学習』等を意識しながら授業改善についての研究を進める。」ということを謳っています。「いま求められている授業とは?」ということをしっかりと意識して、今後も、本日の授業のような「ICT活用」を駆使した授業を推進してまいりたいと存じます。

424  授業風景〔1年数学A〕  2014年06月04日(水)
 6月4日(水)、本日は、1年の「数学A」の授業を拝見しました。学習内容は、「円順列」に関する事柄です。本校では、1年の数学(「数学T」「数学A」)の授業については、習熟度別少人数指導を取り入れ、きめ細やかな教科指導を行っています。
 「円順列」に関する問題については、「異なるn個のものを円形に並べる方法が(nー1)!通りある。」ということを実感させることが最重要課題であり、特に、「なぜ、(n−1)の階乗になるのか。」「なぜ、『−1』が必要なのか。」を自分の力で気付かせることが大切なポイントとなります。本日の授業では、「自分で考える」時間をある程度確保した後、「グループを作って考える」場面に移り、その後、各グループの発表により「共有化」を図る、という、いわゆる「『グループワーク』を取り入れた問題解決型学習」の手法で授業が展開されました。各グループの発表の順番も、教員の意図で、次第に正しい結論に近づくように工夫され、最後のグループの発表で「あ、そうか。」という気付きがもたらされていました。とても実利のある「生徒参加型」「生徒主体」の授業でした。
 本校では、今年度(平成26年度)の学校経営計画の最重要課題として、「新学習指導要領の趣旨を踏まえ、『わかる授業』『生徒が主体性をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む。特に、昨年度(平成25年度)に設置した『授業力向上プロジェクトチーム』を核として、また、授業アンケート結果を効果的に活用して、研究授業や研修等に組織的に取り組み、『言語活動の充実』『グループワーク』『ICT活用』『反転学習』等を意識しながら授業改善についての研究を進める。」ということを謳っています。「いま求められている授業とは?」ということをしっかりと意識して、今後も、本日の授業のような「グループワーク」を取り入れた授業を推進してまいりたいと存じます。

423  生徒会の活躍  2014年06月03日(火)
 生徒会執行部が、新しいメンバーになり、早くも順調に素晴らしい活躍ぶりを見せています。定例会を開催し、自分たちの力で、自主的・意欲的な取組みを行ってくれています。本当にありがとうございます。「生徒の皆さんの『芦間高校での居心地』をより一層よいものにしていきたい。」「芦間高校の発展に少しでも貢献したい。」といった思いで活躍してくれていることに敬意を表します。今後も、芦間高校生のために尽力してくれることを期待しています。どうか、精一杯、悔いのないように頑張ってくださいね。応援しています。
 また、昨年に引き続き、不要になった楽器を集め、関係業者の方々を通じてカンボジア等の国々の子どもたちへ届けるという社会貢献・国際貢献の取組みも行っています。私からも、ぜひ、不要になった楽器の寄付を生徒会までよろしくお願いいたします。ご協力をお願い申し上げます。

422  「朝学」と「協働」に関する校内研修で柴島高校様に講師依頼をさせていただきました。  2014年06月02日(月)
 本校では、喫緊の課題への対応を確実に行うべく、今年度は、管理職主催の校内教職員研修を3回予定しています。その第2回目として、来る7月4日(金)に、大阪府立柴島高等学校の小川建治氏(商業科教諭)を講師として招聘させていただいて、「柴島高校の実践に学ぶ 〜「朝学」と「協働」〜 」をテーマとする校内研修を実施します。そこで、本日、6月2日(月)、柴島高校様に出向き、山崎為伯校長先生にご挨拶をさせていただいた後、小川先生に直にお会いして、講師依頼をさせていただきました。
 柴島高校は、今宮高校・松原高校と並んで、大阪府で初めてできた総合学科高校であり、いわば、本校の先輩校に当たります。人権教育をベースとして学校づくりをされ、総合学科に替わってから、大きな飛躍を遂げた高校です。全国からたくさん視察に来られているそうで、その飛躍ぶりは全国に轟いているという学校です。柴島高校では、数々の有益な取組みを行っておられますが、その中にあって、本校の課題に関係することとして、「朝学」と「協働」についても積極的に取り組んでおられます。柴島高校の取組みはたいへん参考になるものですので、校内研修において、先輩校の考え方やノウハウをしっかりと学ばせていただきたいと思っております。その意味で、小川先生には、お忙しい中、恐縮ではございますが、どうか、お力添えをいただきますよう、よろしくお願いいたします。

421  紫陽花の花が咲き誇る6月、充実した学校生活を  2014年06月01日(日)
 紫陽花の花が咲き誇る6月になりました。体育祭も終わって、ほっと一息つきたいな、そんな頃ではないでしょうか。でも、一息ついていただくのはよいのですが、生徒の皆さんは、6月という時期の重要性もしっかりと認識しておいてくださいね。
 3年生の皆さんにとっては、7月の第1学期末考査が自分の進路決定にとってとても重要です。そして、この6月は、その期末考査に向けてしっかりと勉強をしていく時期です。また、1・2年生の皆さんにとっては、次年度の科目をどのように選ぶかをしっかりと考える時期であり、科目選択説明会や進路説明会が行われることになります。間接的ではありますが、自分の将来に結び付くことですから、十分に意識しておいてくださいね。また、1年生の皆さんにとっては、「産業社会と人間」の授業で行う「ジョブクエスト」の準備に取り掛かる時期ですよね。「ジョブクエスト」はとてもエネルギーのいる取組みですが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 それぞれの学年での違いはありますが、6月はとても重要な月です。自分のいまの現状を振り返りながら、いま為すべきことを十分に理解して学校生活を送ってくれることを期待しています。

420  PTA文化行事〔立命館大学+龍安寺+北野天満宮〕  2014年05月31日(土)
 本日、5月31日(土)、PTA文化行事が行われ、保護者の方々とともに、立命館大学・龍安寺・北野天満宮を訪れ、京の都での1日を満喫しました。
 特に、立命館大学においては、以前河合塾にお勤めになっていたという入試広報担当の方から、立命館大学のことはもちろん、他大学の動向も含め、今どきの大学事情を丁寧に詳しく説明していただき、保護者の方々にとっては、とても興味深い内容であったのではないかと思います。説明や案内をしていただいた入試広報担当の方や学生の方々には、お忙しい中、お時間を割いていただきまして、本当にありがとうございました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
 また、最後に訪れた北野天満宮においては、保護者の方々とともに、芦間高校の生徒の皆さんの進路実現を祈って、お参りをさせていただきました。ご利益をいただければと思っております。
 このようにして、3ヶ所の見学をさせていただき、PTA文化行事は無事に終了しました。参加された保護者の方々、どうもお疲れ様でした。見学内容はいかがだったでしょうか。ご意見を頂戴し、来年度の企画に反映させていただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

419  心に残る素晴らしい体育祭  2014年05月30日(金)
 本日、5月30日(金)、とてもよい天気に恵まれ、体育祭を予定どおり挙行することができました。心配された天候もどこ吹く風といった感じで、とても心に残る、そして、手作りの素晴らしい体育祭になりました。
 生徒の皆さんは、とても、よく頑張ってくれたと思います。結果は1位から6位まで違う順位でしたが、頑張ったことについてはどの団も皆同じです。自分を信じて自分の力で頑張った自分がいます。また、仲間を信じて協力し合って頑張った自分がいます。どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。
 将来の人生においては、うまくいくことばかりではありません。何かに躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失いそうになったとき、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしいと思います。「自分は頑張れるんだ」ということや「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように、「自分の頑張った姿」を蓄えていってほしいと思います。今日の体育祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった1日でした。その意味でとても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、体育祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた体育祭実行委員長をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、団をまとめてリーダーとして引っ張ってきた団長の皆さん、準備や運営に携わってくれた運動部や文化部の部員の皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さん等、すべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います
 そして、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。また、この体育祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方にもお礼を申し上げたいと思います。
 さらには、近隣の住民の皆様、今日一日、また、これまでの準備の期間、毎日騒音等でご迷惑をおかけいたしました。お陰様さまで素晴らしい体育祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

418  求人票開拓企業訪問  2014年05月29日(木)
 昨日から本日5月29日(木)にかけて、求人票開拓のための企業訪問に行かせていただきました。景気の回復については、明るい兆しがあるとのことが新聞紙上でも囁かれていますが、現実の状況としては、まだまだ厳しいものがあります。今回訪問させていただいた企業様については、大手企業ではありましたが、求人票をいただくことについてはなかなか難しい状況にあるように感じました。
 人事ご担当の方と話をさせていただく中で、企業様の求める人物像ということで、様々な視点のお話を聞かせていただくことができました。ほぼ、昨年お聞かせいただいたことと同様なのですが、求められる要素としては、コミュニケーション能力や協調性、グループディスカッション力(自分の考えを述べる力、他人の意見を理解する力、発言のない人に意見を出させる力)や協働できる力、等が挙げられていました。
 社会が、そして、企業が求める力というものは、時代の移り変わりとともに、変化しています。特に、その中で、「生きる力、これからの時代を生き抜く力として、『時代の変化に適切に対応していける力』が重要だ」ということがよく言われます。企業様から聞かせていただいた内容を、本校の教育活動(特に、カリキュラム)の見直しに、確実に生かしていかなければならないと強く実感いたしました。

417  体育祭間近に迫る  2014年05月27日(火)
 体育祭まで、あと3日となりました。学年を越えた全体練習にも拍車がかかってきました。まだ、戸惑いを隠せない1年生を含め、本番さながらの演技に近づいてきました。そして、徐々に疲れも溜まってきたのではないでしょうか。もうひと踏ん張り、ぜひ、頑張ってほしいと思います。
 しかし、ここにきて、梅雨入りの気配もあって、天候が不順になってきました。練習にも、支障が出てきており、また、当日の運営も心配です。時間が限られている中ですが、少しでもよい天候に恵まれることを祈りつつ、生徒の皆さんには、当日まで、努力し続けていただくことを期待しています。
 ただ、時間をかければ良いものが作れるかというと、必ずしもそうとは限りません。時間をうまく使って効率よく進めていくことで、良いものが生まれてくるという場合も多いです。社会に出たときにも、そのようなことはたくさんあります。自分たちが今できることを精一杯行えば、きっと、手作りの素晴らしい体育祭が成就できると思います。とにかく、あと3日、誠実に最善を尽くしましょう。

416  第1学年〔13期生〕朝学開始  2014年05月26日(月)
 本校では、開校以来、「朝の学習(通称『朝学』)」に取り組んでいます。この「朝学」は、通常のカリキュラムの枠組みの中で行う「授業」とは別に、カリキュラムの枠組みの外で行う補充的な学習の取組みです。少しでも生徒の皆さんの学力を向上させたいという、学校としての切なる思いから、実施し続けているものでございます。そして、本日5月26日(月)から、今年度新たに入学された13期生の皆さんについても、この「朝学」の取組みを開始しました。
 この「朝学」の取組みは、他校でも実施しているところが数多くあり、生徒の皆さんの学力向上のために取り組んでおられる各学校の様々な工夫の中で、かなりポピュラーなものとなっています。実施している学校では、漢字ドリル、書写、やや長い文章の要約(日本語または英語)、英単語ドリル、一般教養的問題ドリル、日本語の論理に関する問題ドリル等、各学校で様々に工夫を凝らしておられます。
 本校では、開校以来実施し続けていると先ほど述べましたが、取組み内容の効果の度合いの検証という点では、まだまだできておりません。今後の課題としては、何かに取り組むということから一歩進めて、生徒の皆さんにとって何がより効果的かということについて検証することが重要なことであり、そのことを十分に踏まえて、「朝学」の取組みをより一層充実させていきたいと考えています。

415  PTA総会  2014年05月24日(土)
 本日、5月24日(土)、PTA総会が開催されました。
 総会前に、各学年別の学級委員会を行い、学級委員の専門委員所属先(生活指導、進路指導、教養推進、広報、環境保健)を決定しました。
 そして、総会では、議事として、
  @役員・監査委員の選出
  A平成26年度役員・実行委員・学級委員の承認・紹介・挨拶
  B平成25年度事業報告
  C平成25年度会計決算報告及び会計監査報告
  D平成26年度事業計画案
  E平成26年度会計予算案
  FPTA規約等の改正
  G平成26年度PTA文化行事について
  H平成26年度文化祭へのPTA参加企画について
が承認されました。
 昨年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校ということで、第4ブロックの連絡会や総会の実施に当たり、PTAの方々に様々な面でご尽力を賜りました。そのことに対しまして、この場をお借りして、心より厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 今年度も、昨年度に引き続き、PTA活動が円滑に展開していけることを願っております。本年度の役員・実行委員・学級委員の方々には、昨年度同様、どうぞよろしくお願いいたします。

414  八雲中学校体育大会  2014年05月24日(土)
 本日、5月24日(土)、守口市立八雲中学校の体育大会にお邪魔させていただきました。かつては、例年9月開催であった体育大会が、多くの中学校で、昨年あたりから5月開催に変わってきたとのお話を伺いました。国歌斉唱で始まった開会式は、終始整然とした状態で取り行われ、普段の先生方のご指導が生徒によく浸透していると感じました。この日は、午後に芦間高校のPTA総会が予定されていることもあり、私が拝見させていただけたのはそれほど長い時間ではありませんでしたが、中学生の皆さんは、競技や演技に一生懸命取り組んでおられました。守口市立八雲中学校様からは、毎年、10名前後の生徒さんが芦間高校に入学されており、また、とてもご近所ということで、これまで以上に、お付き合いを大切にしていきたいと思っております。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、体育大会の会場で、地域選出の国会議員様、府議会議員様、市議会議員様をはじめ、様々な地域の方々にお会いすることができ、ご挨拶をさせていただきました。地域での連携、地域への貢献の機会をできるだけ増やしていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

413  本日も、また、塾訪問をさせていただきました。  2014年05月23日(金)
 本日、5月23日(金)、また、いくつかの塾を訪問させていただきした。様々な方にお会いすることができ、とても有意義なお話を聞かせていただくことができますので、塾への訪問はとても楽しみです。
 本日、訪問させていただいた中では、広報活動についてのご意見をいろいろと頂戴しました。一つは、この間、ご案内させていただいている「6月18日(水)に本校で開催予定の『塾の先生方を対象とする学校説明会』」についてです。このような形での学校説明会を行っている公立高校は少ないそうで、「貴校は、よく努力をされている。」と敬意を表していただきました。一方、「公立高校は、私立高校に比べて、広報活動がまだまだ不十分で、情報提供量も少ない。だから、私たち塾側としては、生徒や保護者に私立高校を勧めることが多い。」といったご意見もいただきました。
 これらについては、昨年度も、全く同じようなご意見をいただきました。確かに、後者のご意見は、ある意味では、当たっているところがあると私自身も思っています。このようなご意見を踏まえ、また、前者のような温かいご意見をも励みにしながら、より一層充実した広報活動を行ってまいりたいと思います。

412  教育実習始まる  2014年05月23日(金)
 昨日、5月22日(木)、教育実習生が一同に会し、オリエンテーションの後、職員会議で実習生の紹介が行われました。そして、本日、23日(金)から、実質的に教育実習が始まりました。そして、実習生たちは、早速、朝の挨拶立ち番を行ってくれました。これからの3週間(または4週間)、教員としての資質をしっかりと蓄えていただくべく、頑張ってほしいと思います。
 特に、中央教育審議会が平成18年に出した今後の教員養成の在り方に関する答申において、「いわゆる母校実習については、大学側の対応や評価の客観性の確保等の点で課題も指摘されることから、できるだけ避ける方向で、見直しを行うことが適当である。」と指摘されていることもあり、卒業生だということで評価が甘くならないよう、学校側として留意するとともに、実習生諸君には、母校だということで甘えることがないよう、終始、誠実でシビアな実習を行うよう、はたらきかけたいと思います。換言すれば、将来の大阪の教員の卵をしっかりと育みたい、そのような姿勢で実習を進めていきたいと考えています。実習生諸君には、大いに期待していますので、ぜひ、頑張ってください。

411  第1学年交通安全講習  2014年05月22日(木)
 本日、5月22日(木)、守口警察署の署員の方々を講師としてお招きし、1年生を対象に交通安全講習を実施しました。署員の方々からは、自転車マナーに関する事柄を中心に、実演も交えながら、生徒が実感しやすくなるような工夫を凝らしていただいて、説明をしていただきました。
 本校では、昨年度から、生徒の自転車マナー向上に向けて、さらなる取組みを進めています。その一環として、生徒指導主事がリーダーとなり、正門付近で、何人かの教員が赤い旗を持って、交通整理を行っています。
 昨今、自転車による事故が増えており、我々大人も含めて、いつ事故を起こし、加害者や被害者になるか分かりません。そのような中、本校生についても、規範意識をしっかりもっている生徒もいれば、マナーの悪い生徒もいます。これは事実です。ですので、教員が何かアクションを起こさない限り、マナーの悪さの部分は減りません。そこで、生徒指導部を中心に取組みを充実させていただいているという次第です。
 最近は、自転車事故の加害者になって何千万円という賠償金の支払いを命ぜられるケースも少なくありません。本校生がそのようなつらい目に遭うことは、絶対に避けなければなりません。その意味でも、今後、本日の講習の内容を踏まえながら、生徒の自転車マナーの向上に向けて、取組みをより一層充実させていきたいと思っております。

410  支援教育に関する校内教職員研修を実施しました。  2014年05月19日(月)
 本日、5月19日(月)、茨木市立南中学校の教諭村上洋子先生〔支援教育推進委員長〕を講師としてお招きし、「『ともに学び、ともに育つ』支援教育の推進〔学校生活のユニバーサルデザイン化〜すべての生徒がすごしやすい学校生活を〜〕」をテーマとして校内教職員研修を実施しました。
 講演の中では、村上先生が、南中学校の実践として以下のような内容を丁寧に説明してくださいました。
  ・組織〔支援教育推進委員会〕について
  ・「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」の作成について
  ・学校生活のユニバーサルデザイン化、特に、授業のユニバーサルデザイン化
  ・教職員の子どもをみる視点の変化
  ・子どもの変化
 また、講演終了後は、本校教職員が班に分かれ、講演内容をもとに活発な意見交換を行い、班ごとの意見交流内容の発表の後、村上先生にまとめのコメントをいただきました。
 本校は、「学校経営計画」の中で「教育相談機能のさらなる充実」を掲げ、日々の教育活動を行っています。今後の本校での教育活動にいかに講演内容を生かしていくことができるかをしっかりと考えていきたいと思います。
 本日の研修は、本校の教職員にとってとても有意義なものとなりました。最後になりましたが、講師としてお越しいただきました南中学校の村上先生、そして、ご尽力いただきました南中学校の柴田芳明校長先生には、この場をお借りして心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

409  塾訪問でいただく様々なご意見  2014年05月17日(土)
 本日、5月17日(土)、また、いくつかの塾を訪問させていただきした。これまでは、守口市内や寝屋川市内の塾等、いわば、地元にある塾をたくさん訪問させていただいておりましたが、本日は、本校にとって比較的馴染みの薄いところを回らせていただきました。比較的馴染みが薄いということもあって、昨年も感じた二つの課題に今年も遭遇しました。
 一つは、総合学科というものへの理解が意外に希薄である、ということです。柴島・松原・今宮の3校が総合学科として立ち上がってから20年近くになりますし、本校芦間高校も総合学科として13年目を迎えますが、まだまだ、総合学科というものが浸透していない地域が存在しているということが分かりました。もう一つは、場所によっては、芦間高校自体の知名度が低い、ということです。場所にもよるとは思いますが、本日お話をさせていただいた方々の反応としては、芦間高校のインパクトはあまりありませんでした。ですから、これを契機に、本校の学校説明会にお越しいただきたい旨をより一層強調しておきました。
 今後の3〜4年間で、「普通科総合選択制」の高校が、「総合学科」か、あるいは、「コース制を充実させた普通科」等に改編されることになり、「総合学科」の勢力分布が大きく変わる可能性があります。また、平成28年度入学者選抜から、選抜制度が大きく変わると言われています。そのようなことも睨みながら、そして、また、本日いただいたご意見を踏まえながら、今後の広報活動の在り方を検討していきたいと考えています。

408  中間考査始まる  2014年05月16日(金)
 本日、5月16日(金)から、中間考査が始まりました。3年生の皆さんにとっては、自分の進路実現に向けて、いつもの定期考査以上に重要な考査です。また、1年生の皆さんにとっては、高校に入学してから初めての定期考査ですから、どれぐらいのレベルの難しさなのか、不安ですよね。でもね、自分の力を信じて、これまでの授業で学習したことを、教科書やノートを見て、着実に振り返っていけば大丈夫です。大切なのは、「根気強さ・粘り強さ・我慢強さ」「あきらめない気持ち」です。理解できていないところは、先生に食い付いて、しっかりと質問して理解しておくこと。また、特に1年生の皆さん等の中には、勉強のしかたが分からない人もいるでしょう。自分で見つけることができれば、それに越したことはないでしょうが、先生や先輩、友達に相談することも必要でしょうね。「勉強方法の模索をしながら」という人もいるでしょうが、6月の保護者懇談に安心して臨めるよう、どうか、生徒の皆さん、自分を大切にして、精一杯、努力を惜しまず、頑張ってください。

407  大阪大学教職科目「総合演習」スクール・ボランティア ガイダンス  2014年05月15日(木)
 本校では、生徒の皆さんの成長のために、より一層、どのようなことが必要か、ということを常に意識して教育活動を展開しています。そのような観点での取組みの一つとして、様々な大学と連携してインターシップ生等の受け入れをしたいと考え、特に、大阪大学の教員志望の学生さんの必修教職科目「総合演習」のスクール・ボランティア実地実習校として、名乗りを上げさせていただいたことについては、以前にもお伝えしたとおりです。そして、先日の5月8日(木)と本日5月15日(木)、科目「総合演習」を履修している学生さんを対象としたガイダンスが大阪大学会館にて行われ、実地実習受け入れを予定している22団体(うち府立高校は12校)が学生獲得のためのパフォーマンス合戦を繰り広げました。本校からは、今年度の初任者教員3名がパフォーマンス要員として参加し、とてもインパクトのあるパフォーマンスをしてくれました
 本校では、具体的には、8月下旬から9月上旬にかけて、文化祭の準備期間や文化祭当日に、大阪大学の学生さんにお越しいただき、大学生の皆さんには、スクール・ボランティアとして、教員の仕事に関する実習をしていただくともに、本校の生徒の皆さんには、大学生というものを身近に感じていただき、例えば、大学生というものに憧れの気持ちを抱くことによって、進学意欲や学習意欲の高揚に繋げてほしいと思っています。
 本校でのスクール・ボランティアの定員は、大阪大学様の方で、10名と定められています。本校の初任者教員3名が尽力してくれたパフォーマンスによって、大学生の皆さん10名以上の応募があることを期待しています。大阪大学の学生の皆さん、ぜひ、本校でのスクール・ボランティアにご応募くださるよう、よろしくお願いいたします。

406  府教育委員会支援教育課様ご来校  2014年05月15日(木)
 本日、5月15日(木)、府教育委員会の支援教育課の幹部の方々が、本校を訪れ、本校の共生推進教室を視察されました。
 本校の共生推進教室においては、昨春、今春と卒業生を送り出し、その卒業生の皆さんは見事に就労することができました。そして、今年度、5期生の皆さんを迎えました。本校の共生推進教室も、ある程度は、軌道に乗ってきておりますが、まだまだ、課題はたくさんあります。
 本日、支援教育課の幹部の方々には、本校の共生推進教室の現状と課題を報告し、生徒の皆さんの様子や掲示物・成果物等を見ていただき、状況を把握していただきました。「ともに学び、ともに育つ」の理念はとても重要であり、共生推進教室や自立支援コース等の取組みについては、ますます拡大する方向にあります。府教育委員会の幹部の方々には、本校への引き続きの支援を切にお願いしたところでございます。

405  授業風景〔3年総合新素材製作〕  2014年05月14日(水)
 5月14日(水)、本日は、学校設定教科「総合造形」に属する3年の科目「総合新素材製作」の授業を拝見しました。
 この科目は、ファッションデザイン系やインテリア系の進路を考えている人にお薦めであり、様々な素材を使った制作体験ができる科目です。具体的には、ポリエステル樹脂を用いた作品の制作、ステンドグラス作品のデザイン、ステンドグラスによる作品制作、羊毛を用いたフェルト作品の制作、金属加工による小物の制作、グラスエッチング等を行っています。
 この日の授業では、自分の好みのモチーフを中に入れ、ポリエステル樹脂を流し込んでできるペーパーウエイトの制作に関する作業が行われ、樹脂の独特の匂いの中、生徒の皆さんは熱心に取り組んでいました。
 本校は、「ものづくり実習棟」における美術・工芸・工業デザイン関連の設備の充実、美術・工芸・工業デザイン関連の教員6名(非常勤1名を含む)配置等、美術工芸系の学習に関しては、とても恵まれた状況にあります。ぜひ、お知りおきください。

404  授業風景〔3年実用書〕  2014年05月14日(水)
 5月14日(水)、本日は、教科「芸術」の3年の科目「実用書」の授業を拝見しました。
 この科目は、ボールペンや小筆、筆ペン等を用い、「生活の中で生かすことのできる『書』の技術を身に付ける」ことを目標として行う書道科関連の実技科目です。授業では、「文字は、その人の人格を表します。いざというとき、恥をかかずに筆記できるよう、美しい文字の練習をします。また、贈り物の知識やマナーの習得も行います。」を基本理念として、手紙の書き方(お礼状、年賀状、暑中見舞い 等)、履歴書の書き方を始めとし、進物の知識(のしの種類と書き方、贈り物のマナー)、手作りののし紙やポチ袋の制作、壁掛けの制作(飾って楽しむ書作品)を行っています。
 今回の授業においては、生徒の皆さんは、美しく文字を書くための基礎練習に取り組んでいました。教員は、生徒の席で自らお手本を書いて示し、生徒の皆さんにより分かりやすい提示を試みていました。生徒の皆さんは、そのお手本をもとに、しっかりと自分の作品制作に取り組み、全員が集中力を途切れさせることなく、授業が進められていきました。
 このHPを見ていただいている中学生の皆さん、総合学科である芦間高校に進学し、このように専門性の高い芸術教員のもとで授業を受けてみませんか。きっと、感性が豊かになり、人生のどこかで役に立つと思いますよ。

403  授業風景〔3年絵手紙入門〕  2014年05月14日(水)
 5月14日(水)、本日は、教科「芸術」の3年の科目「絵手紙入門」の授業を拝見しました。
 この科目は、「絵手紙によって、季節の移り変わりや旅行先からの便りを豊かに表現し、友人や知人に伝える技術を身に付ける」ことを目標として行う書道科関連の実技科目です。授業では、「日本画の絵の具である『顔彩』を用いて四季折々の風物を素朴なタッチで描き、一言のことばを添えると心温まる便りとなります。人を感動させ、相手の心に響く絵やことばを書きましょう。」を基本理念として、筆の使い方や線の引き方、彩色方法、モチーフの見方、言葉の添え方といった基礎的基本的な内容から始まって、四季の便り(暑中見舞い、クリスマスカード、年賀状 等)の制作、カレンダーの制作、うちわの制作、小物作り(リングスタンド、コースター、折り帖、名刺 等)を行っています。
 今回の授業においては、生徒の皆さんは、校舎回りにある植物等を写生し、それらを用いて四季の便りを制作するという課題に取り組んでいました。生徒の皆さんは、とても真剣に取り組んでいました。
 このHPを見ていただいている中学生の皆さん、総合学科である芦間高校に進学し、このように情操を豊かにする科目を味わってみませんか。きっと、人生のどこかで役に立つと思いますよ。

402  また、塾訪問をさせていただきました。  2014年05月12日(月)
 本日、5月12日(月)も、塾を訪問させていただきました。本日は、守口市内・寝屋川市内・大阪市鶴見区内の塾を中心に8ヶ所回らせていただきした。特に、本日は、今春、本校に合格し入学された生徒さんが通っておられた塾ばかりでしたので、とても歓迎していただき、それらの生徒さんの話に花が咲きました。
 「美術系の進路を考えているので、芦間がいいと思って、芦間を狙います。」「芦間は、看護・福祉系の科目があり、看護系大学への進学にも有利だということを聞きました。」「普通科に比べて総合学科は進学に不利だと思っていたけれど、芦間ニュースを見たら、芦間の進学実績はバッチリでした。」「うまく科目選択をすれば、普通科より効率のよい受験勉強ができるようなので、芦間を希望します。」これらが、本日の訪問において、塾の先生から聞かせていただいた、本校を受検され合格された生徒さんの言葉です。とてもありがたく感じました。そして、生徒さん自身の努力もさることながら、これらの生徒さんの気持ちや考えに寄り添い、ご指導くださった塾の先生方のご尽力にも敬意を表したいと存じます。
 今後も、塾の先生方との連携を密にし、話をする機会を多く持ち、塾の先生方のお考えやニーズをお聞きしながら広報活動を展開していきたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

401  授業風景〔3年総合素描U〕  2014年05月12日(月)
 5月12日(月)、本日は、学校設定教科「総合造形」に属する3年の科目「総合素描U」の授業を拝見しました。
 本校では、科目「総合素描T」(2・3年で選択可能)において、「造形表現の基礎となるデッサンの学習」「形態や質感を的確に表現する学習」を目標に、基本形態として、「鉛筆の使い方、線の引き方、立方体・円柱・球などの基本的な形の描き方」「箱や紙コップ等の身近な物を用いた、基本形態に近い物の描き方」等を学習し、秋以降は応用として、「やや複雑な形態と金属や透明ガラス等の質感の表現」「果物や紙風船等の形が一定でない物の形態や質感の表現」等を学習します。そして、3年の科目「総合素描U」では、「2種類以上のモチーフを組み合わせた描写」「想定デッサン(指示された幾何形体を実物を見ずに描写すること)」等を学習し、さらに深い描写と画面構成や空間表現を学習して、美術系の大学・短大への入試対策を行っていきます。不定期に、クロッキーも行います。
 本校では、創立当時、別棟「ものづくり実習棟」を国の予算で建てていただいていることもあって、美術・工芸関連の教員が5名(非常勤1名を含む)おり、教科「芸術」とは別に学校設定教科「総合造形」を開設しています。そのような関係で、本校では、美術・工芸関連の科目がたくさん開設されており、美術系の進路対策を充実させています。
 このHPを見ていただいている中学生の皆さんの中で、美術系の進路を考えている方にとっては、本校での美術系の学習は実り多きものだと確信できますので、ぜひ、進路選択において、そのことにご留意いただければ幸甚に存じます。

400  塾訪問開始  2014年05月10日(土)
 本日、5月10日(土)より、塾への訪問を開始し、本日は、寝屋川市内の塾を8ヶ所回らせていただきした。特に、6月18日(水)に本校で開催予定の「塾の先生方を対象とする学校説明会」のご案内をさせていただくとともに、芦間高校に対する評価や芦間高校に期待すること等を伺いました。芦間高校に対する評価としては、概ね良好で、「『行きたい』と言っている生徒が多い。」「選択科目が多く、自由に科目を選べるのでよい。」等の肯定的なお声をいただきました。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えていますが、一方で、塾の先生方とも話をする機会を多く持ち、塾の先生方の考えやニーズも大切にしていきたいと考えています。特に、公立の高等学校への忌憚のないご意見やご要望を伺って、より一層実のある学校経営や広報活動を行っていくことが必要だと感じていますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

399  第3学年第1回保護者集会  2014年05月10日(土)
 本日、5月10日(土)、第3学年〔11期〕第1回保護者集会を開催させていただきましたところ、約70名の方にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました保護者の方々に厚くお礼を申し上げます。
 本集会で保護者の方々にお伝えした内容は、主に、「受験先(進学先)を決定する際の留意事項〔河合塾森口和彦氏による講演〕」と「3年進路指導スケジュールについて〔進路指導部より〕」の2点でございました。
 11期生(12期生以降も同様)の方々の進路保障に関する取組みについては、昨年の11月23日(土祝)に開催しました第2学年〔11期〕第2回保護者集会においてもご説明させていただいたとおりですが、従前とは異なるシステムを取らせていただいています。そのことについて、改めて、ここに述べさせていただきます。
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして「チューター制度」という制度を設けておりました。本校の「売り」の一つとして、これまで様々な場で紹介させていただいておりましたから、ご存知の方も多いかと存じます。この制度は、特に、難関大学への進学を希望していて一定の条件を満たしている生徒さんに対して、「チューター」と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でございました。
 本校では、開校以来10年が過ぎ、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところでございまして、この「チューター制度」についても、3年前に見直しをしました。
 これまでの「チューター制度」による進路実現についての成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、「チューター制度」の利用を希望しても配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、様々な課題を抱えながら、「チューター制度」という取組みがここまで進められてきたわけです。
 そこで、この11期生からは、従来の「チューター制度」に代わるものとして、新たな取組みを始めることにしました。
 具体的には、まずは、AO入試や推薦入試に対応するため、小論文対策や面接対策を、可能な限り、過去のデータを用いて充実させていこうと考えています。これを、本校では、AO入試の頭文字の「A」、小論文指導の頭文字の「S」、面接指導の頭文字の「M」を取って、ASMサポートシステム(別名、「あしまサポートシステム」)と呼んで、進路指導のシステムの中心に据えていこうと考えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別とか、長文読解や英文法といった分野別とかのような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設します。これまでの「チューター制度」の個別性等の良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを構築していこうとしているわけです。

398  第2学年薬物乱用防止教室  2014年05月08日(木)
 今日、麻薬等の薬物乱用問題は、全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっています。国内においては、中学生や高校生など青少年の間で薬物乱用に対する警戒心や抵抗感が薄れるなど、深刻な情勢が続いています。これらのことに鑑み、府立学校では、覚せい剤や大麻等の薬物乱用防止教育について、学校保健計画の中に位置付け、授業をはじめ、学校教育活動全体を通じて取り組むとともに、「大阪府薬物の濫用防止に関する条例」(平成24年12月1日施行)を踏まえ、「違法ドラッグ」の危険性についても理解させるべく取組みを進めているところでございます。
 本校においても、薬物乱用防止をとても重要な課題として捉え、毎年、薬物乱用防止教室を開催しています。本年度は、本日、5月8日(木)、学校薬剤師の庄司佳子様を講師としてお招きし、2年生を対象に本教室を開催しました。実際に薬物中毒を経験した人のお話などもあり、とても印象的で深く感じることのできる内容でした。次には、「誘われた際の断り方」について実演があり、生徒たちはとても実感をもって見入っていたように思います。ぜひ、これをきっかけとして、薬物の危険が身近にあることを認識し、正しい知識を持って危険を察知し、正しく対応できるようになってほしいと思います。
 最後になりましたが、庄司薬剤師様には、お忙しい中、貴重な内容のご講演をしていただき、心より感謝申し上げます。この場をお借りしてお礼を申し上げたいと存じます。ありがとうございました。

397  授業風景〔1年産業社会と人間(科目選択説明会)〕  2014年05月08日(木)
 5月8日(木)、本日は、1年の「産業社会と人間」という科目において、「科目選択に関する説明会」が行われました。総合学科の大いなる特徴は、選択科目の豊富さ、そして、1年次に学習する「産業社会と人間」という科目です。そのことについて、少し、述べさせていただきます。
 「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。
 科目選択については、まずは、自由に選べる「わくわく感」、そして、自分だけの時間割を作る「期待感」をもってほしいと思います。しかし、「わくわく感」「期待感」だけでは、事は進みません。「将来の自分の夢、なりたい自分、自分の適性、そして、大学? 短大? 専門学校? 就職? そして、そのためには、2年・3年でどの科目を選択するの?」といったことを真剣に考えなければいけません。
 そして、そこには、必ず「悩み」と「葛藤」が生まれてきます。「選ぶ科目数は限られているから、いくら希望しても、どれかは諦めなければいけない。」「将来のことを考えると、この科目を選ぶ必要があるけれど、そうすると、他の選択したい科目が選択できない。」といった「悩み」や「葛藤」です。
 しかし、実は、この「悩み」や「葛藤」を経験することこそがとても大切なのです。これは、総合学科の「多くの科目の中から自由に選べる」ということの奥にある意義深い部分であり、普通科では味わえない、総合学科ならではの特権なのです。
 そして、この「悩み」や「葛藤」は、必ず乗り越えられます。先輩たちはみんな乗り越えています。乗り越えることができたら、「選択力(選択する力、選ぶことができるという力)」というものがしっかりと身に付きます。
 人生は、「選択」の連続です。生徒の皆さんは、これから先、自分で責任をもって選ぶという自己選択・自己責任を課される場面に、たくさん出会うはずです。総合学科だけの特権を大いに実感し、ぜひ、「選択力」を磨いてほしいと思います。

396  防災避難訓練  2014年05月07日(水)
 本日、5月7日(水)、守口消防署の方々にお越しいただき、火災に対する避難訓練を実施しました。
 本日の訓練は、6限目終了直前に別棟(ものづくり実習棟)の陶芸室から火災が発生したとの想定で始まり、速やかに生徒・教職員はすべてグランドに避難しました。そして、点呼をとり、全員が避難完了したことを確認しました。その後、消火器を使った消火方法について、消防署の方々からご指導をいただき、生徒たちもそれを真似て消火訓練に励みました。
 守口消防署の代表の方から講評を賜りましたが、「集合するまでのキビキビ感・緊張感が希薄である。」「集合してから点呼をとるまでの間の私語が多い。」「生徒の避難と並行して、教員が出火元を模擬消化すると聞いていたが、実行されていない。」など、厳しいお言葉をいただきました。緊張感の希薄については、すべて、私学校長の責任であり、訓練に臨む姿勢というものを教職員そして生徒たちに徹底できていませんでした。今後、このような訓練を行う際には、訓練のための訓練にならないように、緊張感を伴ったものになるよう、留意していく所存でございます。
 最後になりましたが、守口消防署の方々には、お忙しい中、ご指導のためにお越しいただきまして、誠にありがとうございました。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

395  Breeze3年生1学期目標決意表明  2014年05月07日(水)
 5月7日(水)、3年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてきてくれて、「今年度の1学期の目標」を私に伝えてくれました。「その場に応じた目標を自分で決めて実行する。諦めずに集中して取り組む。積極的に挑戦する。」「就労の実現に向けて、合言葉『自信・実力・実現』を常に意識し、最後の高校生活を頑張る。」「植物や花を大切にする。森や林等、自然環境の中で仕事をする。」と、それぞれの思いを自分の言葉でしっかりと表現してくれました。3年生として、自分の進路獲得のための大切な時期に、自分を奮い立たせる意味でも、自分の目標をもつことはとても大切なことですし、その目標に向かって努力することによって、着実に成長していくことと思います。そして、就労という最終目標に向けて、今までに得た自信と実力を開花させていってほしいと思います。期待しています。頑張ってください。

394  Breeze2年生1学期目標決意表明  2014年05月07日(水)
 5月7日(水)、2年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてきてくれて、「今年度の1学期の目標」を私に伝えてくれました。「将来の就職に向けて、体力をつける。」「言葉使いを丁寧にし、他人に対して親切にする。」「実習に向けての気持ちを高める。」と、それぞれの思いを自分の言葉でしっかりと表現してくれました。頼もしいかぎりです。2年生として、自分の目標をもつことはとても大切なことですし、その目標に向かって努力することによって着実に成長していくことと思います。また、「いま、これだけ、頑張ってるよ。」というところを報告に来てほしいと思いますし、随時、授業等を見に行かせてもらいます。元気で学校生活を送ってください。そして、将来の就労に向けて、着実に自信と実力を身に付けていってほしいと思います。期待しています。そして、応援しています。頑張ってください。

393  授業風景〔1年家庭基礎〕  2014年05月07日(水)
 5月7日(水)、本日は、1年の「家庭基礎」の授業を拝見しました。授業内容は、現代の消費生活の特徴の一つである「カード社会の実態」について、ワークショップを通して理解を深めるというものでした。
 ある程度、教員の方から、「カード社会の実態」について、講義形式で説明がなされたあと、「カード社会の歩き方」というワークシートが配付されました。そして、生徒の皆さんは、4〜5人のグループに分かれ、クレジットカードのしくみ、カード使用上の注意点やメリットとリスク、金銭管理の方法、クーリング・オフ等について、ゲーム形式で、グループで意見交換しながら学習を進めていきました。少し、意見の出具合としては不足気味でしたが、全体的には、生徒の皆さんは主体的に取り組んでいました。
 家庭科の授業については、「年間の授業の半分は、実験や実習に充てなければならない」という規定がありますので、実験・実習がたいへん多くなっています。家庭科の授業には、「自分の言葉や絵で表現する(言語活動の充実・OUTPUT)」「生徒が活動する、生徒が実感する(生徒参加型)」といった「『いま求められている授業』のスタイル」の必要な要素が十分に盛り込まれており、この授業においてもそのような実践がなされていました。座学系の科目については、家庭科の授業に見習うべきところがとても多いと言えるでしょう。本校の授業改善のヒントの一つにしていきたいと考えています。

392  授業風景〔3年LL演習〕  2014年05月07日(水)
 5月7日(水)、本日は、3年の英語「LL演習」の授業を拝見しました。
 この科目は、受験する大学の入試(センター試験を含む)でリスニングが課されている生徒の皆さんを対象とし、リスニングの力を伸ばしながら、英語の総合力を伸ばすことを目標として授業が展開されています。特に、英語の発音上の特徴に慣れ、リスニングの力を上達させるために、模擬試験形式でのリスニングテストや過去の入試の長文読解問題を授業に取り入れ、聞くことを中心にして、生徒の皆さんに多くの英語に触れていただけるように工夫を凝らしています。
 この授業においては、いくつかの教材をそれぞれ短時間でコンパクトに消化していき、生徒が飽きることなく、また、生徒に寝る暇を与えないようにして、時間の有効活用ができていました。また、生徒の皆さんは、音読においてもよく声を出し、また、ディクテーション等にも集中して取り組んでいました。
 昨年度から、本校では、「生徒が主体性をもって参加する授業」をめざした授業改善に取り組んでいます。この授業では、教師主導ではありますが、生徒が活動する場面を的確に保障し、いわゆる「授業の活性化」が実現できていました。今後も、学校全体として、授業改善に向けた取組みを推進していきたいと思っています。

391  第2学年いじめ防止に関する講演会  2014年05月01日(木)
 本日、5月1日(木)、兵庫教育大学生徒指導実践コース教授の松本剛様に講師としてお越しいただき、2年生の生徒の皆さんを対象に、いじめ防止に関する講演会を実施しました。
 本日の講演では、パワーポイントを駆使し、「いじめの態様」「いじめの構造」「いじめられている人の気持ち」「『いじめ』と『いじり』との境目」等、生徒の実態に即して、生徒に実感を湧かせるような具体的なお話をしていただきました。生徒の皆さんも、とても真剣に聞いていました。
 昨年の6月に「いじめ防止対策推進法」が制定され、各学校では、「学校いじめ防止基本方針」を策定することが義務付けられ、本校においても、本年3月に、この基本方針を策定(本校のHPに掲載しておりますので、ご覧ください。)したところでございます。そして、また、本校の今年度の学校経営計画においては、「『学校いじめ防止基本方針』に基づいて、いじめの起こらない学校づくりを推進し、『いじめ事象(それに準ずる事象を含む)発生件数0』を継続する」ことを学校の重点目標として掲げております。今後も、生徒の皆さんが安全で安心して居心地よく学校生活を送っていけるよう、学校として尽力してまいりたいと思っております。

390  第3学年進路ガイダンス  2014年05月01日(木)
 本日、5月1日(木)、6限目に、京都産業大学の方にお越しいただき、3年生を対象に進路ガイダンスを行いました。ガイダンスにおいては、総合大学と単科大学について、大学生活やサークル活動や就職について等のお話をしていただきました。そして、放課後には志望校別説明会が行われ、AO入試等についての説明がありました。
 今後、3年生は、いよいよ、入試モード本番という時期に突入していきますが、どうか、自分の夢や志を見失うことなく、しっかりと先を見据えて、悔いが残らないように努力してほしいものです。
 今年度、本校では、学校経営計画において、進路指導に関する目標を明確に掲げています。具体的には、
 ○進路指導に関する3年間の全体計画の構築。
 ○進路通信の発行、HPでの発信等、年間15回以上の情報発信。
 ○学校教育自己診断における「進路指導の満足度」が生徒・保護者ともに72%以上(平成25年度生徒65.4%保護者65.7%)。
 ○保護者向け学校教育自己診断における「進路指導面での家庭との連携のきめ細かさ」の肯定率55%以上(平成25年度43.3%)。
 ○国公立大学と難関中堅私立大学への合格者数の合計について、過去3年間の平均〔90名〕を維持または増加。
 ○センター試験出願者数について、過去3年間の平均〔103名〕を維持または増加。
の6項目です。生徒の皆さんの夢の実現、保護者の方のニーズや満足度等をより一層意識して、ご家庭との連絡を密に取りながら、しっかりとしたアウトカムが出せるよう、尽力してまいりたいと存じます。

389  風薫る5月、充実した学校生活を。  2014年05月01日(木)
 風薫る5月になりました。昨年も書きましたが、旧暦の5月が「皐月(さつき)」と呼ばれていることは、皆様もご存知のことと思います。学校内外には、「サツキ」(正確には「サツキツツジ」でしょうか?)の花があちらこちらで咲いています。「サツキ」といえば、守口市の「市の花」が「サツキ」ですよね。ご存知でしたでしょうか。この「サツキ」の咲き誇るすばらしくさわやかな季節を肌で感じながら、生徒の皆さんには充実した学校生活を送ってほしいと思います。
 5月には、中間考査があります。1年生の皆さんにとっては、高校に入って初めての考査です。2年生・3年生の皆さんもそうですが、最初が肝心です。年度の最初の考査に精一杯前向きに取り組んでください。そして、5月の末には体育祭が予定されています。中間考査を挟んで、準備に練習にと忙しい日々が続くことと思います。先程述べた中間考査への取組みとの兼ね合いに十分に留意して、自分の色彩(いろ)をしっかり出して輝いてほしいと思っています。

388  授業風景〔2年数学U〕  2014年04月30日(水)
 4月30日(水)、本日は、2年の「数学U」の授業を拝見しました。学習内容は、「2次方程式の実数解の符号」に関する事柄です。本校では、1年の数学(「数学T」「数学A」)の授業については、習熟度別少人数指導を取り入れ、きめ細やかな教科指導を行っていますが、2年の「数学U」は1講座40名で授業を行っています。ですから、生徒の皆さんにとっても、教える側の教員にとっても、なかなか効果的な授業になりにくいという面があります。
 「2次方程式の実数解の符号」に関する問題については、2年の「数学U」では、「2次方程式の解と係数の関係」を用いて解いていく方法をマスターするわけですが、その際、指導法としては、1年の「数学T」で学習した「2次関数のグラフの活用」と対比させることが有効であり、その対比の場面をいかにうまく教授するかがポイントとなります。本日の授業では、その対比の場面において、ICT機器をうまく活用し、「2次関数のグラフの活用」についての復習を、コンパクトに、しかも、重要ポイントを外すことなく、分かりやすく行うことができていました。生徒の皆さんにとっても、とても分かりやすかったと思います。
 ICTは、「なんでもかんでも使えばよい。」というわけではなく、適切な場面で効果的に活用することが重要であると言われています。まさに、本日の授業では、その効果的な活用の端的な例を見せてもらうことができたと思います。
 本校では、今年度(平成26年度)の学校経営計画の最重要課題として、「新学習指導要領の趣旨を踏まえ、『わかる授業』『生徒が主体性をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む。特に、昨年度(平成25年度)に設置した『授業力向上プロジェクトチーム』を核として、また、授業アンケート結果を効果的に活用して、研究授業や研修等に組織的に取り組み、『言語活動の充実』『グループワーク』『ICT活用』『反転学習』等を意識しながら授業改善についての研究を進める。」ということを謳っています。「いま求められている授業とは?」ということをしっかりと意識して、今後も、本日の授業のような取組みを推進してまいりたいと存じます。

387  PTA役員会実行委員会  2014年04月26日(土)
 本日、4月26日(土)、PTA役員会・実行委員会が開催されました。本年度の役員と実行委員〔いずれも5月24日(土)の総会で承認予定の候補者〕の方々に自己紹介をしていただいた後、PTA規約改正の件、文化行事の件、文化祭でのPTAとしての参加内容の件等について、説明・協議をしていただきました。その後、各委員会に分かれ、各委員会の事業計画を協議し、再び、全体で、本年度の各委員会の事業計画を発表・確認していただきました。
 昨年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校ということで、第4ブロックの連絡会や総会の実施に当たり、PTAの方々に様々な面でご尽力を賜りました。そのことに対しまして、この場をお借りして、心より厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 今年度も、昨年度に引き続き、PTA活動が円滑に展開していけることを願っております。本年度の役員と実行委員の方々、昨年度同様、どうぞよろしくお願いいたします。そして、PTA会員の皆様におかれましては、来る5月24日(土)開催のPTA総会に、多数ご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

386  生徒会役員選挙立会演説会  2014年04月24日(木)
 本日、4月24日(木)、生徒総会・生徒会役員選挙立会演説会が行われました。立候補した生徒及びその応援者の皆さんは、物怖じすることなく、堂々と、自分の思いや決意を述べてくれました。とても心強く感じられ、頼もしかったです。その後の選挙では、立候補者全員が信任され、新しいメンバーでの生徒会がスタートしました。
 昨年の1学期の始業式の式辞で紹介したように、個人レベルでの動きではありますが、「全国高校生徒会大会」が立ち上がりました。これからの世の中を支える若い力の胎動を感じます。今後の変化の激しい社会をよりよいものにするために、君たちの世代の新鮮な力がとても重要になってきています。どうか、様々な取組みにチャレンジして、社会貢献・社会参画をめざせる生徒会へと成長を遂げていってほしいと思います。応援しています。ぜひ、頑張ってください。

385  オーストラリア語学研修報告会  2014年04月24日(木)
 本日、4月24日(木)、生徒集会において、3月のオーストラリア語学研修に参加した生徒の皆さんによる報告会が行われました。
 報告をしてくれた生徒の皆さんは、いずれも、パワーポイントを駆使し、堂々と、英語でプレゼンテーションを行ってくれました。皆さん、とても落ち着いていて、現地での授業、ウェルカムセレモニー、バディ、AUSの食事、ホストファミリーのこと等、自分たちの活躍ぶりや思い出等を丁寧に紹介してくれました。英語を自然に使いこなすことができていて、とても自信に満ち溢れた姿がみられました。とても感動しました。
 本校では、このオーストラリア語学研修が年度末の恒例行事となっています。いま在籍している1・2年生の皆さんは、今日の報告会でのプレゼンを見て、この研修への憧れを抱いた人も少なくないでしょう。来年の3月、この語学研修に参加してみませんか。視野を広げるためのとてもよい経験になると思います。興味のある方は、ぜひ、検討してみてください。よろしくお願いします。

384  支援教育に関する校内研修で茨木市立南中学校様に講師依頼をさせていただきました。  2014年04月21日(月)
 本校では、今年度の学校経営計画において、「生徒の『困り感』の把握の徹底等、きめ細かい対応ができる支援教育体制づくり」を重要課題として謳っています。そして、5月19日(月)に、茨木市立南中学校の村上洋子教諭を講師として招聘させていただいて、「学校生活のユニバーサルデザイン化」をテーマとする校内研修を実施する予定にしております。そこで、本日、4月21日(月)、茨木市立南中学校様に出向き、柴田芳明校長先生にご挨拶をさせていただいた後、村上先生に直にお会いして、講師依頼をさせていただきました。
 茨木市立南中学校様は、支援教育に関する体制づくりと、生徒の『困り感』の丁寧な把握という点で定評があり、あちらこちらでその実践を発表しておられます。また、「授業のユニバーサルデザイン化」ということにも積極的に取り組まれ、授業改善にも大きな力を注いでおられます。皆さんもご存知のとおり、平成25年6月に、「障害者差別解消法」が制定され、その中では、「障害者の権利利益を侵害することとならないよう、当該障害者の性別、年齢及び障害の状態に応じて、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならない。」と述べられています。つまり、「合理的配慮を怠れば、それは、とりも直さず、差別をしていることに他ならない。」ということです。よって、従来よりもさらに研ぎ澄まされた人権感覚が必要となります。その意味で、南中学校様の取組みはたいへん参考になるものですので、校内研修において、しっかりとその考え方やノウハウを学ばせていただきたいと思っております。
 芦間高校では、生徒の皆さんが、安全・安心で居心地よく過ごせることをめざして人権教育に力を入れています。村上先生の実践発表を参考にさせていただき、より成熟した人権教育が展開できるよう、尽力していきたいと思っています。その意味で、村上先生には、お忙しい中、恐縮ではございますが、どうか、お力添えをいただきますよう、よろしくお願いいたします。

383  第1学年宿泊学習第2日目  2014年04月19日(土)
 4月19日(土)、本日は、1年生の宿泊学習の2日目です。起床後、宿舎前広場で、ラジオ体操を行い、そして、朝食後は、体育館での全体レクリエーションです。司会進行は、すべて、生徒の皆さんが担当してくれました。まずは、いくつかのゲームで体と心をほぐし、寒さも徐々に忘れていきました。
 そして、次は、メインイベント、クラス対抗の大縄跳び大会です。最初の15〜20分間は、どのクラスも、1回も跳ぶことはできませんでした。クラス全員が、気持ちを一つに合わせないと、1回も跳ぶことはできません。最初は上着を着たままで「まあ、適当に、みんなと一緒にやっとこか。」といった気持ちの人も、後半は上着を脱いで本気モードになっていきました。ですから、1回跳べたときの喜び・感激は一入(ひとしお)です。跳べたときの大きな歓声が体育館内に響き渡りました。生徒の皆さんは、集団で一つのことを行う難しさを体得するとともに、集団が一つになるためには何が重要なのかということを学んでくれたように思います。そして、最後は、前日に練習を重ねた、校歌の合唱で締めくくりました。
 昼食のバーベキューに舌鼓を打った後、一行は帰路に着きました。さすがに、生徒の皆さんは、疲れた様子で、バスの中では熟睡する姿がめだちました。全体を通じて振り返ると、昨日のクラスミーティングを含め、とても充実した内容の取組みを経て、生徒の皆さんは、今後の学校生活に生かせる何かを確実に掴んでくれたように思います。今後が楽しみです。
 最後になりましたが、宿舎「やまとよ」様のスタッフの方々はじめ現地の方々、写真撮影業者様、バス運行業者様、等々、たくさんの方にお世話になりました。この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。

382  第1学年宿泊学習第1日目  2014年04月18日(金)
 4月18日(金)、本日は、1年生の宿泊学習の1日目です。直前にやむなくリタイアとなった生徒さんもいましたが、概ね予定どおり、鉢伏高原へと出発しました。出発するとき、大阪では雨模様でしたが、現地は曇り空で、やや肌寒く感じられました。山肌には、まだまだ、雪が残っていました。
 現地に到着して昼食を済ませたあと、近くの体育館において、本校で学校生活を営む上で必要となる事柄について、オリエンテーションを行いました。そして、その後は、クラスミーティングを行い、「中学校で頑張ってきたこと」「芦間高校で頑張りたいこと」等、生徒の皆さんは2〜3分間程度のスピーチをしました。みんな、それぞれ、自分の思いや決意を自分の言葉で表現できていて、素晴らしいスピーチでした。
 夕食を済ませたあと、キャンプファイアーで暖を囲み、レクリエーション係の生徒の皆さんが企画してくれたゲームをしました。そして、その後は、再び、クラスミーティング。クラスによって異なりましたが、さきほどのスピーチの続きをしたり、ゲームで親睦を図ったり、また、2日目に予定されている校歌の合唱に向けた練習をしたりと、各クラスで、趣向を凝らして、取組みを行っていました。
 今日は、皆さん、とても疲れたことと思います。ゆっくり休んで、明日の活動に備えましょうね。本日は、この辺で。zzzzzzzz。

381  第1学年宿泊学習結団式  2014年04月17日(木)
 本日、4月17日(木)、1年生の宿泊学習〔行き先:兵庫県の鉢伏高原〕の結団式が、6限目に柔道場において行われました。
 結団式においては、私の挨拶の後、主担当教員の方から、しおりの冊子を使って、行程や留意点等を中心に、1年生の皆さんに説明をさせていただきました。
 1年生の皆さんにとっては、初めての行事であり、不安な気持ちもあるかと思いますが、本日説明された内容をよく踏まえて、ルールを守り、お互いに思いやりの気持ちをもって行動し、また、たくさんの方々にお世話になりますので、感謝の気持ちを忘れることのないよう留意をしてほしいと思います。そして、この宿泊学習が、1年生の皆さんにとって、今後の芦間高校での学校生活の支えとなる人間関係づくりの第一歩となりますよう、また、とても楽しい旅になりますよう、心より祈っております。
 さあ、元気に、出発しましょう。

380  初任者研修実施校校長連絡協議会  2014年04月16日(水)
 本日、4月16日(水)、大東市立総合文化センター〔サーティホール〕において、初任者研修実施校校長連絡協議会が開催され、本校の校長として本協議会に参加してまいりました。現在、教育界(特に、府立学校)では、教員の大量退職・大量採用の時代に入っており、新しく教員等に採用された、いわゆる「初任者教員」への指導・育成の在り方がとても大きな課題となっております。また、昨今の教員に求められる資質は、分野がとても多岐に渡っており、その多岐に渡る事柄は当然初任者教員にも即求められるということになります。本日の連絡協議会では、兵庫教育大学の浅野良一教授による講義に続いて、府立学校1校と市町村立学校1校の実践発表が行われました。いずれについても、現在、課題となっている初任者の育成について、とても示唆に富んだ内容が含まれており、大いに参考になりました。初任者教員の育成という観点はもとより、我々教員が保護者の方々から信頼されるよう、改めて、教員一同、日々、精進を重ねてまいりたいと存じますので、教育活動を行っていく中で、疑問点や要望等がございましたら、いつでも申し出ていただきたいと存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

379  大阪大学教職科目「総合演習」実地実習説明会  2014年04月14日(月)
 本校では、生徒の皆さんの成長のために、より一層、どのようなことが必要か、ということを常に意識して教育活動を展開しています。特に、生徒の皆さんの進路実現という点においては、「産業社会と人間」や「総合的な学習の時間」をはじめとするキャリア教育の充実を図り、夢や志を育むことに重点をおいています。そんな中にあって、本校では、本校の生徒の皆さんが大学生の皆さんと接する機会というものがほとんどありません。そこで、様々な大学と連携してインターシップ生等の受け入れをしたいと考え、現在、そのための動きを作っているところでございます。
 特に、大阪大学様とは、教職科目を担当されている人間科学研究科の教授小野田正利様とのご縁があり、今年度から、1回生(教員志望の学生)の必修教職科目「総合演習」の実地実習校として、本校も名乗りを上げさせていただき、本日、4月14日(月)、実地実習に関する説明会が大阪大学会館で開催されましたので、辻首席とともに参加させていただきました。
 具体的には、8月下旬から9月上旬にかけて、文化祭の準備期間や文化祭当日に、大阪大学の学生さん(約10名を予定)にお越しいただき、大学生の皆さんには、教員の仕事に関する実習をしていただくともに、本校の生徒の皆さんには、大学生というものを身近に感じていただき、例えば、大学生というものに憧れの気持ちを抱くことによって、進学意欲や学習意欲の高揚に繋げてほしいと思っています。
 大阪大学様とのこのような連携は、すでに、10校以上の府立高校で実施されており、大きな成果を上げています。本校も、遅ればせながらではありますが、生徒の皆さんの成長のために寄与できることの一助として取組みを進めていく所存でございますので、どうぞ、ご理解ご協力をお願いいたします。

378  大阪高等学校数学教育会役員会  2014年04月11日(金)
 本日、4月11日(金)、大阪高等学校数学教育会の役員会が本校で開催されました。大阪高等学校数学教育会とは、大阪府立の高等学校、大阪市立の高等学校、私立の高等学校の数学の教員が会員となって構成され、数学教育の研究を推進することを趣旨として活動している組織です。そして、私大西は、平成24年度からその組織の会長を務めさせていただいており、今回、本校にその幹部が集まって会合を開かせていただきました。
 いずれの高等学校においても、平成25年度から新しい学習指導要領に基づく教育課程がスタート(数学と理科は平成24年度から)し、PISA型学力の育成というものを意識しながら、日々の教育活動に邁進していることと思います。新しい学習指導要領において最も重要視されているのが「言語活動の充実」であり、学習指導要領の総則には「生徒の思考力、判断力、表現力等をはぐくむ観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語に対する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、生徒の言語活動を充実すること。」と記されています。
 知識・技能を習得することも、これらを活用し課題を解決するために思考し、判断し、表現することも、すべて、言語によって行われるものであり、これらの学習活動の基盤となるのは、言語に関する能力です。さらに、言語は、論理的思考だけでなく、コミュニケーションや感性・情緒の基盤でもあり、豊かな心をはぐくむ上でも、言語に関する能力を高めていくことが求められています。
 特に、「@体験から感じ取ったことを表現する。」「A事実を正確に理解し伝達する。」「B概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする。」「C情報を分析・評価し、論述する。」「D課題について、構想を立て実践し、評価・改善する。」「E互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる。」等のことが重視されており、「inputすることよりもoutputすることが重要である。」とされています。
 大阪高等学校数学教育会では、これまで培ってきた数学教育のノウハウをより一層発展させて、「言語活動の充実」を図り、生徒の皆さんの「確かな学力」の育成につなげていきたいと考えています。私は、本年度も、引き続き、本会の会長として、大阪の数学教育の発展に寄与させていただく所存でございますので、今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

377  スタディーサポート・受験学力測定テスト  2014年04月10日(木)
 本日、4月10日(木)、2年生はベネッセ・コーポレーション様のスタディー・サポートを、3年生は河合塾様の受験学力測定テストをそれぞれ実施しました。生徒の皆さんは、これまでの学習の成果を大いに発揮しようと一生懸命取り組んでいました。本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。その一環として、受験に関与する外部産業と様々なかたちで連携をしています。ベネッセ・コーポレーション様には、スタディー・サポートの結果から得られるきめ細かいデータを生徒の皆さんに提供していただいていますし、河合塾様には、データ分析会を実施して、本校の生徒の皆さんが直に河合塾の講師の方からお話を聞ける機会を設けています。今後も、「上級学校への進学をめざす」総合学科としての歩みを着実にステップアップしていくべく、常に課題を洗い出して取組み内容を改善しながら、生徒の進路実現のために事を進めていきたいと思っています。

376  新入生歓迎会  2014年04月09日(水)
 4月9日(水)、本日は、午後から新入生歓迎会が開催されました。生徒会執行部手作りのパンフレットによる説明、パワーポイントによる学校紹介、クラブ紹介のパフォーマンス等、とても活気に満ちあふれていました。また、望ましい人間関係づくりを推進する上において本校で重視している「ピア・サポート」の紹介や、毎年3月の恒例行事となっている「オーストラリア語学研修」についての説明もしていただきました。生徒会執行部の皆さん、各クラブの部員の皆さんをはじめ、様々な立場で協力していただいた生徒の皆さん、本当にご苦労様でした。また、ありがとうございました。新入生の皆さんには、芦間高校のことを少しは実感していただけたでしょうか。新入生の皆さんにとって、印象に残る行事となったことと思います。どうぞ、新入生の皆さん、在校生の皆さんと力を合わせて、居心地のよい、活気あふれる芦間高校で、これからの3年間の高校生活を送ってください。

375  対面式  2014年04月09日(水)
 4月9日(水)、本日は、離任式のあと、新入生と在校生との対面式が行われました。最初に、生徒会長の大久保さんから歓迎の挨拶があり、それを受けるかたちで、新入生の代表の生徒さんから挨拶がありました。少し緊張気味でしたが、立派に挨拶をしてくれました。そのあと、新入生と在校生とが交流を深めるために、生徒会執行部オリジナルのゲームを行いました。はじめて会った新入生と在校生とが、少し恥ずかしがりながらも、笑顔で話しているのを見て、これからの芦間高校での学校生活がきっと充実したものになるだろうと確信いたしました。
 どうぞ、新入生の皆さん、学校は、生徒の皆さんの力で創っていくものです。在校生のよいところを見習い、そして、自分たちの個性を発揮して、充実した芦間ライフを満喫してください。そして、この芦間高校が、すべての生徒の皆さんにとって、安全・安心で、居心地のよい学校であり続けますよう、皆さんの尽力に期待しています。

374  離任式  2014年04月09日(水)
 4月9日(水)、本日は、離任式が行われました。今回の人事異動で、芦間高等学校での任を終えた教職員の方々をご紹介させていただきます。
  理科    山本 としこ 先生(北野高校へ)
  保健体育科 鎌田 則子 先生(退職)
  実習教員  井口 裕雅 先生(千里高校へ)
 山本先生は、平成16年に本校に着任し、主に物理の指導を担当。5期生の担任を3年間務め、平成21年度からの4年間は進路指導主事として芦間生の進路実現に大きく貢献。また、軽音楽部の顧問として、本校の文化系クラブの発展に力を注いでいただきました。
 鎌田先生は、平成15年に本校に着任し、守口北高との併存期から、保健体育の指導を担当。4期生と10期生の学年主任をそれぞれ3年間務め、平成21年度からの2年間は生徒指導主事として芦間生の生活規律の向上に大きく貢献。また、バレーボール部の顧問として、本校の運動系クラブの発展に力を注いでいただきました。
 井口先生は、平成20年に本校に着任し、理科の実験の指導や情報科の実習の指導を担当。また、教務部に所属し、科目選択をする際の必需品であるシラバスの冊子の作成に大きく貢献されました。
 他に、期限付講師として、勤務されました、
  国語科   三原 昭子 先生
  理科    井上 純一 先生
  保健体育科 小柳 淳 先生
が、それぞれ、本校での任を終えて、今年度は他の学校で講師として勤務されています。
 それぞれの先生方のお立場は異なりますが、新たな場での活躍を祈念いたしております。本校でのご尽力、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。

373  入学式  2014年04月08日(火)
 4月8日(火)、本日は、午後に平成26年度入学式が行われ、新1年〔13期生〕の皆さんが、初々しい姿で式に臨んでくれました。天候にも恵まれ、13期生の皆さんの高校生活のスタートにふさわしい式となりました。これからの3年間、しっかりと自分の夢や志に向かって、着実にかつ誠実に高校生活を送っていってほしいと願っています。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞 
 春爛漫の今日の佳き日に、第13回入学式を挙行いたしましたところ、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、後援会会長様、PTA会長様・副会長様、そして多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
 そして、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本日より3年間、大切なお子様をお預かりすることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、ただいま入学を許可いたしました243名の新入生の皆さん、入学、おめでとうございます。皆さんの入学を、本校教職員、及び、在校生一同、心より歓迎いたします。
 今日から皆さんは、芦間高等学校の大切な仲間です。芦間高校では、「一人一人が輝くための総合学科」というキャッチフレーズのもとに、それを実現するための仕組みがつくられ、様々な取組みがなされています。でも、もし、皆さんが受け身の姿勢で学校生活を送ろうとしているのであれば、それは「自分が輝ける」ことには繋がりません。自らが積極的に取り組んでこそ、自分の個性や能力を伸ばすことができます。 
 そのために、まずは、勉強をしっかりと行ってください。進路を開拓する上で、あるいは、社会に出たときに、必要となる知識や技能をしっかりと身に付けてください。皆さんは、「10年後の自分のあるべき姿」というものを考えていますでしょうか。皆さんは、10年後、どのような大人になっているのでしょうか。「将来このようになりたい」という夢をしっかりと持ってください。そして、その夢の実現を目標として、しっかりと勉強をして、自らを高めていってください。
 二つめには、社会の中で他の人と繋がり、ともに世の中をつくっていく、という社会性を培ってもらいたいと思います。他の人の気持ちを思いやれる人、困っている人がいれば、その人に手を差し伸べることができる人、社会に積極的に参加できる人、に育っていってもらいたいと思っています。
 そのために、皆さんには、お願いしたいことがあります。
 まずは、挨拶を心がけてください。挨拶は、人と人とが繋がるきっかけとなります。友達に、先生方に、そして、学校を訪れる様々な人に、積極的に「おはよう」「こんにちは」「さようなら」と、笑顔で挨拶をしてください。そして、誰かにお世話になった時には、「ありがとう」と言って、心からの感謝の気持ちを表してください。
 次に、「友達と一緒になって、一つのものをつくり上げる」ということを大切にしてください。芦間高校では、様々な行事があります。楽しさを精いっぱい味わうために、友達と一緒になって知恵を絞り、満足のいくものを作り上げていってください。
 人が成長するためには、「何かを成し遂げる際に、100%の力を出し切る」という経験が必要です。前に立ちふさがる壁を乗り越える経験を通して、人は成長するものです。一人で行わなくてはならないときもあるでしょうが、仲間と一緒になってこそ、そのような経験ができると思います。
 社会には、様々な立場の人がいます。この入学式には、たまがわ高等支援学校の共生推進教室に入ってこられた、3人の生徒の皆さんもおられます。共生推進教室に入学してこられた皆さんも、期待と不安の中、頑張っていこうという気持ちでいっぱいであろうと思います。私は、共生推進教室に入学してこられた生徒の皆さんと芦間高校に入学してこられた生徒の皆さんとが、この芦間高校で、ともに学び、ともに育ち、成長していってほしいと願っています。障がいのある人、ない人が、自分たちのできることを行い、互いに支え合って社会はつくられています。そのことを実感できるということは、とても素晴らしいことだと思います。「それが当たり前のこととして、行動できる人」になってほしいと思います。
 そして、卒業する時には、この芦間高校に入学して、「本当によかった」と思えるようになっていただきたいですし、芦間高校を卒業できたことを誇りに思っていただきたいです。どうか、自分の力を思う存分発揮し、勉強に、部活動に、学校行事にと、積極的に取り組んでいってください。
 最後に、保護者の皆様、「私たち教職員」は、心を一つにして、生徒の皆さんの成長のために全力を尽くしていく所存でございます。「保護者の皆様」と「私たち教職員」とが連携を密にして、また、地域の皆様のお力もお借りして、「共に育てていく」という強い意志で臨んでいきたいと考えておりますので、どうか、本校の教育方針にご理解を賜り、ご支援、ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
 改めまして、新入生の皆さん、今日の感激を忘れないで、積極的にいろいろなことに挑戦し、健康で有意義な学校生活を送ってください。この芦間高校で、共に、頑張りましょう。
      平成26年4月8日
          大阪府立 芦間 高等学校長 大西 利男

372  着任式  2014年04月08日(火)
 4月8日(火)、始業式のあとに、着任式が行われました。新しく芦間高等学校に着任しました教職員を紹介させていただきます。
  国語科   市川 恵子 先生(香里丘高校より)
  理科    辻川 頴史 先生(新規採用)
  保健体育科 中山 麻衣 先生(新規採用)
  保健体育科 柳川 慶夫 先生(新規採用)
  数学科   木原 裕紀 先生(期限付講師として)
  実習教員  筆保 洋子 先生(千里高校より)
 以上の教職員が芦間高等学校の新しいスタッフとして仲間入りし、生徒の皆さんの成長に寄与させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

371  始業式  2014年04月08日(火)
 4月8日(火)、本日は、午前中に、平成26年度第1学期の始業式が行われ、新2・3年の生徒の皆さんが、とても素晴らしい笑顔で体育館に集ってくれました。学校長式辞の中では、この3月に行われた海外語学研修(研修先:オーストラリアのアデレードにあるハミルトン高校)のことを紹介させていただきました。後日、改めて、国際交流委員会主催で報告会を開いていただけるということでしたので、
 ○博物館で、「アボリジニ」の使っていた道具(武器や楽器)を実際に手にしたこと
 ○日本語の授業で、「折り紙」等の日本文化を紹介し、支援学級の生徒の皆さんとも交流をしたこと
 ○海がきれいな「グラニテアイランド」で、馬が引っ張る「トラム」に乗って感動したこと
 ○パソコン室で、「オーストラリア思い出ポスター作り」に励んだこと
など、ほんの少しだけ紹介をするに留めました。そして、これからの時代に求められることとして「グローバル人材の育成」ということにも言及させていただきました。
 さあ、いよいよ、第1学期が本格的にスタートしました。生徒の皆さんには、今の新鮮な気持ちを忘れず、新しい学年での頑張りを期待したいと思っています。ぜひ、充実した学校生活を送り、一つ一つコツコツと努力し、着実に実力を身に付けて、自分自身の成長に繋げていってほしいと思います。

370  花見の会  2014年04月05日(土)
 本日、4月5日(土)、恒例の「花見の会」を催させていただきました。PTA、後援会、同窓会の皆様のご尽力のもと、保護者の方々や地域の方々をはじめとして、約200名の方にお越しいただくことができました。昨年度はあいにくの雨模様のお天気でしたが、今年度は穏やかな日和で、予想以上にたくさんの方にお越しいただくことができ、茶道部による野点は、午前中ですでに予定数を超えるという盛況ぶりでした。会においては、生徒会執行部の協力のもと、吹奏楽部、軽音楽部、筝曲同好会等による演奏も行われ、いずれも、たくさんの観客の方々から惜しみない拍手が送られていました。
 芦間高校は、守口高と守口北高の伝統を引き継ぎ、地域の皆様に支えられて教育活動を展開することができている学校です。「地域の皆様との連携を大切にする学校」として、このような取組みを今後もより一層充実させていきたいと思っています。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。本日、お越しいただきました方々に、改めて、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

369  オーストラリアハミルトン高校からの贈り物  2014年04月04日(金)
 先月の中下旬、2週間余りに渡って語学研修でお世話になりましたオーストラリアのハミルトン高校様から、とても美しく上品な置物をいただきました。研修期間中は、本校の生徒・教員がとてもお世話になり、本当にありがとうございました。その上に、このような貴重な品を頂戴し、とても恐縮しております。そして、この置物は手間暇をかけた手作りの品とお聞きし、この上ない心の籠ったお気遣いに、改めて、感謝を申し上げたいと存じます。
 研修に参加させていただいた生徒たちは、新しい年度を迎え、元1年生は2年生に、元2年生は3年生に、それぞれ学年が上がり、新しいスタートを切りました。きっと、随所で、今回の研修で得たものが徐々に花開くことと信じています。
 また、来年も、語学研修で、新たなメンバーがハミルトン高校にお世話になることと思います。引き続き、このご縁を大切にさせていただきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

368  新入生健康診断  2014年04月03日(木)
 まずは、年度初めに当たりまして、学校医兼産業医のョ先生、学校歯科医の崗本先生・矢入先生、学校薬剤師の庄司先生、以上、学校三師の先生方には、引き続きお世話になりますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 そして、本日、4月3日(木)は、新入生の登校日であり、健康診断・身体計測等を行いました。お忙しい中、学校医様及び学校歯科医様には、たいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。医師の先生方からは、「新入生の皆さんの受診態度は、極めて良好で、とてもスムーズに健診を行うことができました」と今年もお褒めの言葉をいただきました。たいへんありがたく存じます。感謝を申し上げます。
 芦間高校では、総合学科という教育システムの中、生徒の皆さん一人一人が、校歌の歌詞のとおり、「自分の色彩(いろ)で輝きながら」日々の学校生活を送っています。その基盤となるのは、何と言っても、「心身の健康の保持・増進」だと思います。生徒の皆さんには、どうか、自分自身の健康管理を適切に行っていただいて、充実した芦間ライフにつなげていってほしいと思います。

367  桜満開  2014年04月02日(水)
 季節は巡り、先月末に咲き始めた校庭の桜の花が、ほぼ満開となりました。「咲き誇る」という言葉がピッタリと当てはまる、そんな桜の木々の姿に感動を覚えます。先日も述べましたが、本校は、別名「桜高校」と呼ばれています。今年も「桜高校」としての本領が発揮される時期となりました。
 4月5日には「花見の会」、4月8日には「入学式」が予定されていますが、そのころまでの約1週間は、桜の花の見ごろの時期が続くでしょう。近隣の地域の皆様、そして、新入生及びその保護者の皆様をお迎えするのに相応しい環境が整いました。昨日は、新しく着任した教職員を迎え、新体制での様々な会議を開き、芦間高校は新しいスタートを切りました。ぜひ、この桜の花の美しさを皆様方と共有し、新しい年度が素晴らしい年度になりますことを祈念したいと存じます。

366  年度初めのご挨拶  2014年04月01日(火)
 昨年度に引き続き、芦間高等学校の学校長として、その任に当たらせていただきます大西利男でございます。本校のHPを初めてご覧になられた方もいらっしゃるかと存じますので、改めて、ご挨拶をさせていただきます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 芦間高校では、総合学科という教育システムを備え、生徒の皆さん一人一人を大切にしようという切なる思いを込めて、必履修科目「産業社会と人間」をはじめとする充実したキャリア教育実践を中心に日々の教育活動を展開しています。また、芦間高校には、共生推進教室が設置され、たまがわ高等支援学校籍の生徒の皆さんと一緒に「ともに学び、ともに育つ」教育の実践を進めております。
 このように、生徒の皆さんの育成のために素晴らしい取組みを行っている芦間高校に、学校長として引き続き携わらせていただけることは、とても光栄なことですし、また、とてもありがたいことだと思っております。そのことに感謝を申し上げたいと思います。
 微力ではございますが、誠心誠意、学校経営・学校運営に邁進させていただきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

365  今年度の最後の日を迎えました。  2014年03月31日(月)
 本日、3月31日(月)、今年度の最後の日を迎えました。この1年間、多くの方々に、様々なかたちで本校を支えていただきました。まずは、そのことに対しまして、心より厚くお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 昨年度までの3年間は入学者選抜の志願倍率が徐々に下降しており、そのことを含めて様々な課題を抱える中、私は昨年の4月に学校長として着任させていただきましたが、その日以来、1年間が過ぎました。力及ばず、なかなか打開できない事柄も多く残りましたが、その中にあって、総合学科としての志願倍率は、1.77倍と大きくV字回復いたしました。これは、多くの方々に、改めて、芦間高校のことを知っていただき、理解していただいたお蔭だと思っております。やはり、本校は、注目度の高い学校だということが、これで証明されたと思っています。
 今年度、改善を図ることができたこと、改善にまで至らなかったこと、様々でございます。私としては、生徒の皆さんのために、そして、保護者の皆さんのニーズや要望に応えられるように、と尽力をさせていただいたつもりでございます。
 年度の最後に当たりまして、重ねてのことになりますが、改めて、お礼を申し上げます。本当に、この1年間、ありがとうございました。

364  桜五分咲き  2014年03月30日(日)
 先日の27日に、桜の木々にちらほらと花が咲き始めたのを見つけましたが、この週末には、堰を切ったように、一気にたくさんの花を付けて、早くも五分咲きになりました。そのスピードたるや、たいへん早く、とても驚かされました。
 本校は、校舎と校庭との間に、たくさんの桜の木を植えていただいていて、この時期の桜の花の美しさから、「桜高校」などと呼ばれているようです。今年も、「桜高校」としての本領が発揮される季節となって参りました。
 先日も申し上げましたが、本校では、来週の土曜日の4月5日に「花見の会」を催します。生徒の皆さん、保護者の皆さんは、もちろんのことですが、近隣の地域の方々にも、ぜひ、お越しいただいて、本校の桜の美しさを満喫していただければ幸甚に存じます。吹奏楽部や筝曲同好会や軽音楽部の演奏もございますし、茶道部による野点もございます。お時間が許せば、ぜひ、芦間高校にお立ち寄りください。心より、お待ち申しております。

363  オーストラリア語学研修終了  2014年03月30日(日)
 本日、3月30日(日)、朝9時過ぎ、オーストラリア語学研修を終えた生徒の皆さんが、2名の引率教員とともに、無事に関西国際空港に帰ってきました。長旅で少し疲れたような表情でしたが、生徒の皆さんの元気な姿を目の当たりにし、ほっとしたというのが正直な感想です。この間、現地での元気な姿をHPの写真等で拝見していたので、安心はしていましたが、やはり、生徒の皆さんの姿を見るまでは、何となく落ち着きませんでした。本当に、お疲れ様でした。
 現在は、「グローバル人材の育成」ということが、極めて重要なキーワードになっています。特に、大阪の府立学校においては、『府立学校に対する指示事項』の第2項目に掲げられているとおり、教育の最重要課題の一つとなっています。芦間高校でのこのような海外語学研修の取組みが、不可欠な時代になってきています。この約半月の経験は、参加した生徒の皆さんの将来に大きく影響を及ぼすであろうと思います。ぜひ、今回の体験を大いに生かして、世界に通用するような活躍ができる人になってください。今後のさらなる成長に期待しています。

362  オーストラリア語学研修の旅も終わりに近づいてきました。  2014年03月28日(金)
 オーストラリア語学研修の旅を続ける面面は、第2週も充実した日々を過ごしているようです。24日は、街中にあるアートギャラリーで、アボリジナルな作品に加え、油絵や彫刻、現代美術等をも見学し、また、博物館で、アボリジニが使っていた道具(武器や楽器等)を実際に手に取って見ることができたそうです。25日は、日本語クラスの日本語の授業で、現地の生徒たちが日本語で自己紹介を行うという取組みをするのに先立って、各生徒たちが用意してきたローマ字の原稿に間違いがないかどうかを芦間生がチェックをしてあげたそうです。その後は、折り紙やダルマ落としをして、日本の文化を楽しんだとのことです。また、英語の授業では、「障がいのある人へのサポートについて」というテーマで、27日に予定されている支援学級の生徒との交流の事前学習を行ったとのことです。26日は、校外学習。チョコレート工場で、機械の展示の見学と試食。その後、ホエールセンター(鯨に関する展示場)に行き、鯨の骨を見て、その大きさにビックリしたそうです。昼食後は、海の綺麗なグラニテアイランドに行き、記念写真撮影。戻るときは、馬が引っ張るトラムと呼ばれる乗り物に乗り、感動したそうです。27日は、パソコン室で、画像の加工の仕方を学び、オーストラリアの思い出になるようなポスターを作ったそうです。その後は、支援学級で、折り紙をマンツーマンで教えたそうです。日本語クラスでの授業のときよりも、より簡単に丁寧に教えるという難しさがあったようですが、みんな楽しそうで、とても良い経験になったとのことです。そして、本日、28日、オーストラリアンフットボールとバトミントンをした後、これまでバディたちが撮った写真や映像をハミルトンの先生が編集して作ってくれたDVDの鑑賞。思い出に残る珠玉の作品だったそうです。その後は、いよいよお別れのセレモニー。バディやホストファミリーと名残を惜しみ、号泣している人もいたそうです。明日29日は、ついに、お別れの日です。

361  桜開花  2014年03月27日(木)
 このところ、寒さも和らぎ、グランド脇の桜の木々も、蕾の膨らみ、花を咲かそうとする気配が少しずつ感じられるようになってきました。そして、本日、桜の木々の様子を見に行きましたところ、幾つか花を付けている枝を見つけました。いよいよ桜の開花です。私たちも、桜の開花を心待ちにしていましたが、桜の木々自身、私たち以上にこの日が来るのをじっと待っていたのではないでしょうか。新入生を迎える準備が佳境に入るのと歩調を合わせるがごとく、桜の花が咲き始めました。
 本校では、来週の土曜日の4月5日に「花見の会」を催します。生徒の皆さん、保護者の皆さんは、もちろんのことですが、近隣の地域の方々にも、ぜひ、お越しいただいて、おそらくその頃には満開になっているであろう本校の桜の美しさを満喫していただければ幸甚に存じます。吹奏楽部や筝曲同好会の演奏もございますし、茶道部による野点もございます。お時間が許せば、ぜひ、芦間高校にお立ち寄りください。心より、お待ち申しております。

360  学習サポーター募集中  2014年03月24日(月)
 芦間高校では、来年度(平成26年度)に向けて、共生推進教室Breeze生徒の学習活動や学校生活をサポートする「学習サポーター」を募集しています。教育や心理や福祉等について大学で学んでいる人や、ボランティア活動〔特に、青少年の支援〕に関心のある人など、ご連絡をお待ちしております。
 【仕事の内容】は、
  ◎授業サポート・・・授業の中に入り、Breeze生徒の学習がスムーズに進むようにサポートをします。
   具体的には、授業参加への働きかけ、ノート筆記のサポート、質問を受ける、個別の学習指導等です。
  ◎放課後活動サポート・・・授業以外にも、Breeze生徒の学校生活が充実するようにサポートをします。
   具体的には、話し相手、他の生徒との交流の手助け、放課後活動の企画、クラブ活動参加のサポート等です。
 【勤務形態】は、
  ◎概ね、「1回当たり3時間」が一つの単位となっています。
  ◎時間帯のパターンとしては、
    午前@(8:30〜11:30)    午前A(9:30〜12:30)
    午後@(13:00〜16:00)   午後A(14:00〜17:00 水・金のみ)
   があります。時間は、おおよその目安です。いずれも、火曜日を除きます。
 【待遇】は、
  ◎1回当たり、3,000円をお支払いします。ただし、交通費はございません。
 【お問い合わせ】は、
  ◎芦間高等学校「T-YamashitaNaok@medu.pref.osaka.jp」まで、メールでお願いします。

359  オーストラリア語学研修初めての休日  2014年03月22日(土)
 3月15日(土)にオーストラリア語学研修に出発して以来、1週間が過ぎました。17日のウェルカム・セレモニーを皮切りに、様々な体験をしているようです。英語の授業では、コミュニケーションを取るために役立つことや、オーストラリアに関する知識を教えてもらったり、また、紹介していただいたバディ(ハミルトン高校での学校生活を支援してくださる人)と昼食を取ったり、授業前にはメディテーション(瞑想)をしてリラックスした気持ちで授業に臨んだり、また、日本語の授業に参加して折り紙や日本語を教えたり、そして、調理実習でアボリジニのお菓子を作って、カンガルーのお肉とサラダとともに食べたり、・・・。19日には、校外学習で、ゴージワイルドライフパークに行って、コアラを抱っこさせてもらったり、カンガルーの群れの中を散策したりしたそうです。20日ごろになると、かなり慣れてきたせいか、ホストファミリーの家で過ごすことがだんだんと楽しくなってきたとのことでした。21日には、元宇宙飛行士の方の講演会に参加した後、セントラルマーケットでの散策、アジアの様々な国の食事が揃っているフードコートでの食事とお土産探し。そして、本日22日は、土曜日ということで、学校はお休み、ホストファミリーと楽しんでいることと思います。これまで、けがや病気の報告もなく、順調に過ごしてくれているようで、ほっとしています。どうぞ、後半の1週間も、健康管理には十分に留意して、より一層、様々なことを体験して成長してきてほしいと思います。

358  八島町会子ども会「鯉のぼり制作」  2014年03月21日(金・祝)
 本日、3月21日(金・祝)、八島町会の子ども会で「鯉のぼり制作」が行われ、小学校低学年のお子さんたちや、保育所や幼稚園に通うお子さんたちが集まって、5月の空に泳がせる鯉のぼりの絵付けを行いました。そして、この催しに、生徒会の役員を中心に、本校生徒の何人かがボランティアとして参加させていただきました。小さなお子さんに寄り添って、絵付けの手助けをしている本校生の姿は、誠に微笑ましいもので、少しの間でしたが、ほっとしたひとときを過ごさせていただきました。
 本校では、できるだけ地域の行事に貢献したいと思っておりますし、また、生徒には、異世代交流というものを折に触れて経験させてあげたいと思っています。今回のような催しは、その意味で、本校にとってたいへんありがたい機会でございます。地域連携・異世代交流は、生徒の成長にはとても大切なものですし、また、阪神淡路大震災・東日本大震災以降、特に、「つながり」「支え合い」といったことが改めて大切だということが再認識され、様々な立場の人々が手を携えて行う取組みは「絆」を深めるとてもよい機会になると思います。今回のような、地域の取組みに、学校としてより一層協力をしていきたいと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしく申し上げます。

357  Breeze生徒春休み校内実習  2014年03月20日(木)
 春休み期間中の3月17日(月)〜3月28日(金)において、新2・3年のBreeze生徒の皆さんが、校内で様々な実習を行っています。これは、校内の教員の各部署(分掌や学年や教科等)や各個人から、仕事の依頼を受けて、Breeze生たちで計画を立てて、協力して作業に取り組むというものです。
 17日(月)には、オリエンテーションが行われ、どのような仕事がどの部署から依頼されているのか、その仕事内容を確認しました。そして、仕事を依頼された先生のところへ行って、どの日にどのような仕事をするのかといったスケジュールを立てました。
 そして、昨日19日(水)と本日20日(木)は、
  ・木工や陶芸ができる実習棟の中のプロダクト室という教室で、棚拭きや木材処分などの大掃除。
  ・教務部の時間割作業に使う小さな木のコマに、科目名が印刷されたシールを貼る作業。
  ・進路指導室での、普段は動かさない大きな棚の裏側等の大掃除や、不要な進路雑誌をひもで括ってゴミ捨て場に運ぶ作業。
等を行いました。
 温度が高い日には、汗ばむこともあろうかと思いますが、どうか、いい汗をかいてください。将来の就労に繋げる意味でも、様々なことを経験することが大切だと思います。この校内実習の経験を、校外での職場実習に活かしていただきたいです。頑張りを期待しています。

356  入学者選抜合格者に対する学習指導〔第2日目〕〔クラブ体験〕  2014年03月18日(火)
 本日3月18日(火)の午後は、合格者の皆さんに、クラブ体験をしていただきました。本校には、運動系・文化系合わせて、約30種のクラブ〔同好会を含む〕があります。そして、加入率は7〜8割といったところでしょうか。いずれのクラブにおいても、顧問・部員ともに、とても熱心に活動しています。
 特に、卓球部は、全国選抜大会や近畿大会に出場する力を常に備えており、大阪の公立高校では有数の実力を保っています。また、男子バスケットボール部は、3大会連続で大阪府ベスト16という成績を誇っています。文化系では、美術部が力を付けており、大阪府高等学校美術・工芸展において、毎年のように賞をいただいております。また、書道部は、文化祭で特大筆による書道パフォーマンスを披露してくれました。これは圧巻でしたよ。どのクラブの部員の皆さんも、本当に意欲をもって、明るく元気に活動してくれています。
 13期生の皆さんも、入学されましたら、できるだけ、クラブに入っていただいて、学習活動とクラブ活動の両立をめざしていただきたいと思います。どのクラブも、決して、「入って損はない」と言えます。積極的に入部されますことを心待ちにしております。

355  入学者選抜合格者に対する学習指導〔第2日目〕〔学力リサーチ〕  2014年03月18日(火)
 昨日3月17日(月)と本日3月18日(火)の2日間、入学者選抜の合格者〔総合学科芦間高等学校の合格者240名と共生推進教室の合格者3名〕の方々に対する学習指導を実施しております。本日は、その第2日目ということで、午前中、「学力リサーチ」という、外部の教育産業との提携による基礎学力診断テストを実施いたしました。国語・数学・英語、それぞれ60分間ずつのテスト、合格者の皆さんは、とても真剣に取り組んでくれていました。
 我々教員の方は、4月以降、新入生の皆さんの学習指導に邁進していきますが、やはり、個々の生徒さんによって、得意・不得意、また、学習の到達度というものが異なっていると思います。この「学力リサーチ」の結果をしっかりと分析して、それぞれの生徒さんの学力実態を的確に把握し、個に応じたきめ細やかな学習指導に資することができるよう、尽力していきたいと思っています。

354  入学者選抜合格者に対する学習指導〔第1日目〕  2014年03月17日(月)
 本日3月17日(月)と明日3月18日(火)、入学者選抜の合格者〔総合学科芦間高等学校の合格者240名と共生推進教室の合格者3名〕の方々に対する学習指導を実施します。そして、本日は、その第1日目ということで、午前中だけのメニューですが、国語・数学・英語について、高校での学習の在り方やそのノウハウについて、説明をさせていただきました。国語については、外部の教育産業から講師を招聘し、3クラス合同で視聴覚室にて、国語力・言語力を磨くことの重要性や情報活用能力の大切さについての講話をさせていただきました。数学については、40名ごとに教室で、習熟度別少人数授業やノートの取り方等についての説明、また、英語については、授業の受け方や辞書の引き方等についての説明をさせていただきました。
 明日、3月18日(火)も登校日です。遅刻しないよう、時間厳守で、集合してください。必要な持ち物等、しっかりと準備をしておいてください。よろしくお願いいたします。

353  春期講習  2014年03月17日(月)
 第3学期の終業式が終わり、今年度の正規の授業は終わりましたが、本日、3月17日(月)より、進学のための教科学習を目的とした春期講習が始まりました。
 本校では、まずは、カリキュラムの枠内で、学習指導要領の趣旨に則って、充実した多様な選択科目を用意し、それぞれの生徒の進路実現に向けて指導を行っています。それに加えて、カリキュラムの枠外で、希望者を対象とする講習を行っています。いわゆる春休みに入った本日3月17日(月)から、早速、春期の講習が開始されました。
 本校の生徒の皆さんは、自分の進路の獲得に向けて、本当によく努力しています。先日卒業した10期生もしかりですし、11期生・12期生も、先生方の指導に従い、とても頑張っています。新しく入学する13期生の皆さんも、先輩たちの姿に学んで、大いに勉学に勤しんでいただきたいと思います。目標に向かって直向きに頑張る姿、それが、ある意味での本校の伝統です。頑張りを期待しています。

352  PTA役員会・実行委員会  2014年03月15日(土)
 本日、3月15日(土)、今年度最後のPTA役員会・実行委員会が開催されました。本日の会議においては、新年度の役員と実行委員〔いずれも平成26年5月24日(土)開催の新年度のPTA総会で承認予定の候補者〕の紹介をしていただき、また、5月31日(土)実施の文化行事の件等について、協議をしていただきました。その後、各専門委員会からの事業報告も行っていただきました。
 今年度の役員・実行委員の方々には、様々な面でご尽力をいただきました。そのことに対しまして、心より感謝をいたしております。この場をお借りして、改めて、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。また、本年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校としての役割が本校PTAには課せられておりました。そちらの方でも、本当にお世話になりました。重ねての言葉になりますが、お礼を申し上げます。
 新年度も、今年度同様、温かい雰囲気でのPTA活動を継続できますことを期待しております。引き続き、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

351  オーストラリア語学研修出発  2014年03月15日(土)
 3月15日(土)、本日は、待ちに待ったオーストラリア語学研修の出発の日です。参加する生徒の皆さんは、引率の2名の教員とともに、午前9時に、関西国際空港第1ターミナルビル4階の国際線出発ロビーHカウンター前に集合しました。校長挨拶の後、西鉄観光の担当者の方から、注意事項についての最終の説明があり、その後、保護者の方々や見送りの教員に見送られて搭乗していきました。
 この海外語学研修旅行が参加する生徒の皆さんにとっての「一生の思い出」になるよう、充実した楽しい旅になることを祈っております。保護者の方々にとっては、短いようで長く感じられる15日間かと思いますが、この15日間、本校のホームページの「海外語学研修現地速報」のコーナーで、現地での様子をお伝えする予定でございます。そちらの方をぜひご覧になっていただければ幸甚に存じます。3月30日(日)の朝には、生徒の皆さんの無事な姿を、そして、一回りも二回りも成長した姿を見せていただけることを期待しております。

350  教科書や副読本の購入  2014年03月14日(金)
 本日、3月14日(金)、第3学期終業式のあと、11期生・12期生の皆さんは、ホームルームで、この1年間の成績が書かれた通知表を担任の先生からもらいました。成績の方は、どうだったでしょうか。頑張ったところについては、ぜひ、自分で、自分を褒めてあげてください。課題の残った部分については、必ず、新年度の発奮材料にしてください。
 ホームルーム終了後、生徒の皆さんは、新年度に使う教科書や副読本を購入しました。まっさらのきれいな教科書等を手にして、勉強への意欲も新たになったことと思います。ぜひ、新入生〔13期生〕のよきお手本となれるよう、勉学の方においてもしっかりと励んでほしいと思います。そして、皆さんの勉学に対する頑張りが、必ずや、自分の自己実現や進路実現に繋がるということを信じて、精進してほしいと願っています。11期生・12期生の皆さん、新しい教科書や副読本を大切にして、力を十分に発揮していってください。

349  ビブリオバトルin守口小学校  2014年03月14日(金)
 昨年7月12日(金)の「ビブリオバトルin守口第一中」、12月16日(月)の「ビブリオバトルin芦間」に引き続き、本日、3月14日(火)、「ビブリオバトル」が守口小学校で開催されました。
 公式ウェブサイト「知的書評合戦ビブリオバトル」によると、「ビブリオバトル」とは、誰でも(小学生から大人まで)開催できる本の紹介コミュニケーションゲームのことで、
 1 発表参加者が、読んで面白いと思った本を持って集まる。
 2 順番に、1人5分間で本を紹介する。
 3 それぞれの発表の後に、参加者全員で、その発表に関するディスカッションを2〜3分行う。
 4 全ての発表が終了した後に、「どの本が最も読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行う。
 5 最多票を集めたものを『チャンプ本』として決定する。
が公式ルールだそうです。現在、「人を通して本を知る.本を通して人を知る」をキャッチコピーに、日本全国に広がっており、小学校、中学校、高校、大学、一般企業での研修や勉強会、図書館、書店、サークル、カフェなどで、広く活用されているそうです。
 今回の「ビブリオバトルin守口小学校」では、守口第一中学校の生徒の皆さんとともに、芦間高校からは1年生5名と2年生1名が参加し、小学校4年生の皆さんに読んでほしい本をそれぞれ5分間で紹介しました。そして、守口第一中生と芦間高生が発表した本の中で、最も読みたくなった本を4年生に選んでもらいました。発表の後、児童の皆さんからは、今回紹介した本への質問がどんどんと出されて、配付したプリントには、数多くの感想や意見を書いてもらえたとのことです。
 本校では、読書活動・図書館活動を推進しており、その一環として、「ビブリオバトル」に取り組んでいます。また、近隣の小・中学校との連携、地域貢献ということを踏まえてこの取組みを行っています。今後も、本というものを通じて、様々な交流ができれば幸甚に存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

348  第3学期終業式  2014年03月14日(金)
 本日、3月14日(金)、第3学期の終業式を行い、私の式辞においては、先日行われた卒業式で述べられた答辞の中から、「10期生から11期生・12期生へ送るメッセージ」の部分を紹介させていただきました。
○みんながいたから、頑張れた。クラブを「やめたい。」と思ったとき、「やめるなよ。」って言って止めてくれたのは仲間だった。
○クラブを3年間続けたということが、大きな自信になり、とても貴重な経験になった。
○11期生・12期生のみんな、もっともっとしっかりして、下級生のお手本になれるように、そして、先輩としての自覚を持たないといけないよ。
○特に、11期生は、芦間を引っ張っていく番だよ。より一層、いい雰囲気、居心地のよい芦間高校にしていってね!
○学校を休みがちな人へ。遅刻をしてしまう人へ。たくさんのことが学べて自分が成長できるから、ちゃんと、学校へ行きや!
 これらが、10期生を代表して、中西華菜さんが答辞の中で述べてくれた後輩たちへのメッセージでした。この内容を11期生・12期生の皆さんに紹介し、さらに、私の方から、
○当たり前のことを当たり前にできる、まずは、そのことを確実に行って、13期生のよきお手本になってほしい。
○具体的には、どなたに対してもきちんと挨拶をしてほしい。また、時間を守る、遅刻をしないようにしてほしい。そして、芦間高校をもっともっと居心地のよい学校にしていってほしい。
といったことに言及しました。
 さあ、いよいよ、13期生が入学してきます。そのための様々な準備を進めていかなければいけない時期となりました。11期生・12期生の皆さんは、自分の自己実現、そして進路実現ということも含めて、来る新しい年度を充実したものにしていってほしいと願っています。みんなで、力を合わせて、共にしっかりと頑張っていきましょう。

347  クラブ員大清掃  2014年03月11日(火)
 本日、3月11日(火)、クラブ員の生徒の皆さんが校内の大清掃を行ってくれました。本校では、全体の約80%の生徒の皆さんが、クラブに加入し、日々の活動に力を注いでいます。そのクラブ員の生徒の皆さんが、学期に1回ずつ、一斉に校内を清掃してくれます。本校の生徒の皆さんは、何事にも素直で積極的に取り組んでくれます。今日の清掃活動も、先生方のある程度の指示はあったものの、自分たちでとてもスムーズに作業をしてくれていて、日頃は手を付けない箇所等、かなり広範囲に渡って清掃をしてくれました。自分たちの学校をきれいにしようという気持ちをしっかりと持ってくれている、また、自分たちの学校を愛する気持ちをしっかりと持ってくれている、生徒の皆さんの姿を見ていると、そのことがとてもよく分かります。生徒の皆さんには、この場をお借りして、お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。今後も、生徒の皆さんと我々教員とが力を合わせて、より一層、この芦間高校を居心地のよい学校にしていきましょう。そして、13期生の皆さんにも、このよき伝統をしっかりと受け継いでいっていただきましょう。

346  オーストラリア語学研修直前説明会  2014年03月08日(土)
 本日、3月8日(土)、1週間後に出発を控えたオーストラリア語学研修についての最終直前説明会を行いました。校長挨拶の後、西鉄観光の担当者の方から、留意点について詳しく説明をしていただきました。参加される生徒の皆さんは、期待と不安が入り混じった、そんな複雑な心境ではないでしょうか。
 他の国の言葉を学ぶということは、言葉自身を学ぶのではなく、言葉の背景にあるその国の文化を学ぶということです。言葉には、必ず、それを話す人の思想、習慣、生活等が表れます。それを知ってこそ、言葉を学ぶ意味があるのです。そのように考えると、英語を母国語にしている人たちが住む国へ行って、そこで英語を学ぶことにはとても大きな意味があります。話すだけでなく、その背景にある文化も身をもって知ることができるのです。町や人、あらゆるものに興味をもって観察してきてください。私たちの国と何が違うのか、考え方の差はどこにあるのか、同じところはあるのかなど、とにかく何でも、見て聞いて、吸収してきてください。その中から、きっと、言葉の背景にある文化が見えてくるはずです。
 「言わずもがな」のことかもしれませんが、この約15日間の旅を楽しいものにするためには、ルールを守り、お互いに思いやりの気持ちをもって行動することが大切です。また、たくさんの方々にお世話になりますから、感謝の気持ちを忘れることのないよう、留意してください。
 この海外語学研修旅行が皆さんにとって「一生の思い出」になるよう、みんなで協力し合って、また、十分に睡眠を取るなど、健康管理にはくれぐれも気を付けて、楽しい旅にしてください。充実した旅になることを祈っております。

345  卒業式の余韻の残る中、次の準備へ  2014年03月07日(金)
 昨日の卒業式で卒業生の皆さんの歩む花道を彩ってくれた花々が、正門脇の通路の両サイドに置かれ、卒業式の余韻を醸し出してくれています。昨日は、本校10期生の卒業に際し、心温まるたくさんの祝意を賜り、本当にありがとうございました。改めて、関係者の方々にお礼を申し上げます。また、10期生の皆さんは、外連味なく立派な姿で巣立っていってくれました。ご卒業、本当におめでとうございます。改めて、お祝い申し上げます。皆さんの前途にある素晴らしい未来に気持ちを馳せたいと思います。
 さて、そのような中、これからは、徐々に、入学者選抜の合格者の皆さんを迎えるモードに移っていくことになります。今は、送ることと迎えることが交錯する時期です。まだまだ、10期生の存在感の残る中、新入生〔13期生〕の存在感との出会いに期待する気持ちも大きく膨らんできました。職員一同、徐々にモードを切り替えて、新入生を万全の体制で迎えられるよう、努めてまいりたいと思っています。

344  卒業式  2014年03月06日(木)
 本日、3月6日(木)、午前10時から、平成25年度第10回卒業式が行われ、3年生〔10期生〕の皆さんが、とても成長した姿で巣立っていってくれました。天候にも恵まれ、10期生の皆さんの旅立ちに相応しい式となりました。10期生の皆さんは、これまでの3年間、本当にしっかりと頑張って、自分の夢や志に向かい、着実に誠実に高校生活を送ってくれました。その意味で、今日の卒業式は、とても素晴らしい式となり、私自身も嬉しく、また、感動を覚えました。最後に、お忙しい中、お越しいただきましたご来賓の方々に対しまして、この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞
 本日、ここに、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、守口市立各中学校の校長先生方をはじめとする多数のご来賓の方々、及び、多数の保護者の方のご臨席のもと、大阪府立 芦間 高等学校、第十回卒業式を挙行できますことは、誠に慶びに耐えません。ご来賓の皆様方には、厚く御礼申し上げます。
 また、保護者の皆様には、3年間の過ぎし日々を思い起こされれば、感慨もまたひとしおのことと推察いたします。お子様のご卒業を心よりお慶び申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、本日、晴れの卒業の日を迎えました。ご卒業、本当におめでとうございます。
 皆さんは、平成二十三年四月、桜満開の頃、本校に入学し、そして今巣立っていこうとされています。
 思い起こせば、一年生の春、皆さんは、新しい仲間を作ろうという意欲をもって、高校での新しい生活をスタートさせました。校外学習、体育祭、文化祭等の行事、そして、日々の授業、クラブ活動等、戸惑いながらも、意欲をもって、主体的な努力というものを身に付け始めました。
 二年生では、台湾への修学旅行。地元の高校の生徒の皆さんとの国際交流等、日頃は体験できない、様々な事柄に取り組み、クラスや学年の絆を深めました。
 そして、三年生。体育祭では、応援団等で見事なリーダーシップを発揮し、皆が全力を出して走り、競技に花を咲かせました。芦間高校の伝統を創り上げてきた先輩方に負けない、いえ、それ以上の素晴らしい体育祭でした。
 文化祭でも、全クラスが演劇発表をしましたが、練習するたびに上手くなっていくところを目(ま)の当たりにし、皆さんのまじめさ、懸命に努力する姿に私達教員は心を打たれました。それが結果としてレベルの高い演劇となって、クラスの一体感をつくり、芦間高校の生徒の力を、保護者の皆様をはじめとする会場に来られた多くの方々に、示してくれました。
 進路実現においては、部活動との両立をしながら、最後まで努力を続ける人も多く、これからの芦間高校が進むべき道を教えてくれたように思います。上級学校への進学において、努力の成果をしっかりと表してくれました。また、就職を希望していた人たちには、とても厳しい経済環境でしたが、本当によくがんばったと思います。それぞれ、進む道は異なりますが、自分で勝ち取った進路を大切にして、今後の自己実現に向かって進んでいっていただきたいと思います。
 さて、今日は、私の式辞の中で、皆さんに三つのことを伝えたいと思いますので、よく聞いてください。
 まず、一つめです。それは、本校が総合学科であり、その総合学科で皆さんは学んだのだ、ということです。皆さんは、「産業社会と人間」という授業や「総合的な学習の時間」を中心に、自分というものを見つめ、自分の将来をしっかりと考え、これから先も含め、人生のどの時点においても、自分の目標や意欲を見いだせるようになってくれたことと思います。
 私は、以前に、別の学校で総合学科に関わりをもちました。それは、大阪で初めてできた総合学科高校でした。そのときから、総合学科の教育内容の素晴らしさを実感しました。特に、キャリア教育という点で、「総合学科は、そのトップランナーだ」と言われます。
 私は、総合学科が大好きですし、総合学科は、生徒の皆さんの成長を促すのに、とても有益な教育システムを備えている学科だと思っています。どうか、皆さん、総合学科で学んだということを誇りにしていただき、自分の自信に繋げていってください。
 次に、二つめです。先ほど本校の校歌を斉唱しましたね。校歌のメロディーは、授業が始まるごとに校舎に流れるメロディーチャイムのおかげでよく聞き慣れていることと思いますが、歌詞の方はいかがですか。歌詞もしっかりと覚えていますよね。
  自分の色彩(いろ)で輝きながら
  優しさと強さの翼をひろげ
  輝きの瞬間(とき)に
と続きます。ここで、覚えていてほしいのは「自分の色彩(いろ)」そして「輝きの瞬間(とき)」というフレーズです。
 最近は、若者の個性が乏しくなった、と言われることがよくあります。また、自分が輝くための夢や志をもつ高校生の割合が少なくなっている、とも言われています。特に、大阪の高校生は、そのことが顕著になっている、ということが、意識調査結果のデータから明らかになっています。しかし、総合学科である芦間高校で学んだ皆さんは、校歌のこの歌詞のとおり、しっかりと、自分の色彩(いろ)、つまり、自分の個性をもち、自分が輝くための高い志と果てしない夢をもってくれていると信じています。どうぞ、今の社会に大いに貢献できるよう、自分の個性を伸ばし、自分の志をしっかりと持ち続け、輝く自分というものを実現してほしいと思います。
 最後に、三つめです。それは、本校では、共生推進教室の生徒、つまり、Breeze(ブリーズ)の皆さんと、芦間高校の生徒の皆さんとが、一緒に、「ともに学び、ともに育つ。」ということを意識しながら、歩みを進めてきた、ということです。
 改めて、になりますが、府立たまがわ高等支援学校の共生推進教室、Breeze生の皆さんには、芦間高校の生徒の皆さんとともに3年間学んだことを証して、修学証書を交付いたしました、本当に、おめでとうございます。
 Breeze生の皆さんは、芦間高校生の皆さんからたくさんのことを学びました。また、一方で、芦間高校生の皆さんも、Breeze生の皆さんから、様々なことを学んでくれたことと思います。「ともに生きる」、その素晴らしさ、それを、これからの人生においても、どうか、忘れないでいてほしいと思います。
 以上、三つのことをお話しましたが、皆さんに伝わったでしょうか。一つめは、「総合学科で学んだことを誇りと自信に。」、二つめは、校歌の歌詞の中にあるフレーズ「自分の色彩(いろ)」「輝きの瞬間(とき)」、そして、三つめは、「ともに学び、ともに育つ。」そして「ともに生きる。」ということです。
 さあ、明日からは、新しい世界が皆さんを待っています。順調に進んでいけるときもあれば、悩み苦しむときもあるでしょう。どのようなときでも、自分を信じ、仲間を信じて誠実に生きてください。これまで相談にのってくれたり、支えになってくれたりした家族の方々、先生、友人など周囲の方々への感謝を忘れず、また、3年間この芦間高校で頑張ってきた自分の姿を思い起こし、自らを奮い立たせて一つ一つ着実に努力を積み重ねていただきたいと思います。
 最後に、皆さんの今後の活躍と健康を祈念して、私の式辞とさせていただきます。
              平成26年3月6日
                      大阪府立芦間高等学校
                         校長 大 西 利 男

343  卒業式準備完了  2014年03月05日(水)
 本日、3月5日(水)、午前中に卒業式の予行を終え、午後からは、教職員やクラブ員生徒の皆さんによって、式場設営が入念に行われました。
 赤い毛氈が敷かれ、長いメジャーを使って3連脚の横のラインが揃えられ、また、周囲の壁面には紅白の幔幕が張り巡らされました。そして、前方右の壁面の高いところには、式次第が大きく掲げられ、舞台正面には、国旗・校旗が掲揚されました。さらに、舞台の右サイドでは、生花が、文字どおり、式に花を添えてくれています。代表生徒の皆さんの所作や読み練習も、無事に終了しました。最後に、音響設備の点検を終えて、明日の準備が完了しました。
 さあ、いよいよ、卒業式の本番です。10期生の皆さん、ここまで、とてもよく頑張りました。1日早いですが、ご卒業、本当におめでとうございます。明日は、10期生の皆さんにとっての晴れの門出の舞台です。素晴らしい感動的な式になることを祈っております。

342  卒業式予行  2014年03月05日(水)
 本日、3月5日(水)、卒業式の予行が行われました。卒業生〔10期生〕に在校生〔11期生・12期生〕の代表参列者が加わり、「起立」「礼」「着席」等の全員が行う所作、答辞・送辞や卒業証書受領等の代表生徒が行う所作、校歌等の歌の練習等、入念に練習を重ねました。そして、私からは、参列生徒の皆さんに、儀式における国旗・国歌に関するお話をさせていただきました。
 また、予行終了後には、「大阪府教育委員会賞」「大阪府教育長賞」「全国総合学科高等学校長賞」の表彰をさせていただき、さらには、「皆勤賞」とBreeze生徒が受賞した「高校生新聞社賞」も披露させていただきました。また、同窓会の役員の方にお越しいただいて、同窓会の入会式も行いました。
 さあ、明日は、いよいよ、卒業式の本番です。素晴らしい感動的な式になることを願っています。10期生の皆さんが巣立つのに相応しい式にしましょう。

341  予餞会  2014年03月04日(火)
 本日、3月4日(火)、3年生〔10期生〕の皆さんが中心となり、予餞会が開催されました。予餞会とは、3年生の学年全体のお別れレクレーションのことで、毎年恒例の学年行事です。歌やダンス等のパフォーマンスを有志が披露し、担任団へのサプライズもあり、とても盛り上がりました。感動して、泣いている担任の先生もいらっしゃいました。また、10期生の皆さんは、本日が約1ヶ月ぶりの登校日であり、久しぶりに顔を合わせたということもあって、少しほっとしたような表情を顔に浮かべていました。
 明日は、いよいよ、卒業式の予行。そして、明後日は、卒業式の本番です。今日を入れて、あと3日で卒業です。3年間、長かったような、短かったような、そんな心境でしょうか。最後です。体調にはくれぐれも気を付けてください。予行と本番、10期生らしい素敵でさわやかな笑顔を見せてください。

340  第2学年進路ガイダンス  2014年03月04日(火)
 本日、3月4日(火)、2年生〔11期生〕の皆さんを対象とする進路ガイダンスを開催いたしました。11期生の皆さんは、あと約1ヶ月で3年生です。いよいよ、本格的な進路獲得モードに入りました。
 この11期生からは、これまで本校が取り組み続けてきた「チューター制度」を廃止して、ASMサポートシステムや志望校別レベル別分野別課題別の進路対策講座等を中心とする新たな進路指導の取組みを行うことにしています。このことに関しましては、以前に、保護者集会でもご説明させていただき、この校長ブログにも掲載させていただいたところでございます。
 やる気のある生徒の皆さんが自主的に勉学に励むことができるよう、これまでの「チューター制度」の個別性等のよさを引き継ぎつつ、これまでの「チューター制度」が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを構築していこうと考えております。
 どうぞ、11期生の皆さん、学年の先生や進路指導の先生にアドバイスを受けながら、自分の進路をしっかりと切り拓いていっていただきたいと思います。今後の頑張りを期待しています。

339  第12期生百人一首大会上位決定戦  2014年03月04日(火)
 去る1月9日(木)に、1年生恒例の百人一首大会が本校体育館で行われ、12期生の皆さんが、寒い体育館で熱い戦いを演じました。クラス対抗では、優勝が6組、準優勝が5組でした。また、2回の通算取り札で競う個人戦では、1位が80枚、2位が74枚、3位が69枚という素晴らしい成績を収めてくれました。
 その戦いを受けて、本日、3月4日(火)、個人戦ベスト20位までの生徒による上位決定戦が行われました。流石に、今日の戦いに駒を進めた20名は、実力者揃いで、緊迫した白熱の戦いになりました。
 国語の授業で学習した成果がこのような場で発揮され、生徒の皆さんには大いに励みになったことと思います。今後も、このように、授業の中で得たものを発表する場を、学校として、より一層たくさん設けて、生徒の皆さんの意欲の向上に繋げていきたいと考えています。

338  PTA環境保健委員会花植え  2014年03月01日(土)
 本日、3月1日(土)、PTAの環境保健委員会の方々が中心となり、校舎周りの花壇に花を植えていただきました。最近は、少し、寒さが和らいできてはおりますが、この日は、あいにくの雨模様で、作業された方々は、さぞ、お疲れになられたことと存じます。皆様ご苦労さまでしたと申し上げますとともに、感謝の意を表します。本当にありがとうございました。きっと、生徒の皆さんの心の癒しになることと思います。そして、3月6日(木)の卒業式に、文字どおり、花を添えていただくことができました。
 本校のPTAでは、本部役員会をリーダーとして、生活指導委員会、進路指導委員会、教養推進委員会、広報委員会、環境保健委員会の五つの委員会と各学年委員会が積極的に活動されています。本校は、様々な場で、様々なかたちで、PTAの方々に支えられながら学校運営をさせていただいております。今年度、1年間、本当にお世話になりました。この場をお借りして、改めて、PTAの方々のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。今後も、保護者の方々と我々教員とが手を携えて、生徒の皆さんの成長のために寄与していきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

337  合格者説明会  2014年03月01日(土)
 本日、3月1日(土)、入学者選抜の合格者〔総合学科芦間高等学校の合格者240名と共生推進教室の合格者3名〕の方々に対する説明会を実施しました。
 教頭先生の挨拶の後、教務関係、生徒指導関係、保健関係等、今後の学校生活に不可欠な事柄について説明をさせていただき、必要書類を回収させていただきました。芦間の13期生(共生推進教室は5期生)となられる皆さん、芦間生としての実感と自覚が少しずつ芽生えてきていますでしょうか。芦間高校は、キャリア教育の推進を軸とした、総合学科という素晴らしい教育システムを備えた学校です。どうぞ、自分をしっかりと見つめ、自分の将来を見据え、そして、自分を大切にして、充実した学校生活を送ってください。我々、教職員一同、様々な角度から支援をさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 なお、次の登校日は、3月17日(月)と3月18日(火)です。遅刻しないよう、時間厳守で、集合してください。必要な持ち物等、しっかりと準備をしておいてください。よろしくお願いいたします。

336  春近し、弥生3月を迎えました。  2014年03月01日(土)
 春近し、弥生3月を迎えました。校庭の木々には、見かけはまだまだ冬仕様のような感じを受けますが、しかし、確実に、芽吹き、春の息吹というものが少しずつ感じられるようになってきました。
 さて、3年生の皆さんが巣立つ卒業式が5日後に迫り、準備も万端といったところです。先日の卒業判定会議において、Breeze生の3名を含め、3年生の在籍生徒の皆さん全員の卒業が決まりました。これは、とても素晴らしいことです。卒業、おめでとうございます。少し早いですが、月も改まりましたので、お祝いの言葉を申し上げます。
 また、1・2年生の皆さんは、今年度最後の定期考査である学年末考査の真っ只中です。しっかりと勉強し、好成績を収めて、全員進級を果たしていただきたいと願っています。
 いずれにしても、来る新しい年度を見据え、新たな旅立ちに備え、しっかりと準備をしていっていただきたいと思っています。そして、春の到来と同時に迎える「新しい自分との出会い」を楽しみして、3月の日々を過ごしていってほしいと思います。

335  入学者選抜合格者発表  2014年02月27日(木)
 本日、2月27日(木)、入学者選抜の合格者発表を行い、総合学科芦間高等学校の合格者240名と共生推進教室の合格者3名を発表させていただきました。
 あいにくの雨で、受検生の皆さんは、傘を差しながらの合格番号確認となりましたが、そこには、悲喜こもごもの姿がありました。不合格になられた方々には、本当に申し訳ありませんが、今後のご活躍をお祈り申し上げます。合格された方々には、心よりお祝いを申し上げます。合格、本当におめでとうございます。本校の13期生(共生推進教室は5期生)として恥じないよう、素晴らしい高校生活を送ってください。そして、芦間をめざしたけれども不合格となった方々がたくさんいたということを忘れないで、その方々の分まで、しっかりと学業を収めてください。合格者の方々の頑張りを期待しています。
 なお、合格者説明会が、3月1日(土)の午前9時から、本校体育館で行われます。必要な書類等をお忘れなきよう、ご準備をよろしくお願いいたします。

334  Breeze3年高校生新聞社賞受賞  2014年02月25日(火)
 Breeze3年生(3名)の皆さんが、本校での頑張りが評価され、第16回「高校生新聞社賞」を受賞しました。
 これまで、Breeze3年生の皆さんは、授業に行事にクラブにと、本当によく頑張ったと思います。とりわけ、職場実習では、慣れない仕事を自分のものにするべく、とても努力し、3名とも、見事に就労先を獲得しました。皆さんの著しい成長に対して、私も本当に嬉しく思いますし、敬意を表したいと思います。その意味で、この「高校生新聞社賞」受賞は、大いに誇りにしていただきたいと思いますし、これからの人生における自分自身の自信に繋げていってほしいと思います。卒業式の予行(3月5日実施)の際に、表彰をさせていただきたいと思います。Breeze3年生の皆さん、楽しみにしていてください。

333  本校の鎌田則子教諭が大阪府教職員互助組合の季刊誌で紹介されました。  2014年02月24日(月)
 大阪府教職員互助組合の季刊誌「希燦時(きさんじ)」に、カヤック日本代表としてオリンピックに2大会(アテネ大会500mカヤック9位、北京大会500mカヤック6位)連続出場した鈴木祐美子さんとその高校(大阪府立旭高等学校)時代の恩師である鎌田則子教諭(現芦間高等学校保健体育科教諭)との対談が掲載されました。
 鈴木さんは、旭高校のバレーボール部で顧問の鎌田教諭と出会い、高校時代はバレーボールに打ち込み、厳しい練習が実って、大阪でベスト8にまで進出したそうです。高校卒業後、鈴木さんは、武庫川女子大学に進学し、鎌田教諭の強い進めで、カヤックを始めたそうです。そして、オリンピック選手にまで成長することとなり、「私が今日あるのは、鎌田先生のお蔭」という、鈴木さんの熱い思いのこもった言葉が印象的でした。鎌田教諭と鈴木さんとの素晴らしい師弟関係にとても感動いたしました。

332  共生推進教室入学者選抜面接実施  2014年02月21日(金)
 本日、2月21日(金)、共生推進教室入学者選抜の面接を実施しました。今回の選抜における本校の共生推進教室の志願者は、過去最高の12名となりました。志願倍率にして4.00倍です。本校の共生推進教室への注目度の高さをとても実感させていただく選抜となりました。受検生の皆さんは、緊張の中での面接であったと思いますが、落ち着いて質問に答えることができましたでしょうか。また、中学校での日頃の学習の頑張りをしっかりと面接官に伝えていただけたでしょうか。受検生の皆さん、たいへん、お疲れ様でした。また、保護者の方々もご苦労様でした。面接が終わって、様々な想いで学校を後にされたことと思います。27日に合格者発表を行います。共生推進教室の選抜に志願された方々、そして、保護者の方々、27日、本校の合格者発表会場にお気を付けてお越しください。よろしくお願いいたします。

331  入学者選抜学力検査  2014年02月20日(木)
 本日、2月20日(木)、前期入学者選抜の学力検査を実施しました。今回の選抜における本校の志願者は、最近の5年間では最高の425名となり、1.77倍の志願倍率となりました。受検生の皆さんは、緊張の中で受検されたことと思いますが、落ち着いて取り組むことができましたでしょうか。また、日頃の学習で培った学力をしっかりと発揮していただけたでしょうか。たいへん、お疲れ様でした。学力検査が終わって、様々な想いで学校を後にされたことと思います。27日の合格者発表までの期間がとても長く感じられると思いますが、今、しばらくお待ちください。
 また、明日、2月21日(金)は、共生推進教室の選抜の面接が実施されます。共生推進教室の選抜に志願された方々、明日、皆さんの元気な姿をお待ちしています。どうぞ、お気を付けて本校にお越しください。

330  入学者選抜学力検査前日  2014年02月19日(水)
 明日、2月20日(木)は、いよいよ、前期入学者選抜の学力検査が実施されます。そこで、本日は、学力検査実施に向けての準備を万全の体制で行いました。
 今回の選抜における本校の志願者は、最近の5年間では最高の425名となりました。志願倍率にして、1.77倍です。受検生の方々の熱い想いに応えるべく、検査場の整備等を入念に行いました。緊張の高まりの中での受検ということになると思いますが、落ち着いて取り組んでいただけることを願っています。また、インフルエンザが流行っていますので、受検生の皆さんには、くれぐれも体調管理に気を付けていただき、これまでの中学校での学習の成果を遺憾無く発揮して、悔いの残らないよう頑張っていただきたいと思います。また、受検票等、持ち物については、最終確認をしっかりと行ってくださいね。では、明日、受検生の皆さんの元気な姿をお待ちしています。お気を付けて本校にお越しください。

329  入学者選抜志願書受付〔昨日第2日目終了〕  2014年02月18日(火)
 昨日、2月17日(月)は、入学者選抜の志願書受付の第2日目(最終日)でした。例年ですと、第2日目は、出願者は数名なのですが、昨日は、午前中に、例年より多くの方が来られました。そして、結果として、総合学科芦間高校については、昨日の第2日目には29名の出願があり、第1日目と合わせて、出願者合計が425名となりました。志願倍率にして、1.77倍です。また、共生推進教室においても、合計で12名の出願者があり、過去最高となりました。今年度は、広報誌の発刊に力を入れ、外部での説明会への教員の動員増等、中学生の方やその保護者の方、そして、中学校の先生方や教育産業(塾)の先生方への情報提供に尽力してまいりました。また、学校協議会で有益なアドバイスをいただき、中学校訪問や塾訪問を充実させることができたことも大きな要因であったと思います。トータルとして、今年度の広報活動の成果がはっきりと表れた結果だと思っています。そして、芦間高校は注目度の高い学校だということがよく分かりましたし、そのことが明確に実証できたと思っています。
 受検生の皆さん、20日の学力検査に向けて、体調を万全に整えてください。インフルエンザが流行っていますので、くれぐれもご自愛ください。20日には、皆さんの元気な姿をお待ちしています。お気を付けてお越しください。

328  第3回学校協議会  2014年02月15日(土)
 本日、2月15日(土)、本年度(平成25年度)の第3回学校協議会を開催いたしました。お忙しい中、ご出席いただきました委員の方々に、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 会議におきましては、学校側から、「本年度(平成25年度)の学校経営計画」の達成状況等の報告に引き続き、「次年度(平成26年度)の学校経営計画」について説明させいただき、それを踏まえて、これまでの取組みについての評価、今後の取組みの進め方や考え方について、議論を深めました。特に、「生徒の確かな学力の育成及び教員の授業力の向上」「夢と志を育むためのキャリア教育及び確実な進路実現につながる進路指導の充実」「安全・安心で居心地のよい学校環境づくり、カウンセリングマインドを伴った生徒指導の徹底、生徒の生活規律・自己管理の徹底」「広報活動の充実」等、忌憚のないご意見やご提言をいただくことができました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、昨年度(平成24年度)より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

327  入学者選抜志願書受付〔昨日第1日目終了〕  2014年02月15日(土)
 昨日、2月14日(金)は、入学者選抜の志願書受付の第1日目でした。あいにく、大雪という悪天候となり、志願書を提出に来られた受検生の皆さんには、たいへんご不便をおかけすることになってしまいました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかしながら、例年とは異なり、午前中からも結構たくさんの方が来られ、お昼ごろまでにはすでに約100名の方が出願されました。そして、午後からも、15時過ぎまでほぼ絶え間なく来校され、結局、総合学科芦間高校には396名の方が出願されました。先日発表されました進路希望調査における出願希望者439名には及びませんでしたが、志願倍率にすると1.65倍となり、過去5年間では最高となりました。中学校の先生方や教育産業(塾)の先生方のご指導に、感謝を申し上げます。先生方にご理解をいただいた結果だと思っております。ありがとうございました。そして、共生推進教室においても、出願者が9名となり、昨年と比べて大幅増となりました。出願していただいた方々には、心より感謝を申し上げます。
 週明けの2月17日(月)にも、志願書受付を行います。今日の雪で、来校しにくかった方もいらっしゃるかと存じます。ぜひ、お待ち申しておりますので、どうぞ、お気を付けてお越しください。よろしくお願いいたします。

326  久しぶりの雪景色  2014年02月14日(金)
 昨夜から降り続く雪が、昼過ぎまで止まず、久しぶりの積雪となりました。5〜10cmぐらいは積もったでしょうか。辺りは、一面の銀世界となりました。
 生徒たちは、珍しい雪を目の当たりにして、雪が止んだ後の休み時間には、雪合戦に興じていました。まるで小学生のように、きゃーきゃーと、とても楽しそうにはしゃいでいました。そして、誰が音頭を取るともなく、雪だるまを作っていました。そして、折しも、本日は入学者選抜の志願書受付の初日です。でき上がった雪だるまには、「頑張れ受検生」「合格祈願」「Welcome芦間」という言葉をあしらったビニールエプロンを掛けてくれていました。自分たちが楽しむ中にあって、他の人のことを気にかける優しさ、「おもてなし」の気持ちをもってくれているんだな、と感心しました。極寒の中に温かさを感じることができ、ほっこりとした気分になりました。久しぶりの雪に感謝です。

325  平成26年度当初予算案  2014年02月14日(金)
 昨日、2月13日(木)に、府立学校説明会が開催され、平成26年度当初の府立学校関係の予算についての説明がありました。そして、本日、2月14日(金)、それを含め、大阪府全体の平成26年度当初予算案が公表されました。
 教育振興室の府立学校関係予算においては、約143億円が計上され、これは前年比で約54億円以上の増となっています。主な増要因としては、「府立知的障がい支援学校新校整備事業費」の大幅増、「府立高等学校再編整備事業費」「骨太の英語力養成事業費」「英語教育推進事業費」「キャリア教育支援体制整備事業費」「学校情報ネットワーク再構築事業費」の創設等が挙がっています。
 また、これらとは別に、施設財務課の予算において、公立高等学校就学支援金事業費(約51億円)と公立高等学校奨学給付金事業費(約8億4千万円余り)が計上されました。
 府民の皆様方からいただいた税金を無駄にせず、対費用効果を常に意識しながら、日々の教育活動を充実させていきたいと思っております。

324  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕総学論文全体発表  2014年02月13日(木)
 2月13日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業において、これまで取り組んできた「総学論文」の全体発表(プレゼンテーション)が本校体育館で行われ、各講座での優秀作品が披露されました。
 以前にも述べましたが、この授業では、生徒の皆さんが、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容をもとにして、約4000字の論文を書いて発表するという取組みを行っています。
 昨年の4月以降取り組んできた論文が完成し、先日1月30日の授業で、生徒の皆さんは各講座教室で発表を行い、本日は、その中の優秀作品の発表となっています。発表者は13名で、発表のテーマは、以下のとおりです。
   1.殺処分される犬、猫について   2.チーム医療の必要性
   3.「らしさ」とは何か   4.世界の現状 〜先進国と発展途上国の比較〜
   5.日本人が英語に強くなるコツ   6.ポケモンゲームの人気の秘密
   7.けがとスポーツ   8.言語と環境   9.子どものLINEやSNSの規制について   10.胎内記憶
   11.パソコンを使った音楽について 〜ボーカロイドの魅力と可能性   12.生物の進化   13.日本文学の今と昔
 発表後、審査結果が公表され、9番目の「子どものLINEやSNSの規制について」をテーマに発表した3年3組住(すみ)瑞帆(みずほ)さんが最優秀に選ばれました。おめでとうございます。本日の発表は、いずれも、内容が豊富で、また、プレゼンも見事で、生徒の皆さんの大いなる努力の跡が伺えました。今後も、今回のプレゼン発表の経験を生かして、さらにプレゼンテーション力に磨きをかけてくれることを期待しています。

323  選択科目「総合陶芸」作品展示  2014年02月12日(水)
 本校の選択科目「総合陶芸」の受講生徒の皆さん〔すべて3年生〕の卒業記念作品が仕上がり、正門近くのフェンス沿いに掲示していただきました。写真で示したものがその作品です。校歌の歌詞「輝きの瞬間(とき)に」という文字を力強くあしらった素晴らしい作品です。「総合陶芸」担当の井野教諭にお聞きしましたところ、製作時にはたいへんなご苦労があったということでした。素人の私が見ても、たいへんな力作で、全体の構成のバランスをこのようにしっかりとしたものにするためには、受講生徒の皆さんが心を一つにしなければ、なかなかうまくいかないだろうなと思いました。
 「総合陶芸」を受講していた3年生の生徒の皆さん、たいへんご苦労様でした。そして、素晴らしい作品をありがとうございました。大切にさせていただき、毎日の励みにさせていただきます。そして、皆さんも、自分の「輝きの瞬間(とき)」をしっかりと持って、これからの人生を歩んでいってください。本当にありがとうございました。

322  朝の交通安全指導週間  2014年02月10日(月)
 本日2月10日(月)から2月14日(金)まで、自転車マナーを含めて、本校生徒の交通安全に関するマナーの向上のための取組みを行う「朝の交通安全指導週間」を実施します。具体的には、朝の生徒登校時と夕方の生徒下校時に、正門前、正門付近の信号、裏門前、裏門付近の信号のところに教員が立ち、生徒の状況を見守るとともに、自転車走行や歩行のマナーについて指導を行います。
 特に、自転車マナーについては、大人も含めて、昨今の交通安全に関する大きな課題となっています。先日も述べましたが、今後、警察との協力のもと、近隣の高等学校とも連携して、マナーの向上に努めたいと思っています。近隣の皆様、地域の皆様、どうぞ、本校生徒の交通安全マナーという点で、不適切な行動を見つけられましたら、必ず、ご一報ください。なかなか、一進一退、いたちごっこ的なところはございますが、ねばり強く指導を重ねていきたいと思っておりますので、どうぞご協力をお願いいたします。

321  第4ブロック美術工芸生徒実技講習会  2014年02月09日(日)
 本日、2月9日(日)、本校内で、第4ブロック美術工芸生徒実技講習会が開かれ、守口東高等学校と枚方なぎさ高等学校のそれぞれの美術部の生徒の皆さんが本校に来られ、講習会に参加されました。
 今回の講習会では、本校の実習棟の設備を活かして、陶芸による作品製作をしていただきました。本校の陶芸担当教諭の井野智絵先生からの基本操作の説明の後、参加された生徒の皆さんは、熱心に作業に取り組んでいました。陶芸については、美術・工芸関連の学科の設置校以外の学校であれば、本校のような総合学科でないと、電動ろくろ等の設備がなかなか揃っていないというのが実状だと思われます。ですので、このような機会に、ぜひ、本校の設備を活用して、技術の習得に役立てていただければ幸いでございます。
 また、今後も、このような機会があれば、ぜひ、お越しください。お待ち申しております。

320  日本語ワープロ検定・文書デザイン検定  2014年02月08日(土)
 本日、2月8日(土)、本校内で、本校生徒を対象に、日本語ワープロ検定・文書デザイン検定(ともに日本情報処理検定協会主催。今回が今年度の最終実施。)が行われ、Breeze生徒の皆さんを含め、多くの生徒の皆さんが受検しました。
 ワープロでの文書作成は、いまや、事務仕事には必要不可欠なことであり、自分の将来に向けての技能習得という意味において、ぜひ、しっかりと取り組んでおいてほしい事柄だと思います。本校は、総合学科ということで、様々な科目を開設しておりますが、その中で「文書処理研究」という科目〔2・3年対象。今年度は3講座成立。〕を設けており、受講生徒の皆さんはワープロ技術の習得に励んでいます。
 また、本校の生徒の皆さんは、日本語ワープロ検定・文書デザイン検定の他に、英語検定、漢字検定、数学検定、簿記検定、PC検定、情報処理技能検定、ITパスポート検定、建築CAD検定等にもチャレンジしています。これらに合格すれば、難易度に応じて、1〜3単位を学校として単位認定させていただいています。また、これらの検定に合格すれば、自分の将来にも大いに役立ちます。生徒の皆さんは、これらの検定を自分の目標や自分の励みとして、合格に向けて、日々、コツコツと練習を積み重ねているのです。
 本校への入学を希望している中学生の皆さん、本校にめでたく入学されましたら、先輩たちに負けないよう、ぜひ、これらの検定を受けてみて、自分の技量を磨いていってください。期待しています。

319  大阪府立高等学校PTA協議会平成25年度研究集会  2014年02月07日(金)
 本日、2月7日(金)、大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)にて、大阪府立高等学校PTA協議会(略して、「府高P」という。)の平成25年度研究集会が開催され、本校PTAの松会長様、吉本副会長様、河合書記様とともに出席してまいりました。
 研究集会では、以下の発表が行われました。
  ○第4ブロック代表:四條畷高等学校  発表者:PTA会長 早矢仕隆男様
    テーマ:進路指導とPTA「PTAができること!」
  ○第5ブロック代表:夕陽丘高等学校  発表者:PTA会長 神尾敦子様
    テーマ:進路指導とPTA「子どもの志を伸ばすために」
  ○第7ブロック代表:懐風館高等学校  発表者:PTA会長 松本典子様
    テーマ:進路指導とPTA「社会で役立つ力を育むために 〜懐風館流〜 」
 発表後の投票により、懐風館高等学校PTAのご発表が最優秀に選ばれ、今年7月の近畿地区高等学校PTA連合会大会(奈良県で開催)においてのご発表が決定しました。いずれのご発表においても、それぞれの学校でのPTAの熱心な活動が紹介され、素晴らしいご発表でございました。発表者の方々、運営に携わられた府高Pの役員等の方々、そして、参加されました各校PTAの皆様、どうもお疲れ様でした。楽しい有意義な研究集会、どうもありがとうございました。

318  センター試験最終集計結果公表  2014年02月06日(木)
 本日、2月6日(木)、1月18日(土)から1月19日(日)にかけて実施された大学入試センター試験の最終集計結果が、大学入試センターから公表されました。
 主な科目の平均点は、以下のとおりです。
  国語98.67点
  世界史B68.38点、日本史B66.32点、地理B69.68点
  数学T・数学A62.08点、数学U・数学B53.94点
  物理T61.64点、化学T69.42点、生物T53.25点、地学T50.22点
  英語筆記118.87点、英語リスニング33.16点
 先日も述べましたが、国語がかなり難しかったようで、過去最低であった昨年度の平均点101.04点をさらに下回り、ついに、初めて5割を切りました。受験生の国語力が落ちてきているのか、それとも、出題内容が不適切であったのか、大学入試センターには、ぜひ、検証をしていただきたいと思います。さらに言わせていただければ、今回のように古文が難しくなると、現代文100点、古文+漢文100点という配点も妥当なのかどうか、つまり、古文+漢文のウエイトが高すぎるのではないか、ということについてもクローズアップされてくると思いますので、その当たりのことについても、検証・検討する必要があるのではないかと思います。
 いずれにしても、センター試験については、教育再生実行会議の主導のもと、大きな改革の方向性が決定しています。今後、大きな枠組みとともに、各科目の出題内容や配点の妥当性等、洗いざらい、根底から、議論していただくことを願っています。

317  自転車マナー向上の取組み  2014年02月04日(火)
 本校では、生徒の自転車マナー向上に向けて、様々な取組みを行っています。毎朝、校門前で生徒指導部員が赤い旗をもって交通整理をし、1月下旬には、大日の交差点で、生徒会執行部の生徒が、教員とともに交通安全指導の取組みを行いました。また、始業式や終業式等の全校集会においては、学校長と生徒指導主事が動画やスライドを用いて、自転車事故の恐ろしさや損害賠償の実態等について解説をしています。なかなか、一進一退、いたちごっこ的なところはありますが、ねばり強く指導を重ねていきたいと思っています。
 先日、大阪府交通対策協議会が作成したリーフレット「自転車の正しい乗りかた」の電子データが大阪府教育委員会保健体育課から送付されてきました。こちらをクリックしていただければ、ご覧いただけますので、よろしくお願いいたします。
自転車の正しい乗りかたP1        自転車の正しい乗りかたP2
自転車の正しい乗りかたP3        自転車の正しい乗りかたP4

316  PTA韓国語入門講座  2014年02月01日(土)
 本日、2月1日(土)、PTA教養推進委員会主催の「芦間高校 韓国語入門講座」が開催されました。講師は、本校の選択科目「韓国朝鮮語文化入門」の授業を担当していただいている非常勤講師の朴柱炯先生に務めていただき、30名の保護者の方々が参加されました。韓国の文化や風習、日本との違い等についてのお話を交えながら、文字や発音を教えていただき、ハングルを読みました。2時間があっという間に過ぎ、参加された保護者の方々には、とても満足していただけたようでございます。
 本校は、総合学科ということもあり、生徒が学ぶための選択科目の種類がとても豊富で多岐に渡っています。その中でも、特に、「韓国朝鮮語文化入門」「中国語文化入門」「手話」「点字」「カウンセリング」「福祉基礎」「看護T・U」「和太鼓入門」「CAD入門」「絵手紙入門」「コンピュータミュージック」「ワープロ研究」「旅行入門講座」「世界遺産をたずねて」等、特色ある科目が多く開設されています。このような科目については、生徒のみならず、できるだけ保護者の皆様にも提供するとともに、さらには、市民講座的なものに発展させていければと考えています。今回の「韓国語入門講座」もその一環として実施させていただきました。
 来年度も、今年度同様、PTA教養推進委員会主催で、様々な講座を企画していただければ幸甚に存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

315  如月を迎えました。  2014年02月01日(土)
 2月を迎えました。日本では、旧暦の2月を「如月(きさらぎ)」と呼び、現在では、新暦2月の別名としても用いられているようです。ある書物によると、「きさらぎ」という言葉の由来については、防寒のために衣〔きぬ。着物のこと。〕を更に重ねて着ることから「衣更着(きさらぎ)または着更着(きさらぎ)」、気候が更に春めいて来る季節であることから「気更来(きさらぎ)」、草木が生え始める時期であることから「生更木(きさらぎ)」、草木の芽が張り出す時期であることから「草木張月(くさきはりづき)」という言葉ができ、これが転じた、等の諸説があるそうで、これらの説については、とても興味深く感じました。とはいえ、校庭の木々の芽吹きは、もう少し先のようで、今は、人も木々も春が来るのをじっと待ち、耐えているというのが実感ですね。
 さて、生徒の皆さんは、今のこの時期をどのように過ごしているでしょうか。3年生の皆さんは、4月には、新たな環境での生活が始まります。4月からの新たな生活がスムーズにスタートできるように、また、4月からの新たな飛躍が望めるように、今は「助走」の時期だと捉えてください。飛行機が離陸する際、スムーズに離陸できるか否かは、滑走路での「助走」の状況に掛かっています。十分な「助走」があって、初めて、離陸がスムーズにできるのです。そのイメージを自分自身にも重ねてみてください。そして、これは、3年生だけではなく、1・2年生の皆さんにとっても同じことで、それぞれ進級した新しい学年でのスタートのためには、今の時期が大切なのです。2月・3月に十分な学習習慣の確立ができれば、4月はその勢いでどんどん進んでいくことができます。逆に、2月・3月の努力を怠ると、4月が自分にとってとても辛い時期になってしまいます。そのような意味で、生徒の皆さんには、一人ひとり、この2月・3月の過ごし方をしっかりと意識して、学校生活を送っていただきたいと思います。

314  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕総学論文発表  2014年01月30日(木)
 1月30日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業において、これまで取り組んできた「総学論文」の各講座教室での発表が行われました。
 以前にも述べましたが、この授業では、生徒の皆さんが、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容をもとにして、約4000字の論文を書いて発表するという取組みを行っています。
 昨年の4月以降取り組んできた論文が完成し、本日の授業では、生徒の皆さんが、各講座教室で発表を行いました。とても内容の豊富な発表が多く、生徒の皆さんの努力の跡が伺えました。本日の発表の結果、優秀な内容の論文については、2年生の代表者として、2月13日(木)の体育館での全体発表にコマを進めることになります。どうぞ、代表に決まった生徒の皆さんは、さらにプレゼンテーション力に磨きをかけて、一段と飛躍した姿で登壇されることを期待しています。

313  おうしゅうグリーン・ツーリズムの役員の方々が来校されました。  2014年01月29日(水)
 本日、1月29日(水)、12期生の修学旅行でお世話になる予定の「おうしゅうグリーン・ツーリズム」の役員の方々〔村上会長様・佐々木様・柴田様〕が本校にお越しになり、東北での活動内容等についての打合せをさせていただきました。
 被災地の復興の状況や被災された方々の避難所での生活の改善については、まだまだ、進んでいないと言えるでしょう。私たちが、被災された方々に対して何ができるだろう、と考えたとき、我々、府立高校としてできることの一つが東北への修学旅行だと考え、本校12期生については、行き先の一つに東北地方を選びました。
 昨年、別の府立高校が東北への修学旅行を実施し、その高校の校長先生が、「地元の方が『震災時の状況、避難生活の現状、津波の威力等の震災ナレッジ(震災に関する知識や防災に関する情報)の継承、そこから得た“生きる”ことの大切さ、難しさ、苦しさ、希望等、それら全てをお話し、発信したいのです。』と熱っぽく語ってくださいました。一言一言が、衝撃的で、我々の心に深く刻み込まれました。その日の夜、宿舎で、ある生徒が『東北に来るまで、不安な気持ちでいっぱいやったけど、来て本当によかった。直接会って聴いた話はあまりに重たくて、受け止めきれない。今は整理がつかないし、うまく言葉にならないけれど、絶対忘れたらあかんことやと思った。時間がかかるかもしれないけれど、自分が見たことや聴いたこと、感じたことを、大阪に帰っていろんな人に伝えたい。』と語ってくれました。生徒たちの確かな受け止め、瑞々しい感受性に触れて、改めて東北に行ってよかったと思いました。」とレポートに書いておられました。
 12期生の東北への修学旅行を今から心待ちにしています。様々な感動が待っていると思いますので、お世話になる「おうしゅうグリーン・ツーリズム」の皆様、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。遠方からの今回の本校ご訪問、心より感謝申し上げます。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

312  入学者選抜学力検査等解答用紙様式変更  2014年01月27日(月)
 間もなく2月です。いよいよ、入学者選抜の時期が近づいてまいりました。ご存知のとおり、本校は前期選抜ですので、お間違えのないよう、よろしくお願いいたします。念のためですが、
 ○志願書受付日・・・・・2月14日(金)、2月17日(月)
 ○学力検査等実施日・・・2月20日(木)
 ○合格者発表日・・・・・2月27日(木)
となっていますので、ご確認ください。本校は、後期選抜はございませんので、くれぐれもお間違えのないよう、よろしくお願い申し上げます。
 そして、以前にもお知らせしましたが、平成26年度入学者選抜から、学力検査等の解答用紙の様式が変わります。既に、府教育委員会から市町村教育委員会へ、そして、市町村教育委員会から各所管中学校へ通知・伝達があり、中学生の皆さんやその保護者の皆様には、中学校の進路指導主事の先生や担任の先生から、学力検査等の解答用紙の様式の変更点についてのご説明があったことと存じます。
 変更点としては、一つには、各設問の配点が解答用紙に表記されるようになったということです。どの問題が何点なのかが分かるようになっていますので、受検生の皆さんは、解答をするときに参考にしてください。また、二つめとしては、配点の表記箇所を含む採点者記入欄という欄が設けられたということです。この欄は、採点の際に、教員が書き込むために用いる箇所ですので、受検生の皆さんが解答を記入する場所ではありません。その点には、十分にご留意ください。
 何はともあれ、間もなく、出願、そして、学力検査です。健康管理には十分に留意して臨んでください。先日も触れましたが、インフルエンザが流行しています。くれぐれもご自愛ください。本校を志願される方、どうぞ、万全の体調でお越しください。お待ちしております。

311  英語検定  2014年01月25日(土)
 本日、1月25日(土)、本校内で本校生徒を対象に英語検定が行われました。今回が、今年度の最終実施になりますので、受検した生徒の皆さんは、とても気合いを入れて検定試験に臨みました。
 以前にも述べましたが、昨今では、「グローバル人材の育成」ということが盛んに言われるようになり、「使える英語」を身に付けているのはもはや当たり前、という時代です。その意味でも、英語力を向上させることは、生徒の皆さんの今後に向けて不可欠な事柄となっています。この英語検定はもちろんですが、TOEFLやTOEIC等、様々な英語関連の検定試験に積極的に挑戦してほしいと思います。
 時代の移り変わりとともに、求められる力は、多様化していくでしょう。その中にあって、「生きる力、これからの時代を生き抜く力として、『時代の変化に適切に対応していく力』が重要だ」ということが言えると思います。「使える英語」の重要性がより一層クローズアップされたのも、その一つの表れでしょう。生徒の皆さんは、英語力の向上に向けて、ぜひ、頑張っていただきたいと思っています。

310  近畿算数数学教育研究兵庫大会府県代表者会議  2014年01月24日(金)
 本日、1月24日(金)、平成26年度の近畿算数・数学教育研究大会〔略して「近数教」。平成26年11月21日(金)に兵庫県で開催。〕の開催準備のための府県代表者会議が、神戸市勤労会館において開催され、大阪高等学校数学教育会を代表して、当会の研究部長らとともに参加をさせていただきました。
 協議の結果、次回の近数教においては、大阪府からは、例年より1本多い5本の研究発表〔教育課程・教育内容(2種)・学習指導法・大学入試等〕を行うことが決定されました。昨今、どの府県においても、研究会組織の活性化に課題が山積しており、県によっては、研究発表を規定の本数分だけ出すことが難しいという状況にあります。幸い、大阪府の当研究会においては、課題はありつつも、研究発表をある程度出せる状況にありますので、例年より1本多く出すことを了承させていただきました。
 これまで培ってきた算数・数学教育のノウハウをますます発展させて、児童・生徒の皆さんの「算数・数学の学力」の向上につなげる意味でも、研究会の活動そのものの活性化、研究発表大会のより一層の充実は、不可欠なものです。今後も、算数・数学教育の発展に少しでも寄与していきたいと考えています。

309  大阪府立学校人権教育研究会研究集会  2014年01月24日(金)
 本日、1月24日(金)、大阪人権博物館リバティおおさか(大阪市浪速区)において、大阪府立学校人権教育研究会(略して「府立人研」)の第33回研究集会が開催されました。
 今年の研究集会では、午前の全体会において、大阪教育大学の森実教授が「グローバル化とこれからの人権教育」というテーマで、他者との共存や世界の人権問題の解決に向けた教育の方向性等について、ご講演をされました。午後には、以下の3つの分科会が行われました。
 ○第1分科会【授業創造】
   生き方や人権を考える授業、ホームルーム実践〔報告:佐野工科高(定)・東百舌鳥高〕
 ○第2分科会【社会と出会う】
   社会と出会って、子どもが変わる〔報告:西淀川高・寝屋川高(定)〕
 ○第3分科会【中高連携】
   厳しい環境で生きる子どもたちを包み込み、育む学校とは
   〔講演:芝田育朗氏(大阪市教育センター)・神山卓也氏(大阪市立木津中学校)〕
 府立人研主催の研修会は、どの会においても、人権教育の今日的課題についてのタイムリーな話題が多く、とても勉強になる研修会です。今、新規採用教員が増え、教職経験年数の少ない教員が各学校で中心的な役割を担うということも少なくありません。人権教育は、学校教育のすべての場面において行われるべきものであり、教育の基盤です。各教員の人権感覚・人権意識を高めていけるよう、教職経験年数の少ない教員に声を掛けながら、今後も府立人研主催の研修会に積極的に参加していきたいと思っています。

308  行事「3年生を送る会」  2014年01月23日(木)
 本日、1月23日(木)、卒業間近の3年生の皆さんに感謝の気持ちと後輩から先輩にエールを送る「3年生を送る会」が実施されました。3年間の想い出の動画の上映、ダンスパフォーマンスの後、スライドショーで先生方からのメッセージが紹介されました。そして、1・2年生による歌の披露。最後には、3年生の代表2名が、下級生に対してメッセージを送りました。このメッセージの中では、部活動での思い出や苦しかったこと、勉強についてのアドバイス等が述べられ、とても感動的な気持ちにさせられました。
 後輩の生徒たちが生徒会執行部を中心に「3年生に喜んでもらおう」という気持ちを込めて実施したこの企画ですが、十分にその気持ちが伝わった素晴らしい行事になったと思います。
 3年生の皆さんにとっては、登校する日も、残り僅かとなりました。一日一日を大切にして、残りの高校生活を過ごしてください。1・2年生の皆さんは、3年生の皆さんと接する機会もあと僅かですので、その意味で一日一日を大切にしてください。

307  入学者選抜に関する進路希望調査  2014年01月22日(水)
 本日、1月22日(水)、公立高等学校入学者選抜に関する進路希望調査の結果が、新聞等で報道発表されました。この進路希望調査においては、本校への入学を希望されている中学3年生の方の人数が439名となり、志願倍率にすると1.83倍となっています。実際に志願書を提出される方の人数は、この数字から少し変動するとは思いますが、最近5年間で比較しますと、最も多い人数ではないかと思っています。これほど多くの方に芦間高校のことを意識していただいているということは、この上ない光栄なことであり、また、ありがたいことだと思っております。心より感謝を申し上げます。
 志願者の皆さんには、この後は、特に、健康管理にご留意いただきたいと思います。ここにきて、インフルエンザが流行の兆しを見せています。悔いのない受験をするためにも、くれぐれも健康面においては、ご自愛ください。志願者の皆さんのご健闘をお祈り申し上げます。

306  Breeze生徒職場実習  2014年01月22日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が断続的に行われています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている特別養護老人ホームに、ご挨拶に行かせていただきました。
 この特別養護老人ホームは、約20年間、地域とともに地域に根ざして歩んでこられた施設で、このような施設で実習をさせていただくことができるのは、本当にありがたいことだと思っております。
 実習中は、お年寄りの方々とコミュニケーションを交わし、とても積極的に、しかも、自分で率先して仕事に向かっている姿を拝見し、とても意欲的な様子がうかがえました。この実習は就労に直結する職場実習であり、こちらの事業所様のお世話になれるよう、最終の頑張りどころという位置付けで取り組んでくれています。
 卒業まであと僅かとなってきました。ぜひ、仕事のやりがいをしっかりと再確認し、このご縁を自分のものにして、将来の自分の幸せに繋げていってほしいと願っています。誠実に、ねばり強く、頑張ってください。

305  授業風景〔3年生物演習〕初任者教員公開研究授業  2014年01月22日(水)
 1月22日(水)、本日は、3年の「生物演習」の授業を拝見しました。この授業は、授業担当者(初任者教員)の「初任者としての公開研究授業」という位置付けで、大阪府教育センターから担当指導主事を招聘して実施したものです。
 この授業では、ブロッコリーと白子を用いて、それらの組織に含まれるDNAを抽出し、実験結果やその考察をレポートにまとめるという「言語活動の充実」を意識した授業でした。
 指導する教員は、段階を追って丁寧に段取りを説明し、生徒の方も、教員の指示をしっかりと守って、順調に実験を進めることができていました。また、なぜ、他のものではなくブロッコリーと白子を用いたのかということを生徒に考えさせて、単に実験して終わり、ということではなく、しっかりと生徒に考えさせる場面を作り出していたのがよかったと思います。
 実験の終盤のころには、どの班も、ふわふわっとした白い糸状の物質を抽出することができ、教員から、これがDNAであるという説明を受けると、生徒たちはとても感動していました。
 初任者としては、押さえるべきところをしっかりと押さえることができていて、及第点を与えることの授業であったと思います。今後も、着実に自分の指導力を向上させるべく、より一層、教材研究・授業研究に勤しんでほしいと思います。

304  第53回大阪府立高等学校保健研究発表大会  2014年01月21日(火)
 本日、1月21日(火)、大阪府医師会館ホールにおいて、第53回大阪府立高等学校保健研究発表大会が開催され、府立学校11校の生徒の皆さんが、それぞれのテーマで発表を行いました。本校からは、「睡眠について 〜いつ寝るの? 今でしょ!〜 」というタイトルで、生徒保健委員会が、本校生徒にアンケートをとり、それを集約した結果をもとに研究した成果を発表しました。とても見やすいパワーポイントを用いて、落ち着いたプレゼンテーションができていましたし、また、歌って踊るパフォーマンスもとても可愛らしかったです。練習の成果が十分に発揮され、素晴らしい発表であったと思います。
 当日の発表校及びその発表テーマは、以下のとおりです。ここに、ご紹介させていただきます。
 ○箕面高:自然・環境と私たち     ○北かわち皐ヶ丘高:畑・農業体験から「食」を考えよう
 ○たまがわ高等支援:歯の健康に関する意識を高めよう
 ○北淀高:食生活とアレルギーに関するアンケートの結果報告     ○藤井寺高:私たちの食育
 ○教育センター附属高:文化祭における生徒会及び生徒保健委員会の取組み
 ○かわち野高:歯科衛生に関する取組み     ○りんくう翔南高:食べることと歯の関係
 ○緑風冠高:ダイエットについて     ○芦間高:睡眠について 〜いつ寝るの? 今でしょ!〜
 ○貝塚高:もっと、もっと朝ご飯!!

303  センター試験自己採点会  2014年01月20日(月)
 この週末、1月18日(土)から19日(日)にかけて、大学入試センター試験が実施され、本日、1月20日(月)、校内での自己採点会が本校会議室で行われました。センター試験を受験した生徒の皆さんは、進路担当教員からの説明の後、熱心に自己採点に取り組んでいました。
 昨年度のセンター試験では、国語がかなり難しかったのですが、今年度も、古文で出題された「源氏物語」が難しかったようで、国語の点数は低いのではないかと感じました。また、日本史の問題で、漫画家の故手塚治虫氏が取り上げられ、自伝的漫画「紙の砦」の一場面が問題冊子に掲載されていました。センター試験での漫画の掲載は、平成14年度の総合理科の「ドラえもん」以来のことだそうです。
 さて、本校において、国公立大学を受験する予定の生徒の皆さん、センター試験利用で私立大学を受験する生徒の皆さん等、様々な思いをもってセンター試験に臨んでくれたことと思いますが、センター試験の結果がすべてではありません。点数が思うようにとれた人もそうでない人も、次に何をすべきかをしっかりと見定めて、最後の最後まで、諦めずに、悔いの残らぬよう、力を尽くしてほしいと思います。最後の頑張りを期待しています。

302  近畿地区高等学校長協会連絡協議会  2014年01月20日(月)
 本日、1月20日(月)、ルビノ京都堀川(京都市上京区)において、近畿地区高等学校長協会の第2回連絡協議会が開催され、近畿2府4県の公立高等学校長協会の代表が約150名集まりました。私は、現在、大阪府立高等学校長協会の役員をさせていただいている関係もあって、本協議会に終日参加させていただきました。協議会においては、「生活指導上の諸課題について」「学校評価に係る諸課題について」「人材育成に係る諸課題について」をテーマとして、熱心に研究協議が行われました。どの府県においても教育課題が山積しており、課題解決に少しでも近づけるべく、有意義な意見交換・情報交換が続きました。「近畿はひとつ」とよく言われますが、それぞれの府県においては、様々な事案が生起しているということがよく分かりました。
 また、京都三大学(京都工芸繊維大学・京都府立大学・京都府立医科大学)教養教育研究推進機構の林哲介氏による「教養教育の果たす役割は何か 〜戦後大学における教養教育の変遷と今後の諸課題〜 」というテーマでのご講演があり、新しい時代に求められる「教養」ということについて示唆に富んだお話を聞かせていただきました。現在の高校教育に求められている事柄と共通するものをお話の随所に感じることができ、いろいろと考えさせられました。
 昨夏の第1回の連絡協議会に引き続き、たいへん有意義な会に参加させていただき、感謝いたしております。協議会で得られた事柄をしっかりと持ち帰って、今後の大阪の、また、本校の教育活動に活かしていきたいと思っております。

301  Breeze壁新聞「自分で知ろう、スマホやケータイの知識」  2014年01月17日(金)
 Breeze生徒の皆さんが、「自分で知ろう、スマホやケータイの知識」というテーマの壁新聞を作成し、2Fのフロアに掲示してくれています。
 スマホやケータイに潜む危険性ということで、「いじめ」「プライバシー流出」「有害サイト」「架空請求詐欺」「ネットで知り合った人とのトラブル」等を、また、スマホやケータイのマナーとして、「電車やバスでは、通話をしない。」「電車やバスでは、マナーモードにする。」「早朝や深夜等の非常識な時間帯には、通話をしない。」「他人のケータイ等を勝手にいじらない。」等を挙げてくれていました。また、それらのことを何で調べたかという、いわゆる「出典」も明記してあって、しっかりとした内容の壁新聞であると感服しました。
 自分で調べて発表するということはとても大切なことであり、これからもこのような調べ学習をぜひたくさん経験してほしいと思います。今回の壁新聞、とても素晴らしかったです。

300  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕総学論文口頭試問  2014年01月16日(木)
 1月16日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業において、総学論文口頭試問が行われました。
 この授業では、生徒の皆さんは、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容をもとにして、約4000字の論文を書いて発表するという取組みを行っています。
 昨年の4月以降取り組んできた論文がほぼ完成し、本日の授業では、発表がよりよいかたちで行えるようにという目的で、各自が書いた論文について、3〜4名のグループに分かれて、生徒のどうしの口頭試問を行いました。質問する側も答える側も、最初は緊張していましたが、徐々に慣れてきて、中ほどから後半にかけては、スムーズに答えられるようになっていました。自分が書いた論文を見ずに、記憶だけで答えるのですが、さすがに自分が書いた論文だけに、皆、きちんと答えることができていたようです。
 今後は、クラスでの発表、内容をまとめるための筆記試験、そして、学年全体での発表、と続いていくことになります。どうか、2年生の皆さん、発表に向けて磨きをかけていってください。

299  第3学年巻き寿司大会  2014年01月16日(木)
 3年生は、卒業の日まで、残すところあと僅かとなりました。ということもあって、今日は、3年生のあるクラスで、ホームルームの時間に、巻き寿司大会が行われました。ギネスに挑戦、というところまではいきませんでしたが、みんなで協力して、長い巻き寿司を作りました。私も教頭先生も、お相伴にあずかりました。
 3年生の皆さんは、進路が決まった人もいれば、これから入試本番の人もいるでしょう。これから入試本番という人は、自分の気持ちをしっかりともって、最後の追い込みに拍車を掛けてください。そして、進路獲得は、個人戦ではなく団体戦です。ややもすると、自分の進路が決まった後、授業に身が入らなくなったり、自分勝手な行動をしたりする人がいます。自分の進路が決まったから自分勝手な行動をしている、などといったことは本校ではないですよね(生徒の皆さんを信じています)。クラス全員が進路を獲得するまで、そして、学年全体が進路を獲得するまで、仲間のことを考えて、「芦間チーム」という意識をもって日々の行動をしてください。
 今日の巻き寿司、とてもおいしかったです。3年生の皆さん、ありがとうございました。

298  Breeze生徒の皆さんが壁新聞「職場実習」を作成しました。  2014年01月15日(水)
 Breeze生徒の皆さんが、昨年の11〜12月に行った職場実習〔実習先は、スーパー、パソコン業務を扱う会社、介護福祉施設、就労移行支援施設、手芸関連商品を扱う会社等〕について壁新聞を作成し、2階フロアの廊下に掲示しました。2年生は、2週間、「誰のために働いているのかを考える」ということ、1年生は、1週間、「与えられた期間の実習をしっかりやりきる」ということをそれぞれ意識して取り組みました。
 Breeze生徒の皆さんは、「毎日清掃をしている人は、動きが速くて、すごいと思いました。やりがいがあって、気持ちよく清掃ができて、社員の方たちも仲良くしてくださって楽しかったです。」「今回の実習でのパソコンの事務作業は、とても自分に合っていて楽しかったです。疑問に思ったことを質問した際、職場の方々は丁寧に教えてくださったので嬉しかったです。」等、素直な感想を書いてくれていました。
 Breeze生徒の皆さんは、4月には、進級して一つ上の学年に進みます。これまでにたまがわ高等支援学校とこの芦間高等学校で培った実力をさらに伸ばして、就労という大きな目標に向かって、確実に力を付けていってください。大切なのは、意欲と粘り強さです。一つ一つコツコツと前向きに自信を持って頑張ってください。期待しています。

297  第1学年グループ発表コンクール  2014年01月14日(火)
 1年生の生徒の皆さんが、昨年11月に遠足〔行き先は、清水寺・二条城・銀閣寺〕で訪れた場所に関する情報を班ごとに壁新聞のかたちにして、4階フロアの廊下に掲示しました。そして、校外学習委員の生徒の皆さんや副担任と学年主任の先生が審査員となって、優秀作品を選びました。写真の左側がグランプリで右側が準グランプリです。いずれの作品も力作揃いで、審査をするのはとても難しかったようです。
 本校は、総合学科ということもあり、個人やグループで取り組んだことを表現・発表する機会を多く設けています。今回の取組みもその一環です。生徒の皆さんには、このような機会をたくさん経験することで、自分たちの表現力を高めていっていただきたいと思っています。
 学校としては、このような発表の機会を大切にしながら、さらに、発展させて、実社会につながるような企画をグループで行い、それを社会人の方に審査していただくような取組みも考えてみたいと思っています。生徒の皆さんに今後の社会において求められている力をしっかりと身に付けていただけるよう、そのための取組みを推進していきたいと考えています。

296  学校説明会にお越しいただき、ありがとうどざいました。  2014年01月11日(土)
 本日、1月11日(土)、今年度最後の学校説明会を開催(共生推進教室説明会を同時開催)しましたところ、中学生の皆さんと保護者の皆様合わせて、約200名の方にお越しいただくことができました。ご参加いただきました皆様方には、心よりお礼を申し上げます。
 期日を設定した学校説明会は今回で終了しましたが、個別の見学希望に対しましては、今後も随時受け付けております。個別の見学を希望される場合には、本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 また、今年度発刊しました「芦間ニュース」をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。よろしくお願いいたします。
芦間ニュースH25年08月発刊P1
芦間ニュースH25年08月発刊P2
芦間ニュースH25年08月発刊P3
芦間ニュースH25年08月発刊P4
芦間ニュースH25年12月発刊おもて面
芦間ニュースH25年12月発刊うら面

295  センター試験直前説明会  2014年01月10日(金)
 本日、1月10日(金)、校内でのセンター試験直前説明会が行われ、センター試験を受験する予定の生徒の皆さんは、阿野進路指導主事からの説明に熱心に聞き入っていました。
 本校は、「上級学校への進学をめざす」新しいタイプの総合学科として開校し、今年の4月には13年目を迎えますが、お陰様で、進路実績は着実に向上し、センター試験出願者数も年々増加する傾向にあり、今回の出願者数は開校以来最多の131名となりました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。国公立大学を受験する生徒の皆さん、センター試験利用で私立大学を受験する生徒の皆さん等、様々な思いをもって生徒の皆さんはこの直前説明会に参加したことと思いますが、いよいよ、本番ということで、これまでの本校での学習の成果が試される時期となりました。ぜひ、自信をもって、高得点を獲得できるよう、悔いの残らないように力を発揮してほしいと思います。期待しています。

294  Breeze2年生新年の誓い  2014年01月09日(木)
 本日、1月9日(木)、2年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてきてくれて、「新年の誓い」を私に伝えてくれました。「一友、二趣味、三行動」「行事を積極的にする。ラストの1年を頑張る。限界を突破する。」「たまがわ生と仲良く勉強をする。体力づくりも頑張って、職場実習先を考えていく。」と、それぞれの思いを書にしたためたものを持って、自分の言葉でしっかりと語ってくれました。
 いよいよ、今年は3年生です。就労という大きな目標に向かってのラストスパートです。これまでにたまがわ高等支援学校とこの芦間高等学校で培った実力をさらに伸ばして、自信を持って励んでください。大切なのは、意欲と粘り強さです。一つ一つコツコツと前向きに頑張ってください。期待しています。

293  第3学期始業式  2014年01月08日(水)
 本日、1月8日(水)、第3学期が始まり、始業式を行いました。昨年の10月に本校の人権教育講演会において手話ダンスパフォーマンスを披露していただいた「HAND SIGN」のリーダーTATSUさんのことが10月12日(土)の朝日新聞朝刊の「ひと」のコーナーにおいて紹介されていましたので、私の式辞においては、その新聞記事をモチーフとして話をさせていただきました。
 路上で踊っていた20代初め、テレビドラマで手話に出会った。感情を表す手や指の動きが美しい。ダンスをしていなければ、気付かなかった。手話の本を買って、曲に振り付けをして、クラブで披露すると、観客の反応がそれまでと違った。「感動した」って初めて言われた。活動が広がり、本格的に手話を学ぶほど、「かっこよさ」で手話を取り入れたことに迷いが出た。でも、「聞こえない自分が、音楽でこんなに感動できるとは」と手話で懸命に伝えてくれる人がいた。また、私がダンスを教えた耳の不自由な子どもさんが、「ダンスの先生になりたい」と目を輝かせた。そんな人たちに背中を押されてきました。聞こえない人には、音楽やダンスの楽しさを伝えたい。聞こえる人には、手話の大切さや素晴らしさを伝えたい。どちらも一体となって楽しめる、そんなステージが、僕らの「夢の舞台」です。
 これが記事の中で紹介されていたTATSUさんの思いでした。この内容を生徒の皆さに紹介し、私の方から、
 ○人や物等との出会いを積極的に求めて、人生のチャンスを確実にGETしてほしい。
 ○人生には迷いや負い目に思うことがあるが、必ず乗り越えて前向きになれる。
 ○すべての人に配慮をする「ユニバーサルデザイン」ということを意識することが大切である。
といったことに言及しました。生徒の皆さんの感じ方は、一人ひとり違うと思いますが、この新聞記事の内容を自分の現在や未来の姿と照らし合わせて、何かを感じ取り、何か自分の人生を考える上でのヒントにしていただければと思って、話をさせていただきました。
 さあ、いよいよ、第3学期、進級・卒業の時期となりました。生徒の皆さんは、自分の今年度の集大成という意味で、この第3学期を悔いなきよう、充実させていってほしいと願っています。みんなで、力を合わせて、共にしっかりと頑張っていきましょう。

292  「HAND SIGN」の方々から年賀状をいただきました。  2014年01月06日(月)
 昨年の10月に本校の人権教育講演会において手話ダンスパフォーマンスを披露していただいた手話ダンスパフォーマーグループ「HAND SIGN」の方々から、年賀状をいただきました。
 10月12日(土)の朝日新聞朝刊の「ひと」のコーナーにおいて「HAND SIGN」のリーダーTATSUさんのことが紹介されていたことは、以前にこのブログでもご紹介させていただきましたが、明後日(1月8日)の第3学期始業式で、生徒の皆さんに、その新聞記事をモチーフとして話をしようと、準備を進めていた矢先のことでした。
 私の思いが「HAND SIGN」の方々に通じたのかなと勝手な想像をしてしまうほど、この年賀状には感激しましたし、「HAND SIGN」の方々をより一層身近な存在に感じました。早速、ご返事を書き、そこには、始業式でTATSUさんの新聞記事のことを紹介させていただく旨のことも書かせていただきました。
 「HAND SIGN」の方々には、これからも、ぜひ、有意義な活躍を続けていただきたいと思いますし、本校としても、いただいたご縁を大切にして、「HAND SIGN」の方々を応援させていただきたいと思っています。また、いつか、本校で、パフォーマンスを見せていただける日が来るとうれしいです。

291  校長室から初日の出を拝みました。  2014年01月06日(月)
 年末年始、お休みをいただいておりましたが、本日、1月6日(月)より、出勤させていただきした。私は、かなり朝早くに出勤しますが、校長室に入ると、間もなく、朝日が差してきました。「私にとっての今年の初日の出」を校長室から拝むことができました。本校の校長室は、東寄りの南向きで、見通しがよく、特に、冬は日差しがとてもありがたく感じられます。その校長室で、このような日の出を拝むことができ、自然と、厳粛な気持ちになりました。また新たな1年が始まるなということを実感いたしました。
 今年は、午(うま)年。生徒の皆さんには、それぞれの個性を発揮して、大いに飛躍していただきたいと思っておりますし、芦間高校自体も、13年目を迎え、新たなステップを踏み出したいと思います。今日拝むことができた日の出を心に留めて、保護者の皆様や地域の皆様をはじめとする多くの関係者の皆様の期待に応えられるよう、努力をしてまいりたいと思いますので、今後とも、ご理解ご協力、そして、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

290  学校説明会申し込み締切迫る!  2014年01月06日(月)
 以前に、下のようなご案内を差し上げました。1月11日(土)に開催予定の学校説明会の申し込みの締切日が迫っています。まだ、参加ご希望の方で申し込みをされていない方は、本校のホームページの「中学校の皆さんへ 学校説明会のご案内」をクリックし、説明をよく読んで、早急に申し込みの手続きをしてください。
  ○学校説明会を平成26年1月11日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
    詳細はこちらをご覧ください。→学校説明会ご案内ちらし
  ○また、他の日に学校を見学したいという方は、
    本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687     FAX番号:06−6997−1054
 チャンスをつかむことができるかどうかは、あなたの積極性にかかっています。まだ、迷っている方は、ぜひ、悔いのないよう、前に踏み出してみてください。芦間高校は、落ち着いた雰囲気で勉学に勤しむことができ、総合学科という教育システムを存分に生かして、キャリア教育を推進している学校です。「入学して、決して、損はしない高校」それが芦間高校です。あなたからのご連絡をお待ちしています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

289  平成26年度入学者選抜から解答用紙の様式が変わります。  2014年01月02日(木)
 新しい年を迎え、決意を新たにしておられる方も多いかと存じますが、特に、高校受験を控えている中学3年生及び保護者の皆様におかれましては、より一層、緊張感が高まっておられることとご推察申し上げます。
 我々、公立学校の教職員も、昨春の入学者選抜において生起したような採点ミスが二度とあってはならないということで、現在、慎重に準備を進めているところでございます。そのような中、昨年12月に、大阪府教育委員会から学力検査等の新しい採点方法等についてのご指示をいただきました。そして、そのことに関連して、この平成26年度入学者選抜から学力検査等の解答用紙の様式が変わるということも正式に承りました。既に、府教育委員会から市町村教育委員会へ、そして、市町村教育委員会から各所管中学校へ通知・伝達があり、中学生の皆さんやその保護者の皆様には、中学校の進路指導主事の先生や担任の先生から、学力検査等の解答用紙の様式の変更点についてのご説明があったことと存じます。
 来る1月11日(土)に予定しております本校の学校説明会におきましても、情報伝達内容が重なるかとは思いますが、解答用紙の様式の変更について、私大西の方からご説明をさせていただきます。解答用紙の様式の変更について、まだ、あまりご存知でない方は、ぜひ、この説明会にご参加ください。当学校説明会は、芦間高校への受験をめざされる方を対象とするものではありますが、そうでない方でも、解答用紙の様式の変更についてお聞きになりたいという方がおられましたら、当説明会にお越しいただいて結構でございます。
 何はともあれ、平成26年度入学者選抜からは、学区撤廃という大きな変革が行われますが、そのことに加え、学力検査等の採点方法の改善に絡んで、解答用紙の様式の変更も行われます。高校受験を控えている中学3年生及び保護者の皆様におかれましては、様々な目まぐるしい変化の中で、とても不安なお気持ちをお持ちだと思いますが、そのような不安なお気持ちを少しでも解消するべく、微力ですが、ご協力をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

288  一年の計は元旦にあり。  2014年01月01日(水)
 校庭の木々の葉っぱもすっかりなくなりました。皆様方には、お健やかに新しい年をお迎えのことと存じます。本来なら、新年を祝うご挨拶をさせていただくべきところではございますが、昨年、本校の教職員に不幸がございましたので、この場では控えさせていただきます。
 さて、在校生の皆さん、この年末年始、いかがお過ごしですか。「一年の計は元旦にあり。」ということわざをご存知でしょうか。「一年間の計画は、その年の初めに決めておくのがよい。」(広辞苑)という意味です。皆さんは、この1年間の目標や計画をどのように考えていますでしょうか。目標や計画をもつことは、とても重要です。自分の成長を実感するためにも、ぜひ、目標や計画をしっかりともちながら、日々の高校生活を送ってほしいと思っています。
 私も、本校を預かる学校長として、4月以降の新しい年度の目標や計画、そして、向こう3年間の目標や計画をいかに定めるかということについて、12月ごろから検討し始めています。このように向こう3年間の目標や計画を定めて学校経営・学校運営を進めていくという手法は、本校の初代校長である中尾直史先生が強く提唱されてスタートしたものであり、現在ではすっかり定着しています。このように、我々、各校の学校長も、目標や計画の重要性を意識して、日々の教育活動を行っているわけです。
 ということで、在校生の皆さんも、学校長である私も、目標や計画をしっかりと定め、その目標が計画どおりに成就できるよう、頑張っていきましょう。今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

287  学校説明会〔平成26年1月11日(土)開催〕のご案内  2013年12月28日(土)
 すでに、本年度のオープンスクールは終了しましたが、今後、高校受験の志望校を考えていく上で、芦間高校を見学に行きたいと思われる方が、きっと、まだまだいらっしゃると思いますので、そのような方へのご案内です。
  ○学校説明会を平成26年1月11日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
    詳細はこちらをご覧ください。→学校説明会ご案内ちらし
  ○また、他の日に学校を見学したいという方は、
    本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054
 高校受験はとても大きな壁ですが、最後の最後まで、しっかりと情報を集めて、悔いのない学校選びをして、この大きな壁を乗り越えてください。芦間高校はあなたを待っています。あなたからのご連絡をお待ちしています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

286  平成26年度府立学校に対する指示事項「取組みの重点」説明会  2013年12月27日(金)
 本日、12月27日(金)、大阪府庁新別館において、「平成26年度府立学校に対する指示事項『取組みの重点』説明会」が開催されました。中原教育長からの挨拶・コメントの後、津田教育監から、「平成26年度の『取組みの重点』」として、以下の30項目についての説明がありました。
  (01)「確かな学力」の育成  (02)グローバル人材の育成
  (03)授業の質の向上  (04)学校の教育活動の積極的な情報発信
  (05)「ともに学び、ともに育つ」教育の推進
  (06)一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援の充実
  (07)自己実現や社会参加を促進する教育の充実
  (08)キャリア教育の充実
  (09)人権尊重の教育の推進  (10)情報リテラシーの育成
  (11)中退防止の推進  (12)不登校生徒への対応の充実
  (13)いじめの防止  (14)国旗・国歌の指導
  (15)薬物乱用防止の取組み  (16)教職員の組織的・継続的な育成
  (17)体罰防止の取組み  (18)セクシュアル・ハラスメント防止の取組み
  (19)より適正な教員評価  (20)「指導が不適切である」教員への対応
  (21)PDCAサイクルによる学校経営の確立  (22)保護者・地域ニーズの学校経営への反映
  (23)学校におけるICT活用の推進  (24)入学者選抜の厳正な実施
  (25)個人情報の適正な管理  (26)生命尊重な取組み
  (27)児童虐待防止の取組み  (28)生徒支援の充実
  (29)防災教育の取組み  (30)家庭教育支援の充実
 この後、これらの内容をもとに、平成26年度の芦間高校の学校経営計画を構築していくことになりますが、基本は、生徒の皆さんのために何が必要で何が有効なのか、また、保護者の方々に満足していただくためには何を成すべきか、ということだと思っています。舵取りを誤ることのないよう、大胆かつ慎重に対処していきたいと思っておりますので、今後ともご協力をお願いいたします。

285  大阪府立高等学校長協会主催高校教育シンポジウム  2013年12月26日(木)
 本日、12月26日(木)、追手門学院大学大阪城スクエアにおいて、大阪府立高等学校長協会主催の「高校教育シンポジウム」が開催されました。この「高校教育シンポジウム」は、今日的課題に対応するために必要な資質の向上を目的として、校長協会自らが主体的に行う校長研修会です。
 今年度のシンポジウムは、
  ○研究発表T「岬高校におけるキャリア教育から就労指導への実践報告」
    発表者:大阪府立岬高等学校 学校長 谷井 隆夫 氏
  ○研究発表U「大学入試の新たな枠組みをどう捉えるか 〜大阪と全国とを比較して〜 」
    発表者:大阪府立山田高等学校 学校長 吉村 烈 氏
  ○講演「今、日本の子どもたちへ求められるグローバル教育 〜一生懸命に日々を生きる大事さ〜 」
    講師:一般社団法人アジア支援機構代表理事 池間 哲郎 氏
の3本立てで行われました。
 特に、池間哲郎氏は、29歳のときに設立した映像制作会社の経営に携わる一方で、1987年(昭和62年)から10年以上に渡ってアジア各国のスラム街やゴミ捨て場等の貧困地域の撮影、調査、支援事業を手掛けてこられ、1999年(平成11年)に任意団体を設立し、2002年(平成14年)にNPOの認可を受けた後、2011年(平成23年)に一般社団法人アジア支援機構を発足させて、現在まで、経営者、カメラマン並びに当団体の代表理事を務めておられます。これまで、2800回以上の講演活動を通じて、自ら撮影した映像を駆使してアジアの途上国の貧困地域に生きる人々の姿を紹介し、一生懸命に生きることの大切さや感謝の心や命の尊さを伝えておられます。今回の講演においても、講演を聞いている我々は、アジアの途上国での実態を映像で突きつけられ、言葉を失いました。それほど、インパクトが大きく、感動の連続でした。今回の講演の内容は、ぜひ中学生・高校生の皆さんにも見せたい意義深いものでした。
 今回のシンポジウムは、内容的に見て、最近では随一の内容であったと思います。校長協会の事務局の仕事をしている私としては、少し手前味噌な言い方になって恐縮ですが、府教育委員会主催の研修や府教育センター主催の研修はもちろん重要ですが、それにも増して校長協会自らが行う研修の力強さを実感しました。今後も、校長協会の力の重要性を肌で感じながら、微力ですが、力を尽くしていきたいと改めて決意をいたしました。

284  第2学期終業式  2013年12月24日(火)
 本日、12月24日(火)、今年度第2学期の終業式が行われました。今日の式典においては、喫緊の課題である「自転車マナー」について、私大西と飯尾生徒指導主事とが連携して、生徒の皆さんに様々な角度から話をさせていただきました。
 私大西の式辞の中では、まず、DVDを用いて、「携帯電話やスマホを操作しながらの自転車走行」と「自転車の右側通行(いわゆる、逆走)」の危険性、及び、「自転車事故で加害者になったときの刑事罰と損害賠償金」の重さ・大きさ等について、実態を紹介しました。その後、パワーポイントを用いて、改めて、多発する自転車事故について、特に、加害者になったときの損害賠償について確認し、「信号無視」「二人乗り」「並走・逆走」「無灯」「ヘッドホンやイヤホンをしながらの走行」「携帯電話やスマホを操作しながらの走行」については絶対にやめてほしい旨を強調しました。
 その後、飯尾生徒指導主事の方から、八島交差点での危険な交通事情、そして、門真方面から来る生徒の通るべきルートについて、生徒の皆さんに「『動く絵付き』のパワーポイント」を用いて分かりやすく解説していただきました。
 被害者にも加害者にもしたくない、誰よりも私はそう思っています。生徒の皆さんには、本日の終業式で学んだ「自転車マナー」について、ぜひ、自分のものにしていただいて、交通安全に寄与していただきたいと思っています。事故のないよう、心から祈っています。

283  八島町会餅つき大会  2013年12月22日(日)
 本日、12月22日(日)、八島町会餅つき大会が八島さくら公園で開催され、7月の夏祭りに引き続き、本校の生徒たちがボランティアとして参加させていただきました。
 ボランティアとして参加してくれた生徒の皆さんは、威勢よい杵捌きで餅をつく人、町会の方々に交じってきなこ餅やあんころ餅等をつくる人など、自分の個性に合わせて、適宜、作業に参加してくれていました。小さなお子さんたちも保護者の方々とともにたくさん参加されていましたが、本校生たちは、子どもたちが喜んでくれるよう、精一杯、テンション高く、頑張ってくれていました。参加した子どもたちも、黄色い歓声を上げて、とても楽しんでくれていました。餅つき大会終了後、八島町会の皆様からは、温かい労いのお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。
 本校は、地域の皆様に支えられながら、これまで教育活動を展開してまいりました。学校としては、常に、事あるごとに、地域の皆様に貢献していきたいと思っております。今後も、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

282  第8回大阪府総合学科高等学校研究発表会  2013年12月21日(土)
 本日、12月21日(土)、大阪府立今宮高等学校において、第8回大阪府総合学科高等学校研究発表会が開催され、府内の総合学科高校12校(大阪府立10校、大阪市立2校)の生徒の皆さんが、それぞれの個性を発揮して、これまで取り組んできたことを一生懸命発表しました。本校からは、「総合的な学習の時間」の授業で取り組んでいる、いわゆる「総学論文」の中の優秀作品ということで、3年6組の米澤葵さんが「食料と私たち」というテーマで発表をしました。とても落ち着いていて、堂々とした発表でした。
 本研究発表会のプログラムは、以下のとおりです。ここにご紹介させていただきます。
【第1部】発表
 ○扇町総合高:「ニッシンベーカリー 宣伝とボクと、時々、クロワッサン」
 ○八尾北高:オアシス生徒による「中国民族舞踊『柳暗花明』」、3年生による「課題研究『南海トラフ巨大地震について』」
 ○堺東高:授業「堺学」選択生徒と「地学クラブ」所属生徒による研究発表
 ○芦間高:授業「総合的な学習の時間」で取り組んだ「総学論文」の発表「食料と私たち」
 ○枚岡樟風高:授業「ビジネスキャリアU」での学習内容の発表「高校生活と職業」
【第2部】作品展示公開
 ○千里青雲高:写真による「特色のある授業」の紹介、芸術科(美術・書道)の生徒作品展示
 ○八尾北高:系列の授業による作品展示、図書委員会の取組み紹介展示
 ○枚岡樟風高:授業「産業社会と人間」「デザイン実習」の作品展示
 ○咲くやこの花高:映像表現系列・造形芸術系列・ロボット工学系列による生徒作品展示
 ○堺東高:自立支援コース生徒による研究発表、地学部による研究発表「堺市の酸性雨の状況」
 ○能勢高:能勢高校のESD活動
【第3部】発表
 ○松原高:ピースワーク2013「岩手県大槌町東日本大震災ボランティア報告」
 ○貝塚高:授業「総合的な学習の時間」のプレゼンテーション講座の発表
 ○柴島高:授業「協働(総合的な学習の時間)」での学習内容の発表
 ○能勢高:授業「社会福祉基礎」における福祉施設「三恵園」とのコラボの発表
 ○今宮高:授業「考古学入門」での成果発表

281  本日もまた中学校訪問  2013年12月20日(金)
 本日、12月20日(金)も、中学校訪問です。本日は、大阪市内を広く回らせていただき、校長先生、教頭先生、進路指導主事の先生、3年の担任の先生 等、様々なお立場の先生とお話をさせていただくことができました。
 その中で、ある中学校の進路指導主事の先生は、「この時期に、高校の校長先生がお越しになると、気が引き締まります。いよいよ、受験本番の時期になりますので、こちらの方こそ、よろしくお願いします。」と丁寧に応対していただきました。また、ある中学校の校長先生は、「本校は、地理的に見て、貴校にそれほど近い学校ではありませんが、現在の3年生の中で、5名、貴校を希望している生徒がいます。いずれも、貴校への入学を強く希望しておりますが、成績面で不安があって・・・。でも、念願を成就してほしいと思っています。」と受験生のお気持ちを自分のことのように受け止めて熱く語っておられました。
 この時期、中学校の先生方は様々な思いをもって受験指導に当たっておられるということがよく分かりました。中学3年生や保護者の方々のお気持ちはもちろんですが、中学校の先生方の思いもしっかりと受け止めて、学校経営・学校運営をしなければならない、と改めて強く実感いたしました。責任をもって、充実した高校生活を保障できるよう努めてまいりますので、どうぞ、芦間高校をよろしくお願いいたします。

280  本日も中学校訪問  2013年12月19日(木)
 本日、12月19日(木)も、新しい広報誌『芦間ニュース』第2号をお届けに、また、1月11日(土)に開催予定の本校の学校説明会へのお誘いのために、中学校訪問をさせていただきました。本日は、枚方市内と交野市内を回らせていただきましたが、どちらの中学校様におきましても、熱心にお話を聞いていただくことができました。
 枚方市内の中学校様等は、明日12月20日が2学期の終業式だとお聞きしておりますし、もう、この時期になりますと、3者懇談を終えて、私立高校と公立高校前期の受験校がほぼ確定したものと推察しています。ただ、そのような状況の中にあっても、前期の公立高校については、まだ、迷っている方も一定程度いらっしゃるのではないかと思っています。平成25年度入学者選抜から、公立の普通科高校が前期でも受験可能になりましたが、定員は80名限定で、倍率は平均で約4倍、高いところは6倍を超えていました。それに比べて、専門学科や総合学科は定員すべてを前期で募集しますから、倍率は、一部の激戦校を除けば、2倍まではいきません。本校芦間高校も、この4年間、1.2倍〜1.6倍程度で推移しています。前期で決めてしまいたいと思われている中学3年生や保護者の方々が多いと思いますので、公立高校前期の受験校について迷っている方がもしおられましたら、ぜひ、新しい広報誌『芦間ニュース』第2号をご覧の上、1月11日(土)に開催予定の本校の学校説明会にお越しいただき、芦間高校への受験をご検討ください。学校説明会にお越しいただければ、芦間高校のよさが分かっていただけるはずです。進路選択に誤りなきよう、また、悔いの残らぬよう、十分な情報分析と慎重な学校選択を、どうぞ、最後まで、よろしくお願い申し上げます。

279  『芦間ニュース』第2号をお届けに中学校訪問をさせていただきました。  2013年12月18日(水)
 新しい広報誌『芦間ニュース』第2号ができましたので、それをお届けに、また、1月11日(土)に開催予定の本校の学校説明会へのお誘いのために、ということを主な目的として、中学校訪問をさせていただいております。本日は、大阪市の鶴見区内と城東区内の中学校を訪問させていただきました。
 8月・9月の訪問時においてもそうでしたが、中学校の校長先生や進路指導主事の方と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、とても勉強になります。直接、足を運び、膝を突き合わせてお話をすることの大切さを改めて実感させていただいているところでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるかということを意識して、広報活動を展開しております。
 今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

278  新広報誌『芦間ニュース』第2号発刊  2013年12月17日(火)
 本日、12月17日(火)、今年度から作成している新しい広報誌『芦間ニュース』の第2号が納品されました。今年中に関係中学校様に送付させていただきますので、生徒の皆様への配付をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ1部作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの2学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、広報活動を展開しております。その中にあって、本校は、これまで、タイムリーな情報を掲載した広報誌を発刊することができていませんでしたので、そのことを解消するべく、今年度の『芦間ニュース』発刊ということに至りました。
 なお、この新しい広報誌『芦間ニュース』第2号の内容については、第1号と同様、PDFファイルにさせていただいて、本校のホームページの中にもアップしておりますので、どうぞ、そちらもご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

277  日本教育会大阪府支部調査研究委員会主催講演会〔講師:伊丹昌一氏〕  2013年12月16日(月)
 本日、12月16日(月)、ホテルアウィーナ大阪(大阪市天王寺区)において、日本教育会大阪府支部調査研究委員会主催の講演会が開催されました。私は、今年度、日本教育会大阪府支部の調査研究委員会の一員として活動をさせていただいており、本日の講演会では、司会進行役という立場で参加をさせていただきました。
 講演会では、梅花女子大学心理こども学部心理学科教授の伊丹昌一氏(大阪府立高等学校及び大阪府立支援学校で教諭として勤務された後、大阪府教育センターで支援教育研究室長も歴任)から「授業のユニバーサルデザイン 〜全員活動の『わかる・できる』授業をめざして〜 」というテーマでご講演をいただきました。伊丹氏は、介護福祉士、言語聴覚士、学校心理士、特別支援教育士等の資格を有し、「基礎からわかる特別支援教育とアセスメント」「発達障害の子どもの理解と関わり方入門」「基礎からはじめるインクル−シブ教育の実践」「高等学校における発達障害への支援」等の著書があり、障がいのある児童・生徒への配慮がすべての児童・生徒への配慮につながるということについての基礎的・基本的な内容から始まり、各学校での様々な教育実践の紹介をしていただきました。
 「授業のユニバーサルデザイン」ということは言われて久しいですが、まだまだ課題がたくさんあるというのが現状だと思います。本日の講演会では、今後の授業の在り方について、とても重要な示唆をたくさんいただくことができました。伊丹教授、本当にありがとうございました。この場をお借りして、改めて、お礼申し上げます。

276  「論理エンジン実践報告会」に参加しました。  2013年12月15日(日)
 本日、12月15日(日)、新大阪丸ビルにおいて開催された「論理エンジン実践報告会」という催しに参加してきました。これは、本校と同じ総合学科である大阪府立柴島高等学校が生徒の論理力の育成のために「論理エンジン」という教材を導入されており、その実践発表がこの場で行われるということをお聞きしましたので、参加させていただきました。
 実践報告会は、
  ○教育再生実行会議の提言について/論理とは/論理力の必要性/「論理エンジン」とは
    講師:出口汪氏(教育プロデューサー・「論理エンジン」開発者)
  ○実践報告「『論理エンジン』導入事例」
    報告者:済美平成中等教育学校(愛媛県)教諭 濱田 和幸 氏
    報告者:大阪府立柴島高等学校教諭 佐々木 徹 氏
    報告者:広島女学院中学・高等学校教諭 那須 泰 氏
の2本立てで行われました。
 柴島高等学校では、「論理エンジン」を導入して4年目になり、現在は、毎朝の始業前の10分間を利用して、生徒にこの教材を取り組ませており、モジュール授業扱いで、週5日間取り組むことによって、年間で1単位を認定しているとのことでした。そして、ベネッセの学力診断的なテストでは、大阪の公立高校が軒並み「1年の1学期に比べて2学期は成績が下降する」「1年時に比べて2年時は成績が下降する」という状況にある中、柴島高校では「『成績を下降させない』ことができている」とのことでした。このことは、私にとって、とても興味深いことでした。
 他の2校〔いずれも、私立の中高一貫校〕では、「論理エンジン」を国語の授業の中で導入されていました。特に、広島女学院の那須氏は、「論理エンジン」の活用の仕方について情熱的に語られ、その熱血ぶりに生徒が自然と授業に引き込まれていく感じがひしひしと伝わってきました。那須氏は、以前に勤務されていた広島国際学院高等学校においても「論理エンジン」を活用され、その際には生徒の成績が確実に上昇していったということも紹介されていました。また、那須氏は、「論理エンジン」の活用のみならず、国語の授業の授業展開として、特に、一つの題材を生徒に理解させやすくするために、別のインパクトのある題材を提示して、それと対比させながら進めていくという手法を駆使し、グループワークをうまく絡めながら教えておられるということを披露され、これもまた、私にとってはとても印象的でした。
 本校では、現在、カリキュラムの外でできることとして、生徒の学力向上のために何が効果的であるかを議論しています。その一つとしては、これまで開校以来11期生まで取り組んできた「朝学」が有効だと思われます。先日、府立阿倍野高校でも「朝学」で成果を上げているということもお聞きしました。今後、学年の主体性は維持しつつも、学校として有効性のある取組みをしっかりと確保し維持していきたいと思っておりますので、本日の実践報告会の内容も踏まえながら考えていきたいと思っています。

275  「授業でのタブレットPCの活用」に関する研修に参加しました。  2013年12月14日(土)
 本日、12月14日(土)、大阪府教育センターにおいて開催されました「授業でのタブレットPCの活用」に関する研修に参加しました。中原教育長のご示唆もあって、府教育センターのカリキュラムNAVIプラザが主催された管理職対象の研修ですが、府立学校の100名以上の管理職が参加されていました。
 研修は、
  ○千葉県立袖ヶ浦高等学校での実践とその効果について
    講師:千葉県立袖ヶ浦高等学校教諭 永野 直 氏
  ○教室におけるiPadの活用方法と全国の実践事例
    講師:Apple Education 山本 圭 氏
の2本立てで行われました。特に、袖ヶ浦高等学校からは、情報コミュニケーション学科という新しい学科を平成23年度に新設し、「一人1台iPad環境」を実現され、授業スタイルをガラリと一新し、「生徒が主体的に学び、ともに学び合う授業」を推進し、効果を上げているとの報告がありました。
 ICTについては、自治体によって異なりますが、小学校、中学校、また、支援学校で導入が確実に進んでいるようで、それらに比べると高等学校は立ち遅れているということをよくお聞きします。今後、3年、5年というスパンで、ICT環境が大きく様変わりする可能性があると思いますので、時代の波に乗り遅れないように、研鑽に努めたいと思っています。

274  大阪高等学校数学教育会研究発表大会  2013年12月13日(金)
 本日、12月13日(金)、大阪府立高津高等学校において、大阪高等学校数学教育会の研究発表大会が開催されました。
 この研究発表大会は、大阪高等学校数学教育会で行われたその年の研究の中で特に優れた内容のものを発表する大会で、今年で第39回目を迎え、かつて当教育会を支えていただいたOBの先生方も参加される歴史と伝統のある研究発表大会でございます。
 今年は、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校の鹿取覚教諭による発表@「新高校での論理的思考力育成のための授業実践」、大阪教育大学附属高等学校平野校舎の友田勝久教諭による発表A「新教育課程でもGRAPES 〜複素数平面と統計での活用〜 」、大阪府立大手前高等学校の植田隆巳教諭による発表B「汝の足元を広く掘れ」が披露されました。
 発表@は、現在の授業において求められている「言語活動の充実」とかなり符合する内容であり、また、発表Aは、これもまた、時代の要請である「ICT活用」の優れた実践報告でした。発表Bでは、当教育会での長年の研究活動で培った財産の大きさが紹介され、とても含蓄のある内容の発表でした。
 最後に、大阪教育大学の菅原邦雄教授と大阪府立大学の入江幸右衛門教授から指導・助言がありましたが、3本の発表ともそれぞれ意義深い素晴らしい内容であると賞賛のコメントをいただきました。
 来年は、この大会も第40回目を迎えますが、特に、若い先生方の発奮・活躍を期待したいと思っています。数学は、世の中の様々な場面で必要とされる大切で不可欠な学問です。これからも、ますます研究活動が活発になるよう、尽力していきたいと思っています。

273  学校保健委員会  2013年12月11日(水)
 本日、12月11日(水)、学校三師の先生方(ョ学校医様、崗本学校歯科医様、矢入学校歯科医様、庄司学校薬剤師様)及びPTA役員・実行委員のご代表の方々にご参加いただいて、学校保健委員会を開催しました。
 学校長挨拶の後、学校側から、(1)定期健康診断結果、(2)学校環境検査結果、(3)保健室利用状況、(4)日本スポーツ振興センター申請状況、(5)教育相談委員会報告、(6)「学校環境改善」への取組み〔@保健部清掃活動、A校内環境整備、BPTA環境保健委員会活動〕、(7)生徒保健委員会活動報告 等の報告をさせていただきました。その後、「最近の学校保健の話題より」ということで、(1)本校の感染症対策(麻しん予防接種状況、学校感染症)、(2)感染症の予防対策(インフルエンザ、海外修学旅行、子宮頚がんワクチン等)について、情報交換をさせていただきました。
 そして、最後に、学校三師の先生方から、指導・助言をいただきました。特に、ョ学校医様からは、本校生徒の麻しん予防接種率の高さ等、本校の保健指導の充実度について、お褒めの言葉をいただきました。たいへんありがたく存じます。今後も、保健主事、養護教諭を中心として、本校生徒の健康の保持・増進のために、尽力してまいりたいと思っております。学校三師の先生方、PTA役員・実行委員のご代表の方々、本日は、お忙しい中、当会議にご出席いただきまして、誠にありがとうございました。改めて、この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。

272  第1学年人権講演会  2013年12月11日(水)
 本日、12月11日(水)、さつきホール(守口市民会館)において、1年生の生徒の皆さん(全員)と保護者の方々(希望者)を対象に、「スマホの実態、危険性、そして、その対応」というテーマで人権講演会を実施しました。
 講師は、兵庫県立大学環境人間学部人間形成コース(教職担当)准教授の竹内和雄氏で、竹内氏は、公立中学校の教諭(主に生徒指導主事等を歴任)から寝屋川市教育委員会指導主事を経て、平成24年より現職に就かれ、不登校、いじめ、メディア依存等、課題をもつ児童・生徒への対応方法について研究されています。
 本日の講演では、動画を含むたくさんの画像を提示しながら、インターネットやスマホ等の実態やそこに隠されている危険性について、様々な事例を通して、分かりやすく解説していただきました。生徒の皆さんにとっても、とてもインパクトのあるお話であったと思われますので、どうか、今後の情報機器との付き合いにおいて、大いに参考にしてほしいと思います。

271  第8回大阪府総合学科高等学校研究発表会に向けて  2013年12月10日(火)
 来る12月21日(土)に、大阪府立今宮高等学校において、大阪府総合学科高等学校研究発表会が開催されることになっています。この発表会は、大阪府内にある総合学科高校12校(大阪府立の高校が10校、大阪市立の高校が2校)が集い、各校がこれまでに取り組んできたことを発表し合うという取組みであり、今年度で第8回目を迎えます。
 芦間高校からは、いつも、「総合的な学習の時間」の授業で取り組んでいる、いわゆる「総学論文」の中から優秀な内容のものを発表させていただいています。今年度は、3年6組の米澤葵さんに発表していただくになり、現在、発表に向けて準備を進めているところです。発表テーマは「食料と私たち」で、輸入している食料がなぜこんなに安く日本で売られているのか、また、日本人の食に対する考え方はどのようなものなのか、といったことについて調べ、考えた結果を発表してくれる予定です。緊張するかとは思いますが、ぜひ、自分の力を発揮して、有意義な発表ができることを期待しています。

270  八島交差点での自転車マナー指導  2013年12月09日(月)
 最近、朝、八島交差点において、辻首席・飯尾生徒指導主事らとともに、自転車マナー指導を行っています。八島交差点は、常時、交通量が多いところです。特に、8時から8時半ごろにかけては、通勤途中の方々に加え、守口東高生、淀川工科高生、そして、本校芦間高生等、とても多くの人々がこの八島交差点を通り、まさに「ごった返している」という言葉がぴったり当てはまる状況になっています。本校生に限って言えば、門真市方面から来る生徒の皆さんが、道路の右側を走行する、いわゆる、逆走状態でこの交差点に入ってこようとします。横断歩道を渡る回数を少なくしたいという気持ちが働いてのことでしょうが、ルール違反はルール違反ですし、事故につながります。今後、校内でも、HRや全校集会等で注意喚起をするとともに、警察と連携し、また、他校の先生方とも連携して、朝の立ち番指導を強化していこうと考えています。

269  毎日新聞社毎日書道会主催「書の甲子園」  2013年12月06日(金)
 「書の甲子園」の愛称で親しまれている第22回国際高校生選抜書展〔毎日新聞社、毎日書道会主催〕の審査結果が先日発表され、本校から、佐古奈於美さんの作品と相川愛さんの作品が、見事入選しました。おめでとうございます。
 本校の書道部は、文化祭での「書道ガールズによるパフォーマンス」の披露、大阪府高等学校芸術文化連盟主催の大阪府高等学校芸術文化祭書道部門での奨励賞受賞など、本当によく頑張っています。顧問の教員は、今年度の新規採用教員の方ですが、専門性が高く、指導力もあって、生徒の力をぐんぐんと伸ばしてくれています。今後も、より一層飛躍し、芦間の書道部の存在がますます府民の皆様に認知されていくことを願っております。書道部の皆さん、今後も活躍を期待していますので、ぜひ、頑張ってください。

268  自転車置き場の整理整頓  2013年12月05日(木)
 2学期当初から、自転車置き場の整理整頓の様子が気になり、出張のない朝は、朝の正門や裏門での挨拶を終えた後、自転車置き場の様子をできるだけ見て回るようにしていました。
 2学期当初は、朝から暑い日が続き、また、文化祭の前ということもあってか、自転車置き場が雑然とした状態になっていた日が多かったように思います。指示された枠の外に平気で放置したままになっている自転車を、しばしば枠の中へ入れて回りました。その後、生徒指導部の方で指導を強化していただき、2学期半ばからは少しましになったような気もしますが、まだまだ、日によっては、十分な整頓状況とは言えないこともあります。
 ちょっとしたことですが、日々の整理整頓は大切なことです。生徒の皆さんには、「当たり前のことを当たり前にできる」ことの大切さに気付いてほしいと思っています。

267  台湾の新荘高級中学校の皆さんが本校を訪問されました。  2013年12月03日(火)
 本日、12月3日(火)、快晴のお天気の中、昨年度の修学旅行で11期生がお世話になった、台湾の新荘高級中学校の皆さんが本校を訪問されました。
 セレモニーでは、私大西の英語による歓迎挨拶の後、新荘高級中学校の陳校長先生から、丁重なメッセージをいただきました。校長どうしで贈り物の交換が取り行われた後、芦間生代表による中国語でのスピーチ、新荘生代表による日本語と英語でのスピーチが行われました。特に、新荘生代表の英語はとても流暢で、英語力の高さが感じられました。その後、芦間生によって和太鼓の演奏が披露され、演奏後、何人かの新荘生が和太鼓の演奏を体験しました。そして、全員での「上を向いて歩こう」と「新荘高級中学校の校歌」の合唱の後、新荘生が原住民舞踏を披露してくれました。セレモニー終了後は、会場を会議室に移して、たこ焼きパーティーを行いましたが、セレモニー、たこ焼きパーティーともに、とても充実した内容で、素晴らしい交流ができたと思います。
 束の間の交流でしたが、新荘高級中学校の皆さんには、楽しんでいただけましたでしょうか。修学旅行での交流、今回の交流が、また、次の交流につながればうれしく思います。校長先生はじめ、新荘高級中学校の皆さん、本当にありがとうございました。この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます。

266  明日、台湾の新荘高級中学校の皆さんが来校されます。  2013年12月02日(月)
 いよいよ、明日、12月3日(火)に、昨年度の修学旅行で11期生がお世話になった、台湾の新荘高級中学校の皆さんが本校を訪問されます。本日は、その前日ということで、セレモニーのリハーサルを行いました。芦間生代表による中国語でのスピーチ、全員が中国語で合唱する「上を向いて歩こう」と「新荘高級中学校の校歌」、司会進行役の英語による進行メッセージ等、それぞれの生徒が、自分の役割を確認しながら練習を行いました。
 明日は、お天気もよさそうです。新荘高級中学校の皆さんに精一杯の「お・も・て・な・し」ができるよう、ここまで準備をしてまいりました。明日は、限られた時間ではありますが、楽しいひとときを過ごせますよう、心から祈っております。新荘高級中学校の皆さん、どうぞ、ご無事で本校にお越しください。すばらしい交流ができますことを楽しみにしております。

265  師走です。卒業・進級に向けて生徒も教員も全力投球を。  2013年12月01日(日)
 本日より、師走、12月です。校庭の木々に付いている葉っぱの数も少なくなってきました。いよいよ、冬本番です。卒業・進級に向けて、最後の追い込みの時期となりました。
 まずは、3年生の皆さん。2学期の期末考査〔12月5日〜〕に向けての準備は万全でしょうか。ここが正念場です。卒業に向けて、単位取得数に懸念のある人は、何をさしおいても全力で勝負です。担任の先生や教科担当の先生方にとことん食い付いて、勉強の仕方の分からないところ、提出物の内容等、しっかりと確認をして、勉強のやり残し、提出忘れ等のないよう、徹底をしてください。
 次に、1年生・2年生の皆さん。3年生の皆さんに向けて書いたことと同じですが、留意していただきたいことがあります。本校は単位制高校ですから、単位取得数が芳しくなくても、表面的には、形の上では、進級していきます。他校では、進級できないことが結構ありますが、本校では、自然に進級していきます。そこで、勘違いをしないようにしてくださいね。単位取得数が芳しくない状態で進級した場合、進級はしたけれど、最終的に3年生の最後の時期になって卒業ができなくなるということがよく起こり得ます。担任の先生から、これまでに、十分に注意を受けていることと思います。現在学んでいる科目について、すべて単位取得して、堂々と進級していってほしいと思います。皆さんも、全力で各科目の学習を頑張って、しっかりと単位取得をしてください。
 「後悔先に立たず」そして「継続は力なり」です。いずれにしても、12月は、卒業・進級に向けて、とても重要な時期です。自分の為すべきことを確実に行って、先生方の力も借りながら、とにかく頑張ってください。皆さんの頑張りを期待しています。

264  大阪数学教育会総会  2013年11月30日(土)
 本日、11月30日(土)、大阪市天王寺区にある大阪教育大学天王寺キャンパスにおいて、大阪数学教育会の総会が開催されました。
 大阪数学教育会とは、大阪教育大学の柳本朋子教授を会長とし、大阪府内の算数・数学の各研究会組織を傘下に収める「大阪の算数・数学の研究組織の総体」とも言える組織でございます。私は、大阪高等学校数学教育会の会長を務めさせていただいている関係で、当大阪数学教育会の副会長を仰せつかっております。
 総会においては、小学校代表者による発表「統計的探究学習 〜算数を使うよさを味わう学習指導〜 」、中学校代表者による発表「デジタル教科書の活用について」、高等学校代表者による発表「論理的思考とその表現 〜レポート・答案の指導を通して〜 」が行われた後、横浜国立大学の根上生也教授による講演「赤ちゃんから数学者までの算数・数学教育」が行われました。特に、根上教授は、日本における「位相幾何学的グラフ理論」のパイオニアとして精力的に研究を続ける一方、「自己実現・自己表現」「構造の理解」をキーワードに新たな数学教育の流れを作るための活動もしておられます。今回の講演では、今後の算数・数学教育に関する示唆に富んだ内容のお話を聞かせていただくことができ、とても感激・感動いたしました。
 本総会の成果を今後の大阪の算数・数学教育に生かし、これまで培ってきた算数・数学教育のノウハウをますます発展させるともに、参加された先生方には、大阪の児童・生徒の皆さんの「算数・数学の学力」の向上に向けて、より一層精進して取り組んでいただければ幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

263  授業風景〔1年産業社会と人間〕「ディベート」  2013年11月29日(金)
 11月29日(金)、本日は、1年の「産業社会と人間」の授業で行ったディベートの取組みを拝見しました。
 皆さんは、ディベートというものをご存知でしょうか。これは、一つのテーマについて「肯定側チーム」「否定側チーム」に分かれて、
  ・肯定側の立論   ・否定側の立論
  ・否定側がら肯定側への質問  ・肯定側がら否定側への質問
  ・否定側の反論   ・肯定側の反論
  ・否定側の反論   ・肯定側の反論
というルールで意見を述べ合い、第3者である審判担当者が優劣を判定するという取組みです。
 この日の授業では、「死刑制度は廃止すべきか」というテーマで、生徒の皆さんは真剣に意見を戦わせていました。まだまだ不慣れな点が多々あり、単なる「言葉による喧嘩」のような場面もありましたが、生徒の皆さんは一生懸命に取り組んでくれていました。ディベートについては、様々な大会があり、そのような大会に出場しているチームの実践をDVD等で見てみると、飛躍的に論立てがうまくなります。授業の中の限られた時間では、なかなかそこまでのことはできませんが、興味のある人はぜひレベルアップをめざしてみてほしいと思います。

262  授業風景〔1年産業社会と人間〕「達人に聞く」  2013年11月28日(木)
 11月28日(木)、本日は、1年の「産業社会と人間」の授業で行った「達人に聞く」という取組みを拝見しました。この取組みは、第2学年団と進路指導部とが連携して準備を進めてきたもので、建築士、美容師、調理師、漫画家、幼稚園教員、看護師、養護教諭、出版関係者、新聞報道関係者、音響学研究者、カウンセラー等の方々を講師としてお招きし、それぞれのお立場でそれぞれのご経験をもとに生徒の皆さんに講義をしていただくというものです。
 その職業をめざされたきっかけ、仕事内容や仕事のやりがい、その職業に就くためにするべきことなどについて、熱心にご講話していただきましたので、生徒の皆さんにとっては、職業観や勤労観の醸成に大いに役立ち、また、自分の将来の生き方や職業を考える上でとてもよいきっかけになったことと思います。生徒の皆さんには、今日の授業で得た様々な刺激を胸に、今後の高校生活のより一層の充実を期待したいものです。

261  台湾の新荘高級中学校の皆さんの歓迎の準備が進んでいます。  2013年11月26日(火)
 来る12月3日(火)に、昨年度の修学旅行で11期生がお世話になった、台湾の新荘高級中学校の皆さんが、本校を訪れ、交流をさせていただく予定になっております。この秋以降、その準備を着々と進めてきておりますが、訪問1週間前となり、その準備に拍車がかかっております。写真のように、歓迎の横断幕が完成し、お土産の「羽子板」も準備できました。私も、歓迎のスピーチ(英語)の練習に励んでいます。
 本校の生徒の皆さんは来週に迫った訪問日をとても楽しみにしていますし、新荘高級中学校の皆さんも本校への訪問を心待ちにしていただいていると伺っております。修学旅行での交流がこのように継続できることは、この上ない喜びでございます。当日は、限られた時間ですが、有意義な交流ができますことを今から期待しています。新荘高級中学校の皆さんのご来校を心よりお待ち申しております。

260  第2学期交通安全指導  2013年11月25日(月)
 本日、11月25日(月)から週末の29日(金)まで、交通安全指導を行います。朝の登校時には、正門前と裏門前に加えて、裏門近くの信号付近においても、また、下校時には、正門前と正門近くの信号付近において、教員が立ち番をさせていただいて、生徒の交通安全に関するマナーの向上に向けて指導を行います。
 以前にも述べましたように、昨今、自転車による事故が増えており、我々大人も含めて、いつ事故を起こし、加害者や被害者になるか分かりません。そのような中、本校生についても、規範意識をしっかりもっている生徒もいれば、マナーの悪い生徒もいます。また、自転車事故の加害者になって何千万円という賠償金の支払いを命ぜられるケースも少なくありません。本校生がそのようなつらい目に会うことは、絶対に避けなければなりません。その意味でも、より一層、生徒の交通安全に関するマナーの向上に向けて、取組みを充実させていきたいと考えております。

259  第11回共に生きる障がい者展  2013年11月23日(土祝)
 本日、11月23日(土祝)、堺市南区茶山台にある国際障害者交流センター「ビッグ・アイ」において、「第11回共に生きる障がい者展」が開催され、本校のBreeze生徒の皆さんが参加しました。このイベントは、障がい者の自立と社会参加を促進することを目的として行われる「大阪の障がい者の祭典」であり、長い伝統を誇る「障がい者作品展」「情報通信機器展2013/ユニバーサルデザイン生活展」「文化芸術展」の3つの催しから成っています。
 様々な団体からの作品展示や出店がある中、本校のBreeze生徒の皆さんは、たまがわ高等支援学校の本校生徒の皆さんとともに、「喫茶・休憩コーナー」において、コーヒーやジュースなどを販売しました。たまがわ高等支援学校の授業では、「販売」という授業があり、校内の模擬喫茶店でしばしば練習をしておりますので、その学習の成果を来場者の方々に見ていただくよい機会となりました。来場していただいた皆様、本当にありがとうございました。また、Breeze生徒の皆さんも、一生懸命取り組んでくれていました。本当にご苦労様でした。

258  第2学年第2回保護者集会  2013年11月23日(土祝)
 本日、11月23日(土祝)、第2学年〔11期〕第2回保護者集会を開催させていただきましたところ、約70名の方にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました保護者の方々に厚くお礼を申し上げます。
 本集会で保護者の方々にお伝えした内容は、主に、「(1)今からはじめる受験対策『芦間高校標準プラン』〔進路指導部より〕」と「(2)修学旅行[グァム]の報告〔第2学年より〕」の2点でございました。
 特に、(1)につきましては、これまで本校が取り組み続けてきた「チューター制度」をこの11期生から廃止して新たな取組みを行うことにしていますので、そのことに関して、私大西の方から、冒頭の挨拶を兼ねてお話をさせていただきました。以下は、私大西の冒頭の挨拶の内容でございます。お読みいただければ幸甚に存じます。
「11期生の進路保障の取組みについて、ご説明を申し上げます。
 本校では、開校以来、進路保障の取組みとして『チューター制度』という制度を設けておりました。本校の『売り』の一つとして、これまで様々な場で紹介させていただいておりましたから、ご存知の方も多いかと存じます。この制度は、特に、難関大学への進学を希望していて一定の条件を満たしている生徒さんに対して、『チューター』と呼ばれる教員を配置し、個別に受験勉強の指導を行うという制度でございました。
 本校では、開校以来10年が過ぎ、これまでの進路指導の取組みについて、順次、見直しを進めているところでございまして、この『チューター制度』についても、2年前に見直しをしました。
 これまでの『チューター制度』による進路実現についての成果は、一定程度はあるものの、制度の対象者が限られていたため、『チューター制度』の利用を希望しても配置されない生徒さんがかなりいましたし、また、原則、生徒さん1名に対してチューター教員は1名なので、見てもらえる教科は1教科のみでした。このように、様々な課題を抱えながら、『チューター制度』という取組みがここまで進められてきたわけです。
 そこで、この11期生からは、従来の『チューター制度』に代わるものとして、新たな取組みを始めることにしました。
 具体的には、まずは、AO入試や推薦入試に対応するため、小論文対策や面接対策を、可能な限り、過去のデータを用いて指導を充実させていこうと考えています。これを、本校では、AO入試の頭文字の『A』、小論文指導の頭文字の『S』、面接指導の頭文字の『M』を取って、ASMシステム(別名、『あしまシステム』)と呼んで、進路指導のシステムの中心に据えていこうと考えております。
 また、やる気のある生徒さんが自主的に参加できるように、例えば、志望校別レベル別とか、長文読解や英文法といった分野別とかのような、課題別の進路対策講座をカリキュラムの外で開設します。これまでの『チューター制度』の個別性等の良かった点を引き継ぎつつ、やる気があればだれもが参加できるようにすることで、これまでの『チューター制度』が抱えていた課題を解決しながら、進路保障のシステムを構築していこうとしているわけです。
 このように、11期生以降につきましては、10期生以前とは、少し異なるシステムになっていきますが、お子さまたちの全員の進路希望が実現できるように、学校として、責任をもって、進路保障・進路指導に取り組んでおりますので、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。(以下、略)」

257  学校説明会〔平成26年1月11日(土)開催〕のご案内  2013年11月22日(金)
 先日の11月9日(土)で、本年度のオープンスクールは終了しましたが、今後、高校受験の志望校を考えていく上で、芦間高校を見学に行きたいと思われる方がきっといらっしゃると思いますので、そのような方々へのご案内です。
  ○学校説明会を平成26年1月11日(土)に開催します。
    受付:14時より
    説明開始:14時30分より(1時間程度で終了の予定です。)
    場所:本校視聴覚教室(1F)
    詳細はこちらをご覧ください→学校説明会ご案内ちらし
  ○また、他の日に見学したいという方は、
    本校の山下教頭または辻首席にお問い合わせください。
    電話番号:06−6993−7687
    FAX番号:06−6997−1054

256  授業風景〔1年保健〕10年経験者研修ICT活用研究授業  2013年11月21日(木)
 本日、11月21日(木)、1年の必履修科目「保健」の授業を拝見させていただきました。この授業は、授業担当者(10年経験者教員)の「10年経験者としての研究授業」という位置付けで行われたものです。授業の内容は、「性感染症とエイズ」でした。
 授業においては、終始、パワーポイントを駆使して説明が行われ、前半は、パワーポイントに表示された事柄について生徒に深く考えさせることを中心に授業が進められ、また、後半は、ノートに書き写すべき事項をパワーポイントから写させた後、教科書を読ませながら振り返りや確認をさせていました。今回は、時間の節約も念頭に入れて、発問は最小限に抑えての進行でしたが、説明内容がとても生徒の皆さんにとって説得力のあるものであったため、生徒の皆さんは集中力を持続させることができていました。いわゆる、従来からある一斉講義式の授業ではありましたが、生徒の皆さんにしっかりと考えさせることができるようにICTを活用した有意義な授業だったと思います。

255  Breeze生徒職場実習  2013年11月19日(火)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が断続的に行われています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているデイケアセンターにご挨拶に行かせていただきました。このケアセンターは、昼間の通いで来られているお年寄りのみを対象としている施設ですが、そのお年寄りの方々とコミュニケーションを交わし、とても積極的に、しかも、自分で率先して仕事に向かっている姿を拝見し、とても意欲的な様子がうかがえました。この実習は就労に直結する職場実習であり、こちらの事業所様のお世話になれるよう、最終の頑張りどころという位置付けで取り組んでくれています。卒業まであと僅かとなってきました。ぜひ、仕事のやりがいをしっかりと再確認し、このご縁を自分のものにして、将来の自分の幸せに繋げていってほしいと願っています。意欲を失わず、頑張ってください。

254  授業風景〔1年書道T〕  2013年11月19日(火)
 11月19日(火)、本日は、1年の「書道T」の授業を拝見しました。この授業は、授業担当者(初任者教員)の「初任者としての公開研究授業」という位置付けで、大阪府教育センターから担当指導主事を招聘して実施したものです。
 この授業を含む単元においては、王羲之の蘭亭序の臨書を通して流麗な「行書」の美を味わうこと、また、1学期に学んだ「楷書」に比べて字形に幅がある「行書」を学ぶことによって書表現の幅広さを感じ取ること、そして、「楷書」とは異なる運筆法を学ぶことによってこの単元の後に学習する「漢字仮名交じりの書」の創作への素地を養うこと を主な目標としています。
 さらに、この単元では、クラスごとに協力をし、蘭亭序の全臨(対象となる手本の全部を臨書すること)に取り組み、仲間と協力し合うことによって1つの作品全体を再現することができる喜びを感じ、達成感を味わうこと、そして、これまでより更に深く作品を鑑賞する力を養い、互いに切磋琢磨して書写能力の向上をめざすこと も目標としています。
 生徒たちは、各生徒がこれまで練習として書いてきたものを見合って、文字の大きさや線の太さ等の統一について、真剣に話し合い、その結果をもとに製作活動に取り掛かっていました。
 このように、仲間どうしでの話し合いを取り入れることにより、自分の担当の部分の製作における責任が重くなり、緊張感も増し、また、鑑賞の能力も高めることができるので、この取組みはとても意義深いものだと感じました。担当教員は初任者ではありますが、着実に自分の指導力を向上させてくれていて、頼もしい限りです。今後のより一層の頑張りを期待したいと思います。

253  書道の授業での作品が校内のトイレに展示されています。  2013年11月18日(月)
 書道の授業における作品が校内のトイレに展示されていますので、ご紹介させていただきます。
 本校では、芸術・造形・工業関連の別棟、いわゆる「ものづくり実習棟」を設置していただいた関係で、芸術科関連の授業やクラブでの創作活動がとても活発で、随時、でき上がった作品を校内に展示させていただいております。
 そして、今回は、書道の授業で製作された作品をトイレに飾ろうということで、書道科の方で積極的に取り組んでいただきました。写真で示した作品はその一例です。生徒の皆さんに元気や勇気を出してもらえる言葉を選んで書いてくれたそうです。どの作品も、とても素晴らしいものばかりです。学校に立ち寄られた際には、ぜひ、見ていただければ幸いです。
 今後も、生徒の皆さんのオリジナル作品をどんどん輩出していきますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

252  守口市民パレードにPTA生活指導委員会の方々が参加されました。  2013年11月17日(日)
 本日、11月17日(日)、今月が「青少年を非行から守り、社会を明るくする強調月間」ということで、守口校区青少年育成指導員会主催の啓発活動「守口市民パレード」が行われ、本校のPTA生活指導委員会の方々が参加されました。
 午前10時30分に守口市立守口小学校の南運動場に集合し、約2時間、ティッシュペーパーを配りながら、幟旗を持って守口市内を行進しました。今回は、PTAの取組みの一環としての参加でしたが、地域と連携したこのような行事に参加させていただくことは、とても大切なことですし、また、とてもありがたく思っております。今後も、本校としては、地域を大切にし、地域の皆様と手を携えて協力できる場にできるだけたくさん出向いていきたいと考えておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、PTA生活指導委員会の皆様には、お忙しい中、ご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。心より、感謝申し上げます。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

251  交野高校創立40周年記念式典  2013年11月16日(土)
 本日、11月16日(土)、府立交野高等学校の創立40周年記念式典が、大東市立総合文化センター(サーティホール)において開催され、同じ第4地区の府立高校の校長として私も列席させていただきました。
 校長先生や来賓の方々の祝辞の中では、交野高校の生徒の皆さんの「挨拶の素晴らしさ」と「遅刻の少なさ〔1日あたり平均4〜5名〕」が強調され、また、式典中の生徒の皆さんの態度もとてもよく、私語などは一切せず、整然と落ち着いた状態で式典が進められました。本当に行儀のよい素晴らしい交高生を拝見させていただき、私も清々しい気持ちになりました。その姿を賞賛したいと思います。
 この式典に参加して、本校も、同じ府立高校として、他校様のよいところは見習いながら、そして、本校としてのよさをより一層伸ばしていって、府立高校どうしが切磋琢磨していけるよう、改めて、生徒の皆さんと我々教職員が一丸となって魅力ある学校づくりを進めていかなければいけないということを決意した次第でございます。
 最後になりましたが、お招きいただきました交野高校の関係者の皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

250  第1学年第2回保護者集会  2013年11月16日(土)
 本日、11月16日(土)、第1学年〔12期〕第2回保護者集会を開催させていただきましたところ、約60名の方にお越しいただくことができました。まずは、お越しいただきました保護者の方々に厚くお礼を申し上げます。
 本集会で保護者の方々にお伝えした内容は、主に、「(1)修学旅行〔東北震災学習と東京ディズニーランド〕」「(2)進路に関する基礎知識とマネープラン」「(3)12期生の学習状況・学力状況と学年担任団としての取組み」の3点でございました。
 (1)につきましては、私大西の方から、つい最近、他校で取り組まれた東北修学旅行での震災学習の感動的なレポート(その学校の校長先生が記述されたもの)を紹介し、東北震災学習の意義深さをご説明させていただき、その後、学年の修学旅行担当教員の方から、下見の報告をしながら、実際のスケジュールや出向く場所の紹介等をさせていただきました。
 (2)につきましては、摂南大学入試部の方にお越しいただいて、大学入試の実態を踏まえた、生徒さんの進路獲得に向けての保護者としての心構えをご説明いただくとともに、大学受験等にかかる費用及び早い段階からのマネープランの重要性について詳しく解説していただきました。保護者の方々からは、早い段階からこのような具体的な話が聞けてよかったといった感想を多くいただきました。
 (3)につきましては、学年主任の方から、科目「産業社会と人間」におけるキャリア教育の取組み(特に、「ジョブクエスト」と「フィールド・トリップ(大学見学)」)、スタディーサポートの結果分析(特に、「生徒の学力実態」と「生徒の学習習慣の確立の状況」)について説明をし、今後、「学習習慣の確立」「生徒の学力向上」「学習や学校生活の振り返り」に関する取組みについての学年担任団としてのプランを早急に示していく予定であるということを述べさせていただきました。
 今後も、適宜、このような機会を設けて、保護者の方々に、生徒の皆さんの状況や本校での教育内容についてご報告させていただきますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

249  第2学年修学旅行無事終了  2013年11月15日(金)
 2年生の生徒たちが、修学旅行〔行き先:グァム、日程:11月12日(火)〜11月15日(金)の3泊4日〕の全日程を終え、本日、無事に帰国しました。現地で少し体調を崩した生徒さんが出たようですが、概ね、元気な姿で戻ってきてくれて、ホッとしているところです。
 グァムでは、天候にも恵まれ、オコド高校様との交流、ウォーターオリンピック、カヤックやシュノーケリング等のアクティビティ、恋人岬やラッテストーン公園等の島内観光 等、生徒たちは、ふだんの高校生活では味わうことのできない様々な体験をし、日本とは異なるグァムの自然・環境・文化に触れて、大いに見聞を広めることができました。
 また、オコド高校様からは、貴重な置物をお土産としていただきました。大切に校長室に飾らせていただいております。温かい交流をさせていただき、誠にありがとうございました。この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
 今回、グァムで様々な交流や体験をさせていただきましたが、これを一つの契機として、今後もこのような国際交流のご縁が続きますことを祈っております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

248  自転車マナー向上に向けて  2013年11月14日(木)
 本校では、今月から、生徒の自転車マナー向上に向けて、取組みを進めています。その一環として、生徒指導主事の飯尾教諭がリーダーとなり、正門付近で、何人かの教員が赤い旗を持って、交通整理を行っています。
 昨今、自転車による事故が増えており、我々大人も含めて、いつ事故を起こし、加害者や被害者になるか分かりません。そのような中、本校生についても、規範意識をしっかりもっている生徒もいれば、マナーの悪い生徒もいます。これは事実です。ですので、教員が何かアクションを起こさない限り、マナーの悪さの部分は減りません。そこで、生徒指導部を中心に取組みを始めさせていただいたという次第です。
 最近は、自転車事故の加害者になって何千万円という賠償金の支払いを命ぜられるケースも少なくありません。本校生がそのようなつらい目に会うことは、絶対に避けなければなりません。その意味でも、今後、生徒の自転車マナーの向上に向けて、取組みを充実させていきたいと思っております。

247  Breeze生徒職場実習  2013年11月13日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が断続的に行われています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている特別養護老人ホームにご挨拶に行かせていただきました。入所されているお年寄りの方々とコミュニケーションを交わし、とても意欲のある顔つきで仕事をしている姿を拝見し、とても頑張っている様子がうかがえました。介護や福祉の仕事において最も大切なことは、自分の気持ちを込めて様々な事柄に対処をすることだ、と私は思っています。その意味では、とても気持ちを込めて真剣に取り組んでくれていたように思いました。
 3年生は、いよいよ自分の進路を確定させる時期ですから、自分がどのような仕事に向いているかということをしっかりと見つめながら、就労への夢につながるよう、頑張ってほしいと思います。うまくいかない状況が少々生じても、諦めることなく、次のステップに向かって前向きに進むという気持ちを持ち続ければ、必ず道は拓かれると信じています。期待していますので、一つ一つコツコツと精進していってください。

246  大阪府立高等学校保健会第4地区職域合同研究協議会発表会  2013年11月12日(火)
 本日、11月12日(火)、大阪府立高等学校保健会第4地区職域合同研究協議会発表会が、枚方市立教育文化センターにおいて開催されました。この会は、学校保健・学校安全に携わる、学校医様、学校歯科医様、学校薬剤師様、そして、教育委員会の指導主事様、そして、校長先生方、保健主事や養護教諭の方々が一同に会して、今後の学校保健・学校安全に資することを目的として行う研究協議会でございます。私は、今年度、大阪府立高等学校保健会の第4地区校長部会代表として理事の役割を仰せつかっておりまして、本発表会に、その立場で参加をさせていただきました。
 発表会では、枚方なぎさ高等学校と交野高等学校の学校薬剤師の方々が「府立高等学校におけるダニ検査の集計結果及び事後措置について」というテーマで講演をされ、次に、守口東高等学校の養護教諭の方が「養護教諭に求められる役割について 〜連携・コーディネートをキーワードに〜」というテーマで実践発表をされました。いずれも、とても有益で貴重なご講演ご発表でございました。
 本発表会の成果を各校に持ち帰り、これまで培ってきた学校保健・学校安全のノウハウをますます発展させて、生徒の皆さんの保健指導等により一層役立てていきたいと考えています。参加していただきました関係者の皆様、どうもお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

245  第2学年修学旅行結団式  2013年11月11日(月)
 本日、11月11日(月)、2年生の修学旅行〔行き先:グァム〕の結団式が、4限目終了後に体育館で行われました。
 結団式においては、私の挨拶、付添教員の紹介の後、今回の旅行のお世話をいただいているJTBの方をご紹介させていただきました。そして、JTBの方から、「海外修学旅行」という意味での留意点を中心に、最終の確認・点検について生徒の皆さんに訴えていただきました。
 生徒の皆さんには、本日説明された内容をよく踏まえて、ルールを守り、お互いに思いやりの気持ちをもって行動し、また、たくさんの方々にお世話になりますので、感謝の気持ちを忘れることのないよう留意をしてほしいと思います。そして、この修学旅行が生徒の皆さんにとって「一生の思い出」として残る素晴らしい旅になることを心より祈っております。

244  第34回大阪府高等学校芸術文化祭書道部門  2013年11月10日(日)
 11月9日(土)と本日11月10日(日)、大阪府高等学校芸術文化連盟主催第34回大阪府高等学校芸術文化祭書道部門が、他の部門に先だって、大阪城ホール内の城見ホールで開催されました。86校が参加し、出品数566点の作品の中から選ばれた230点が展示されました。
 本校からは、相川 愛(2年)さんの作品が、奨励賞を受賞しました。おめでとうございます。非常に毛の柔らかい羊毛筆を巧みに操り、墨の潤渇を上手につけながら、とても堂々と、しかも、大らかに作品を仕上げることができており、また、石門頌の雰囲気を味わい深い線で表現できていて、とても素晴らしい作品でした。
 本校書道部は、文化祭で「書道ガールズによるパフォーマンス」を披露するなど、ますます活動が活発になっています。今回の奨励賞受賞を契機に、より一層飛躍してくれることと思います。期待していますので、ぜひ、頑張ってください。

243  第2回オープンスクールへのご参加ありがとうございました。  2013年11月09日(土)
 本日、11月9日(土)、本年度の第2回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、350名以上の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。10月19日(土)に開催しました第1回と合わせると、参加者数は約1000名となり、データが明確に残っているH22年度以降、最高の人数となりました。お越しいただきました方々に、厚くお礼を申し上げます。
 第1回と同様、体育館での全体会は、吹奏楽部よるオープニング演奏のあと、校長挨拶、教頭による学校概要説明、生徒会長挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介(放送部員の皆さんが、パワーポイントをリニューアルしてくれました。)、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。全体会のあとは、校内見学を兼ねた恒例の「芦間スタンプラリー」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。
 第1回と同様に、アンケートでは、ほぼ100%近くの方から肯定的な回答をいただきました。至らない点もあったかとは存じますが、概ね順調に進行することができました。重ね重ねになりますが、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

242  近畿算数・数学教育研究和歌山大会  2013年11月08日(金)
 本日、11月8日(金)、近畿算数・数学教育研究和歌山大会が、和歌山県民文化会館等の3会場において開催されました。私は、平成24年度から大阪高等学校数学教育会の会長を務めさせていただいておりまして、本大会に、その立場で参加をさせていただきました。
 午前の部では、総会の後、講演会において、文部科学省の教科調査官である水谷尚人氏が、「思考力・判断力・表現力を育む算数・数学教育について」というテーマで基調講演をされ、学習指導要領改訂の趣旨、今の授業に求められている「言語活動の充実」、全国学力・学習状況調査の結果等について述べられ、また、直近の話題である第2期教育振興基本計画の内容にも言及されました。
 午後の部では、小学校部会・中学校部会・高等学校部会に分かれて、公開授業及び分科会が行われ、現在の算数・数学教育に関わる内容について、熱い議論が交わされました。
 本大会の成果を大阪高等学校数学教育会に持ち帰り、これまで培ってきた算数・数学教育のノウハウをますます発展させて、大阪の児童・生徒の皆さんの「算数・数学の学力」の向上に向けて、より一層寄与していきたいと考えています。

241  第2学年修学旅行事前学習会  2013年11月07日(木)
 本日、11月7日(木)、間近に迫ってきました2年生の修学旅行〔行き先:グァム〕の事前学習会が、6限目のHRの時間に行われました。
 2年生の皆さんは、柔道場に集まり、世界史担当の北川一馬先生から、グァムの地理・歴史・政治・経済等、様々な事柄について説明を受けました。特に、グァムは、スペイン統治時代、アメリカ統治時代の後に、日本が占領した時代があり、その後、日本軍とアメリカ軍との戦いがあった場所です。不幸な歴史の部分も含めて、グァムは日本ととても密接な関係にあります。生徒の皆さんは、そういったことを本日の学習会でしっかりと学んでくれたことと思います。
 2年生の皆さんには、来週の火曜日(12日)からの3泊4日の旅に備えて、体調管理をはじめとして、万全の準備をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

240  授業風景〔1年Breeze保健〕  2013年11月06日(水)
 11月6日(水)、本日は、1年Breezeの「保健」の授業を拝見しました。この授業は、「自らの食生活を見直し、正しい食生活を通して健康的な生活を送ることができるようになる。」を目標として、
 1 前日の食事を振り返り、前でみんなに向かって発表する。
 2 「おなかがすくのは、どんなとき?」を考え、なぜ食事を取らなければならないかを考え、理解する。
 3 「ごはんをたべたら、どうなる?」を考え、食べ物が口から入ってから便となって体外に排出されるまでの流れを理解し、発表する。
 4 食事をしないことのデメリットを知り、食べることの大切さを知る。
 5 推定エネルギー必要量を知り、おやつの摂り方を考える。
 6 今日の授業を振り返り、自分の食生活に関心をもち、健康の大切さを知る。
という流れで実施されました。
 生徒の興味・関心をうまくひいて、授業の中に生徒を引き込むとともに、発表の場面では、生徒の発表を見て聞いて、他の生徒がどう思ったかを問う形式で、やりとりを進めるなど、生徒が集中して取り組めるようにしっかりとした工夫がなされていました。障がいのある生徒に物事を教えることは、授業の原点であると言えるでしょう。今日の授業は、そのようなことを再確認できる内容を含んでおり、とても意義深いものであったと思います。

239  枚方市入試説明会実行委員会〔事務局:京大進研〕主催「高校入試説明会」  2013年11月04日(月)
 本日、11月4日(月・振替休日)、枚方市禁野本町にある常翔啓光学園において、枚方市入試説明会実行委員会主催「平成26年度受験高校入試説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、参加させていただいておりまして、当説明会実行委員会様及び事務局である進学塾京大進研様には、平素よりとても感謝いたしております。そして、例年同様、ブースのスペースに関して、ご配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。お陰様で、当日は、約25組の方々に本校のブースにお越しいただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今年度のこのような合同説明会も、本校が参加させていただくのは、これが最後でございますが、様々な場で様々な出会いをさせていただくことができましたことを心より感謝申し上げます。そして、本校で行うオープンスクール〔第2回目〕が11月9日に控えております。これまでの合同説明会でご縁をいただいた方のご来場を心よりお待ち申しておりますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

238  大阪・淀川市民マラソン  2013年11月03日(日)
 本日、11月3日(日祝)、大阪・淀川市民マラソンが行われ、本校の陸上競技部の部員たちがボランティアとして参加させていただき、また、本校を駐輪場としてお使いいただけるようご協力をさせていただきました。あいにくのどんよりとした曇り空で、いつ雨が降ってくるかわからないといった天候でしたが、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんも加わって行われた開会式を皮切りに、約15000名のランナーの方々が参加して、フルマラソン、ハーフマラソン、10kmマラソンが行われました。午後に雨が降ってきましたが、大会は、滞りなく運営されたとお聞きしています。ランナーの方々、お疲れ様でした。そして、本校陸上競技部の部員の皆さんもご苦労様でした。来年度もまた、本校関係者ともども、皆さんとともに、この大会を大いに盛り上げて楽しみたいと思っておりますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。

237  大阪府立高等学校PTA協議会第4ブロック総会  2013年11月02日(土)
 本日、11月2日(土)、大阪府立高等学校PTA協議会第4ブロック総会が本校で開催され、第4ブロックに属する18高校のPTA役員・実行委員の方々約120名が参加されました。
 総会においては、幹事校である本校のPTA会長松様のご挨拶の後、平成24年度の事業報告、平成25年度の事業経過と今後の予定について報告・審議していただきました。そして、その後、本校の元教員であり、現在は大阪府男女共同参画推進財団の事務局ディレクターをされている萬田久美子氏に「子どもの育ち・親の育ちを支えるピア・サポート」という題でご講演をしていただきました。萬田氏は、本校での「ピア・サポート」導入に向けての先駆者・功労者であり、その意味でも、講演はとても活気あふれる熱のこもったものとなりました。
 昼間の会が終了した後、夜は、懇親会に場を移し、約100名の方が参加されました。こちらの方も、たいへん盛り上がりました。
 7月の連絡会、そして、今回の総会と、幹事校として、至らぬ点はあったかとは思いますが、概ね、責任を果たすことができたのではないかと思っております。これも、関係者の方々のご支援ご協力のお蔭でございます。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。また、来年度の幹事校は門真なみはや高校様に決定しております。しっかりと引き継ぎをさせていただき、バトンをお渡ししたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

236  八雲中学校区授業研究会  2013年11月01日(金)
 本日、11月1日(金)、近隣にある守口市立八雲中学校様で授業研究会が実施され、本校から塩ア指導教諭が参加させていただきました。
 本校で取り組んだ「パッケージ研修(府教育センター主催)」を八雲中学校様でも導入され、その一環として、3年国語、3年英語、2年国語の授業が公開されました。特に、塩ア指導教諭が見学させていただいた3年英語の授業では、ペアワークに積極的に取り組むなど、生徒の皆さんの主体性が発揮されていたとのことでした。研究授業のあとの研究協議では、小学校・中学校・高等学校の教員が集まり、活発な議論がなされ、研修の在り方という点においてもとても参考になったという報告を塩ア指導教諭から受けました。
 今回は、八雲中学校様からご案内を頂戴し、本校の教員が参加させていただきましたが、後日、本校での公開研究授業のご案内を八雲中学校様に差し上げ、このような交流を今後ますます発展させていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、八雲中学校様には貴重な機会をご提供いただきましたことを心より感謝申し上げます。今後とも、緊密な中高連携をよろしくお願い申し上げます。

235  11月です。自分の為すべきことを確実に。  2013年11月01日(金)
 本日より、11月です。校庭の木々も、紅葉から落葉へ。一気に冬が近づいてきたという印象です。
 まずは、1年生の皆さん。2学期の期末考査〔12月5日〜〕に向けて、この11月は、授業に集中してしっかりと実力を伸ばしてください。この時期の勉強の成果は年度末の単位修得に大きく影響します。全科目の単位を確実に修得できるよう、この1か月を大切にして勉学に励んでください。
 次に、2年生の皆さん。いよいよグアムへの修学旅行です。オコド高校との交流、様々なアクティビティ、魅力たっぷりの島内観光 等、ふだんの高校生活では味わうことのできない内容がぎっしりと詰まっています。様々な体験を通して、日本とは異なるグアムの自然・環境・文化に触れ、大いに見聞を広めてください。
 そして、3年生の皆さん。進路を獲得するための追い込みの時期です。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、以前にも述べましたが、進路獲得は、個人戦ではなく団体戦です。もう既に進路が決まった人もいるかと思いますが、自分の進路が決まったからと言って、自分勝手な行動は慎んでください。クラス全員が進路を獲得するまで、そして、学年全体が進路を獲得するまで、仲間のことを考えて、チームという意識をもって日々の行動をしてください。
 いずれにしても、11月は、次のステップ(卒業、進路獲得、進級 等)に向けて、とても重要な役割を果たす時期です。自分の為すべきことを確実に行って、自分をより一層伸ばすことができるよう、皆さんの頑張りを期待しています。

234  第2回オープンスクール〔11月9日(土)開催予定〕間近に迫る。  2013年10月31日(木)
 第2回オープンスクールが、間近に迫ってきました。11月9日(土)に開催します。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。ぜひ、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○遊んじゃえ漢字で・・・漢字についての興味深い内容です。
  ○小説セミナー・・・小説を読み解く授業を体験していただきます。
  ○花火を科学する!・・・花火をつくってみます。
  ○不思議アイ・マジック・・・脳と視覚との素敵な関係を探ります。
  ○イオン式電気パン焼き器・・・イオンで焦げないパンを作ります。
  ○英会話・・・楽しく英語で話しましょう。
  ○楽しい数学・・・選択科目「楽しい数学」の内容に触れてみましょう。
  ○書道体験・・・毛筆を用いて、四文字熟語をモチーフに、オリジナル色紙作品を制作します。
  ○映像メディア表現・・・コンピューターグラフィックで写真を合成し、オリジナルカードを作ります。
  ○看護体験してみよう・・・体温、呼吸、脈拍、心拍、血圧を測定してみます。
  ○ステンドグラス体験・・・ステンドグラスで、キーホルダーやペンダントトップを作ります。
  ○コミュニケーション技法・・・コミュニケーションの取り方に関する様々な方法を学び、実際に体験しましょう。
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケット部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、卓球部、ダンス部、陸上部、空手道部、吹奏楽部、パソコン部、美術部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。

詳しい案内については、こちらをクリックしてください → 2013オープンスクールのご案内

233  1年ジョブクエスト発表会  2013年10月31日(木)
 本日、10月31日(木)、1年生の「ジョブクエスト」の発表会が行われました。
 「ジョブクエスト」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として取り組むものです。具体的には、自分の興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするという取組みです。自分でアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブクエスト」なのです。
 発表会においては、生徒の皆さんがこの「ジョブクエスト」にしっかりと取り組んだ証だなと思える、とても充実した内容の発表がほとんどでした。そして、パワーポイントに関する知識・技能の基礎・基本も十分に会得し、見事なプレゼンを行うことができていました。発表した生徒の皆さん、聴く立場であった生徒の皆さん、いずれも、今日の発表会の成果を自分たちの糧にしてさらなる飛躍をめざしてください。今日の発表会、とても素晴らしかったです。お疲れ様でした。

232  塩ア指導教諭フォローアップ研修示範授業  2013年10月29日(火)
 本日、10月29日(火)、大阪府教育センター主催の高等学校フォローアップ研修の「指導教諭による示範授業」ということで、本校の塩ア指導教諭が、芦間高校において、研究授業を行い、7名の受講生の方が参加されました。
 研究授業では、今求められている「生徒主体の授業スタイル」の一形態としてのグループワークを取り入れ、数学Uの範囲である「累乗根の計算」と「有理数の指数」を扱いました。
 研究授業後の研究協議においては、府教育センターカリキュラム研究室の中川明子指導主事と河南高等学校の岡村正治指導教諭を交えて、熱心な討議が行われました。フォローアップ研修は、教職経験2年目の教員を対象とする研修ですので、とてもフレッシュな視点で授業改善のための議論をしていただくことができました。
 本校では、今年度はじめて指導教諭が誕生しました。校内での授業力向上の取組みの牽引役という任務に加えて、本日のように府内の教員への示範及び指導助言の役割も担っていただいています。重責ではありますが、今後、ますます、指導教諭の役割は重要度を増してくるものと考えられますので、その任務をしっかりと果たせられるよう、学校としてもバックアップしていきたいと考えています。

231  授業風景〔2年地理A〕  2013年10月29日(火)
 10月29日(火)、本日は、2年の「地理A」の授業を拝見しました。
 「地理A」の授業では、これまで、生徒の皆さんは気候の学習をひととおり終え、本時の授業は、その復習を兼ねた総まとめという位置づけで行われました。
 内容は、「冬山で遭難! さあ、どうする?」をテーマとし、生徒の皆さんが、5人程度のグループに分かれ、各グループが冬山で遭難したと仮定して、次の物品の中で、グループのメンバーが生きのびるために何が重要か、その重要度の順位を考えるという設定で行われました。
 【物品リスト】
  ○幅3cmのオレンジ色の紙テープ30m   ○替え手袋7組
  ○中太ローソク5本   ○懐中電灯2個   ○チョコレート5枚
  ○磁石(コンパス)1個   ○30cm×45cmのビニール袋5枚
  ○マッチ1箱   ○米3kg   ○25000分の1の地形図
  ○ノコギリ(大)1本   ○1.8m×3.6mのマット1枚
  ○非常食10食分   ○使い捨てカイロ5個   ○替え靴下7足
 授業は、はじめに各個人個人で考えて、その後、グループで話し合い、話し合った結果をグループごとに発表し合うという典型的なグループワークの形態で進められました。途中、集中力を欠いていた生徒も、グループで話し合いの場面では生き生きと話し合いに参加していました。
 そして、最後には、担当教員の方から、考え方の解説を聞き、授業は終了しましたが、とても活性化された、生徒が能動的に取り組んだよい授業でした。
 さて、皆さんは、上記の15の物品の重要度の順位をどのようにお考えでしょうか。答えは、言わないでおきますね。

230  授業力向上校内研修で京都大学溝上准教授に講師の依頼をさせていただきました。  2013年10月28日(月)
 本校では、今年度の学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを最重要課題として謳い、これまでに大阪府教育センター主催のパッケージ研修の実施、本校内での授業力向上プロジェクトチームの発足等の取組みを行ってきております。そして、今年度の授業力向上の総仕上げの取組みとして、12月9日(月)に、京都大学の溝上慎一准教授を講師として招聘させていただき、「アクティブラーニング」をテーマとする研修を実施する予定にしております。そこで、本日、10月28日(月)、京都大学に出向き、溝上先生に直にお会いし、講師依頼をさせていただきました。
 溝上先生は、府立高校卒業後、神戸大学で教育学を専攻され、京都大学高等教育教授システム開発センターの助手・講師を経て、現在は、京都大学高等教育研究開発推進センターの准教授(京都大学大学院教育学研究科兼任)として、大学生の学びの実態を踏まえた、大学における講義の在り方の工夫・改善の推進に取り組んでおられます。溝上先生には、そのような大学の現状を踏まえ、高校での授業の在り方等について、ご講演をしていただく予定でございます。
 芦間高校では、生徒が受け身でない、生徒が主体となる授業をめざしています。溝上先生のご講演を次年度の取組みへのバネにして、さらなる飛躍ができるよう、力を尽くしていきたいと思っています。その意味で、溝上先生には、お忙しい中、恐縮ではございますが、お力添えをいただきますよう、よろしくお願いいたします。

229  ダンス部が大阪マラソンにボランティアとして参加  2013年10月27日(日)
 本日、10月27日(日)、大阪マラソン2013〔主催:大阪府、大阪市、一般財団法人大阪陸上競技協会。後援:大阪府教育委員会等。〕が開催されました。その催しに、芦間高校のダンス部が、「ランナー盛り上げ隊」という役割を担うボランティアとして参加させていただきました。これは、3年生が引退した後、新しいメンバーで取り組む最初のイベントです。部員たちは、日ごろの練習の成果を存分に発揮して、ランナーの方々をしっかりと勇気付けるダンスを披露してくれました。
 本校のダンス部は、引退した3年生をも含めると部員が約50名おり、軽音楽部に次ぐ大所帯のクラブであり、文化祭やオープンスクールをはじめとする校内行事には欠かせない存在です。そして、今回のように、学校の外においても、徐々にその実力を発揮してくれるようになってきました。
 まだまだ、荒削りなところはありますが、今後も、精進してくれることと期待しています。ぜひ、引き続き、部員たちの頑張りを温かく見守っていただければ幸甚に存じます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

228  第2回学校協議会  2013年10月26日(土)
 本日、10月26日(土)、本年度(平成25年度)の第2回学校協議会を開催しました。今回は、委員の方々全員にご出席いただくことができました。まずは、お忙しい中、ご出席いただきました委員の方々に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 会議におきましては、学校側から本年度の学校経営計画に関するこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、これまでの取組みについての評価、今後の取組みの進め方や考え方について議論を深めました。特に、授業力向上・授業改善の取組み、授業アンケートの活用に関する考え方、教育産業との連携の中でのデータの活用方法、生徒の学習習慣の確立のための方策、学校としての方向性と学年裁量との兼ね合い等、忌憚のないご意見やご提言をいただくことができました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、昨年度(平成24年度)より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

227  Breeze生徒職場実習  2013年10月25日(金)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が断続的に行われています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている工場にご挨拶に行かせていただきました。お菓子の詰め合わせセットを作っていく流れ作業の中で、一つの役割を任せられ、集中して作業をしている姿を拝見し、とても頑張っている様子がうかがえました。長時間に渡る立ち仕事であり、しかも、集中力と根気を途切れさせてはいけない作業でしたので、とても疲れるだろうなと思いましたが、真剣に一生懸命取り組んでくれていました。
 自分がどのような仕事に向いているかということは、意外と分かりにくい場合があります。いくつかの仕事をしてみて、「この仕事は自分に向いていると思っていたけど、実際にやってみると面白くない。」「この仕事には興味がなかったけど、実際にやってみると意外にやりがいがある。」といったケースも結構あります。
 実習をどのようなかたちで何種類行うか、状況によって人によって違ってくると思いますが、精一杯、自分の力を試してみてください。そして、自分をしっかりと見つめて、自分を見失うことなく頑張ってください。
 3年生は、いよいよ自分の進路を確定させる時期ですから、就労への夢が叶えられることを心から期待しています。

226  11月4日(月・振替休)、本校は京大進研様主催の高校入試説明会に参加します。会場は常翔啓光学園中学校高等学校様です。  2013年10月25日(金)
 次週の3連休の最終日、11月4日(月・振替休)、本校は、進学塾の京大進研様が主催する高校入試説明会に参加します。これまで、9〜10月に行われました、この類の合同学校説明会には、多くの中学生や保護者の方々が本校のブースにお越しくださいました。このような合同学校説明会も、いよいよ終盤にさしかかってきております。まだ、このような合同説明会にお越しいただいていない方は、ぜひ、11月4日の説明会にお越しいただき、本校のブースにお立ち寄りください。時間帯は14時00分〜17時00分、会場は常翔啓光学園中学校高等学校様でございます。本校の教職員が芦間高校の教育内容について、丁寧にご説明をさせていただきます。皆様のご来場を心よりお待ち申しておりますので、皆様、お誘い合わせの上、お越しくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 なお、会場である常翔啓光学園様への交通手段としましては、
  ○京阪本線「枚方市駅」東口から約1000m
  ○京阪本線「枚方市駅」北口から京阪バスで約5分、「中宮住宅前」下車すぐ
  ○京阪交野線「宮之阪駅」から約500m
となっております。どうぞ、ご確認ください。

225  10期生卒業アルバム用写真撮影  2013年10月24日(木)
 秋も徐々に深まり、寒さが少しずつ増してきています。そのような中、10期生の卒業アルバム用の写真撮影に拍車がかかっています。本日、10月24日(木)は、ホームルームの時間を利用して、右のような集合写真の撮影が行われました。
 10期生の皆さんは、ただいま、自分の希望する進路を実現するための取組みの真っ最中です。もう、すでに、進路が決まった生徒さんもいますが、専ら、「皆さん、奮闘中」といったところでしょう。そして、少しずつですが、卒業の日が近づいています。本日、このような集合写真の撮影風景を見て、季節が卒業の時期へと確実に進んでいるということをとても実感させられました。
 どうか、10期生の皆さん、いろいろな意味で、悔いを残さぬよう、1日1日の高校生活を大切にして、自分の道を切り拓いていってください。皆さんの頑張りを心から願っています。

224  オーストラリア語学研修第1回説明会  2013年10月24日(木)
 本日、10月24日(木)、来年3月に行われるオーストラリア語学研修についての第1回説明会を行いましたところ、参加を希望している生徒の皆さん約40名が集まりました。そして、西鉄観光の担当者の方から、過去の現地での交流の様子を画像で紹介していただき、そのあと、具体的な手続きの説明等をしていただきました。
 本校では、毎年、3月に、オーストラリアのアデレード(南オーストラリア州の州都。オーストラリアで5番目に大きい都市。)へ語学研修に行っています。参加した生徒の皆さんは、皆、「この研修に行ってよかった。」「充実した中身であった。」「英語の勉強の重要性がよく分かった。」等、極めて肯定的な感想を言ってくれています。
 来年3月の研修も、きっと充実した旅になること、間違いなしです。参加を希望する生徒の皆さんは、保護者の方とよくご相談の上、どんどん応募してください。国際交流の輪をますます広げていきましょう。

223  授業風景〔1年保健〕授業力向上PT主催ICT活用研究授業  2013年10月24日(木)
 本日、10月24日(木)、1年の必履修科目「保健」の授業を拝見させていただきました。今回の授業は、先月発足した「授業力向上プロジェクトチーム」が主催する研究授業であり、ICT活用をテーマとして行われたものです。授業の内容は、「飲酒が健康に及ぼす影響」でした。
 授業においては、パワーポイントや動画を駆使して説明が行われ、板書の時間を節約するかたちで、効率よく進められていました。また、生徒の皆さんにたくさんの発問を投げかけて、生徒と教員とのコミュニケーションがうまく図られていました。そして、最後に、生徒の皆さんは、アルコールの代謝の体質が簡単に調べられる「パッチテスト」を体験しました。終始、生徒の皆さんは、集中が途切れることなく、熱心に授業を受けていました。この授業には、とても多くの内容が盛り込まれているとともに、生徒の理解を促進するための様々な工夫が凝らされており、他の教員にとって大いに参考になる授業でした。
 本校では、今年度の学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを最重要課題として謳っており、「言語活動の充実」「生徒参加型」など、生徒が受け身でなく、生徒が主体性をもって参加する授業をめざして取組みを進めています。今後も、研究授業を行い、さらなる授業改善をめざして、取組みを進めていきたいと思っています。

222  PTA朝の通学指導(挨拶運動)  2013年10月23日(水)
 昨日10月22日(火)と本日10月23日(水)の2日間、PTAの生活指導委員会の方々が、正門付近と裏門付近において、府教育委員会が推進している「『こころの再生』府民運動」の関連でいただいた「『あいさつをしましょう』の幟」を掲げて、「朝の通学指導(挨拶運動)」を行っていただきました。本日はあいにくの雨模様となりましたが、昨日・本日ともに、生活指導委員会の方々から、生徒の皆さんに、「おはようございます!」と元気なお声を掛けていただきました。「挨拶をする。」「遅刻しないできちんと登校する。」といった、生活の基礎・基本を、改めて、生徒の皆さんに訴えていただきました。
 生活指導委員会の皆様には、朝のお忙しい中、通学指導にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。心より、感謝申し上げます。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

221  授業風景〔3年旅行入門講座〕「松下幸之助歴史館」見学  2013年10月22日(火)
 本日、10月22日(火)、3年の選択科目「旅行入門講座」の授業において、近隣地域でのフィールドワークが行われました。
 「旅行入門講座」の授業は、国内旅行・海外旅行をすることを念頭に置きながら、移動、言葉、お金、食べ物、住まい等をテーマに、日本・世界の地理や文化を学習し、日本そのものの理解や国際理解を深めることを目標として行っている授業です。
 この日の授業では、東海道の街道や守口城跡を経て、「パナソニックミュージアム松下幸之助歴史館」に行き、そこで1時間ほど館内を見学した後、往路とは異なる、奈良街道のスタート地点や文禄堤を通って帰校しました。
 「パナソニックミュージアム松下幸之助歴史館」では、生徒たちは、様々な展示を見て、「松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である。」という幸之助氏の人材育成の考え方、「人々によろこんでもらえるいいものを適切な価格で提供したい。」という幸之助氏のものづくりの考え方、それに、初めての商標「M矢のマーク」等、幸之助氏の業績や人柄等に触れるとともに、その偉大さに感動していました。
 今回のフィールドワークは、履修生徒の皆さんにとって、とても有意義な取組みでした。生徒の皆さんには、幸之助氏の教えを実感し、ぜひ自分のものにしていってほしいと思います。

220  キンモクセイ(金木犀)のかぐわしい香り  2013年10月21日(月)
 本校の校舎に沿って、キンモクセイ(金木犀)の木がたくさん植えられているのは、ご存知でしたしょうか。いま、ちょうど、そのキンモクセイの花が満開で、かぐわしい香りを漂わせてくれています。10月に入り、凌ぎやすい季節になったなと思ったら、いつも、このかぐわしい香りに遭遇します。私は、この香りがとても好きです。何とも言えない爽やかな香りで、とても心が癒され、落ち着いた気持ちになれます。春のサクラよりは地味な木ですが、このキンモクセイも、とても魅力的で、季節感を存分に感じさせてくれます。香っている期間は、それほど長くはないと思いますが、もし、お時間がありましたら、保護者の皆様、ご近所の皆様、どうぞ、本校にお立ち寄りいただき、この素晴らしい香りをお楽しみください。よろしくお願いいたします。

219  PTA会計監査  2013年10月19日(土)
 本日、10月19日(土)、PTAの会計と会計監査(合計3名)の方々に本校にお越しいただき、PTA会費会計等の執行状況の点検をしていただきました。
 点検していただきましたのは、平成25年度のPTA会費会計、PTA記念事業積立金会計、安全互助会費会計、国際交流基金会計、広報活動振興基金会計、部活動基金会計、生徒会費会計、部活動後援費会計、10期生学年費(3年次)会計、同窓会費積立金会計、11期生学年費(2年次)会計、11期生修学旅行積立金会計、12期生学年費(1年次)会計、12期生修学旅行積立金会計でございます。いずれも、適正に執行できているということで、点検を終えていただきました。(詳しい資料は、当ホームページ内の「保護者の方」のページの中の「事務室お知らせ」のページをご覧になってください。)
 1学期に、PTA総会等において、昨年度(平成24年度)の不適切な会計処理のことで、私の方から報告及びお詫びを申し上げましたが、その処理も既に終え、そして、現在の年度である平成25年度におきましては、適正に事務処理を行うことができております。その節は、保護者の方々等には、いろいろとご心配やご迷惑をおかけいたしましたが、もう、大丈夫でございます。今後とも、適正かつ適切に会計処理を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

218  オープンスクールへのご参加ありがとうございました。第2回目は11月9日(土)です。  2013年10月19日(土)
 本日、10月19日(土)、本年度の第1回オープンスクールを本校にて開催しましたところ、600名以上の中学生・保護者の方々にお越しいただくことができました。この参加者数は、データが明確に残っているH22年度以降、最高でございまして、大盛況となりました。まずは、お越しいただきました方々に厚くお礼を申し上げます。
 体育館での全体会は、吹奏楽部よるオープニング演奏のあと、校長挨拶、教頭による学校概要説明、生徒会長挨拶、ダンス部によるパフォーマンス、放送部による学校紹介、芦間コレクション〔制服紹介〕、芦間生インタビューと、滞りなく、予定どおりの内容で行われました。
 全体会のあとは、校内見学を兼ねた「芦間スタンプラリー」をしていただき、その後、中学生の方々には、各体験授業・クラブ体験の場所に分かれて、それぞれの方が希望する体験をしていただきました。また、それと並行して、保護者説明会と共生推進教室説明会を行いました。視聴覚室で行われた保護者説明会には、100名以上の保護者の方々が集われ、ほぼ視聴覚室満席状態となり、こちらも大盛況でございました。
 すべてが終わり、参加された方々には、スタンプラリーの景品をもらっていただいて、帰路に着いていただきました。参加していただいた皆様、満足度はいかがだったでしょうか。アンケートを読ませていただいた限りでは、ほぼ100%近くの方から、「本校のオープンスクールに来て、参考になった。」「芦間高校には、よい印象をもった。」等の回答をいただいております。至らない点もあったかとは存じますが、私どもとしては、在校生・教職員すべてが力を合わせて「おもてなし」をさせていただいたところでございます。本当にありがとうございました。
 第2回目は、11月9日(土)に予定しております。今回、お越しいただけなかった方々、どうぞ、次の機会をご利用くださいますようお願いいたします。心よりお待ち申しております。

第2回目についての詳しい案内については、こちらをクリックしてください → 2013オープンスクールのご案内

217  保護者授業参観  2013年10月19日(土)
 本日、10月19日(土)、保護者の方々に、本校の授業を参観していただきました。本校は、これまで、このような授業参観の機会を保護者の方々に提供しておらず、本校の課題の一つでしたが、やっと実現にこぎつけることができ、約60名の保護者等の方々にお越しいただくことができました。本当にありがとうございました。
 参観していただいた方々のご意見やご感想としては、「先生がとても熱心に丁寧に教えておられた。」「生徒は静かに集中して授業を受けていた。」「落ち着いた雰囲気で授業が進められていた。」「習熟度別授業は、生徒のレベルに合っていて、生徒は理解しやすく、とてもよいと思う。」「グループワークで、生徒が活発に討論していて、素晴らしかった。」「言葉による説明だけでなく、実際の物や演示実験を見せて分かりやすく教えていただいていたのがよかった。」「耳からの情報だけでなく、映像などの視覚的な情報も取り入れておられたので、分かりやすかった。」など、肯定的なものが多くありました。しかし、一方で、「先生が一人でしゃべっているだけで、生徒が参加していなかった。」「先生の声が小さく、内容も生徒の興味を抱かせるものではなかった。」「寝ている生徒が何人かいたが、教師は注意をしていなかった。」「私語をしている生徒がいて、うるさかった。」などのご意見もございました。
 本校では、今年度の学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを最重要課題として謳っており、「言語活動の充実」「生徒参加型」など、生徒が受け身でなく、生徒が主体性をもって参加する授業をめざして取組みを進めています。本日いただいたご意見を糧にして、さらなる授業改善をめざし、「時代の要請に応じて、本校の授業内容や授業スタイルは大きく改善・変化してきている」ということを本校の「売り」のアピールとして明言することができるよう、より一層、取組みに拍車をかけていきたいと思っています。
 本日、参観にお越しいただいた保護者の方々には、貴重なご意見をいただきましたことに対しまして、改めて、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。また、最後になりましたが、受付のお仕事に携わっていただきましたPTA役員・実行委員の方々には、お忙しい中、本当にありがとうございました。ご協力に対しまして、心より感謝申し上げます。

216  後期生徒会役員認証式及び生徒表彰  2013年10月17日(木)
 本日、10月17日(木)、防災避難訓練のあと、体育館において、後期生徒会役員の認証式及び生徒表彰を行いました。
 後期生徒会役員は、
  ○会長:大久保遥佳さん(2年)
  ○副会長:平井操良さん(2年)、池田こころさん(2年)
  ○書記:田中菜々美さん(2年)、坂東皐月さん(2年)
  ○会計:藤田美咲さん(2年)、伊波美優莉さん(1年)
  ○会計監査:白井柊冶さん(2年)、廣瀬匠さん(1年)
です。先日の立会演説会では、皆さん、とても意欲的な気持ちを表明してくれました。どうぞ、自分の個性を十分に発揮して、尽力されることを期待しています。
 また、生徒表彰においては、
  ○簿記能力検定合格:児玉颯希さん(3年)
  ○数学検定合格:〔準1級〕松田祐一さん(3年)、〔2級〕山本真輝さん(3年)、隅田聖也さん(3年)
  ○関西大学高大連携セミナー修了:新田雪乃さん(3年)、田原良恵さん(3年)、米澤葵さん(3年)
を披露させていただきました。
 また、併せて、
  ○ダンス部チーム名「Over」:門真ダンスプロジェクト委員会主催第1回チャンピオンシップ『ダンスの絆』において審査員特別賞受賞
  ○高田菜美さん(3年):ALOHA INTERNATIONAL SPIRIT CHAMPIONSHIP 2013〔バトントワリングの大会〕において、チーム「WORLD WINGS」の一員として出場し総合優勝
  ○寺前駿さん(3年):JOCジュニアオリンピックカップ第6回全日本ジュニアテコンドー選手権大会において銀メダル獲得
についても披露をさせていただきました。
 皆さんの活躍は、本当に素晴らしいです。心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。

215  御幸幼稚園様・外島保育所様と連携して防災避難訓練を実施しました。  2013年10月17日(木)
 本日、10月17日(木)、今年度の第2回目の防災避難訓練を実施しました。第2回目の防災避難訓練は、昨年度と同様、地震・津波に対する取組みとして位置付け、近隣の御幸幼稚園と外島保育所の幼児の皆さんや職員の方々〔計約150名〕と連携して行いました。
 訓練においては、「地震が発生し、津波の襲来が想定される。」との放送を受け、ボランティア生徒〔約90名〕の皆さんが、幼児の皆さんと手をつないで、階段を上り、4階のそれぞれの集合場所まで行って避難を完了しました。幼児の皆さんにとっては、階段は高くて上りにくかったことと思いますが、ボランティア生徒の皆さんが、よく配慮して、幼児の皆さんを導いてくれました。
 本校生徒の皆さんにとっても、幼稚園・保育所の幼児の皆さんにとっても、有意義な訓練ができたと思っております。幼稚園・保育所の幼児の皆さんや職員の方々には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。来年度以降も、どうぞ、引き続き、連携をお願いできれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

214  1年生制服着こなしセミナー  2013年10月17日(木)
 本日、10月17日(木)、制服業者の方を講師としてお招きし、1年生を対象として、「制服着こなしセミナー」を実施しました。
 本校生徒の皆さんは、制服というものに対して、どのような思いをもっているでしょうか。きっと、それぞれ、様々な思いをもっていることと思います。それと同じように、制服を作って皆さんに提供してくれている方々にも、様々な思いがあります。デザイン担当の方、製作担当の方、営業担当の方、販売担当の方、等々、様々な立場の方がそれぞれの思いをもっているはずです。
 生徒の皆さんは、「産業社会と人間」の授業で、世の中には様々な職業があることを学習しましたね。様々な職業があるということは、それぞれの職業に携わっている方々が様々な思いをもって仕事をされているということを意味します。その意味で、とりわけ、本校の制服には、制服製作に携わって仕事をしておられる方々の熱い思いが表現されているのです。そのことに思いを馳せて、改めて、本校の制服を見つめ直していただきたいと思います。
 どうか、今日のセミナーで教えていただいた事柄に留意して、制服を作ってくれている方々の思いを大切にして、生徒の皆さんは制服を着こなしていただきたいと思います。決して、着崩してしまうことのないように、よろしくお願いします。

213  オープンスクール間近に迫る  2013年10月15日(火)
 オープンスクールが、間近に迫ってきました。今週末の10月19日(土)に開催します。まだ、申し込みをされていない方は、お急ぎください。芦間高校の生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。ぜひ、お誘い合わせの上、本校にお越しください。
 体験授業は、以下のとおりです。
  ○国語表現・・・カレンダー制作をします。
  ○遊んじゃえ漢字で・・・漢字についての興味深い内容です。
  ○花火を科学する!・・・花火をつくってみます。
  ○不思議アイ・マジック・・・脳と視覚との素敵な関係を探ります。
  ○イオン式電気パン焼き器・・・イオンで焦げないパンを作ります。
  ○英会話・・・楽しく英語で話しましょう。
  ○スクリーン英語・・・映画を見て、英語のせりふを聞き取り、ストーリーを理解できるようにしましょう。
  ○楽しい数学・・・選択科目「楽しい数学」の内容に触れてみましょう。
  ○コンピューターミュージック・・・楽譜ソフトを使って、簡単な打ち込みやアレンジ体験をします。
  ○絵手紙入門・・・下手でもいいので、絵手紙をかいてみましょう。
  ○看護体験してみよう・・・体温、呼吸、脈拍、心拍、血圧を測定してみます。
  ○ピア・サポート養成体験・・・ピア・サポート(仲間づくり)ワークショップで、コミュニケーションスキルを身に付けましょう。
  ○ステンドグラス体験・・・ステンドグラスで、キーホルダーやペンダントトップを作ります。
  ○コミュニケーション技法・・・コミュニケーションの取り方に関する様々な方法を学び、実際に体験しましょう。
 また、アメリカンフットボール部、硬式テニス部、サッカー部、女子バスケット部、男子バスケット部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、ソフトボール部、バドミントン部、卓球部、剣道部、陸上部、空手道部、吹奏楽部、パソコン部、演劇部については、クラブ体験ができますので、こちらの方も、ぜひ、よろしくお願いいたします。

詳しい案内については、こちらをクリックしてください → 2013オープンスクールのご案内

212  五ツ木の進学相談会  2013年10月14日(月祝)
 本日、10月14日(月祝)、大阪市中央区にある天満橋OMMビルにおいて、平成25年度中学校・高等学校進学相談会実行委員会主催「平成26年度入試・進学相談会」(いわゆる、五ツ木の進学相談会)が開催されました。本校は、この催しに、毎年、参加させていただいておりまして、当相談会実行委員会様及び事務局である五ツ木書房様には平素よりとても感謝いたしております。そして、今年は、ブースのスペースに関して、より一層のご配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。お陰様で、当日は、多くの方々に本校のブースにお越しいただき、今年も様々な出会いをさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。来年度以降も、ぜひ、引き続きご縁をいただき、当相談会に参加させていただきたく存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

211  城東区PTA協議会主催「進学説明会」  2013年10月13日(日)
 本日、10月13日(日)、大阪市城東区にある城東スポーツセンターにおいて、城東区PTA協議会主催「進学説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、城東区PTA協議会様には平素よりとても感謝いたしております。今年も、充実したスタッフとともに参加させていただきました。
 当日は、本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、昨年度の倍以上の約60組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お陰様で、この学校説明会は、とても充実したものになりました。城東区の中学校様の中には、まだまだ、本校のことを十分に知っていただけていないところがあると当方では分析をしております。そして、本校では、高等学校に関する広報活動については、中学校での進路指導の一翼を担わせていただいているという認識をもって取り組んでおります。公立高校のよさ、総合学科のよさ、そして、本校芦間高等学校のよさをより一層知っていただけるよう、今後とも、緊密な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

210  「HAND SIGN」のリーダーTATSUさんに関する記事が朝日新聞に掲載されました。  2013年10月12日(土)
 本日、10月12日(土)の朝日新聞朝刊の「ひと」のコーナーにおいて、先日、人権教育講演会で本校にお越しいただいた、手話ダンスパフォーマーグループ「HAND SIGN」のリーダーTATSUさんのことが紹介されていました。
 神奈川県・平塚駅周辺の路上で踊っていた20代初めに、テレビドラマで手話に出会い、友人と2人で、手話の本を買って、曲にダンスと手話の振り付けをして披露したところ、観客の反応がそれまでとは著しく違った。「感動した」って、初めて言われた。ダンスをやっていなければ、手話の動きの美しさに気付かなかっただろう。と、現在の活動のきっかけとなる出来事が書かれていました。また、メンバーが5人になった2010年にニューヨーク・アポロシアター「アマチュアナイト」の年間チャンピオン大会で3位になったこと、そして、最近では、この夏にブルガリアで開催された聴覚障害者五輪「デフリンピック」の日本選手応援ソングの作成や振り付けを担当したことなど、彼らの地道な活動が賞賛されていました。
 「HAND SIGN」の方々には、これからも、ぜひ、有意義な活躍を続けていただきたいと思いますし、本校としても、先日いただいたご縁を大切にして、「HAND SIGN」の方々を応援させていただきたいと思っています。また、いつか、本校で、パフォーマンスを見せていただける日が来るとうれしいですね。

209  PTA環境保健委員会花植え  2013年10月12日(土)
 本日、10月12日(土)、PTAの環境保健委員会の方々が中心となり、校舎周りの花壇に花を植えていただきました。最近は、少し、暑さが和らいできてはおりますが、この日は、日中、結構暑くて、作業された方々は、さぞ、お疲れになられたことと存じます。皆様ご苦労さまでしたと申し上げますとともに、感謝の意を表します。本当にありがとうございました。きっと、生徒の皆さんの心の癒しになることと思います。そして、10月19日にはオープンスクールも予定されておりまして、そのイベントに、文字どおり、花を添えていただくことができました。
 本校のPTAでは、本部役員会をリーダーとして、生活指導委員会、進路指導委員会、教養推進委員会、広報委員会、環境保健委員会の五つの委員会と各学年委員会が積極的に活動されています。本校は、様々な場で、様々なかたちで、PTAの方々に支えられながら学校運営をさせていただいております。この場をお借りして、改めて、PTAの方々のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。誠にありがとうございます。今後も、保護者の方々と我々教員とが手を携えて、生徒の皆さんの成長のために寄与していきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

208  守口門真摂津地区府立6高校合同説明会  2013年10月12日(土)
 本日、10月12日(土)、本校〔芦間高等学校〕において、守口門真摂津地区府立6高校合同説明会〔参加校は、芦間、門真なみはや、門真西、摂津、守口東、淀川工科〕を開催しましたところ、昨年度を大幅に上回る約170組の生徒・保護者の方々がお越しになられました。内容及び形式は、「各校のブースでの個別説明」と「全体説明会場での各校のプレゼンテーション」でしたが、いずれの場においても、熱心にお話を聞いていただくことができました。お越しいただきました方々には、6高校の担当者一同、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。この取組みは、まだまだ歴史が浅く、対応の不十分なところもあったかとは存じますが、来年度、再来年度と、より一層バージョンアップをしてまいりたいと思いますので、中学生及びその保護者の方々、中学校関係者の方々、塾関係者の方々、忌憚のないご意見をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

207  大学入試センター試験出願締切  2013年10月11日(金)
 本日、10月11日(金)、大学入試センター試験の出願が締め切られ、本校からは131名の生徒が願書を提出しました。本校は、今年で創立12年目を迎え、過去に9回卒業生を送り出していますが、今回の出願者数131名は、創立以来最多となりました。
 本校は、「上級学校への進学をめざす総合学科」として開校し、お蔭さまで、年々、その実績を充実させながらここまで歩んできました。今年度も、3年生は、学習意欲が高く、進路意識を十分にもってくれているようです。これから、いよいよ、入試の季節へと突入していきますが、進路獲得は個人戦ではなく団体戦(以前にも書きましたね)という気持ちで、みんなで力を合わせて目標の達成を実現してほしいと思います。
 センター試験に出願した131名の生徒の皆さん、どうか、目標を見失わず、しっかりと頑張ってください。期待しています。

206  教職員人権教育研修  2013年10月11日(金)
 本日、10月11日(金)、府立天王寺高等学校の早野正純先生を講師としてお招きし、「ネットは、人を生かすか、ダメにするか? 〜ネットを安全に活用するために〜」をテーマとして人権教育に関する教職員研修を行いました。早野先生は、府立人研の「『情報と人権』に関する研究チーム」のスタッフであり、また、府教育委員会が主催する「安全で安心な学校づくり推進事業」の協同研究員もなさっておられ、府教育センター主催の学校人権教育研修等、様々な場で、スマホ(スマートフォン)等に関する問題点を取り上げ、スマホ等の正しい使い方等についての啓発活動に取り組んでおられます。
 本日の研修においては、早野先生から、「若者に人気のLINEついての功罪(「LINEはずし」から「いじめ」へと繋がる構図 等)」「ネットは、匿名性があり閉じられた空間だという認識は誤りで、オープンで危険なものである。」「一度書き込んだ記事やアップした写真は二度と消すことができない。」「スマホを使えば、個人情報は自然に漏れていってしまう。」など、特に、ネット社会の負の部分の事柄について解説をしていただきました。
 今回の研修をきっかけにして、私たち教員が、スマホ等の正しい使い方について理解を深め、生徒の皆さんに対して健全なネット使用が徹底できるよう、さらなる研鑽を積み重ねていきたいと思っています。

205  枚方市立招提北中学校の生徒の皆さんご来校  2013年10月11日(金)
 本日、10月11日(金)、枚方市立招提北中学校の生徒の皆さんが来校され、本校の教育内容や施設設備等について熱心に学んでいかれました。この取組みは、「『総合的な学習の時間』の取組みとして、中学生の皆さんが、実際に高校に出向き、そのことを通して、高校のことや進学というものを身近に感じること」を趣旨・目標として実施されているとお聞きしております。来校された生徒の皆さんは、本校について、どのような感想をもたれましたでしょうか?
 枚方市立招提北中学校は、従来の枚方市立第三中学校及び枚方市立楠葉中学校の2校の校区を再編し、枚方市で19番目の公立中学校として昭和60年に創立され、30年近くの歴史と伝統をもつ学校で、校訓として「創造」「友情」「責任」「健康」を掲げ、教育目標として「文化的で健全な国家や社会の形成者として必要な学力や能力や資質を備えた生徒の教育に努める。また、心身ともに健康な生徒の育成や人格の完成もめざし、全力で教育に取り組む。」を掲げておられ、また、めざす生徒像として、「学ぶ意欲や向上心があり、思考力や判断力や問題解決能力のある生徒」「豊かな情操とともに、公共の精神や道徳心がある生徒」「自主自立の精神に富み、何事もやり遂げる意志の強い生徒」「友達どうしお互いの違いを認め、個人を尊重し合う生徒」を掲げておられます。本校は、招提北中学校の校区からは少し距離のある高校なので、これまでそれほど多くの方が受検していただいているというわけではありませんが、今回の生徒の皆さんの来訪を契機として、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

204  教職員ICT研修  2013年10月10日(木)
 本日、10月10日(木)、教職員ICT研修を実施しました。内容は、表計算ソフトExcelに関する技能習得で、入門編〔SUMやCOUNT等の初歩的な関数の扱い、オートフィルの操作等〕、中級編〔COUNTIFやVLOOKUP等のやや高度な関数の扱い、FINDやLEFT等の文字列関数の扱い等〕、上級編〔ピボットテーブルや条件付き書式等〕に分けて実施しました。講師は今年度4月に本校に赴任した新規採用教員3名が務め、彼らには初任者研修の一環として位置付け、また、他の参加した教職員には自分のレベルに応じたExcelの技能の習得・向上を目的として取り組んでいただきました。
 新規採用教員3名は、準備がたいへんだったと思いますが、無難に講師の役割を果たしてくれました。ご苦労様でした。他の参加した教職員も、実務に活かせるよう、技能の向上に向けて熱心に取り組んでくれました。お疲れ様でした。現在の教員に求められている能力は、とても多岐に渡っており、特に、ICTの活用は不可欠なものとなっています。今後も、必要に応じて、このような研修を実施し、力量アップに繋げていきたいと考えています。

203  第1学年スタディー・サポート分析会  2013年10月09日(水)
 本日、10月9日(水)、ベネッセコーポレーションの大谷氏にお越しいただき、第1学年担任団とともにスタディー・サポート分析会を行いました。
 本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。その一環として、本校では、受験に関与する外部産業と連携をしています。その一つとして、ベネッセコーポレーションの協力を得て、スタディー・サポートを実施し、きめ細かいデータを生徒の皆さんに提供しています。
 本日は、大谷氏から、現1年生が4月と9月に取り組んだスタディー・サポートの結果から、現2年生や現3年生の同時期との比較、また、現1年生の4月と9月の結果の推移等、きめ細かい分析データを提供していただき、担任としての今後の生徒指導における重要ポイントや着眼点をサジェストしていただきました。今後、中間考査の結果も踏まえて、担任の方から、1年生の生徒・保護者の皆さんに、情報提供をさせていただき、よりよい学校生活につながるよう、お話をさせていただく予定でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

202  避難訓練〔251017実施〕ボランティア生徒打ち合わせ会  2013年10月08日(火)
 10月17日(木)に今年度の第2回目の防災避難訓練を予定しており、現在、その準備を進めております。第2回目の防災避難訓練は、昨年度と同様、地震・津波に対する取組みと位置付けて実施します。そして、昨年度のこの訓練においては、近隣の御幸幼稚園様とも連携し、園児の方々や職員の方々も本校での訓練に参加されました。今年度は、それに加え、外島保育所様とも連携させていただくことになっています。
 そこで、訓練に参加される小さな子どもさんたちの誘導等の役割を担うボランティアを募集しましたところ、約90名もの生徒の皆さんが応募してくれました。こんなにも、たくさんの生徒の皆さんが積極的な気持ちを示してくれたことに対しまして、まずは、お礼を申し上げたいと思います。本当に、ありがとうございます。そして、本日、10月8日(火)、訓練本番に向けて、ボランティア生徒の皆さんとの打ち合わせ会を実施しました。ボランティア生徒の皆さんは、山下教頭と平尾教諭の説明を熱心に聞き、訓練本番の際の段取りについてしっかりと確認をしてくれていました。いま、「防災」ということに関しては、我々にとってとても重要なキーワードですので、多くの子どもさんたちが参加するこの訓練をスムーズに実行できますよう、ボランティア生徒の皆さんのご協力に期待しております。どうぞ、よろしくお願いします。

201  体育館耐震工事完了  2013年10月07日(月)
 6月24日(月)から始まった体育館の耐震工事がすべて完了しました。府教育委員会施設財務課様、小林1級建築事務所様、(株)藤井工業様には、この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。とりわけ、小林1級建築事務所様、(株)藤井工業様には、暑い中での作業で、たいへんご苦労が多かったことと存じますが、皆様のご尽力のおかげで、当初予定どおりのペースで順調に作業が進められ、写真のように、本校の体育館は、きれいにリニューアルされました。途中で、ご無理なこともお願いいたしましたが、快くお聞きいただき、本当にありがとうございました。以前にも述べましたが、これで、念願だった「雨漏りの解消」も実現でき、本当にありがたく思っております。また、作業に来ていただいた方々には、適宜、本校生徒とコミュニケーションをとっていただき、そのことに対しましても感謝を申し上げます。生徒たちにとっても、新たな出会いになったことと思います。雨漏りのしない、リニューアルされた、内外ともにきれいな体育館を末永く大切に使わせていただきたいと存じます。本当にありがとうございました。

200  3連休〔10月12・13・14日〕は連続合同学校説明会  2013年10月05日(土)
 次週の3連休〔10月12・13・14日〕、本校は、連続で、合同学校説明会に参加します。スケジュールは、以下のとおりとなっておりますので、ぜひ、多くの方々にご参加いただければ幸甚に存じます。詳しくは、本校のホームページの「広報だより」のページ等をご参照ください。いずれの日におきましても、本校の教職員が芦間高校の教育内容について、丁寧にご説明をさせていただきます。皆様のご来場を心よりお待ち申しておりますので、皆様、お誘い合わせの上、当説明会にお越しくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○10月12日(土)守口門真摂津地区府立6高校合同説明会〔会場:芦間高等学校〕
 会場の芦間高等学校は、大阪市営地下鉄谷町線「守口」駅下車2番出口から北へ400m、京阪電車京阪本線「守口市」駅下車東口改札から北へ900mのところにございます。駐車スペースの関係で自動車の乗り入れはできませんので、恐れ入りますが、会場へは公共交通機関または自転車でお越しください。また、当日は、上履きと下足を入れる袋のご用意をお願いいたします。
○10月13日(日)城東区PTA協議会主催「進学説明会」〔会場:大阪市立城東スポーツセンター〕
 会場の大阪市立城東スポーツセンターは、JR環状線「京橋」駅下車南口から南東へ約500m、京阪電車京阪本線「京橋」駅下車中央口から南東へ約800m、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅下車4番出口から東へ約400mのところにございます。
○10月14日(月祝) 五ツ木進学相談会〔会場:天満橋OMMビル〕
 会場の天満橋OMMビルへは、京阪電車京阪本線「天満橋」駅下車東口から、また、大阪市営地下鉄谷町線「天満橋」駅下車北改札口から、いずれも、OMMビル地下2階に通じる連絡通路がございますので、その連絡通路をご利用ください。

199  門真市立門真はすはな中学校での進路説明会「進学フェアinはすはな中」  2013年10月04日(金)
 本日、10月4日(金)、門真市立門真はすはな中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会「進学フェアinはすはな中」が開催され、ポスターセッション形式で学校説明をさせていただきました。本校のブースには、合計で約120名の方々がお越しになり、熱心にお話を聞いていただきました。先日、ご紹介させていただいた、模造紙大のポスター2枚を掲示し、その記載内容に沿って説明をさせていただきましたが、このポスターは、とても有効で活用しやすく、中学生やその保護者の方々にも、分かりやすかったと言っていただきました。このポスターを作成していただいた本校の教員3名の方には、改めて感謝しております。ありがとうございました。
 門真はすはな中学校は、昭和22年に創立され70年近くの歴史と伝統をもつ門真市立第一中学校と昭和53年に創立され40年近くの歴史と伝統をもつ門真市立第六中学校とが昨年(平成24年)4月に統合されてできた校舎のきれいな新しい中学校で、学校目標として「新しい自分との出会いと発見」を掲げ、また、基本方針として「互いに認め合い、思いやる心豊かな生徒の育成」「主体的に学び、高め合う生徒の育成」を掲げておられます。本校には、一中・六中の時代から、毎年、多くの方が受検していただいております。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、本校との連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

198  授業風景〔1年社会と情報〕  2013年10月04日(金)
 今週は、1年の情報の科目「社会と情報」において、プレゼンテーションが行われています。これは、予め、教科担当の先生から、生徒の皆さんに、いくつかのテーマが与えられ、生徒の皆さんは、そのうちの一つを選び、肯定的立場でもよいし否定的立場でもよいから、自分の意見をまとめ、文字と画像とを組み合わせて、パワーポイントで表現し、プレゼンテーションを行うという取組みです。
 まだまだ、中身の部分や表現の仕方については、こなれていないようですが、生徒の皆さんは、一生懸命に取り組んでいました。
 本校では、本年度の学校経営計画において、「『わかる授業』「生徒が意欲をもって参加する授業」をめざし、授業改善に取り組む」ことを謳っています。また、改訂された新しい学習指導要領においては、「言語活動の充実」が最重要視されています。そのような意味で、現在の教育においては、「自分の考えをまとめて発表する」という力の育成が求められているのです。
 生徒の皆さんには、今回のようなプレゼンテーションの機会をたくさん経験していただいて、表現力・発表力を大いに磨いていってほしいと思っています。

197  人権教育講演会〔「HAND SIGN」による手話ダンスパフォーマンス〕(その2)  2013年10月03日(木)
 当日は、前半は様々な曲に乗せての「HAND SIGN」の手話ダンスパフォーマンス、カンボジアでのボランティア活動の映像による紹介を挟んで、後半では、「DANCE&SMILE」や「DREAM STAGE」のパフォーマンスの後、生徒の皆さんが「HAND SIGN」の方々からこれらの曲の手話ダンスレクチャーを受け、会場の体育館はたいへん盛り上がりました。生徒の皆さんは、とても、テンション高く、感動の連続であったようです。ここに、生徒の皆さんの感想の一部をご紹介します。
○とても楽しかったです。時間があっという間に過ぎてしまって、もっと手話ダンスを見たかったです。ダンスがかっこ良過ぎました。私は、芦間高校の授業で、手話を勉強しています。ダンスの中に習った手話が出てきて、意味が分かったときには、とても嬉しかったです。手話ができたら、今よりももっと人との出会いが広がると思うので、授業で手話をもっともっと学びたいです。
○「上を向いて歩こう」の曲のときに、分かる手話が多く出てきて、これが手話ダンスなんだなと思いました。カンボジアでのボランティア活動の映像を見ましたが、世界で通じるほどのパフォーマンスを行っているということが本当にすごいと思いました。手話についてのメンバー一人一人の強い思いが伝わってきて感動しました。私も、夢に向かって、諦めずに頑張ろうと思いました。
 このように、「HAND SIGN」の方々の手話ダンスパフォーマンスは、本校の生徒の皆さんに、途轍もない大きなインパクトを与えてくれたようです。「HAND SIGN」の方々には、この場をお借りして、心より厚くお礼を申し上げたいと思います。本当に、素晴らしいパフォーマンス、ありがとうございました。これをご縁に、私も、「HAND SIGN」の方々の活躍をお祈りし、応援させていただきたいと思っています。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

196  人権教育講演会〔「HAND SIGN」による手話ダンスパフォーマンス〕(その1)  2013年10月03日(木)
 本日、10月3日(木)、人権教育講演会を開催し、生徒の皆さんは、手話ダンスパフォーマーグループ「HAND SIGN」による手話ダンスパフォーマンスを鑑賞しました。まずは、「HAND SIGN」の方々のことをご紹介しましょう。
 「HAND SIGN」は、平成17年(2005年)に神奈川県で結成された、手話を取り入れたエンターテイメントグループで、平成21年(2009年)には、ニューヨークのアポロシアターで開催されたイベント「アマチュアナイト」のオーディションに合格し、その後、2年間に渡って同イベントに7回出演し、優勝を2回果たし、平成22年(2010年)には、アポロシアター公認パフォーマーとして認定されました。
 日本への帰国後は、「EXILE魂(TBS)」や「スッキリ!!(NTV)」等、様々なテレビ番組に出演されています。そして、初のオリジナル曲「DANCE&SMILE」が話題を呼び、「ハートネットTV(NHK Eテレ)で紹介され、平成25年(2013年)4月からは、「みんなの手話(NHK Eテレ)」にレギュラー出演されています。
 国内では、テレビ・ラジオ等のメディアへの出演、クラブイベントやダンスイベント、手話関係のイベントに加え、聴覚特別支援学校や小学校を中心とした学校での課外授業に特別講師として招聘され、「手話」と「ダンス」の素晴らしさを児童・生徒の皆さんに伝えておられます。
 また、平成25年(2013年)8月にブルガリアで開催されたデフリンピック(耳の不自由な方々のオリンピック)の日本選手団公認サポーターにもなり、日本選手団応援歌「DREAM STAGE」が発表されました。
 このように、「HAND SIGN」は、いまや、人気・実力ともに急上昇のグループです。

195  みんなで力を合わせて遅刻をなくしていきましょう。  2013年10月02日(水)
 先日も述べましたが、2学期の生徒の皆さんの目標は「自分に負けない。遅刻しない。」です。先日の全校集会においても、生徒指導部の飯尾先生が、自分の切なる思いを込めて、再度、この目標を生徒の皆さんに伝えてくれました。皆さんは分かってくれているはずですよね。そして、一人一人、自分で努力をしてくれているはずですよね。私は、皆さんを信じています。皆さんは、頑張る力をもっています。
 先生たちも、朝の立番をより一層強化しますし、日々の遅刻者数を皆さんが実感できるように、生徒玄関に掲示をしていきます(写真参照)。また、遅刻者数を著しく減少させている他の高校の取組みの視察にも出かけます。
 また、保護者の皆様にも、お願いがございます。「時間を守る」ということは、「挨拶をする」ことと同様、社会に出たときの基礎・基本です。どうか、生徒の皆さんが遅刻をしないですむように、ご家庭でもご支援ご協力をお願い申し上げます。
 みんなで力を合わせて、遅刻をなくしていきましょう。

194  10月です。日々の努力の積み重ねで確実な成長を。  2013年10月01日(火)
 本日より、10月です。厳しかった暑さも影を潜め、爽やかで過ごしやすい季節になってきました。木々は、緑色から暖色系の色へ、そして、落ち葉へ、ということで、冬支度を少しずつ感じさせます。その中にあって、ある日、一輪の花を見つけました(写真左)。たくましくしっかりと咲いていました。それから3〜4日経った今日、花は三つに増えていました(写真右)。なんとなくですが、嬉しかったですね。人知れず傍らで咲いている花も、厳しい冬に向かう季節の変化の中で、しっかりと成長しているんだなということを実感しました。
 1年生の皆さん。2年次の科目選択の正式登録が終わったと思います。自分の進路をしっかりと見つめて、よく考えて科目を選んでくれたことと思います。2年生になったら、選択した科目の授業に対して責任をもって臨んでください。
 次に、2年生の皆さん。修学旅行が迫ってきましたね。有意義な取組みになるよう、準備をしっかりとお願いします。そして、最も大切なことは、自分の進路のことをしっかりと考えること、勉強のリズムをしっかりとしたものにして3年次に繋いでいくことです。時間を無駄にしないよう、心がけてください。
 そして、3年生の皆さん。進路を獲得するための追い込み、頑張るのは今ですよね。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、進路獲得は、個人戦ではなく団体戦です。ややもすると、自分の進路が決まった後、授業に身が入らなくなったり、自分勝手な行動をしたりする人がいます。自分の進路が決まったからと言って、自分勝手な行動は許されません。クラス全員が進路を獲得するまで、そして、学年全体が進路を獲得するまで、仲間のことを考えて、チームという意識をもって日々の行動をしてください。
 そして、すべての生徒の皆さん、この10月には中間考査がありますね。中だるみしたような状態にある人は特に要注意です。この爽やかな清々しい季節と同様、爽やかな清々しい気持ちを大切にして、勉強に取り組んでいただきたいと思います。
 いずれにしても、この爽やかな季節が、生徒の皆さんにとって、実り多いものになるよう祈っています。日々の努力の積み重ねで確実な成長ができるよう、皆さんの頑張りを期待しています。

193  授業風景〔2・3年福祉基礎〕  2013年09月30日(月)
 9月30日(月)、本日は、2・3年の選択科目「福祉基礎」の授業を拝見しました。
 この授業は、社会福祉に関する基礎的な知識を習得させ,現代社会における社会福祉の意義や役割を理解させるとともに,人間としての尊厳の認識を深め,社会福祉の向上を図る能力と態度を育てるための入門的な講座です。
 本時の授業では、車椅子体験ということで、座る方と押す方とに役割を分けて、受講生徒の皆さんは車椅子で校舎内を巡っていきました。段差のある場所や凸凹のある場所などでは、車椅子を押すのにとても苦労し、バリアフリーの大切さを実感してくれたことと思います。
 本校は、総合学科ということもあって、総合選択科目を中心に「体験」を重視しています。机上の勉強も大切ですが、実際に体験することがより一層重要です。生徒の皆さんには、社会に出たときに生きる実学というものをしっかりと学んでほしいと思っています。

192  芦間高校開放講座(漢字ものがたり(自然))  2013年09月28日(土)
 本日、9月28日(土)、毎年、恒例になっております、芦間高校開放講座〔市民の方の中にはリピーターの方もいる人気講座です。〕の第2回目を開催しました。講師は本校非常勤講師の山本史也氏が務め、今回は「漢字ものがたり(自然)」というテーマで、「『自然』の起源」「『説文解字』による字源説」「日本古代(古事記等)に見られる『自然』」「甲骨文に見られる『自然』」という内容で行われました。当日は、市民の方々や保護者の方々が参加され、味わい深い講義を満喫しておられました。
 今年度は、今後、第3回目〔11月30日(土)10:00〜11:30〕の開催を予定しています。費用は無料、事前申し込みは不要ですので、ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加いただきますれば幸甚に存じます。何かお問い合わせがございましたら、06−6993−7687〔問合せ窓口:山下教頭〕までお願いいたします。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

191  明光義塾寝屋川成美教室主催受験説明会  2013年09月28日(土)
 本日、9月28日(土)、明光義塾寝屋川成美教室主催の受験説明会に講師派遣のご依頼をいただきましたので、本校の首席の辻先生を派遣させていただき、本塾に通われている生徒の皆さんやその保護者の皆様に対しまして、本校のご説明をさせていただきました。説明会におきましては、多くの生徒や保護者の方々が参加され、熱心にお話を聞いていただきまして、誠にありがとうございました。感謝申し上げます。
 明光義塾寝屋川成美教室様からは、今春も2名の方が、本校に入学され、毎年、温かいご縁をいただいております。今後も、芦間高校への進学をお勧めいただきますとともに、このような説明会の機会がございましたら、喜んで出向かせていただきます。引き続き、ご縁を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

190  学校説明ポスターセッション用ポスター完成  2013年09月27日(金)
 本校は、様々な場で、学校説明・広報活動をさせていただいておりますが、先日、ある中学校様から、「体育館でのポスターセッション形式で学校の説明をしてほしい。」という依頼がありました。体育館でのポスターセッション形式ですと、電源の関係等のこともあって、通常用いているパワーポイントでのプレゼンテーションが行いにくいので、模造紙大のポスター(2枚)を作成することになり、その作成を今年度本校に着任した新規採用教員3名〔岡田教諭・澤山教諭・岸上教諭〕の方々に依頼しました。多忙な中ではありましたが、自分たちで工夫を凝らし、素晴らしいポスターを作っていただくことができました。右の写真がそのポスターです。芦間高校に対する思いが十分に込められていますし、また、説明を聞いていただく中学生の皆さんに分かっていただきやすいようにという配慮がとても感じられるものになっています。近日中に、ポスターセッション形式での学校説明会が予定されていますので、ぜひ、このポスターを使って、中学生の皆さんに充実した学校説明をさせていただきたいと思っています。

189  フィールド・トリップ〔大学見学〕(その2)  2013年09月27日(金)
 フィールド・トリップ〔大学見学〕に取り組んだ1年生の皆さんは、そのほとんどが「大学見学は初めて」だったそうです。ここに、1年生の皆さんの感想の一部を紹介します。
○大学は、まだまだ先の話だと思っていましたが、今日の見学で、とても身近なものに感じました。
○大学生がこんなに生き生きとしているなんて、思っていませんでした。
○「自分が、大学について、全く何も知らず、何も分かっていなかった。」ということがよく分かりました。
○中学校や高校とは比べものにならないほど、いろいろな施設があり、また、どの場所もとてもきれいでした。
○模擬講義体験では、難しい内容なのに、スライド等を用いて分かりやすく説明していただいたので、だいたいのことは分かりました。
○説明してくれた大学生さんが、「自分の興味あるものだったら、嫌になったりはしないよ。」と言ってくれたので、自分が進みたいと思う道をしっかりと選んでいきたいと思いました。
○いろいろな大学のオープン・キャンパスに行ってみたいと思いました。
○「難しくても、自分の夢のために頑張りたい。」と改めて思うことができました。
○大学に行きたいという気持ちが湧いてきました。
○大学をめざして、今まで以上に勉強をしっかりと頑張りたいと思います。
 このように、今回の取組みに対する1年生の皆さんの感想は、肯定的な内容のものがほとんどでした。小・中・高・大というそれぞれの立場や年齢におけるキャリア教育、その中にあって、高校では、1年生から3年生までを見通したキャリア教育、その充実が今の教育には求められています。このフィールド・トリップ〔大学見学〕のような取組みを積み重ねることによって、生徒の皆さんの健全なキャリア発達に寄与していきたいと思っています。
 最後になりましたが、今回の取組みに関しまして、ご尽力いただきました立命館大学と近畿大学の関係者の皆様には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

188  フィールド・トリップ〔大学見学〕(その1)  2013年09月27日(金)
◎人間関係形成能力・・・他者の個性を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同してものごとに取り組む能力
◎情報活用能力・・・学ぶこと・働くことの意義や役割及びその多様性を理解し、幅広く情報を活用して、自己の進路や生き方の選択に生かす能力
◎将来設計能力・・・夢や希望を持って将来の生き方や生活を考え、社会の現実を踏まえながら、前向きに自己の将来を設計する能力
◎意思決定能力・・・自らの意志と責任でよりよい選択・決定を行うとともに、その過程での課題や葛藤に積極的に取り組み克服する能力
 これらは、キャリア発達にかかわる諸能力〔将来、自立した社会人・職業人として生きていくために必要な能力や態度や資質〕として、キャリア教育において、生徒に身に付けさせるべき、極めて重要な能力だと言われています。本校は、開校当時から、必履修科目「産業社会と人間」を中心として、常にキャリア教育の充実を意識して教育活動を展開しています
 本日、9月27日(金)、本校のキャリア教育の一環として、「産業社会と人間」の授業と連動させ、1年生が、立命館大学見学班と近畿大学見学班に分かれて、フィールド・トリップ〔大学見学〕に取り組みました。
 立命館大学においては、
  ○ガイダンス〔「大学での学びとは?」「大学の概要」〕  ○京都衣笠キャンパスツアー  ○学食体験  ○振り返り、アンケート
 近畿大学においては、
  ○大学の概要の説明  ○学食体験  ○施設見学  ○模擬講義体験  ○振り返り、アンケート
という内容で行われました。

187  府立6高校合同説明会〔10月12日(土)開催〕のご案内  2013年09月27日(金)
 来る、10月12日(土)13:00〜16:00、本校〔芦間高等学校〕において、府立6高校合同説明会が開催されますので、そのご案内をさせていただきます。
 当日の参加校(五十音順)は、
  府立芦間高等学校   府立門真なみはや高等学校   府立門真西高等学校
  府立摂津高等学校   府立守口東高等学校      府立淀川工科高等学校
の6高校です。内容及び形式は、「各校のブースでの個別説明」と「全体会場での各校のプレゼンテーション」です。
 全体会場でのプレゼンテーションは、
  13:30〜13:50  府立門真西高等学校
  13:50〜14:10  府立淀川工科高等学校
  14:10〜14:30  府立摂津高等学校
  14:30〜14:50  府立芦間高等学校
  14:50〜15:10  府立守口東高等学校
  15:10〜15:30  府立門真なみはや高等学校
の順に行います。
 会場の芦間高等学校は、大阪市営地下鉄谷町線「守口」駅2番出口から北へ400m、京阪電車京阪本線「守口市」駅東口改札から北へ900mのところにございます。駐車スペースの関係で自動車の乗り入れはできませんので、恐れ入りますが、会場へは公共交通機関または自転車でお越しください。また、当日は、上履きと下足を入れる袋のご用意をお願いいたします。
 6高校の担当者一同、皆様のご来場を心よりお待ち申しております。皆様、お誘い合わせの上、当説明会にお越しくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

186  生徒総会・後期生徒会役員選挙立会演説会  2013年09月26日(木)
 9月26日(木)、生徒総会・後期生徒会役員選挙立会演説会が行われました。後期生徒会は、3年生が引退し、2年生が中心になる番です。立候補した生徒及びその応援者の皆さんは、物怖じすることなく、堂々と、自分の思いや決意を述べてくれました。心強く、頼もしかったです。その後の選挙では、全員が信任され、新しいメンバーでの生徒会がスタートしました。
 1学期の始業式の式辞でも紹介したように、個人レベルでの動きではありますが、今春には「全国高校生徒会大会」が立ち上がりました。これからの世の中を支える若い力の胎動を感じます。これからの変化の激しい社会をよりよいものにするためには、高校生等の若い世代の力がとても重要です。どうか、様々な取組みにチャレンジして、芦間高校の活性化、そして、社会への貢献・奉仕をめざして頑張ってください。応援しています。

185  授業風景〔2年総合的な学習の時間〕  2013年09月26日(木)
 9月26日(木)、本日は、2年の「総合的な学習の時間」の授業を拝見しました。
 この授業では、生徒の皆さんは、自分の進路目標に関連する内容等をテーマとして、調べ学習をし、調べた内容を基にして、約4000字の論文を書くという取組みを行っています。本日の授業では、まず、前半で、これまでの進捗状況と今後の構想を発表し合い、後半では、テーマの似かよった者どうしでグループをつくり、今後の取組み内容についてグループ討論を行いました。ぎこちない発表も少しはありましたが、生徒の皆さんが前向きに準備を進めていることがよく分かりました。
 本校では、1年の「産業社会と人間」、2・3年の「総合的な学習の時間」と、一貫性のあるキャリア教育を推進しています。2年での論文作成は、生徒の皆さんにとっては、今後の進路を考える上でとても重要なカギを握る取組みとなっています。自分の個性を十分に発揮して、それぞれの生徒の皆さんの輝いている部分が十分に盛り込まれた論文ができ上がることを期待しています。

184  授業風景〔2年英語U〕  2013年09月26日(木)
 9月26日(木)、本日は、2年の「英語U」の授業を拝見しました。
 英語の授業については、「座学系科目」か「実技系科目」かにあえて分類するとすれば、おそらく「座学系科目」という範疇に入れる場合が多いかと思いますが、昨今の英語の授業は、チャンツ、ペア・リーディング、フレーズ・リーディング、グループワーク等を取り入れることにより、「実技系科目」化させることが求められています。本授業は、50分という時間をフルに使い、豊富な内容を盛り込みながら、しかも、多くの生徒に活動や発言をさせる場を設けた理想的な展開で進められていました。
 特に、
 ・生徒とのコミュニケーションがとてもスムーズに取れており、生徒は教員の方をしっかりと向いて授業に集中していた。
 ・発問をする際、生徒が答えやすくなるよう、丁寧に言い換えをする、あるいは、段階を追ったヒントを出すなど、生徒の立場に立ってコミュニケーションをとっていた。
 ・教材プリントが、生徒にとって取り組みやすくなるようにとても工夫されていた。
 ・生徒の発した言葉に対して丁寧に反応し、時には褒め言葉を交えて、生徒を勇気付けていた。
 ・後半には、ペア・リーディングを取り入れ、生徒にうまく活動をさせていた。
 ・最後に取り組ませた「ペアでのサマリー」は、生徒の頭の中を活性化するのにとても有効であったと思われる。
など、他の教員の模範となる要素が十分に盛り込まれていました。
 この授業には、「生徒が活動する、生徒が実感する(生徒参加型)」といった「『今求められている授業』のスタイル」に必要な要素が十分に入っており、この授業において集中力を欠いている生徒さんは、ほぼ皆無でした。とてもすばらしい授業だったと思います。

183  授業風景〔2・3年工業技術入門〕  2013年09月26日(木)
 9月26日(木)、本日は、2・3年合同実施の工業科の選択科目「工業技術入門」の授業を拝見しました。
 この科目は、工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各専門分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに、工業に関する広い視野と倫理観をもって工業の発展を図る意欲的な態度を育てるための入門的な講座です。
 本時の授業では、既成のキットが教材として与えられ、受講生徒の皆さんは、説明書の解説を読んでそのとおりに回路を組み立てるという課題に取り組んでいました。はんだごて、ペンチ、テスタ等の工具や機器を駆使し、細かい作業を丁寧に一生懸命行っていました。少人数での授業ということもあり、生徒一人一人の学習状況や工具の扱いの慣れ具合に応じて、個に応じた指導が行われていました。
 本校は、総合学科ということで、国から予算をいただき、美術・工芸・工業関連の実習棟を整備しています。工業関連では、「工業技術入門」の他に、「総合デザイン技術」「「インテリア技術」「CAD入門」といった科目も開講しています。ぜひ、このような科目に興味のある方、本校で学習してみませんか。

182  改めて、2学期の目標「自分に負けない。遅刻しない。」  2013年09月25日(水)
 2学期が始まって、約1ヶ月が経ちました。生徒の皆さんの高校生活は充実していますでしょうか。以前にもお伝えしましたが、私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。皆さんが、一日一日の高校生活を大切にして、一つでも二つでも、たくさん、「頑張った自分」というものを実感して、自分の自信につなげていってほしい、と私たちは願っています。
 さて、2学期の目標は何だったでしょうか。生徒の皆さんは、覚えてくれていますでしょうか。「自分に負けない。遅刻しない。」ですね。生徒指導部の飯尾先生も心を込めて、この目標を皆さんに伝えてくれましたよね。この1ヶ月を皆さん一人一人で振り返ってみてください。この目標に対する「頑張った自分」というものを築けたどうか、皆さんはいかがだったでしょうか。ほとんどの生徒の皆さんが、この目標を達成してくれていると信じています。ただ、ほんの少し、「自分に負けてしまった。」「遅刻を何回かしてしまった。」という人もいましたね。
 明日から、気持ちを新たにして、前向きに頑張ってください。皆さんは、素晴らしい能力と人間性を備えていると信じています。自分を信じて、自分に負けないで、誠実にコツコツと歩んでいってください。
 いま、とても爽やかな季節です。一日一日の高校生活が、生徒の皆さんにとって、とても実り多いものになるはずです。皆さんの頑張りを期待しています。

181  オープンスクール〔10月19日(土)・11月9日(土)開催〕の準備に熱が入ってきました。  2013年09月24日(火)
 9月も下旬に入り、オープンスクール〔10月19日(土)・11月9日(土)開催〕の準備に熱が入ってきました。
 本校のオープンスクールは、生徒の皆さんと私たち教員とが連携して行う大イベント〔右の写真は、昨年度のオープンスクールの様子です。〕です。いよいよ、第1回目の開催日まで1ヶ月を切り、準備に大忙しという状況になってきました。来場される方々に満足していただけるような催しにしたいと思いますので、ぜひご期待ください。せっかくですので、ここで、体験授業の講座の一部をご紹介しましょう。
 「映像メディア表現」・・・本校には、国の予算で整備していただいた「美術・工芸・工業関連の科目の学習に使用するための『実習棟』」があり、関連科目の内容の充実を図っています。そのうちの一つがこの科目です。当日の体験授業では、コンピュータグラフィックで写真を合成し、自分のオリジナルカードを作っていただきます。とてもクリエイティブな内容です。ぜひ参加してみてください。
 「スクリーン・イングリッシュ」・・・本校では、英語に関して多様な科目を開設し、進学対応の英語学習はもちろん、「使える英語」というものを意識した授業も充実させています。この科目では、映画を見て、英語の台詞を聞き取り、ストーリーを理解できることを目標に学習を進めています。当日は、皆さんに馴染みのある映画を見ていただき、生きた英語に触れていただきたいと思います。ぜひ参加してみてください。
 「産業社会と人間」・・・総合学科では、キャリア教育や科目選択指導を行うために、この科目が必履修科目として開設されています。本校では、この科目に「ピア・サポート」を取り入れています。「ピア」は「仲間」を意味し、「サポート」は「支援」を意味します。「人の話の聴き方」「相手に伝えるための話し方」「もめごと解消法」等、人間関係づくりに必要なことを学びます。当日は、ワークショップを行い、コミュニケーションスキルの基本を学びます。ぜひ参加してみてください。
 他にも、様々な特色ある講座があります。また、クラブ体験も充実しています。中学生の方々やその保護者の皆様に対して「お・も・て・な・し」の心で取り組みたいと思っています。どうぞ、皆様、お誘い合わせの上、本校のオープンスクールにお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。心よりお待ち申しております。

180  全国学習塾協会主催「進学ミーティング」  2013年09月22日(日)
 本日、9月22日(日)、大阪天満橋OMMビルにおいて、全国学習塾協会主催「進学ミーティング」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、全国学習塾協会様には平素よりとても感謝いたしております。今年も、私立高校に負けないよう、気を引き締めて参加させていただきました。
 本校からは、校長・教頭・首席以下、総勢9名のスタッフが参加し、ご説明をさせていただきました。当日は、昨日の鶴見区民センターでの学校説明会と同様に、本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、昨年度の倍以上の約100組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 本校は、本年度の学校経営計画において、「平成26年度選抜における志願倍率を1.4倍以上にする。」ということを謳っております。このところ、志願倍率が下降気味ですので、ぜひこの目標を達成して「V字回復」を実現したいと思い、日々の教育活動・広報活動を充実させているところでございます。今後、オープンスクールに向けて、より一層拍車をかけていきたいと存じますので、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

179  鶴見区PTA協議会主催「学校説明会」  2013年09月21日(土)
 本日、9月21日(土)、大阪市鶴見区にある鶴見区民センターにおいて、鶴見区PTA協議会主催「学校説明会」が開催されました。本校は、この催しに、毎年、お招きいただいておりまして、鶴見区PTA協議会様には平素よりとても感謝いたしております。今年も、気合いを入れて参加させていただきました。
 本校からは、校長・教頭・首席以下、総勢9名のスタッフが参加し、ご説明をさせていただきました。当日は、本校のブース付近にお越しいただいた方々には、丁寧にお声掛けをさせていただき、できるだけブースでご説明を聞いていただけるよう、働きかけを充実させましたところ、昨年度の倍以上の約150組の方々にブースまたはブース付近(立ち話で対応させていただいた方には、席がなくて、申し訳ありませんでした)でお話をさせていただくことができました。お越しいただきました方々には、心よりお礼を申し上げます。
 お陰様で、この学校説明会は、とても充実したものになりました。そして、公立高校へのニーズ・期待の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としましても、より一層尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

178  本日は大阪市内の中学校を訪問  2013年09月20日(金)
 本日、9月20日(金)は、大阪市内の中学校を訪問させていただきました。特に、本日、回らせていただいた中学校は、地理的に見て、本校からそれほど遠くない場所にありながら、本校への進学者数の少ない中学校です。
 実は、今年度の第1回目の学校協議会〔6月21日開催〕において、委員の方から「広報活動をする上では、中学校のセグメントをすることが重要」というご提言をいただきました。それを受けて、各中学校区から本校に通う場合の所要通学時間と本校への進学者数等を分析し、地理的に比較的近いのに本校への進学者数の少ない中学校を洗い出しました。そして、本校への進学者数が少ない中学校へは、これまであまり丁寧な訪問ができていないという実態も浮かび上がってきました。そこで、本日は、そのような中学校様をピックアップして訪問させていただいたというわけです。
 各中学校様には、改めて、「総合学科におけるキャリア教育と科目選択指導」「芦間高校の進学実績」等をご説明させていただき、芦間高校のことをアピールさせていただきました。本校は、キャリア教育や科目選択指導を充実させ、進学実績を着実に向上させて、生徒の皆さんや保護者の皆様の進路ニーズに応え、一定の成果と実績を残していると自負しております。今回訪問させていただいた中学校様には、これまでよりも本校のことを知っていただけたのではないかと思っています。
 「中学校のセグメント」というご提言をいただきました学校協議会委員の方には、とても感謝いたしております。ありがとうございます。今後も、より一層このことを意識して広報活動を行っていきたいと思います。

177  Breeze生徒大阪府庁咲洲庁舎職場体験実習  2013年09月19日(木)
 9月17日(火)から9月20日(金)まで、Breeze生1名が、大阪府庁咲洲庁舎内において職場体験実習をさせていただいております。本日、9月19日(木)、その様子を見に行かせていただきました。
 午前10半ごろに行かせていただいたのですが、朝から、清掃と新聞整理を終えて、パープルリボン(ドメスティック・バイオレンスについての啓発と撲滅を訴えるための象徴等に用いるもの)を作成しているところでした。根気のいる作業でしたが、一生懸命に取り組んでいました。作業を指示していただく庁舎内の係の方にお話を伺ったところ、「とても前向きに取り組んでおられ、頑張ってくれていますよ。予定している作業スケジュールよりも早めに終えることができていますし、終了報告もきちんとできています。言葉使いもきちんとしっかりとされていますよ。」とお褒めの言葉をいただきました。
 将来の就労をめざして様々なことを経験することが大切だと思います。庁舎内の方々に可愛がっていただけるよう、誠実にコツコツと与えられた作業を行っていただきたいと思います。頑張りを期待しています。

176  教職員授業力向上研修〔府教育C主催パッケージ研修〕C最終回(その2)  2013年09月18日(水)
 公開授業が終了し、放課後に研究協議を実施しました。最初に、録画しておいた「本時の授業の様子」をダイジェストで確認し、その後、授業を行った教員から、本時の授業のねらいや工夫した点等についてのコメントがありました。そして、グループに分かれて、本時の授業についての成果と課題について討論し、各グループでの討論内容を発表し合いました。一部、「授業の流れの中で『グループに分ける必然性』を感じなかった」といった、「今求められている授業の在り方」の趣旨とは逆行する意見もありましたが、概ね、本時の「生徒主体」「生徒参加型」の授業についての肯定的な意見が出されました。
 一口に「言語活動の充実」「生徒主体」「生徒参加型」「グループ学習」が大切だと言っても、学校全体がその方向に向かって、ベクトルを合わせて進めていかなければ、授業改善は容易ではありません。今回のパッケージ研修の中身を生かしていけるか否かは、今後の本校の教員一人一人の取組み、今後の本校の組織的な取組みの両方の姿勢がうまく絡み合っていくかどうかにかかっていると思います。「時代の要請に応じて、本校の授業内容や授業スタイルは大きく改善・変化してきている」ということを本校の「売り」のアピールとして明言することができるよう、取組みに拍車をかけていきたいと思っています。

175  教職員授業力向上研修〔府教育C主催パッケージ研修〕C最終回(その1)  2013年09月18日(水)
 本日、9月18日(水)、府教育センターの中濱秀徳総括主任指導主事と中川明子指導主事と丸岡正樹授業力向上指導員を指導助言者としてお招きし、パッケージ研修のシリーズ第4回目(最終回)を実施しました。
 本日の研究授業では、「課題(学習目標)の提示」から始まり、「自分で考える」時間をある程度確保した後、「グループを作って考える」場面に移り、その後、各グループの発表により「課題解決方法の共有化」を図る、という、いわゆる「『グループ学習』を取り入れた問題解決型学習」の手法で授業が展開されました。これまでの2回の事前授業が功を奏し、とても実利のある「生徒参加型」「生徒主体」の授業でした。
 3名の指導助言者の方々からも、「生徒の思考が自然に促されていて、とても充実した授業内容であった。」等のお褒めの言葉をいただきました。

174  選択科目「合唱・合奏T」履修生による発表会  2013年09月17日(火)
 本日、9月17日(火)、選択科目「合唱・合奏T」履修生による発表会がありました。この科目では、様々なジャンルの曲の様々な趣向の「合唱・合奏」に取り組んでいますが、今回の発表のメインは、「琴」による演奏です。
 大阪府教育委員会では、大阪府教育センターのカリキュラム研究室の総合管理のもと、各府立学校が「琴」を順番に借用できるようなシステムを作っており、ちょうど、今、本校がその借用の順番に当たっています。そのお蔭で、「合唱・合奏T」の履修生の皆さんが「琴」の演奏を体験することができました。新しい学習指導要領では、日本の伝統文化の体得が一つの重要な取組みテーマになっていますので、「琴」の演奏を体験することは、その意味で、とても有意義なことだと言えます。
 生徒の皆さんは、少し緊張気味でしたが、立派に、演奏を終えることができました。拍手を送りたいと思います。今後も、ぜひ、様々な「合唱・合奏」の体験を積まれることを期待しています。

173  第2回PTA役員会実行委員会  2013年09月14日(土)
 本日、9月14日(土)、本年度の第2回PTA役員会・実行委員会が開催されました。議題は、文化祭総括、第4ブロック総会、有志の高校が参加するソフトバレー大会等が主な内容でした。
 文化祭では、バザーや、休憩室での体育館ステージの模様の上映等、例年どおりの盛況ぶりで、PTA・後援会の方々にはたいへんお世話になりました。そして、今年度は、熱中症対策として、体育館に氷柱を設置し、その費用をPTA会費から捻出していただきました。ご厚意に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 また、本年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校としての役割が本校PTAに課せられておりますので、11月2日(土)に予定されている第4ブロック総会〔第4ブロック18高校のPTA役員・実行委員の方々の集いの第2回目〕の準備・段取りについても議論をしました。総会には、連絡会(7月13日(土)開催、約100名が参加)以上の参加者数が予想されますので、連絡会と同様、Pの役員・実行委員の方々と教員とでしっかりと連携し、「お・も・て・な・し」の心で、来校される皆様に満足していただけるよう尽力したいと思っております。
 また、ソフトバレー大会については、昨年度まで参加されていた学校様から、「参加しませんか」とお声を掛けていただきましたので、もし、本校のPTAで人員が確保できれば、参加の運びとなる予定です。一般のPTA会員の方で、このHPをご覧になられた方、我こそはとお思いの方は、松PTA会長まで、「参加したい」旨のご一報をお願いします。
 今後とも、PTA活動の円滑な推進に、皆様、どうぞご協力をお願い申し上げます。

172  教職員授業力向上研修〔府教育C主催パッケージ研修〕B  2013年09月13日(金)
 本日、9月13日(金)、府教育センターの中濱秀徳総括主任指導主事と中川明子指導主事と丸岡正樹授業力向上指導員を指導助言者としてお招きし、授業力向上に関する教職員研修を行いました。
 本校では、学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを謳っており、その一環として、府教育センターが主催するパッケージ研修(4回シリーズ)を導入しています。本日の研修は、その第3回に当たるものです。
 今回は、9月18日(水)に予定されている研究授業の最終事前授業ということで、研究授業を予定している教員が、今回の研修の研究テーマである「『グループ学習』の効果的な活用」を意識した授業を行い、3名の指導助言者の方々からアドバイスをいただき、研究授業本番に向けての準備を行うという目的で実施しました。本校の一般の座学の授業では、まだまだ「グループ学習」を取り入れることは少なく、本日の授業でも課題が多く見つかりました。しかしながら、「グループ学習」を行うことで、確実に生徒の主体性は促進されます。本日の反省を生かして、9月18日(水)の研究授業を「言語活動の充実」「生徒の主体的な活動の促進」という点で実りのあるものにしていきたいと思っています。

171  本日もまた中学校訪問  2013年09月12日(木)
 本日、9月12日(木)も、中学校訪問です。本日は、門真市内と寝屋川市内の五つの中学校を回らせていただきました。校長先生、教頭先生、進路指導主事の先生、3年の担任の先生と、様々なお立場の先生とお話をさせていただくことができました。
 その中でいただいたコメントは、「総合学科については、選択科目が多いということは知っていたが、『産業社会と人間』の授業の中で、こんなに丁寧にキャリア教育や科目選択指導を行っているとは知らなかった。今日のお話を聞いて、総合学科の奥深さを知った。」「昨年も、3年の担任をしていた。最終的に大学進学をめざすという生徒には、総合学科は普通科に比べて不利だから、普通科高校を勧めていた。芦間高校がこんなに進学実績を上げているとは知らなかった。今年の3年生には、大学進学希望の生徒にも、芦間高校を勧めてみる。」といった内容でした。まだまだ、「総合学科」の認知度には課題がある、そして、「『進学をめざす総合学科』である芦間高校」の認知度にも課題がある、そのようなことを思いながら帰ってまいりました。本校は、進学実績を着実に向上させ、生徒の皆さんや保護者の皆さんの進路ニーズに応えるべく、全力を注いでおり、一定の実績を残していると自負しております。本校の進路実績をもっともっと正確に広報していかなければいけない、そのことを大いに実感させられました。
 今後は、これまでの広報活動を全面的に見直し、「総合学科」をしっかりと理解していただくこと、「芦間高校の進路実績」を明確に把握していただくこと、その原点に立ち返って対処方法を考えていきたいと思います。

170  本日も中学校訪問  2013年09月10日(火)
 本日、9月10日(火)も、新しい広報誌『芦間ニュース』をお届けに、また、10月19日(土)と11月9日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、中学校訪問をさせていただきました。本日は、寝屋川市内を回らせていただきましたが、どちらの中学校様におきましても、熱心にお話を聞いていただくことができました。その中で、ぜひ、芦間高校の先生が、中学校に出向いて、出前授業をされてはどうか、というご示唆をいただきました。教科の授業や進路HRというかたちで中学校へ出前授業に行かれているという高校はいくつか知っておりますが、本校ではそのような取組みは今のところ行ってはおりません。芦間高校には、魅力のある教員がたくさんおりますし、また、魅力のある授業がたくさん開設されています。今後、芦間高校の教員や授業の魅力を直に中学生の皆さんにご提示できるような取組みが行えるよう、校内で議論をしていきたいと考えています。
 中学校の校長先生や進路指導主事の方等と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、本当に参考になります。今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができるよう努力してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

169  センター試験説明会  2013年09月10日(火)
 本日、9月10日(火)、校内でのセンター試験説明会が行われ、約140名の生徒が参加し、阿野進路指導主事からの説明に熱心に聞き入っていました。
 本校は、開校時、「上級学校への進学をめざす」新しいタイプの総合学科としてスタートし、今年で12年目を迎えておりますが、お陰様で、進路実績は着実に向上し、センター試験受験者数も年々増加する傾向にあります。国公立大学を受験する生徒の皆さん、センター試験利用で私立大学を受験する生徒の皆さん等、様々な思いをもって生徒の皆さんはこの説明会に参加したことと思います。いよいよ、受験シーズン到来ということで、これまでの本校での学習の成果が試される時期に入ってきました。ぜひ、自信をもって、それぞれの進路をゲットできるよう、悔いの残らないように力を発揮してほしいと思います。期待しています。

168  澄み切った青空、2学期リスタートの日  2013年09月09日(月)
 本日、9月9日(月)、文化祭も終わって、2学期のリスタートの日と言ってもよいでしょう。澄み切った青空です。少し暑さは残っていますが、とても爽やかです。2学期のリスタートの日に相応しいお天気です。生徒の皆さん、この爽やかな清々しい気持ちを大切にして、2学期の充実した日々を過ごしていただきたいと思います。
 まずは、1年生の皆さん。2年次の科目選択の正式登録の時期ですよね。締切が9月24日(火)とお聞きしています。自分の進路をしっかりと見つめて、よく考えて科目を選んでください。自分にとってとても大切なことですから、よろしくお願いします。そして、2年生になったら、責任をもって選択した科目の学習に勤しんでください。
 次に、2年生の皆さん。修学旅行が迫ってきましたね。有意義な取組みになるよう、準備をしっかりとお願いします。そして、最も大切なことは、自分の進路のことをしっかりと考えて3年次の科目選択を適切に行うこと、勉強のリズムをしっかりとしたものにして3年次に繋いでいくことです。この爽やかな季節における時間の費やし方をしっかりと考えて、決して無駄な時間にしないよう、心がけてください。
 最後に、3年生の皆さん。進路を獲得するための最後の追い込み、悔いのないよう、頑張ってください。頑張るのは今しかありません。どうか、自分の気持ちをしっかりともって、前向きに取り組んでください。そして、進路が決まった後の時間の過ごし方が、さらに大切です。ややもすると、自分の進路が決まった後、家で勉強しなくなったり、授業に身が入らなくなったりする人がいます。進路が決定した後、来年4月に新しい環境に身を置くまでの期間が、いわゆる「助走」の期間です。この「助走」が大切なのです。走り高跳びでも、あるいは、飛行機の離陸においても、この「助走」がなければ、うまくはいきません。それと同じことを自分自身のこととして意識し、「助走」の期間の過ごし方に留意してください。
 いずれにしても、この爽やかな季節は、生徒の皆さんにとって、実り多いものになるはずです。皆さんの頑張りを期待しています。

167  文化祭第2日  2013年09月07日(土)
 昨日・今日と、まずまずの天気で、それほど暑くもなく、文化祭をほぼ予定どおり実施することができました。体育館ステージで、照明や緞帳の不具合で、皆様方にはたいへんご迷惑をおかけしましたが、とても心に残る、そして、手作りの素晴らしい文化祭を作り上げることができました。
 特に、緞帳が動かなくなり、体育館ステージの進行においては、ずいぶん長い待ち時間が生じましたが、生徒の皆さんは誰一人文句を言う人もなく、「私たちも何か手伝うことはありませんか?」と言ってくれたり、手伝ってほしいと言ったときに嫌な顔一つせず協力してくれたりと、生徒の皆さんの協力にはとても感謝しています。そして、再開できるところまできたときの「ありがとうございました。」の言葉には本当に頭が下がりました。皆さん、本当にありがとうございました。また、他の出し物では、書道ガールズのパフォーマンス〔右の写真〕が圧巻でしたね。素晴らしかったです。
 結果は、賞をもらったところ、そうでなかったところ、いろいろでしたが、頑張ったことについては、どの出し物も皆同じです。自分を信じて、自分の力で頑張った自分がいます。また、仲間を信じて、協力し合って頑張った自分がいます。どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。体育祭のときにも言いましたが、私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。皆さんは、高校生活1日1日を大切にして、一つでも二つでも、たくさん、「頑張った自分」というものを実感して、自分の自信につなげていってほしいと願っています。
 というのも、将来の人生においては、なかなか、うまくいくことばかりではありません。ひょっとしたら、うまくいかないことの方が多いかもしれません。何かに躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失ないそうになったとき等、様々に、自分にとって「しんどい」状況というものが巡ってきます。そのようなときに、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしい、そう思うのです。「自分は頑張れるんだということ」「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように「自分の頑張った姿」をたくさん蓄えていってほしいと思います。昨日・今日の文化祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった2日間でした。その意味で、とても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、文化祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた文化祭実行委員長(3年6組濱部穂乃香さん)をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、クラスや部活動、有志といった参加団体をそれぞれまとめて引っ張ってきてくれた各団体のリーダーの皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さんをはじめ、準備などをお手伝いしてくれた皆さん、そして何より文化祭に参加したすべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います。
 そして、この文化祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方、そして、担任や顧問の先生方にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 また、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様にも、感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。
 さらには、近隣の住民の皆様には、これまでの準備の期間から今日まで、いろいろとご迷惑をおかけしたことと思います。お陰様さまで素晴らしい文化祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 さて、明後日から通常の学校生活に戻りますが、生徒の皆さんは、遅刻をせず、ちゃんと学校に来て、しっかりとした学校生活を送っていきましょう。よろしくお願いします。

166  文化祭第1日  2013年09月06日(金)
 本日、9月6日(金)、待ちに待った文化祭が始まりました。各クラスや各クラブ等の参加団体の方々は、これまでの練習の成果を遺憾なく発揮して、大いに楽しんでいただきたいと思っています。また、保護者の方々や外部から来られた方々には、どうぞ、生徒の皆さんの頑張った証を十分に鑑賞し堪能していただければ幸甚に存じます。
 本校の文化祭には、守口支援学校の児童・生徒の皆さんの作品を展示させていただいております。右の写真は、その一部ですが、そちらの方もぜひご覧ください。本校は、文化祭での連携をはじめとして、守口支援学校の方々とは、年間を通じて、様々なかたちで交流をさせていただいております。この場をお借りして、改めて、感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
 そのことを含めて、この2日間が、実り多き文化祭でありますことを願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

165  明日はいよいよ文化祭です。  2013年09月05日(木)
 各クラスの垂れ幕が校舎壁面に飾られ、いよいよ明日は文化祭です。各クラスや各クラブ等の参加団体の方々は、最後の追い込みという段階に入りました。PTAや後援会の方も準備万端整ったと伺っています。明日からの2日間がとても楽しみです。生徒の皆さんは、悔いのないよう、これまでの練習の成果を遺憾なく発揮していただきたいと思っています。また、文化祭実行委員会の生徒の皆さんや先生方におかれましては、これまでの苦労は並々ならぬものがあったと思います。もう少しですので、どうか、引き続きのご尽力をお願いいたします。
 なお、垂れ幕については、審査員を仰せつかっています。どれも力作で甲乙付けがたいというのが実感ですが、じっくりと拝見し、審査をさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

164  中学校訪問  2013年09月03日(火)
 新しい広報誌『芦間ニュース』ができましたので、それをお届けに、また、10月19日(土)と11月9日(土)に開催予定の本校のオープンスクールへの勧誘のために、ということを主な目的として、中学校訪問をさせていただいております。本日は、門真市内の三つの中学校を訪問させていただきました。
 中学校の校長先生や進路指導主事の方と直にお話をさせていただきますと、中学校としての思いやお考え、高校側に対するご意見やご要望、府教育委員会へのご要望等、様々なことをお聞きすることができ、とても勉強になります。直接、足を運び、膝を突き合わせてお話をすることの大切さを改めて実感させていただいているところでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、そして、芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるかということを意識して、今後の広報活動を展開していこうと考えております。
 今後も、こまめに中学校を訪問させていただき、より一層、中高連携の充実を図ることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

163  大阪市立旭東中学校PTAの皆さんご来校  2013年09月03日(火)
 本日、9月3日(火)、大阪市立旭東中学校のPTAの皆さん約40名の方々が、PTA行事として、本校を見学に来られました。
 大阪市立旭東中学校は、昭和23年に創立され、約65年の歴史と伝統をもつ学校で、教育方針として「人間尊重の精神を基盤として、ひとりひとりに学力を定着させ、進路を保障する。」を掲げ、教育目標として「基礎・基本の学力を定着させ、自ら学ぶ意欲を育てる。」「あらゆる場面を通して、生徒理解に努め、お互いに認め合い支えあう集団を育成する。」「部落問題をはじめとするあらゆる人権問題に対する認識を高め、思いやる心を育てる。」「あらゆる場面を通して、経験を豊かにし、社会的自立をめざし取り組みを推進する。」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、平素より感謝いたしております。
 今回の見学につきましては、如何だったでしょうか。満足していただけましたでしょうか。後日、校長先生や進路指導主事の先生から、お礼のお言葉を頂戴いたしました。こちらの方からも、改めて、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 今回は、PTAの方々にお越しいただきましたが、この取組みを契機に、PTAの方のみならず、生徒の皆さんにも、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思っております。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

162  新広報誌『芦間ニュース』発刊  2013年09月02日(月)
 本日、9月2日(月)、新しい広報誌『芦間ニュース』が納品されました。今後、順次、関係中学校様に送付させていただきますので、生徒様への配付または教室掲示または関係者での回覧等をよろしくお願いいたします。
 本校では、学校経営計画において、「学校の日常の取組みを紹介する広報誌を1学期・2学期にそれぞれ1部作成し、広報活動の際に配付する」ことを謳っており、今回納品された広報誌は、そのうちの1学期分に当たるものでございます。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。その中にあって、本校は、これまで、タイムリーな情報を掲載した広報誌を発刊することができていませんでしたので、そのことを解消するべく、今回の『芦間ニュース』発刊ということに至りました。今年度は、2学期末にも、新しいニュースを盛り込んで発刊する予定でございます。
 芦間高校のことをあまり知らない、芦間高校にあまり興味がない、という方々にいかにこちらを振り向いていただけるか、そのことを意識して、今後の広報活動を展開していこうと考えております。
 なお、この新しい広報誌『芦間ニュース』の内容については、PDFファイルにさせていただいて、今後、本校のホームページの中にもアップする予定でございますので、どうぞ、そちらをご覧いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

161  教職員授業力向上研修〔府教育C主催パッケージ研修〕A  2013年09月02日(月)
 本日、9月2日(月)、府教育センターの中川明子指導主事と丸岡正樹授業力向上指導員を指導助言者としてお招きし、授業力向上に関する教職員研修を行いました。
 本校では、学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを謳っており、その一環として、府教育センターが主催するパッケージ研修(4回シリーズ)を導入しています。本日の研修は、その第2回に当たるものです。
 今回は、9月18日(水)に予定されている研究授業の事前指導ということで、研究授業を予定している教員のふだんの授業を見ていただいて、アドバイスをいただき、研究授業本番に向けての準備を行うという目的で実施しました。特に、研究授業では、グループ学習を取り入れて、生徒の主体的な活動をしっかりと保障しようという意図をもって行う予定ですので、本日の授業においてもグループ学習を取り入れました。やはり、グループ学習を取り入れると、生徒は受け身ではなく、能動的に考えようとします。本日の授業は、グループ学習の利点を大いに生かした生徒参加型授業であったと思います。
 今後の予定としましては、9月13日(金)に、研究授業に向けての最終事前授業を行い、9月18日(水)の本番に繋げていく予定です。授業が命、このことを合言葉にして、授業力向上の取組みを実り多いものにし、生徒の進路実現に大きく寄与できるようにしていきたいと思います。

160  茶杓命名  2013年08月30日(金)
 いま、校内では、文化祭の準備がいよいよ佳境に入り、クラス、クラブ等の各参加団体の練習にも熱が入ってきました。
 その中にあって、日本の伝統文化である茶道を紹介する茶道部も、熱心に活動しています。その茶道部の皆さんから、先日、依頼があり、茶道の御手前で用いる茶杓に名前を付けさせていただきました。本校では、新たに校長が赴任した年に、茶杓を新調し、その校長が茶杓に命名することになっているとのことでした。
 今年は、日本人の念願であった「富士山の世界遺産への登録」が実現した年であり、また、この富士山のある静岡県は昔からの御茶処ということもあって、私は、新しい茶杓に「富士」という名を付けさせていただきました。来る文化祭がこの茶杓を用いる初めての御手前ということになりますので、皆様、どうぞ茶道部をよろしくお願いいたします。

159  Breeze2年生2学期目標決意表明  2013年08月29日(木)
 本日、8月29日(木)、2年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてきてくれて、1学期に引き続き、「今年度の2学期の目標」を私に伝えてくれました。「代表として、毎日、みんなの見本になる。」「もっと積極的に、しかも、スピード感をもって物事を行う。」「早寝早起きをする。一生懸命頑張って行事に参加する。数学を頑張る。」と、それぞれの思いを自分の言葉でしっかりと表現してくれました。春先よりも一段としっかりとした口調で述べることができ、より一層頼もしく感じました。2年生として、自分の目標に向かって努力し、いまの気持ちを大切にして、着実に成長していってほしいと思います。また、授業等での様子を見に行かせてもらいます。元気で有意義な学校生活を送ってください。期待しています。

158  中学校の先生方を対象とする学校説明会(共生推進教室説明会を含む)」  2013年08月28日(水)
 本日、8月28日(水)、本校にて、「中学校の先生方を対象とする学校説明会(共生推進教室説明会を含む)」を開催しましたところ、合計で約40名の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しくださって、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組みについて詳細に説明させていただき、質疑応答の後、校内見学をしていただきました。特に、今回は、昨年度までと違って、新たな工夫として、学校紹介用イメージDVDを作成して、開会前に流すとともに、教員による説明だけでなく、在校生3名〔3年の石橋さん、鉄さん、溝越君〕に芦間高校のことや自分自身の学校生活のことを述べていただくコーナーを設けました。在校生3名の話が、とてもすばらしく、賞賛に値するものであり、お陰様で、中学校の先生方にもとても好評でした。説明会全体としても、概ね、ある程度の満足感を持って帰っていただけたのではないかと思っております。お越しいただいた先生方、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、中学校の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

157  スタディー・サポート実施  2013年08月26日(月)
 本日、8月26日(月)、1学期当初に引き続き、ベネッセ・コーポレーションのスタディー・サポートを実施しました。生徒の皆さんは、夏休みの学習の成果を大いに発揮しようと一生懸命取り組んでいました。本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。その一環として、受験に関与する外部産業と連携をしています。その一つとして、ベネッセ・コーポレーションの協力を得て、スタディー・サポートを実施し、きめ細かいデータを生徒の皆さんに提供しています。また、模擬試験については、河合塾主催のものを生徒の皆さんに多く受けていただき、分析会を実施して、直に河合塾の講師の方からお話を聞ける機会を設けています。今後も、「上級学校への進学をめざす」総合学科としての歩みを着実にステップアップしていくべく、常に課題を洗い出して取組み内容を改善しながら、事を進めていきたいと思っています。

156  約2ヶ月ぶりの体育館での授業  2013年08月26日(月)
 体育館の耐震工事自体はもうしばらく続きますが、体育館の中の作業工程は昨日で完了し、本日、8月26日(月)から、授業での体育館使用が可能になりました。早速、1限目、3年のハンドボールの授業が、体育館で行われました。約2ヶ月ぶりの体育館での授業です。照明も水銀灯に変わり、心持ち照度が増したように感じました。生徒も、指導される先生も、新しくなった体育館を使えて、とても躍動感があるように感じました。また、私として、「何よりも良かった」と実感できたことは、「前日の25日(日)にかなりの量の雨が降ったにも関わらず、体育館が通常の状態であった」ということです。つまり、雨漏りがなかったということです。そのための工事でもあったわけですから、当たり前のことなのですが、なぜか、結構、感慨深いものがありました。外壁も含めた総仕上げまでには、まだ、少し時間がかかりますが、まずは、ほっと一安心といったところです。

155  PTA文化祭展示用ポスター作り  2013年08月24日(土)
 2学期が始まり、生徒の皆さんは、文化祭に向けての準備や練習に拍車がかかってきましたが、PTAの方々の方でも、文化祭に向けての準備を進めていただいております。本日、8月24日(土)、PTAの方々が集われて、文化祭において展示するポスターの作成に勤しまれました。
 本校では、PTAの方々の活動が、とても組織的に、しかも活発に行われています。今日のポスター作りも、各保護者の方々のご協力で、とてもスムーズに進みました。生徒の皆さんを盛りたてるために、そして、また、生徒の皆さんに負けじと、少しライバス心を持っての取組みであるようにも感じました。
 生徒の皆さんの力はもちろんのことですが、PTAの方々のご協力も得て、きっと、手作りの素晴らしい文化祭が実現できることと今から楽しみにしています。PTAの方々のご協力に感謝申し上げます。

154  第2学期始業式  2013年08月23日(金)
 本日、8月23日(金)、今年度第2学期の始業式が行われました。通常であれば、体育館で行うのですが、現在、体育館は耐震工事中ということで使用できません。そのような事情で、第1学期の終業式と同様、生徒の皆さんはHR教室に入り、放送で行うこととしました。私の方からは、式辞として、次のようなメッセージを生徒の皆さんに伝えました。ご一読いただければ幸甚に存じます。

式辞
 みなさん、おはようございます。学校長の大西です。体育館の耐震工事が大詰めではありますが、まだ継続中ですので、2学期の始業式も放送でということになりました。
 まずは、皆さん、夏休みはいかがだったでしょうか。1学期の終業式のときに、私は、「夏休みは、意外に早く終わってしまいます。そして、ふだんよりも、時間があると錯覚して、時間をむだに使うことが多いものです。きちんと計画をたてて、偏りのないようにして、いくつかのやるべきことに対して、うまくバランスをとって、頑張ってください。」と言いましたが、皆さんはどうでしたでしょうか。自分で振り返ってみてくださいね。
 さて、今日も、式辞ということで、皆さんに、伝えたいことをプリントにしました。1学期の終業式のときに、企業の方や大学の先生が「今の高校生には、こうあってほしい、ぜひ、伝えておいてほしい」と言われたことについて、皆さんにとって分かりやすい内容のことをいくつかお伝えしました。企業や社会が求める人物像ということでした。今日も、その続きのお話をさせていただきましょう。でも、今日の話の中には、ちょっと難しい内容も含まれています。プリントを見てください。企業や社会が求める人物像。まずは、以前にも述べたことですが、基礎・基本中の基礎・基本です。
 まず、「挨拶ができる」、皆さんは大丈夫ですね。夏休み中も、挨拶はしっかりとしてくれましたね。次に、「時間を守る」「遅刻をしない」です。6月から7月にかけて、遅刻する人が少し増えてきて、先生としては、ちょっと残念ですということを言いましたね。2学期は、遅刻しないように、頑張ってほしいと改めてと思っています。次に、「チームワーク」「組織で動く」「協調性」です。特に、最近は、一つの場所のみで仕事をするのではなく、同時にいくつかのチームに所属して、それぞれのチームの中に自分の身をおいて仕事をしていくというケースが増えているということを紹介させていただきました。覚えてくれていますでしょうか。ここまでは、前に述べたことの中のいくつかです。
 では、その続きです。今の「チームワーク」「組織で動く」「協調性」ということに関連のある事柄です。「グループ協議ができる」ということです。どうですか。「誰にでもできるわ」って? グループになって話し合う場面を作れば誰だって話し合いぐらいできますね。でも、そんな単純なことを言っているのではないのです。「ちゃんと、実りのある話し合いができますか?」ということです。例えば、「自分の考えを述べる能力」「他人の意見を理解する能力」「発言のない人に意見を出させるための気配りができる能力」「話し合い自体をまとめる能力」等です。皆さんは、どうですか。グループ・ディスカッションは、得意でしょうか、不得意でしょうか。大阪ガスという会社を知っていますよね。とてもお世話になっている大きな会社ですね。この会社の就職試験は、高卒も大卒も、グループ・ディスカッションを重視して、今述べたような能力が備わっているかどうかを見るのです。皆さんは、いかがでしょうか?
 次にいきましょう。今の「グループ協議」ということに大いに関連することですが、「自分の考えや思い」を「頭の中でまとめる」、そして、それを「表現する」「発表する」「伝えたい相手にしっかりと伝える」ということです。このことが、今、特に求められています。本校の総合学科で学習している皆さんは、「産業社会と人間」「総合的な学習の時間」、そして、2・3年の様々な「総合選択科目」において、このような「表現」「発表」「人に伝える」ということは結構経験しているはずですから、力は付いているはずですね。
 そして、次です。「課題発見能力」と「問題解決能力」です。いま、自分の所属している部署での解決すべき課題は何だろうと考え、分析して、課題をあぶり出す、これが「課題発見能力」です。そして、見つけた課題を解決するにはどうしたらよいだろうかと考え、工夫を試みて、課題解決に結び付けていく、これが「問題解決能力」です。文部科学省が確かな学力として8つの力を明記していますが、その中の重要な力として、この「課題発見能力」と「問題解決能力」が挙げられています。
 そして、次です。世の中は、日々、変化をしています。「変化に対応していける力」、これも重要ですし、これには、今まで述べた事柄がだいたい含まれています。事態が変化しているのに、以前と同じことをしていては、対処できない場合が多いです。新たなアイディアや工夫が必要となります。「変化に対応する力」、皆さんは、いかがでしょうか。
 今、いくつかの事柄を紹介しました。これらの中には、少し、イメージしにくい事柄もあったかと思います。ただ、今、私が述べた事柄は、いずれも重要なことですから、少なくとも、頭の隅には、いつも残しておいてほしいと思います。でも、今、述べた事柄は、授業をしっかりと受けていれば、徐々に身に付いていきます。もし、授業を受けていて、これらの力が本当に付いていくのかな、と疑問に思ったら、担当の先生に質問をしてみてください。本校におられる先生方は、いずれも適切な答を返してくれると思います。「授業を大切に」、このことをしっかりと胸に刻んでください。
 そして、最後に、2学期の学校全体の目標、それは「遅刻をしない。」ということです。生徒の皆さん全員が努力をしましょう。このことは、あとで、生徒指導のリーダーをしていただいている飯尾先生からもお話があると思います。
 さて、今日から、いわゆる、2学期です。勉強に、クラブに、そして、文化祭、2年生は修学旅行もあります。そして、自分の夢の実現に向けて、一つ一つ、コツコツと、地道な努力を重ねる時期です。この2学期、毎日、皆さんは、変わらぬさわやかな笑顔で、さわやかな挨拶をし、そして、勉強やクラブや行事をがんばる、そして、私たちはそのような皆さんの姿を随所に見ることができる、そういうことを期待して、式辞を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

153  第63回全国高等学校PTA連合会大会山口大会  2013年08月22日(木)
 8月21日(水)から8月22日(木)にかけて、山口県スポーツ文化センターを主会場として、第63回全国高等学校PTA連合会大会山口大会が開催され、本校PTA会長の松真由美様が大阪府立高等学校PTA協議会(略して、「府高P」)副会長というお立場で出席されました。
 帰阪後にいただいた資料から、内容を少しだけ紹介させていただきます。開会式後の基調講演では、「日本の教育の再生」というテーマで、安倍晋三総理大臣からのビデオメッセージのあと、下村博文文部科学大臣からお話がありました。午後の部では、日本総合研究所主席研究員藻谷浩介氏の「地域の未来をつくるために 〜子どもたちをどう育てるのか〜 」をテーマとする記念講演のあと、いくつかの会場に分かれて6つの分科会が行われました。そのうち、第1分科会と第2分科会が、キャリア教育に関連する内容で行われました。私の印象としては、詰め込み教育で有名大学に入っても、学問や探究の仕方が分からない、目標が見いだせない、結果として就職できない、といった、いまの大学生の現状から、いわゆる受験勉強だけに終始しないためのキャリア教育の重要性が昨今叫ばれているということと呼応するような内容構成になっていると感じました。
 何はともあれ、松会長様、お疲れ様でした。そして、府高P副会長としての重責を果たされ、本当にご苦労様でした。この場をお借りして、ご活躍ご尽力に敬意を表しますとともに、感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。

152  府教育C主催教育相談実技研修Aでのピア・サポートに関する実践指導  2013年08月22日(木)
 本日、8月22日(木)、大阪府教育センターにおいて、同センター主催の教育相談実技研修Aが行われ、ピア・トレーナー萬田久美子氏〔かつて芦間高等学校教諭〕と本校芦間高等学校平尾映子教諭と野崎高等学校古市佳世教諭〔昨年度まで芦間高等学校教諭〕が、講師として、ピア・サポートに関する講義・実践指導に寄与させていただきました。
 教育相談実技研修Aという研修は、4回シリーズで、その第1回目と第4回目が、人間関係づくりをテーマとし、ピア・サポートプログラムの活用〔第1回が基礎編、第4回が実践編〕を中心に行われます。今回の研修がその第1回目ということで、研修当日は、募集定員の50名をはるかに上回る人数の先生方が参加されました。私もかつて府教育センターに勤務しておりましたが、教育相談実技研修は、毎年、人気やニーズの高い研修となっています。その中のメニューの一つに、本校関係者が深く関わらせていただき、芦間高校の実践が紹介されることは、本校にとってとてもありがたく、また、光栄なことだと思っております。
 ピア・サポートの取組みは、今後、生徒の人間関係づくりに欠かせない、各学校の学校経営においてかなり重要な役割を担う実践になっていくと思っています。ぜひ、もっと、各方面に広まっていくことを願っております。よろしくお願いいたします。

151  園芸同好会からの野菜収穫報告  2013年08月21日(水)
 本校には、様々なクラブや同好会がありますが、園芸同好会という同好会があるのをご存知でしょうか。7名の生徒の皆さんが、この同好会で活動していますが、今年度は、主顧問の先生の熱心の指導もあり、年度当初から、Breeze菜園の隣で、トマトやナス等、野菜作りに励んでおりました。そして、先日、校長室に、園芸同好会の生徒の皆さんが来られ、収穫報告とともに、収穫したナスを届けてくれました。ありがとうございました。さっそく、その夜、スライスして油いためにして食させていただきました。とても、おいしかったです。
 生き物を育てるということは、とても尊いことで、人として体験することとして、たいへん意義深いことだと思っています。「育てる」ということは容易なことではありません。園芸同好会の生徒の皆さんは、暑い時期を乗り越え、収穫にこぎつけることができました。素晴らしいことだと思います。この経験を、どうか、今後の学校生活、そして、自分の社会生活に生かしていっていただければと思います。

150  近畿地区高等学校長協会連絡協議会に参加してきました。  2013年08月20日(火)
 8月19日(月)から8月20日(火)まで、ルビノ京都堀川(京都市上京区)において、近畿地区高等学校長協会連絡協議会が開催され、近畿2府4県の公立高等学校長協会の代表が約150名集まりました。私は、現在、大阪府立高等学校長協会の役員をさせていただいている関係もあって、2日間とも、この協議会に参加させていただきました。協議会においては、「新教育課程編成上の諸課題について」「PTA活動の現状と課題について」「特別な支援を必要とする生徒への対応について」をテーマとして、熱心に研究協議が行われました。どの府県においても教育課題が山積しており、課題解決に少しでも近づけるべく、有意義な意見交換・情報交換が続きました。また、全国高等学校長協会事務局長の小栗洋氏からは、文部科学省の動きや内閣府の中に設置された教育再生実行会議での議論等、中央情勢についてのレクチャーがありました。自民党政権になってからの、教育改革のスピードの速いところと滞っているところ等、様々な議論が渦巻いている状況が報告され、国の中枢における教育に関する動きがよく分かりました。この協議会で得られた事柄を大阪に持ち帰って、今後の教育活動に少しでも活かしていきたいと思っております。

149  枚方市立枚方中学校区幼小中合同研修会でのピア・サポートの紹介  2013年08月20日(火)
 本日、8月20日(火)、枚方市立枚方第二小学校において、枚方市立枚方中学校区幼小中合同研修会が行われ、本校芦間高等学校の平尾映子教諭と野崎高等学校の古市佳世教諭〔昨年度まで芦間高等学校教諭〕が講師として、ピア・サポートに関する講義・実践指導に寄与させていただきました。
 ピア・サポートについては、本校では、すでに、学校全体として認知された定着した取組みになっていますが、これからピア・サポートに取り組もうとされているところも多いとお聞きしています。本校が有している実践のノウハウが少しでも他の学校様のお役に立てばと思い、様々なかたちで協力をさせていただいているところでございます。
 研修会当日は、同校区の先生方約100名が参加されました。翌日、枚方市立枚方中学校の校長先生から、丁寧なお礼のお電話をいただき、「ピア・サポートの取組みの重要性や素晴らしさがよく分かりました。有意義な研修会になって感謝しております。」というお言葉をいただきました。参加された方々に対して、少しでも貢献することができましたならば、本校としても光栄に存じます。こちらこそ、このような機会を与えていただきまして、感謝しております。どうも、ありがとうございました。

148  守口市立八雲中学校の生徒の皆さんが来校  2013年08月19日(月)
 本日、8月19日(月)、守口市立八雲中学校の生徒5名の皆さんが、進路学習の一環ということで、本校を訪れました。生徒の皆さん自身が事前にアポイントメントを取って来校されたということをお聞きし、本校の「産業社会と人間」の中で本校生徒の皆さんに課している「ジョブ・クエスト」と似たような取組みだと感じました。来校された生徒の皆さんは、本校の山下教頭先生の説明に熱心に聞き入っておられ、そして、その後、施設・設備の見学をし、無事任務完了ということで、中学校の方に帰られました。
 八雲中学校様からは、毎年、多くの方が本校を受検していただいており、今回の取組みを通じて、より一層、多くの生徒の皆さんに本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければ幸いでございます。ご近所の学校ということもありますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

147  文化祭に向けての準備や練習に徐々に拍車がかかってきました。  2013年08月18日(日)
 夏休みも後半になり、生徒の皆さんは、文化祭に向けての準備や練習に徐々に拍車がかかってきました。各クラスや各クラブ等、5月に行われた体育祭とは一味違う、本校生徒の芸術文化の力を発揮しようと、頑張る姿をあちらこちらで見かけます。1年生は、まだまだ、戸惑いながらという面もあるでしょうが、仲間と力を合わせて取り組んでください。3年生にとっては、最後の文化祭、そして、最後の大きな学校行事ということになりますね。悔いの残らないよう、また、自分の進路実現に向けての努力との両立をしっかりと意識して、うまくバランスをとって精進してください。本校の校訓の中に「創造」という言葉が盛り込まれていますが、時間を有効に使って、まさに、この言葉のとおり、より良いものを生み出し創造していってください。自分たちが今できることを精一杯行えば、きっと、手作りの素晴らしい文化祭が実現できると思います。期待しています。

146  女子バレーボール部合宿終了  2013年08月17日(土)
 本校の女子バレーボール部が、8月13日(火)から17日(土)までの日程で、兵庫県養父市にて、合宿をしておりましたが、本日、8月17日(土)、無事帰校しました。兵庫県養父市という場所は、先日剣道部が合同合宿を実施していたのと同じ場所で、使用する体育館も、剣道部が使用していた二つの体育館のうちの一つと同じ体育館でした。
 先日のできごとを十分に踏まえて、顧問の先生方には、いつも以上の健康管理をお願いしておりました。お陰様で、暑い中での練習でしたが、生徒の皆さん自身の自己健康管理と顧問の先生方の万全の対策によって、体調不良を起こすことなく、練習メニューをこなすことができたという報告を受けました。ほっとしております。
 これで、今年度のクラブの合宿はすべて終了しました。いずれのクラブも、合宿を終え、部員の皆さんは、一回りも二回りも成長したことと思います。今後の公式戦での活躍を期待しています。このブログをご覧の皆様も、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

145  校訓  2013年08月16日(金)
 本校の校訓は、「自主自立、共生、創造」です。これは、開校以来、大切に受け継いできたものであり、折々に生徒の皆さんに提示し確認していただいておりました。ところが、この校訓、校長室にも、生徒玄関や職員玄関にも、また、会議室や記念室等にも、どこにも掲げられていないということをある先生からご指摘いただき、それは好ましいことではないですね、ということで、急遽、書道科の澤山先生に書いていただき、職員玄関に掲げたところです。
 改めて、生徒の皆さんには、この校訓を確認していただき、例えば、就職や進学のための面接試験で「校訓はどのようなことですか。」と聞かれた際には、自信と誇りをもって「自主自立、共生、創造」と答えてください。よろしくお願いします。
 ちなみに、この件についての対応をしている際に、歴代の校長先生の写真が校長室にもその他のどこにも飾られていないということにも私自身気付きました。私が在籍している間に、そのことについても対応できたらと思っています。よろしくお願いします。

144  第34回高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「We are Sneaker Ages」大会  2013年08月15日(木)
 8月9日(金)から8月18日(日)にかけて、第34回高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「We are Sneaker Ages」大会の予選会・準決勝が行われています。
 この大会は、産経新聞社と三木楽器が主催し、大阪府教育委員会等が後援し、「『自分のがんばること』に音楽を選んだ若者達が、この大会を通じて多くのエチケット・ルール・マナーを学ぶこと」「バンド単位で運営されがちな軽音楽系クラブが、クラブ単位として全力投球で参加することで、信頼・友情・感動を手にし、照れることなく感謝の言葉を言えること」「この大会にクラブ員として参加することにより、『今までよりもっとがんばれる自分自身』に出会えること」を大会主旨として開催されている催しです。昨年度は、お隣の市である門真市にある「門真なみはや高校」がグランプリを獲得し、遡ると、総合学科の学校としては、柴島高校がかつてグランプリを獲得しています。
 今年度は約130チームが参加し、本校芦間高校の軽音楽部は本日8月15日(木)に登場しました。結果は、残念ながら、予選で敗退ということになりましたが、部員の皆さんは精一杯頑張ったとお聞きしています。また、新たな気持ちで、来年の大会をめざして日々の練習に取り組んでくれることと思います。期待していますので、ぜひ、意欲を持ち続けて頑張ってください。

143  さくっと検索!サクセスナビ(愛称「咲くなび」)  2013年08月14日(水)
 大阪府教育委員会のホームページの中に、「大阪府公立高等学校・支援学校検索ナビ『さくっと検索!サクセスナビ』」(愛称『咲くなび』)という検索システムが、8月1日に開設され、徐々に本格稼働し始めました。
 大阪府教育委員会では、パソコンやスマートフォン等を使って、学校の所在地や設置学科、部活動等の希望する条件に合う学校を簡単に検索できることを目的として、この検索システムを作成しました。府立高校には、中学生の皆さんが、興味や関心、進路希望等に応じて学習ができるように、特色あるコースを設置した普通科、工業科から国際関係学科、芸能文化科、音楽科、体育科など28の専門学科、また、普通教育と専門教育の両方を学べる総合学科など、様々な特色を持つ学校・学科を設置しています。また、平成26年度入学者選抜から、全ての大阪府公立高等学校の通学区域が府内全域となり、より多くの学校から入りたい学校を選ぶことができるようになりました。
 ぜひ、この『咲くなび』をご活用いただき、あなたにあった学校を探してください!!もちろん、本校、芦間高校が一番のお勧めです。よろしくお願いします。

142  シルバーさんのご紹介  2013年08月13日(火)
 学校には、様々なお立場の方が働いておられます。今日は、シルバー人材センターから派遣されて本校で業務を行っていただいている、高橋さん〔写真右〕と池上さん〔写真左〕をご紹介させていただきます。我々は、普段は、通称「シルバーさん」とお呼びしています。お二人には、現在、暑い日も寒い日も、学校の内外の様々な環境整備業務を行っていただいております。先日、お二人にお話を伺う機会があり、高橋さんは本校で業務をされて4年目、北野さんは約1年になるとのことでした。本校の生徒の皆さんのことについて、礼儀正しいことや、勉強やクラブを頑張っていることなど、とても褒めてくださっていました。そして、生徒の皆さんに、また、教職員の皆さんにも、気持ちよくこの学校で過ごしていただくために、少しでもお役に立ちたいのです、と言ってくださいました。このような温かいお気持ちで業務を担っていただいておりますことに対して、本当にありがたく思います。心から感謝を申し上げたいと思っています。今は、暑い日が続いていますので、体調管理に十分にご留意いただき、これからも、末永く、どうぞよろしくお願いしたいと存じます。

141  体育館耐震工事いよいよ大詰め  2013年08月12日(月)
 6月24日(月)から始まった体育館の耐震工事が、いよいよ大詰めを迎え、8月26日(月)のリニューアルオープンに向けて、作業に拍車がかかっています。府教育委員会施設財務課様、小林1級建築事務所様、(株)藤井工業様には、暑い中での作業で、さぞ、たいへんだと思いますが、皆様のご尽力のおかげで、当初予定どおりのペースで順調に作業が進められているとお聞きしています。本当にありがとうございます。以前にも述べましたが、これで、念願だった「雨漏りの解消」も実行できます。本当にありがたいことです。あと2週間で、雨漏りのしない、リニューアルした、内外ともにきれいな体育館を生徒の皆さんに使っていただけるようになると思いますので、2週間後を心待ちしております。作業をしていただいている方々には、引き続き、たいへんご苦労をおかけいたしますが、最後の追い込み、どうぞよろしくお願い申し上げます。

140  大阪府高等学校美術工芸展  2013年08月09日(金)
 8月6日(火)から8月11日(日)までの間、大阪市立美術館(大阪市天王寺区)において、大阪府高等学校美術工芸展が開催されています。芦間高校からは、絵画(油絵)12点、デザイン3点、立体1点を出展させていただきました。毎年、本校から出展した作品の中から、いくつかの作品が賞をいただいておりますが、今年は、絵画から3点、デザインから1点が奨励賞に選ばれました。おめでとうございます。生徒の皆さんの頑張りが実を結び、私も嬉しく思っています。賞の有無に関係なく、本校から出展した作品は、いずれも、個性的で、しかも表現しようという熱い気持ちが伝わってくる「訴える迫力」といったものを感じさせてくれます。表現することはとても大切なことですし、また、作品をしっかりと鑑賞することもとても重要なことです。今後とも、本校の美術部等の芸術関連のクラブの活躍をどうぞご期待ください。

139  Breeze生徒大阪府庁内職場体験実習  2013年08月07日(水)
 8月5日(月)から8月9日(金)まで、Breeze生9名のうちの5名の生徒の皆さんが、大阪府庁内の「大阪府公館」にて職場体験実習を行っています。本日、8月7日(水)、その様子を見に行かせていただきました。
 13時過ぎに行かせていただいたのですが、お昼休みを終えて、午後の作業が始まったところでした。盛り土の整備、植木の剪定等、暑い中での作業でしたが、皆さん、一生懸命に取り組んでいました。作業を指示していただく府庁の係の方にお話を伺ったところ、「とても皆さん前向きに取り組んでおられて、頑張ってくれていますよ。今回の実習では、4校の生徒の皆さんが集ってこられたのですが、他の学校の生徒の皆さんともすぐに打ち解け合っていたようで、とてもいい雰囲気です。私たちも楽しいですよ。」と言っていただきました。
 将来の就労をめざして様々なことを経験することが大切だと思います。暑い中でたいへんだと思いますが、どうか、いい汗をかいていただきたいと思います。

138  剣道部15高校合同合宿終了  2013年08月06日(火)
 8月3日(土)から本日8月6日(火)まで、本校の剣道部が、兵庫県養父市にて行われた15高校合同合宿に参加し、本日、その日程を終えて帰校しました。本校の剣道部員は、体調不良等も起こさず、無事に帰校できましたが、この合宿中の第3日目の8月5日(月)に、参加生徒のうちの何名かが体調不良を訴えて救急搬送され、それ以降は練習を打ち切るというできごとがございました。幸い、付き添い顧問の適切な対応に加え、救急隊員の方々の迅速な処置や搬送等のおかげで、大事には至りませんでした。この場をお借りして、救急隊員の方々には厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 ただ、このできごとについては、私としては、とても重く受け止めておりますし、また、生徒の皆さんや保護者の皆様には、多大なご心配をおかけすることになり、誠に申し訳ございませんでした。予定していた練習を計画どおりに消化できなかった点も合わせまして、ここに深くお詫びを申し上げます。今後は、次年度に向けて、更なる水分補給等の熱中症対策や練習方法等について、各参加校の指導者の間で協議・検討をしっかりと行い、再発防止の対策に取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

137  「ピア・サポーター養成講座」宿泊研修  2013年08月06日(火)
 8月5日(月)から8月6日(火)にかけて、大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)において、「ピア・サポーター養成講座」の宿泊研修が行われ、約30名の生徒の皆さんが参加しました。
 以前にも書きましたが、「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。日本ピア・サポート研究会においては、「子どもたちの対人関係能力や自己表現能力など、社会に生きる力が極めて不足している現状を改善するための学校教育活動として、教師の指導・援助の下に、子どもたちの相互の人間関係を豊かにするための学習の場を各学校の実態に応じて設定し、そこで得た知識やスキルをもとに、仲間を思いやり、支える実践活動をピア・サポート活動と呼ぶ。」と説明されています。
 これまで、校内で2回、養成講座が行われましたが、今回の宿泊研修は、以下のような内容で行われ、より一層深いところまで学習が進められました。
  ○PARTT
   @自己紹介〔この合宿でめざすこと。そのためには、・・・・・。よろしく!〕
   A取っておきのワーク  Bパーソナリティ・スペース〔「境界」について考えよう〕
  ○PARTU
   @感情のワーク  Aうれしい言葉は宝物
  ○PARTV
   @GWT〔情報伝達ゲーム〕  A自己主張・課題解決のスキル  B振り返り
  ○PARTW
   @リフレーミング(ものごとの捉え方のワーク)  AGWT(コンセンサスを取ろう)
   Bサポーターとして大切なこと・サポーターの限界
  ○PARTX
   @心の花束  A閉校式、振り返り、アンケート
 私が、見に行かせていただいたときには、PARTWの内容に入ったところでした。自己主張訓練(アサーション・トレーニング)、パラフレージングとリフレーミングの練習、危機を防ぐ4つのポイント〔自己防衛する、中立性を保つ、守秘義務を理解する、援助者を活用する〕といった内容を私も学ばせていただきました。参加している生徒の皆さんは、みんな、熱心に取り組んでいました。10月にこの続きの講座があるとお聞きしています。長丁場の学習になりますが、参加者全員がサポーターとしての役割を十分に担えるようになることを期待しています。
 最後になりましたが、今回の宿泊研修には、ドーンセンターの萬田先生〔かつて芦間高校教諭、本校の「ピア・サポート」の取組みの生みの親〕、野崎高校の古市先生〔昨年度まで芦間高校教諭〕、同志社大2回生の増田さん〔本校8期生〕等の本校関係者に加え、和泉総合高校の中村教頭先生等にもご協力いただき、本当にたくさんの方々に支えていただきながら、運営をさせていただきました。ご協力いただきました先生方には、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも、様々なお立場で、芦間高校の「ピア・サポート」の取組みを見守っていただければ幸甚に存じます。

136  府教育センター主催初任者研修が本校で行われました。  2013年08月05日(月)
 8月5日(月)と8月7日(水)に、大阪府教育センター主催の初任者研修「他校種等との連携を図る 〜他校種・他職種との実践交流を通して〜」が開催され、三島地区の初任者教員は府立槻の木高等学校にて、北河内地区の初任者教員は本校府立芦間高等学校にて、中河内地区・南河内地区の初任者教員は大阪府教育センター附属高等学校にて、泉北地区・泉南地区の初任者教員は府立三国丘高等学校にて、それぞれ研修を行いました。
 今回の研修は、「4月からこれまでの実践をまとめ、自己の取組みを振り返る。」「自らの実践や考えを分かりやすく伝える力を身に付ける。」「他校種・他職種の実践や考えを聞き、それぞれの理解を深めるとともに、今後の自らの取組みに生かそうとする意欲をもつ。」をねらいとして行われ、本校に集った初任者教員も熱心にグループ討議に参加していました。
 いま、ちょうどこの時期、次年度採用分の教員採用選考テストが行われている真最中ですが、それも含めて、ここ約10年で、大阪府には新しく教員になられた方が一気に増えました。現在の教育の世界は、課題が山積していますので、新たに教員になられた方々には、経験年数の少ない段階から多岐にわたる能力や資質が求められています。どうか、志がぶれることなく、しっかりとした気持ちで、教職の仕事に打ち込んでいただきたいと思います。初任者教員の皆さん、ともに頑張りましょう。

135  女子バスケットボール部ソフトテニス部合宿終了  2013年08月03日(土)
 本日、8月3日(土)、本校の女子バスケットボール部とソフトテニス部が、合宿を無事終えて帰校しました。女子バスケットボール部は鳥取県東伯郡にて、ソフトテニス部は兵庫県豊岡市にて、いずれも7月31日から8月3日までという同じ日程で合宿を行っていました。いずれのクラブの部員たちも、より逞しく、日焼けした顔で元気な様子を見せてくれました。
 合宿といえば、暑い中での練習ですので、熱中症対策が肝要です。いずれのクラブも、顧問の先生方の適切な指導により、体調の維持・管理ができたようです。顧問の先生方、本当にご苦労様でした。この合宿を終え、部員の皆さんは、一回りも二回りも成長したことと思います。今後の公式戦での活躍を期待しています。このブログをご覧の皆様も、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

134  芦間カップ「男子バスケットボールの部」  2013年08月03日(土)
 本日、8月3日(土)、芦間カップ「男子バスケットボールの部」を開催しました。本校は、総合学科ということもあって、比較的男子生徒の少ない学校です。今年度入学した1年生も、243名中、男子は67名で、例年、どの学年も男子は60〜70名といったところです。そこで、より一層、男子の生徒の皆さんに本校を知ってもらいたいということで、芦間カップという催しが企画されました。今年で8回目の実施になりますが、例年、男子バスケットボールと男子バレーボールの2種目で実施しています。ただ、今年度は、本校の体育館が耐震工事のために使用できないということで、「男子バレーボールの部」は中止させていただき、「男子バスケットボールの部」のみ、冷房設備の整った守口市民体育館をお借りしての実施となりました。今年度は9チームが参加され、守口市立庭窪中学校のチームが優勝されました。おめでとうございます。
 芦間高校を知っていただくためには、中学校訪問や学校説明会、オープンスクールといった催しがとても重要ですが、この芦間カップのような地道な取組みも大切にしていきたいと思っています。来年度は、「男子バレーボールの部」も復活させる予定ですので、たくさんの方々が芦間カップに参加していただければ幸甚に存じます。ぜひ、今後とも、芦間カップをよろしくお願いいたします。

133  盛夏8月、秋のオープンスクールや学校説明会に向けて準備が本格化  2013年08月01日(木)
 盛夏、8月に入りました。生徒の皆さんは夏休み真っ只中ですが、教員の方は、秋のオープンスクール・学校説明会の準備や、新しいイメージの学校紹介用パンフレットの作成に向けて、取組みに拍車がかかっています。
 4月には守口市内の中学校や地域の関係機関等への訪問、5〜6月には守口市内・門真市内・寝屋川市内・大阪市内の塾への訪問、6月には塾の先生方対象の学校説明会の実施や、八雲中・庭窪中・大久保中・守口2中・錦中・枚方桜丘中での進路説明会や寝屋川市統一公立高校説明会、スクールIE主催学校説明会等への参加、7月には公立高校進学フェア、7〜8月には全教員による87中学校への訪問、等々、この約4ヶ月間、例年以上の広報活動を展開させていただきました。この勢いで、秋に向けての準備を現在進めているところでございます。
 今後の説明会関連のスケジュールは、以下のとおりとなっておりますので、ぜひ、多くの方々にご参加いただければ幸甚に存じます。詳しくは、本校のホームページの「広報だより」のページをご参照ください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。ちなみに、右の写真は、昨年度の芦間高校オープンスクールの様子です。
  ○8月28日(水)中学校の先生方対象の芦間高校学校説明会〔会場:芦間高校〕
  ○9月21日(土)鶴見区PTA協議会主催「高校説明会」〔会場:鶴見区民センター〕
  ○9月22日(日)全国学習塾協会主催「進学ミーティング」〔会場:天満橋OMMビル〕
  ○10月12日(土)守口門真摂津地区府立6高校合同説明会〔会場:芦間高校〕
  ○10月13日(日)城東区PTA協議会主催「進学説明会」〔会場:大阪市立城東スポーツセンター〕
  ○10月14日(月祝) 五ツ木進学相談会〔会場:天満橋OMMビル〕
  ○10月19日(土)第1回芦間高校オープンスクール〔会場:芦間高校〕
  ○11月9日(土)第2回芦間高校オープンスクール〔会場:芦間高校〕

132  摂南大学理工学部住環境デザイン学科の榊愛講師による出前授業  2013年07月31日(水)
 本日、7月31日(水)、摂南大学理工学部住環境デザイン学科の榊愛講師にお越しいただき、「『ECO:緑・光・風』と暮らす『インテリア・住居・まち』のデザイン」というテーマで出前授業をしていただきました。参加した生徒は、住環境デザインの最先端の研究がどのようなものなのかということについて、熱心に聞き入っていました。
 榊講師は、工学博士として日本建築学会、地理情報システム学会、日本図学会に所属しておられ、専門分野は、空間情報デザイン・図形科学という分野だとお聞きしています。そして、主な研究テーマは、「建物・都市が持つ幾何学的特徴の評価に関する研究」「3次元CADモデルの自動生成手法に関する研究」「建物形状が日射取得に与える影響に関する研究」であり、地図情報や施設の利用人数、平均気温、コミュニティの発生率等の様々な人や環境にかかわるデータを組み合わせて、その関係性を分析することを可能にしたGIS(地理情報システム)の研究に携わっておられます。このシステムは、日本ではまだまだ活用できる人材が少ないそうで、このシステムやCAD・CGなどの情報分析・表現技術を身に付けて、緑化率と安全性との関係等、都市と人、コミュニティの意外な関係性を解明していきたいという抱負を持っておられるとのことです。
 このような素晴らしい夢と志をお持ちの方に出前授業をしていただくことができ、榊講師には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。本校の生徒の中から、榊講師がめざす研究に心を惹かれる者が出てくるかもしれません。その折りには、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

131  毎年恒例のBreeze流しそうめん大会  2013年07月30日(火)
 本日、7月30日(火)、毎年恒例のBreeze流しそうめん大会を行いました。Breeze生の皆さんは、朝から、材料の買い出しに行き、その後は、菜園で育てたトマトやキュウリなど、トッピングするものを準備しました。準備が完了したら、そうめんを茹でる係と、職員室・各準備室や芦間生が集っている教室等に声を掛けにいく係に分かれ、いよいよそうめん大会の始まりです。最初は、流れてくるそうめんをGETするのに苦労していましたが、そのうちに皆うまくなって、たくさんあった食材が見る見るうちになくなっていきました。とてもたくさんの人たちが集まってくれて、楽しくおいしいそうめん大会になりました。
 Breeze生は、夏休みといえども、なかなかハードなスケジュールで、来週には府庁での職場体験実習も控えています。どうか、体調管理に気を付けて、自分の力の可能性を信じて、取組みを進めていってほしいと思います。
 その意味で、今日のそうめん大会は、ほっと一息、夏の暑さを忘れるとても爽やかなひとときになりました。Breeze生の皆さん、ありがとうございました。そして、ご苦労様でした。

130  大阪府吹奏楽コンクール北地区大会  2013年07月29日(月)
 本日、7月29日(月)、大阪府吹奏楽連盟主催大阪府吹奏楽コンクール北地区大会が開催されました。
 午前中、本校の吹奏楽部が、音楽室で、コンクール直前の最後の音合わせをしていましたので、激励に行かせていただきました。(写真は、コンクール直前の音楽室での最後の音合わせの様子です。)
 本番は、午後に、大東市総合文化センター「サーティホール」で行われました。大阪府大会出場をめざして27校(シード校を含む)が鎬を削りました。本校の吹奏楽部は、残念ながら「奨励賞」という結果に終わり、大阪府大会出場はなりませんでした。しかし、部員の皆さんは、精一杯、自分たちの力を出し切ってくれたと信じています。本当にお疲れ様でした。また、次の機会での活躍を期待しています。このブログをご覧の皆様も、今後とも、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

129  摂南大学理工学部中室克彦教授による出前授業  2013年07月29日(月)
 本日、7月29日(月)、摂南大学理工学部生命科学科の中室克彦教授にお越しいただき、「ヒトの未来を豊かにするバイオサイエンス」というテーマで出前授業をしていただきました。当日の授業には、本校生徒約20名が参加し、バイオサイエンスの最先端の研究がどのようなものなのかということについて、熱心に聞き入っていました。
 中室教授は、微量必須元素セレンの生体防御機能に関する研究(セレン化合物を健康維持や疾病の予防に活用することをめざし、その生理学的利用、毒性発現、解毒に関わる代謝経路ならびに代謝物の解明)、バイオアッセイによる環境水の包括的毒性評価に関する研究(湖沼、河川、水道水などにおける変異原性や内分泌撹乱作用の研究を通じ、水環境保全施策への活用)、オゾンの環境および医療分野における利用に関する研究(オゾンによる殺菌、脱臭、脱色、分解力の環境応用および医療への新たな活用)を主な研究テーマにしておられます。また、中室教授は、大阪府枚方市の水道事業経営委員会副委員長や大阪府高槻市の環境影響評価委員会委員等も歴任され、各自治体への直接的な社会貢献も行っておられます。
 このような実績をお持ちの方に出前授業をしていただくことができ、中室教授には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。本校の卒業生で、中室教授の門を叩く者が出てくるかもしれません。その折りには、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

128  大阪府公立高校進学フェア2014  2013年07月28日(日)
 本日、7月28日(日)、マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋)において、大阪府教育委員会主催「大阪府公立高校進学フェア2014」が開催されました。この催しは、大阪府教育委員会の肝煎りで昨年度から始まったもので、大阪府内の公立高校が一堂に会して説明を行うという取組みです。
 本校からは、校長・教頭・首席・指導教諭以下、総勢9名のスタッフで参加しました。当日は、全体の入場者が約14400名ということで、昨年度よりも増加し、本校のブースにお越しいただいて説明を聞いていただいた方も200組以上で、これは昨年度の倍以上の数でした。ですから、ブースにおいて腰掛けてお話を聞いていただく以外に、立ったままでお話を聞いていただくということもあって、大忙しという状況でした。ブースにお越しいただきました方々には心よりお礼を申し上げます。ただ、お越しいただいた方が予想より多かったため、後半には、パンフレットが足りなくなり、ご迷惑をおかけすることになりました。申し訳ございませんでした。ここに深くお詫び申し上げます。その方々には、後日、パンフレットを郵送させていただきましたが、届きましたでしょうか。本当に申し訳ございませんでした。来年度は、スタッフも増員しなければいけないと思っておりますし、パンフレットもより多く準備させていただこうと思っております。
 お陰様で、この進学フェアは大成功のうちに終わりました。公立高校へのニーズ・期待の高さを改めて実感させていただきました。その期待に応えるべく、本校としても尽力していきたいと存じますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

127  男子バスケットボール部合宿終了  2013年07月25日(木)
 夏休み期間に入り、いずれのクラブも、ハードな練習メニューに切り替わっています。体育館が耐震工事で使用できない中ですので、クラブによってはとても苦労していることと推察しますが、各クラブともに、工夫をこらして練習に励んでおり、とても頼もしく感じています。また、この時期、クラブによっては、合宿を実施します。その中の先頭を切って、本校の男子バスケットボール部が、7月21日から7月25日まで京都府宮津市で合宿をし、昨日、無事に帰校しました。
 男子バスケットボール部は、近年、メキメキと力を付け、5月には、もう一歩で近畿大会出場に手が届くというところまで迫りました。この合宿を終え、さらに一回りも二回りも成長したことと思います。今後の公式戦での活躍を期待していますので、このブログをご覧の皆様も、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

126  守口支援学校とのスポーツ交流会  2013年07月25日(木)
 本日、7月25日(木)、毎年恒例の守口支援学校とのスポーツ交流会を実施させていただきました。本校からは、生徒会役員を含め、3年生2名、2年生6名の計8名の生徒が参加しました。今回のスポーツは、「卓球バレー」というスポーツで、おもりを入れたピンポン玉を木の板を使ってネットの下で打ち合うというもので、いわば、「卓球台の上で行うホッケー」とでもいったところでしょうか。初めは、コツがつかめずに苦戦していたようですが、回を繰り返すうちにだんだん慣れてきて、シュートを決めたときには、皆で声を掛け合って、一緒に楽しんでいました。その後の茶話会では、お菓子を食べたりジュースを飲んだりして楽しく会話をしました。それぞれの学校のことを紹介し合ったり、趣味や特技を披露し合ったり、また、絵を描いたり、そして、ガールズトークなどもして、最後には、参加したみんながとても仲良くなれたようでした。次回の交流も楽しみにしております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

125  京都産業大学の入試課秋山先生による説明会  2013年07月25日(木)
 本日、7月25日(木)、京都産業大学の入試課の秋山先生にお越しいただき、「芦間高校生のためだけに実施する説明会及び相談会」を行っていただきました。
 説明会においては、AO入試、総合学科推薦入試、公募制推薦入試、一般入試等、京都産業大学が行っているすべての募集形態について説明していただくとともに、各入試のために準備すべき事柄や合格するための秘訣についても教えていただきました。
 京都産業大学は、毎年、本校から15〜25名程度の合格者を出させていただいており、本校にとっては、たいへんお世話になっている大学です。このように、入試課の先生に直接お話を伺うことができて、生徒の皆さんにとっても、たいへん有意義な会になったのではないでしょうか。
 今後、3年生は、いよいよ、入試モード本番という時期に突入していきますが、どうか、自分の夢や志を見失うことなく、しっかりと先を見据えて、悔いが残らないように努力してほしいものです。

124  中学校訪問が本格化  2013年07月24日(水)
 夏休み期間に入り、教員による中学校訪問が本格的にスタートしました。毎年、この時期に、本校の全教員が本校と関係の深い中学校を訪問させていただいておりますが、今年は、昨年よりも、少し訪問学校数を増やし、合計87の中学校に出向かせていただくことになりました。
 訪問においては、
  ○総合学科としての芦間高校の取組みや特色
  ○本校生の頑張っている様子
  ○卒業生の進路状況
  ○共生推進教室の概要や取組み
  ○中学校の先生方対象の学校説明会〔8月28日(水)開催予定〕のご案内
  ○オープンスクール〔10月19日(土)11月9日(土)開催予定〕のご案内
等を各教員が誠実に丁寧にご説明させていただく予定です。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。本校としては、より広域に、しかも、機会を増やしながら、丁寧な広報活動を行っていこうと努めています。中学校の先生方には、お忙しい中、時間を割いていただくことになりますが、どうか、本校の教員が訪問させていただいた折りには、ご対応のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

123  卓球部近畿大会で健闘  2013年07月23日(火)
 7月20日(土)から22日(月)にかけて、第67回近畿高等学校卓球選手権大会が奈良県立橿原公苑第1・2体育館で開催され、本校の卓球部が、「女子学校対抗の部」と、「女子ダブルスの部」に4チーム、「女子シングルスの部」に4名出場しました。この暑さの中、並み居る強豪校の中にあって、よく健闘し、「女子学校対抗の部」で1勝、「女子シングルスの部」でも1勝しました。
 これまで熱心に指導してこられた顧問の古川教諭の急逝という不慮のできごとが6月にありましたが、その悲しみも癒えない中での活躍ぶりで、とても賞賛に値すると思います。とても素晴らしかったです、そして、たいへんお疲れ様でした。本校の卓球部は、これまでも、その実力をとても高く評価していただいおりますし、大会においても立派な戦績をあげています。本校の卓球部は芦間高校の誇りです。まだまだ、力を伸ばせる可能性を大いに秘めているクラブですので、今後とも温かい応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

122  寝屋川市立第八中学校の生徒の皆さん来校  2013年07月22日(月)
 本日、7月22日(月)、寝屋川市立第八中学校の2年生6名の皆さんが、進路学習の一環として、本校を訪れました。寝屋川市立第八中学校のこの取組みは、八中生の皆さんに「進路選択の一つである高校進学について意識の動機付けを行うとともに、高校というものを知って、各高校の特色や学科について理解させること」を趣旨・目標として毎年実施されているとお聞きしております。来校された生徒の皆さんは、本校について、どのような感想をもたれましたでしょうか?
 寝屋川市立第八中学校は、昭和52年に創立され、40年近くの歴史と伝統をもつ学校で、校訓として「努力」を掲げ、教育目標として「よく考え、進んで学ぶ、心豊かなたくましい生徒を育成する」を掲げておられ、また、教育方針として「教育者としての使命を自覚し、人格の陶冶と高い指導力を養うよう職員相互に連携を深め、日々の研鑽に努める」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この取組みを契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

121  夏期講習始まる  2013年07月22日(月)
 夏休み期間に入り、恒例の夏期講習が始まりました。芦間高校は、「上級学校への進学をめざす」総合学科として12年目を迎え、これまで、確実に進学実績を向上させてきました。進学実績の向上のためには、通常の授業の活性化に加え、この夏期講習が大きな意味を持っています。今年も、教員の努力・熱意に応えるかたちで、多くの生徒の皆さんが受講しています。スケジュールは以下のとおりです。生徒の皆さんの頑張りを期待しています。
 3年生
  国語:7月22日〜7月31日  数学:7月22日〜7月31日  英語:7月22日〜8月2日
  地理:7月22日〜7月31日  日本史:7月22日〜7月31日  生物:7月22日〜7月26日  物理:7月23日〜7月31日
 2年生
  国語:7月22日〜7月26日  数学:7月22日〜7月26日  英語:7月22日〜7月30日
  日本史:7月22日〜7月30日  化学:7月22日〜7月26日  美術:7月22・23・29・30日
 1年生
  国語:7月22日〜7月26日  数学:7月22日〜7月26日  英語:7月22日〜7月26日  美術:7月31日、8月1・21日

120  数学検定  2013年07月21日(日)
 本日、7月21日(日)、本校内で本校生徒を対象に数学検定が行われ、数学を得意とする面々が意欲的に受検しました。
 本校は、総合学科ですから、2年次以降は、全員が共通に履修する科目は全体の約3分の1であり、約3分の2の科目については、それぞれの生徒の皆さんが自由に科目を選びます。ですから、2年次・3年次において、数学U・数学B・数学V及び数学の他の演習科目等、フルに数学を選択する生徒もいれば、2年次・3年次において全く数学関連の科目を選択しない生徒もいます。
 数学は、好き嫌いや得意不得意がはっきりする傾向がある教科です。私は、現在、大阪府の数学教員で構成する研究会組織「大阪高等学校数学教育会」の会長を仰せつかっています。「大阪高等学校数学教育会」では、より一層、たくさんの生徒の皆さんに数学の魅力を感じていただけるよう、指導法の研究をしたり、教材開発をしたりしています。本校でも、より一層、たくさんの生徒の皆さんに数学関連の科目を選択していただき、その成果として、数学検定で合格の栄冠を勝ち取っていただければと思っています。

119  八島町会子どもまつり  2013年07月20日(土)
 本日、7月20日(土)、八島町会子どもまつりが八島公園で開催され、昨年に引き続き、本校の生徒たちがボランティアとして参加させていただきました。本校生の出し物は、「射的」で、水鉄砲で的を射落とせば景品がもらえるというものです。開始時刻の午後6時ごろから、小さなお子さんたちが、保護者の方々とともに訪れ、歓声を上げて、とても楽しそうに水しぶきを上げていました。花火が始まる午後7時半ごろまで、長蛇の列ができ、予想以上の大盛況でした。本校生たちも、小さなお子さんたちが喜んでくれるよう、精一杯、テンション高く、頑張ってくれていました。八島町会の皆様からは、お菓子やお茶、お寿司や手ぬぐい等をいただき、「また、来年もおいでね。待ってるから。」と温かいお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。次回の行事を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。

118  第1学期終業式  2013年07月19日(金)
 本日、7月19日(金)、今年度第1学期の終業式が行われました。通常であれば、体育館で行うのですが、現在、体育館は耐震工事中ということで使用できません。そのような事情で、今回の式においては、生徒の皆さんはHR教室に入り、放送で行うこととしました。私の方からは、式辞として、次のようなメッセージを生徒の皆さんに伝えました。ご一読いただければ幸甚に存じます。

式辞
みなさん、おはようございます。学校長の大西です。本来なら、体育館での終業式ということでしたが、いま、耐震工事の真最中ということで、放送による終業式ということになりました。
 まずは、最初に、皆さんに、感謝の言葉、つまり、お礼を言いたいと思います。4月に赴任して以来、私は、まだまだ、新しい学校に慣れない中、仕事量が結構多くて、アップアップした状態で、毎日を送り、かなり疲れが溜まった状態でこの約3ヶ月間を過ごしていました。そんな中で、朝、正門や裏門での気持ちのよい挨拶「おはようございます」ってね、また、校内でも、廊下等で「こんにちは」って、皆さんが言ってくれましたよね。とてもさわやかな気持ちになり、ああ、生徒の皆さんから「癒し」をもらっているな、ということを実感しました。また、授業の様子を結構たくさん見せていただきましたが、よく頑張っている姿が随所に見えました。そして、クラブと体育祭での頑張りも素晴らしかったです。その頑張っている姿に、私は「元気」をもらいました。こんなふうに「癒し」と「元気」をもらえて、本当に皆さんと出会えて、この芦間高校に赴任することができて、本当によかったと思っています。とても感謝しています。本当にありがとう、これが、偽らざる今の気持ちです。
 さて、そこで、今日は、式辞ということで、皆さんに、伝えたいことをプリントにしました。担任の先生、プリント1枚を配付していただけますか。校長という仕事をしていると、いろいろな立場の人と会うことがありますが、特に、企業の方や大学の先生とお話をすることが多いです。そこで、今日は、企業の方や大学の先生が「今の高校生には、こうあってほしい、っていうことを伝えておいてくださいね」と言われたことを中心に、皆さんにとって分かりやすい内容のことをお伝えしたいと思います。
 プリントを見てください。企業や社会が求める人物像ということです。自分で、「このことは大丈夫やな」とか、「このことは自分はあかんわ」とかね、チェックをしてみてください。
 まず、「あいさつができる」です。皆さんは大丈夫ですよね。そして、「ルールを守る」です。世の中には、様々な場があって、その場、その場で、様々にルールが定められています。ルールをきちんと守れるかどうか、大切なことですよね。次に、「時間を守る」「遅刻をしない」です。多くの人は大丈夫ですよね、でも、学校全体としては、この6月から7月にかけて、遅刻する人が少し多くなってきました。先生としては、ちょっと残念ですね。2学期、遅刻しないように、ぜひ頑張ってほしいと思います。次に、「チームワーク」「組織で動く」「協調性」です。特に、最近は、一つの場所のみで仕事をするのではなく、同時にいくつかのチームに所属して、それぞれのチームの中に自分の身をおいて仕事をしていくというケースが増えているんですよね。みなさんはどうでしょうか。次に、「向上心」「好奇心」「探究心」です。特に、「なぜ、こんなことが起きるの?」「この機械の仕組みって、どうなっているの?」とかね、そのような気持ちをもつことが大切ですね。次に、「粘り強い」「根気強い」「我慢強い」です。みなさんはどうですか。次に、「自分の力で調べることができる」です。状況に応じて、人に聞くことも大事ですが、最終的にはこれですよね。次に、「努力する」ということが習慣として身に付いているかどうかです。そして、関連して、「今、家で、自分の力で、どれだけ自主的な勉強ができているか」です。これが大事ですよね。皆さんはいかがでしょうか。そして、次に、「予定や計画を立てる」です。これも大事です。そして、「やったことを振り返る」、このことがさらに大事なことですよね。いわゆる「やりっ放し」というのは、あまり、よくないですね。振り返ってみて、自分のよいところは自信にしてそれを伸ばす、そして、自分でうまくいかなかったなと思えるところについては、じゃあどうしたらいいのかな、と考える。これが大事です。このことをしないと、次のステップ、次の飛躍につながらないですね。皆さん、どうでしょうか。そして、次に、「夢をしっかりと持つ」です。これは、今のことだけはなく、例えば、大学に入ったあと、大学でこのようなことをしてみたい、とか、就職してから、仕事の面で、こんなふうな仕事がしてみたい、とか、先輩の姿を見て、この先輩のような仕事ぶりが自分にできたらな、とかですね。そして、どの時点でも、どの年齢になっても、「夢や志をあきらめない」、この気持ちが大事です。半月ほど前に、川崎市の定時制高校の軟式野球部で活躍する83歳の女子部員のことがニュースで話題を呼びましたね。新聞記事読みましたか。すごいですよね。年齢なんて関係ないっていう感じですよね。
 まだまだ、他にも、伝えたいことはたくさんありますが、続きは、また別の機会に譲りましょう。今伝えたこと、ぜひ、自分で振り返ってみてくださいね。
 さて、明日から、いわゆる、夏休みです。勉強に、クラブに、そして、文化祭の準備もたいへんですよね、そして、自分の進路実現に向けての努力もしなければいけません。夏休みって、意外に早く終わってしまいます。そして、ふだんよりも、時間があると錯覚して、時間をむだに使うことが多いものです。きちんと計画をたてて、偏りのないようにして、いくつかやるべきことがあるので、うまくバランスをとって、頑張ってください。
 では、最後に、2学期も、皆さんの変わらぬさわやかな笑顔を見られること、そして、皆さんとさわやかな挨拶を交わせられることを期待して、式辞を終わります。ご清聴ありがとうございました。

117  英語検定等、各種検定試験の結果  2013年07月18日(木)
 本日、7月18日(木)、今年度の1学期に生徒の皆さんが受検した各種の検定試験の結果が出ました。皆さん、とても頑張りを見せてくれました。具体的には、以下のとおりです。
○英語検定合格者:2級6名、準2級20名、3級9名
○漢字検定合格者:2級8名、準2級25名、3級11名
○日本語ワープロ検定合格者:1級2名、2級2名、準2級15名、3級25名
○情報処理技能検定合格者:3級2名
 本校では、生徒の皆さんが、自分の個性や技量に合わせて、英語検定、TOFEL、漢字検定、数学検定、簿記検定、PC検定、ワープロ検定、文書デザイン検定、情報処理技能検定、ITパスポート検定、建築CAD検定等にチャレンジしています。そして、合格すれば、難易度に応じて1〜3単位を学校として単位認定しています。今回、このようにたくさんの合格者の方を輩出できたのは、生徒の皆さんの日ごろの努力が大きく花開いたからだと思います。この場を借りて、大いに賞賛したいと思います。本当におめでとうございます。

116  鳥取大学工学博士森川修准教授による説明会  2013年07月17日(水)
 本日、7月17日(水)、鳥取大学の工学博士森川修准教授にお越しいただき、「国公立大学についての説明会と個別相談」を行っていただきました。森川先生は、鳥取大学工学部のご出身で、化学を専攻され、現在は、鳥取大学の大学教育支援機構の入学センターという部署でご勤務され、大学での学問や研究のこと、キャンパスライフ、そして入試対策等、大学のこと(特に国公立大学のこと)を知ってもらおうと、多くの高校を訪問されています。本校にとっては、このように実績のある先生にお越しいただいて、貴重なお話を聞かせていただけることは、誠にありがたいことでございます。心より感謝申し上げます。今日の説明会のように、大学の先生に直にお話を聞ける機会というものは、それほど多くはありません。参加された生徒の皆さんには、「ああそうか、腑に落ちたなあ。」と言えるものが得られたでしょうか。どうか、今後の勉強の意欲につなげてもらって、頑張ってほしいと思います。

115  授業風景〔3年旅行入門講座〕  2013年07月16日(火)
 7月16日(火)、本日は、3年の選択科目「旅行入門講座」の授業を拝見しました。この授業は、国内旅行・海外旅行をすることを念頭に置きながら、移動、言葉、お金、食べ物、住まい等をテーマに、日本・世界の地理や文化を学習し、日本そのものの理解や国際理解を深めることを目標として行っている授業です。
 この日の授業では、元国土交通省副大臣で前衆議院議員の吉田おさむ氏を特別講師にお迎えし、東日本大震災で被災した地域のことを中心にお話をしていただきました。特に、ご自身が副大臣をされていて災害対策特別委員会に所属されていたときに改正した災害対策基本法についてのお話が印象的でした。議員としてのご苦労がにじみ出ていて、とても感銘を受けました。
 本校では、この日の授業のように、社会の動きに直結した話題をテーマとして取り入れる授業をできるだけ増やしていこうと努めています。今後も、このような取組みに尽力していきたいと思っています。
 最後になりましたが、お忙しい中、本校にお越しいただき、特別講義をしていただきました吉田おさむ様には、この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

114  朝日新聞社主催「私立中学・高校進学サポートフェア」の「大阪府公立高校専門学科・総合学科資料コーナー」への協賛  2013年07月15日(月祝)
 本日、7月15日(月祝)、梅田スカイビルタワーウエストにおいて、朝日新聞社主催「私立中学・高校進学サポートフェア」が開催されました。この催しは、朝日新聞社の広告局というところが主催し、私立中学・高校に進学を希望するお子様をもつ保護者の方や小・中学生の方を対象に、入試傾向等の最新の進学情報を提供することを目的に開かれているものです。そして、今年度からは、多様な進路に対する保護者のニーズに応えるため、「大阪府公立高校専門学科・総合学科資料コーナー」というものが新たに設置されました。公立高校からは、本校を含め約20校が、この資料コーナーに協賛しました。
 平成26年度入試から、学区が撤廃され、どの高校についても、大阪府のすべての地域から受検することが可能になりました。それゆえに、広報活動も今までと同じことをしていては、なかなか太刀打ちできません。より広域に、しかも、機会を増やしながら、今までと同様に丁寧な広報活動をしていこうと努めています。今回の「私立中学・高校進学サポートフェア」への協賛もその一つの取組みです。今後も、油断せず、芦間高校を、より一層、多くの方々に知っていただくために、頑張っていきたいと思っています。

113  大阪府立高等学校PTA協議会第4ブロック連絡会  2013年07月13日(土)
 本日、7月13日(土)、大阪府立高等学校PTA協議会第4ブロック連絡会が本校で開催され、第4ブロックに属する18高校のPTA役員・実行委員の方々約100名が参加されました。
 連絡会においては、幹事校である本校のPTA会長松様及び学校長大西の挨拶の後、本校の教育活動やPTA活動の紹介をさせていただきました。そして、その後、各学校のPTAの活動紹介及び情報交換ということで、活発な意見交換や情報提供が行われました。終始和やかな雰囲気で、参加された方々がそれぞれの学校の生徒の皆さんのために様々な工夫を考えていこうとする意欲がよく表れた有意義な会となりました。
 昼間の会が終了した後、夜は、懇親会に場を移し、約50名の方が参加されました。こちらの方でも、たいへん盛り上がり、お知り合いがさぞや増えたことと思います。
 今後、第4ブロックに属する18高校のPTA活動がますます発展されますことを祈念いたしますとともに、11月2日(土)に予定されております第4ブロック総会において皆様と再会できることを心より楽しみにしております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

112  情報処理技能検定  2013年07月13日(土)
 本日、7月13日(土)、本校内で本校生徒を対象に情報処理技能検定が行われ、2名の生徒が受検しました。レベルの高い検定試験ですが、2人とも一生懸命取り組んでいました。
 本校では、生徒の皆さんが、自分の個性や技量に合わせて、英語検定、TOFEL、漢字検定、数学検定、簿記検定、PC検定、ワープロ検定、文書デザイン検定、情報処理技能検定、ITパスポート検定、建築CAD検定等にチャレンジしています。そして、合格すれば、難易度に応じて1〜3単位を学校として単位認定しています。また、これらの検定に合格すれば、自分の将来にも大いに役立ちます。生徒の皆さんは、これらの検定を自分の目標や自分の励みとして、合格に向けて、日々、コツコツと練習を積み重ねているのです。
 今年度も、多くの合格者が生まれることを期待しています。生徒の皆さん、頑張ったくださいね。

111  3年生芸術鑑賞〔劇団四季(ライオンキング)〕  2013年07月12日(金)
 本日、7月12日(金)、3年生の皆さんが、大阪四季劇場で上演されている「劇団四季による『ライオンキング』」を鑑賞しました。
 皆さんは、劇団四季のミュージカルをご覧になったことがおありでしょうか。私は、以前は、まったく観たことはなかったのですが、あるきっかけで1回観てからは、そのスケールの大きさや高度な演技等に魅了され、とてもファンになりました。おそらく、そのようなお気持ちになられた方は多いのではないかと想像します。
 特に、今回3年生の皆さんが鑑賞した「ライオンキング」は、東京での公演を中心に公演回数8000回以上、15年間以上ものロングランという「国民的ミュージカル」です。大阪四季劇場では、一昨年から12年ぶりの公演がスタートし、こちらもロングランに入ろうとする勢いです。
 劇団四季の団員の方々は、出勤した朝に、「一音落とす者は去れ」という言葉〔学校で言えば「校訓」ですね〕を必ず見て、一つ一つの音を大切にするということを再確認します。子役以外の俳優の方々は、メイクをすべて自分で行い、衣装はすべて手作りだそうです。「ライオンキング」の中では、動物のマスクやパペット(動物の模型)が多く登場しますが、これらは、とても重く、パペットは数kgの重量があるそうです。そして、日本の浄瑠璃やインドネシアの影絵の手法も取り入れ、舞台には、人類ができ得る限りの舞台装置がすべて詰まっているとのことです。それだけ、全力を注いで公演を行っているということが言えるでしょう。そして、自分たちが表現したことで、観てくださっている方々に対して、「力になりたい」「元気を与えたい」「幸せに貢献したい」「役に立ちたい」、そのような思いで日々の公演を続けているとのことです。
 また、ミュージカルには、「印象的な言葉と出会う場面」「誰かが誰かを勇気付ける場面」がよくあります。これは、観客の皆さんが「勇気をもらった」「明日から頑張ろう」という気持ちになる場面です。「ライオンキング」の中では、父を失って憔悴しきったライオンの子「シンバ」が遠く離れた地に身を隠しているときの場面がそれに当たるでしょう。その地では、「シンバ」以外に2匹の動物が登場します。ミーアキャットの「ティモン」とイボイノシシの「プンバァ」です。この2匹の動物が「シンバ」を徐々に勇気付けていきます。そのときに登場する言葉が「ハクナマタータ」という言葉です。スワヒリ語で「どうにかなるさ、心配ないさ、くよくよしないで元気を出していこう!!」という意味の言葉です。ミュージカルですから、当然、音楽に乗せて高らかに歌い上げられます。この歌がとても印象的で、心に残ります。
 話は少しそれますが、「シンバ」が遠く離れた地に身を隠しているときの場面、この場面だけは、その公演を行っている地域の方言を使用しているのです。ご存知だったでしょうか。大阪公演ならその場面だけが大阪弁、名古屋公演ならその場面だけが名古屋弁、福岡公演ならその場面だけが博多弁、北海道公演ならその場面だけが北海道の方言、といった具合です。これは、原作者であるディズニー側から劇団四季がこの作品を譲り受ける際に、「この場面は、ライオンの子を2匹の動物が次第に勇気付けていく、とても意義深い場面であり、その舞台となる『遠く離れた地』を表現する意味で、この場面に限っては方言を使用してほしい。」というディズニー側の強い思いと要請があったからだと聞いています。
 お伝えし始めたらきりがないので、この当たりで打ち止めにしますが、劇団四季のミュージカルは、とても魅力的で奥が深く、一見の価値があると思います。まだご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ、鑑賞されることをお勧めします。

110  全統高2模試生徒対象分析会  2013年07月11日(木)
 本日、7月11日(木)、河合塾の講師の方にお越しいただき、全統高2模試生徒対象分析会を行いました。
 本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。その一環として、受験に関与する外部産業と連携をしています。その一つとして、ベネッセ・コーポレーションの協力を得て、スタディー・サポートを実施し、きめ細かいデータを生徒の皆さんに提供しています。また、模擬試験については、河合塾主催のものを生徒の皆さんに多く受けていただき、本日の分析会のように、直に河合塾の講師の方からお話を聞ける機会を設けています。
 本校は、進路指導部を中心とする校内組織に、外部産業の力をうまく取り入れています。また、「産業社会と人間」を中心に、キャリア教育の充実を図っています。そして、これらをうまく有機的に融合させることによって、生徒の進路実現に大きく寄与しています。芦間高校は、開校時、「上級学校への進学をめざす」新しいタイプの総合学科としてスタートしました。お蔭様で、開校以来、この12年間で、確実に進学実績が向上してきました。この確実な歩みを今後も続けていけるよう、油断することなく、取組みを進めていきたいと思っています。

109  京都精華大学の先生方による進路ガイダンス  2013年07月10日(水)
 本日、7月10日(水)、京都精華大学の先生方にお越しいただき、進路ガイダンスを行いました。京都精華大学には、ポピュラーカルチャー学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部等があり、芸術・デザイン系の進路を考えている生徒の皆さんが70名ほど参加して、熱心に説明を聞いていました。
 本校は、生徒の皆さんの希望する進路について、いかにして実現に導くか、そのことを念頭において、進路指導部を中心として様々な取組みを積極的に行っています。国公立大学、私立大学を問わず、連携させていただいている大学・短大の先生方にできるだけたくさん本校にお越しいただき、生徒の皆さんが大学・短大の先生方に直に話を聞ける機会を多く持とうと努めています。生徒の皆さんには、このような機会をぜひ利用していただいて、自分の進路実現の一助にしていただきたいと思います。

108  クラブ員による大清掃  2013年07月10日(水)
 本日、7月10日(水)、クラブ員の生徒の皆さんが校内の大清掃を行ってくれました。本校では、全体の約80%の生徒の皆さんがクラブに加入し、日々の活動に力を注いでいます。そのクラブ員の生徒の皆さんが一斉に校内を清掃してくれました。本校の生徒の皆さんは、何事にも素直で積極的に取り組んでくれます。今日の清掃活動も、先生方のある程度の指示はあったものの、自分たちでとてもスムーズに作業をしてくれていて、日頃は手を付けない箇所等、かなり広範囲に渡って清掃をしてくれました。自分たちの学校をきれいにしようという気持ちをしっかりと持ってくれている、また、自分たちの学校を愛する気持ちをしっかりと持ってくれている、そのことがとてもよく分かりました。生徒の皆さんには、この場をお借りして、お礼を言いたいと思います。今後も、生徒の皆さんと我々教員とが力を合わせて、より一層、居心地のよい学校にしていきましょう。

107  Breeze職場実習先へのご挨拶  2013年07月10日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているケアセンターにご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、入所されているお年寄りの方々とともにレクリエーション(ゲーム等)をしていました。お年寄りの方に寄り添って、一緒にゲームをしようと積極的に働きかけていて、とても頑張っている様子が伺えました。指導を担当されている従業員の方からは、「自分の方から積極的に働きかけておられますよ。自分に合っている仕事だと思ってもらえている感じがします。」とのお言葉をいただき、好印象を持っていただいておりました。ぜひ、自分のものにしてもらいたいと思います。
 暑い日が続く中での実習ですから、たいへんだと思いますが、体調管理をしっかりと行って、自分の可能性を試してみてほしいと思いますし、また、やりがいというものを実感じていただきたいと思います。頑張りと成長を期待しています。

106  ジョブクエストの取組みが本格化します。  2013年07月09日(火)
 昨日で、期末考査が終了し、本日、7月9日(火)から、1年生の皆さんは「ジョブクエスト」の取組みを本格的に進めていきます。
 「ジョブクエスト」は、必履修科目「産業社会と人間」の学習内容の一環として、望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の生き方・在り方について深く考えさせることを目的として取り組むものです。具体的には、自分の興味のある仕事について調べ、その仕事に就いておられる方の職場にお伺いしてインタビューをするという取組みです。自分でアポイントメントを取ることから始めなければいけないので、とてもエネルギーが必要になりますが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 必履修科目「産業社会と人間」は、生徒の皆さんに将来の生き方・在り方を考えていただくために、様々な角度から生徒の皆さんの心を揺さぶることができるよう、多彩な内容で構成されています。そして、多くの選択科目の中から、自分のニーズに合った科目をいかに選ぶかということをしっかりと考えていっていただくわけです。その意味で、この科目は、総合学科の核となり、本校のキャリア教育を支える重要な科目であると言えます。その中で、重要な意義をもつ取組みが、この「ジョブクエスト」なのです。
 どうか、生徒の皆さん、「ジョブクエスト」にしっかりと取り組んで、一回りも二回りも成長した自分を実感していただけることを期待しています。

105  救急講習会  2013年07月08日(月)
 本日、7月8日(月)、職員とクラブ員生徒を対象に、救急講習会を実施し、心肺蘇生法やAED活用についての研修を行いました。
 以前は、気道を確保したのち、マウストゥマウスの方法をとり、それでも効果がない場合に、胸骨圧迫心臓マッサージに移るということを教わっていましたが、最近は、マウストゥマウスの方法をとらず、直ぐに胸骨圧迫心臓マッサージを行う方がよいということを新たに学習しました。
 これから、夏場、クラブの通常の活動に加え、合宿も予定されております。自分のごく身近で、心臓停止を起こして倒れた人に出会う可能性は少なくはありません。心臓停止を起こして倒れた人を助けるための方法を皆が体得しておくことが大切です。つい、この4月にも、近隣の高校で、適切な方法を施して一命を取り留めたという事例もありました。一人一人が、しっかりと、人命を救うという意識と知識・技能を身に付けておくよう、心掛けたいものです。

104  スクールIE主催高校説明会  2013年07月06日(土)
 本日、7月6日(土)、大阪国際大学守口キャンパスにおいて、スクールIE主催の高校説明会があり、本校から山下教頭先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約30名の塾生や保護者の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 スクールIE様とは他ならぬご縁があり、京阪地区担当のエリアマネージャーの山崎裕也様には、本校の学校協議会の委員に就任していただいておりまして、平素から、忌憚のないご意見やご提言を頂戴いたしております。地域によりましては、総合学科という教育システム、本校の取組みの特色等について、いまだ浸透していないところがあるという現実もございますので、様々な機会を通じて、広く広報活動をさせていただきたいと思っております。その意味で、今回の説明会にお招きいただきましたことは、誠にありがたく、感謝する次第でございます。
 今後、また、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、本校生徒からの生の報告・発表も交えることができれば、より一層、本校のことを知っていただけるのではないかと思いますので、今後とも、どうぞよろしくお願いしたいと存じます。

103  第1回PTA役員会実行委員会  2013年07月06日(土)
 本日、7月6日(土)、本年度の第1回PTA役員会・実行委員会が開催されました。
 本年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校としての役割が本校PTAに課せられておりますので、7月13日(土)に予定されている第4ブロック連絡会〔第4ブロックに属する18高校のPTA役員・実行委員の方々の集い〕の準備・段取り等が主な議題となりました。連絡会には、約100名の方々のご参加が予想されますし、また、夜の懇親会にも約50名の方々が参加される予定です。特に、初めて本校にお越しになる方も多いと思われますので、道案内や誘導の係の充実等を中心に、本校スタッフの配置や役割分担について、きめ細かい議論が行われました。Pの役員・実行委員の方々と教員とで、しっかりと連携し、「おもてなし」の心で、来校される皆様に満足していただけるすばらしい連絡会にしたいと思っております。

102  府立信太高校清水校長先生共生推進教室視察  2013年07月05日(金)
 本日、7月5日(金)、大阪府立信太高等学校の清水信行校長先生が、本校の共生推進教室の取組みの視察に来られ、Breeze生徒の様子、施設・設備の状況等を熱心に見学されました。
 実は、先月(6月)の府教育委員会会議において、来年度から信太高校に共生推進教室が設置されることが決まりました。報道提供もされていますので、ご存知の方も多いかと思います。そのような事情で、清水校長先生は、情報を集めるために、府内の各共生推進教室設置校を訪問され、本日、本校にお越しになったという次第でございます。
 新しい教育システムの立ち上げには、物凄いエネルギーが必要になります。さぞや、ご苦労が多いこととお察し申し上げますが、これまでの共生推進教室設置校の「良いとこ取り」をしていただければと思います。今回は、限られた時間ではございましたが、少しでもお役に立てば、幸いでございます。これをご縁に、また、新たな情報交換等もお願いしたいと存じますので、今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

101  枚方市立桜丘中学校進路講演会  2013年07月05日(金)
 本日、7月5日(金)、枚方市立桜丘中学校において、同校の中学3年生の方を対象とする進路講演会があり、本校から首席の辻先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約30名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 桜丘中学校は、昭和58年に、村野中学校と中宮中学校から分離するかたちで開校され、30年近くの歴史と伝統をもつ学校で、めざす生徒像として「自分で考え、判断し、行動できる生徒」を掲げておられ、具体的な事柄として「正義を貫ける生徒 (ルールが守れる生徒)」「感謝の心をもつ生徒 (挨拶ができる生徒)」「主体的に行動できる生徒 (清掃ができる生徒)」を掲げておられます。本校は、桜丘中学校の校区からは少し距離のある高校なので、これまでそれほど多くの方が受検していただいているというわけではありませんが、総合学科という教育システム、本校の取組みの多様性等の魅力を実感していただいて、本校への進学を考えていただけましたら、幸甚に存じます。
 今後、また、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、芦間高校をどうぞよろしくお願い申し上げます。

100  教職員授業力向上研修〔府教育C主催パッケージ研修〕@  2013年07月05日(金)
 本日、7月5日(金)、府教育センターの中川明子指導主事と丸岡正樹授業力向上指導員を講師としてお招きし、授業力向上に関する教職員研修を行いました。
 本校では、学校経営計画において、「『わかる授業』『生徒が意欲をもって参加する授業』をめざした授業改善に取り組む」ことを謳っており、その一環として、府教育センターが主催するパッケージ研修(4回シリーズ)を導入しています。本日の研修は、その第1回に当たるものです。
 研修においては、中川指導主事から、「今の高等学校に求められている授業とは」というテーマでお話をいただき、生徒参加型、生徒の主体性の重視、グループワーク等を用いた授業の活性化、OUTPUTの重要性等について説明をしていただきました。そして、その後、5〜6名のグループに分かれてのグループ協議に移り、本校の生徒に身に付けさせたい力とはどのような力なのか、そのような力を生徒に獲得させるためにはどのような授業スタイルが求められているのか、といったことについて、熱心な討議を行いました。
 今後の予定としましては、今秋に、研究授業を行って、実践的な研修に繋げたいと思っています。「学校においては『授業が命』である」と私は思っていますので、今年度の授業力向上の取組みを実り多いものにし、生徒の進路実現に大きく寄与できるようにしていきたいと思っています。

99  教職員教育相談研修  2013年07月04日(木)
 本日、7月4日(木)、スクールカウンセラー(SC)の平野瑠理子先生〔定期的に本校にお越しいただいているSCの方〕を講師としてお招きし、教育相談に関する教職員研修を行いました。
 本校では、学校経営計画において、「研修を通して、教職員のカウンセリグマイドの醸成や特別支援教育に対する理解、生徒を取り巻く社会環境への理解を深め、校内の教育相談機能を一層充実させて生徒に対する支援活動ができる体制をつくる」ことを謳っており、その一環として本日の研修を行いました。
 研修においては、平野講師から、近年の児童生徒の実態についてお話をいただいた後、5〜6名のグループに分かれてのグループ協議に移り、対応や判断に苦慮する生徒の事例研究をテーマとして熱心な討議を行いました。
 まだまだ、課題は多いですが、今回の研修を契機として、生徒の皆さんの心のケアをより一層充実したものにしていけるよう、教職員一丸となって頑張っていきたいと思っています。

98  Breeze職場実習先へのご挨拶  2013年07月03日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているスーパーマーケットにご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、商品を棚に陳列する作業を行っていました。お客様がひっきりなしに売り場へ来られる中、うまく合間を縫っての陳列作業でしたが、とても手際よく業務をこなしていて、頑張っている様子が伺えました。指導を担当されているベテラン従業員の方からは、「とても頑張っておられますよ。説明したことの呑み込みがしっかりとできていて、安心して作業を任せられます。」とお褒めの言葉をいただきました。大いに自信をもってもらいたいと思います。
 暑い日が続く中での実習ですから、たいへんだと思いますが、体調管理をしっかりと行って、精一杯、自分の力を、そして、可能性を試してみてほしいと思います。着実に成長していってくれることを期待しています。

97  Breeze職場実習先へのご挨拶  2013年07月02日(火)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている就労移行支援事業所(紙器会社)にご挨拶に行かせていただきました。私が訪問したちょうどそのときには、事業所内の作業場において、段ボールの組み立て作業を行っていました。所内の他の従業員の方々と協力して、一つ一つ手作業で丁寧に業務をこなしていました。頑張っている姿をしっかりと拝見させていただくことができました。
 この就労移行支援事業所では、障害者自立支援法に基づき、就労意欲のある障がい者の方に対して、就労支援サービス、就労促進、生活自立に寄与することを目的に、生活の自立をめざすご本人やそのご家族の「就職したい」「働き続けたい」という想いに応えるため、関係支援機関と連携を図りながら、働くために必要なスキルを身に付ける訓練を行い、様々な支援を行っておられます。今回、本校生のために、職場実習を受け入れていただきましたこと、本当にありがとうございました。この場をお借りして、心より厚くお礼申し上げます。今後とも、末永く、お付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。

96  今日から7月、今日から1学期末考査  2013年07月01日(月)
 太陽が容赦なく照り付ける夏、今日から7月、そして、今日から1学期末考査です。1学期に学習した内容を集大成する時期になりました。悔いのないよう、しっかりと、正々堂々と勉強に取り組んでいただきたいと思います。
 特に、3年生の皆さんにとっては、この期末考査が自分の進路決定にとって、とても重要です。頑張れば、自分の希望する進路先を自分の手元に引き寄せること、間違いなしです。頑張りましょう。
 また、1・2年生の皆さん、日ごろの学習が大切であるということと同様に、通常の定期考査を一つ一つ着実に乗り越えていくことが大切です。その小さな努力の積み重ねが将来の大きな力に結び付きます。どうか、計画的に、そして、諦めることなく、コツコツと取り組んでほしいと思います。
 皆さんの頑張りを期待しています。

95  近畿地区高等学校PTA連合会大会京都大会  2013年06月29日(土)
 本日、6月29日(土)、国立京都国際会館において、近畿地区高等学校PTA連合会大会京都大会が開催され、本校PTA会長松真由美様とともに出席してまいりました。
 9:30からの西乙訓高校吹奏楽部による歓迎アトラクションに続き、10:00から開会式が行われ、国歌斉唱、大会会長挨拶、来賓祝辞、広報紙コンクール表彰、感謝状贈呈、大会宣言決議等が滞りなく行われました。
 開会式終了後は、記念行事として、元プロ野球選手衣笠祥雄氏による講演が行われました。「野球に教えられ、学んだ事」というテーマで、約75分間、お話をされました。「親子の絆」にも触れながら、とても聴きやすく感慨深い内容で、終始、お話に引き込まれていきました。とても有益なご講演だったと思います。
 午後は、4つの分科会に分かれ、松会長様と私は「キャリア教育」をテーマとする特別分科会に参加しました。佛教大学の原清治教授の講演及びパネルディスカッションが行われ、「キャリア教育」の重要性について改めて再認識させられました。
 1日を通して、有意義で得るものが多い大会であったと思います。今後、このような有意義な大会には、会長様のみならず、PTAの役員の皆様や実行委員の皆様も、お時間が許せば、ご参加いただければと思います。

94  PTA主催芦間高校陶芸入門教室  2013年06月29日(土)
 本日、6月29日(土)、PTA教養推進委員会主催の芦間高校陶芸入門教室が開催されました。講師は本校の井野智絵教諭と笹田康弘教諭が務め、手捻りによる「小鉢」の制作を行いました。当日は、施設・設備の関係もあって、午前10名、午後10名の計20名の保護者の方々が参加されました。最初は思うような形を作ることができなかったようでしたが、黙々と真剣に取り組んでいく中で、徐々に慣れてこられ、それぞれの方の個性がよく表れた作品ができ上がりました。素焼き、釉かけ、本焼きについては、学校側でさせていただき、9月の上旬までに完成させ、本校の文化祭の当日に展示する予定です。
 生徒の皆さんが広範囲から来ておられる関係もあり、保護者の方々の関係も希薄になりがちな中、このような取組みによって、保護者の方々がお知り合いになっていただければありがたいと思っております。今後のPTA主催行事としましては、11月にワープロ教室、来年2月に朝鮮語入門講座を予定しております。ぜひ、こちらの方にも、奮ってご参加いただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

93  芦間高校開放講座(漢字ものがたり)  2013年06月29日(土)
 本日、6月29日(土)、毎年、恒例になっております、芦間高校開放講座〔市民の方の中にはリピーターの方もいる人気講座です。〕を開催しました。講師は本校非常勤講師の山本史也氏が務め、「漢字ものがたり」というテーマで、「漢字の成り立ちを通して中国古代の精神とそこに広がる豊かな構想力に触れる」という内容で行われました。当日は、市民の方々や保護者の方々が参加され、味わい深い講義を満喫しておられました。
 今年度は、今後、第2回〔9月28日(土)10:00〜11:30〕、第3回〔11月30日(土)10:00〜11:30〕の開催を予定しています。費用は無料、事前申し込みは不要ですので、ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加いただきますれば幸甚に存じます。何かお問い合わせがございましたら、06−6993−7687〔問合せ窓口:山下教頭〕までお願いいたします。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

92  日本語ワープロ検定・文書デザイン検定  2013年06月29日(土)
 本日、6月29日(土)、本校内で、本校生徒を対象に、日本語ワープロ検定・文書デザイン検定(ともに日本情報処理検定協会主催)が行われ、合計で64名の生徒の皆さんが受検しました。ワープロでの文書作成は、いまや、事務仕事には必要不可欠なことであり、自分の将来に向けての技能習得という意味において、ぜひ、しっかりと取り組んでおいてほしい事柄だと思います。本校は、総合学科ということで、様々な科目を開設しておりますが、その中で「文書処理研究」という科目〔2・3年対象。今年度は3講座成立。〕を設けて、受講生徒の皆さんはワープロ技術の習得に励んでいます。受検した生徒の皆さんは、これまでのふだんの努力の成果をぜひ発揮していただきたいと思いますし、加えて、今回だけでなく、継続的に検定試験を受けて、さらなる上級合格をめざしていただきたいと思っています。結果を期待しています。

91  Breeze職場実習先へのご挨拶  2013年06月28日(金)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているサイクルショップにご挨拶に行かせていただきました。私が行ったちょうどそのときには、店内の修理作業場において、自転車のブレーキの効き具合を調べる作業をしていましたが、最初は店の従業員の方と見間違えまして、それほどとても様になった作業ぶりを見せていました。
 自転車が好き、サイクリングが好き、ということで、この実習先が決まったとお聞きしていましたが、とても自分に合った仕事に出会えているな、ということを目の当たりにしました。これから、ますます暑さが増す時期ですから、体調管理をしっかりと行って、成長していってくれることを期待していますし、精一杯、自分の力を、そして、可能性を試してみてほしいと思います。

90  寝屋川市統一公立高校説明会  2013年06月28日(金)
 本日、6月28日(金)、寝屋川市民会館において、寝屋川市内12中学校に在籍する中学2・3年生の保護者の方を対象とする「寝屋川市統一公立高校説明会」が開催され、本校から山下教頭先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約800名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。当日、私大西は、どうしても外せない出張がございまして、やむを得ず欠席となりました。各中学校の校長先生方には、ご挨拶ができなかった失礼をどうかお許しいただきますよう、お願い申し上げます。
 本校には、毎年、寝屋川市内の中学校様から、多くの方が受検していただいており、まずは、そのことに対してお礼を申し上げたいと存じますし、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思っております。平成26年度選抜から学区が撤廃されますので、受検生の方々の動向が昨年度までと比べてどのように変化するかが懸念されるところではございますが、芦間高校は、これまで同様、誠実に、生徒の皆さんや保護者の皆様のニーズを敏感に把握し、総合学科の特性を生かして、それらのニーズに対応していきたいと考えております。寝屋川市内の中学校関係者の皆様、今後とも、より一層密接な中高連携をよろしくお願い申し上げます。

89  守口市立錦中学校進路説明会  2013年06月28日(金)
 本日、6月28日(金)、守口市立錦中学校において、同校の中学3年生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会があり、本校から首席の辻先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約200名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 錦中学校は、昭和55年に創立され、30年以上の歴史と伝統をもつ学校で、学校教育目標として「自己を含めた、全てのものの生命を尊重する人間の育成」を掲げておられ、それを踏まえた重点努力目標として、「基礎学力の定着・向上を図る」「不登校生を減らすとともに学力保障に努める」「学校への適応を図る取組み充実させる」「生徒の特性に応じた生徒指導の充実に努める」「落ち着いた教育環境の維持に努める」を掲げておられます。また、「錦はひとつ」というキーワードも印象的でございます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、より一層密接な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

88  塾の先生方を対象とする学校説明会  2013年06月28日(金)
 本日、6月28日(金)、本校にて、「塾の先生方を対象とする学校説明会」を開催しましたところ、16の塾の先生方にご参加いただくことができました。お忙しい中、本校にお越しくださって、誠にありがとうございました。
 説明会では、総合学科についての全般的な説明の後、本校の取組みについて詳細に説明させていただき、質疑応答の後、校内見学をしていただきました。説明会の満足度としては、「大変良かった」「まあまあ良かった」がほぼ同数で、概ね好評であったと思います。また、参加された方のほとんどが「本校は印象のよい学校である。」「塾に通う生徒の皆さんに本校を薦めることができる。」と回答していただいており、感謝の気持ちでいっぱいでございます。一方で、様々な要望や課題等もいただいておりますので、これらを今後の学校経営や広報活動に役立てていきたいと考えています。
 今後とも、塾の先生方には、様々な面でお世話になるかと思いますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

87  授業風景〔1年社会と情報〕  2013年06月26日(水)
 6月26日(水)、本日は、1年の科目「社会と情報」の授業を拝見しました。この授業は、「情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ、情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集、処理、表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養い、情報社会に積極的に参画する態度を育てる」ということを目標に、実習的要素に加え、情報モラルや情報セキュリティ等、理論的な学習の面でも充実が図られています。授業においては、生徒の皆さんは、前半はタイピング練習に、後半は情報セキュリティの学習にと、それぞれ意欲的に取り組んでいました。
 ちなみに、本校は、総合学科ということもあって、コンピュータ関連の機器を設置した教室がたくさん整備され、「第1LAN教室」〔科目「社会と情報」やワープロ実習関連の科目の授業で使用〕、「第2LAN教室」〔科目「情報研究」や科目「CAD入門」で使用〕、「第3LAN教室」〔以前に紹介した科目「総合映像メディア表現基礎」や、「産業社会と人間」や「スクリーン英語」で使用〕、「メディア表現室」〔科目「総合映像メディア表現応用A」「総合映像メディア表現応用B」で使用〕等において、コンピュータを活用した授業が展開されています。これからの時代は、コンピュータを使えて当たり前という状況になるでしょうから、生徒の皆さんには、コンピュータ関連の実習を様々なかたちで体験していただければと願っています。

86  宮崎県教委様ピア・サポート視察  2013年06月25日(火)
 本日、6月25日(火)、宮崎県教育委員会の指導主事の方と宮崎県立高校の教諭の方、計6名の方々が、本校の「ピア・サポート」の取組みの視察に来られました。
 「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。日本ピア・サポート研究会においては、「子どもたちの対人関係能力や自己表現能力など、社会に生きる力が極めて不足している現状を改善するための学校教育活動として、教師の指導・援助の下に、子どもたちの相互の人間関係を豊かにするための学習の場を各学校の実態に応じて設定し、そこで得た知識やスキルをもとに、仲間を思いやり、支える実践活動をピア・サポート活動と呼ぶ。」と説明されています。
 歴史的には、「ピア・サポート」は、1970年代にカナダで始まり、いじめ防止や学校風土の改善等に大きな成果を上げて定着し始め、イギリス、アメリカ、オーストラリアでも定着してきています。日本でも、1990年代に、中学校を中心に、いじめ追放の目的で導入され、2000年代に入って実践が拡大しています。
 本校の「ピア・サポート」活動としては、必履修科目「産業社会と人間」において、4時間を使って、1年生全員に対して、コミュニケーションスキルの学習に取り組ませています。また、希望者には、「ピア・サポーター養成講座」として、合宿も含めて30時間を使って、本格的な学習ができるように企画運営しています。
 視察に来られた先生方からは、「生徒さんたちの『学んだ話し方や聴き方を日常生活で活かすことができている。』『自分にすごく自信がついた。』といった感想から、どの生徒さんも自尊感情の高揚が図られ、コミュニケーション能力等が育成されていることを感じ取ることができた」というコメントをいただきました。今回は、限られた時間ではございましたが、少しでもお役に立てば、幸いでございます。これをご縁に、また、新たな情報交換等もお願いしたいと存じますので、今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

85  体育館耐震工事開始  2013年06月24日(月)
 本日、6月24日(月)から、体育館の耐震工事が始まりました。8月26日(月)には授業で使えるようにということで、約2ヶ月の間、土日も含めた作業日程で進めていっていただくことになります。府教育委員会施設財務課様、小林1級建築事務所様、(株)藤井工業様には、今後、様々な面でお世話になりますが、安全第一で、どうぞ、よろしくお願いいたします。そして、また、体育の授業や体育館を使用するクラブ等には、ご迷惑をおかけしますが、どうか、しばらくの間、堪えていただければと思います。
 体育館と言えば、近年、ずっと、雨漏りに悩まされてきていました。私が赴任したすぐの春先も結構な量の雨が降り、「校長先生、ずっと、こんな状態ですよ。何とかしてくださいよ。」というお声をいただきました。少し待っていただくことにはなりましたが、この耐震工事で、「雨漏りがしないようにする」というお約束をいただいていますので、ほっとしているところです。また、壁面の塗装もきれいにしていただけるということですので、9月以降は、雨漏りのしない、リニューアルした、内外ともにきれいな体育館で、生徒の皆さんは、授業にクラブにと頑張っていただきたいと思っています。

84  授業風景〔2・3年総合クラフトデザイン〕  2013年06月24日(月)
 6月24日(月)、本日は、2・3年合同実施の選択科目「総合クラフトデザイン」の授業を拝見しました。この授業では、陶芸分野(手びねり技法で植木鉢等の制作、板づくり技法で皿等の制作等)の内容と、木工分野(糸のこによる、木工パズルや寄木細工の制作等)の内容を学びます。素材のよさや特性を理解し、手間と暇(時間)をかけてものづくりをするとともに、デザインについても時間をかけてアイディアを練り上げていきます。
 授業では、担当の先生が、生徒の制作過程に合わせて、「これができあがったときは、楽しみやん。」などと、期待をもたせることを盛り込んでうまく褒めて、生徒の自主性や独創性を本当に大切にして生徒への声かけをしておられました。先生のその丁寧な指導ぶりに、生徒の皆さんはしっかりと応え、積極的に創作活動に取り組み、自己表現をしようと努めていました。何とも言えない、とてもよい授業でした。

83  咲友会〔同窓会〕第9回総会  2013年06月23日(日)
 本日、6月23日(日)、咲友会〔同窓会〕第9回総会が開催されました。役員の方々に加え、今春の卒業生[9期生]の方々約80名が参加され、とても賑わいのある会となりました。
 総会においては、会長挨拶、学校長挨拶の後、平成24年度の活動報告・決算報告、会則一部改正案、平成25年度の役員案・事業計画案・予算案が説明され、すべて、満場一致で承認されました。総会の後、9期生の方々が、茶話会をもたれ、3ヶ月ぶりの再会を楽しんでおられました。
 咲友会は、今年度で発足9年目を迎え、来年度はいよいよ10周年となります。10周年を記念する取組みについて、学校側と相談したいという意向を会長様からお聞きし、今後、咲友会と学校とが協力し合いながら、取組み内容について検討していくことになりました。咲友会のますますのご発展をお祈り申し上げます。

82  守口市立第二中学校進路説明会  2013年06月21日(金)
 本日、6月21日(金)、守口市立第二中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会があり、本校から指導教諭の塩ア先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約100名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 第二中学校は、教育目標として「自他自立」を掲げておられ、具体的な「めざす生徒像」として「自分の将来に展望をもち、自ら学び自ら考え判断し努力できる生徒」「地域社会の一員としての自覚と誇りをもち、主体的な行動ができる生徒」「自分も他人も大切にできる、様々な人と共に生きる力をもった生徒」「豊かな心と健康でたくましい体力をもった生徒」を掲げておられます。本校には、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、密接な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

81  第1回学校協議会  2013年06月21日(金)
 本日、6月21日(金)、本年度(平成25年度)の第1回学校協議会を開催しました。委員の方々には、第6時限目の授業を見学していただいた後、学校側から本年度の学校経営計画の内容とこれまでの進捗状況等について説明をさせていただき、それを踏まえて、今後の取組みの進め方や考え方についてご意見やご提言をいただき、議論を深めました。(詳細な報告書は、後日、ホームページに掲載する予定です。)
 学校協議会は、昨年度(平成24年度)より、保護者等との連携協力、学校運営への参加の促進、保護者等の意向の反映のために設置する「府教育委員会の附属機関」であるという位置付けが府立学校条例(平成24年4月1日施行)で規定され、学校経営・学校運営において、より一層重要なものとなりました。
 今回いただいたご意見やご提言を今後の取組みにしっかりと生かし、生徒の皆さんや保護者の皆様により一層満足していただける芦間高校をめざして頑張っていきたいと思いますので、委員の皆様には、引き続き、温かく見守っていただければと考えております。委員の皆様、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

80  授業風景〔1年音楽T〕  2013年06月21日(金)
 6月21日(金)、本日は、1年の芸術の選択必修科目「音楽T」の授業を拝見しました。この科目は2時間連続ということもあって、内容がとても盛りだくさんでした。
 中でも秀逸であったのが「ヴォイス・アンサンブル」でした。これは、5〜6人のグループで行うもので、様々な言葉を組み合わせて、それにリズムを付け(音程はない)て、発する言葉の役割分担を決め、リズムに合わせて歌うというものです。この取組みは、音程を気にすることなく、思う存分元気に声を出して楽しむことができますし、でき上がった曲は、不思議と一体感が感じられ、立派な曲として聴こえました。また、グループでの話し合いの場面、リズムに合わせて歌う場面等、グループ活動の有効性やよさが随所にみられました。生徒の皆さんは、とても積極的に生き生きと創作活動に取り組み、しっかりと自分たちの表現活動を行おうと努めていました。とても魅力的でかつ創造的な内容の授業であり、生徒主体のよい授業でした。

79  授業風景〔2・3年簿記研究〕  2013年06月20日(木)
 6月20日(木)、本日は、商業の2・3年合同実施の選択科目「簿記研究」の授業にお邪魔させていただきました。秋の簿記検定試験を控え、それに向けて、日々努力を重ねているということをお聞きしていましたので、私の方から激励をさせていただきました。
 最初に、「本校『芦間高校』は、12年前に、二つの高校が再編整備(つまり、統合)されてできたのですが、その二つの高校名を知っているでしょうか。」と受講生徒の皆さんに尋ねたところ、2校のうちの1校である「守口北高校」は出たのですが、もう1校は知らないということでした。そこで、もう1校の方の「守口高校」を紹介しました。そして、「守口高校」のルーツについてお話をしました。
 ご存知のとおり、「守口高校」は、大正12年に「私立京阪商業学校」として開校し、その後、校名等の変遷があって、昭和41年に「守口高校」になりました。「守口高校」のルーツ、つまり、「芦間高校」のルーツのひとつは商業高校だったのです。受講生徒の皆さんは、驚いていたようでした。
 今、受講生徒の皆さんが学習している「簿記」は、商業高校の中心的な科目です。企業のお金の流れを読み取るための最も重要な要素を学ぶ科目といっても言い過ぎではないでしょう。ぜひ、受講生徒の皆さんには、そのことを知っておいていただいて、秋の簿記検定試験に向けての実践演習に励んでいただきたいと思います。

78  大阪府立高等学校PTA協議会総会  2013年06月19日(水)
 本日、6月19日(水)、ホテルアウィーナ大阪にて、大阪府立高等学校PTA協議会(略して、「府高P」という。)の総会兼60周年記念式典が開催され、本校PTA会長松真由美様とともに出席してまいりました。
 総会では、本年度の役員の選出が行われ、松様が府高Pの副会長に就任しました。また、本年度の事業計画案・予算案等が、審議され了承されました。そのあとに行われた60周年記念講演会では、プロボクサーで世界チャンピオンの井岡選手とそのお父様が講師として登壇され、親子の絆をテーマとするトークを披露されました。めったに見ることのできない方を間近に拝見できて、とても有意義な講演会でした。
 今後、府高Pの役員の方々は、近畿大会や全国大会への出席も控えており、多忙になられることと思います。どうか、体調にご留意されて、ご活躍されることをお祈り申し上げます。

77  Breeze職場実習先へのご挨拶  2013年06月19日(水)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が続いています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っているスーパーマーケットにご挨拶に行かせていただきました。商品を棚に陳列する作業をしている姿を拝見し、とても頑張っている様子がうかがえました。お客様への目配りや気配りもしながらの作業なので、たいへんそうだなと思いました。
 自分がどのような仕事に向いているかということは、意外と分かりにくい場合があります。いくつかの仕事をしてみて、「この仕事は自分に向いていると思っていたけど、実際にやってみると面白くない。」「この仕事には興味がなかったけど、実際にやってみると意外にやりがいがある。」といったケースも結構あります。
 実習をどのようなかたちで何種類行うか、状況によって人によって違ってくると思いますが、精一杯、自分の力を試してみてください。そして、自分をしっかりと見つめて、自分を見失うことなく頑張ってください。
 これから、ますます暑さが増す時期ですから、体調管理をしっかりと行って、就労めざして成長してくれることを期待しています。

76  守口市立大久保中学校進路保護者説明会  2013年06月18日(火)
 本日、6月18日(火)、守口市立大久保中学校において、同校の中学3年生の保護者の方を対象とする進路保護者説明会があり、本校から首席の辻先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約150名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 大久保中学校は、教育目標として「人権尊重」「学び力向上」「生きる力」「健康増進」を掲げておられ、また、生徒に育みたい力として「コミュニケーショ力」「主体的に考え判断し行動する力」「学び続けようとする力」「健康と体力を育成し活用する力」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今回の講師依頼は、今年度に入ってすぐの4月早々にいただきまして、真っ先にお受けさせていただきました。ありがとうございました。今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、密接な中高連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

75  Breeze3年菜園でみごとに収穫できました。  2013年06月17日(月)
 6月17日(月)、3年生のBreeze生徒3人が取り組んでいる菜園において、みごとにきゅうりとピーマンを収穫することができました。3人のうち2人が職場実習に行っていて、寂しい状況での収穫でしたが、作物を立派に育て、結実させたことは大いに意義のあることです。本当にご苦労様でした。まだ、トマトは青かったと思いますので、今後収穫することになるかと思いますが、とりあえず、目標達成。頑張った甲斐がありましたね。命あるものを育てるということは、そのこと自体、尊いことです。今回の体験を忘れずに、しっかりと自分の糧にしていってほしいと思います。
 先日も書きましたが、Breeze生徒の皆さんは、就労をめざして、職場実習をはじめとして、今後、様々な頑張りが必要になります。それぞれの立場で、意欲をもって取り組んでいってほしいと思います。この菜園作りを通して得た自信を自分自身の自信につなげて努力をしてください。皆さんの頑張りを期待しています。

74  授業風景〔3年発達と保育(外島保育所での見学・実習)〕  2013年06月17日(月)
 6月17日(月)、本日は、3年の選択科目「発達と保育」の授業において、外島保育所での見学・実習をさせていただくことになっていましたので、同行させていただきました。受講生徒の皆さんは、最初は少し緊張している様子でしたが、徐々に溶け込んでいったように見えました。保育士の仕事の厳しさ、小さい子どもへの接し方の難しさ等、頭で考えているイメージと実際の様子とでは、大きなギャップがあったに違いありません。受講生徒の皆さんの多くは、保育関係の進路をめざしているということで、自分の進路実現のためにも、真剣に見学・実習をすることは不可欠ですが、一般的に「親」という立場を想定した場合は、保育はどの人にとっても学ばなければならない大切なことですよね。
 本日は、小さい子どもさんを相手にする見学・実習でしたが、一方で、高齢者の皆さんとの接し方といったことも体験しなければいけませんよね。広く言えば、異世代交流というものがとても重要です。学校のカリキュラムの中では、なかなか、この異世代交流を教育内容として組み込むことが容易ではありませんが、学校によっては、全校的に取り組んでいる学校もあります。このことは、今後のカリキュラムの見直しをする上で重要な観点であると思いますので、今後、留意していきたいと考えています。
 最後になりましたが、外島保育所の所長様はじめ、職員の皆様には、たいへんお世話になりました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

73  入学者選抜採点ミスお詫び  2013年06月15日(土)
平成25年度入学者選抜における採点ミスについて

 平素は、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。

 さて、去る6月14日(金)に報道されましたように、本校の平成25年度入学者選抜において、採点ミスが1件ございました。その内容は、以下のとおりでございます。

 ある受検生の数学の答案において、配点が1点の設問で、採点者が正解に2点を与えてしまった。そして、点検者、再点検者(ともに、採点者とは別の教員)が、マニュアルに従って点検を行ったが、当該の採点ミスを発見できなかった。〔ただし、本件発覚後、選抜結果を見直したところ、この採点ミスによる合否への影響はないということが判明した。〕

 このような採点ミスは、起こってはならないことであり、痛恨の極みでございます。府民の皆様には、たいへんご迷惑ご心配をおかけいたしましたことをここに深くお詫び申し上げます。そして、今後、このようなことが二度と起きないよう、襟を正して、教職員一同、再発防止に向けた取組みに全力を尽くし、信頼の回復に努める所存でございます。
 なお、本件についての問い合わせの窓口は私校長大西が務めますので、ご質問等がございましたら、私の方までお願いいたします。

 以上、今回の事案のご報告とお詫びでございます。今後、今回のことを教訓化して業務に生かすとともに、より一層生徒の皆様の成長に寄与できるよう、学校をあげて努力する所存でございますので、これまでと相変わりませず、本校への温かいご支援をお願いすることができれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

72  漢字検定  2013年06月14日(金)
 本日、6月14日(金)、本校内で本校生徒を対象に漢字検定が行われ、およそ150名の生徒の皆さんが受検しました。
 高等学校においては、今年度から、新しい学習指導要領による教育課程が全面的に実施されています。新しい学習指導要領において、最も重視されているのが「言語活動の充実」であり、現代の若者に求められている重要なものとして「言語に関する力」が挙げられています。
 「言語に関する力」はすべての学習活動の基盤であり、国語科をはじめすべての教科で記録、説明、批評、論述、討論などの言語を使った活動を行ってその力をはぐくむことが重要だと考えられています。例えば、社会科では、資料を読み取って解釈し、自分の意見をまとめて意見交換をする活動、数学科では、言葉、数、式、図、表、グラフを使って根拠を明らかにして論理的に推論する活動、理科では、仮説を立てて観察・実験を行い分析し、科学的用語を使って日常の現象を説明する活動が大切です。
 また、自分や他者の感情や思いを表現したり受け止めたりするための語彙や表現力の乏しいことが、他者とのコミュニケーションがとれない、あるいは容易にキレてしまうといったことの一因になっていると言われています。その意味では、「言語に関する力」はコミュニケーションや感性・情緒の基盤であり、豊かな人間性をはぐくむ上でもその力を身に付けることはとても重要だと考えられます。
 このようなことから、語彙の獲得は生徒の皆さんにとって不可欠な事柄であり、漢字の学習はそのことと密接に関係していると言えるでしょう。そして、漢字は、単に覚えるものではなく、その意味をしっかりと伴って自分のものにして獲得していくことが重要です。今後も、より一層、漢字の学習に励んで、さらなる上級の漢字検定にチャレンジしてほしいと思います。

71  守口市立庭窪中学校進路シンポジウム  2013年06月14日(金)
 本日、6月14日(金)、守口市立庭窪中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路シンポジウムがあり、本校から首席の辻先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約350名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 庭窪中学校は、昭和23年に創立され、70年近くの歴史と伝統をもつ学校で、教育目標として「『未来を切り拓く生徒を育む』〜支えあい高めあう集団の中で〜」を掲げておられ、また、基本方針として「自分を大切にし、他者を思いやる心豊かな人間性の育成」「自ら考え、判断し、行動するための確かな学力の育成」「自己実現への強い意志と、社会生活を送るための健康・体力の育成」等を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、特に今春入学した12期生については、他のどの中学校よりも多くの生徒さんを送っていただいております。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。今後とも、本校との連携をどうぞよろしくお願い申し上げます。

70  授業風景〔3年総合陶芸〕  2013年06月14日(金)
 6月14日(金)、本日は、3年の選択科目「総合陶芸」の授業を拝見しました。この授業では、手びねり、紐づくり、板づくりに加え、ろくろによる基本技能を中心とした高度な作陶方法を学びます。先日もご紹介しましたように、本校は、美術・工芸系統の科目が充実しており、科目数・教員数ともに他校よりも多くなっていますが、その中で、陶芸関連の科目も充実しており、この「総合陶芸」も4講座成立しています。しかも、講座によっては、18名という、この系統の科目としてはとても多い人数で授業をしていただいており、担当の先生の心意気を感じているところです。
 授業では、生徒の皆さんは、とても積極的に創作活動に取り組み、しっかりと自己表現をしようと努めていました。何よりも、この暑い中、生徒の皆さんが生き生きとして作業を進めていたのが印象的でした。この科目も、とても魅力的でかつ創造的な授業であり、本校のセールスポイントの一つであると確信しています。ただ、陶芸教室に冷房設備がないので、これからの時期はとてもたいへんです。なんとか打開策がないかと考えているところです。

69  枚方市立第三中学校高校探検隊の皆さん来校  2013年06月13日(木)
 本日、6月13日(木)、枚方市立第三中学校の高校探検隊〔生徒6名〕の皆さんが来校され、文字どおり、本校を熱心に探検されました。この取組みは、「中学生の皆さんが、実際に高校に出向き、生徒の皆さんの進路選択のための資料を自ら作成し、そのことを通して、進学というものを身近に感じること」を趣旨・目標として実施されているとお聞きしております。来校された生徒の皆さんは、本校について、どのような感想をもたれましたでしょうか?
 枚方市立第三中学校は、昭和35年に枚方市立第一中学校から分離するかたちで創立され、50年以上の歴史と伝統をもつ学校で、教育目標として「地域住民や保護者から信頼される魅力ある学校づくりの推進」を掲げておられ、また、めざす学校像として「生徒にとって目標と誇りの持てる学校」「保護者・地域にとって信頼できる学校」「教職員にとってやりがいを感じ共磨きのできる学校」を掲げておられます。本校は、第三中学校の校区からは少し距離のある高校なので、これまでそれほど多くの方が受検していただいているというわけではありませんが、この探検隊の取組みを契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

68  授業風景〔2・3年総合映像メディア表現基礎〕  2013年06月13日(木)
 6月13日(木)、本日は、2・3年合同実施の選択科目「総合映像メディア表現基礎」の授業を拝見しました。
 この授業では、簡単なコンピュータグラフィックス(CG)の制作や、デジタル写真の撮影とビデオカメラを用いた映像表現を行っています。ソフトや道具をうまく扱えるようになることももちろん大きな目標ですが、それらを使ってイメージ豊かな表現をすることで心に訴えかける作品を作ることを重視しています。ちなみに、この科目の発展・応用として、3年では、「総合映像メディア表現応用A」「総合映像メディア表現応用B」という選択科目が開設されています。
 授業においては、比較的少人数での授業ということもあり、生徒一人一人の学習状況やコンピュータ操作への慣れの度合いに応じて、個に応じた指導が丁寧に行われていました。そして、生徒の皆さんは、先生の指示に従って、熱心に課題制作に取り組んでいました。
 本校は、美術・工芸系統の科目が充実しており、科目数・教員数ともに他校よりも多くなっています。自己を表現するという意味では、芸術関連の科目はとても重要ですし、生徒の皆さんにとってもやりがいを大いに感じることのできる授業だと思います。このような魅力的で創造的な授業を、私も高校のときに受けてみたかったな、というのが偽らざる実感です。

67  守口市立八雲中学校進路説明会  2013年06月12日(水)
 本日、6月12日(水)、守口市立八雲中学校において、同校の中学生の方及びその保護者の方を対象とする進路説明会があり、本校から山下教頭先生が本校の教育内容等の説明をさせていただきました。説明会には約250名の方々が参加され、熱心に聞いていただきまして、誠にありがとうございました。
 八雲中学校は、昭和43年に庭窪中学校から分離するかたちで創立され、50年近くの歴史と伝統をもつ学校で、教育目標として「人としてお互いを尊重できる人間の育成」「体を鍛え、心を磨き、知識を身に付ける人間の育成」「人のために役立つ人間の育成」を掲げておられます。本校には、毎年、多くの方が受検していただいており、この説明会を契機に、より一層、本校のことを知っていただき、総合学科としての魅力を感じていただければと思います。
 今後も、このような機会がございましたら、いつでも出向かせていただきますし、また、生徒どうしの交流のような場面がございましたら、喜んで参加させていただきます。本校からとても近い中学校ですので、今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

66  ピア・サポーター養成講座  2013年06月12日(水)
 本日、6月12日(水)、第1回のピア・サポーター養成講座が開催されました。
 本校では、よりよい人間関係づくりのために「ピア・サポート」に取り組んでいます。「ピア」は「仲間」、「サポート」は「支援」ということで、「ピア・サポート」は「仲間を支える」ということを意味します。本校は、総合学科ですから、創立以来ずっと府内全域から進学してこられます。本校に入学される生徒さんの出身中学校数は、1学年当たりおよそ70〜80にも上ります。ですから、「ほとんど知り合いがいない」という状況からの人間関係づくりが大きな課題になっています。そこで、本校は、その人間関係づくりをスムーズに行うために「ピア・サポート」の取組みを重視しているのです。
 このピア・サポーター養成講座は、「人の話を聴くこと、相手を傷つけずに自分の言いたいことをきちんと伝えること、そして、揉め事解決法等」を学ぶことを主な目的として行われ、当日は、平尾先生・谷先生らの教員に加えて、卒業生もこの講座に協力してくれて、約30名の生徒の皆さんが参加されました。「ピア・サポート」の取組みは学校全体としてのものですが、この養成講座に参加した生徒の皆さんが、リーダーとなって、より一層、「ピア・サポート」の取組みを充実したものにしていっていただけることを期待しています。

65  Breeze職場実習始まる  2013年06月11日(火)
 Breeze生徒の皆さんが就労をめざして行う職場実習が、昨日から始まっています。本日は、そのうちの1人の生徒さんが実習を行っている高齢者向けグループホームにご挨拶に行かせていただきました。まだ、始まったばかりなので、不慣れな点も多いかとは思いますが、とても頑張っているようでした。
 普段の学校での学習や実習とは違う面が多いと思いますが、自分の就労ということと結び付けて、ぜひ、大きな自信を身に付けてきてほしいと思います。また、そこで働いていらっしゃる従業員の方々とうまくコミュニケーションを取ることが大切です。どの職場であろうと、自分一人で仕事をするということは、ほぼ、あり得ないことですから、コミュニケーションを取るということは不可欠なことです。その点においても、自らの積極的なアプローチで、よりよい人間関係を築くことをぜひ体得してほしいと思います。
 これから、暑さが増す時期ですから、体調管理をしっかりと行っていただいて、この職場実習を通して、心身ともにたくましく成長してくれることを期待しています。

64  授業風景〔1年書道T〕  2013年06月11日(火)
 6月11日(火)、本日は、1年の「書道T」の授業を拝見しました。この授業の担当者は、比較的経験年数の少ない教員ではありましたが、とても落ち着きがあり、生徒への説明も丁寧で、また、発問をした際の生徒とのやりとりにおいても、コミュニケーションをうまく取って、生徒の発言の良い面を肯定的に評価しようという姿勢が随所にみられました。そして、全体を3分割し、それぞれのグループの生徒に自らお手本を書いて示し、生徒の皆さんにより分かりやすい提示を試みていました。生徒の皆さんは、そのお手本をもとに、しっかりと自分の作品制作に取り組み、全員が集中力を途切れさせることなく、授業が進められていきました。
 専門性の高さと丁寧な生徒対応が両立できており、生徒は授業内容をよく理解でき、それに基づいて積極的に自分の課題に取り組む、そういった、いわゆる「授業を行う上での基礎・基本」が確実にできていた授業であり、そのため、授業規律もしっかりと保つことができていました。今後のこの教員の力量のさらなる向上がとても楽しみです。

63  授業風景〔Breeze3年総合的な学習の時間(菜園作り)〕  2013年06月10日(月)
 6月10日(月)、3年生のBreeze生徒3人が取り組んでいる菜園を見に行かせていだだきました。だんだん暑くなってきたので、世話がたいへんだろうなと思っていましたが、作物は順調に育っていました。きゅうり、トマト、ピーマン等がすくすくと育っていて、収穫も近いなと感じました。収穫できる日を楽しみにしています。
 Breeze生徒の皆さんは、これから、就労をめざして、それぞれの立場で、職場実習に向けて取り組んでいくことになっています。菜園のお世話が少しお留守になるかとは思いますが、ぜひ、職場実習への意欲を高めて頑張ってほしいと思います。自分の将来のためには、今の努力が本当に大切です。自分を大切にして、誠実にコツコツと努力をしていけば、菜園の作物と同じで、しっかりとした実を結ぶことができると信じています。皆さんの頑張りを期待しています。

62  塾訪問でいただく様々なご意見  2013年06月08日(土)
 本日、6月8日(土)、また、いくつかの塾を訪問させていただきした。本日は、都島区や旭区等、大阪市内で比較的芦間高校に近いところを回らせていただきました。これまでは、守口市内や門真市内の塾、いわば、地元にある塾をたくさん訪問させていただいておりましたが、今日初めて、大阪市内に出向かせていただき、大きく二つのことに気付かせていただきました。
 一つは、総合学科というものへの馴染みが意外に薄い、ということです。柴島・松原・今宮の3校が総合学科として立ち上がってから20年近くになりますし、本校芦間高校も総合学科として12年目を迎えますが、まだまだ、総合学科というものが浸透していない地域が存在しているということが分かりました。もう一つは、場所によっては、芦間高校自体の知名度が低い、ということです。場所にもよるとは思いますが、本日お話をさせていただいた方々の反応としては、芦間高校のインパクトはあまりありませんでした。ですから、これを契機に、本校の学校説明会にお越しいただきたい旨をより一層強調しておきました。
 今後の5年間で、「普通科総合選択制」の高校が、「総合学科」か、あるいは、「コース制を充実させた普通科」等に改編されることになり、「総合学科」の勢力分布が大きく変わる可能性があります。そのようなことも睨みながら、そして、また、本日いただいたご意見を踏まえながら、今後の広報活動の在り方を検討していきたいと考えています。

61  英語検定  2013年06月08日(土)
 本日、6月8日(土)、本校内で本校生徒を対象に英語検定が行われました。2級を35名が、準2級を55名が、3級を10名が、それぞれ受検しました。
 今の時代、「グローバル人材の育成」ということが盛んに言われるようになり、「使える英語」を身に付けているのはもはや当たり前、というのが時代の要請です。本校の生徒の皆さんも、様々な可能性をもっており、将来、大いなる活躍が期待できます。その意味でも、英語力を向上させることは不可欠です。今後、ますます、たくさんの生徒さんが英語検定を受検するようになってほしいと思いますし、大学入学後や企業入社後のことを見通すならば、TOEFLやTOEICにも挑戦してほしいと思います。
 これからの時代において、社会が、そして、企業が求める力というものは、時代の移り変わりとともに、変化していくでしょう。その中にあっては、「生きる力、これからの時代を生き抜く力として、『時代の変化に適切に対応していく力』が重要だ」ということが言えると思います。「使える英語」の重要性がより一層クローズアップされたのも、その一つの表れでしょう。生徒の皆さん、英語力の向上に向けて、ぜひ、頑張ってください。

60  授業風景〔1年コミュニケーション英語T〕  2013年06月06日(木)
 6月6日(木)、本日は、1年の「コミュニケーション英語T」の授業を拝見しました。この授業は、全体としては、オーソドックスな講義型の授業ではありましたが、担当教員は、他教科での学習内容との関連を意識した説明を行うとともに、生徒に考えさせる発問を行い、生徒が考える時間をしっかりと確保していました。そして、生徒が活動する場面としては、ペア・リーディングを起立して行うというアクティブな場を設定していました。生徒の方も積極的に声出しをしていて、その場面においては、とても授業が活性化していました。
 高等学校においては、今年度から、新しい学習指導要領による教育課程が全面的に実施されています。その中で、教科「外国語」の目標が「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。」と定められました。そして、教科「外国語」の中に設置されている主な英語関連の科目は、「コミュニケーション英語T」「コミュニケーション英語U」等のように、科目名に“コミュニケーション”という言葉が入り、また、各科目の目標においては、「英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、・・・」等のように、“積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する”という文言が共通に入ることになりました。また、留意点として、「英語に関する各科目については、・・・・・、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする。」ということも明示されました。このように、これからの英語教育には、いわゆる「使える英語」をしっかりと身に付けさせていくことが求められています。本校の英語科の教員たちも、「今求められている授業とは」をしっかりと受け止めて、生徒の本当の意味での英語力の向上のために努力してもらいたいと思っています。

59  第1学年科目選択説明会  2013年06月06日(木)
 本日、6月6日(木)、1年生の「産業社会の時間」の授業において、科目選択に関する説明会が行われました。1年生の皆さんにとっては、いよいよという感じかもしれませんが、2年次の科目を選ぶという作業(もちろん、3年次まで見通して)が本格的にスタートしました。
 科目選択については、このブログにおいて以前にも書きましたように、まずは、自由に選べる「わくわく感」、そして、自分だけの時間割を作る「期待感」をもってほしいと思います。しかし、「わくわく感」「期待感」だけでは、事は進みません。「将来の自分の夢、なりたい自分、自分の適性、そして、大学? 短大? 専門学校? 就職? そして、そのためには、2年・3年でどの科目を選択するの?」といったことを真剣に考えなければいけません。
 そして、そこには、必ず「悩み」と「葛藤」が生まれてきますが、実は、この「悩み」や「葛藤」を経験することこそがとても大切であり、総合学科としてのこの奥深い部分をしっかりと乗り越えて、「選択力」「自己決定力」というものを身に付けていってほしいと思います。

58  授業風景〔3年リーディング〕  2013年06月05日(水)
 6月5日(水)、本日は、3年の英語「リーディング」の授業を拝見しました。
 英語の授業については、「座学系科目」か「実技系科目」かにあえて分類するとすれば、おそらく「座学系科目」という範疇に入れる場合が多いかと思いますが、昨今の英語の授業は、チャンツ、ペア・リーディング、フレーズ・リーディング、グループワーク等を取り入れることにより、実技系科目化させることが求められています。本授業は、50分という時間をフルにしかも有効に使い、多様なバリエーションをもたせながら、しかも、多くの生徒に活動や発言をさせる場を設けた理想的な展開で進められていました。
 特に、
 ・考えさせる発問を随所に散りばめるとともに、生徒が答えやすくなるよう明確な問い方をし、また、ほぼ受講生徒(少人数授業なので受講生徒数は25人程度)を2巡するぐらい、多くの生徒を当てていた。
 ・訳を直訳で述べた後、「それって、どういう意味かな?」というふうに、必然性をもたせて、より自然な日本語訳を考えさせていた。
 ・生徒の発した言葉に対して丁寧に反応し、時には褒め言葉を交えて、生徒を勇気付けていた。
 ・生徒とのコミュニケーションがとてもスムーズに取れており、生徒は教員の方をしっかりと向いて授業に集中していた。
 ・後半には、ペア・リーディングを取り入れ、生徒にうまく活動をさせていた。そして、その際には、生徒自身のリーディング内容についての目標の振り返りを記述させるためのチェックカードを活用していた。
など、他の教員の模範となる要素が十分に盛り込まれていました。
 この授業には、「生徒が活動する、生徒が実感する(生徒参加型)」といった「『今求められている授業』のスタイル」に必要な要素が十分に入っており、この授業において集中力を欠いている生徒さんは皆無でした。とてもすばらしい授業だったと思います。

57  教育実習生研究授業  2013年06月04日(火)
 教育実習も後半(実習生によっては終盤)に入り、各実習生が研究授業を行う時期になりました。研究授業は、事前に指導案をきちんと書いて、その授業のねらいや授業展開の工夫を明確化しておくこと、また、授業を行った後に、研究協議の場をもつなど、確実に振り返りをして次の授業に生かすことが大切です。
 特に、高等学校では、今年度から新しい学習指導要領が始まり、生徒参加型の授業をいかに創造するかが大きな課題になっています。今後、教員採用試験を受けるべく教員をめざしていく方々は、そのことを十分に認識して、理論学習に指導実践にと励んでいただきたいと思います。
 そして、最も大切なことは、「授業は『誰のために』『何のために』行うのか」ということをしっかりと確認しておいてほしいと思います。答えは述べなくても分かりますよね。実習生の皆さん、あと残り僅かな実習期間になってきましたが、どうか、最後まで力を抜くことなく、頑張ってほしいと思います。

56  紫陽花の花が咲き誇る6月、充実した学校生活を  2013年06月03日(月)
 紫陽花の花が咲き誇る6月になりました。体育祭も終わって、ほっと一息つきたいな、そんな頃ではないでしょうか。でも、一息ついていただくのはよいのですが、生徒の皆さんは、6月という時期の重要性もしっかりと認識しておいてくださいね。
 3年生の皆さんにとっては、7月の第1学期末考査が自分の進路決定にとってとても重要です。そして、この6月は、その期末考査に向けてしっかりと勉強をしていく時期です。また、1・2年生の皆さんにとっては、次年度の科目をどのように選ぶかをしっかりと考える時期であり、科目選択説明会や進路説明会が行われることになります。間接的ではありますが、自分の将来に結び付くことですから、十分に意識しておいてくださいね。また、1年生の皆さんにとっては、「産業社会と人間」の授業で行う「ジョブクエスト」の準備に取り掛かる時期ですよね。「ジョブクエスト」はとてもエネルギーのいる取組みですが、成し遂げれば、必ずや、自分にとってとても大きな力が身に付いたことに気付くはずです。
 それぞれの学年での違いはありますが、6月はとても重要な月です。自分のいまの現状を振り返りながら、いま為すべきことを十分に理解して学校生活を送ってくれることを期待しています。

55  クスノキ  2013年06月02日(日)
 昨日(6月1日)のPTA文化行事で訪問させていただいた同志社大学の構内には、とても立派なクスノキ〔写真左〕がありました。クスノキといえば、芦間高校の正門のすぐ横にもある〔写真右〕のですが、ご存知でしたでしょうか。
 そして、クスノキの「クス」を漢字で書く場合、たぶん「楠」の字がすぐに浮かんでくると思うのですが、もう一つ「樟」という漢字もあります。この漢字を使って表現されるもので「樟脳」というものをご存知でしょうか。これは、クスノキの幹・根・葉を蒸留してできる白色の結晶体で、芳香があり、ナフタレンやパラジクロロベンゼンと同じく防虫剤として使われているものです。
 そして、クスノキに関して、もう一つ。クスノキは、守口市の「市の木」です。芦間高校の近隣の住宅街においても、結構、クスノキを見かけますが、それはそのせいなのでしょうか?
 ということで、クスノキは、芦間高校、そして、守口市にとっては、とても縁の深い木なのです。今度、芦間高校の正門のすぐ横にあるクスノキをじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。

54  PTA文化行事(その3)平安女学院大学有栖館見学  2013年06月01日(土)
 同志社大学の食堂でのランチタイムのあと、最後に訪れたのは、平安女学院大学京都キャンパスです。そして、その構内では、由緒ある「有栖館」を見学させていただきました。
 「有栖館」は、明治24(1891)年以来、長く京都地方裁判所所有であったものを平成20(2008)年に平安女学院が教育施設として取得されたもので、建物は、一部有栖川宮(ありすがわのみや)家〔有栖川宮家とは、四親王家と言われた宮家の一つで、寛永2(1625)年に創設され、大正12(1923)年に絶家となるまでの約300年間の系譜をもつ宮家。〕の旧邸より移築されたものを母体として建築されており、これに因んで「有栖館」と名付けられたそうで、現在、国の有形文化財として登録されているとのことです。また、「有栖館」は、書院造りで、旧宮邸、表門(青天門)、長屋門等、幕末から大正にかけての公家屋敷や高級官僚官舎の当時の様相をいまに伝えており、邸内にあるしだれ桜とともに、文化的価値の高い建築物だとのご説明もいただきました。
 案内をしていただいきました大学職員の方々には、お忙しい中、お時間を割いていただき、本当にありがとうございました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
 このようにして、3ヶ所の見学をさせていただき、PTA文化行事は無事に終了しました。参加された保護者の方々、どうもお疲れ様でした。見学内容はいかがだったでしょうか。ご意見を頂戴し、来年度の企画に反映させていただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

53  PTA文化行事(その2)同志社大学見学  2013年06月01日(土)
 京都水族館を後にし、次に向かったのは、同志社大学今出川キャンパスです。同志社大学といえば、創立者は新島襄。そして、新島襄といえば、その妻は、今年のNHKの大河ドラマ「八重の桜」の主人公、幕末のハンサムウーマンこと、新島八重。
 大河ドラマ「八重の桜」については、東日本大震災からの復興支援を念頭に置いて企画されたドラマであるということは、皆様方もご存知のことでしょう。主人公の八重は、会津若松に生まれ育ちながらも、幕末の激動の中であまりにも多くのものを失います。しかし、八重は苦難を乗り越え、新島襄の妻となり、同志社の創立を支え、襄なき後も、日本初の篤志看護婦として活躍をします。八重と彼女を取り巻く会津の人々の生き方を通して、ドラマは、東北・福島に根付く不屈の精神と、周囲の人々の幸せを願う慈愛を描いていくのです。
 当日は、同志社構内にある資料館に入らせていただくことができ、「会津の八重」「同志社の八重」に関する展示物をたくさん拝見することができました。展示されているものは、その時代を髣髴とさせる貴重な資料ばかりで、とても感動を覚えました。この同志社大学訪問は、とても価値のあるものであったと思います。
 そして、また、当日は、同志社構内での案内役を芦間高校の卒業生(8期生で、いま、同志社大学の2回生)の方にしていただきました。忙しい中、ご協力いただき、ありがとうございました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

52  PTA文化行事(その1)京都水族館見学  2013年06月01日(土)
 本日、6月1日(土)、PTA文化行事が京都で行われ、保護者の方々とともに、京の都での1日を満喫しました。
 まず、最初は、JR京都駅から西へ1kmほどのところにある「京都水族館」に行きました。「見る、知る、触れる、水といのち」がキャッチフレーズのこの水族館、水の中にいるたくさんの生き物に出会うことができました。一般的な水族館というイメージの様々なコーナーに加えて、キャッチフレーズにもあるように、生き物に触れることのできるコーナーもあり、また、「京の里山ゾーン」や「山紫水明ゾーン」等、とても趣のあるコーナーも設置されていて、いろいろと楽しめるように工夫が凝らされていました。そして、3頭のイルカのショーもあり、これはとても圧巻で、素晴らしかったです。保護者の方々も、大いに楽しんでおられたように拝見しました。

51  心に残る素晴らしい体育祭  2013年05月31日(金)
 本日、5月31日(金)、とてもよい天気に恵まれ、体育祭を予定どおり挙行することができました。心配された天候もどこ吹く風といった感じで、とても心に残る、そして、手作りの素晴らしい体育祭になりました。
 生徒の皆さんは、とても、よく頑張ってくれたと思います。結果は1位から6位まで違う順位でしたが、頑張ったことについてはどの団も皆同じです。自分を信じて自分の力で頑張った自分がいます。また、仲間を信じて協力し合って頑張った自分がいます。どちらも「自分の頑張った姿」がそこにはありました。この「自分の頑張った姿」をしっかりといつまでも覚えていてほしいと思います。私たち教員は、生徒の皆さんがこの芦間高校で「自分の頑張った姿」をたくさん作って卒業していってほしいと願っています。
 将来の人生においては、うまくいくことばかりではありません。何か躓いたとき、自信がなくなったとき、自分を見失ないそうになったとき、この「自分の頑張った姿」を思い出してほしいと思います。「自分は頑張れるんだということ」「仲間と一緒なら怖くないんだ」ということをいつでも思い出せるように「自分の頑張った姿」を蓄えていってほしいと思います。今日の体育祭は、皆さんの「自分の頑張った姿」がたくさん詰まった1日でした。その意味でとても素晴らしかったと思います。
 最後になりましたが、体育祭の準備・運営全般に渡って尽力してくれた体育祭実行委員長をはじめとする実行委員会の生徒の皆さん、団をまとめてリーダーとして引っ張ってきた団長の皆さん、準備や運営に携わってくれた運動部や文化部の部員の皆さん、裏方として支えてくれた生徒会執行部の皆さん等、すべての生徒の皆さん、本当にありがとうございました、お疲れ様でした。感謝の気持ちを込めて拍手を送りたいと思います
 そして、この間、影になり日向になり、生徒の皆さんを支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました、また、ご苦労様でございました。また、この体育祭が成功するよう、実行委員会の生徒の皆さんの意見を汲み上げ、指導していただき、関係機関との調整等をしていただいた実行委員会の先生方にもお礼を申し上げたいと思います。
 さらには、近隣の住民の皆様、今日一日、また、これまでの準備の期間、毎日騒音等でご迷惑をおかけいたしました。お陰様さまで素晴らしい体育祭を作り上げることができました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

50  塾訪問でいただく様々なご意見  2013年05月30日(木)
 本日、5月30日(木)、また、いくつかの塾を訪問させていただきした。様々な方にお会いすることができ、とても有意義なお話を聞かせていただくことができますので、塾への訪問の楽しみが日に日に増してきました。
 本日、訪問させていただいた中では、広報活動についてのご意見をいろいろと頂戴しました。一つは、この間、ご案内させていただいている「6月28日(金)に本校で開催予定の『塾の先生方を対象とする学校説明会』」についてです。このような形での学校説明会を行っている公立高校は少ないそうで、「貴校は、よく努力をされている。」と敬意を表していただきました。一方、「公立高校は、私立高校に比べて、広報活動がまだまだ不十分で、情報提供も少ない。だから、私たち塾側としては、生徒や保護者に私立高校を勧めることが多い。」といったご意見もいただきました。
 確かに、後者のご意見は、ある意味では、当たっているところがまだまだあると私自身も思っています。このようなご意見を踏まえ、また、前者のような温かいご意見をも励みにしながら、より一層充実した広報活動を行っていきたいと気持ちを新たにしたところでございます。

49  求人票開拓企業訪問開始  2013年05月30日(木)
 本日、5月30日(木)、求人票開拓のための企業訪問に行かせていただきました。景気の回復については多少の明るい兆しがあるとのことが新聞紙上でも少しは囁かれていますが、現実の状況としては、まだまだ厳しいものがあります。本日2社を訪問しましたが、求人をいただくことについては、どちらも難しい状況でした。
 人事ご担当の方と話をさせていただく中で、企業の求める人物像ということで、様々な視点の話を聞かせていただくことができました。お一人の方からは、「明るく元気で意欲のある人、目標をもって進んでいける人がよい。また、コミュニケーション能力や協調性がとても重要。最近は、まじめでおとなしい方が増えているように思うが、面接等で、しっかりと自分の意見を言える方がよい。」ということを伺いました。また、別の方からは、「現場やメーカーの方々とのやりとりをするので、人と接するためのコミュニケーション能力や協調性が必要。特に、年輩の職員との接し方が重要。グループやチームでの仕事が多いので、グループディスカッションをさせて、自分の考えを述べる力、他人の意見を理解する力、発言のない人に意見を出させるための気配りができる力等をみるようにしている。」ということを伺いました。
 社会が、そして、企業が求める力というものは、時代の移り変わりとともに、変化しています。私は、「生きる力、これからの時代を生き抜く力として、『時代の変化に適切に対応していける力』が重要だ」と感じています。本日、聞かせていただいた内容を折に触れて生徒の皆さんにも伝えていきたいと思っています。

48  府教育委員会支援教育課長様ご来校  2013年05月29日(水)
 本日、5月29日(水)、府教育委員会の支援教育課長様をはじめ、支援教育課の幹部の方々が、本校を訪れ、本校の共生推進教室を視察されました。
 本校の共生推進教室においては、今春、初めての卒業生を送り出し、その卒業生は見事に就労することができました。そして、今年度、4期生を迎え、初めて、女子の生徒さんが入学されました。本校の共生推進教室も、ある程度は、軌道に乗ってきておりますが、まだまだ、課題はたくさんあります。
 本日、支援教育課の幹部の方々には、本校の共生推進教室の現状と課題を報告し、生徒の皆さんの様子や掲示物・成果物等を見ていただき、状況を把握していただきました。「ともに学び、ともに育つ」の理念はとても重要であり、共生推進教室や自立支援コース等の取組みについては、ますます拡大する方向にあります。府教育委員会の幹部の方々には、本校への引き続きの支援を切にお願いしたところでございます。

47  体育祭間近に迫る  2013年05月28日(火)
 体育祭まで、あと3日となりました。学年を越えた全体練習にも拍車がかかってきました。まだ、戸惑いを隠せない1年生を含め、本番さながらの演技に近づいてきました。そして、徐々に疲れも溜まってきたのではないでしょうか。もうひと踏ん張り、ぜひ、頑張ってほしいと思います。
 ただ、ここにきて、例年よりも早い梅雨入りとなり、天候が不順になってきました。練習にも、支障が出てきており、また、当日の運営も心配です。そこで、各団では、団長さんが声かけをして「てるてる坊主」を作り、天候の回復を祈りました。
 ただ、時間をかければ良いものが作れるかというと、必ずしもそうとは限りません。時間をうまく使って効率よく進めていくことで、良いものが生まれてくるという場合も多いです。社会に出たときにも、そのようなことはたくさんあります。自分たちが今できることを精一杯行えば、きっと、手作りの素晴らしい体育祭が成就できると思います。生徒の皆さんの誠実さがよい天候を引っ張ってきてくれると信じています。とにかく、あと3日、最善を尽くしましょう。

46  塾訪問開始  2013年05月27日(月)
 本日、5月27日(月)より、塾への訪問を開始し、本日は、守口市内の塾を4ヶ所回らせていただきした。特に、6月28日(金)に本校で開催予定の「塾の先生方を対象とする学校説明会」のご案内をさせていただくとともに、芦間高校に対する評価や芦間高校に期待すること等を伺いました。芦間高校に対する評価としては、概ね良好で、「『行きたい』と言っている生徒が多い。」「選択科目が多く、自由に科目を選べるのでよい。」等の肯定的なお声をいただきました。
 私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えていますが、一方で、塾の先生方とも話をする機会を多く持ち、塾の先生方の考えやニーズも大切にしていきたいと考えています。特に、公立の高等学校への忌憚のないご意見やご要望を伺って、より一層実のある学校経営や広報活動を行っていくことが必要だと感じていますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

45  PTA総会  2013年05月25日(土)
 本日、5月25日(土)、PTA総会が開催されました。
 総会前に、各学年別の学級委員会を行い、学級委員の専門委員所属先(生活指導、進路指導、教養推進、広報、環境保健)を決定しました。
 そして、総会では、議事として、
  @役員・監査委員の選出
  A平成25年度実行委員・学級委員の承認・紹介・挨拶
  B平成24年度事業報告
  C平成24年度会計決算報告及び会計監査報告
  D平成25年度事業計画案
  E平成25年度会計予算案
  F平成25年度PTA文化行事について
  G平成25年度文化祭へのPTA参加企画について
が承認されました。
 また、本年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校としての役割が本校PTAに課せられておりますので、本校が主体となって取り組む第4ブロック連絡会等の日程等についても説明をしていただきました。
 私、学校長からは、初めての顔合わせということで、学校長就任のご挨拶をさせていただくとともに、本校の現状と課題についてのご説明等をさせていただきました。
 学校としましては、改めて、教職員全員がベクトルを合わせ、条例等のきまりを遵守して本校の教育活動・事務処理を進めていく所存でございますので、今後とも、ご理解ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

44  八雲中学校体育大会  2013年05月25日(土)
 本日、5月25日(土)、守口市立八雲中学校の体育大会にお邪魔させていただきました。先週の第一中学校と同様、例年は9月に開催されるこの大会、今年度は、耐震工事のためにこの時期の開催になったということでした。国歌斉唱で始まった開会式は、終始整然とした状態で取り行われ、普段の先生方のご指導が生徒によく浸透していると感じました。この日は、午後に芦間高校のPTA総会が予定されていることもあり、私が拝見させていただけたのはそれほど長い時間ではありませんでしたが、中学生の皆さんは、競技や演技に一生懸命取り組んでおられました。守口市立八雲中学校様からは、毎年、10名前後の生徒さんが芦間高校に入学されており、また、本校とはとてもご近所ということで、これまで以上に、お付き合いを大切にしていきたいと思っております。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、体育大会の会場で、八雲中学校区の守口市立下島小学校と守口市立八雲小学校の校長先生にお会いすることができ、ご挨拶をさせていただきました。地域での連携、地域への貢献の機会をできるだけ増やしていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

43  教育実習始まる  2013年05月24日(金)
 昨日、5月23日(木)、教育実習生が一同に会し、オリエンテーションが行われ、そして、本日、24日(金)から、実質的に教育実習を開始しました。そして、実習生たちは、早速、朝の挨拶立ち番を私と一緒に行ってくれました。これからの3週間(または2週間)、教員としての資質をしっかりと蓄えていただくべく、頑張ってほしいと思います。
 特に、中央教育審議会がH18年に出した今後の教員養成の在り方に関する答申において、「いわゆる母校実習については、大学側の対応や評価の客観性の確保等の点で課題も指摘されることから、できるだけ避ける方向で、見直しを行うことが適当である。」と指摘されていることもあり、卒業生だということで評価が甘くならないよう、学校側として留意するとともに、実習生諸君には、母校だということで甘えることがないよう、終始、誠実でシビアな実習を行うよう、はたらきかけたいと思います。換言すれば、将来の大阪の教員の卵をしっかりと育みたい、そのような姿勢で実習を進めていきたいと考えています。
 今回の実習生は、以下のとおりです。ここに、紹介させていただきます。
  国語科 池田 暁宏 さん (神戸学院大学在籍)
  地理歴史科 上口 佳奈美 さん (京都橘大学在籍)
  保健体育科 棚原 理敬 さん (天理大学在籍)
  芸術(美術)科 三坂 美弥 さん (大阪芸術大学在籍)
  外国語(英語)科 多田 悟司 さん (京都府立大学在籍)
  外国語(英語)科 吉田 奈生 さん (京都橘大学在籍)
  工業科 橘川 なつみ さん (神戸芸術工科大学在籍)
以上、どうぞ、よろしくお願いいたします。

42  薬物乱用防止教室  2013年05月23日(木)
 今日、麻薬等の薬物乱用問題は、全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっています。国内においては、中学生や高校生など青少年の間で薬物乱用に対する警戒心や抵抗感が薄れるなど、「第三次覚せい剤乱用期」の深刻な情勢が続いています。これらのことに鑑み、府立学校では、覚せい剤や大麻等の薬物乱用防止教育について、学校保健計画の中に位置付け、授業をはじめ、学校教育活動全体を通じて取り組むとともに、「大阪府薬物の濫用防止に関する条例」(平成24年12月1日施行)を踏まえ、「違法ドラッグ」の危険性についても理解させるべく取組みを進めているところです。
 本校においても、薬物乱用防止をとても重要な課題として捉え、毎年、薬物乱用防止教室を開催しています。本年度は、本日、5月23日(木)、学校薬剤師の庄司佳子様を講師としてお招きし、2年生を対象に本教室を開催しました。最初にDVDを見ましたが、実際に薬物中毒を経験した人のお話などもあり、とても印象的で深く感じることのできる内容でした。次には、「誘われた際の断り方」についての寸劇があり、生徒の代表が頑張って演技をしてくれました。生徒たちは、とても実感をもって見入っていたように思います。ぜひ、これをきっかけとして、薬物の危険が身近にあることを認識し、正しい知識を持って危険を察知し、正しく対応できるようになってほしいと思います。
 最後になりましたが、庄司薬剤師様には、お忙しい中、貴重な内容のご講演をしていただき、心より感謝申し上げます。この場をお借りしてお礼を申し上げたいと存じます。ありがとうございました。

41  守口高校記念碑「立志」  2013年05月21日(火)
 本校の校長室には、訪問客が多く、その中でも、大学の広報活動で多くの方が来られます。本日来られた方も、ある大学の広報に来られたのですが、その方はかつて府立学校の教員をしておられ、守口高校で教鞭をとられたご経験があるとのことでした。そして、校舎横の「守口高校60周年記念碑『立志』」をご覧になられて、懐かしい気持ちになったとおっしゃっておられ、守口高校時代のことをいろいろと聞かせていただきました。
 ご存知のとおり、芦間高校は、守口高校と守口北高校を前身とし、府立高校再編整備計画によってできた学校です。そして、前身である守口高校は、大正12年に私立京阪商業学校として開校し、その後、私立松下工業学校、守口市立京阪高等学校、大阪府立京阪高等学校を経て、昭和41年に大阪府立守口高等学校となり、80年の歴史と伝統をもつ高等学校でした。
 今は、芦間高校となり、「守口」という地名は学校名から姿を消しましたが、芦間高校には、守口高校と守口北高校の伝統が脈々と息づいています。今後も、これらの学校の伝統をしっかりと引き継ぎ、守口の地域の皆様により一層貢献できるよう、取組みを充実させていきたいと思います。

40  芦間高校正門前掲示板  2013年05月20日(月)
 朝、出勤して、正門の前まで来ると、一人の男性の方が、本校の正門に設置されている掲示板を見ておられました。挨拶を交わすと、「近所に住んでいることもあり、ここをよく通ります。この掲示板、よく見ています。よくがんばっておられますね。」とおっしゃってくださいました。私は、お礼を言って、その場でその方と別れましたが、とてもありがたく存じました。
 この掲示版は、本校の創立まもない時期に初代校長中尾先生の指示で設置されたものとお聞きしていますが、それ以来、この掲示版で地域への発信をタイムリーに行っています。今は、情報発信の時代です。学校がどのような教育活動を行っているかを、これからもしっかりと発信して、府民の方々からご意見をいただけるよう、発信内容の充実を図っていきたいと思います。今後も、この掲示板でのニュースにご注目いただければ幸甚に存じます。よろしくお願いいたします。

39  第一中学校体育大会  2013年05月18日(土)
 本日、5月18日(土)、守口市立第一中学校の体育大会にお邪魔させていただきました。例年は9月に開催されるこの大会、今年度は、耐震工事のためにこの時期の開催になったということをお聞きしました。そのため、例年よりも練習期間が短かったようですが、中学生の皆さんは、競技や演技に一生懸命取り組んでおられました。守口市立第一中学校様からは、毎年、10名前後の生徒さんが芦間高校に入学されており、また、本校とはとてもご近所ということで、これまで以上に、お付き合いを大切にしていきたいと思っております。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
 また、体育大会の会場で、第一中学校区の守口市立八島東小学校の校長先生にお会いすることができ、ご挨拶をさせていただきました。校長先生には、「芦間高校の前をよく通ります。校門の掲示板で芦間高校の様子をよく拝見させていただいています。」とおっしゃっていただき、とてもありがたく存じました。地域での連携、地域への貢献の機会をできるだけ増やしていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

38  中間考査始まる  2013年05月17日(金)
 本日から、中間考査が始まりました。3年生の皆さんにとっては、自分の進路実現に向けて、いつもの定期考査以上に重要な考査です。また、1年生の皆さんにとっては、高校に入学してから初めての定期考査ですから、どれぐらいのレベルの難しさなのか、不安ですよね。でもね、自分の力を信じて、これまでの授業で学習したことを、教科書やノートを見て、着実に振り返っていけば大丈夫です。大切なのは、「根気強さ・粘り強さ・我慢強さ」「あきらめない気持ち」です。理解できていないところは、先生に食い付いて、しっかりと質問して理解しておくこと。また、特に1年生の皆さん等の中には、勉強のしかたが分からない人もいるでしょう。自分で見つけることができれば、それに越したことはないでしょうが、先生や先輩、友達に相談することも必要でしょうね。「勉強方法の模索をしながら」という人もいるでしょうが、6月の保護者懇談に安心して臨めるよう、どうか、生徒の皆さん、自分を大切にして、精一杯、努力を惜しまず、頑張ってください。

37  生徒会の活躍  2013年05月15日(水)
 生徒会執行部が、新しいメンバーになり、早くも順調にすばらしい活躍ぶりを見せてくれています。本日、5月15日(水)にも、定例会〔5回目〕が開催され、生徒の食堂への要望・意見を踏まえて、食堂にはたらきかけをするといった事柄について議論をし、そのことをホワイトボードにアナウンスしてくれていました。自主的・意欲的な取組み、本当にありがとうございます。そして、「生徒の皆さんの『芦間高校での居心地』をより一層よいものにしていきたい。」「芦間高校の発展に少しでも貢献したい。」といった思いで、活躍してくれていることに敬意を表します。今後も、芦間高校生のために尽力してくれることを期待しています。どうか、精一杯、悔いのないように頑張ってくださいね。応援しています。

36  放課後の風景〔中間考査に向けて猛勉強〕  2013年05月14日(火)
 放課後、校舎内の見回りをしていたところ、2階の憩いのスペースのところで、熱心に勉強している3年の6名の男子生徒の皆さんと出会いました。きちんと挨拶をしてくれた後、授業のこと、先生の個性のこと、試験勉強のことなど、いろいろと話をしてくれました。私のことについてもいろいろと聞かれましたので、かつては数学を教えていたこと、特に、板書やプリントを分かりやすく工夫していたこと、また、別の総合学科高校で「産業社会と人間」を担当し、科目選択や時間割作成に関わっていたことなどを伝えました。素直で誠実なやりとりのできる好青年たちで、話をしていてとても気持ちがよかったです。何気ないやりとりでしたけれども、とても心が和みました。ありがとう。
 まもなく、中間考査が始まります。3年生の皆さんにとっては、いつも以上に重要な試験ですよね。どうか、精一杯、悔いのないように頑張ってください。

35  授業風景〔Breeze3年総合的な学習の時間(菜園作り)〕  2013年05月13日(月)
 5月9日(木)、3年生のBreeze生徒3人が、「総合的な学習の時間」に菜園作りの作業を行ったとお聞きしました。当日、私は、その時間帯は、1年の「産業社会と人間」の方に参加させていただいておりましたので、菜園作りの様子を直接見ることはできませんでした。そこで、遅ればせながら、本日、5月13日(月)に、菜園を見に行かせていただきました。きゅうりやミニトマト等の苗がきれいに植えられており、きちんと表示もなされていました。さぞ、たいへんだったでしょう。土を耕して、種をまいたり苗を植えたりする作業はとても重労働です。お疲れ様でした。今後、草抜きとか、水やりとか、特に、夏は、たいへんですよね。でも、生き物を育てるということは、とてもよい経験になると思います。3年生だから、自分の進路獲得のために忙しいとは思いますが、どうか、菜園のお世話もしっかりとお願いしますね。収穫の時期を楽しみに、しっかりと励んでください。

34  男子バスケット部近畿大会まであと一歩  2013年05月11日(土)
 本校の男子バスケットボール部が、めきめきと力を付け、練習に試合にと頑張っています。そして、本日、5月11日(土)、「勝てば、近畿大会へ」という重要な試合を迎えました。相手は府立花園高等学校。選手たちは、普段以上に気合を入れ、全力でプレイしてくれました。結果は68対55と、惜しくも一歩届きませんでしたが、選手たちのここまでの頑張りは、とても称賛に値すると思います。大いに自信をもって、今後の活動に生かしていってほしいと思います。
 バスケットボールといえば、枚方・守口の地域では、創部60年の歴史をもつ「パナソニックトライアンズ」(かつては、「松下電器パナソニックスーパーカンガルーズ」)が有名で、本拠地のパナソニックアリーナ(枚方市)に加え、守口市民体育館でもよく試合が行われています。皆さんもご存知のように、初代日本リーグ王者であり、リーグ戦13回、オールジャパン10回、全日本実業団1回、国体2回を制覇した古豪チームです。獲得した全国タイトル計26回は、NKKシーホークスに次いで歴代2位の多さを誇る名門です。
 このような我が地域の名門チームも、諸事情により、和歌山に本拠地を移し、「和歌山トライアンズ」となることが決定しています。とても残念なことですが、枚方・守口の地域は、バスケットボールを大いに盛り上げてきた地域です。芦間高校のバスケットボール部の皆さんも、そのような歴史・環境の中にあるということを意識していただき、地域の期待を背負って、大いに活躍してほしいと思います。

33  大阪高等学校数学教育会  2013年05月10日(金)
 5月10日(金)、本日は、大阪高等学校数学教育会の役員会・幹事会が本校で開催されました。大阪高等学校数学教育会とは、大阪府立の高等学校、大阪市立の高等学校、私立の高等学校の数学の教員が会員となって構成され、数学教育の研究を推進することを趣旨として活動している組織です。そして、私大西は、平成24年度からその組織の会長を務めさせていただいており、今回、本校にその幹部が集まって会合を開かせていただきました。
 いずれの高等学校においても、新しい学習指導要領に基づく教育課程がスタートし、PISA型学力の育成というものを意識しながら、日々の教育活動に邁進していることと思います。新しい学習指導要領において最も重要視されているのが「言語活動の充実」であり、学習指導要領の総則には「生徒の思考力、判断力、表現力等をはぐくむ観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語に対する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、生徒の言語活動を充実すること。」と記されています。
 知識・技能を習得するのも、これらを活用し課題を解決するために思考し、判断し、表現するのもすべて言語によって行われるものであり、これらの学習活動の基盤となるのは、言語に関する能力です。さらに、言語は、論理的思考だけでなく、コミュニケーションや感性・情緒の基盤でもあり、豊かな心をはぐくむ上でも、言語に関する能力を高めていくことが求められています。
 特に、「@体験から感じ取ったことを表現する。」「A事実を正確に理解し伝達する。」「B概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする。」「C情報を分析・評価し、論述する。」「D課題について、構想を立て実践し、評価・改善する。」「E互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる。」等のことが重視されており、「(inputすることよりも)outputすることが重要である。」とされています。
 大阪高等学校数学教育会では、これまで培ってきた数学教育のノウハウをより一層発展させて、「言語活動の充実」を図り、生徒の皆さんの「確かな学力」の育成につなげていきたいと考えています。

32  大阪・淀川市民マラソン主催者様来校  2013年05月10日(金)
 5月10日(金)、本日は、大阪・淀川市民マラソンの主催者・関係者である、守口市議会議員の立住雅彦様と実行委員会事務局長の宮山博光様が本校にお越しになられました。
 大阪・淀川市民マラソンは、今年〔11月3日(日)開催〕で17回目の開催。ハーフマラソンは、国営公園「淀川河川公園外島・太子橋地区特設会場」(守口市外島町)をスタートし、淀川左岸を川に沿って下り、毛馬閘門を抜け、淀川大堰(通常は通行禁止)を渡って、淀川右岸を下り、国道2号線・淀川大橋の手前を折り返して、もう一度、淀川大堰を渡って左岸へと戻り、守口のスタート地点がゴールとなります。フルマラソンは、同公園をスタートし、淀川左岸を川に沿って上り、枚方の三矢地区まで上って折り返し、守口のスタート地点を通り過ぎ、あとはハーフマラソンと同じコースをたどります。昨年からは、10キロマラソンも新設され、昨年の参加者は、なんと、合計約15000人にも上ったということです〔右の写真は昨年の様子〕。
 本校は、これまで、陸上競技部がボランティアとして参加し、また、駐輪場として本校を利用していただくというかたちで、協力をさせていただいております。「今年度もぜひご協力を」というご依頼でしたので、快くお引き受けいたしました。あの著名なランナー高橋尚子さんもゲストとして来られるそうです。興味のある方はぜひお越しいただきまして、本校関係者ともども、皆さんとともに、この大会を大いに盛り上げて楽しみたいと思っております。

31  授業風景〔1年数学T〕  2013年05月10日(金)
 5月10日(金)、本日は、1年の「数学T」の授業を拝見しました。学習内容は、「分母の有理化」。中学校での学習内容を復習しながら、右の写真のような「分母に2種類のルートが入った式」の「分母の有理化」へと発展させていく、という流れ。式変形の仕方をいかに生徒自身によって気付かせていくかということがポイントとなる授業です。
 授業を担当した先生は、昨年、新規採用教員として本校に着任した、教職経験2年目の教員です。落ち着いた教えぶりで、終始、元気に迫力をもって生徒にアプローチしていました。特に、「『2種類のルートが入った式』の『和と差の積』が有理数になる」ということについて、復習を兼ねて前半で強調し、その印象を薄れさせないようにしながら「分母に2種類のルートが入った式」の「分母の有理化」へと話を進めていき、見事に生徒の気付きを引き出すことができました。この授業の最大のポイントを見事にクリアーし、生徒の皆さんの力を向上させることに成功しました。その他、机間指導を丁寧にしたこと、ポイントとなる重要事項を強調して板書したこと、気分転換として起立させて問題を解かせたこと、最後に本時の学習内容のまとめをして振り返ったこと等、とても教職経験2年目とは思えない、すばらしい教え方だったと思います。その結果、生徒の皆さんは、集中力を途切れさせることなく、終始、しっかりとした授業態度で学習に取り組むことができていました。
 生徒が受け身のまま50分間を過ごす授業は、生徒の力を向上させることには繋がりません。授業は、生徒の主体性や気付きをいかに引き出すかが勝負です。本校のすべての授業が上で紹介したような授業となるよう、学校総体として、今年度の最重要課題である「授業改善」にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

30  授業風景〔1年産業社会と人間〕  2013年05月09日(木)
 5月9日(木)、本日は、1年の「産業社会と人間」という科目において、私大西の方から、「『科目を選択すること』の意義」について、生徒の皆さんにお話をさせていただきました。私自身は、以前に、別の総合学科高校に勤務していたことがあり、そのときに「産業社会と人間」を担当しておりました。総合学科大好き人間、「産業社会と人間」大好き人間である私にとっては、とてもやりがいのある場面を設けていただき、科目担当者の先生方には、この場をお借りして感謝を申し上げます。この授業で、私が生徒の皆さんに伝えたことは、次のような内容です。紹介させていただきます。
 「中学3年生のとき、オープンスクールや学校説明会で、『芦間高校は総合学科。総合学科は、選択科目が多くて、好きな科目が自由に選べる。』といったことをよく聞いたと思う。皆さんにお願いしたアンケートの結果によると、全体の75%が、芦間高校を選んだ理由として、『選択科目が多くて、好きな科目が自由に選べる』ということを挙げている。その科目選択をこれからじっくりと時間をかけてやっていくことになる。まずは、自由に選べるという『わくわく感』を大切にしてほしい。しかし、『わくわく感』だけでは、事は済まない。『将来の自分の夢、なりたい自分、自分の適性(何に向いているか)、そして、大学進学? 短大進学? 専門学校進学? 就職? そして、そのためには、2年生でどの科目を選択する? 3年生でどの科目を選択する?』といったことを真剣に考えていかなければいけない。そうしていくうちには、『悩み』と『葛藤』が出てくる。『葛藤』って分かる? 『選ぶことができる科目の数は限られているから、いくら希望していても、どれかは諦めなければいけない』『将来の進路のことを考えると、この科目を選択する必要があるが、でも、その科目を選択すると、他の選択したい科目が選択できなくなる』といったことが『葛藤』。そして、そのうち、『どうやって、選んだらいいの?』『もう、先生、どの科目を選んだらいいか、分からんわ』『もう、選択するの、面倒やわ』という気持ちになってくる場合がある。でも、実は、この『悩み』や『葛藤』を経験することがとても大切。これは、総合学科の『自由に科目を選べる』ということの奥にある意義深い部分。普通科では味わえない、総合学科だけの特権。友達、保護者の方、先生等としっかりと何度も相談して科目選択を考えていってほしい。この『悩み』や『葛藤』は、必ず乗り越えられる。乗り越えたら、自分の『選択力(選択する力、選ぶことができるという力)』が育つ。人生は選択の連続である。自分で責任をもって選ぶ。今後、そのような自己選択・自己責任を課される場面に、皆さんはたくさん出会うはず。真剣に、悩み抜いて、2年・3年の選択科目を選んでほしい。そして、でき上がった『自分の時間割、わたしのお気に入りの時間割(マイ フェバリット タイムテーブル)』を大事にしてほしい。そして、自分で選んだからには、選んだ科目については、責任をもってほしいし、しっかりとした気持ちでその科目の授業を頑張ってほしい。また、『悩み』と『葛藤』は君たち生徒だけのことではない。先生たちも同じ。生徒の皆さんの選択希望をかなえるために、『時間割全体を見渡した工夫』というものをしなければいけない。例えば、月曜3・4時間目にどの科目を配置するのか、等。これは、1年がかりの仕事。『どうやったら、うまくいくのかな』といった『悩み』や『葛藤』を、先生たちは味わい、そして、苦しむ。私は、別の学校だったけど、過去に総合学科で時間割を作ってきたし、産社も担当してきた。私は、そういう仕事が好きで、生徒の皆さんの選択希望をかなえる率をいかに100%に近づけるか、そういったことに力を尽くしてきた。総合学科の科目選択については、君たちも『悩み』『葛藤し』、我々先生も『悩み』『葛藤する』。だから、時間がかかる。でも、それが、総合学科の醍醐味であり、総合学科の中にいる生徒や先生だけが味わう心地よさである。」
 という内容のことを生徒の皆さんに伝えました。「産業社会と人間」は、総合学科の核になる科目で、最も意義深い科目だと言えます。本校のキャリア教育を支える重要な科目です。生徒の皆さんが、この科目の学習を通して、次のステップに進むための大きな力を獲得してくれることを期待しています。そして、生徒の皆さんの成長をじっくりと見守っていきたいと思います。

29  授業風景〔1年家庭基礎〕  2013年05月08日(水)
 5月8日(水)、本日は、1年の「家庭基礎」の授業を拝見しました。題材は、「衣服の構造を知ろう」。人々の生活に欠かせない「衣服」について、観察や簡単な実習を通して理解を深めるという内容でした。
 3種類の白い布が配られ、まずは、風合い(手や肌で触った感じや、目で見たときに感じる感覚)比べ。生徒の皆さんは、自分が感じたことを自分の言葉で表現します。次には、布の端をほぐしたときのほつれ具合の観察。「布は、糸を織ったり編んだりすることによってできている」ということの確認をしました。さらには、ルーペを用いて、より一層精度を上げて布を入念に観察し、スケッチをしました。
 家庭科の授業については、「年間の授業の半分は、実験や実習に充てなければならない」という規定がありますので、実験・実習がたいへん多いです。この授業には、「自分の言葉や絵で表現する(言語活動の充実・OUTPUT)」「生徒が活動する、生徒が実感する(生徒参加型)」といった「『今求められている授業』のスタイル」の必要な要素が十分に盛り込まれており、この授業において集中力を欠いている生徒さんは皆無でした。とてもすばらしい授業だったと思います。「家庭科の授業に見習うべきところはとても多い」と言えるでしょう。

28  八島町会「こどもの日の集い」  2013年05月05日(日)
 5月5日(日)こどもの日、八島町会「こどもの日の集い」が行われ、昨年に引き続き、本校生徒の何人かがボランティアとして参加させていただきました。アクセサリ−の作成、鯉のぼりの絵付け等、小さなお子さんたちやお歳を召した方々のサポートをさせていただきました。八島町会の皆様からは、お菓子やお茶、おにぎり等をいただき、また、温かいお礼のお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。異世代交流・地域連携は、生徒の成長にとってかけがえのないものですし、また、阪神淡路大震災・東日本大震災以降、特に、「つながり」「支え合い」といったことが改めて大切だということが再認識され、様々な立場の人々が手を携えて行う取組みは「絆」を深めるとてもよい機会になると思います。今回のような、地域の方々の取組みに、学校としてより一層協力をしていきたいと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしく申し上げます。

27  授業風景〔1年国語総合(古典分野)〕  2013年05月02日(木)
 5月2日(木)、本日は、1年の「国語総合(古典分野)」の授業を拝見しました。題材は、「古典文法(動詞の活用)」。本校では、1年の数学と英語の習熟度別少人数指導に加え、今年度から、1年の国語総合の古典分野の授業においても、2クラス3展開の少人数指導(習熟度ではありませんが)を取り入れ、26〜27人程度の人数で、きめ細やかな指導を行っています。
 授業の中では、担当の先生が、生徒の皆さんとコミュニケーションをよく図り、意欲を喚起する言葉や褒め言葉をタイムリーに生徒の皆さんに投げかけて、終始、アットホームな雰囲気で授業が展開されていました。また、生徒の皆さんが「動詞の活用の練習プリント」に取り組んでいる間に、先生が机間指導をし、生徒の皆さんの理解の状況を的確に把握しようとしていました。少人数授業においては、40人相手の授業と同じ一斉講義式の授業をする場合もありますが、それでは少人数指導の効果はあまり出ません。40人を机間指導するのはなかなか難しいですが、少人数(この授業の場合は26〜27人ですが)なら充実した机間指導をすることができ、生徒の皆さん一人一人の理解度や学習状況を把握することができるようになります。この授業では、少人数にしているメリットや特性をうまく生かすことができていたと思います。生徒の皆さんは、とても意欲的に、動詞の活用を覚えようと頑張っていましたし、よく質問もしていて、とても活性化したよい授業であったと思います。

26  授業風景〔1年数学T〕  2013年05月01日(水)
 5月1日(水)、本日は、1年の「数学T」の授業を拝見しました。題材は、「やや複雑な因数分解」。本校では、1年の数学と英語の授業において、習熟度別少人数指導を取り入れ、きめ細やかな教科指導を行っていますが、拝見させていただいた授業は、2クラスを3展開し、基礎コース・標準コース・発展コースに分けた中の基礎コースの授業でした。
 授業の中では、担当の先生が、生徒の皆さんとコミュニケーションをよく図り、生徒の皆さんの集中力を途切れさせなうようにはたらきかけるとともに、意欲を喚起する言葉や褒め言葉をタイムリーに生徒の皆さんに投げかけて、終始、よい雰囲気で授業が展開されていました。また、生徒の皆さんが活動する時間(問題を解く時間)を適宜設けて、先生が机間指導をし、生徒の皆さんの理解の状況を的確に把握しようという工夫も見られました。生徒の皆さんは、とても意欲的に、因数分解の手法を会得しようと頑張っていました。
 この授業は、グループ学習のような生徒参加型の授業とは少し意味合いは違いますが、個に応じた指導を意識した丁寧な授業であったと思います。本校では、1年の数学と英語に加えて、今年度から、1年の国語総合の古典分野の授業においても、2クラス3展開の少人数指導(習熟度ではありませんが)を始めました。今後も、より一層、生徒の皆さん一人一人の学力や学習状況に寄り沿った授業を推進していきたいと思っています。

25  風薫る5月、充実した学校生活を  2013年05月01日(水)
 風薫る5月になりました。旧暦の5月が「皐月(さつき)」と呼ばれていることは、皆様もご存知のことと思います。学校内外には、「サツキ」(正確には「サツキツツジ」でしょうか?)の花があちらこちらで咲いています。「サツキ」といえば、守口市の「市の花」が「サツキ」ですよね。ご存知でしたでしょうか。この「サツキ」の咲き誇るすばらしくさわやかな季節を肌で感じながら、生徒の皆さんには充実した学校生活を送ってほしいと思います。
 5月には、中間考査があります。1年生の皆さんにとっては、高校に入って初めての考査です。2年生・3年生の皆さんもそうですが、最初が肝心です。年度の最初の考査に精一杯前向きに取り組んでください。そして、5月の末には体育祭が予定されています。中間考査を挟んで、準備に練習にと忙しい日々が続くことと思います。先程述べた中間考査への取組みとの兼ね合いに十分に留意して、自分の色彩(いろ)をしっかり出して輝いてほしいと思います。
 5月1日付けで人事異動がありましたので、お伝えします。新しい事務長として山田英章さんが着任(府民文化部人権局より)いたしました。どうぞ、よろしくお願いいたします。

24  御幸幼稚園田中理事長様来校  2013年04月30日(火)
 4月30日(火)、本日は、御幸幼稚園の田中理事長様と教職員の方(主任様)が本校にお越しになられました。本来なら、私が御幸幼稚園様を訪問させていただき、ご挨拶をさせていただかなければいけないところを、逆にお出ましいただき、たいへん恐縮でございました。本当にありがとうございました。
 御幸幼稚園様には、これまで、本校生が職業インタビュー等で職員の皆様にお話を伺いに行かせていただいており、また、昨年度は、秋に防災避難訓練を御幸幼稚園様と合同で実施させていただきました。本校生徒にとっては、園児の皆様とともに避難訓練をすることで、小さいお子様への配慮の仕方を学ぶとてもよい機会になりましたし、また、御幸幼稚園様からもとてもご好評をいただきました。ありがとうございました。今年度も、ぜひ、これまでと同様のお付き合いをさせていただきたいと思っておりますし、防災避難訓練についても、「今秋もぜひに」というお申し出がありましたので、お話をまとめさせていただきました。
 ご迷惑をおかけすることもあろうかとは思いますが、これまでいただいたご縁を大切にさせていただきながら、これからもどうぞよろしくお願いしたいと存じます。

23  PTA実行委員会  2013年04月27日(土)
 4月27日(土)、PTA実行委員会が開催されました。本年度の役員と実行委員〔いずれも5月25日(土)の総会で承認予定の候補者〕の自己紹介をしていただき、6月1日(土)実施の文化行事の件、文化祭でのPTAとしての参加内容の件について、説明をしていただきました。その後、各委員会に分かれ、各委員会の事業計画を協議し、再び、全体で、本年度の各委員会の事業計画を発表・確認していただきました。また、本年度は、大阪府高等学校PTA協議会第4ブロックの幹事校としての役割が本校PTAに課せられておりますので、本校が主体となって取り組む第4ブロック連絡会の日程確認等を行いました。
 私、学校長からは、初めての顔合わせということで、学校長就任のご挨拶をさせていただき、本校の現状と課題についてのご説明等をさせていただきました。5月25日(土)開催のPTA総会におきましても、同様の事柄についてご説明等をさせていただきますので、PTA会員の皆様におかれましては、総会へのご出席、よろしくお願い申し上げます。

22  生徒会役員選挙立会演説会  2013年04月25日(木)
 4月25日(木)、生徒総会・生徒会役員選挙立会演説会が行われました。立候補した生徒及びその応援者の皆さんは、物怖じすることなく、堂々と、自分の思いや決意を述べてくれました。心強く、頼もしかったです。その後の選挙では、全員が信任され、新しいメンバーでの生徒会がスタートしました。
 4月8日(月)の始業式の式辞で紹介したように、個人レベルでの動きではありますが、今春には「全国高校生徒会大会」が立ち上がりました。これからの世の中を支える若い力の胎動を感じます。これからの変化の激しい社会をよりよいものにするために、君たちの世代の力がとても重要です。どうか、様々な取組みにチャレンジして、社会への貢献をめざしていってください。応援しています。

21  軽音楽部校内ライブ  2013年04月24日(水)
 4月23日(火)24日(水)、軽音楽部の校内ライブが行われました。顧問の山本先生からお誘いをいただいていたのですが、両日とも、出張または来客があって、結局10分程度しか見せていただくことができませんでした。部員の皆さん、顧問の山本先生、本当に申し訳ありませんでした。
 実は、私、昨年度までの2年間、大阪府高等学校芸術文化連盟(略して「芸文連」)の「マーチ・バトン部門」の部会長をさせていただき、芸文連とは密接に関わりをもたせていただいておりました。そして、昨年度、芸文連の中に「軽音楽部門」が初めて誕生しました。単に、演奏活動をするだけでなく、世代を越えて広く音楽を通して社会に貢献するといった活動も含め、軽音楽部としての活動が芸文連の一部門として認知されたのです。これは、軽音楽部にとっては、とても有意義なことであったと思います。ぜひ、本校の軽音楽部も、この流れに乗って、素晴らしい活動を展開してほしいと思っています。期待しています。

20  守口小学校と外島保育所を訪問  2013年04月24日(水)
 4月24日(水)、本日は、守口小学校と外島保育所を訪問させていただき、ご挨拶をさせていただきました。それぞれ、タイトなスケジュールの中、お時間をとっていただきまして、誠にありがとうございました。
 小学校や保育所の方々とは、校種の違いもあり、なかなかお話をさせていただく機会がございませんが、今回訪問させていただいて、それぞれが抱える課題等についてお聞きすることができ、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
 また、外島保育所様には、6月に、本校の選択科目「発達と保育」の選択生徒が保育に関する見学・実習をさせていただくことになっております。いろいろとご迷惑をおかけすると思いますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

19  授業風景〔3年古文演習〕  2013年04月23日(火)
 4月23日(火)、本日は、3年の「古文演習」の授業を拝見しました。題材は、清少納言の『枕草子』で、その中の「二月つごもりごろに、風いたう吹きて、・・・」の一節。これも、高校の教科書では、ある程度定番になっていますので、ご存じの方も多いことと思います。
 あらすじは、「筆者(清少納言)が、歌人として名高い公任の宰相から、『少し春ある心地こそすれ』という下の句に合う上の句をつけて和歌を完成させるよう求められた。筆者は、困って、中宮様のご助言を仰ごうとするが、その時は帝が来られていておじゃまできない状態であった。催促されて仕方なく、筆者は、急いで上の句を書いて、使いの者に渡した。その後、その反応や評価を聞きたいような、聞きたくないような微妙な心境であったが、意外にも、非常に褒められたということを後日聞かされた。」というものです。
 古文は、ややもすると、使われている言葉が馴染み薄いものであることや、時代背景が分からないことから、内容がさっぱり“意味不明”になることが多く、指導方法によっては、生徒にとって取り組みにくい状況に陥りやすいものです。しかし、この授業では、担当の先生は、まずは迫力で生徒に迫り、授業規律をしっかりと保つとともに、イメージ画入りの解説教材をうまく使用して、生徒に古文への親しみをもたせながら授業を展開していました。また、原文に当たることの大切さを強調するとともに、文法事項もきっちりと反復練習をさせ、音読においても生徒によく声を出させていました。そして、何よりも、たくさんの生徒に発問し、生徒の集中力を途切れささないようにはたらきかけを続けていたのがよかったと思います。いま求められている生徒参加型の授業とは少し意味合いが違いますが、先生主導の授業展開の中にあって、生徒が終始しっかりと食いついて授業内容と向き合っている、そのような充実した内容の授業だったと言えるでしょう。生徒の皆さんも担当された先生も素晴らしかったと思います。

18  春爛漫&スクールカウンセラー平野様初来校  2013年04月22日(月)
 4月22日(月)、季節は春爛漫、校内の花々が、競い合うように、美しい姿を見せてくれています。1年の校外学習、2・3年の校外学習も終わり、生徒の皆さんは、徐々に本格的な学校生活に移りつつあります。生徒の皆さんには、自分の夢や志の実現に向けて、着実に自分の力を伸ばしていってほしいと思います。校歌の歌詞にもあるように、自分の色彩(いろ)で輝きながら。
 そして、本日は、今年度お世話になりますスクールカウンセラー(SC)の平野瑠理子様が初めて来校される日でもあります。平野様には、年間15回、本校にお越しいただいて、生徒の皆さんや保護者の方々の相談にのっていただく、あるいは、我々教職員にアドバイスをしていただくなど、様々なかたちでお世話になります。1年間、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

17  授業風景〔2年現代文〕  2013年04月22日(月)
 4月22日(月)、本日以降、時間のある限り、授業の様子を見せていただこうと思っています。本日は、2年の「現代文」の授業を拝見しました。題材は、安部公房の『鞄』。高校の教科書ではある程度定番になっていますので、ご存じの方も多いことと思います。
 あらすじは、「私の事務所に大きな鞄を抱えた青年が訪れた。半年前の求人を見てやってきたという。非常識な人だと思いつつも、一応雇うかどうかの面接はする。すると、青年の考えがどこかおかしいと分かる。鞄を中心に考えている。けれども、私は青年を雇うことにした。青年は知り合いの不動産屋に連れられて部屋を見に行く。私は残された大きな鞄を何気なく持ち上げる。試しに歩く。いい感じでどこまでも歩ける。気がつくと外に出て歩き回っていた。そして、事務所に戻れなくなってしまう。しかし、不安は感じなかった。私は嫌になるほど自由だった。」というものです。この題材では、最後の「私は嫌になるほど自由だった。」の『自由』の意味を考えさせるのが最大のテーマであり、山場なのです。
 本校は総合学科であり、「多くの選択科目があって、その中から『自由』に選べますよ。」と、よく説明会等ではアピールをしていますが、実際に科目選択をする際には悩みと葛藤が生じます。2年になった生徒が授業の対象なので、担当の先生は、そのあたりの「科目選択の『自由』」を引き合いに出し、1年次のときの科目選択の経験を生徒に思い出させて、本教材で考えさせたい『自由』についてアプローチをしていきました。先生の授業の展開も抜群でとてもよかったですし、生徒もしっかりと考えようとしていて、たいへん充実した授業だったと思います。
 本校は、今年度、「学校経営計画」の中の最重要課題として、「生徒の学力向上のために、授業をより一層充実させること」を謳っています。「授業は、生徒と教員がともに力を合わせて作っていくもの」これが原点です。その原点を思い出しながら、全教職員、ベクトルを合わせて、授業改善に尽力していきたいと考えています。

16  第1学年宿泊学習2日目  2013年04月20日(土)
 4月20日(土)、本日は、1年生の宿泊学習の2日目です。起床後、宿舎前広場で、ラジオ体操を行い、そして、朝食後は、体育館での全体レクリエーションです。司会進行は、すべて、生徒の皆さんが担当してくれました。まずは、「じゃんけん列車」や「猛獣狩りゲーム」等のゲームで体と心をほぐし、寒さも徐々に忘れていきました。
 そして、次は、メインイベント、クラス対抗の大縄跳び大会です。最初の20〜30分間は、どのクラスも、1回も跳ぶことはできませんでした。クラス全員が、気持ちを一つに合わせないと、1回も跳ぶことはできません。最初は上着を着たままで「まあ、適当に、みんなと一緒にやっとこか。」といった気持ちの人も、後半は上着を脱いで本気モードになっていきました。ですから、1回跳べたときの喜び・感激は一入(ひとしお)です。跳べたときの大きな歓声が体育館内に響き渡りました。生徒の皆さんは、集団で一つのことを行う難しさを体得するとともに、集団が一つになるためには何が重要なのかということを学んでくれたように思います。そして、最後は、趣向を凝らそうと前日に練習を重ねた、クラス対抗の校歌合唱コンクールで締めくくりました。
 昼食のバーベキューに舌鼓を打った後、一行は帰路に着きました。さすがに、生徒の皆さんは、疲れた様子で、バスの中では熟睡する姿がめだちました。全体を通じて振り返ると、昨日のクラスミーティングを含め、とても充実した内容の取組みを経て、生徒の皆さんは、今後の学校生活に生かせる何かを確実に掴んでくれたように思います。今後が楽しみです。
 最後になりましたが、宿舎「やまとよ」様のスタッフの方々はじめ現地の方々、写真撮影業者様、バス運行業者様、等々、たくさんの方にお世話になりました。この場をお借りして、お礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。

15  第1学年宿泊学習1日目  2013年04月19日(金)
 4月19日(金)、本日は、1年生の宿泊学習の1日目です。直前にインフルエンザに罹り、やむなくリタイアとなった生徒さんもいましたが、概ね予定どおり、鉢伏高原へと出発しました。出発するとき、大阪でも少し肌寒かったですが、現地はとても冷え込んでいました。雪もちらちらと降っていました。
 現地に到着して昼食を済ませたあと、近くの体育館において、本校の体育祭や文化祭等の紹介を含むオリエンテーションを行いました。そして、その後は、クラスミーティングを行い、「芦間高校で頑張りたいこと」等、生徒の皆さんは2分間程度のスピーチをしました。みんな、それぞれ、自分の思いや決意を自分の言葉で表現できていて、素晴らしいスピーチでした。
 夕食を挟んで、再び、クラスミーティング。今度は、さきほどの各自のスピーチを踏まえて、グループ討議をし、討議内容を発表し合いました。そして、最後は、2日目の校歌合唱コンクールに向けた練習。各クラスで、趣向をこらして、練習に励んでいました。
 今日は、皆さん、とても疲れたことと思います。ゆっくり休んで、明日の活動に備えましょうね。本日は、この辺で。zzzzzzzz。

14  朝の挨拶  2013年04月18日(木)
 4月18日(木)、やっと関連機関への挨拶回りが一段落しつつあるので、朝、出張のない日は、正門または裏門において、立ち番をさせていただき、登校する生徒の皆さんに挨拶の声かけをしています。生徒の皆さんは、みんな、積極的に挨拶をしてくれます。ニコッとほほ笑んで挨拶をしてくれる人、軽く会釈やお辞儀をして挨拶をしてくれる人等も多く、とても清々しい気分になります。生徒の皆さん、本当にありがとう。
 本校では、生徒指導部のリーダーシップによって、1学期の目標を「挨拶をしよう。」と定めています。教員の方も、積極的に生徒の皆さんに挨拶の言葉かけをし、生徒の皆さんもとても素直に挨拶の言葉を返してくれています。挨拶は、コミュニケーションの第一歩。何気ないこと、当たり前のことかもしれませんが、人間関係を良好に保つのに不可欠なことです。当たり前のことが当たり前にできる、それは人間としての基礎・基本ですが、気を緩めずに取組みを進めていきたいと思っています。

13  2年生Breeze生徒1学期目標決意表明  2013年04月17日(水)
 4月17日(水)、2年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてくれました。「今年度の1学期の目標」を私に伝えに来てくれたのです。「楽しく学校生活を頑張る、けじめをつける、挨拶と返事をきちんとする。」「友達を増やす、楽しくにぎやかに過ごす。」「コミュニケーション力と実力をつける。」と、それぞれの思いを自分の言葉でしっかりと表現してくれました。頼もしいかぎりです。2年生として、自分の目標をもつことはとても大切なことですし、その目標に向かって努力することによって着実に成長していくことと思います。「いま、これだけ、頑張ってるよ。」というところを報告に来てほしいと思いますし、随時、授業等を見に行かせてもらいます。元気で学校生活を送ってくださいね。期待していますよ。

12  守口市長様・警察署長様・消防署長様を訪問  2013年04月16日(火)
 4月15日(月)から本日16日(火)にかけて、守口市長様、守口警察署長様、守口消防署長様を訪問させていただき、ご挨拶をさせていただきました。それぞれ、タイトなスケジュールの中、お時間をとっていただきまして、誠にありがとうございました。
 本校は、守口高校と守口北高校とが再編整備というかたちで統合されて新しい学校となり、12年目を迎えました。「守口」という市名は校名から消えてはいますが、地元守口市の支えなくしてはあり得ない学校でございます。市長様はじめ、市民の皆様には、常日ごろからお世話になり、感謝いたしております。生徒の育成ということに加えて、市への貢献ということも常に意識しながら、学校運営をさせていただければと思っています。
 また、守口警察署様には、「防犯教室」や「交通安全講習」といった学校行事等でたいへんお世話になり、また、本校生徒の登下校の様子も見守っていただきまして、とてもありがたく思っております。守口消防署様には、防災避難訓練等でご指導をいただき、また、生徒の病気や事故発生の際の救急搬送等でもお世話になっております。ありがとうございます。
 本校の教職員及び生徒一同、様々なお立場の方々に支えられているということに対して、常に感謝の気持ちを忘れずに、学校生活を営んでいきたいと考えております。今後とも、これまで同様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

11  3年生Breeze生徒菜園作り決意表明  2013年04月15日(月)
 4月15日(月)、3年生のBreeze生徒3人が、校長室を訪ねてくれました。「今年1年間かけて、菜園作りに取り組む」ということを私に伝えに来てくれたのです。「きゅうり、トマト等を作りたい。」と自分たちの思いや決意を述べてくれました。「土を耕すのとか、草抜きとか、水やりとか、特に、夏は、たいへんですよ。」と私が言うと、「大丈夫です。頑張りますから。」と心強い言葉が帰ってきました。頼もしいかぎりです。3年生だから、自分の進路獲得のための大切な時期、自分を奮い立たせる意味でも、この菜園作り、頑張って目標を達成してほしいと思います。時々、菜園で汗をかいている姿を見に行かせてもらいます。楽しみにしていますね。でも、けがのないように気を付けてくださいね。

10  八島公園の鯉のぼり  2013年04月14(日)
 先日、八島町会々長鯨様をはじめ役員の方々が、本校にご挨拶に来られました。3月に、八島町会「オリジナル鯉の制作」という催しが行われ、本校生徒の何人かがボランティアとして参加させていただきましたが、八島町の子ども会の皆さんからとても好評をいただいたということで、お褒めとお礼のお言葉を頂戴いたしました。こちらの方こそ、本校生徒にとって、異世代交流・地域連携といった貴重な体験をさせていただきましたこと、感謝の気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございました。
 そして、本日、4月14日(日)、3月に制作されました鯉のぼりが八島さくら公園に掲揚されるということをお聞きしましたので、公園に出向かせていただき、写真を撮らせていただきました。公園には、ぼたん桜が咲き、そこに、鯉のぼりが悠然とした姿で青い空に向かって泳いでいました。思わず、「♪ 甍の波と雲の波 ・・・」と口ずさんでしまいました。
 本校は、地域の方々との連携を大切にして、学校運営を行っております。今後とも、芦間高校が、この守口の地で、地域とともに歩んでいく学校として、地域の皆様に愛され続けるよう、力を尽くしてまいりたいと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

9  中学校訪問&市教委訪問  2013年04月12日(金)
 4月12日(金)、本日は、中学校訪問の3日目。錦中学校と八雲中学校を訪問させていただきました。
 錦中学校では、生徒の皆さんは「健康診断&スポーツテスト」を行っておられ、私はたくさんの生徒の方々にお会いしましたが、そのほとんどが、積極的に挨拶をしてくれました。とても清々しい気持ちになりました。生徒の皆さん、ありがとうございました。
 八雲中学校では、校長先生との会話が弾み、中高が連携して教員どうしの授業交流をしたいと提案され、お受けさせていただきました。本校では、学校経営計画の最重要項目として「授業改善」を掲げています。中学校における授業改革の姿に学ばせていただき、そのノウハウや考え方を本校の「魅力ある授業づくり」に反映させて、生徒の学力向上に生かしていきたいと思います。
 そして、午後には、守口市教育委員会様を訪問し、指導部長様にご挨拶をさせていただきました。指導部長様は、かつて、府教育委員会におられ、私は、その折に間接的ではありましたが、お仕事をご一緒させていただいておりました。そのようなこともあり、久しぶりの再会に感激いたしました。今後、市教委様とも、大いに連携をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

8  中学校訪問2日目  2013年04月11日(木)
 4月11日(木)、本日は、中学校訪問の2日目。第四中学校と第二中学校と庭窪中学校を訪問させていただきました。第四中学校、第二中学校へは、京阪電車西三荘駅から南方向に延びる長い遊歩道を歩いて行きました。ぼたん桜やパンジーなど、きれいに咲き誇る花々の中、さわやかなそよ風に吹かれて、朝の散策を楽しみながらの訪問となりました。
 そして、中学校の校長先生方とお話をさせていただく中で、「いま、守口市内の小・中学校は、その未来像の構築に向けて、着実な歩みをされている」ということがよく分かりました。府立学校もそうですが、市町村立の小・中学校も、様々な改革の途上にあります。小中連携、中高連携、高大連携等、校種の垣根を越えて連携しながら、それぞれの学校でお預かりしている児童・生徒の皆さんが安全で安心に学校生活を送れるようにするために、我々教職員が、より一層、ベクトルを合わせながら汗をかき、日々の教育活動の充実に努めなければならないということを改めて強く感じました。

7  中学校訪問  2013年04月10日(水)
 4月10日(水)、本日から、守口市内の中学校を訪問し、新年度のご挨拶をさせていただいております。本日は、梶中学校、大久保中学校、第一中学校、第三中学校を訪問させていただきました。私は、校長として、中高連携・地域連携を大切にしていきたいと考えています。高等学校は、その地域に支えられ、近隣の中学校のご協力のおかげで成り立っていると思っています。その意味で、中学校様の忌憚のないご意見を賜って、実のある学校経営を行っていくことが必要だと感じています。今後とも、緊密な中高連携・地域連携を末永く維持していきたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

6  入学式  2013年04月08日(月)
 4月8日(月)、本日は、午後に平成25年度入学式が行われ、新1年〔12期生〕の皆さんが、初々しい姿で式に臨んでくれました。天候にも恵まれ、12期生の皆さんの高校生活のスタートにふさわしい式となりました。これからの3年間、しっかりと自分の夢や志に向かって、着実に誠実に高校生活を送っていってほしいと願っています。
 以下に、学校長式辞の全文を掲載します。お読みいただければ幸甚に存じます。

式 辞 
 春爛漫の今日の佳き日に、第十二回入学式を挙行いたしましたところ、大阪府教育委員会ご代表様、大阪府議会議員様、後援会会長様、PTA会長様・副会長様、そして多くの保護者の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。
 そして、新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。本日より三年間、大切なお子様をお預かりすることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、ただいま入学を許可いたしました二百四十三名の新入生の皆さん、入学、おめでとうございます。十二期生の皆さんの入学を、本校教職員、及び、在校生一同、心より歓迎いたします。
 今日から皆さんは、芦間高等学校の大切な仲間です。芦間高校では、「一人一人が輝くための総合学科」というキャッチフレーズのもとに、それを実現するための仕組みがつくられ、様々な取組みがなされています。でも、もし、皆さんが受け身の姿勢で学校生活を送ろうとしているのであれば、それは「自分が輝ける」ことには繋がりません。自らが積極的に取り組んでこそ、自分の個性や能力を伸ばすことができます。
 そのために、まずは、勉強をしっかりと行ってください。進路を開拓する上で、あるいは、社会に出たときに、必要となる知識や技能をしっかりと身に付けてください。皆さんは、「十年後の自分のあるべき姿」というものを考えていますでしょうか。皆さんは、十年後、どのような大人になっているのでしょうか。「将来このようになりたい」という夢をしっかりと持ってください。そして、その夢の実現を目標として、しっかりと勉強をして、自らを高めていってください。
 二つめには、社会の中で他の人と繋がり、ともに世の中をつくっていく、という社会性を培ってもらいたいと思います。他の人の気持ちを思いやれる人、困っている人がいれば、その人に手を差し伸べることができる人、社会に積極的に参加できる人、に育っていってもらいたいと思っています。
 そのために、皆さんには、お願いしたいことがあります。
 まずは、挨拶を心がけてください。挨拶は、人と人とが繋がるきっかけとなります。友達に、先生方に、そして、学校を訪れる様々な人に、積極的に「おはよう」「こんにちは」「さようなら」と、笑顔で挨拶をしてください。そして、誰かにお世話になった時には、「ありがとう」と言って、心からの感謝の気持ちを表してください。
 次に、「友達と一緒になって、一つのものをつくり上げる」ということを大切にしてください。芦間高校では、様々な行事があります。楽しさを精いっぱい味わうために、友達と一緒になって知恵を絞り、満足のいくものを作り上げていってください。
 人が成長するためには、「何かを成し遂げる際に、百パーセントの力を出し切る」という経験が必要です。前に立ちふさがる壁を乗り越える経験を通して、人は成長するものです。一人で行わなくてはならないときもあるでしょうが、仲間と一緒になってこそ、そのような経験ができると思います。
 社会には、様々な立場の人がいます。この入学式には、たまがわ高等支援学校の共生推進教室に入ってこられた、三人の生徒の皆さんもおられます。共生推進教室に入学してこられた皆さんも、期待と不安の中、頑張っていこうという気持ちでいっぱいであろうと思います。私は、共生推進教室に入学してこられた生徒の皆さんと芦間高校に入学してこられた生徒の皆さんとが、この芦間高校で、ともに学び、ともに育ち、成長していってほしいと願っています。障がいのある人、ない人が、自分たちのできることを行い、互いに支え合って社会はつくられています。そのことを実感できるということは、とても素晴らしいことだと思います。「それが当たり前のこととして、行動できる人」になってほしいと思います。
 そして、卒業する時には、この芦間高校に入学して、「本当によかった」と思えるようになっていただきたいですし、芦間高校を卒業できたことを誇りに思っていただきたいです。どうか、自分の力を思う存分発揮し、勉強に、部活動に、学校行事にと、積極的に取り組んでいってください。
 最後に、保護者の皆様、「私たち教職員」は、心を一つにして、生徒の皆さんの成長のために全力を尽くしていく所存でございます。「保護者の皆様」と「私たち教職員」とが連絡を密にして、また、地域の皆様のお力もお借りして、「共に育てていく」という強い意志で臨んでいきたいと考えておりますので、どうか、本校の教育方針にご理解を賜り、ご支援、ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
 改めまして、新入生の皆さん、今日の感激を忘れないで、積極的にいろいろなことに挑戦し、健康で有意義な学校生活を送ってください。この芦間高校で、共に、頑張りましょう。
平成二十五年四月八日
大阪府立 芦間 高等学校長 大西 利男

5  着任式  2013年04月08日(月)
 4月8日(月)、始業式のあとに、着任式が行われました。新しく芦間高等学校に着任しました教職員を紹介させていただきます。
 国語科   丸山 清美 先生(交野高校より)
 理科    岡田  杏 先生(新規採用)
 理科    井上 純一 先生(布施高校より)
 保健体育科 武田 真貴子 先生(門真西高校より)
 美術科   北川 亜紀 先生(佐野支援学校より)
 美術科   笹田 康弘 先生(淀川工科高校より)
 書道科   澤山 季代 先生(新規採用)
 英語科   岸上 展久 先生(新規採用)
 福祉家庭科 山田 靖代 先生
 事務室主査 平田 義隆 さん(八尾翠翔高校より)
以上の教職員が芦間の新しいスタッフとして仲間入りし、生徒の皆さんの成長に寄与させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

4  第1学期始業式  2013年04月08日(月)
 4月8日(月)、本日は、午前中に、平成25年度第1学期の始業式が行われ、新2・3年の生徒の皆さんが、とても素晴らしい笑顔で体育館に集ってくれました。学校長式辞の中では、この3月に「全国高校生徒会大会」を自らの力で企画・主催した東京のとある高校の生徒会長(17歳)のことが紹介された新聞記事を引用し、この生徒さんがこれまでの経験を通して感じたという「同世代の行動力に刺激を受けたこと」「外の世界を知る大切さを痛感したこと」「今の大人は現状維持・前例主義にとらわれ過ぎているように見えること」等のコメントを紹介しました。私は、同世代の人たちが様々な場で活躍しているということを生徒の皆さんに伝え、そのことによって、自分を鼓舞する、あるいは、自分を見つめ直すきっかけにしていただけたらと思っています。今後も、そのような趣旨で、生徒の皆さんに語りかけていきたいと思っています。
 さあ、いよいよ、第1学期が本格的にスタートしました。生徒の皆さんには、今の新鮮な気持ちを忘れず、新しい学年での頑張りを期待したいものです。共に、頑張りましょう。

3  花見の会  2013年04月06日(土)
 4月6日(土)、本日は花見の会。PTAや後援会の皆様のご尽力のもと、地域の方々や歴代の校長先生をはじめとして、たくさんの方にお越しいただくことができました。前日までの天気予報では、荒れ模様の天候になるとのことでしたが、それほどの悪天候にはならず、ほっと一安心というところでした。会においては、吹奏楽部、軽音楽部、筝曲同好会等による演奏や、茶道部による野点が行われました。特に印象的だったのは、茶道部の皆さん。御手前を披露し終えたあとの安堵の表情が、何ともけなげな感じでした。お疲れ様でしたね。
 芦間高校は、守口高と守口北高の伝統を引き継ぎ、地域の皆様に支えられて教育活動を展開することができています。「地域の皆様との連携を大切にする学校」として、このような取組みをより一層充実させていきたいと思っています。今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。本日、お越しいただきました方々に、改めて、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

2  新入生登校日  2013年04月04日(木)
 4月4日(木)、本日は新入生の登校日であり、物品購入・身体計測・健康診断を行いました。健康診断においては、学校医の頼先生をはじめ3人の医師の方に内科検診を、また、学校歯科医の矢入先生に歯科検診をお願いしました。医師の方々からは、「新入生の皆さんの受診態度は極めて良好で、とてもスムーズに健診を行うことができました」とお褒めの言葉をいただきました。
 芦間高校では、総合学科という教育システムの中、生徒の皆さん一人一人が、自分の色彩で輝きながら日々の学校生活を送っています。その基盤となるのは、何と言っても、「心身の健康の保持・増進」だと思います。生徒の皆さんには、どうか、自分自身の健康管理を適切に行っていただいて、充実した芦間ライフにつなげていってほしいと思います。

1  校長着任のご挨拶  2013年04月01日(月)
 4月1日付けで、芦間高等学校の校長として着任いたしました大西利男でございます。
 芦間高校では、総合学科という教育システムを備え、「産業社会と人間」をはじめとして、生徒の皆さん一人一人を大切にしようという切なる思いを込めて、日々の教育活動を展開しています。また、芦間高校には、共生推進教室が設置され、たまがわ高等支援学校の生徒の皆さんと一緒に学びを進めています。
 このように、生徒の皆さんの育成のために素晴らしい取組みを行っている芦間高校に、校長として赴任させていただいたことに対しまして、とても光栄に存じますとともに、感謝を申し上げたいと思います。
 微力ではございますが、誠心誠意、学校運営に携わっていきたいと存じますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

    





大阪府立
芦間高等学校長
大西 利男 







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